JP2001100537A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法および画像形成装置

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JP2001100537A
JP2001100537A JP27417499A JP27417499A JP2001100537A JP 2001100537 A JP2001100537 A JP 2001100537A JP 27417499 A JP27417499 A JP 27417499A JP 27417499 A JP27417499 A JP 27417499A JP 2001100537 A JP2001100537 A JP 2001100537A
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Sanehiro Katsuta
修弘 勝田
Yuichi Fukuda
雄一 福田
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー像が形成された記録用紙の剥離を確実に
行なうことができる画像形成方法および画像形成装置を
提供する。 【解決手段】感光体ドラム11上に現像器12でトナー
像を形成して、一次転写位置T1において、循環移動す
る中間転写ベルト14上に転写し、二次転写位置T2に
おいて、トナー像を間に挟むように記録用紙16を中間
転写ベルト14に重ね合わせて、加熱ローラ19_1お
よび加圧ローラ19_2により記録用紙16に転写し、
その後、記録用紙16を中間転写ベルト14に重ね合わ
せたまま、トナー像を構成するトナーのガラス転移点温
度をTgとしたときTg+10℃よりも低い温度にまで
そのトナー像を冷却手段20で冷却して、記録用紙16
を中間転写ベルト14から剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のカ
ラー複写機やカラープリンタなどに用いられる画像形成
方法および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体上に形成されたトナー
像を中間転写体へ転写し、その中間転写体上のトナー像
を用紙とともに加熱加圧してその用紙へ転写定着する画
像形成装置が知られている。
【0003】図7は、従来の画像形成装置の概略構成図
である。
【0004】図7に示す画像形成装置100には、矢印
A方向に回転する感光体ドラム1(感光体ドラム1は、
実際にはシアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y),ブラック(K)に対応して4つ備えられている
が、ここでは2つの感光体ドラム1を例示的に示す)
と、感光体ドラム1の外周に沿って配置されたトナー像
形成手段としての現像器2と、矢印B方向に循環移動す
る中間転写ベルト3と、その中間転写ベルト3を介して
感光体ドラム1と対向して配置された押圧ローラ4と、
中間転写ベルト3を張架する駆動ローラ5_1および従
動ローラ5_2と、中間転写ベルト3を介して対向配置
された加熱ローラ6_1および加圧ローラ6_2からな
る転写定着手段6と、加熱ローラ6_1と加圧ローラ6
_2との間に被転写材である記録用紙7を供給するため
の被転写材ガイド8と、中間転写ベルト3上の残留トナ
ーを取り除くためのクリーニングローラ9とが備えられ
ている。
【0005】このように構成された画像形成装置100
では、先ず、図7に示す右側の感光体ドラム1上に形成
された静電潜像が現像器2により現像されてトナー像が
形成される。さらに、その感光体ドラム1上に形成され
たトナー像は、感光体ドラム1の回転により第1の転写
位置T1に搬送され、この転写位置T1で中間転写ベル
ト3とともに感光体ドラム1および押圧ローラ4による
加圧および静電気力を受けて中間転写ベルト3上に転写
される。中間転写ベルト3上に転写されたトナー像の上
には、次の感光体ドラム1(図7に示す左側の感光体ド
ラム1)上に形成されたトナー像が重ね合わせるように
転写され、さらに、その上に、図示しない2つの感光体
ドラム上に形成されたトナー像が重ね合わせるように転
写される。こうして4色のトナー像が重ね合わされて形
成されたカラートナー像が、中間転写ベルト3の循環移
動により第2の転写位置T2に搬送され、この転写位置
T2において、被転写材ガイド8を経由して供給された
記録用紙7を中間転写ベルト3に重ね合わせて、トナー
像が、加熱ローラ6_1および加圧ローラ6_2により
加熱加圧されて記録用紙7上に転写定着される。その
後、記録用紙7は剥離部Cで剥離される。このようにし
て、高品位の画像を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述した画像
形成装置100において、記録用紙7を剥離部Cで剥離
させる場合、記録用紙(以下、単に用紙と称する場合が
ある)のこしを利用したセルフストトリッピングによっ
て剥離が行なわれるが、こしの弱い用紙を剥離する場
合、セルフストトリッピングにより中間転写ベルトある
いはロールから用紙を剥離することができない場合があ
る。そこで、特開平5−249798号公報には、画像
の高画質化を目的としてトナー像媒体から用紙を剥離す
る場合、トナーの軟化点温度Mpからトナーのガラス転
移点温度Tgまでの範囲内でトナーを冷却して剥離する
という技術が提案されている。しかし、上記温度範囲内
において、厚さが薄くこしの弱い用紙を剥離する場合、
トナー像媒体とトナー像の付着力よりトナー凝集力の方
が強くなったとしても、用紙の先端のみが剥離するだけ
で用紙全体がトナー像媒体から剥離できないという問題
がある。
【0007】また、表面が平滑で薄いコート紙(以下、
薄紙コート紙と称する)を搬送させる場合、トナー像媒
体とトナー像の付着力が一層増し、剥離性は一段と落ち
ることとなる。この原因としては、こしの弱い薄紙コー
ト紙は、トナー像媒体との密着性が高く、従って付着力
が大きくなり、その力に用紙のこしが打ち勝てずに剥離
できないということが考えられる。今後、電子写真方式
のカラー複写機やカラープリンタなどに用いられる画像
形成装置において、印刷市場と同様に、薄紙コート紙の
ハードサンプルは不可欠になると予測されるため、薄紙
コート紙を完全に剥離する技術は重要である。
【0008】従来の画像形成装置では、各種用紙(例え
ば、厚さの異なる用紙や、1m2当たりの重量(g)を
表わす坪量が異なる用紙)を搬送した場合、特にこしが
弱い(厚さが薄く、坪量が小さい)用紙は、加熱および
加圧が行なわれる二次転写定着部を通過した直後に、中
間転写ベルトから剥離できずに、その中間転写ベルトの
下流側に配置されたクリ−ナ部に達し、そのクリーナ部
を構成するクリ−ナロールに巻き付く等の不具合が発生
する。また、表面に樹脂層を有するコート紙は、普通紙
に比べてこしが弱く尚且つ表面が平滑であるため、二次
転写定着部での圧力および熱によりトナー像が中間転写
ベルト上に付着する力が大きくなり、さらに剥離性が低
下する。
【0009】ここで、薄紙コート紙と普通紙での剥離時
のメカニズムについて説明する。薄紙コート紙は表面が
平滑なために、トナー像(トナー層)を保持した状態で
二次転写定着部のニップ内でコート紙表面にトナー像が
ならい、トナー像表面が平滑状態になり、中間転写ベル
トとトナー像の接触面積が大きくなることで、中間転写
ベルトとトナー像の付着力が大きくなる。ここで、薄紙
コート紙のこしは弱いため、そのコート紙のこしが付着
力に勝てずに剥離できないと考えられる。一方、普通紙
は、コート紙に比べて表面があまり平滑でない分、中間
転写ベルトとトナー像の接触面積が大きくならず、用紙
のこしもコート紙より大きいために、その用紙のこしが
付着力に打ち勝ち、剥離すると考えられる。
【0010】上述したように、用紙を剥離する場合、剥
離するための力としてトナー像が形成された用紙のこし
が利用される。ここで、トナー像が形成された用紙の温
度とこしとの関係について説明する。
【0011】図8は、トナー像が形成された用紙の温度
とこしとの関係を示す図、図9は、図8に示す用紙のた
わみ量を測定するための方法を示す図である。
【0012】図8に点線で示すグラフAは、坪量72g
sm,平滑度1000の薄紙コート紙の、温度に対する
たわみ量(mm)を表わしている。また、実線で示すグ
ラフBは、坪量56gsm,平滑度31の薄紙コート紙
の、温度に対するたわみ量(mm)を表わしている。さ
らに、一点鎖線で示すグラフCは、坪量95gsm,平
滑度660の当社カラー標準の片面コート紙の、温度に
対するたわみ量(mm)を表わしている。これらの用紙
のたわみ量を測定するには、図9(a)に示すヒータ9
1で、アルミ板92を二次転写部における温度120℃
と同程度の温度にしておき、幅30mmのトナー層が形
成された用紙93を、シリコーンゴム94とともにその
アルミ板92の端部から85mm突出させた状態で10
秒間接触させた後、図9(b)に示すように50℃から
110℃程度の、図9(a)に示すアルミ板92とは異
なるアルミ板95に、そのアルミ板95の端部から用紙
93のみ85mm突出した状態に載置して、その用紙9
3のたわみ量を測定する。
【0013】図8からわかるように、特にグラフA,B
で表わされる薄紙コート紙は、温度が低下するほど用紙
のこしが強くなり、温度を60℃近傍まで低下させる
と、グラフCで表わされる当社カラー標準の片面コート
紙のこしの強さにまでなることがわかる。また、ガラス
転移点温度Tgが70℃程度のトナーを使用し、薄紙コ
ート紙等のこしの弱い紙を中間転写ベルトあるいはロー
ルから剥離しようとすると、トナーのガラス転移点温度
Tg近傍にまで低下させる必要が生じる。ここでのトナ
ーのガラス転移点温度Tgは、DSC法/示差熱分析法
にて昇温速度を10℃/mで室温から測定し、そのピー
ク温度とするものである(JIS規格に準ずる)。
【0014】図10は、トナー像が形成された用紙の温
度と中間転写ベルトの付着力との関係を示す図、図11
は、図10に示す用紙の、温度に対する中間転写ベルト
の付着力を測定するための方法を示す図である。
【0015】図10に点線で示すグラフAは、坪量72
gsm,平滑度1000の薄紙コート紙の、温度に対す
る中間転写ベルトの付着力(g/(幅50×長さ80m
m))を表わしている。また、実線で示すグラフBは、
坪量56gsm,平滑度31の薄紙コート紙の、温度に
対する中間転写ベルトの付着力を表わしている。さら
に、一点鎖線で示すグラフCは、坪量95gsm,平滑
度660の当社カラー標準の片面コート紙の、温度に対
する中間転写ベルトの付着力を表わしている。これらの
用紙の付着力を測定するには、図11に示す加熱ロール
111,加圧ロール112で加熱,加圧されて中間転写
ベルト115に付着された、トナー像113が形成され
てなる用紙114の先端余白を、剥離ロール116(φ
16)を通過する前にばねバカリ117で引っ張ること
により行なう。図10のグラフA,B,Cに示すよう
に、用紙自体の付着力は、温度変化に対してはほとんど
変わらないことがわかる。
【0016】ここで、前述した図8に示すように、薄紙
コート紙は、温度がおよそ80℃以上ではこしが弱くな
る。そこで,中間転写ベルトとトナーとの付着力に打ち
勝つために、薄紙コート紙の温度を低下させてこしを強
くする必要がある。
【0017】例えば、図7に示す画像形成装置100に
おいて、加熱ロール6_1および加圧ロール6_2を所
定の温度に設定すると、トナー像が形成された用紙の、
二次転写定着部(転写定着手段6)を通過した直後の温
度は、およそ90℃前後になる。このため、従来の画像
形成装置100では、用紙の、剥離部Cにおける温度は
かなり高く、薄紙コート紙などのこしの弱い用紙は付着
力に勝てずに、セルフストリッピングできないという問
題がある。
【0018】そこで、トナー像と中間転写ベルトとの付
着力に用紙のこしが打ち勝つように、トナー像および用
紙の温度を低下させて剥離性を向上させることが考えら
れる。しかし、用紙が中間転写ベルトから剥離した後に
行なわれる中間転写ベルト表面のクリーニングは、トナ
ー像を溶かしながら行なうものであるため、トナー像お
よび用紙の温度をあまり低い温度にまで下げることはで
きないという問題が発生する。
【0019】本発明は、上記事情に鑑み、トナー像が形
成された記録用紙の剥離を確実に行なうことができる画
像形成方法および画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成方法は、画像情報に基づくトナー像を像担
持体上に形成し、その像担持体上に形成されたトナー像
を、所定の一次転写位置において、循環移動する中間転
写ベルト上に転写し、その中間転写ベルトで所定の二次
転写位置に搬送されたトナー像を間に挟むようにその二
次転写位置において記録用紙をその中間転写ベルトに重
ね合わせて、そのトナー像を、加熱および加圧によりそ
の記録用紙に転写する画像形成方法において、上記二次
転写位置における、上記トナー像の、加熱および加圧に
よる転写の後、上記記録用紙を上記中間転写ベルトに重
ね合わせたまま、そのトナー像を構成するトナーのガラ
ス転移点温度をTgとしたときTg+10℃よりも低い
温度にまでそのトナー像を冷却し、その後、その記録用
紙をその中間転写ベルトから剥離することを特徴とす
る。
【0021】ここで、上記トナー像を冷却するにあた
り、そのトナー像を挟んだ記録用紙、あるいは中間転写
ベルトの、そのトナー像を挟んだ部分に風を吹き付ける
とともに、その風量を調整することにより上記トナー像
をTg+10℃以下の温度に冷却することが効果的であ
る。
【0022】また、上記目的を達成する本発明の画像形
成装置は、表面にトナー像が形成される像担持体と、そ
の像担持体上に画像情報に基づくトナー像を形成するト
ナー像形成手段と、上記像担持体に近接あるいは接触し
た一次転写位置を経由して循環移動する中間転写ベルト
と、上記一次転写位置において、上記像担持体上のトナ
ー像を上記一次転写位置よりも上記中間転写ベルトの移
動方向下流側の二次転写位置に、所定の記録用紙を、上
記一次転写位置においてその中間転写ベルト上に転写さ
れたトナー像がその二次転写位置に搬送されるタイミン
グに合わせて搬送して、その記録用紙を、その中間転写
ベルトに、その中間転写ベルト上のトナー像を間に挟む
ように重ね合わせる用紙搬送手段と、トナー像を加熱す
るとともにトナー像を間に挟んだその中間転写ベルトと
その記録用紙を加圧することによりそのトナー像をその
記録用紙に転写する二次転写手段と、上記トナー像を構
成するトナーのガラス転移点温度をTgとしたとき、上
記二次転写位置よりも上記中間転写ベルトの移動方向下
流側においてその中間転写ベルトに上記記録用紙を重ね
合わせたまま、間に挟まれたトナー像が、Tg+10℃
以下の温度になるように冷却する冷却手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0023】ここで、この画像形成装置が筐体を備え、
上記冷却手段が、上記筐体内部の風を上記トナー像を挟
んだ状態の記録用紙あるいは上記中間転写ベルトのその
トナー像を挟んだ部分に、0.01m3/sec以上の
風量で吹き付けるものであることが好ましい。
【0024】また、この画像形成装置が筐体を備え、上
記冷却手段が、上記筐体外部から取り入れた風を、上記
トナー像を挟んだ状態の記録用紙あるいは上記中間転写
ベルトのそのトナー像を挟んだ部分に、0.01m3
sec以上の風量で吹き付けるものであることも好まし
い態様である。
【0025】さらに、上記冷却手段は、上記中間転写ベ
ルトに上記記録用紙が重ね合わされているときのみ作用
するものであってもよい。
【0026】また、上記中間転写ベルトと上記記録用紙
とに挟持されたトナー像が上記冷却手段による冷却作用
を受ける領域よりも上記中間転写ベルトの移動方向下流
側に、上記中間転写ベルトに重ねられた記録用紙をその
中間転写ベルトから剥離するための剥離プレートを備え
てもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0028】図1は、本発明の画像形成装置の第1実施
形態の概略構成図である。
【0029】図1に示す画像形成装置10には、表面に
トナー像が形成され矢印A方向に回転する像担持体とし
ての感光体ドラム11が備えられている(感光体ドラム
11は、実際にはシアン(C),マゼンタ(M),イエ
ロー(Y),ブラック(K)に対応して4つ備えられて
いるが、ここでは2つの感光体ドラム11を例示的に示
す)。また、感光体ドラム11上に画像情報に基づくト
ナー像を形成するトナー像形成手段としての現像器12
も備えられている。さらに、感光体ドラム11に近接あ
るいは接触した一次転写位置T1を経由して矢印B方向
に循環移動する中間転写ベルト14が備えられている。
この中間転写ベルト14には、各感光体ドラム11上に
形成された各色のトナー像が順次転写される。また、感
光体ドラム11に対向して、その感光体ドラム11上に
形成されたトナー像を中間転写ベルト14上に転写する
ための転写帯電器13が備えられている。さらに、この
中間転写体14を駆動するための駆動ロール15_1お
よび従動ロール15_2,15_3が備えられている。
【0030】また、この画像形成装置10には、一次転
写位置T1において、感光体ドラム11上のトナー像を
一次転写位置T1よりも中間転写ベルト14の移動方向
下流側の二次転写位置T2に、所定の記録用紙16を、
一次転写位置T1において中間転写ベルト14上に転写
されたトナー像が二次転写位置T2に搬送されるタイミ
ングに合わせて搬送して、その記録用紙16を、中間転
写ベルト14に、その中間転写ベルト14上のトナー像
を間に挟むように重ね合わせる用紙搬送手段17および
記録用紙16をガイドするためのガイド部材18が備え
られている。また、トナー像を加熱するとともにトナー
像を間に挟んだ中間転写ベルト14と記録用紙16を加
圧することによりそのトナー像を記録用紙16に転写す
る加熱ローラ19_1,加圧ローラ19_2からなる二
次転写手段19が備えられている。これら加熱ロール1
9_1と加圧ロール19_2は、図1の上下に回転駆動
可能に対向配置されている。
【0031】さらに、この画像形成装置10には、トナ
ー像を構成するトナーのガラス転移点温度をTgとした
とき、二次転写位置T2よりも中間転写ベルト14の矢
印Cの移動方向下流側においてその中間転写ベルト14
に記録用紙16を重ね合わせたまま、間に挟まれたトナ
ー像が、Tg+10℃以下の温度になるように冷却する
冷却手段20が備えられている。また、この画像形成装
置10には、図示しない筐体が備えられており、冷却手
段20は、その筐体内部の風をトナー像を挟んだ状態の
記録用紙16あるいは中間転写ベルト14のトナー像を
挟んだ部分に、0.01m3/sec以上の風量で吹き
付ける。ここで、冷却手段20は中間転写ベルト14に
記録用紙16が重ね合わされているときのみ作用する。
本実施形態では、冷却手段20としてファンが使用され
ており、ファンの吹き出し口が中間転写ベルト14の面
に対して対向配置されている。さらに、中間転写ベルト
14と記録用紙16とに挟持されたトナー像が冷却手段
20による冷却作用を受ける領域よりも中間転写ベルト
14の移動方向下流側に、中間転写ベルト14に重ねら
れた記録用紙16をその中間転写ベルト14から剥離す
るための剥離ロール21および剥離プレート22が備え
られている。また、これら剥離ロール21および剥離プ
レート22の下流側には中間転写ベルト14上の残留ト
ナーをクリーニングするためのクリーニングロール23
が配置されている。
【0032】本実施形態における中間転写ベルト14
は、ベース層と表面層から構成され、例えば、ベース層
にはポリイミドフィルムが用いられ、表面層には50u
m厚さのシリコーンゴムが用いられる。ここでは中間転
写ベルト14の材料についての詳細については省略す
る。
【0033】本実施形態の画像形成装置10における画
像形成形成方法は、画像情報に基づくトナー像を感光体
ドラム11上に形成し、その感光体ドラム11上に形成
されたトナー像を、所定の一次転写位置T1において、
循環移動する中間転写ベルト14上に転写し、その中間
転写ベルト14で二次転写位置T2に搬送されたトナー
像を間に挟むようにその二次転写位置T2において記録
用紙16を中間転写ベルト14に重ね合わせて、トナー
像を、加熱および加圧により記録用紙16に転写する画
像形成方法において、二次転写位置T2における、トナ
ー像の、加熱および加圧による転写の後、記録用紙16
を中間転写ベルト14に重ね合わせたまま、トナー像を
構成するトナーのガラス転移点温度をTgとしたときT
g+10℃よりも低い温度にまでそのトナー像を冷却
し、その後、記録用紙16を中間転写ベルト14から剥
離する方法である。また、トナー像を冷却するにあた
り、そのトナー像を挟んだ記録用紙16、あるいは中間
転写ベルト14の、トナー像を挟んだ部分に風を吹き付
けるとともに、その風量を調整することによりトナー像
をTg+10℃以下の温度に冷却する方法である。
【0034】ここで、図1に示す画像形成装置10から
剥離プレート21を削除した場合の、剥離部Dにおける
各種記録用紙の温度と剥離性の関係を図2に示す。
【0035】図2は、剥離プレートが削除された画像形
成装置の剥離部における、トナー像が形成された記録用
紙の温度と剥離性との関係を示すグラフである。
【0036】先ず、図2に示す縦軸の剥離性を表わすグ
レード(G)について説明する。グレードG5は、剥離
部での記録用紙先端の浮きがほとんど無く、中間転写ベ
ルトに巻き付いて剥離できないレベルを表わす。また、
グレードG4は、剥離部での記録用紙先端が5〜10m
m程度浮くものの、中間転写ベルトに巻き付いては剥離
できないレベルを表わし、グレードG3は、剥離部で記
録用紙先端がはがれ、その後、中間転写ベルトに巻き付
きながらも剥離するレベルを表わす。さらに、グレード
G2は、剥離部で記録用紙先端が中間転写ベルトに少し
沿っていくが、剥離できるレベル(セルフストリッピン
グ可能なレベル)を表わし、グレードG1は、剥離部で
記録用紙先端が中間転写ベルトから直線的にはがれ、剥
離できるレベル(セルフストリッピング可能なレベル)
を表わす。
【0037】図2に点線で示すグラフAは、坪量72g
sm,平滑度1000の薄紙コート紙の、温度に対する
グレード(グレードG4〜G5)を表わしている。ま
た、実線で示すグラフBは、坪量56gsm,平滑度3
1の薄紙コート紙の、温度に対するグレード(グレード
G2〜G4)を表わしている。さらに、一点鎖線で示す
グラフCは、坪量95gsm,平滑度660の当社カラ
ー標準の片面コート紙の、温度に対するグレード(グレ
ードG1)を表わしている。尚、ここでの画像は、画像
濃度50%の、シアン(C),マゼンタ(M),イエロ
ー(Y)のトナーの3色重ねとしている。図2に点線で
示すグラフAで表わされる薄紙コート紙は、80℃以下
では、中間転写ベルトからは完全に剥離することができ
ないものの用紙先端が浮く程度のレベルにある。
【0038】図3は、剥離プレートが備えられた画像形
成装置の剥離部における、トナー像が形成された記録用
紙の温度と剥離性との関係を示すグラフである。
【0039】剥離プレート22の位置は、中間転写ベル
ト14面から見て角度90°、ギャップ0.5mm、高
さ2mmに設定されている。剥離プレート22が備えら
れているため、前述した薄紙コート紙は、図3に点線で
示すグラフAのように、およそ75℃以下で中間転写ベ
ルト14から完全に剥離することができるグレード1の
レベルである。尚、トナー像が形成された記録用紙の温
度は、剥離部における記録用紙側近傍に放射温度計を配
置し、剥離直前の温度を測定したものである。
【0040】図4は、図1に示す画像形成装置の冷却手
段による風量と、トナー像が形成された記録用紙の温度
との関係を示す図である。
【0041】図4に示すように、風量0.005m3
s程度あれば、トナー像が形成された記録用紙の温度
は、冷却前に対し、75℃程度まで低下させることがで
きる。さらに、風量0.01m3/s以上であれば、6
5℃程度まで低下させることができる。尚、風温度はお
よそ25℃に設定される。このように、風温度がおよそ
25℃で風量0.005m3/s以上あれば、トナー像
が形成された記録用紙の温度をおよそ75℃以下にまで
低下させることができるため、記録用紙のこしを強くす
ることが可能となる。
【0042】本実施形態では、トナー像が形成された記
録用紙の温度を、使用するトナーのガラス転移点温度T
g(70℃)+10℃よりも低い温度にまで冷却させる
ことで、薄紙コート紙の、中間転写ベルト14からの先
端の剥離が可能である。さらに、剥離プレート22を備
えることにより、中間転写ベルト14から薄紙コート紙
を完全に剥離することができる。
【0043】図5は、本発明の画像形成装置の第2実施
形態の概略構成図である。
【0044】尚、図1に示す画像形成装置10と同じ構
成要素には同一の符号を付し、相違点のみを説明する。
【0045】図5に示す画像形成装置30は、図示しな
い筐体を備え、冷却手段31が、筐体外部から取り入れ
た風を、トナー像を挟んだ状態の記録用紙16あるいは
中間転写ベルト14のトナー像を挟んだ部分に、0.0
1m3/sec以上の風量で吹き付けるものである。こ
の冷却手段31は、中間転写ベルト14に対して、その
冷却口が傾斜して配置されている。また、この画像形成
装置30には、図1に示す剥離プレート22は備えられ
ていない。
【0046】図6は、図5に示す画像形成装置の冷却手
段による風量と、トナー像が形成された記録用紙の温度
との関係を示す図である。
【0047】図6に示すグラフA,B,Cは、それぞ
れ、冷却手段31による風温度43℃,32℃,25℃
における風量と記録用紙の温度との関係を示すグラフで
ある。ここでは、風温度が25℃の場合は、画像形成装
置30の外部からの風温度を想定し、風温度が32℃,
43℃の場合は、画像形成装置30の、動作時における
装置内部の雰囲気温度を想定したものである。
【0048】ここで、冷却手段31の冷却口の、トナー
像が形成された記録用紙16に対する位置関係は、その
記録用紙16に対して角度60°,距離20mmに設定
される。図6に示すように、冷却手段31による風温度
43℃,32℃,25℃と記録用紙16の温度との関係
は、風温度が低い程、冷却効果は大きい。画像形成装置
30での剥離部Dにおける用紙温度は、風量が0の時点
ではおよそ90℃であり、この90℃の温度に対し、風
量0.005m3/sでは、風温度43℃(グラフA)
の場合はおよそ80℃まで低下し、風温度32℃(グラ
フB)および25℃(グラフC)の場合はおよそ75℃
まで低下する。また、風量0.01m3/sでは、風温
度43℃,32℃,25℃の場合は、それぞれ、およそ
76℃,73℃,71℃まで低下する。本実施形態で
は、使用するトナーのガラス転移点温度Tg(およそ7
0℃)+10℃よりも低い温度に記録用紙の温度を設定
すればよく、画像形成装置30内の雰囲気温度が、例え
ば43℃の場合は、画像形成装置30の外部から25℃
の風を取り入れて風量を0.01m3/s以下にするこ
とにより、剥離部Dにおいて、記録用紙16を中間転写
ベルト14から剥離することができる。また、図2を参
照して説明したように、記録用紙の温度をおよそ80℃
以下に下げれば、薄紙コート紙の先端を剥離することが
できることから、剥離プレートを備えることにより、薄
紙コート紙が使用された場合であっても、中間転写ベル
ト14からその薄紙コート紙を完全に剥離することがで
きる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナー像が形成された記録用紙の剥離を確実に行なうこ
とができ、例えば、薄紙コート紙のような、厚さが薄く
坪量が小さく、かつこしが弱い記録用紙であっても、ト
ナー像の温度をトナーのガラス転移点温度Tg+10℃
よりも低い温度にまで冷却し、剥離部で剥離剥離プレー
トを併用することで確実に剥離することができる。この
ため、剥離不良等によるジャムの発生を抑えることがで
き、剥離後の中間転写ベルトの温度も余り低下せずに、
剥離部の下流に位置するクリーニング部への悪影響も小
さく抑えることができる。従って、記録用紙の剥離にあ
たり、高い信頼性が維持され、また各種の記録用紙に適
合することのできる画像形成方法および画像形成装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1実施形態の概略構
成図である。
【図2】剥離プレートが削除された画像形成装置の剥離
部における、トナー像が形成された記録用紙の温度と剥
離性との関係を示すグラフである。
【図3】剥離プレートが備えられた画像形成装置の剥離
部における、トナー像が形成された記録用紙の温度と剥
離性との関係を示すグラフである。
【図4】図1に示す画像形成装置の冷却手段による風量
と、トナー像が形成された記録用紙の温度との関係を示
す図である。
【図5】本発明の画像形成装置の第2実施形態の概略構
成図である。
【図6】図5に示す画像形成装置の冷却手段による風量
と、トナー像が形成された記録用紙の温度との関係を示
す図である。
【図7】従来の画像形成装置の概略構成図である。
【図8】トナー像が形成された用紙の温度とこしとの関
係を示す図である。
【図9】図8に示す用紙のたわみ量を測定するための方
法を示す図である。
【図10】トナー像が形成された用紙の温度と中間転写
ベルトの付着力との関係を示す図である。
【図11】図10に示す用紙の、温度に対する中間転写
ベルトの付着力を測定するための方法を示す図である。
【符号の説明】
10,30 画像形成装置 11 感光体ドラム 12 現像器 13 転写帯電器 14 中間転写ベルト 15_1 駆動ロール 15_2,15_3 従動ロール 16 記録用紙 17 用紙搬送手段 18 ガイド部材 19 二次転写手段 19_1 加熱ローラ 19_2 加圧ローラ 20,31 冷却手段 21 剥離ロール 22 剥離プレート 23 クリーニングロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H032 AA14 BA09 BA21 BA23 DA12 DA15 DA23 2H033 AA16 BA15 BA16 BA29 BE09 CA21 CA27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基づくトナー像を像担持体上
    に形成し、該像担持体上に形成されたトナー像を、所定
    の一次転写位置において、循環移動する中間転写ベルト
    上に転写し、該中間転写ベルトで所定の二次転写位置に
    搬送されたトナー像を間に挟むように該二次転写位置に
    おいて記録用紙を該中間転写ベルトに重ね合わせて、該
    トナー像を、加熱および加圧により該記録用紙に転写す
    る画像形成方法において、 前記二次転写位置における、前記トナー像の、加熱およ
    び加圧による転写の後、前記記録用紙を前記中間転写ベ
    ルトに重ね合わせたまま、該トナー像を構成するトナー
    のガラス転移点温度をTgとしたときTg+10℃より
    も低い温度にまで該トナー像を冷却し、その後、該記録
    用紙を該中間転写ベルトから剥離することを特徴とする
    画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記トナー像を冷却するにあたり、該ト
    ナー像を挟んだ記録用紙、あるいは中間転写ベルトの、
    該トナー像を挟んだ部分に風を吹き付けるとともに、そ
    の風量を調整することにより前記トナー像をTg+10
    ℃以下の温度に冷却することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、 該像担持体上に画像情報に基づくトナー像を形成するト
    ナー像形成手段と、 前記像担持体に近接あるいは接触した一次転写位置を経
    由して循環移動する中間転写ベルトと、 前記一次転写位置において、前記像担持体上のトナー像
    を前記一次転写位置よりも前記中間転写ベルトの移動方
    向下流側の二次転写位置に、所定の記録用紙を、前記一
    次転写位置において該中間転写ベルト上に転写されたト
    ナー像が該二次転写位置に搬送されるタイミングに合わ
    せて搬送して、該記録用紙を、該中間転写ベルトに、該
    中間転写ベルト上のトナー像を間に挟むように重ね合わ
    せる用紙搬送手段と、 トナー像を加熱するとともにトナー像を間に挟んだ該中
    間転写ベルトと該記録用紙を加圧することにより該トナ
    ー像を該記録用紙に転写する二次転写手段と、 前記トナー像を構成するトナーのガラス転移点温度をT
    gとしたとき、前記二次転写位置よりも前記中間転写ベ
    ルトの移動方向下流側において該中間転写ベルトに前記
    記録用紙を重ね合わせたまま、間に挟まれたトナー像
    が、Tg+10℃以下の温度になるように冷却する冷却
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 この画像形成装置が筐体を備え、前記冷
    却手段が、前記筐体内部の風を前記トナー像を挟んだ状
    態の記録用紙あるいは前記中間転写ベルトの該トナー像
    を挟んだ部分に、0.01m3/sec以上の風量で吹
    き付けるものであることを特徴とする請求項3記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 この画像形成装置が筐体を備え、前記冷
    却手段が、前記筐体外部から取り入れた風を、前記トナ
    ー像を挟んだ状態の記録用紙あるいは前記中間転写ベル
    トの該トナー像を挟んだ部分に、0.01m3/sec
    以上の風量で吹き付けるものであることを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記冷却手段は、前記中間転写ベルトに
    前記記録用紙が重ね合わされているときのみ作用するも
    のであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記中間転写ベルトと前記記録用紙とに
    挟持されたトナー像が前記冷却手段による冷却作用を受
    ける領域よりも前記中間転写ベルトの移動方向下流側
    に、前記中間転写ベルトに重ねられた記録用紙を該中間
    転写ベルトから剥離するための剥離プレートを備えたこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225036A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置、画像検査装置、および画像形成装置
US7609998B2 (en) 2006-06-13 2009-10-27 Ricoh Company, Ltd. Transfer unit and image forming apparatus
JP2012203177A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2013003580A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Xerox Corp 剥離シューの位置調節によりベルトロール定着剥離余裕を改善するための方法および装置

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