JPH0438009B2 - - Google Patents
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- JPH0438009B2 JPH0438009B2 JP60021596A JP2159685A JPH0438009B2 JP H0438009 B2 JPH0438009 B2 JP H0438009B2 JP 60021596 A JP60021596 A JP 60021596A JP 2159685 A JP2159685 A JP 2159685A JP H0438009 B2 JPH0438009 B2 JP H0438009B2
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- JP
- Japan
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- signal
- inverted
- carry
- transistors
- gate
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- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
- G06F7/50—Adding; Subtracting
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
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- G06F7/50—Adding; Subtracting
- G06F7/501—Half or full adders, i.e. basic adder cells for one denomination
-
- G—PHYSICS
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- G06F7/50—Adding; Subtracting
- G06F7/505—Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination
- G06F7/506—Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination with simultaneous carry generation for, or propagation over, two or more stages
- G06F7/508—Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination with simultaneous carry generation for, or propagation over, two or more stages using carry look-ahead circuits
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mathematical Analysis (AREA)
- Pure & Applied Mathematics (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は各々がnビツト(ここにnを2以上の
自然数とする)から成る2つの2進数aおよびb
を加算するための論理全加算回路にあつて、該回
路が前記2進数a及びbの各ビツトai,bi(ここに
O≦i≦n)に対する反転OR−ゲート及び反転
AND−ゲートを具えており、これらの各ゲート
が前記ビツト信号aiを受信して反転OR−信号i+
bi及び反転AND−信号i・iを形成するように
し、前記全加算回路が前記ビツト信号ai及びbi並
びにこれらのビツト信号に関連する桁上げ信号ci
及び/又は該桁上げ信号の反転信号iから和信号
siを形成すする和回路も具えており、さらに前記
全加算回路がすべての反転OR−信号i+i及び反
転AND−信号i・i(ここにO≦i≦n)から有
効係数n+1を有する桁上げ先取り信号Co+1を発
生させる桁上げ先取り信号回路も具えている論理
全加算回路に関するものである。
自然数とする)から成る2つの2進数aおよびb
を加算するための論理全加算回路にあつて、該回
路が前記2進数a及びbの各ビツトai,bi(ここに
O≦i≦n)に対する反転OR−ゲート及び反転
AND−ゲートを具えており、これらの各ゲート
が前記ビツト信号aiを受信して反転OR−信号i+
bi及び反転AND−信号i・iを形成するように
し、前記全加算回路が前記ビツト信号ai及びbi並
びにこれらのビツト信号に関連する桁上げ信号ci
及び/又は該桁上げ信号の反転信号iから和信号
siを形成すする和回路も具えており、さらに前記
全加算回路がすべての反転OR−信号i+i及び反
転AND−信号i・i(ここにO≦i≦n)から有
効係数n+1を有する桁上げ先取り信号Co+1を発
生させる桁上げ先取り信号回路も具えている論理
全加算回路に関するものである。
斯種の全加算回路は例えば“Signetics type
SN 7483”又は“Motorola type MC 14008”
のような種々の形式の集積回路形態で市販されて
いる。これらの回路は、昇順有効係数
(ascending significance)ビツトを種々加えて
いる間に発生する桁上げ信号から桁上げ先取り
(carry look−ahead)信号を形成する原理を利
用しており、上記桁上げ先取り信号は、つぎに高
い有効係数よりも高い有効係数を有しているビツ
トが加算ゲートに供給されている間は正しい論理
値を有する。信号a及びbの昇順有効係数を有す
るビツトを順次a0,a1,a2等及びb0,b1,b2等の
ように表わせば、桁上げ信号c1は桁上げ先取り原
理の採用以前に加算処理a0+b0によつて形成され
ており、上記桁上げ信号は信号a1及びb1の加算ゲ
ートに供給され、ついでこの加算中に形成される
桁上げ信号c2が信号a2及びb2の加算ゲートに供給
され、以下同様に桁上げ信号が順次加算ゲートに
供給されるため、前段ゲートすべてにおける加算
処理が完全に終了する前までは信号aoおよびboの
n番図のゲートでの加算処理を開始させることが
できない。いずれかの他の方法に先だつて、桁上
げ先取り信号coを桁上げ先取り原理に従つて発生
させることにより実質上計算速度を高めることが
できる。なお、本明細書にて用いている「有効係
数」とは2進数の位取り表現における数字位置に
関する有意ビツトを意味するものとする。
SN 7483”又は“Motorola type MC 14008”
のような種々の形式の集積回路形態で市販されて
いる。これらの回路は、昇順有効係数
(ascending significance)ビツトを種々加えて
いる間に発生する桁上げ信号から桁上げ先取り
(carry look−ahead)信号を形成する原理を利
用しており、上記桁上げ先取り信号は、つぎに高
い有効係数よりも高い有効係数を有しているビツ
トが加算ゲートに供給されている間は正しい論理
値を有する。信号a及びbの昇順有効係数を有す
るビツトを順次a0,a1,a2等及びb0,b1,b2等の
ように表わせば、桁上げ信号c1は桁上げ先取り原
理の採用以前に加算処理a0+b0によつて形成され
ており、上記桁上げ信号は信号a1及びb1の加算ゲ
ートに供給され、ついでこの加算中に形成される
桁上げ信号c2が信号a2及びb2の加算ゲートに供給
され、以下同様に桁上げ信号が順次加算ゲートに
供給されるため、前段ゲートすべてにおける加算
処理が完全に終了する前までは信号aoおよびboの
n番図のゲートでの加算処理を開始させることが
できない。いずれかの他の方法に先だつて、桁上
げ先取り信号coを桁上げ先取り原理に従つて発生
させることにより実質上計算速度を高めることが
できる。なお、本明細書にて用いている「有効係
数」とは2進数の位取り表現における数字位置に
関する有意ビツトを意味するものとする。
これがため従来回路は、信号a0,a1……ao-1及
びb0,b1……bo-1が入力された場合に、出力が桁
上げ先取り信号coを直接供給するような真理値表
を包含している別個の算術ユニツトを利用してい
る。桁上げ先取り信号を発生させるためには、信
号i+i及びi・iを反転OR−ゲート及び反転
AND−ゲートによつて発生させる。全加算回路
は斯かる桁上げ先取り信号回路以外に、加算すべ
き2進数の各ビツトに対して和信号発生用の和回
路と、所望な高次の和信号を得るのに必要とされ
る桁上げ信号発生用の桁上げ回路も備えている。
従つてこのためには非常に多数の論理ゲートが必
要であることは明らかである。
びb0,b1……bo-1が入力された場合に、出力が桁
上げ先取り信号coを直接供給するような真理値表
を包含している別個の算術ユニツトを利用してい
る。桁上げ先取り信号を発生させるためには、信
号i+i及びi・iを反転OR−ゲート及び反転
AND−ゲートによつて発生させる。全加算回路
は斯かる桁上げ先取り信号回路以外に、加算すべ
き2進数の各ビツトに対して和信号発生用の和回
路と、所望な高次の和信号を得るのに必要とされ
る桁上げ信号発生用の桁上げ回路も備えている。
従つてこのためには非常に多数の論理ゲートが必
要であることは明らかである。
本発明の目的は論理ゲートの個数及びこれらの
各ゲートを構成する素子(トランジスタ)の数を
十分に低域させることができ、また各素子による
遅延回数を低減させることにより加算結果を直ち
に利用し得るようにした全加算回路を提供するこ
とにある。
各ゲートを構成する素子(トランジスタ)の数を
十分に低域させることができ、また各素子による
遅延回数を低減させることにより加算結果を直ち
に利用し得るようにした全加算回路を提供するこ
とにある。
これがため、本発明による全加算回路は、前記
和回路の各々が論理ゲートを具え、該論理ゲート
がビツト信号ai及びbi並びに反転AND−信号i・
biを受信して該論理ゲートの第1出力端子に論理
信号i・i(ai+bi)を形成すると共に該論理ゲー
トの第2出力端子に反転論理信号i・i・(ai+bi)
を形成するようにし、かつ前記和回路が電子スイ
ツチも具え、これらのスイツチによつて前記桁上
げ信号ci及び/又はその反転信号i制御下で前記
論理ゲートの第1出力端子又は第2出力端子のい
ずれかを第1接続点に接続して、該第1接続点に
反転和信号iを発生させるようにしたことを特徴
とする論理全加算回路。
和回路の各々が論理ゲートを具え、該論理ゲート
がビツト信号ai及びbi並びに反転AND−信号i・
biを受信して該論理ゲートの第1出力端子に論理
信号i・i(ai+bi)を形成すると共に該論理ゲー
トの第2出力端子に反転論理信号i・i・(ai+bi)
を形成するようにし、かつ前記和回路が電子スイ
ツチも具え、これらのスイツチによつて前記桁上
げ信号ci及び/又はその反転信号i制御下で前記
論理ゲートの第1出力端子又は第2出力端子のい
ずれかを第1接続点に接続して、該第1接続点に
反転和信号iを発生させるようにしたことを特徴
とする論理全加算回路。
本発明による全加算回路はOR−ゲート及び
AND−ゲートを桁上げ先取り信号用に予じめ設
ける以外に、加算すべき2進数の各ビツトに対し
て、僅か1個の他の論理ゲート(これはCMOS
トランジスタ技法で僅か8個のトランジタで構成
する必要がある)と、幾つかの電子スイツチ(こ
の各電子スイツチは既知の如く例えばCMOS技
法で電界効果トランジスタで構成するか、又はP
−及びN−チヤネルトランジスタを並列接続して
構成することができる)とを具えるようにするこ
とができる。従つて必要な素子数が十分に低減さ
れるため、加算回路にて生ずる遅延時間も短くな
り好適である。
AND−ゲートを桁上げ先取り信号用に予じめ設
ける以外に、加算すべき2進数の各ビツトに対し
て、僅か1個の他の論理ゲート(これはCMOS
トランジスタ技法で僅か8個のトランジタで構成
する必要がある)と、幾つかの電子スイツチ(こ
の各電子スイツチは既知の如く例えばCMOS技
法で電界効果トランジスタで構成するか、又はP
−及びN−チヤネルトランジスタを並列接続して
構成することができる)とを具えるようにするこ
とができる。従つて必要な素子数が十分に低減さ
れるため、加算回路にて生ずる遅延時間も短くな
り好適である。
以下図面につき本発明を説明する。
第1図はnビツト2進数a及びbの複数個のビ
ツトの各々、例えばビツトai,biを処理するため
の本発明による全加算回路に対する1つの回路段
10を示したものである。i番目の各ビツトを処
理するのにも第1図に示すような回路段10が必
要である。回路段10は反転OR−ゲート1及び
反転AND−ゲート3を具えており、これらの各
ゲートは反転OR−信号i・i及び反転AND−信
号i・iをそれぞれ発生する。なお、斯種のゲー
ト回路は一般に既知のものである。回路段10は
和回路20も具えており、この和回路は論理ゲー
ト5及び電子スイツチ7,9を具えている。論理
ゲート5は信号ai,bi及びi・iを受信して、この
論理ゲート5の第1出力端子11及び第2出力端
子13にそれぞれつぎのような信号、即ち (i・i)・(ai+bi)及び(i・i)・(ai+bi
)を発
生する。これらの信号については第2図につき後
に詳述する。上記出力端子11及び13はスイツ
チ7及び9を介して第1接続点15に接続する。
スイツチ7及び9を桁上げ信号ci及び/又はそ反
転信号iで制御して、上記接続点15に反転和信
号iが形成されるようにする。この信号iは接続
点15に接続したインバータ17によつて和信号
siに変換されて出力端子19に転送される。
ツトの各々、例えばビツトai,biを処理するため
の本発明による全加算回路に対する1つの回路段
10を示したものである。i番目の各ビツトを処
理するのにも第1図に示すような回路段10が必
要である。回路段10は反転OR−ゲート1及び
反転AND−ゲート3を具えており、これらの各
ゲートは反転OR−信号i・i及び反転AND−信
号i・iをそれぞれ発生する。なお、斯種のゲー
ト回路は一般に既知のものである。回路段10は
和回路20も具えており、この和回路は論理ゲー
ト5及び電子スイツチ7,9を具えている。論理
ゲート5は信号ai,bi及びi・iを受信して、この
論理ゲート5の第1出力端子11及び第2出力端
子13にそれぞれつぎのような信号、即ち (i・i)・(ai+bi)及び(i・i)・(ai+bi
)を発
生する。これらの信号については第2図につき後
に詳述する。上記出力端子11及び13はスイツ
チ7及び9を介して第1接続点15に接続する。
スイツチ7及び9を桁上げ信号ci及び/又はそ反
転信号iで制御して、上記接続点15に反転和信
号iが形成されるようにする。この信号iは接続
点15に接続したインバータ17によつて和信号
siに変換されて出力端子19に転送される。
次に高い桁のビツトを加算するため加算段おけ
るスイツチを制御するのに仕える桁上げ信号ci+1
及びその反転信号i+1を得るためには反転OR−
信号i+i及び反転AND−信号i・iをスイツチ
21及び23を介して第2接続点25に供給す
る。この第2接続点25には反転桁上げ信号i+1
が得られ、この信号はインバータ27を介して桁
上げ信号ci+1に変換されて出力端子29に転送さ
れる。
るスイツチを制御するのに仕える桁上げ信号ci+1
及びその反転信号i+1を得るためには反転OR−
信号i+i及び反転AND−信号i・iをスイツチ
21及び23を介して第2接続点25に供給す
る。この第2接続点25には反転桁上げ信号i+1
が得られ、この信号はインバータ27を介して桁
上げ信号ci+1に変換されて出力端子29に転送さ
れる。
スイツチ9及び21はN−チヤネル電界効果ト
ランジスタとし、これらのトランジスタをいずれ
も桁上げ信号ciによつて制御する。スイツチ7及
び23の各々はN−チヤネル電界効果トランジス
タとP−チヤネル電界効果トランジスタとを並列
接続したものとし、これらの各N−チヤネルトラ
ンジスタそれぞれ反転桁上げ信号i及び桁上げ信
号ciによつて制御する。
ランジスタとし、これらのトランジスタをいずれ
も桁上げ信号ciによつて制御する。スイツチ7及
び23の各々はN−チヤネル電界効果トランジス
タとP−チヤネル電界効果トランジスタとを並列
接続したものとし、これらの各N−チヤネルトラ
ンジスタそれぞれ反転桁上げ信号i及び桁上げ信
号ciによつて制御する。
第2図は第1図に示したように全加算回路10
に対する論理ゲート5の一例を示す回路図であ
る。この論理ゲート5は相補形電界効果トランジ
スタで構成し、これは入力段30及びインバータ
40を具えている。インバータ40は第1図にも
示すように論理ゲート5の出力端子に接続する。
入力段30は直列接続した2個のP−チヤネルト
ランジスタ31,32を具えており、これらのト
ランジスタをそれぞれ信号ai及びbiによつて制御
する。上記直列接続のP−チヤネルトランジスタ
31,32には第3P−チヤネルトランジスタ3
3を並列に接続し、この第3トランジスタを反転
AND−信号i・iによつて制御する。入力段30
は並列接続した2個のN−チヤネルトランジスタ
34,35も具えており、これらのトランジスタ
を信号ai及びbiによつてそれぞれ制御する。上記
並列接続のN−チヤネルトランジスタには第3N
−チヤネルトランジスタ36を直列に接続し、こ
の第3N−チヤネルトランジスタ36を反転AND
−信号i・iによつて制御する。N−及びP−チ
ヤネルトランジスタ32,33,34,35の共
通接続点は論理ゲート5の第1出力端子を成す。
論理ゲート5は既のインバータ40も具えてお
り、このインバータ40は相補形トランジスタ3
7,38で構成する。インバータ40の入力端子
は前記第1出力端子に接続し、インバータ40の
出力端子は論理ゲート5の第2出力端子13とす
る。論理ゲート5の第1及び第2出力端子にはそ
れぞれつぎのような信号が発生する。即ち、 (i・i)・(ai+bi)及び(i・i)・(ai+bi
) 第3図は本発明による全加算回用の桁上げ先取
り信号回路50の一例を示す回路図である。n−
ビツト全加算回路における桁上げ先取り信号回路
50は、反転OR−及び反転AND−信号i+i及
びi・iを受信し、これらの信号から桁上げ先取
り信号co+1を取出すことができる。これはつぎの
ようなことが成立するからである。即ち、1 0 ・0+0・(0+0)=0+0+0・(
0+
b0)2 =1+1+1・(a1+b1)3 =2+2+2・(a2+b2)等 前述した所から明らかなように、本発明による
全加算回路用の桁上げ先取り信号回路50は、絶
縁ゲート電極を具えている相補形電界効果トラン
ジスタで構成するのが好適である。
に対する論理ゲート5の一例を示す回路図であ
る。この論理ゲート5は相補形電界効果トランジ
スタで構成し、これは入力段30及びインバータ
40を具えている。インバータ40は第1図にも
示すように論理ゲート5の出力端子に接続する。
入力段30は直列接続した2個のP−チヤネルト
ランジスタ31,32を具えており、これらのト
ランジスタをそれぞれ信号ai及びbiによつて制御
する。上記直列接続のP−チヤネルトランジスタ
31,32には第3P−チヤネルトランジスタ3
3を並列に接続し、この第3トランジスタを反転
AND−信号i・iによつて制御する。入力段30
は並列接続した2個のN−チヤネルトランジスタ
34,35も具えており、これらのトランジスタ
を信号ai及びbiによつてそれぞれ制御する。上記
並列接続のN−チヤネルトランジスタには第3N
−チヤネルトランジスタ36を直列に接続し、こ
の第3N−チヤネルトランジスタ36を反転AND
−信号i・iによつて制御する。N−及びP−チ
ヤネルトランジスタ32,33,34,35の共
通接続点は論理ゲート5の第1出力端子を成す。
論理ゲート5は既のインバータ40も具えてお
り、このインバータ40は相補形トランジスタ3
7,38で構成する。インバータ40の入力端子
は前記第1出力端子に接続し、インバータ40の
出力端子は論理ゲート5の第2出力端子13とす
る。論理ゲート5の第1及び第2出力端子にはそ
れぞれつぎのような信号が発生する。即ち、 (i・i)・(ai+bi)及び(i・i)・(ai+bi
) 第3図は本発明による全加算回用の桁上げ先取
り信号回路50の一例を示す回路図である。n−
ビツト全加算回路における桁上げ先取り信号回路
50は、反転OR−及び反転AND−信号i+i及
びi・iを受信し、これらの信号から桁上げ先取
り信号co+1を取出すことができる。これはつぎの
ようなことが成立するからである。即ち、1 0 ・0+0・(0+0)=0+0+0・(
0+
b0)2 =1+1+1・(a1+b1)3 =2+2+2・(a2+b2)等 前述した所から明らかなように、本発明による
全加算回路用の桁上げ先取り信号回路50は、絶
縁ゲート電極を具えている相補形電界効果トラン
ジスタで構成するのが好適である。
4ビツト桁上げ先取り信号回路に対してはつぎ
のようにするのが好適である。即ち、第1図に示
した回路のゲート1及び3の出力端子に予じめ信
号i+i及びi・i(0≦i≦3)を発生させる。
のようにするのが好適である。即ち、第1図に示
した回路のゲート1及び3の出力端子に予じめ信
号i+i及びi・i(0≦i≦3)を発生させる。
実際上、上記論理式は入力ビツト信号ai,biの
積i・iを昇順有効係数に応じて直接接続のN−
チヤネルトランジスタ52〜55の入力端子にそ
れぞれ供給することにより簡単に実現することが
でき、これらビツトの和信号i+iは昇順有効係
数に応じてN−チヤネルトランジスタ56〜59
に供給する。
積i・iを昇順有効係数に応じて直接接続のN−
チヤネルトランジスタ52〜55の入力端子にそ
れぞれ供給することにより簡単に実現することが
でき、これらビツトの和信号i+iは昇順有効係
数に応じてN−チヤネルトランジスタ56〜59
に供給する。
なお、N−チヤネルトランジスタ56〜59の
各々は上記直列接続のN−チヤネルトランジスタ
52〜55の直列段に順次その数を増やして並列
に接続する。トランジスタ51には反転桁上げ信
号0(carry−in)を供給する。この際トランジ
スタ51とP−チヤネル電界効果トランジスタ6
0との接続点に桁上げ先取り信号c4が発生し、こ
の信号は既知のインバータ70(これはP−及び
N−チヤネル電界効果トランジスタで構成する)
を介して反転桁上げ先取り信号4に変換される。
この信号4は次の縦続接続した全加算器に入力信
号として供給することができる。
各々は上記直列接続のN−チヤネルトランジスタ
52〜55の直列段に順次その数を増やして並列
に接続する。トランジスタ51には反転桁上げ信
号0(carry−in)を供給する。この際トランジ
スタ51とP−チヤネル電界効果トランジスタ6
0との接続点に桁上げ先取り信号c4が発生し、こ
の信号は既知のインバータ70(これはP−及び
N−チヤネル電界効果トランジスタで構成する)
を介して反転桁上げ先取り信号4に変換される。
この信号4は次の縦続接続した全加算器に入力信
号として供給することができる。
第1図は本発明による論理全加算回路の一例を
示す回路図、第2図は本発明による全加算回路用
の論理ゲートの一例を示す回路図、第3図は本発
明による全加算回路用の桁上げ先取り信号回路の
一例を示す回路図である。 1……反転OR−ゲート、3……反転AND−ゲ
ート、5……論理ゲート、7,9……電子スイツ
チ(電界効果トランジスタ)、10……全加算回
路の1つの加算段、13……論理ゲートの第2出
力端子、15……第1接続点、17……インバー
タ、19……出力端子、20……和回路、21,
23……電子スイツチ(電界効果トランシスタ)、
25……第2接続点、27……インバータ、29
……出力端子、30……論理ゲート入力段、31
〜33,37……P−チヤネルトランジスタ、3
4〜36,38……N−チヤネルトランジスタ、
40……インバータ、50……桁上げ先取り信号
回路、51〜59……N−チヤネルトランジス
タ、60……P−チヤネルトランジスタ、70…
…インバータ。
示す回路図、第2図は本発明による全加算回路用
の論理ゲートの一例を示す回路図、第3図は本発
明による全加算回路用の桁上げ先取り信号回路の
一例を示す回路図である。 1……反転OR−ゲート、3……反転AND−ゲ
ート、5……論理ゲート、7,9……電子スイツ
チ(電界効果トランジスタ)、10……全加算回
路の1つの加算段、13……論理ゲートの第2出
力端子、15……第1接続点、17……インバー
タ、19……出力端子、20……和回路、21,
23……電子スイツチ(電界効果トランシスタ)、
25……第2接続点、27……インバータ、29
……出力端子、30……論理ゲート入力段、31
〜33,37……P−チヤネルトランジスタ、3
4〜36,38……N−チヤネルトランジスタ、
40……インバータ、50……桁上げ先取り信号
回路、51〜59……N−チヤネルトランジス
タ、60……P−チヤネルトランジスタ、70…
…インバータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 各々がnビツト(ここにnを2以上の自然数
とする)から成る2つの2進数aおよびbを加算
するための論理全加算回路であつて、該回路が前
記2進数a及びbの各ビツトai,bi(ここに0≦i
≦n)に対する反転OR−ゲート及び反転AND−
ゲートを備えており、これらの各ゲートが前記ビ
ツト信号ai及びbiを受信して反転OR−信号i+i
及び反転AND−信号i・iを形成するようにし、
前記全加算回路が前記ビツト信号ai及びbi並びに
これらのビツト信号に関連する桁上げ信号ci及
び/又は該桁上げ信号の反転信号iから和信号si
を形成する和回路も具えており、さらに前記全加
算回路がすべて反転OR−信号i+i及び反転
AND−信号i・i(ここに0≦i≦n)から有効
係数n+1を有する桁上げ先取信号co+1を発生さ
せる桁上げ先取信号回路も具えている論理全加算
回路において、前記和回路の各々が論理ゲートを
具え、該論理ゲートがビツト信号ai及びbi並びに
反転AND−信号i・iを受信して該論理ゲートの
第1出力端子に論理信号i・i(ai+bi)を形成す
ると共に該論理ゲートの第2出力端子に反転論理
信号i・i(ai+bi)を形成するようにし、かつ前
記和回路が電子スイツチも具え、これらのスイツ
チによつて前記桁上げ信号ci及び/又はその反転
信号iの制御下で前記論理ゲートの第1出力端子
又は第2出力端子のいずれかを第1接続点に接続
して、該第1接続点に反転和信号iを発生させる
ようにしたことを特徴とする論理全加算回路。 2 前記全加算回路が前記反転OR−信号i+i及
び前記反転AND−信号i・i並びに桁上げ信号ci
及び/又は該桁上げ信号の反転信号iから反転桁
上げ信号i+1を発生させるための桁上げ信号回路
を具え、該桁上げ信号回路が電子スイツチを具
え、これらのスイツチによつて前記桁上げ信号ci
及び/又はその反転信号iの制御下で前記反転
OR−ゲートの出力端子又は前記反転AND−ゲー
トの出力端子のいずれかを第2接続点に接続し
て、該第2接続点に反転桁上げ信号i+1を発生さ
せるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の論理全加算回路。 3 前記全加算回路を相補形の絶縁ゲート電界効
果トランジスタで構成するようにした特許請求の
範囲第2項に記載の論理全加算回路において、前
記電子スイツチのすべてを4個のN−チヤネル電
界効果トランジスタで構成し、これらのトランジ
スタの内の第1及び第2トランジスタによつて前
記論理ゲートの前記第2及び第1出力端子をそれ
ぞれ前記第1接続点に接続し、前記電界効果トラ
ンジスタの内の第3及び第4のトランジスタによ
つて前記反転OR−ゲートの出力端子及び前記反
転AND−ゲートの出力端子をそれぞれ前記第2
接続点に接続し、前記第1及び第3トランジスタ
を桁上げ信号ciで制御すると共に、前記第2及び
第4トランジスタを反転桁上げ信号iで制御する
ようにしたことを特徴とする論理全加算回路。 4 前記第2及び第4トランジスタにそれぞれ並
列に前記桁上げ信号ciによつて制御されるP−チ
ヤネル電界効果トランジスタを接続したことを特
徴とする特許請求の範囲第3項に記載の論理全加
算回路。 5 2個直列に接続したインバータを前記第2接
続点に接続して、これらのインバータの出力端子
に有効係数がそれぞれi+1の桁上げ信号i+1を
発生させるようにしたことを特徴とする特許請求
の範囲第3項に記載の論理全加算回路。 6 前記論理ゲートが:各ゲート電極にてビツト
信号ai及びbiをそれぞれ受信する2個直列に接続
したP−チヤネルトランジスタと;これら2個の
P−チヤネルトランジスタに並列に接続され、ゲ
ート電極が前記反転AND−信号i・iを受信する
他のP−チヤネルトランジスタと;前記並列接続
のP−チヤネルトランジスタに直列に接続され、
各ゲート電極が前記ビツト信号ai及びbiをそれぞ
れ受信する2個並列に接続したN−チヤネルトラ
ンジスタと;これら2個並列に接続したトランジ
スタに直列に接続され、ゲート電極が前記反転
AND−信号i・iを受信する他のN−チヤネルト
ランジスタと;P−チヤネルトランジスタ及びN
−チヤネルトランジスタから成るインバータ;と
を具えており、前記インバータを構成するP−及
びN−チヤネルトランジスタのゲート電極を、前
記論理ゲートの第1出力端子を形成するP−及び
N−チヤネルトランジスタの接続点に接続し、前
記インバータの出力端子が前記論理ゲートの第2
出力端子を形成するようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第3,4及び5項のいずれかに記
載の論理全加算回路。 7 前記桁上げ先取信号回路がトランジスタの第
1直列回路を具えており、これらのトランジスタ
のゲート電極が昇順有効係数を有するAND−信
号i・iを受信し、ゲート電極が最低有効係数0
のAND−信号a0・b0を受信するトランジスタを、
ゲート信号が有効係数0の桁上げ信号c0を受信す
る桁上げ信号用トランジスタに直列に接続し、該
桁上げ信号用トランジスタと前記第1直列回路か
らのm個の他のトランジスタとの直列接続の各段
にそれぞれ1個づつトランジスタを並列に接続
し、前記mの値を1からnまでの任意の値とし、
前記1個づつのトランジスタの各ゲート電極が
OR−信号n-1+n-1を受信するようにしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれ
かに記載の論理全加算回路。 8 前記桁上げ先取信号回路にて直列及び並列に
接続されるトランジスタをN−チヤネル電界効果
トランジスタとし、これらの電界効果トランジス
タを2つの電源端子間に接続する単一のP−チヤ
ネル電界効果トランジスタに直列に接続するよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第7項に
記載の論理全加算回路。
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