JPH04372972A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH04372972A
JPH04372972A JP3150511A JP15051191A JPH04372972A JP H04372972 A JPH04372972 A JP H04372972A JP 3150511 A JP3150511 A JP 3150511A JP 15051191 A JP15051191 A JP 15051191A JP H04372972 A JPH04372972 A JP H04372972A
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JP
Japan
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heat
resistant belt
resistant
toner image
belt
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Pending
Application number
JP3150511A
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English (en)
Inventor
Junichi Matsuno
松野 順一
Masaru Nakano
勝 中野
Tsutomu Hiraoka
力 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3150511A priority Critical patent/JPH04372972A/ja
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  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数色からなる画像を
用紙に転写・定着する電子写真装置に係り、特に記録部
で形成された二色以上のトナー像を誘電体層を有する耐
熱ベルトに一色づつ転写して、その後用紙に該カラーの
トナー像を用紙に同時に転写、定着する手段を有する電
子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数色からなる画像を用紙に転写
・定着する電子写真装置としては、例えば特開平3−7
3736号公報に記載されているものが知られている。 また、各色毎、感光体上にトナー像を形成して誘電体上
に転写し、該誘電体上にカラーのトナー像を形成して、
その後該カラーのトナー像を用紙へ転写し、下流の搬送
路に配置した定着手段で定着する構成のものや、感光体
上にトナー像を重ねて形成して、転写手段で用紙に該カ
ラーのトナー像を転写し、該用紙を定着手段に搬送する
構成のものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、い
ずれも転写手段と定着手段が別構成になっていたので、
転写中にトナー像と用紙間で滑りが発生し、画像の乱れ
を起こしやすいという恐れがあった。また、転写手段と
定着手段が別構成になっていたので、定着手段に用紙が
進入するときに、転写手段と定着手段の用紙搬送速度差
が転写中のトナー像を乱すという恐れがあった。
【0004】また、転写手段と定着手段が別構成になっ
ており、該転写手段と定着手段の用紙搬送速度差を用紙
の曲げで吸収する構成になっていたので、該転写手段と
定着手段間に用紙の曲げ距離を確保するため、装置がそ
れだけ大型化することが避けられなかった。また、多数
枚の用紙で構成されたノートブック等のような媒体への
記録は、未定着トナーを有する媒体を転写手段から定着
手段まで搬送するのが困難であり、実用化されなかった
【0005】本発明の課題は、複数色の画像を転写、定
着する電子写真装置において、転写される画像の乱れを
無くして高画質記録を実現し、さらに、多数枚の用紙で
構成されたノートブック等のような媒体への記録を可能
にするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、複数色の画像を用紙等の媒体に転写、定着
する電子写真装置において、トナー像を担持して回動す
る耐熱ベルトと、該耐熱ベルト上に複数色のトナー像を
静電気的に形成する手段と、該耐熱ベルト上の前記複数
色のトナー像を加熱して用紙へ転写するとともに該用紙
に定着させる転写、定着手段と、転写、定着時に用紙を
前記耐熱ベルトに押圧する押圧手段とを設けたものであ
る。
【0007】
【作用】カラートナー像は、耐熱ベルトから押圧手段が
離された状態で、該耐熱ベルトに静電気的に吸着される
。その後、前記押圧手段により用紙が前記耐熱ベルトに
押圧され、同時に加熱手段により前記カラートナー像が
耐熱ベルトを介して加熱され、溶融した該カラートナー
像は用紙へ転写されると同時に、定着される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1、2を参照して
説明する。本発明の第1の実施例を、図1に示す。本実
施例の電子写真装置は、感光体駆動プーリ12に駆動さ
れて回転する感光ベルト11と、該感光ベルト11を均
一に帯電させる帯電器14と、一様に帯電した前記感光
ベルト11に静電潜像を形成させるレーザ光照射手段と
、形成された前記静電潜像をトナー像とするイエローの
現像機16,マゼンタの現像機17,シアンの現像機1
8,ブラックの現像機19と、帯電器14の上流側の感
光ベルト11に接して配置されたクリーナ13と、駆動
プーリ5に駆動され前記感光ベルト11に接して該駆動
プーリ5と発熱体支持具6の周囲を回動する耐熱ベルト
4と、該耐熱ベルト4を前記感光ベルト11に押圧する
弾性体を被覆した回転体である補助ローラ20と、該補
助ローラ20の上流側の耐熱ベルト4に接して配置され
該耐熱ベルト4の誘電体層を一様に帯電させる押圧ロー
ラ10と、前記発熱体支持具6の転写・定着部に耐熱ベ
ルト4に接するように内装されて転写・定着を行う転写
・定着手段である発熱体7と、該発熱体7の下流側に前
記耐熱ベルト4に接して配置された冷却ユニット9と、
前記発熱体7に耐熱ベルト4を挟んで対向する位置に該
耐熱ベルトに対して押圧/開離可能に配置された耐熱性
のバックアップローラ8と、該バックアップローラ8を
回転自由に支持するとともに自らは点Pでピン24によ
り揺動可能に枢着された押圧リンク22と、該押圧リン
ク22の点Pを挟んでバックアップローラ8に対向する
側の一端に取り付けられた引っ張りばね23と、前記押
圧リンク22の他端に取り付けられたソレノイド21と
、用紙を前記耐熱ベルト4とバックアップローラ8の間
に給送する給送ローラ2と、該給送ローラ2に接して配
置された摩擦分離パッド3と、を含んで構成されている
【0009】前記感光ベルト11は、ポリエステルフィ
ルム上にアルミニウムを蒸着し、その上に光により電荷
が変化する感光材料をコーティングしたものである。ま
た、耐熱ベルト4は、その周長を前記感光ベルト11の
周長と等しくし、厚み15〜50μmのニッケルのエン
ドレスベルトの外周側表面にフッ素樹脂(例えばテフロ
ン)を10〜30μmの厚みにコーティングしたもので
ある。また、前記バックアップローラ8は、前記耐熱ベ
ルト及びまたは紙などの転写媒体に接する外周部分を少
なくとも200℃程度の温度に耐える弾性体で構成して
ある。
【0010】発熱体7として本実施例では、PTCヒー
タを用いた。この発熱体7とバックアップローラ8の接
触幅寸法は、発熱体7のトナー定着温度よりも高くなる
表面部分の幅よりも大きくしてある。
【0011】上記構成の装置の動作を以下に説明する。 ホッパ内に堆積した用紙1は、給送ローラ2と摩擦分離
パッド3により一枚ずつ前記耐熱ベルト4とバックアッ
プローラ8の間に向けて分離給送される。一方、感光体
駆動プーリ12で回動される感光ベルト11は、帯電器
14で一様に帯電されたのち、例えば記録画像情報に基
づいて制御されたレーザ光照射手段から照射され、この
レーザ光15により、該感光ベルト11上に静電潜像が
記録される。該静電潜像は、イエローの現像機16、マ
ゼンタの現像機17、シアンの現像機18、ブラックの
現像機19により可視化されてトナー像になる。例えば
、始めにイエローの画像情報に基づいたレーザ光15が
感光ベルト11上に照射されて、イエローの静電潜像が
形成され、該静電潜像にイエローの現像機16でトナー
像が形成される。耐熱ベルト4の誘電体層はバイアス電
圧を印加された押圧ローラ10で一様に帯電され、該耐
熱ベルト4は補助ローラ20で前記感光ベルト11に押
圧されて感光ベルト11上の前記イエローのトナー像が
、前記一様に帯電された耐熱ベルト4へ転写される。
【0012】該耐熱ベルト4上のイエローのトナー像に
、その後マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー像が感
光ベルト11から順次重ねられて、カラーのトナー像と
なる。該カラーのトナー像を備えた耐熱ベルト4は、転
写・定着部において耐熱性のバックアップローラ8と発
熱体7間に、前記給送ローラ2によって給送された用紙
1とともに挿入されて挾持され、該発熱体7の発熱によ
り耐熱ベルト4上のトナー像が溶融して該用紙1に転写
定着される。該バックアップローラ8は、全色のトナー
像が耐熱ベルト4上に転写されるまで、耐熱ベルト4か
ら離して待機させられ、その間発熱体7は発熱しないよ
うに制御される。用紙へのトナー像の転写定着後、該用
紙1はここでは記載していないスタッカへ排出される。 一方、転写定着後の耐熱ベルト4は冷却ユニット9によ
り70℃以下に冷却され、再度、感光ベルト11上のト
ナー像が誘電体層を有する耐熱ベルト4へ転写される位
置に回動される。
【0013】感光ベルト11上のトナー像が耐熱ベルト
4へ転写された後、感光ベルト11上に残留したトナー
はクリーナ13により清掃され、その後、感光ベルト1
1は帯電器14で一様に帯電される。
【0014】次に、全色のトナー像が耐熱ベルト4上に
転写するまで、バックアップローラ8を耐熱ベルト4か
ら離して待機させる構成について説明する。本実施例で
は、P点で揺動可能に支持された押圧リンク22にバッ
クアップローラ8が回転自由に支持され、P点に対し該
バックアップローラ8と反対側に引張りばね23が図1
に示すように設置されて、バックアップローラ8は発熱
体支持具6に取り付けられた発熱体7に押し付けられて
いる。
【0015】バックアップローラ8を耐熱ベルト4から
離す場合、押圧リンク22のP点に対し引張りばね23
の設置場所と反対側端に取り付けられたソレノイド21
が励磁され、ソレノイド21の吸引力が前記引っ張りば
ね23の力に打ち勝って前記押圧リンク22はバックア
ップローラ8が耐熱ベルト4から離れる方向に引かれる
。該ソレノイド21は、図示されていない電子写真装置
の制御装置により制御されている。
【0016】本実施例によれば、転写手段と定着手段間
の用紙搬送手段を削除することができるため、装置の小
形化が実現でき、しかも、転写手段におけるトナー像と
用紙間の転写ずれを防止できるため、画質の向上が実現
でき、さらに、多数枚の用紙で構成されたノートブック
への転写定着も可能になる。
【0017】上記実施例では、静電潜像の現像機は4色
の場合であるが、2,3色の場合、あるいは5色以上の
場合も同様の構成で実現できる。また、上記第1の実施
例においては、耐熱ベルト4に一様に帯電させる押圧ロ
ーラ10と、該耐熱ベルト4を感光ベルト11に押圧す
る補助ローラ20とが別個に設けられているが、補助ロ
ーラ20にバイアス電圧を印加して耐熱ベルトに帯電さ
せることもできる。但しこの場合は、耐熱ベルトの補助
ローラに接する面にテフロンコーティングなどにより、
誘電体層を形成しておく必要がある。
【0018】さらに、上記実施例では、発熱体7は発熱
体支持具6に支持されているが、発熱体7と発熱体支持
具6の間にソレノイドを介在させ、用紙等の媒体が転写
定着部に挿入される直前に、該発熱体7をバックアップ
ローラ8から離れる方向に移動させて用紙等の媒体の厚
みの変化に対応するようにしてもよい。さらにまた、バ
ックアップローラ8が枢着された押圧リンク22の一端
を引っ張る引っ張りばね23の固定端(押圧リンク22
に取り付けられた側と反対の側)をソレノイドを介して
固定し、電磁的に該ソレノイドを伸縮させることによっ
て、バックアップローラ8と発熱体7の間の圧力を用紙
等の媒体の厚みや平滑度の変化に対応して変化させるこ
ともできる。
【0019】また、上記実施例では、発熱体7の発熱領
域は一定であるが、発熱領域を媒体の幅に対応させて変
化させたり、媒体の搬送位置に対応させて変化させたり
してもよい。、次に図2を参照して本発明の第2の実施
例を説明する。図2に示す実施例が前記第1の実施例と
異なるのは、カラー画像を構成する各色のトナー像がそ
れぞれ異なる感光体ドラムに形成されたのち、耐熱ベル
ト4に転写される点である。すなわち、本実施例では、
前記第1の実施例における感光ベルト11、現像器16
,17,18,19、クリーナ13、帯電器14、感光
体駆動プーリ12に代えて、耐熱ベルト4に接して回転
する3個の感光体ドラム(イエロー感光体ドラム31,
マゼンタ感光体ドラム41,シアン感光体ドラム31)
が配置され、それぞれの感光体ドラムにクリーナ,帯電
器,現像機が設けられ、さらにそれぞれの感光体ドラム
に耐熱ベルト4を押圧する補助ローラが個別に配置され
ている。
【0020】上記構成の装置においては、イエロー静電
潜像は、イエローの記録画像情報に基づいて制御された
イエローレーザ光34により、イエロー帯電器33によ
り一様に帯電されたイエロー感光体ドラム31上に記録
されて、イエロー現像機35により可視像化される。該
イエローの可視像(トナー像)は、誘電体層を有する金
属ベルトから構成される耐熱ベルト4に、押圧ローラ1
0により印加されたバイアス電圧による電位差によって
、耐熱ベルト4に転写される。この時、耐熱ベルト4は
イエロー感光体ドラム31と等速で回動される。
【0021】次に、マゼンタの静電潜像は、マゼンタの
記録画像情報に基づいて制御されたマゼンタレーザ光4
4により、マゼンタ帯電器43により一様に帯電された
マゼンタ感光体ドラム41上に記録されて、マゼンタ現
像機45により可視像化される。該マゼンタの可視像は
、イエローのトナー像を担持した耐熱ベルト4に重ねて
転写される。この時、耐熱ベルト4はマゼンタ感光体ド
ラム41と等速で回動される。
【0022】次に、シアンの静電潜像は、シアンの記録
画像情報に基づいて制御されたシアンレーザ光54によ
り、シアン帯電器53により一様に帯電されたシアン感
光体ドラム51上に記録されて、シアン現像機55によ
り可視像化される。該シアンの可視像は、イエロー、マ
ゼンタの両トナー像を担持した耐熱ベルト4に重ねて転
写される。この時、耐熱ベルト4はシアン感光体ドラム
51と等速で回動される。
【0023】該トナー像の耐熱ベルト4への転写は、ベ
ルトの位置に合わせて各色同時に実施されても、また耐
熱ベルト4の回転毎に一色づつ実施されてもよい。トナ
ーの色は、二色以上何色であっても同様な構成で実現で
きる。
【0024】イエロー感光体ドラム31は、イエローの
トナー像の耐熱ベルト4への転写終了後、イエロークリ
ーナ32で、残留トナーの清掃が行われる。マゼンタ感
光体ドラム41は、マゼンタのトナー像の耐熱ベルト4
への転写終了後、マゼンタクリーナ42で、残留トナー
の清掃が行われる。シアン感光体ドラム51は、シアン
のトナー像の耐熱ベルト4への転写終了後、シアンクリ
ーナ52で、残留トナーの清掃が行われる。
【0025】一度に三色のトナー像が耐熱ベルト4へ転
写される構成では、三色のトナー像を担持する耐熱ベル
ト4は、転写・定着部において耐熱性のバックアップロ
ーラ8と発熱体7間に用紙1とともに挿入されて挾持さ
れ、該用紙1に耐熱ベルト4上のトナー像が転写定着さ
れる。転写定着後、用紙1はここでは図示されていない
スタッカへ排出される。
【0026】また、耐熱ベルト4の回転毎に一色づつト
ナー像が耐熱ベルト4へ転写される場合、前記バックア
ップローラ8は、全色のトナー像が耐熱ベルト4上に転
写されるまで、耐熱ベルト4から離して待機させられる
。また、その間発熱体7は発熱しないように制御される
。転写定着後、用紙1はここでは図示されていないスタ
ッカへ排出される。
【0027】その後、耐熱ベルト4は冷却ユニット9に
よって冷却され、駆動プーリ5に駆動されて回動し、押
圧ローラ10により一様に帯電されて次のトナー像の転
写を受ける。
【0028】転写・定着時、発熱体の温度は200℃前
後となり、定着温度は120〜200℃となるが、転写
定着後の耐熱ベルト4上に再度静電気的にトナー像が転
写されるため、トナー像が耐熱ベルト4に融着などしな
いように、耐熱ベルト4の温度を下げることが必須とな
る。耐熱ベルト4は転写定着部と駆動プーリ5の間で冷
却され、その温度は低下するが、温度の低下が不十分な
場合は駆動プーリ5を中空に構成し、駆動プーリ5内に
空気を流すことが冷却のために効果的である。また、耐
熱ベルト4表面を本実施例のように冷却ユニット9で冷
却することも効果がある。
【0029】本実施例では、耐熱ベルト4上のトナー像
を該耐熱ベルト4を介して加熱する発熱体7と、該発熱
体7に対向させて回転自由に配置したバックアップロー
ラ8との間の圧力が、転写される媒体厚さが変化しても
、概して一定になるように該耐熱性のバックアップロー
ラ8は、例えば引張りばね23で耐熱ベルト4に押圧す
る。
【0030】また、媒体厚さの変化に対応させて、該媒
体が耐熱ベルト4と該耐熱ベルト4に対向させて回転自
由に配置したバックアップローラ8との間に挿入される
直前に、該バックアップローラ8を離間させる。
【0031】上記各実施例では、耐熱ベルトは、ニッケ
ルのベルトに片側にテフロンコーティングしたものであ
るが、両側にテフロンコーティングしたものとしてもよ
い。また、ニッケルのベルトの外周側もしくは両側に高
抵抗体樹脂をまずコーティングし、その上にフッ素樹脂
のコーティングを行った耐熱ベルトとしてもよい。さら
に、ニッケルに代えてポリイミドのフィルムとし、この
ポリイミドのフィルムにフッ素樹脂をコーティングした
耐熱ベルトとしてもよい。
【0032】本発明による電子写真装置をファクシミリ
に採用した場合、耐熱ベルト4上のカラーのトナー像は
発熱体7により、加熱溶融され、用紙1へ転写されると
同時に、定着されるため、多種用紙が使用可能で、例え
ば、家庭によくある広告の裏紙などへも記録可能である
。また、画像情報が通信手段により送られてきた時点で
、発熱体7を加熱しても、直ちに耐熱ベルト4が定着温
度まで上昇するので、待機中に該発熱体7を加熱してお
く必要は無い。
【0033】本発明による電子写真装置は、また例えば
、ATMなどで通帳の印字を行う通帳プリンタに用いる
ことにより、色分けした印字を一挙動で行うことができ
、処理の高速化が可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、カラーの電子写真装置
において、トナー像の用紙へ転写と該転写されたトナー
像の用紙への定着が一工程で行われるので、小形の装置
構成で、高画質記録が実現され、さらに、多数枚の用紙
で構成されたノートブック等のような媒体への記録が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施例の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1  用紙                    
   2  給送ローラ3  摩擦分離パッド    
         4  耐熱ベルト5  駆動プーリ
                 6  発熱体支持
具7  発熱体                  
   8  バックアップローラ 9  冷却ユニット             10 
 押圧ローラ11  感光体ベルト         
  12  感光体駆動プーリ 13  クリーナ               14
  帯電器15  レーザ光            
   16  イエロー現像機17  マゼンタ現像機
         18  シアン現像機19  ブラ
ック現像機         20  補助ローラ21
  ソレノイド             22  押
圧リンク23  引張りばね            
 24  ピン31  イエロー感光体ドラム   3
2  イエロークリーナ 33  イエロー帯電器         34  イ
エローレーザ光 35  イエロー現像機         36  イ
エロー補助ローラ 41  マゼンタ感光体ドラム   42  マゼンタ
クリーナ 43  マゼンタ帯電器         44  マ
ゼンタレーザ光 45  マゼンタ現像機         46  マ
ゼンタ補助ローラ 51  シアン感光体ドラム     52  シアン
クリーナ53  シアン帯電器           
54  シアンレーザ光55  シアン現像機    
       56  シアン補助ローラ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録情報に基づく少なくとも2色のト
    ナー像を用紙等の媒体に転写する電子写真装置において
    、トナー像を担持して回動する耐熱ベルトと、該耐熱ベ
    ルト上へ少なくとも2色のトナー像を重ねて転写する手
    段と、該耐熱ベルト上に重ねて転写された前記少なくと
    も2色のトナー像を加熱して用紙へ一度に転写定着する
    手段と、該転写定着する手段に対向して配置され用紙等
    の媒体を前記耐熱ベルトを介して前記転写定着する手段
    に押圧する手段とを有することを特徴とする電子写真装
    置。
  2. 【請求項2】  耐熱ベルト上へ少なくとも2色のトナ
    ー像を重ねて転写する手段は、一つの色のトナー像を該
    耐熱ベルト上に転写したのち、次の色のトナー像を前記
    耐熱ベルト上の転写済みのトナー像に重ねて転写するも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の電子写真装
    置。
  3. 【請求項3】  記録情報に基づく少なくとも2色のト
    ナー像を感光体上に重ねて形成し終わるまで、押圧手段
    を該耐熱ベルトから離脱させておく手段を有することを
    特徴とする請求項1または2に記載の電子写真装置。
  4. 【請求項4】  記録情報に基づく少なくとも2色のト
    ナー像を形成する感光体周長と、該トナー像を転写する
    耐熱ベルトの周長が等しいことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の電子写真装置。
  5. 【請求項5】  記録情報に基づく少なくとも2色のト
    ナー像を感光体上に形成し終わるまで、耐熱ベルト上の
    トナー像を用紙へ転写定着する手段の発熱を禁止する制
    御手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の電子写真装置。
  6. 【請求項6】  記録情報に基づく少なくとも2色のト
    ナー像を感光体上に形成し終わるまで、押圧手段を耐熱
    ベルトから離脱させる手段と、耐熱ベルト上のトナー像
    を用紙等の媒体へ転写定着する手段の発熱を禁止する制
    御手段とを有することを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載の電子写真装置。
  7. 【請求項7】  耐熱ベルトが、外側表面にフッ素樹脂
    を塗布した金属ベルトからなることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれかに記載の電子写真装置。
  8. 【請求項8】  耐熱ベルトが、外側表面に高抵抗体樹
    脂とフッ素樹脂を塗布した金属ベルトからなることを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子写真装
    置。
  9. 【請求項9】  耐熱ベルトが、その両面にフッ素樹脂
    を塗布した金属ベルトからなることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれかに記載の電子写真装置。
  10. 【請求項10】  その両面に高抵抗体樹脂とフッ素樹
    脂を塗布した金属ベルトからなることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれかに記載の電子写真装置。
  11. 【請求項11】  耐熱ベルトが、ポリイミドフィルム
    にフッ素樹脂を塗布してなることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれかに記載の電子写真装置。
  12. 【請求項12】  転写定着する手段がPTCヒータで
    あることを特徴とする特許請求項1乃至11のいずれか
    に記載の電子写真装置。
  13. 【請求項13】  転写定着後、耐熱ベルトを70℃以
    下に冷却する手段を有することを特徴とする特許請求項
    1乃至12のいずれかに記載の電子写真装置。
  14. 【請求項14】  感光体上に形成されたトナー像を耐
    熱ベルト上に転写させるために、耐熱ベルトと該感光体
    との接触を良好に維持する弾性体を被覆した回転体を有
    することを特徴とする特許請求項1乃至13のいずれか
    に記載の電子写真装置。
  15. 【請求項15】  転写定着する手段と、該転写定着す
    る手段に対向して配置された押圧手段の接触幅寸法が、
    トナー定着温度に達した該転写定着する手段の表面幅寸
    法より大きいことを特徴とする請求項1乃至14のいず
    れかに記載の電子写真装置。
  16. 【請求項16】  記録部で形成されたトナー像を用紙
    に転写する転写手段を有する電子写真装置において、該
    トナー像を形成する耐熱ベルトと、該耐熱ベルト上のト
    ナー像を該耐熱ベルトを介して加熱する手段と、該加熱
    手段に対向させて回転自由に配置した耐熱性の弾性体と
    を有し、該耐熱ベルトと該耐熱性の弾性体との間に用紙
    等の媒体を挿入して該トナー像を前記媒体へ転写定着す
    ることを特徴とする電子写真装置。
  17. 【請求項17】  耐熱ベルト上のトナー像を該耐熱ベ
    ルトを介して加熱する手段と、該加熱手段に対向させて
    回転自由に配置した耐熱性の弾性体との間の圧力が、媒
    体厚さが変化しても、概して一定になるように該耐熱性
    の弾性体を支持する手段を備えたことを特徴とする請求
    項16に記載の電子写真装置。
  18. 【請求項18】  媒体が耐熱ベルトと該耐熱ベルトに
    対向させて回転自由に配置した耐熱性の弾性体との間に
    挿入される直前に、媒体厚さの変化に対応させて、前記
    耐熱性の弾性体の支持位置を移動させる手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項16に記載の電子写真装置。
  19. 【請求項19】  媒体が耐熱ベルトと該耐熱ベルトに
    対向させて回転自由に配置した耐熱性の弾性体との間に
    挿入される直前に、該媒体厚さの変化に対応させて、前
    記加熱手段の支持位置を移動させる手段を備えたことを
    特徴とする請求項16に記載の電子写真装置。
  20. 【請求項20】  耐熱ベルトを介して加熱する手段と
    該加熱手段に対向させて回転自由に配置した耐熱性の弾
    性体との間の圧力を、媒体厚さ及びまたは媒体表面の平
    滑度に対応して変化させる手段を有することを特徴とす
    る請求項16に記載の電子写真装置。
  21. 【請求項21】  耐熱ベルトを介して加熱する手段の
    発熱領域を、媒体の幅に対応させて変化させることを特
    徴とする請求項16に記載の電子写真装置。
  22. 【請求項22】  耐熱ベルトを介して加熱する手段の
    発熱領域を、媒体の搬送位置に対応させて変化させるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の電子写真装置。
  23. 【請求項23】  トナー像を形成する耐熱ベルトと、
    該耐熱ベルト上のトナー像を該耐熱ベルトを介して加熱
    する手段と、該加熱手段に対向させて回転自由に配置し
    た耐熱性の弾性体とを有し、該耐熱ベルトと該耐熱性の
    弾性体との間に通帳を挿入して前記トナー像を該通帳へ
    転写定着することを特徴とする通帳プリンタ。
  24. 【請求項24】  トナー像を形成する耐熱ベルトと、
    該耐熱ベルト上のトナー像を該耐熱ベルトを介して加熱
    する手段と、該加熱手段に対向させて回転自由に配置し
    た耐熱性の弾性体とを有し、該耐熱ベルトと該耐熱性の
    弾性体との間にロール紙もしくはカット紙を挿入して前
    記トナー像を該通帳へ転写定着することを特徴とするフ
    ァクシミリ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0692749A3 (en) * 1994-07-13 1997-02-12 Hitachi Ltd Electrophotographic copying device
US6282392B1 (en) 1999-03-11 2001-08-28 Nec Corporation Image formation apparatus
JP2013217958A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Canon Inc 画像形成装置

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