JPH04172011A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH04172011A
JPH04172011A JP2300344A JP30034490A JPH04172011A JP H04172011 A JPH04172011 A JP H04172011A JP 2300344 A JP2300344 A JP 2300344A JP 30034490 A JP30034490 A JP 30034490A JP H04172011 A JPH04172011 A JP H04172011A
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JP
Japan
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signal
output node
logic
circuit
carry
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JP2300344A
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Yoshitsugu Inoue
喜嗣 井上
Shinichi Uramoto
浦本 紳一
Shinichi Nakagawa
伸一 中川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/50Adding; Subtracting
    • G06F7/501Half or full adders, i.e. basic adder cells for one denomination
    • G06F7/503Half or full adders, i.e. basic adder cells for one denomination using carry switching, i.e. the incoming carry being connected directly, or only via an inverter, to the carry output under control of a carry propagate signal
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • H03K17/693Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F2207/38Indexing scheme relating to groups G06F7/38 - G06F7/575
    • G06F2207/48Indexing scheme relating to groups G06F7/48 - G06F7/575
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    • G06F2207/4812Multiplexers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は一般に、高速性を必要とされる半導、体集積
回路に関し、特に、複数の入力信号から1つのa号を選
択する選択機能を有する半導体集積回路、全加算機能を
備える半導体集積回路および桁上げ先見機能を有する加
算回路を備える半導体集積回路に関する。
[従来の技術] 半導体集積回路は、選択機能、加算機能および積算機能
を実現する論理回路を含む。このような論理回路におい
ては、一般に伝送ゲートが数多く用いられる。
第18図は従来の2人力選択回路の構成を示す図であり
、たとえば「プリンシプル・オブ・CMO8VLSI・
デザイン」、アジソンーウエズリ出版社、1985年発
行の第202頁に示されている。
jlll 81!Iにおいて、この2人力選択回路は、
入力ノード1aに与えられた入力信号Aを選択信号SE
Lおよび5ELBに応答して出力ノード2へ伝達するゲ
ート回路TG1と、入力ノード1bに与えられた入力信
号Bを制御信号SELおよび5ELBに応答して出力ノ
ード2へ伝達するゲート回路TG2を含む。
ゲート回路TGIおよびTG2は同一の構成を有してお
り、pチャネルMosトランジスタ(pチャネル絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタ)QlおよびnチャネルM
O8)ランジスタQ2を含む。ゲート回路TGIのpチ
ャネルMO8)ランジスタQ1はそのゲートに制御信号
SELを受け、ゲート回路TG2のpチャネルMO8)
ランジスタQ1は制御信号5ELBをそのゲートに受け
る。
ゲート回路TG1のnチャネルMO3)ランジスタQ2
はそのゲートに相補制御信号5ELBを受け、ゲート回
路TG2のnチャネルMO8)ランジスタQ2は制御信
号SELを受ける。
入力信号AおよびBは、ともに論理″1”および“0”
のいずれかの値をとる2値論理信号である。以下の説明
においては、論理“1”および論理“0″の値をとる2
値表示の論理信号を単に論理信号と称す。
制御信号SELは、論理“1”および論理“0”のいず
れかの値をとる。相補制御信号5ELBは、制御信号S
ELの否定信号である。すなわち、制御1信号sELが
論理“1”のとき、相補制御信号5ELBは論理“0“
となり、制御信号SELが論理“O”のとき、相補制御
信号5ELBは論理“1″となる。
この論理“1”および“0”は電位の“H”および”L
”のいずれに対応させてもよいが、以下の説明において
は、論理“1”を電位“H”に対応させ、論理“0”を
電位“L”に対応させる。
次に動作について説明する。
制御信号SELが“0”の場合、ゲート回路TG1がオ
ン状態(導通状態)となり、−ゲート回路TG2がオフ
状態(遮断状態)となる。したがって、入力ノード1a
および1bに入力された論理信号AおよびBのうち論理
信号Aが選択され、ゲート回路TGIを介して出力ノー
ド2へ伝達される。
制御信号SELが“1”の場合、ゲート回路TG1がオ
フ状態となり、ゲート回路TG2がオン状態となる。し
たがって、この場合には、入力論理信号AおよびBのう
ち論理信号Bがゲート回路TG2を介して出力ノード2
へ伝達される。すなわち、この第18図に示す2人力選
択回路は、制御信号SELに従って、入力論理信号Aお
よびBのうちのいずれか一方を選択して出力ノード2へ
出力信号2として出力する機能を備える。
第19図は従来の全加算回路の構成を示す図であり、た
とえば特公昭55−1619号公報に示されている。第
19図において、全加算回路は、入力ノード1aおよび
1bにそれぞれ与えられる第1および第2の論理信号A
およびBを受けて制御信号PGを発生する排他的OR回
路20aと、第1および第2の論理信号AおよびBを受
けて相補制御信号PCBを発生する排他的NOR回路2
0bと、入力ノードICへ与えられる第3の論理信号C
を受けるインバータ回路13と、論理信号Aを受けるイ
ンバータ回路14を含む。排他的OR回路20aは、論
理信号AおよびBの論理値が異なるときに“1”の信号
を発生する。排他的NOR回路20bは、論理信号Aお
よび論理信号Bの論理値が等しいときに“1″の信号を
出力する。
この全加算回路はさらに、制御信号PGおよびPGBに
応答して、論理信号Cを選択的に出力ノード4a′へ通
過させる箪1のゲート回路TG11と、制御信号PGお
よびPGBに応答して、インバータ回路13からの出力
信号CBを選択的に出力ノード4a’へ伝達する第2の
ゲート回路TG12と、制御信号PGおよびPGBに応
答してインバータ回路14からの出力信号ABを選択的
に出力ノード4b’へ伝達する第3のゲート回路TG1
3と、制御信号PGおよびPGBに応答して、インバー
タ回路13からの出力信号CBを選択的に出力ノード4
b’へ伝達する第4のゲート回路TG14を含む。この
ゲート回路TGII〜TG14は、ともに同一の構成を
有しており、pチャネルMOSトランジスタQ1とnチ
ャネルMOSトランジスタQ2との並列体により形成さ
れる。これらのMOS)ランジスタQ1およびQ2のゲ
ートへは制御信号PGまたはPGBが与えられる。
ゲート回路TGIIとゲート回路TG14は同時に導通
状態となり、またゲート回路TG12とゲート回路TG
13が同時に導通状態となる。ゲート回路TG11およ
びTG14とゲート回路TG12およびTG13とは互
いに相補的にオン状態となる。
この出力ノード4a’ に伝達された論理信号SBはイ
ンバータ回路15aを介して出力論理信号Sに変換され
る。出力ノード4b’ に伝達された出力論理信号CO
Bは、インバータ回路15bにより出力論理信号COに
変換される。この出力ノード4aおよび4bに伝達され
る論理信号SおよびCOは、それぞれ第1ないし第3の
論理信号A。
BおよびCの加算結果(A + B + C)の第1桁
目および第2折目をそれぞれ示す論理信号である。  
□ここで、第1桁目は下位ビットであり、第2桁目は上
位ビットである。
第20図は、この第19図に示す全加算回路の入力論理
信号および出力論理信号の関係を一覧にして示す図であ
る。第20図においては、また、この全加算回路におい
て発生される制御信号および各ゲート回路の動作状態も
合わせて示している。
次に動作について簡単に説明する。
入力論理信号AおよびBが同じ論理値を持つ場合、排他
的OR回路20aからの制御信号PGは“0”となり、
排他的NOR回路20bからの制御信号PCBが“1”
となる。これにより、ゲート回路TG12およびTG1
3がオン状態となる。
この状態においては、インバータ回路13および14か
らの出力論理信号CBおよびABがそれぞれ出力ノード
4a’ および4b’ へ伝達される。
すなわち、論理信号Aと論理信号Bが等しいとき、この
3人力論理信号A、BおよびCの加算結果の第1桁目の
ビット値Sは、論理信号Cにより決定される。したがっ
て、この場合、第1桁目のデータとしてインバータ回路
13からの出力信号CBが選択され、出力ノード4a’
へ伝達される。
一方、上位ピッ′トにおいては、論理信号Aが0であれ
ば、加算結果(A+B+C)の第2桁目のビット値は“
0”であり、論理信号Aが“1”の場合、この加算結果
(A+B+C)の第2桁目は“1”となる。したがって
、この場合にはインノく一夕回路14からの出力論理信
号ABが出力ノード4b’へ伝達される。
論理信号Aと論理信号Bが等しくない場合、加算結果(
A+B)は“1”である。したがって、この場合3人力
論理信号(A+B+C)の第1桁目のビット値は第3の
論理信号Cの反転したものに等しくなる。したがって、
この場合、制御信号PCBによりゲート回路TG11が
オン状態となり、第3の論理信号Cが選択され出力ノー
ド4a′へ伝達される。
また、この場合、加算結果(A + B + C)の第
2桁目の値は、論理信号Cの論理値に等しくなる。
したがって、この場合インバータ回路13からの出力論
理信号CBがゲート回路TG14により選択され出力ノ
ード4b’へ伝達される。
第21図は、第19図に示す全加算回路を用いてnビッ
トの2進数の並列加算を実現するnビット全加算回路の
構成を示す図である。第21図において、全加算回路は
、n個の全加算器F1〜Fnを含む。この全加算器F1
〜Fnはそれぞれ第19図に示す全加算回路と同一の構
成を有している。
全加算器F1〜Fnの各々は、論理信号人力ノードla
、lbおよびICと、論理信号出力ノード4aおよび4
bを含む。全加算器Fi(i=1〜n)は、論理信号A
の第iビットAiをその人力ノード1aに受ける。全加
算器Fiは、また、その人力ノード1bに論理信号Bの
第iビットBiを受けるとともに、入力ノードICに、
前段の全加算器Fi−1からの桁上げ出力C01−1を
受ける。全加算器Fiは、また、その出力ノード4aか
ら加算結果Sの第iビットSiを出力し、その出力ノー
ド4bから桁上げ出力COiを出力する。初段の全加算
器F1の桁上げ人力ノードICへは、固定値(たとえば
論理“0”)に設定された桁上げ入力信号CIが与えら
れる。
この!21図に示すnビット全加算回路の動作は、第1
9図に示す全加算回路をnビット並列に配置し、かつそ
の第2桁目の出力ビットCOiを次段の上位ビットの全
加算器の桁上げ入力ICへ接続する構成とすれば得られ
、その動作態様は容易に理解できるであろう。すなわち
、この第21図に示す全加算回路は、nビットの論理信
号AおよびBの各ビットを加算し、各ビットにおいて生
じた桁上げを上位ビット側の全加算器へ伝達してnビッ
トの出力信号Sと1ビットの桁上げ出力COnを得る。
この第21図に示す全加算回路は、桁上げ出力COiが
上位ビット側の全加算器へ伝達されており、この加算回
路の動作時間は、この桁上げ出力の伝搬時間により決定
される。この桁上げ伝搬により生じる遅延を低減するた
めに、桁上げ先見機能を有する全加算回路が用いられる
ことが多い。
第22図は従来の、桁上げ先見機能を有するNビット2
進加算回路の構成を示す図である。第22図において、
桁上げ先見機能を有するNビット2進加算回路は、1段
が少なくとも3ビット以上の複数段に分割される。第2
2図においては、各段をブロックとして示しており、3
つのブロック31.32および33を代表的に示す。こ
のブロックの数は1個であってもよい。この各ブロック
31〜33に対して、それぞれ桁上げ先見回路41、 
42.および43が設けられる。この桁上げ先見回路は
対応のブロックからの制御信号およびその対応のブロッ
クにおける最上位の全加算器からの桁上げ出力を受けて
そのブロックにおいて桁上げを行なうべきか否かを判断
する。
桁上げ先見回路からの出力は上位ブロックの桁上げ先見
回路へ伝達されるとともに、上位の加算ブロックへも桁
上げ入力として伝達される。
この第22図に示す加算回路の構成においては、各段に
おいて、その段における桁上げ入力信号がその股肉のす
べての全加算器を伝達していく場合には、このすべての
全加算器連鎖からなる伝達経路により桁上げ信号が伝搬
された後その段の最上位ビットの全加算器から桁上げ出
力が出力されるのを待らことなく、この桁上げ先見回路
により次段へ桁上げ信号を出力する。それにより、桁上
げ伝搬遅延を低減している。
第23図は第22図に示す第2のブロック32とそれに
対応して設けられた桁上げ先見回路42の構成を示す図
である。この第22図の各ブロックおよび桁上げ先見回
路はすべて同一の構成を有している。
第23図において、加算ブロック32は、第21図に示
す全加算回路と同様の構成を有しており、nビットの全
加算を行なうために並列に配置されたn個の全加算器5
0−1〜50−nを含む。全加算器50−i (i=1
〜n)は、論理信号Aの第m+iビットAm+ iを受
ける入力ノード1aと、論理信号Bの第m+iビットB
m+iを受ける入力ノードlbと1ビット下の全加算器
からの桁上げ出力COm+i−1を受ける入力ノードI
Cを含む。この全加算器50−iはさらに、和出力ノー
ドSm+iと、桁上げ出力ノードCOm+iと、制御信
号PGを発生するための制御信号出力ノード4Cを含む
。全加算器50−1〜50−nから出力される制御信号
PGm+1〜PGm+nは桁上げ先見回路42に含まれ
る桁上げ選択制御信号発生回路30へ与えられる。
桁上げ選択制御信号発生回路30は、この制御信号PG
m+1〜PGm+nの論理積をとる論理積回路を含む。
この桁上げ選択制御信号発生回路30は、制御信号PG
m+1〜PGm+nがすべて論理“1”のとき、制御信
号SELを論理“1”、制御信号5ELBを論理“0”
に設定する。制御信号PGm+1〜PGm+nのうち1
つでも論理“0”の制御信号が存在する場合、桁上げ選
択制御信号発生回路30は制御信号SELを論理“0”
に設定する。すなわち、桁上げ選択制御信号発生回路3
0は、桁上げ信号がこの加算ブロック32におけるすべ
ての全加算器を順次伝達される場合に、制御信号SEL
を論理“1”に設定する。
桁上げ先見回路はさらに、この桁上げ選択制御信号発生
回路30からの制御信号SELおよび5ELBに応答し
て、加算ブロック32からの最上位ビットの桁上げ信号
COm+nとその最下位ビットの全加算器50−1へ与
えられる桁上げ入力CIのいずれか一方を選択的に通過
させるためのゲート回路TG7およびTG8を含む。ゲ
ート回路TG7およびTG8は、同一構成を有しており
、pチャネルMOSトランジスタQ1およびnチャネル
MOSトランジスタロ2の並列体から構成される。この
ゲート回路TG7およびTG8の構成は、第18図に示
す選択回路の構成と同様である。
すなわち、制御信号SELが“1”のとき、ゲート回路
TG8がオン状態となり、桁上げ入力CIが桁上げ信号
coとして出力ノード4へ伝達される。制御信号SEL
が“0″のとき、ゲート回路TG7がオン状態となり、
キャリ出力COm+nが、この桁上げ信号COとして出
力ノード4へ伝達される。次に動作について説明する。
制御信号PGm+1〜PGm+nは、対応の全加算器に
おいて桁上げ伝搬が行なわれるか否かを示す桁上げ伝搬
指示信号である。この制御信号PGm+1〜PGm+n
がすべて′1″のとき、桁上げ入力CIがこのすべての
全加算器50−1〜50−nを伝達されることを示して
いる。したがってこの場合、桁上げ選択制御信号発生回
路30からの選択制御信号SELが“1”となり、桁上
げ信号CIがゲート回路TG8を介して次段のブロック
へ桁上げ信号COとして伝達される。
全加算器50〜1〜50−nのすべてにおいてそれぞれ
の入力論理信号が“1”と“0”の組合せの状態にある
場合を考える。この場合、制御信号PGm+1〜PGm
+nはすべて“1″となる。
すなわち、この状態においては前段の桁上げ先見回路か
らの桁上げ信号CIが与えられると、まず全加算器1の
桁上げ出力COm+1が決定され、この桁上げ出力CO
m+1が順次上位ビットの全加算器へと伝達されていき
、最終的に最上位ビットの全加算器50−nからこの段
に対する桁上げ信号COm+nが発生する。
このような桁上げ信号CIがすべての全加算器50−1
〜50−nを伝達する状態は、各全加算器50−1〜5
0−nにおいて同時にその内部に含まれる排他的OR回
路により判断され、その判断結果に従って制卸信号(桁
上げ伝搬指示信号)PGm+1〜PGm+nが出力され
る。この制御信号PGm+n−PGm+1は桁上げ選択
制御信号発生回路30へ与えられる。
したがって、この桁上げ信号CIがすべての全加算器5
0−1〜50−nを伝搬するのを待たず、桁上げ選択制
御信号発生回路30からの選択制御信号SELにより桁
上げ伝搬状態が指定され、ゲート回路TG8がオン状態
となり最下位ビットの全加算器50−1に入力された桁
上げ信号CIが次段のブロックに対する桁上げ入力とし
て出力ノード4へ伝達される。
また少なくとも1つの全加算器に対する入力論理信号が
ともに“1”またはともに“0”の場合には、その全加
算器からの制御信号PGm+jが“0”となる。この状
態においては、ゲート回路TG7がオン状態となりかつ
ゲート回路TG8がオフ状態となり、最上位ビットの全
加算器5〇−nからの桁上げ信号COm+nが選択され
て出力ノード4から次段へのブロックに対する桁上げ信
号COとして出力される。
このように、桁上げ信号がすべての全加算器を伝播する
か否かを桁上げ選択制御信号発生回路30で判断するこ
とにより、すべての全加算器50−1〜50−nの出力
状態が確定するのを待たずに、次段へ桁上げ信号を伝達
することができ、高速で多ビット論理信号の全加算を実
行することができる。
第24図は東22図に示すNビット全加算回路の初段ブ
ロック31とそれに関連する桁上げ先見回路41の構成
を示す。この第24図に示す回路構成は、第23図に示
す回路構成と同様であり、ただ最下位ビットの全加算器
51−1へ与えられる桁上げ信号CIが接地電位レベル
の“0”に設定されている点が異なっているだけであり
、その動作は第23図に示す回路と同一である。このた
め、第24図については、この構成および動作について
は詳細には示さない。すなわち、この第24図に示す初
段のブロックにおいては、桁上げ選択制御信号発生回路
30からの選択制御信号SELが“1”となった場合、
常に“0”の桁上げ信号coが2段目のブロックへ伝達
される点が、第23図に示す回路構成と動作が異なって
いるだけである。
[発明が解決しようとする課題] pチャネルMOS)ランジスタとnチャネルMOSトラ
ンジスタとの並列体からなる伝送ゲートは、オン状態に
おいては信号損失を伴うことな(入力ノードヘ与えられ
た入力信号を出力ノードへ伝達し、またオフ状態におい
ては、入力ノードと出力ノードとを確実に遮断する特性
を備えている。
一般に、ある回路の出力が変化するということは、その
回路の出力に付随する負荷容量を充電または放電するこ
とと等価である。したがって、この回路の出力変化を高
速で生じさせるためには、この出力負荷容量を高速で充
放電する必要がある。
一般に、MOSトランジスタを用いた論理回路の高速化
のためには、MoSトランジスタの電流駆動能力を増大
することおよびMOSトランジスタの負荷容量を低減す
ることが重要であることが知られている。
MOSトランジスタは、第25A図に示すように、半導
体基板100表面に形成された高濃度不純物領域101
および102と、この半導体基板100表面上に形成さ
れた導電層103を含む。
この導電層103は、ゲート電極と呼ばれ、高濃度不純
物領域101および102はソースおよびドレイン領域
とそれぞれよばれる。通常のMOSトランジスタにおい
ては、いずれの高濃度不純物領域がソース領域となるか
はその用途によって決定される。したがって、以下の説
明においては、単に出力ノードに接続される高濃度不純
物領域101をドレイン領域と称し、入力ノードに接続
される高濃度不純物領域102をソース領域と称す。
ゲート電極103は、このソースおよびドレイン領域1
01および102間のチャネル領域上にゲート絶縁膜1
04を介して形成される。すなわち、ゲート電極103
とドレイン領域101およびゲート電極103とソース
領域102とはゲート絶縁膜104を介して電気的に絶
縁されている。
また、明確には示さないが、この半導体基板100の表
面上には、層間絶縁膜が形成されている。
このようなMOSトランジスタの構成においては、この
ゲート絶縁膜および層間絶縁膜により、ゲート電極10
3とドレイン領域101との間に寄生容量C1が生じ、
またドレイン領域101と半導体基板100との間に接
合容量C2が生じる。
第25B図に、この第25A図に示すMOSトランジス
タの上面図を示す。この第25B図に示す配置において
、斜線で示す領域がチャネル領域である。通常、このゲ
ート電極103に対して自己整合的にソース領域102
およびドルイン領域101が形成される。この第25B
図に示す配置においては、ゲート電極103のゲート幅
Wは、ドレイン領域101およびソース領域102の幅
をも決定している。すなわち、このゲート幅を調整する
ことによりトランジスタのサイズ(大きさ)が決定され
る。このMOS)ランジスタの等価回路を第25C図に
示す。
第25C図に示すようにMOSトランジスタのドレイン
領域には寄生容量C1およびC2が付随している。した
がって、このMOS)ランジスタの出力ノードを充放電
するためには、この信号線(出力ノードまでの信号線)
のみならず、この寄生容量C1およびC2をも充放電す
る必要がある。
pチャネルMOSトランジスタとnチャネルMOSトラ
ンジスタとの並列体からなる伝送ゲートの場合、その出
力ノードには、pチャネルMOSトランジスタに付随す
る寄生容量とnチャネルMOSトランジスタに付随する
寄生容量両者が存在し、この寄生容量をともに充放電す
る必要がある。
なお、ここで第25A図においては、nチャネルMOS
トランジスタの断面構造を示しているが、この第25A
図において、各領域の導電型を逆にすれば、pチャネル
MO8)ランジスタの断面構造が得られる。
第18図に示すような選択回路の構成の場合、ゲート回
路TGIおよびTG2はそれぞれ、その出力ノード2に
接続される部分の寄生容量が大きい。したがって、たと
えばゲート回路TGIがオン状態となった場合、このゲ
ート回路TG1を介して伝達される入力論理信号Aは、
出力ノード2を充放電するのみならず、ゲート回路TG
2の出力部に付随する寄生容量をも充放電する必要があ
る。このため、高速で出力ノード2の信号電位を確定す
ることができず、信号伝搬における遅延が大きくなると
いう問題が生じる。
特に、たとえば、入力論理信号AおよびBのうちいずれ
か一方を常に速く出力する必要がある場合(たとえば桁
上げ信号の場合)、いずれか一方の論理信号の論理値が
固定されている場合かならびに、いずれか一方の論理信
号を特に速く伝達する必要がない場合などにおいては、
非選択ゲート回路の出力ノード側の負荷容量が信号伝搬
に対する遅延を増大させる原因となる。
したがって、第1の発明の目的は、高速で信号を伝達す
ることのできる、選択機能を備える半導体集積回路を提
供することである。
また従来の全加算回路は第19図および第21図に示す
構成を備えている。この第19図に示す全加算回路の構
成においても、その出力ノードにはゲート回路TG11
〜TG14が設けられており、その各ゲート回路TGI
I〜TG14の出力部には大きな負荷容量が存在する。
一般に、多ビット2進数AおよびBの並列加算を行なう
場合、各位のビットAi、Biを同時に全加算器へ与え
、下位のビットからの桁上げを受け、この桁上げがビッ
トAiおよびBiの加算結果に加算される。この全加算
器からの桁上げ信号は次段の全加算器へ伝達される。し
たがって、多ビット2進数の並列加算において、この各
位のビットは同時に全加算器へ並列に与えられるものの
、桁上げ信号がこの全加算器を直列に転送される構成と
なる。
したがって、上位のビットに対する加算は、下位のビッ
ト対の加算が終了するまで待つ必要がある。この桁上げ
信号の伝搬経路は、最下位ビットから最上位ビットへま
で伝搬していく経路が最長であり、その場合にもっとも
伝搬時間が大きくなる。この最大伝搬時間がこの全加算
回路の計算時間を決定する。
したがって、この桁上げ信号の伝搬時間はできるだけ短
くする必要かある。第19図に示す構成においては、入
力ノードICへ伝達された前段からの桁上げ信号Cはイ
ンバータ回路13およびゲート回路TG14を介して出
力ノード4b’へ伝達される。この出力ノード4b’上
の桁上げ信号COBがインバータ回路15bを介し次段
の全加算器の桁上げ信号入力ノード1cへ伝達される。
この出力ノード4b’ へ信号を伝達する経路がもう1
つ存在する。この経路は、入力ノード1aに与えられた
論理信号Aをインバータ回路14およびゲート回路TG
13を介して伝達する経路である。
この第19図に示す構成において全加算回路の計算時間
を短くするためには、桁上げ信号Cが伝達される経路に
おける遅延時間を論理信号Aを伝達する経路におけるそ
れよりも小さくする必要がある。
しかしながら、ゲート回路TG14がオン状態となり、
前段からの桁上げ信号Cが出力ノード4b′へ伝達され
る場合においては、オフ状態となっているゲート回路T
G13の出力部に存在する負荷容量がこの入力桁上げ信
号Cの伝達を遅らせる原因となる。
また、上述の桁上げ信号の伝搬経路の最小経路以外にお
いても、桁上げ信号が伝搬する経路が存在する。一般に
、桁上げ信号の連鎖(桁上げ信号が直列に伝達される経
路)の開始が上位のビット・ において発生する場合程
、その桁上げ信号が連鎖を伝搬するのに要する時間は短
くなる。したがって、その連鎖を桁上げ信号が伝搬する
のに要する時間が、最長桁上げ信号伝搬経路(すべての
全加算器を伝搬する経路)を伝搬するのに要する時間以
下であれば、その連鎖を桁上げ信号が伝搬するのに要す
る時間が長くなったとしても、加算回路全体としての速
度性能を劣化させることにはならない。
しかしながら、すべての全加算器において、ゲート回路
TG13のトランジスタサイズが同じである場合には、
各全加算器の出力ノードに付随する寄生容量は同一とな
る。したがってこの場合、同一の遅延時間が各全加算器
において累積されることになり、ゲート回路TG13の
出力ノード4b′に付随する寄生容量が、ゲート回路P
G14を伝達する下位ビットからの桁上げ信号の遅延時
間をより大きくする原因となる。
したがって、第2の発明の目的は、桁上げ信号を高速で
伝達することのできる、全加算回路を備えた半導体集積
回路を提供することである。
さらに、一般に、第21図に示すような多ビット2進数
の並列加算を行なう構成の場合、最下位ビットの加算を
行なう全加算器F1においては、桁上げ信号CIは固定
のたとえば“0”に設定される。このように桁上げ信号
の論理値が固定されている場合、第19図に示す構成に
おいてこの桁上げ信号CIを出力ノード4b’へ伝達す
るよりも、入力論理信号Aを出力ノード4b’に伝達さ
せる方が遅延時間が太き(なる。
すなわち、第19図において、論理信号Cの論埋植が固
定されている場合、ゲート回路TG14の入力部までの
電位レベルは一定である。一方、論理信号Aはその論理
値が入力被加算数に応じて変化するため、入力ノード1
aからゲート回路TG13までこの論理信号Aが伝搬す
るのに要する時間だけ、この論理信号Cが出力ノード4
b’へ伝達される場合よりも、この論理信号Aの出力ノ
ード4b’への伝達に要する時間が長くなる。
しかしながらゲート回路TG13がオン状態となり、イ
ンバータ回路14から与えられる論理信号ABが出力ノ
ード4b’へ伝達される場合、このオフ状態にあるゲー
ト回路TG14の出力部に付随する寄生容量がこの論理
信号ABの伝搬をさらにおくらせる原因となる。この場
合、入力論理信号Aが次段の全加算器への桁上げ信号と
して伝達される場合には、その伝搬時間が長くなり、桁
上げ信号を高速で伝達することができなくなる。
したがって、第3の発明の目的は、論理値が固定された
第1の論理信号とその論理値が変化する第2の論理信号
のいずれか一方を選択的に通過させる場合に、この第2
の論理信号を高速で伝達することのできる半導体集積回
路を提供することである。
第3の発明の他の目的は、入力論理信号を次段へ高速で
桁上げ信号として伝達することのできる、全加算機能を
備えた半導体集積回路を提供することである。
また、桁上げ先見機能を有したNビット2進加算回路は
、東22図および第23図に示す構成を備えている。こ
のNビット2進加算回路の構成においては、桁上げ信号
が伝搬されるのに要する伝搬時間がもっとも長くなるの
は、前段からの桁上げ信号が桁上げ先見回路により選択
されて次段への桁上げ信号となることが繰り返される経
路である。桁上げ先見回路は、前段からの桁上げ先見回
路からの桁上げ信号を通過させるためのゲート回路TG
8と、対応の加算ブロック32からの桁上げ信号(第2
3図においてCOm+n)を通過させるためのゲート回
路TG7を含んでいる。
したがって、この桁上げ先見回路が前段の桁上げ先見回
路からの桁上げ信号を通過させる場合、ゲート回路TG
7の出力に付随する寄生容量がこの桁上げ信号の伝搬を
遅延させる原因となる。
また、この桁上げ信号伝搬経路が、対応の加算ブロック
からの桁上げ信号を選択して次段の桁上げ先見回路へ伝
達する経路を含む場合、すなわち第22図に示す全加算
回路の構成において、中間のブロックから出力された桁
上げ信号が桁上げ先見回路の連鎖を通して伝達される場
合、この桁上げ信号の連鎖が開始するブロックが上位段
であるほどその連鎖を桁上げ信号が伝搬するに要する時
間は短くなる。
この桁上げ信号が桁上げ先見回路の連鎖を伝搬するのに
要する時間は、桁上げ信号がすべての桁上げ先見回路を
通過するのに要する伝搬時間(最長伝搬時間)以下であ
れば、その連鎖を桁上げ信号が伝搬するのに要する時間
は、全加算回路の速度性能を劣化させることにはならな
い。したがって、上位の段はど、桁上げ先見回路におけ
るゲート回路TG7を通過するのに要する時間は長くて
もよい。しかしながら、すべての桁上げ先見回路におい
て、ゲート回路TG7のトランジスタサイズが同一であ
ると、各桁上げ先見回路におけるゲート回路TG7の出
力部の寄生容量は同じ値となる。この場合、ゲート回路
TG8が、前段の桁上げ先見回路の桁上げ信号を選択し
て伝達する場合、このゲート回路TG7の出力に付随す
る寄生容量に起因する遅延時間が累積され、桁上げ信号
が桁上げ先見回路を伝搬するのに要する時間を累積的に
大きくする原因となる。
したがって、第4の発明の目的は、前段からの桁上げ信
号を高速で伝達することのできる、桁上げ先見回路を有
する全加算機能を備えた半導体集積回路を提供すること
である。
次に第24図に示すように最下位ビットの全加算器へ与
えられる桁上げ信号の論理値が固定されているかまたは
予め決定されている場合を考える。
この初段から発生される桁上げ信号の伝搬時間が最も長
くなる経路は、この初段の最下位ビットの全加算器51
−1において第1および第2の入力信号A1およびB1
の加算により桁上げが発生し、この最下位ビット以外の
上位のビットすべてのビットにおいて、下位の全加算器
からの桁上げ信号により各ビットの桁上げ信号の出力状
態が決定される場合である。すなわち初段の桁上げ先見
回路41からの桁上げ信号が、対応の初段の加算ブロッ
ク31の最上位ビットの全加算器51−nからの桁上げ
信号COmにより与えられる場合である。
Nビット2進加算回路において桁上げ信号がこの初段の
桁上げ先見回路から順次各段の桁上げ先見回路を通過し
ていく場合に、その伝搬時間瞬くもっとも大きくなる。
したがって、この桁上げ信号を高速に伝播することによ
りNビット2進加算回路を高速に動作させることができ
る。
しかしながら、ゲート回路TG8の出力には、負荷容量
が付随しており、ゲート回路TG7は高速でこの最上位
ビットからの桁上げ信号COmを次段の桁上げ先見回路
へ伝達することができず、桁上げ信号伝搬時間が長くな
る問題が発生する。
したがって、第5の発明の目的は、初段の桁上げ信号を
高速で発生することのできる桁上げ先見機能を有する全
加算回路を備える半導体集積回路を提供することである
[課題を解決するための手段] 第1の発明に従う半導体集積回路は、複数の入力信号か
ら1つの入力信号を選択信号に応答して選択して出力ノ
ードへ伝達する選択回路を含む。
この選択回路は、第1の入力ノードに接続されて、この
第1の入力ノードヘ与えられた第1の入力信号を上記選
択信号に応答して上記出力ノードへ伝達する第1のゲー
ト手段と、第2の入力ノードに接続され、この第2のノ
ードへ与えられた第2の入力信号を上記選択信号に応答
して上記出力ノードへ伝達する第2のゲート手段を含む
この第2のゲート手段の上記出力ノードから見たインピ
ーダンスは上記第1のゲート手段の出力ノードから見た
インピーダンスよりも小さくされている。
第2の発明に従う半導体集積回路は、第1の入力ノード
、第2の入力ノードおよび第3の入力ノードへそれぞれ
与えられる第1の論理信号、第2の論理信号および第3
の論理信号を加算し、該加算結果を出力する全加算回路
を含む。この全加算回路は、加算結果の第1桁目および
第2桁目の論理値にそれぞれ関連する第4の論理信号お
よび第5の論理信号がそれぞれ伝達される第1の出力ノ
ードおよび第2の出力ノードを含む。
この全加算回路はさらに、第1および第2の論理信号の
一致/不一致を検出し、該検出結果を示す制御信号を発
生する制御信号発生手段と、上記第1の出力ノードに接
続され、上記制御信号に応答して上記第3の論理信号の
反転信号を上記第1の出力ノードへ伝達するための第1
のゲート手段と、上記第1の出力ノードに接続され、上
記制御信号に応答して、上記第3の論理信号を上記第1
の出力ノードへ伝達するための第2のゲート手段を含む
。この第1のゲート手段と第2のゲート手段は互いに相
補的にオン状態となる。
この全加算回路は、さらに、上記第2の出力ノードに接
続され、上記制御信号に応答して、上記第1の論理信号
に対応する論理信号を上記第2の出力ノードへ伝達する
ための第3のゲート手段と、上記第2の出力ノードに接
続され、上記第3の論理信号に対応する論理信号を上記
制御信号に応答して上記第2の出力ノードへ伝達するた
めの第4のゲート手段を含む。この第3のゲート手段と
第4のゲート手段とは互いに相補的にオン状態となり、
かつ第2のゲート手段と第4のゲート手段は実質的に同
時にオン状態となる。さらに、この第3のゲート手段の
上記第2の出力ノードから見たインピーダンスは、上記
第4のゲート手段の上記第2の出力ノードから見たイン
ピーダンスよりも小さくされている。
第3の発明に従う半導体集積回路は、第1の入力ノード
、第2の入力ノードおよび第3の入力ノードへそれぞれ
与えられる第1の論理信号、第2の論理信号および第3
の論理信号を加算し、該加算結果を示す信号を出力する
全加算回路を含む。
この全加算回路は加算結果の第1桁目および第2桁目の
論理値にそれぞれ関連する第4の論理信号および第5の
論理信号が伝達される第1の出力ノードおよび第2の出
力ノードを含む。
この全加算回路はさらに、上記第1および第2の論理信
号の論理値の一致/不一致を検出し、該検出結果を示す
#御信号を発生する制御信号発生手段と、上記第1の出
力ノードに接続され、上記制御信号に応答して、上記第
3の論理信号の反転信号を第1の出力ノードへ伝達する
ための第1のゲート手段と、上記第1の出力ノードに接
続され、上記制御信号に応答して、上記第3の論理信号
を上記第1の出力ノードへ伝達するための第2のゲート
手段を含む。この第1のゲート手段と第2のゲート手段
とは互いに相補的にオン状態となる。
この全加算回路はさらに、上記第2の出力ノードに接続
され、上記制御信号に応答して、上記第1の論理信号に
対応する信号を上記第2の出力ノードへ伝達するための
第3のゲート手段と、上記第2の出力ノードへ接続され
、上記第3の論理信号に対応する論理信号を上記制御信
号に応答して上記第2の出力ノードへ伝達するための第
4のゲート手段を含む。この第2のゲート手段と上記第
4のゲート手段とは実質的に同時にオン状態となる。上
記第3のゲート手段と上記第4のゲート手段とは互いに
相補的にオン状態となる。さらにこの第4のゲート手段
の上記第2の出力ノードから見たインピーダンスは上記
第3のゲート手段の上記第2の出力ノードから見たイン
ピーダンスよりも小さくされている。
第4の発明に従う半導体集積回路は多ビット2進数を加
算するための全加算回路を備える。この全加算回路は複
数の全加算器を含む。この複数の全加算器の各々は、上
記多ビット2進数のうちの対応のビット値を示す第1お
よび第2の論理信号をそれぞれ受ける第1および第2の
入力ノードと、下位ビットの全加算器からの桁上げ信号
を受ける第3の入力ノードと、上記第1、第2および第
3の入力ノードへそれぞれ与えられた信号の加算結果に
より得られる桁上げ信号を出力する第1の出力ノードと
、この第1の出力ノードへ上記第3の入力ノードへ印加
された桁上げ信号が伝達されるか否かを示す桁上げ伝搬
指示信号を出力する第2の出力ノードを含む。この全加
算器の数は上記多ビット2進数のビット数以下である。
この全加算回路はさらに、上記複数の全加算器すべてか
らの上記桁上げ伝搬指示信号に応答して選択制御信号を
発生する制御信号発生手段と、上記複数の全加算器のう
ちの最下位ビットの全加算器の上記第3の入力ノードヘ
与えられた桁上げ信号を上記選択制御信号に応答して第
3の出力ノードへ伝達する第1のゲート手段と、上記複
数の全加算器のうちの最上位ビットの全加算器の上記第
1の出力ノードからの桁上げ信号を上記選択制御信号に
応答して上記第3の出力ノードへ伝達する第2のゲート
手段を含む。
この第1のゲート手段と第2のゲート手段とは互いに相
補的にオン状態となる。また、この上記第2のゲート手
段の上記第3の出力ノードから見たインピーダンスは上
記第1のゲート手段の上記第3の出力ノードから見たイ
ンピーダンスよりも小さくされている。
第5の発明に従う半導体集積回路は、多ビット2進数を
加算するための全加算回路を含む。この全加算回路は複
数の全加算器を備える。この複数の全加算器の各々は、
上記多ビット2進数のうちの対応のビット値を示す第1
および第2の論理信号を受ける第1および第2の入力ノ
ードと、下位ビットの全加算器からの桁上げ信号を受け
る第3の入力ノードと、上記第1、第2および第3の入
力ノードヘ与えられた信号を加算し、該加算結果から得
られる桁上げ信号を出力する第1の出力ノードと、上記
第1の出力ノードへ上記第3の入力ノードへ印加された
桁上げ信号が伝搬されるか否かを示す桁上げ伝搬指示信
号を出力する第2の出力ノードを含む。
この全加算回路はさらに、上記複数の全加算回路すべて
からの上記桁上げ伝搬指示信号に応答して選択制御信号
を発生する制御信号発生手段と、この上記複数の全加算
器のうちの最下位ビットの全加算器の上記第3の入力ノ
ードヘ与えられる桁上げ信号を上記選択制御信号に応答
して第3の出カノードヘ伝達する第1のゲート手段と、
上記複数の全加算器のうちの最上位ビットの全加算器か
らの上記第1の出力ノードからの桁上げ信号を上記選択
制御信号に応答して上記第3の出力ノードへ伝達する第
2のゲート手段を含む。
上記第1のゲート手段と第2のゲート手段とは互いに相
補的にオン状態となる。かつ、上記第1のゲート手段の
上記第3の出力ノードから見たインピーダンスは上記第
2のゲート手段の上記第3の出力ノードから見たインピ
ーダンスよりも小さくされている。
[作用コ 第1の発明においては出力ノードへ共通に接続される第
1のゲート手段と第2のゲート手段のうち、第2のゲー
ト手段のその出力側から見たインピーダンスが第1のゲ
ート手段の第2の出力側か、 ら見たインピーダンスよ
りも小さくされている。
したがって、第1のゲート手段の出力負荷容量が、第1
のゲート手段のそれよりも低減され、これにより第1の
ゲート手段へ与えられた第1の入力信号が第2の入力信
号よりも速く出力ノードへ伝達される。
第2の発明によれば、第2の出力ノードに接続された第
3のゲート手段と第4のゲート手段は、それぞれその策
2の出力ノードから見たインピーダンスが異なっている
。第3のゲート手段の第2の出力ノードから見たインピ
ーダンスは第4のゲート手段から見たインピーダンスよ
りも低減されている。これにより、第4のゲート手段の
出力負荷インピーダンスは第3のゲート手段のそれより
も小さくされており、第4のゲート手段は与えられた上
記第3の論理信号に対応する信号を高速で第2の出力ノ
ードへ伝達することができる。
第3の発明によれば、第2の出力ノードに接続された第
4のゲート手段の第2の出力ノードから見たインピーダ
ンスは上記第3のゲート手段の上記第2の出力ノードか
ら見たインピーダンスよりも小さくされている。したが
って、第3のゲート手段は与えられた第1の論理信号を
高速で第2の出力ノードへ伝達することができる。
第4の発明によれば、複数の全加算器を含む全加算回路
において最下位ビットの全加算器へ与えられる桁上げ信
号は第1のゲート手段へ与えられる。最上位ビットの全
加算器から出力される桁上げ信号は第2のゲート手段へ
与えられる。この第1のゲート手段および第2のゲート
手段はともに共通に第3の出力ノードへ接続される。第
2のゲート手段の上記第3の出力ノードから見たインピ
ーダンスは上記第1のゲート手段のそれよりも小さくさ
れている。したがって、第1のゲート手段の出力負荷は
第2のゲート手段のそれよりも小さくされる。これによ
り、第1のゲート手段はこの複数の全加算器のうちの最
下位ビットの全加算器へ与えられた桁上げ信号を高速で
第3の出力ノードへ伝達することができる。
第5の発明においては、複数の全加算器のうちの最下位
ビットの全加算器の第3の入力へ与えられた桁上げ信号
が第1のゲート手段へ与えられる。
複数の全加算器のうちの最上位ビットの全加算器からの
桁上げ信号が第2のゲート手段へ与えられる。第1のゲ
ート手段および第2のゲート手段は第3の出力ノードへ
出力される。この第1のゲート手段の上記第3の出力ノ
ードから見たインピーダンスは上記第2のゲート手段の
出力ノードから見たインピーダンスよりも小さくされて
いる。したがって第2のゲート手段の出力負荷は第1の
ゲート手段のそれよりも小さくなり、高速で複数の全加
算器のうちの最上位ビットの全加算器から与えられた桁
上げ信号を第3の出力ノードへ伝達することができる。
以上のようにこの発明によれば高速に伝達されるべき信
号を受けるゲート手段の出力負荷が他方のゲート手段の
それよりも小さくされており、高速に伝達されるべき信
号が高速で出力ノードヘ伝達される。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の第1の観点に従う実施例の半導体集
積回路の構成を示す図であり、第18図に示す選択回路
の改良を示す図である。第1図において、選択回路は、
入力ノード1aに与えられる論理信号Aを制御信号SE
Lおよび5ELBに応答して通過させるゲート回路TG
Iと、入力ノード1bに与えられた論理信号Bを制御信
号SELに応答して通過させるゲート回路TG2’  
とを含む。このゲート回路TG1およびTG2’の出力
論理信号は出力ノード2へ伝達される。
ゲート回路TGIは、pチャネルMoSトランジスタQ
1とnチャネルMOSトランジスタロ2との並列体によ
り構成される。制御信号SELがpチャネルMOSトラ
ンジスタロ1のゲートへ与えられ、相補制御信号5EL
BがnチャネルMOSトランジスタロ2のゲートへ与え
られる。
ゲート回路TG2’は、制御信号SELをゲートに受け
るnチャネルMoSトランジスタロ2のみを含む。次に
動作について説明する。
制御信号SELが“0”となると、相補制御信号5EL
Bは“1”となる。この場合、ゲート回路TGIがオン
状態、ゲート回路TG2’がオフ状態となる。したがっ
て、入力ノード1aに与えられた論理信号が出力ノード
2へ伝達され、出力論理信号Zとなる。
制御信号SELが“1”であり、相補制御信号5ELB
が“0”の場合、ゲート回路TGIがオフ状態、ゲート
回路TG2’がオン状態となる。
したがって、入力ノード1bに与えられた論理信号Bが
出力ノード2へ伝達され、出力論理信号Zとなる。
この第1図に示す選択回路の構成の場合、ゲート回路T
G2’ はただ1個のMOSトランジスタを含むだけで
あり、ゲート回路TG1に比べて、その出力部に付随す
る寄生容量が小さい。したがって、ゲート回路TG1の
オン状態においては、その出力負荷容量(インピーダン
ス)はゲート回路TG2’がオン状態のときに比べて小
さくなり、入力論理信号Aを高速で出力ノード2へ伝達
することができる。
第2図はこの発明の第1の観点に従う半導体集積回路の
他の構成を示す図である。第2図に示す選択回路の構成
においては、入力論理信号A1〜Amと、入力論理信号
Am+1〜Anとの2つのグループに入力論理信号がグ
ループ分けされる。
この第2図に示す選択回路は、出力ノード2に対し並列
に設けられた、複数のゲート回路TG1〜TGmおよび
TGm+1〜TGnを含む。ゲート回路TGI〜TGm
の各々は、pチャネルMOSトランジスタロ1とnチャ
ネルMOSトランジスタQ2の並列体を含む。ゲート回
路TGk (k=1〜m)はそのpチャネルMO3)ラ
ンジスタQ1のゲートに相補制御信号5ELBkを受け
、そのnチャネルMoSトランジスタロ2のゲートに制
御信号5ELkを受ける。ゲート回路TG1〜TGmの
各々は、入力ノード1a〜1mへ与えられる論理信号A
1〜Amを制御信号5ELL〜SELmに応答して出力
ノード2へ伝達する。
ゲート回路TGm+1〜TGnの各々は、1個のnチャ
ネルMOSトランジスタロ2を含む。これらのゲート回
路TGm+1〜TGnのnチャネルMO8)ランジスタ
Q2は、対応の制御信号SELm+1〜5ELnに応答
してオン状態となる。
ゲート回路TGm+1〜TGnの各々は、入力ノード1
m+1〜1nへそれぞれ与えられる入力論理信号Am+
1〜Anを制御信号SELm+1〜5ELnに応答して
出力ノード2へ伝達する。次に動作について簡単に説明
する。
制御信号5ELkが“1”でありかつ残りの制御信号5
ELI〜5ELk−1および制御信号5ELk+1〜5
ELnが“0”の場合、ゲート回路TGkのみがオン状
態となる。したがってこの場合、入力ノード1kに与え
られた論理信号Akが出力ノード2へ伝達される。
この第2図に示す選択回路の構成においては、n個の論
理信号A1〜Amのうち、1つの論理信号Akが制御信
号5ELkに従って選択される。
この第2図に示す選択回路の構成においても、ゲート回
路TGm+1〜TGnの出力部の寄生容量は、ゲート回
路TGI〜TGnのそれよりも小さい。したがって、論
理信号A1〜Amは、論理信号Am+1〜Anよりも速
く伝達される。
この第2図に示すように、速く伝達させるべき論理信号
と、その論理値が一定またそれほど速く伝達することが
要求されない論理信号とにグループ分けし、この速く伝
達されるべき論理信号に対してのみnチャネルMO8)
ランジスタとnチャネルMOSトランジスタの並列体か
らなるゲート回路を用い、残りの論理信号に対しては1
個のMOSトランジスタからなるゲート回路を用いる構
成とすれば、速く伝達されるべき論理信号を高速で出力
ノード2へ伝達することができる。
第3図はこの発明の第2の観点に従う半導体集積回路の
一実施例を示す図であり、第19図に示す従来の半導体
集積回路の改良を示す図である。
この第3図に示す構成と対応する部分には同一の参照番
号が付されている。第3図において、ブロック20は、
第19図に示す排他的OR回路および排他的NOR回路
を含む。ブロック20の出力ノード4cから制御信号P
Gが発生され、出力ノード4C′から制御信号PCBが
発生される。制御信号PGは、論理信号Aと論理信号B
の排他的論理和演算により得られる信号である。制御信
号PCBは、論理信号Aおよび論理信号Bの排他的否定
論理和演算により得られる信号である。
この加算回路はさらに、ゲート回路TGI 1’TG1
2’ 、TG13’ およびTG14を含む。
ゲート回路TGII’ は、1個のnチャネルMOSト
ランジスタQ2を含む。このゲート回路TG11′ は
、入力ノードICへ与えられた論理信号Cをインバータ
回路13を介して受け、このインバータ回路13の出力
信号CBを制御信号PCBに応答して出力ノード4a’
へ伝達する。
ゲート回路TG12’ は1個のnチャネルMOSトラ
ンジスタQ2を含む。このゲート回路TG12′は、入
力ノードICへ与えられた論理信号Cを制御信号PGに
応答して出力ノード4a’へ伝達する。出力ノード4a
’へ伝達された信号はインバータ回路15aを介して出
力ノード4aへ伝達される。この出力ノード4aの論理
信号Sは、論理信号A、  BおよびCの加算結果(A
+B+C)の第1桁目のビット値の反転値を示す。
ゲート回路TG13’ は1個のnチャネルMOSトラ
ンジスタを含む。このゲート回路TG13は、入力ノー
ド1bへ与えられた論理信号Bを制御信号PCBに応答
して出力ノード4b’へ伝達する。
ゲート回路TG14は、nチャネルMoSトランジスタ
ロ2とpチャネルMO8)ランジスタQ1の並列体を含
む。nチャネルMO8)ランジスタQ2はそのゲートに
制御信号PGを受ける。pチャネルMO8hランジスタ
Q1はそのゲートに制御信号PCBを受ける。ゲート回
路TG14は、この制御信号PGBおよびPGに応答し
て、入力ノード1cへ与えられた論理信号Cを出力ノー
ド4b’へ伝達する。
出力ノード4b’へ伝達された論理信号は、インバータ
回路15bを介して出力ノード4bへ伝達される。この
出力ノード4bへ伝達された論理信号COBは、加算結
果(A+B+C)の第2桁目のビット値の反転値を与え
る。出力ノード4aの論理信号Sは、この加算結果の第
1桁目のビット値の反転信号であり、最終的にはこの加
算結果はインバータを介して反転される。ここで、イン
バータ回路15aおよび15bが設けられているのは、
以下の理由による。pチャネルMO8)ランジスタとn
チャネルMOSトランジスタからなるゲート回路は、一
般に、信号損失を伴うことなく伝達する特性を有してい
る。一方、1個のMOSトランジスタからなるゲート回
路は、そのしきい値により、伝送信号損失が生じる。こ
の信号の伝送損失を補償するためにインバータ回路15
aおよび15bが設けられる。第4図はこの第3図に示
す加算回路の動作を一覧にして示す図である。
次に動作について簡単に説明する。
この第3図に示す加算回路は論理信号Aおよび論理信号
Bと桁上げ信号Cとの加算を行なう。出力ノード4aか
らは、これらの論理信号A、Bおよび桁上げ信号Cの加
算結果の第1桁目すなわち和を示す論理信号の反転信号
Sが得られる。出力ノード4bには、これらの論理信号
A、 BおよびCの加算結果により生じた桁上げ信号の
反転信号COBが得られる。論理信号Aおよび論理信号
Bの論理値がともに等しい場合、制御信号PGが“O”
、制御信号PGBが“1”となる。これにより、ゲート
回路T611′およびゲート回路TG13′がオン状態
となる。したがって、出力ノード4a′へは、インバー
タ回路13を介して、入力ノードICに与えられた桁上
げ信号Cが伝達される。また、出力ノード4b’へは入
力ノード1bへ与えられた論理信号Bが伝達される。論
理信号Aと論理信号Bの加算結果の第1桁目の論理値は
この場合、“0”である。したがって、論理信号A、 
 BおよびCの加算結果の第1桁目は、この桁上げ信号
Cの論理値に対応したものとなる。
一方、これらの加算(A+B+C)により桁上げ信号が
生じるか否かは、論理信号Bの値により決定される。す
なわち論理信号Bが“0”の場合桁上げ信号は“0”で
あり、論理信号Bが“1”のとき、桁上げ信号は“1″
 となる。
論理信号Aと論理信号Bの論理値が異なる場合には、制
御信号PGが“1”、制御信号PCBが“0″となる。
この場合、ゲート回路TG12’およびTG14がオン
状態となる。この状態においては、入力ノードICへ伝
達された桁上げ信号Cが出力ノード4a’へ伝達される
。また、大力ノードICへ与えられた桁上げ信号Cが出
力ノード4b’へ伝達される。論理信号Aと論理信号B
の値論理値が異なる場合、それらの加算結果は“1”で
ある。したがって、加算結果(A + B +C)の1
桁目の論理値は桁上げ信号Cにより決定される。また桁
上げ信号が、この加算により生じる(“1”となる)か
否かもまた同様に桁上げ信号Cにより決定される。
この第3図に示す加算回路の構成においては、入力ノー
ドICへ与えられた桁上げ信号Cが高速で出力ノード4
b’へ伝達され、桁上げ信号伝搬を高速で行なうことが
できる。
なお、第3図に示す加算回路の構成において論理信号A
と論理信号Bを置き換えてもまったく同様の論理が得ら
れる。
第5図は第3図に示すブロック20の具体的構成の一例
を示す図である。第5図に示すブロック20は、第19
図に示す従来の加算回路における排他的OR回路20a
および排他的NOR回路20bをそれぞれゲート回路に
より実現する。第5図において、ブロック20は、ゲー
ト回路TG5およびTG6を含む。ゲート回路TG5お
よびTG6はともに、nチャネルMO8)ランジスタQ
2とpチャネルMOSトランジスタロ1の並列体を含む
。これらのゲート回路TG5およびTG6は入力ノード
1bへ与えられた論理信号Bによりそのオン・オフ状態
が決定される。すなわち、ゲート回路TG5は、そのp
チャネルMOSトランジスタロ1がそのゲートに論理信
号Bを受け、そのnチャネルMOSトランジスタQ2が
そのゲートにインバータ回路22を介して論理信号Bを
受ける。
ゲート回路TG6は、そのpチャネルMOSトランジス
タロ1がインバータ回路22を介して論理信号Bをその
ゲートに受け、nチャネルMOSトランジスタQ2がそ
のゲートに論理信号Bを受ける。ゲート回路TG5は、
入力ノード1aへ与えられた論理信号Aを通過させる。
ゲート回路TG6は、入力ノードlaへ与えられた論理
信号をインバータ回路21を介して受けて通過させる。
出力ノード4Cへはこのゲート回路TG5およびTG6
のいずれかからの論理信号が伝達されて制御信号PGと
なる。出力ノード4c’へは、ゲート回路TG5および
TG6のいずれかからの論理信号がインバータ回路23
を介して伝達されて制御信号PGBとなる。次に動作に
ついて説明する。
■ 論理信号Aが“1”、論理信号Bが“1”の場合:
この場合、ゲート回路TG6がオン状態となり、インバ
ータ回路21を介して論理“0”の信号が伝達される。
したがって、制御信号PGが“0”、制御信号PCBが
@1”となる。
■1論理信号Aが“0”、論理信号Bが“0”の場合:
この場合、ゲート回路TG5がオン状態となる。ゲート
回路TG5は論理“0”の信号Aを通過させる。したが
って、制御信号PGが“0#、制御信号PCBが“1″
となる。
■ 論理信号Aが“1”、論理信号Bが“0”の場合:
この場合、ゲート回路TG5がオン状態となる。ゲート
回路TG5は論理“1”の信号を通過させる。したがっ
て、制御信号PGが“1”、制御な号PCBが“0”と
なる。
■ 論理信号Aが“0°、論理信号Bが“1”の場合二
二の場合、ゲート回路TG6がオン状態となる。ゲート
回路TG6はこの場合、論理“1”の信号を通過させる
。したがって制御信号PGが“1”、制御信号PCBが
“O”となる。
以上をまとめると、論理信号Aと論理信号Bの論理値が
等しい場合には制御信号PCBが“l”、制御信号PG
が“0”となり、この論理信号Aと論理信号Bの論理値
が異なる場合制御信号PGが“l”となり、制御信号P
CBが“O”となる。
この第5図に示す構成においては、論理信号Aおよびそ
の否定信号が、論理信号Bおよびその否定信号によって
伝達が制御されている。しかしながら、この場合論理信
号Aと論理信号Bとを入替えても同様の論理が得られる
。また、ゲート回路TG5およびTG6は、nチャネル
MosトランジスタQ2とpチャネルMOSトランジス
タQ1の並列体で構成しているが、このゲート回路TG
5およびTG6は1個のnチャネルMOSトランジスタ
または1個のpチャネルMOSトランジスタのみで構成
してもよい。
第6図はこの発明の第2の観点に従う半導体集積回路の
構成を示す図であり、第3図に示す加算回路の変更例を
示す図である。第6図において、第3図に示す部分と対
応する部分には同一の参照符号を付し、その説明は省略
する。この第6図に示す加算回路の構成においてはゲー
ト回路TG11′は、インバータ回路16を介して論理
信号Cを受ける。ゲート回路TG12’は、インバータ
回路16および13′を介して論理信号Cを受ける。ゲ
ート回路TG 13’は、インバータ回路14を介して
論理信号Bを受ける。ゲート回路TG14はインバータ
回路16を介して論理信号Cを受ける。この第6図に示
す構成の場合、出力ノード4aへ与えられる論理信号S
の論理は第3図に示すものと同一である。しかしながら
、出力ノード4bへ伝達される論理信号の論理は第3図
に示すものと逆となる。したがって、この第6図に示す
構成の場合、出力ノード4bへ伝達される論理信号CO
は加算結果(A+B+C)の第2桁目の論理信号すなわ
ち桁上げ信号の論理値を示す。
第7図は、この発明の第2の観点に従った半導体集積回
路のさらに他の実施例を示す図である。
この第7図に示す加算回路において、第3図に示す加算
回路と対応する部分には同一の参照番号を付す。この第
7図に示す回路構成においては、ゲート回路TG13’
のみが1個のnチャネルMOSトランジスタロ2で構成
され、残りのゲート回路TG11、TG12およびTG
14はnチャネルMOSトランジスタロ2とpチャネル
MOSトランジスタQ1の並列体で構成される。この第
7図に示す回路構成においても、桁上げ信号Cが次段へ
の桁上げ信号COBとして伝達される経路において、ゲ
ート回路TG13’が1個のnチャネルMOSトランジ
スタのみで構成されているため、ゲート回路TG14は
その出力ノード4b’へ高速で桁上げ信号Cを伝達する
ことが、でき、桁上げ信号伝搬連鎖における桁上げ信号
伝搬遅延を低減することができる。
なおこの第3図、第6図および第7図に示す加算回路の
構成において、論理信号Aと論理信号Bを入替えても同
一の論理動作が得られる。また、ゲート回路TG11〜
TG14およびTG11′〜TG14’のそれぞれにお
いてMo3)ランジスタの導電型を逆にしてもそこへ与
えられる制御信号PGおよびPGBを入替えれば同一の
論理動作が実現される。
上述の半導体集積回路(全加算回路)を用いてたとえば
8ビットの全加算回路を構成した場合を考える。この場
合、ゲート回路TG13’のトランジスタサイズがすべ
て同一であれば、下位ビットから出力される桁上げ信号
の伝搬遅延が累積されて大きくなる。そこで、第8図に
示すように、この多ビット全加算回路においては、下位
ビットの全加算器に含まれるゲート回路TG13’のト
ランジスタサイズを小さくし、上位ビットに対応する全
加算器のゲート回路TG13’のトランジスタサイズを
小さくする。ここで第8図は8ビット並列加算回路の構
成を示し、全加算器工ないし全加算器8としては、第3
図、第6図または第7図に示す全加算器が用いられる。
全加算器1は最下位ビットに対応して設けられる全加算
器であり、全加算器8は第8ビット(最上位ビット)に
対して設けられる全加算器である。
全加算器1のゲート回路TG13’に含まれるnチャネ
ルMO5)ランジスタQ2のゲート幅が8Wであり、上
位ビットの全加算器のゲート回路TG13′に含まれる
nチャネルMOSトランジスタのゲート幅が順次小さく
される。ここで、単位ゲート幅Wは第25B図に示すゲ
ート幅に対応している。このゲート幅が小さくなる程そ
のMOSトランジスタのサイズが小さくなる。これによ
り、そのMOSトランジスタの出力部の寄生容量値が小
さくなる。すなわち、ゲート電極とドレイン領域との向
かい合う面積によりそのゲート−ドレイン間容量が決定
され、またドレイン領域と基板間との間の寄生容量もド
レイン領域の面積で決定されるため、このゲート幅が小
さくなれば、これらの容量値も当然小さくなり、寄生容
量も小さくなる。
第9図は、第8図に示すゲート幅分布の変更例を示す図
である。この!9図に示すゲート幅分布は、第1ビット
ないし第4ビットに対して設けられる全加算器1ない璧
全加算器4に含まれるゲート回路TG 13’のトラン
ジスタQ2のゲート幅が8Wに設定され、第5ビットな
いし第8ビットに対応して設けられる全加算器5ないし
全加算器8のゲート回路TG13’のトランジスタQ2
のゲート幅が4Wに設定される。このように、多ビット
並列加算器回路の構成において、下位ビットのゲート回
路TG13’に含まれるトランジスタQ2のゲート幅を
その上位ビットの全加算器のゲート回路TG13’のト
ランジスタQ2のゲート幅よりも大きくすることにより
、上位ビットはど、下位ビットからの桁上げ信号Cを高
速で伝達することができ、応じて下位ビットからの桁上
げ信号伝搬遅延を低減できる。
この第8図および第9図に示すトランジスタ12のゲー
ト幅分布は一例であり、上位ビット対応の全加算器のゲ
ート回路TG13’のトランジスタQ2のゲート幅が下
位ビットの全加算器のゲート回路TG13’のトランジ
スタQ2のゲート幅よりも小さい構成であればよい。
第10図はこの発明の第3の観点に従う半導体集積回路
の構成を示す図であり、第19図に示す従来の半導体集
積回路の改良を示す図である。第10図において、第1
9図に示す半導体集積回路と対応する部分に同一の参照
番号を付す。第10図において、全加算回路は、論理信
号AおよびBから制御信号PGおよびPGBを生成する
ブロック20と、加算結果Sを出力するためのゲート回
路TGII’ 、TG12’ と、桁上げ信号の反転信
号COBを出力するためのゲート回路TG13およびT
G14’を含む。
ブロック20は、論理信号Aと論理信号Bの排他的OR
演算を行ない、その出力ノード4cから制御信号PGを
発生する。ブロック20はまた、論理信号Aと論理信号
Bの排他的NOR演算を行なってその出力ノード4c′
から制御信号PCBを発生する。
ゲート回路TGII’は、制御信号PCBに応答して、
インバータ回路13から与えられる論理信号Cの反転信
号CBを通過させるnチャネルMOSトランジスタロ2
を含む。
ゲート回路TG12’は、制御信号PGに応答して論理
信号Cを出力ノード4a’へ伝達するnチャネルMO3
)ランジスタQ2を含む。
ゲート回路TG13は、制御信号PCBをそのゲートに
受けるnチャネルMOSトランジスタロ2と、制御信号
PGをそのゲートに受けるpチャネルMO8)ランジス
タQ1を含む。このトランジスタQ1およびQ2は、並
列に接続される。ゲート回路TG13は、したがって、
制御信号PGおよびPGBに応答して、論理信号Bを出
力ノード4b’へ伝達する。
ゲート回路TG14’は制御信号PGに応答して論理信
号Cを出力ノード4b’へ伝達するnチャネルMOSト
ランジスタロ2を含む。
第10図に示す全加算回路の論理動作は第19図に示す
従来の全加算回路と同様である。制御信号PGが“1”
のとき、ゲート回路TG12’およびTG14’がオン
状態となる。これにより出力ノード4a′および4b’
へそれぞれ論理信号Cが伝達される。すなわち、論理信
号Aと論理信号Bの論理値が異なる場合、その加算結果
S (SB)および桁上げ信号C(COB)はともに下
段からの桁上げ信号Cにより決定される。
制御信号PCBが“1”のとき、ゲート回路T011′
およびTG13がオン状態となる。それにより、出力ノ
ード4a’へは論理信号Cがインバータ回路13を介し
て伝達される。出力ノード4b’へは論理信号Bが伝達
される。すなわち、論理信号Aと論理信号Bの論理値が
同一の場合、その加算結果は桁上げ信号Cの反転信号に
より決定され、またこの加算結果(A+B+C)による
桁上げの有無は論理信号Bにより決定される。
この第10図に示す回路構成において、下段からの桁上
げ信号Cの論理値が予め決定されているかまたは固定さ
れているような場合、桁上げ信号Cよりも論理信号Bを
より高速で出力ノード4b′へ伝達する必要がある。こ
のため、ゲート回路TG13の出力負荷を低減するため
に、ゲート回路TG14′は1個のMOSトランジスタ
で構成される。ゲート回路11′およびTG 12’ 
は、1個のMo3)ランジスタで構成することにより、
この全加算器の回路規模を低減することができる。
また、各ゲート回路TG11′およびTG12’は1個
のMOSトランジスタのみで構成されているため、その
出力負荷は小さく、高速で出力ノード4a′へ信号を伝
達することができる。
第11図は第10図に示す半導体集積回路の変更例を示
す図である。第11図において第10図の半導体集積回
路と対応する部分には同一の参照番号を付す。この第1
1図に示す構成においては、論理信号Bがインバータ回
路14を介してゲート回路TG13へ伝達され、またゲ
ート回路TG14′へはインバータ回路16を介して論
理信号Cの反転信号CBが伝達されることおよびゲート
回路TG 12’へはインバータ回路16および13′
を介した論理信号Cが伝達されることを除いて第10図
に示す回路と同一である。
この策11図に示す構成においては出力ノード4b’へ
伝達される論理信号が、第10図に示す構成の場合と比
べてその論理値が反転する。出力ノード4a’へ伝達さ
れる論理信号の論理は第10図に示すものと第11図に
示すものとは同一である。
第12図は第10図に示す半導体集積回路のさらに他の
変更例を示す図である。この第12図に示す回路構成に
おいては、ゲート回路TG11およびTG12がnチャ
ネルMoSトランジスタQ2とpチャネルMO8)ラン
ジスタQ1の並列体で構成されていることが第10図に
示す回路構成と異なっているだけである。他の構成は同
一である。この第12図に示す回路構成においても出力
ノード4b’へは論理信号Bが高速で伝搬される。
この第10図、第11図および第12図に示す全加算回
路論理信号Aと論理信号Bを入替えても同一の論理動作
が得られる。また、ゲート回路TG11〜TG14およ
びTG11′〜TG14’によるMOSトランジスタの
導電型を入替えても、そのゲートに与えられる制御信号
を入替えれば同じ論理動作が実現される。
第13図はこの発明の第4の観点に従う半導体集積回路
の構成を示す図であり第23図に示す並列加算回路の改
良を示す図である。この第13図に示す半導体集積回路
は、桁上げ先見機能を備える全加算回路における、1段
の加算ブロック32を含む。この第13図に示す半導体
集積回路の構成において、第23図に示す従来の半導体
集積回路と対応する部分には同一の参照番号を付す。こ
の第13図に示す半導体集積回路は、桁上げ先見回路4
2において、対応の加算ブロック32の最上位の全加算
器50−nからの桁上げ信号COm+nを通過させるた
めのゲート回路TG7’が1個のnチャネルMOSトラ
ンジスタのみを備えるELBに応答してオン状態となる
。下位のブロックから伝達される桁上げ信号CI it
ゲート回路TG8へ与えられる。このゲート回路T G
 8 GよnチャネルMO3)ランジスタQ2とpチャ
ネルMOSトランジスタQlを含む。nチャネルMoS
トランジスタQ2のゲートへ制御信号SEL力(与えら
れ、−pチャネルMO3)ランジスタQ1のゲ一ついて
簡単に説明する。
全加算器50−1ないし全加算器50−nのすべてにお
いてその入力論理信号Am+jおよびBm+j (j=
1〜n)の論理値力く互0(こ異なる場合を考える。こ
の場合、前段の桁上げ先見回路力)ら与えられる桁上げ
信号CIが全加算器50−1へ与えられることにより、
まず全加算器50−1においてその桁上げ出力論理値が
決定される。この全加算器50−1の桁上げ信号力(順
次上位の全加算器へと伝搬される。最終的(こ最上位ビ
・ソトの全加算器50−nからこの段すなわち加算ブロ
ック32からの桁上げ信号が発生する。
上述のように、すべての全加算器50−1〜50−nに
おいて、その入力論理信号Am十jおよびBm+jの論
理値が異なる場合には、すべての全加算器50−1〜5
0−nからの制御信号PGm+jがすべて“1”となる
。桁上げ選択制御信号発生回路30は、このすべての全
加算器5〇−1〜50−nからの制御信号PGm十nに
応答して“1”の選択制御信号SELを発生する。この
“1”の制御信号SELに応答して、ゲート回路TG8
がオン状態、ゲート回路TG7’がオフ状態となる。し
たがって、前段の桁上げ先見回路からの桁上げ信号CI
が全加算器50−1〜50−nの経路を順次伝搬される
のを待たずに、この桁上げ信号CIがゲート回路TG8
を介して出力され、次段の桁上げ先見回路へ伝達される
。このとき、ゲート回路TG7’は、1個のnチャネル
MOSトランジスタのQ2のみで構成されているため、
ゲート回路TG8は、高速で前段の桁上げ先見回路から
の桁上げ信号CIを次段の桁上げ先見回路へ伝達するこ
とができる。
第14図はこの第13図に示す桁上げ選択制御信号発生
回路30の具体的構成を示す図である。
第14図において、桁上げ選択制御信号発生回路30は
、n個の全加算器からの制御信号PGI〜PGnの否定
論理積処理を行なうn入力NAND回路61と、NAN
D回路61の出力を反転して制御信号SELを発生する
インバータ回路62を含む。NAND回路61から制御
信号5ELBが発生される。なおここで、第14図にお
いては、すべての段の桁上げ先見回路に対する桁上げ制
御信号を共通に示すために、制御信号PGI〜PGnと
して全加算器からの制御信号を示している。
この制御信号PGI〜PGnは、第13図の構成におけ
る、制御信号PGm+1〜P G m + nに対応す
る。この第14図に示すように、桁上げ選択制御信号発
生回路30は、制御信号PGI〜PGnがすべて“1“
のときに“1″の制御信号SELを発生する。
ここで、制御信号PGjが発生されることは、その全加
算器において桁上げが生じるか否かはその下位ビットの
全加算器からの桁上げ信号により決定される状態にある
ことを示している。したがって、制御信号PGI〜PG
nがすべて”1”の場合には、この段のすべての全加算
器における桁上げの決定においては下位ビットの全加算
器の桁上げ出力が確定し、これが順次上位ビットの全加
算器へ伝達されていくことを示している。このような状
態においては、制御信号SELが“1”となり、下位ビ
ットの桁上げ先見回路からの桁上げ信号がこの段の桁上
げ信号として出力されることにより、桁上げ伝搬遅延が
低減される。このとき、ゲート回路TG8は、その出力
負荷容量(出力負荷インピーダンス)が低減されている
ため、高速でこの桁上げ信号CIを次段の桁上げ先見回
路へ伝達することができる。
第15図はこの発明による半導体集積回路の他の構成を
示し、第22FgJに示す従来の半導体集積回路の改良
を示す図である。この第15図においては、Nビット加
算回路が10段に分割された場合の桁上げ先見回路に含
まれるゲート回路TG7′のトランジスタQ2のゲート
幅を示している。
この桁上げ先見回路1は、初段の加算ブロックに対して
設けられた桁上げ先見回路を示し、桁上げ先見回路10
は、最終段の加算ブロックに対応して設けられた桁上げ
先見回路を示す。Wは、単位ゲート幅を表す。初段の桁
上げ先見回路のゲート回路TG7’に含まれるトランジ
スタQ2のゲート幅はLOWであり、上位ビットの加算
ブロックに対応して設けられた桁上げ先見回路程、その
ゲート回路TG7’のトランジスタQ2のゲート幅が小
さくされている。この第15図に示すように桁上げ先見
回路におけるゲート回路TG7’のトランジスタQ2の
ゲート幅を順次小さくすることにより、上位の桁上げ先
見回路程、より高速で下位からの桁上げ信号を伝達する
ことができ、桁上げ信号伝搬遅延を低減できる。
第16図はこの桁上げ先見回路のゲート回路TG7’ 
におけるトランジスタQ2の別のゲート幅分布を示す図
である。この第16図において桁上げ先見回路が2つの
グループに分割され、下位の桁上げ先見回路上ないし5
においては、ゲート回路TG 7’のトランジスタQ2
のゲート幅が10Wとされ、上位の桁上げ先見回路6な
いし桁上げ先見回路10に対しては、ゲート回路TG7
’のトランジスタQ2のゲート幅は5Wに設定される。
この第15図および第16図のいずれの場合においても
、上位の桁上げ先見回路のゲート回路TG8を介した桁
上げ信号伝搬遅延が小さくなる。
上位の桁上げ先見回路においては、ゲート回路TG7’
のトランジスタQ2のゲート幅が小さくなり、すなわち
トランジスタサイズが小さくなり、 いわゆる電流駆動
能力が小さくなり、信号伝搬遅延が少し大きくなる。し
かしながら、上位ビットにおいてその桁上げ信号の伝搬
時間が少し大きくなっても、その段における桁上げ信号
の伝搬特性は、その段における最下位ビットから発生さ
れる桁上げ信号がすべての全加算器を伝搬する場合の伝
搬時間で決定される。この場合、桁上げ先見回路により
、すぐにゲート回路TG8を介して次段へその桁上げ信
号が出力されるため、加算器回路の性能は悪影響を受け
ず、特にゲート回路TG7′の出力部の負荷容量(負荷
インピーダンス)を小さくすることにより、より高速で
ゲート回路8を介して前段からの桁上げ信号を次段の桁
上げ先見回路および加算ブロックへ伝達することができ
る。
第17図はこの発明の第5の観点に従う半導体集積回路
の構成を示す図であり、第24図に示す半導体集積回路
の改良を示す図である。この東17図においては、第2
4図に示す半導体集積回路の部分と対応する部分には同
一の参照番号が付されている。この第17図に示す半導
体集積回路は、一定の論理値(0)に固定された桁上げ
信号c1を伝達するためのゲート回路TG8’が1個の
nチャネルMO3)ランジスタで構成されることが第2
4図に示す半導体集積回路と異なっているだけである。
この初段の加算ブロック31対応に設けられた桁上げ先
見回路41においては、桁上げ信号CIは論理“0”に
固定されており、この桁上げ信号は高速で出力ノード4
へ伝達することができる。制御信号SELが“1”の場
合この加算ブロック31においてすべての全加算器51
−1〜51−mはその加算出力が下位ビットからの全加
算器からの桁上げ信号により決定される状態にあること
を示している。この場合、最上位の全加算器51−mか
ら出力される桁上げ信号COmは、桁上げ信号CIと同
一の論理値である。したがってこの場合ゲート回路TG
8’がオン状態となり、次段の桁上げ先見回路および加
算ブロックへ伝達される。
一方、制御信号5ELBが“1”となる場合、制御信号
PGI〜PGmのいずれかが論理“0”となっている状
態を示している。この場合においては、桁上げ信号の伝
搬連鎖はいずれかの全加算器で中断されており、この加
算ブロック31の桁上げ信号は最上位ビットの全加算器
51−mにより決定される。したがってこの場合ゲート
回路TG7がオン状態となる。ゲート回路TG8’ は
1個のnチャネルMOSトランジスタのみで構成される
ため、ゲート回路TG7は、高速でこの桁上げ信号CO
mを上位(2段目)の加算ブロックおよび桁上げ先見回
路へ伝達することができる。
[発明の効果コ 第1の発明によれば、速く伝達されるべき入力信号を受
ける第1のゲート回路はたとえばpチャネルMOS)ラ
ンジスタおよびnチャネルMOSトランジスタの並列回
路で構成され、かつそのレベルが固定されているかまた
は特に速く伝達する必要のない入力信号を受ける第2の
ゲート回路はたとえば1個のMOS)ランジスタのみで
構成されるため、半導体集積回路の回路規模が減少し、
かつ第1のゲート回路の出力負荷容量(インピーダンス
)が低減されるため、速く伝達されるべき信号を高速で
伝達することができる。
第2の発明によれば、Nビット並列加算回路において、
速く伝達されるべき下位ビットからの桁上げ信号を受け
る第1のゲート回路がたとえばnチャネルMOSトラン
ジスタおよびnチャネルMOSトランジスタの並列回路
で構成され、加算されるべき数を示す第1または第2の
論理信号を受ける第2のゲート回路をたとえば1個のM
OS)ランジスタで構成したので、nビット加算回路の
回路規模が減少し、また下位ビットからの桁上げ信号を
高速に次段へ伝達することが可能となる。
第3の発明によれば、並列加算回路において下位ビット
からのそのレベルが固定された桁上げ入力信号よりも速
く伝達されるべき最下位ビットの第1または第2の論理
信号を受ける第1のゲート回路をたとえばpチャネルM
OS)ランジスタおよびnチャネルMOS)ランジスタ
の並列回路で構成し、この桁上げ入力信号を受ける第2
のゲート回路をたとえば1個のMOSトランジスタのみ
で構成したので、回路規模が低減されかつ最下位ビット
の全加算器から生じる桁上げ信号を高速で次段へ伝達す
ることが可能となる。
第4の発明によれば、少なくとも3ビット以上の並列2
進加算機能を有する桁上げ先見機能を備える2進加算回
路において、下位の段の桁上げ先見回路からの桁上げ信
号を受ける第1のゲート回路をたとえばnチャネルMO
SトランジスタおよびnチャネルMOSトランジスタの
並列回路で構成し、かつ1つの桁上げ先見回路に対応し
て設けられた加算ブロックの最上位ビットの全加算器か
らの桁上げ出力信号を受ける第2のゲート回路をたとえ
ば1個のMOSトランジスタのみで構成したので、回路
規模が減少し、また下位の段の桁上げ先見回路からの桁
上げ信号を高速で次段の桁上げ先見回路および加算ブロ
ックへ伝達することができる。
第5の発明によれば、少なくとも3ビット以上の並列2
進加算機能を備える桁上げ先見機能を有する2進加算回
路において、1段の加算ブロックにおける最上位ビット
の全加算器からの桁上げ信号を受ける第1のゲート回路
をたとえばnチャネルMOSトランジスタおよびnチャ
ネルMOS)ランジスタの並列回路で構成し、かつこの
加算ブロックにおける最下位ビットの全加算器へ与えら
れる桁上げ信号を受ける第2のゲート回路をたとえば1
個のMOSトランジスタのみで構成したため、回路規模
が低減され、かつこのブロックの最上位ビットの全加算
器からの桁上げ出力信号をこのブロックの桁上げ信号と
して次段へ高速で伝達することができ、桁上げ信号伝搬
遅延を大幅に低減することができ、高速な2進加算回路
を実現することができる。
この発明によれば、高速に伝達されるべき信号が伝搬す
る経路の負荷容量(負荷インピーダンス)が低減される
ことにより、MOSトランジスタを伝送ゲートとして用
いた論理回路の速度性能を向上させることができる。す
なわち、このようなMOSトランジスタからなる信号伝
送用のゲート回路を用いた論理回路を含む半導体集積回
路の速度性能を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
策1図は第1の発明による2人力信号選択回路の一実施
例を示す図である。第2図はこの第1の発明による他の
実施例である信号選択回路の構成を示す図である。第3
図は第2の発明に従った2進全加算回路の第1の実施例
を示す図である。第4図は第3図に示す全加算回路の動
作を説明するための図である。第5図は第3図に示す制
御信号発生ブロックの具体的構成の一例を示す図である
。 第6図は第2の発明に従う2進全加算回路の第2の実施
例を示す図である。第7図は第2の発明に従う2進全加
算回路の第3の実施例を示す図である。第8図は第3図
、第5図および第6図ならびに第7図に示す2進全加算
回路の変更例を示す図である。第9図は第8図に示す2
進全加算回路のさらに他の変更例を示す図である。第1
0図は第3の発明に従う2進全加算回路の第1の実施例
を示す図である。第11図は第3の発明に従う2進全加
算回路の第2の実施例を示す図である。第12図は第3
の発明に従う2進全加算回路の第3の実施例を示す図で
ある。第13図は第4の発明に従う桁上げ先見機能を有
するnビット全加算回路の一実施例を示す図である。第
14図は第13図に示す桁上げ選択制御信号発生回路の
具体的構成の一例を示す図である。第15図はNビット
全加算回路における桁上げ先見回路の各対応の加算ブロ
ックからの桁上げ信号を受けるゲート回路のトランジス
タのゲート幅分布を示す図である。第16図は第15図
に示すゲート幅分布の他の実施例を示す図である。第1
7図は第5の発明に従う、桁上げ先見機能を有するNビ
ット全加算回路の初段のブロックの構成を示す図である
。第18図は従来の2人力信号選択回路の構成を示す図
である。 第19図は従来の2進全加算回路の構成を示す図である
。第20図は第19図の回路の動作を説明するための図
である。第21図は第19図に示す全加算回路を用いた
nビット並列加算回路の構成を示す図である。第22図
は従来の桁上げ先見機能を有するNビット加算回路の構
成を示すブロック図である。第23図は第22図に示す
Nビット全加算回路の1つの段の構成を具体的に示す図
である。第24図はこの第22図に示すNビット加算回
路の初段の構成を示す図である。第25A図ないし第2
5C図は、MOS)ランジスタの構造、平面配置および
等価回路をそれぞれ示す図である。 図において、1 a、  1 bおよび1cは入力ノー
ド、2,4,4a、4b、4cおよび4c’ は出力ノ
ード、TG1〜TG8はnチャネルMOSトランジスタ
とpチャネルMO3)ランジスタからなるゲート回路、
TG1’〜TG8’ は1個のMOSトランジスタから
なるゲート回路、13.14.15a、15b、16,
21.22.23および62はインバータ回路、61は
NAND回路、20aは排他的OR回路、20bは排他
的N6R回路、30は桁上げ選択制御信号発生回路、5
0−1〜50−n、51−1〜51−mは全加算器であ
る。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 一〇− 第1図 第3図 第2図 第5図 第6図 第8図 第0図 811図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17圀 rハ 第18図 第19図 121図 第22図 rハ 第23図 第24図 rh 第す明 第2SB図 第25C図 −i:C2 一丁 手続補正書(自発) 平成3年lθ月8日 平成2年特許願第300344号 2、発明の名称 半導体集積回路 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所    東京都千代田区丸の内二丁@2番3号名
 称    (601)三菱電機株式会社代表者  志
岐守哉 4、代理人 住 所   大阪市北区南森町2丁目1番29号 住友
銀行南森町ビル5、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄、
および図面の第4図および第20図6、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり訂正す
る。 (2) 明細書第18頁第2行の「入力ICJを「入力
IC」に訂正する。 (3) 明細書第20頁第17行の[ノードSm+iJ
を「ノード4aJに訂正する。 (4) 明細書第20頁第17行ないし第18行の「ノ
ードCOm+iJを「ノード4bJに訂正する。 (5) 明細書第34頁第5行の「回路PGI4」を「
回路TG14Jに訂正する。 (6) 明細書第40頁第16行の「インピーダンス」
を「負荷容量」に訂正する。 (7) 明細書第40頁第17行の「インピーダンス」
を「負荷容量」に訂正する。 (8) 明細書第42頁第11行の「インピ−ダンス」
を「負荷容量」に訂正する。 (9) 明細書第42頁第12行の「インピーダンス」
を「負荷容量」に訂正する。 (10) 明細書第44頁第6行の「インピーダンス」
を「負荷容量」に訂正する。 (11) 明細書第44頁第7行の「インピーダンス」
を「負荷容量」に訂正する。 (12) 明細書第45頁第18行の「インピーダンス
」を「負荷容量」に訂正する。 (13) 明細書第45頁第19行の[インピーダンス
Jを「負荷容量」に訂正する。 (14) 明細書第47頁第8行ないし第9行の「イン
ピーダンス」を「負荷容量」に訂正する。 (15) 明細書第47頁第10行の「インピーダンス
Jを「負荷容量Jに訂正する。 (16) 明細書第47頁第15行ないし第16行の「
インピーダンス」を「負荷容量」に訂正する。 (17) 明細書第47頁第17行の「インピーダンス
」を「負荷容量」に訂正する。 (18) 明細書第47頁第18行ないし第20行の「
第1のゲート手段・・・これにより」を削除する。 (19) 明細書第48頁第5行ないし第6行の「イン
ピーダンス」を「負荷容量Jに訂正する。 (20) 明細書第48頁第7行の「インピーダンス」
を「負荷容量」に訂正する。 (21) 明細書第48頁第8行の「インピーダンス」
を「負荷容量」に訂正する。 (22) 明細書第48頁第9行ないし第11行の「第
4のゲート手段・・・されており、」を削除する。 (23) 明細書第48頁第16行の「インピーダンス
」を「負荷容量」に訂正する。 (24) 明細書第48頁第17行の「インピーダンス
」を「負荷容量」に訂正する。 (25) 明細書第49頁第8行ないし第9行の「イン
ピーダンス」を「負荷容量」に訂正する。 (26) 明細書第49頁第10行ないし第12行の[
したがって・・・される。」を削除する。 (27) 明細書第50頁第3行ないし第4行の「イン
ピーダンス」を「負荷容量」に訂正する。 (28) 明細書第50頁第5行の「インピーダンス」
を「負荷容量Jに訂正する。 (29) 明細書第50頁第6行ないし第7行の「第2
のゲート手段・・・小さくなり、」を削除する。 (30) 明細書第50頁第11行ないし第13行の「
伝達されるべき・・・ゲート手段」を「伝達する必要の
ない信号を受けるゲート手段の出力ノードから見た負荷
容量が高速に伝達されるべき信号を受けるゲート手段」
に訂正する。 (31) 明細書第52頁第12行ないし第14行の「
ゲート回路・・・小さくなり、」を削除する。 (32) 明細書第55頁第3行の「nチャネル」を「
nチャネル」に訂正する。 (33) 明細書第56頁第18行の「ビット値の反転
値」を「ビット値」に訂正する。 (34) 明細書第57頁第17行ないし東20行の「
出力ノード・・・反転される。」を削除する。 (35) 明細書第58頁第16行の「論理信号の反転
信号」を「論理信号」に訂正する。 (36) 明細書第60頁第5行の「の値論理値」を「
の論理値」に訂正する。 (37) 明細書第66頁第20行の「小さくし」を「
太きくシ」に訂正する。 (38) 明細書第71頁第18行の「信号Cの反転信
号」を「信号C」に訂正する。 (39) 明細書第83頁第14行の「第1の・・・出
力負荷容量」を「第2のゲート回路の出力ノードから見
た出力負荷容量」に訂正する。 (40) 図面第4図を別紙のとおり訂正する。 (41) 図面第20図を別紙のとおり訂正する。 以上 特許請求の範囲 (1) 複数の入力信号から1つの入力信号を選択信号
に応答して選択して出力ノードへ伝達する半導体集積回
路であって、 第1の入力ノードに接続され、前記第1の入力ノードヘ
与えられた第1の入力信号を前記選択信号に応答して前
記出力ノードへ伝達するための第1のゲート手段、前記
第1のゲート手段は前記出力ノードから見た第1の負荷
容量を有し、および第2の入力ノードに接続され、前記
第2のλカノードヘ与えられた第2の入力信号を前記選
択信号に応答して前記出力ノードへ伝達するための第2
のゲート手段を備え、前記第2のゲート手段は前記出力
ノードから見た第2の負荷容量を有しかつ前記第2の負
荷容量は前記第1の負荷容量よりも小さくされている、
半導体集積回路。 (2) 第1の入力ノード、第2の入力ノードおよび第
3の入力ノードへそれぞれ与えられる第1の論理信号、
第2の論理信号および第3の論理信号を加算し、該加算
結果の第1桁目および第2桁目の論理値にそれぞれ関連
する策4の論理信号および第5の論理信号を第1の出力
ノードおよび第2の出力ノードへそれぞれ出力する半導
体集積回路であって、 前記第1および第2の論理信号の論理値の一致/不一致
を検出し、該検出結果を示す一致/不一致指示信号を発
生する制御信号発生手段、前記第1の出力ノードに接続
され、前記一致/不一致指示信号に応答して、前記第3
の論理信号の反転信号を前記第1の出力ノードへ伝達す
るための第1のゲート手段、 前記第1の出力ノードに接続され、前記一致/不一致指
示信号に応答して、前記第3の論理信号を前記第1の出
力ノードへ伝達するための第2のゲート手段、前記第2
のゲート手段は前記第1のゲート手段と相補的にオン状
態となり、前記第2の出力ノードに接続され、前記一致
/不一致指示信号に応答して、前記第1の論理信号に対
応する信号を前記第2の出力ノードへ伝達するための第
3のゲート手段、および 前記第2の出力ノードへ接続され、前記第3の論理信号
に対応する信号を前記一致/不一致指示信号に応答して
前記第2の出力ノードへ伝達するための第4のゲート手
段を備え、前記第2のゲート手段と前記第4のゲート手
段は実質的に同時にオン状態となり、かつ前記第3およ
び第4のゲート手段は互いに相補的にオン状態となり、
かつさらに前記j13のゲート手段の前記第2の出力ノ
ードから見た負荷容量は前記第4のゲート手段の前記第
2の出力ノードから見た負荷容量より小さくされている
、半導体集積回路。 (3)  茶1の入力ノード、第2の入力ノードおよび
第3の入力ノードへそれぞれ与えられる第1の論理信号
、第2の論理信号および第3の論理信号を加算し、該加
算結果の第1桁目および第2桁目の論理値にそれぞれ関
連する箪4の論理信号および第5の論理信号を第1の出
力ノードおよび第2の出力ノードへそれぞれ出力する半
導体集積回路であって、 前記第1および第2の論理信号の一致/不一致を検出し
、該検出結果を示す一致/不一致指示信号を発生する制
御信号発生手段、 前記第「の出力ノードに接続され、前記一致/不一致指
示信号に応答して、前記第3の論理信号の反転信号を前
記第1の出力ノードへ伝達するための第1のゲート手段
、 前記第1の出力ノードに接続され、前記一致/不一致指
示信号に応答して、前記第3の論理信号を前記第1の出
力ノードへ伝達するための第2のゲート手段、前記第2
のゲート手段は前記第1のゲート手段と互いに相補的に
オン状態となり、前記第2の出力ノードに接続され、前
記一致/不一致指示信号に応答して、前記第1の論理信
号に対応する信号を前記第2の出力ノードヘ伝達するた
めの第3のゲート手段、および 前記第2の出力ノードへ接続され、前記第3の論理信号
に対応する信号を前記一致/不一致指示信号に応答して
前記第2の出力ノードへ伝達するための第4のゲート手
段を備え、前記第2のゲート手段と前記第4のゲート手
段は実質的に同時にオン状態となり、かつ前記第3およ
び第4のゲート手段は互いに相補的にオン状態となり、
かつさらに前記第4のゲート手段の前記第2の出力ノー
ドから見た負荷容量は前記第3のゲート手段の前記第2
の出力ノードから見た負荷容量よりも小さくされている
、半導体集積回路。 (4) 多ビット2進数を加算するための半導一体集積
回路であって、 互いに並列に設けられる複数の全加算器を備え、前記複
数の全加算器の各々は、前記多ビット2進数の内の対応
のビット値を示す第1および第2の論理信号をそれぞれ
受ける第1および第2の入力ノードと、下位ビットの全
加算器からの桁上げ信号を受ける第3の入力ノードと、
前記第1. jlW2および第3の入力ノードヘ与えら
れる信号の加算結果により得られる桁上げ信号を出力す
る第1の出力ノードと、前記第1の出力ノードへ前記第
3の入力ノードへ印加された桁上げ信号が伝達されるか
否かを示す桁上げ伝搬指示信号を出力する第2の出力ノ
ードを含み、 前記複数の全加算器すべてからの桁上げ伝搬指示信号に
応答して選択制御信号を発生する制御信号発生手段、お
よび 前記複数の全加算器のうちの最下位ビットの全加算器の
前記第3の入力ノードヘ与えられる桁上げ信号を前記選
択制御信号に応答して第3の出力ノードへ伝達する第1
のゲート手段、および前記複数の全加算器のうちの最上
位ビットの全加算器の前記第1の出力ノードからの桁上
げ信号を前記選択制御信号に応答して前記第3の出力ノ
ードへ伝達する第2のゲート手段を備え、前記第1のゲ
ート手段と前記第2のゲート手段とは互いに相補的にオ
ン状態となり、かつ前記第2のゲート手段の前記第3の
出力ノードから見た負荷容量は前記第1のゲート手段の
前記第3の出力ノードから見た負荷容量よりも小さくさ
れている、半導体集積回路。 (5) 多ビット2進数を加算するための半導体集積回
路であって、 複数の全加算器を備え、前記複数の全加算器の各々は、
前記多ビット2進数のうちの対応のビット値を示す第1
および第2の論理信号を受ける第1および第2の入力ノ
ードと、下位ビットの全加算器からの桁上げ信号を受け
る第3の入力ノードと、前記第1.第2および第3の入
力ノードヘ与えられる信号の加算により得られる桁上げ
信号を出力する第1の出力ノードと、前記第1の出力ノ
ードへ前記第3の入力ノードへ印加された桁上げ信号が
伝達されるか否かを示す桁上げ伝搬指示信号を出力する
ための第2の出力ノードを含み、かつ最下位ビットの全
加算器の前記第3の入力ノードへは予め定められた論理
値の桁上げ信号が与えられ、 前記複数の全加算器すべてからの前記桁上げ伝搬指示信
号に応答して選択制御信号を発生する制御信号発生手段
、 前記複数の全加算器のうちの前記最下位ビットの全加算
器の前記第3の入力ノードヘ与えられた前記桁上げ信号
を前記選択制御信号に応答して第3の出力ノードへ伝達
する第1のゲート手段、および 前記複数の全加算器のうちの最上位ビットの全加算器の
前記第1の出力ノードからの桁上げ信号を前記選択制御
信号に応答して前記第3の出力ノードへ伝達する第2の
ゲート手段を備え、前記第1のゲート手段は前記第2の
ゲート手段と互いに相補的にオン状態となり、かつ前記
第1のゲート手段の前記第3の出力ノードから見た負荷
容量は前記第2のゲート手段の前記第3の出力ノードか
ら見た負荷容量よりも小さくされている、半導体集積回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)複数の入力信号から1つの入力信号を選択信号に
    応答して選択して出力ノードへ伝達する半導体集積回路
    であって、 第1の入力ノードに接続され、前記第1の入力ノードへ
    与えられた第1の入力信号を前記選択信号に応答して前
    記出力ノードへ伝達するための第1のゲート手段、前記
    第1のゲート手段は前記出力ノードから見た第1のイン
    ピーダンスを有し、および 第2の入力ノードに接続され、前記第2の入力ノードへ
    与えられた第2の入力信号を前記選択信号に応答して前
    記出力ノードへ伝達するための第2のゲート手段を備え
    、前記第2のゲート手段は前記出力ノードから見た第2
    のインピーダンスを有しかつ前記第2のインピーダンス
    は前記第1のインピーダンスよりも小さくされている、
    半導体集積回路。 (2)第1の入力ノード、第2の入力ノードおよび第3
    の入力ノードへそれぞれ与えられる第1の論理信号、第
    2の論理信号および第3の論理信号を加算し、該加算結
    果の第1桁目および第2桁目の論理値にそれぞれ関連す
    る第4の論理信号および第5の論理信号を第1の出力ノ
    ードおよび第2の出力ノードへそれぞれ出力する半導体
    集積回路であって、 前記第1および第2の論理信号の論理値の一致/不一致
    を検出し、該検出結果を示す一致/不一致指示信号を発
    生する制御信号発生手段、 前記第1の出力ノードに接続され、前記一致/不一致指
    示信号に応答して、前記第3の論理信号の反転信号を前
    記第1の出力ノードへ伝達するための第1のゲート手段
    、 前記第1の出力ノードに接続され、前記一致/不一致指
    示信号に応答して、前記第3の論理信号を前記第1の出
    力ノードへ伝達するための第2のゲート手段、前記第2
    のゲート手段は前記第1のゲート手段と相補的にオン状
    態となり、 前記第2の出力ノードに接続され、前記一致/不一致指
    示信号に応答して、前記第1の論理信号に対応する信号
    を前記第2の出力ノードへ伝達するための第3のゲート
    手段、および 前記第2の出力ノードへ接続され、前記第3の論理信号
    に対応する信号を前記一致/不一致指示信号に応答して
    前記第2の出力ノードへ伝達するための第4のゲート手
    段を備え、前記第2のゲート手段と前記第4のゲート手
    段は実質的に同時にオン状態となり、かつ前記第3およ
    び第4のゲート手段は互いに相補的にオン状態となり、
    かつさらに前記第3のゲート手段の前記第2の出力ノー
    ドから見たインピーダンスは前記第4のゲート手段の前
    記第2の出力ノードから見たインピーダンスより小さく
    されている、半導体集積回路。 (3)第1の入力ノード、第2の入力ノードおよび第3
    の入力ノードへそれぞれ与えられる第1の論理信号、第
    2の論理信号および第3の論理信号を加算し、該加算結
    果の第1桁目および第2桁目の論理値にそれぞれ関連す
    る第4の論理信号および第5の論理信号を第1の出力ノ
    ードおよび第2の出力ノードへそれぞれ出力する半導体
    集積回路であって、 前記第1および第2の論理信号の一致/不一致を検出し
    、該検出結果を示す一致/不一致指示信号を発生する制
    御信号発生手段、 前記第1の出力ノードに接続され、前記一致/不一致指
    示信号に応答して、前記第3の論理信号の反転信号を前
    記第1の出力ノードへ伝達するための第1のゲート手段
    、 前記第1の出力ノードに接続され、前記一致/不一致指
    示信号に応答して、前記第3の論理信号を前記第1の出
    力ノードへ伝達するための第2のゲート手段、前記第2
    のゲート手段は前記第1のゲート手段と互いに相補的に
    オン状態となり、前記第2の出力ノードに接続され、前
    記一致/不一致指示信号に応答して、前記第1の論理信
    号に対応する信号を前記第2の出力ノードへ伝達するた
    めの第3のゲート手段、および 前記第2の出力ノードへ接続され、前記第3の論理信号
    に対応する信号を前記一致/不一致指示信号に応答して
    前記第2の出力ノードへ伝達するための第4のゲート手
    段を備え、前記第2のゲート手段と前記第4のゲート手
    段は実質的に同時にオン状態となり、かつ前記第3およ
    び第4のゲート手段は互いに相補的にオン状態となり、
    かつさらに前記第4のゲート手段の前記第2の出力ノー
    ドから見たインピーダンスは前記第3のゲート手段の前
    記第2の出力ノードから見たインピーダンスよりも小さ
    くされている、半導体集積回路。(4)多ビット2進数
    を加算するための半導体集積回路であって、 互いに並列に設けられる複数の全加算器を備え、前記複
    数の全加算器の各々は、前記多ビット2進数の内の対応
    のビット値を示す第1および第2の論理信号をそれぞれ
    受ける第1および第2の入力ノードと、下位ビットの全
    加算器からの桁上げ信号を受ける第3の入力ノードと、
    前記第1、第2および第3の入力ノードへ与えられる信
    号の加算結果により得られる桁上げ信号を出力する第1
    の出力ノードと、前記第1の出力ノードへ前記第3の入
    力ノードへ印加された桁上げ信号が伝達されるか否かを
    示す桁上げ伝搬指示信号を出力する第2の出力ノードを
    含み、 前記複数の全加算器すべてからの桁上げ伝搬指示信号に
    応答して選択制御信号を発生する制御信号発生手段、お
    よび 前記複数の全加算器のうちの最下位ビットの全加算器の
    前記第3の入力ノードへ与えられる桁上げ信号を前記選
    択制御信号に応答して第3の出力ノードへ伝達する第1
    のゲート手段、および前記複数の全加算器のうちの最上
    位ビットの全加算器の前記第1の出力ノードからの桁上
    げ信号を前記選択制御信号に応答して前記第3の出力ノ
    ードへ伝達する第2のゲート手段を備え、 前記第3のゲート手段と前記第4のゲート手段とは互い
    に相補的にオン状態となり、かつ前記第2のゲート手段
    の前記第3の出力ノードから見たインピーダンスは前記
    第1のゲート手段の前記第3の出力ノードから見たイン
    ピーダンスよりも小さくされている、半導体集積回路。 (5)多ビット2進数を加算するための半導体集積回路
    であって、 複数の全加算器を備え、前記複数の全加算器の各々は、
    前記多ビット2進数のうちの対応のビット値を示す第1
    および第2の論理信号を受ける第1および第2の入力ノ
    ードと、下位ビットの全加算器からの桁上げ信号を受け
    る第3の入力ノードと、前記第1、第2および第3の入
    力ノードへ与えられる信号の加算により得られる桁上げ
    信号を出力する第1の出力ノードと、前記第1の出力ノ
    ードへ前記第3の入力ノードへ印加された桁上げ信号が
    伝達されるか否かを示す桁上げ伝搬指示信号を出力する
    ための第2の出力ノードを含み、かつ最下位ビットの全
    加算器の前記第3の入力ノードへは予め定められた論理
    値の桁上げ信号が与えられ、 前記複数の全加算器すべてからの前記桁上げ伝搬指示信
    号に応答して選択制御信号を発生する制御信号発生手段
    、 前記複数の全加算器のうちの前記最下位ビットの全加算
    器の前記第3の入力ノードへ与えられた前記桁上げ信号
    を前記選択制御信号に応答して第3の出力ノードへ伝達
    する第1のゲート手段、および 前記複数の全加算器のうちの最上位ビットの全加算器の
    前記第1の出力ノードからの桁上げ信号を前記選択制御
    信号に応答して前記第3の出力ノードへ伝達する第2の
    ゲート手段を備え、 前記第1のゲート手段は前記第2のゲート手段と互いに
    相補的にオン状態となり、かつ前記第1のゲート手段の
    前記第3の出力ノードから見たインピーダンスは前記第
    2のゲート手段の前記第3の出力ノードから見たインピ
    ーダンスよりも小さくされている、半導体集積回路。
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