JP2003307956A - 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置

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JP2003307956A
JP2003307956A JP2002112585A JP2002112585A JP2003307956A JP 2003307956 A JP2003307956 A JP 2003307956A JP 2002112585 A JP2002112585 A JP 2002112585A JP 2002112585 A JP2002112585 A JP 2002112585A JP 2003307956 A JP2003307956 A JP 2003307956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ベルトと加圧ローラとの間のニップ部
に、トナー像を担持した記録媒体を通過させ、その通過
時に、トナーに熱と圧力を加えてそのトナー像を記録媒
体に定着する定着装置において、ニップ部を出た記録媒
体が定着ベルトに密着したまま巻き付くことを阻止す
る。 【解決手段】 定着ベルト12と加圧ローラ13との間
のニップ部Nよりも定着ベルト12の移動方向下流側の
定着ベルト部分12Bと、定着ベルト12を巻き掛けた
支持ローラ14との間に、その定着ベルト部分12Bが
支持ローラ14の周面から離間するように、定着ベルト
12を案内するベルトガイド部材24を設け、ニップ部
Nよりも下流側の定着ベルト部分12Aを支持ローラ1
4に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動される定
着ベルトと、該定着ベルトが巻き掛けられた支持ローラ
に該定着ベルトを介して対向配置された相手定着部材と
を有し、前記定着ベルトと前記相手定着部材との間のニ
ップ部に記録媒体を通過させ、その通過時に、トナー像
のトナーに熱と圧力を加えて該トナー像を記録媒体に定
着する定着装置、及びその定着装置を有する画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、ファクシミリ、プリンタ、
又はこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機など
として構成される画像形成装置に上記形式の定着装置を
採用することは従来より周知である。この形式の定着装
置においては、トナー像がニップ部を通るとき、そのト
ナー像のトナーが加熱されるので、当該トナーが粘着剤
として作用してニップ部を出た記録媒体が定着ベルトの
表面に付着したまま巻き付き、記録媒体の搬送トラブ
ル、すなわちジャムを起こすおそれがある。
【0003】そこで、従来より、複数の分離爪又は分離
シートなどから成る分離部材を定着ベルトの表面に当接
させ、その分離部材によってニップ部を出た記録媒体を
定着ベルト表面から分離し、記録媒体が定着ベルトの表
面に巻き付くことを防止している。ところが、かかる分
離部材を用いると、この分離部材の先端に、経時的にト
ナーが固着し、その固着トナーによって分離部材の先端
が定着ベルト表面から浮いてしまうことがある。このよ
うになると、分離部材先端と定着ベルト表面との間に大
きなギャップができ、ここに記録媒体が潜り込んでしま
い、記録媒体がジャムを起こすおそれがある。
【0004】そこで、分離部材の先端を定着ベルトの表
面から離間して配置し、その分離部材の先端にトナーが
固着しないように構成する定着装置も提案されている。
ところが、この構成を採用すると、分離部材と定着ベル
ト表面との間に隙間ができるので、この場合も、ニップ
部を通過した記録媒体の先端がその隙間に入り込んで記
録媒体がジャムを起こすおそれを免れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、定着
ベルトへの記録媒体の巻き付きを従来よりも一層効果的
に低減することのできる定着装置と、その定着装置を有
する画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した定着装置において、前記ニ
ップ部よりも前記定着ベルト移動方向下流側の定着ベル
ト部分と前記支持ローラとの間に、該定着ベルト部分が
支持ローラの周面から離間するように当該定着ベルトを
案内するベルトガイド部材を設け、前記ニップ部の定着
ベルト移動方向下流側端と、前記ベルトガイド部材との
間の定着ベルト部分のうち、定着ベルト移動方向上流側
の定着ベルト部分が、前記支持ローラの周面に接触する
ように、当該ベルトガイド部材を配置したことを特徴と
する定着装置を提案する(請求項1)。
【0007】その際、前記ベルトガイド部材が前記支持
ローラよりも小径な円柱状に形成されていると有利であ
る(請求項2)。
【0008】また、上記請求項2に記載の定着装置にお
いて、前記ベルトガイド部材が、前記支持ローラの周面
に当接していると共に、回転可能に支持されていると有
利である(請求項3)。
【0009】さらに、上記請求項1乃至3のいずれかに
記載の定着装置において、前記ベルトガイド部材に接触
する定着ベルト部分に対向して、該定着ベルトに付着し
た記録媒体を分離する分離回転体を設け、該分離回転体
は定着ベルトに対して微小なギャップをあけて位置し、
分離回転体と定着ベルトとの対向部にて、分離回転体の
表面が定着ベルト表面の移動方向と逆方向に移動する向
きに該分離回転体を回転駆動するように構成されている
と有利である(請求項4)。
【0010】また、上記請求項4に記載の定着装置にお
いて、前記分離回転体の周面に凹凸が形成されていると
有利である(請求項5)。
【0011】さらに、本発明は、上記目的を達成するた
め、請求項1乃至5のいずれかに記載の定着装置を有し
ていることを特徴とする画像形成装置を提案する(請求
項6)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0013】図1は画像形成装置の一部を示す部分断面
概略図である。ここに示した画像形成装置は、記録媒体
上にトナー像を形成する作像手段1と、そのトナー像を
記録媒体上に定着する定着装置2とを有している。先ず
作像手段1の概略を明らかにする。
【0014】図1に示した作像手段1は、ドラム状の感
光体として構成された第1乃至第4の像担持体3Y,3
M,3C,3BKを有し、その各像担持体上にイエロー
トナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びブラ
ックトナー像がそれぞれ形成される。第1乃至第4の像
担持体3Y乃至3BKに対向して転写ベルト4が配置さ
れ、この転写ベルト4は、駆動ローラ5と従動ローラ6
に巻き掛けられて矢印A方向に回転駆動される。
【0015】第1乃至第4の各像担持体3Y,3M,3
C,3BK上にトナー像を形成する構成と、その作用は
実質的に全て同一であるため、第1の像担持体3Yにト
ナー像を形成する構成だけを説明する。この像担持体3
Yは図1における時計方向に回転駆動され、このとき帯
電ローラ7によって像担持体が所定の極性に均一に帯電
される。次いでその帯電面に、レーザ書き込みユニット
8から出射する光変調されたレーザビームLが照射され
る。これによって像担持体3Y上に静電潜像が形成さ
れ、その静電潜像が現像装置9によってイエロートナー
像として可視像化される。
【0016】一方、図示していない給紙部から、例えば
転写紙又は樹脂シートや樹脂フィルムなどから成る記録
媒体Pが給送され、その記録媒体Pが、矢印Bで示すよ
うに、像担持体3Yと転写ベルト4の間に送り込まれ、
転写ベルト4に担持されて搬送される。転写ベルト4を
挟んで、像担持体3Yにほぼ対向する位置には転写ロー
ラ10が配置され、その転写ローラ10に対し、像担持
体3Y上のトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加さ
れ、これによって像担持体3Y上のイエロートナー像が
記録媒体P上に転写される。記録媒体Pに転写されず、
像担持体3Y上に残された転写残トナーは、クリーニン
グ装置11によって除去される。
【0017】全く同様にして、第2乃至第4の像担持体
3M,3C,3BK上にマゼンタトナー像、シアントナ
ー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これら
のトナー像が、イエロートナー像の転写された記録媒体
P上に順次重ねて転写される。
【0018】上述のようにして4色の未定着トナー像を
担持した記録媒体Pは、矢印Cで示すように定着装置2
を通過し、このときそのトナー像が記録媒体P上に定着
される。定着装置2を通過した記録媒体は、矢印D方向
に搬送されて図示していない排紙トレイ上に排出され
る。
【0019】図2は図1に示した定着装置2の拡大断面
図であり、ここに示した定着装置2は、無端状の定着ベ
ルト12と、その定着ベルト12に対する相手定着部材
の一例である加圧ローラ13とを有している。定着ベル
ト12は支持ローラ14と加熱ローラ15とに巻き掛け
られ、加圧ローラ13は定着ベルト12を介して支持ロ
ーラ14に対向配置され、該支持ローラ14に圧接して
いる。また、定着ベルト12はテンションローラ18に
よって加圧され、これによって定着ベルト12のテンシ
ョンが適正な大きさとなるように調整されている。各ロ
ーラ13,14,15,18はそれぞれ矢印方向に回転
し、これにより支持ローラ14と加熱ローラ15に張架
された定着ベルト12が矢印F方向に回転駆動される。
【0020】加熱ローラ15と加圧ローラ13の内部に
はそれぞれヒータ16,17が内設され、これによって
加熱ローラ15、定着ベルト12及び加圧ローラ13が
加熱される。定着ベルト12と加圧ローラ13の表面に
はそれぞれサーミスタ19,20が当接しており、各サ
ーミスタ19,20によって定着ベルト12の表面と加
圧ローラ13の表面の温度がそれぞれ検知される。その
検知結果に基づいて各ヒータ16,17がオン,オフ制
御され、定着ベルト12と加圧ローラ13の表面温度が
トナー像の定着に適した温度範囲に維持される。
【0021】図2に示したように、未定着トナー像Tを
担持した記録媒体Pは、図1を参照して先に説明したよ
うに、矢印Cで示す如く定着装置2に送り込まれ、その
トナー像Tが定着ベルト12に接触しながら該定着ベル
ト12と加圧ローラ13との間のニップ部Nを通過し、
このときトナー像のトナーに熱と圧力が加えられてトナ
ーが溶融することにより、トナー像が記録媒体P上に定
着される。ニップ部Nを通過した記録媒体Pは、さらに
搬送されて出口ローラ対21に至り、この出口ローラ対
21の回転により定着装置外へ排出される。
【0022】図1に示した画像形成装置のように、フル
カラー画像を形成する画像形成装置においては、記録媒
体P上に複数のトナー像を重ね転写し、そのトナー像を
定着装置2により定着するように構成されているが、か
かるトナー像を確実に定着して高品質な画像を得るに
は、支持ローラ14の外周面を軟質な材料により構成す
ることが好ましい。このため、図2に示した定着装置2
においては、支持ローラ14が円筒状の芯金14Aと、
その外周面に固定された弾性体層14Bにより構成され
ている。この弾性体層14Bは、例えば、厚さが数mmの
シリコーンゴムより成る。
【0023】上述のように、定着装置は、回転駆動され
る無端状の定着ベルトと、この定着ベルトが巻き掛けら
れた支持ローラに定着ベルトを介して対向配置された相
手定着部材(図2の例では加圧ローラ13)とを有し、
定着ベルトと相手定着部材との間のニップ部に記録媒体
を通過させ、その通過時に、トナー像のトナーに熱と圧
力を加えて該トナー像を記録媒体に定着するように構成
されている。図2に示した定着装置2の場合には、定着
すべきトナー像Tを担持した記録媒体Pが上記ニップ部
Nを通過するように構成され、また、支持ローラ14に
巻き掛けられた定着ベルト部分と相手定着部材との間の
ニップ部Nに記録媒体Pが通過するように構成されてい
る。
【0024】ところで、先にも説明したように、記録媒
体Pに担持されたトナー像Tがニップ部Nを通るとき、
そのトナー像のトナーが加熱されて溶融するので、その
トナーが粘着剤として作用し、記録媒体Pが定着ベルト
12の表面から分離せずに巻き付いてしまうおそれがあ
る。
【0025】そこで、本例の定着装置2においては、図
3に拡大して示すように、上述のニップ部Nよりも定着
ベルト移動方向下流側の定着ベルト部分12Bと支持ロ
ーラ14との間に、その定着ベルト部分12Bが支持ロ
ーラ14の周面から離間するように当該定着ベルト12
を案内するベルトガイド部材24が設けられている。し
かも、ニップ部Nの定着ベルト移動方向下流側端NE
と、ベルトガイド部材24との間の定着ベルト部分のう
ち、定着ベルト移動方向上流側の定着ベルト部分12A
が、支持ローラ14の周面に接触するように、ベルトガ
イド部材24が配置されている。
【0026】ベルトガイド部材は適宜な形態に形成でき
るが、本例のベルトガイド部材24は、支持ローラ14
よりも小径な円柱状に形成され、定着ベルト12の全幅
に亘って、支持ローラ14に対して平行に延びていて、
ベルトガイド部材24の長手方向各端部がたとえば定着
装置のケースの側板(図1参照)に支持されている。
【0027】上述のベルト部分12Aを、必要に応じて
ベルト上流側領域と称することにすると、このベルト上
流側領域12Aは、支持ローラ14の周面に接触してい
るので、支持ローラ14の軸線Xを中心とした円弧状を
なしている。このため、ニップ部Nを出た記録媒体P
は、通常、このベルト上流側領域12Aにおいて定着ベ
ルト12の表面から分離される。このように定着ベルト
の曲率を利用して記録媒体を定着ベルトから分離する分
離方式は、一般に曲率分離と称せられている。記録媒体
Pがこのベルト上流側領域12Aにおいて定着ベルト1
2から曲率分離されなかった場合、当該記録媒体は定着
ベルト12の表面に付着したまま搬送され、ベルトガイ
ド部材24の設けられた部分に達する。このとき、ベル
トガイド部材24に当接した定着ベルト部分12Bは、
支持ローラ14の周面から離されていて、ベルト上流側
領域12Aよりも大きな曲率で湾曲しているので、ここ
に至った記録媒体Pは、図3に鎖線で示すように定着ベ
ルト12の表面から確実に曲率分離される。分離された
記録媒体Pは、定着ベルト表面からわずかに離れて位置
する案内部材25により案内され、図2に示した出口ロ
ーラ対21に至り、この出口ローラ対21によって定着
装置外へと搬送される。
【0028】上述のように、ニップ部Nを出た記録媒体
は、通常、所定の曲率をもったベルト上流側領域12A
の湾曲面によって定着ベルト12から曲率分離され、こ
こで分離されなかった記録媒体だけが、図3に鎖線で示
すように大きな曲率をもった定着ベルト部分12Bの湾
曲面によって確実に定着ベルト表面から曲率分離され
る。ベルトガイド部材24を設けることにより、定着ベ
ルト部分12Bに大きな曲率をもたせ、記録媒体を常に
確実に曲率分離させることが可能となるのである。
【0029】従来の分離部材を用いた場合には、その分
離部材と定着ベルト表面との間の隙間に記録媒体の先端
が潜り込んでしまうおそれがあったが、図1乃至図3に
示した定着装置においては、このような不具合の発生を
阻止することができる。しかも、多くの記録媒体は、ベ
ルト上流側領域12Aにおいて、定着ベルト表面から曲
率分離されるので、記録媒体上のトナーが定着ベルト1
2の表面に密着している時間をほぼ一定にすることがで
き、定着後のトナー像の光沢度を均一化してその画質を
高めることができる。
【0030】ベルトガイド部材24を図8に示すように
配置して、ニップ部Nの定着ベルト移動方向下流側端N
Eと、ベルトガイド部材24との間の定着ベルト部分
が、ニップ部Nに引いた定着ベルト表面の接線の方向に
延びるように、ベルトガイド部材24の位置を定めて
も、そのベルトガイド部材24に当接した定着ベルト部
分12Bの大きな曲率によって記録媒体を定着ベルト表
面から分離させることは可能である。ところが、この構
成によると、ニップ部Nの定着ベルト移動方向下流側端
NEとベルトガイド部材24との間の定着ベルト部分の
全体が、その移動方向に直線状となっていて、湾曲した
ベルト上流側領域12A(図3)が存在しない。このた
め、ニップ部Nを出た直後の記録媒体を、定着ベルト表
面から積極的に分離させる機能が得られず、多量のトナ
ーが付着した記録媒体部分はベルトガイド部材24に接
触した定着ベルト部分12Bまで定着ベルト表面に密着
したまま搬送され、逆にトナー付着量の少ない記録媒体
部分は定着ベルト部分12Bに達する前に定着ベルト表
面から浮いた状態となる。このため、記録媒体上のトナ
ー像が定着ベルト12に密着する時間にばらつきがで
き、これによって定着後のトナー像の光沢度が不均一と
なり、その画質が低下する。
【0031】図1乃至図3に示した定着装置において
は、前述のように、多くの場合、記録媒体はベルト上流
側領域12Aにおいて強制的に定着ベルト表面から曲率
分離されるので、記録媒体上のトナーが定着ベルト表面
に密着している時間がほぼ一定となり、定着後のトナー
像の光沢度を均一化できるのである。ベルト上流側領域
12Aにおいて定着ベルト表面から分離されずに、ベル
トガイド部材24に接触した定着ベルト12Bにおいて
定着ベルト表面から曲率分離された記録媒体上のトナー
像の光沢度と、ベルト上流側領域12Aにおいて曲率分
離された記録媒体上のトナー像の光沢度には多少の差が
できるが、記録媒体が定着ベルト表面に密着したまま定
着ベルト部分12Bまで搬送される場合は稀であるた
め、大きな支障となることはない。
【0032】また、図1乃至図3に示した定着装置2の
加圧ローラ13の表面硬度を、支持ローラ14の表面硬
度よりも高くしておき、ニップ部Nにおいて、加圧ロー
ラ13よりも支持ローラ14の表面の方が大きく圧縮変
形するように構成しておくと、ニップ部Nを出た定着装
置の先端部が加圧ローラ13の周面に沿って移動しよう
とするので、ベルト上流側領域12Aにおいて、より一
層効果的に記録媒体を定着ベルト表面から分離させるこ
とができる。
【0033】図3に示したベルトガイド部材24の直径
は適宜設定できるが、当該直径を3乃至6mm程度に設
定することが好ましい。この直径が3mmよりも小さい
と、ベルトガイド部材24が、定着ベルト12から加え
られる外力によって大きく曲げ変形するおそれがあり、
またこの直径が6mmよりも大きいと、記録媒体の曲率
分離性能が低下するおそれがある。この場合の支持ロー
ラ14の直径は40乃至60mm程度である。
【0034】またベルト上流側領域12Aが支持ローラ
14に巻き付いた巻き付き角θも適宜設定できるが、支
持ローラ14の直径が上述の値である場合、巻き付き角
θを5°乃至10°に設定すると好ましい結果の得られ
ることが実験により確認されている。
【0035】ベルトガイド部材24を支持ローラ14の
周面から離して配置することもできるが、図1乃至図3
に示すように、ベルトガイド部材24を支持ローラ14
の周面に当接させると、そのベルトガイド部材24が定
着ベルト12から大きな外力を受けても、当該ベルトガ
イド部材24が支持ローラ周面に受け止められるので、
ベルトガイド部材24の曲げ変形を抑えることができ
る。ベルトガイド部材24が大きく曲げ変形すると、こ
のベルトガイド部材24に接触する定着ベルト部分12
Bと案内部材25の先端との間の隙間がベルトガイド部
材24の長手方向に不均一となる。このため、この隙間
が狭くなりすぎて、案内部材25の先端が定着ベルト表
面に接触したり、逆に隙間が大きくなりすぎて、記録媒
体の先端がその隙間に入り込んでジャムを起こすおそれ
があるが、ベルトガイド部材24を支持ローラ14の周
面に当接させることにより、このような不具合の発生を
阻止できる。
【0036】また、ベルトガイド部材24を支持ローラ
14の周面に当接させた場合、そのベルトガイド部材2
4を、例えば定着装置のケース側板などに軸受を介して
回転可能に支持することが好ましい。ベルトガイド部材
24を回転不能に支持したとすると、定着ベルト12よ
り加圧されたベルトガイド部材24が、支持ローラ14
の周面に圧接しながら両者が摺擦することになり、これ
によって支持ローラ14の表面が早期に劣化するおそれ
がある。これに対し、ベルトガイド部材24を回転自在
に支持すれば、そのベルトガイド部材24が支持ローラ
14の回転に従動して図3に矢印で示した方向に連れ回
りするので、支持ローラ周面に加えられる外力が軽減さ
れ、支持ローラ14の周面が早期に劣化する不具合を阻
止できる。ベルトガイド部材24が矢印方向に回転する
とき、ベルトガイド部材24は定着ベルト12に対して
は摺接する。
【0037】図4及び図5は、図1乃至図3に示した案
内部材25の代りに、ベルトガイド部材24に接触する
定着ベルト部分12Bに対向して、定着ベルト12に付
着した記録媒体を分離する分離回転体22を設けた例を
示している。この分離回転体22は、支持ローラ14及
びベルトガイド部材24に対して平行に延びる軸23に
固定され、この軸23が例えば定着装置ケースの側板に
回転自在に支持されている。分離回転体22は定着ベル
ト12に対して微小なギャップδをあけて位置し、該分
離回転体22と定着ベルト12との対向部にて、分離回
転体22の表面が定着ベルト12の表面の移動方向と逆
方向に移動する向きに、分離回転体22が、図示してい
ない駆動装置によって回転駆動されるように構成されて
いる。
【0038】分離回転体22と定着ベルト12の表面と
の間のギャップδは、例えば0.1乃至1mmに設定さ
れる。このように分離回転体22を定着ベルト12の表
面からわずかに離すことにより、分離回転体22が定着
ベルト表面に接触してその表面に傷が付けられる不具合
を阻止できる。また、分離回転体22の周面は平滑であ
ってもよいが、本例の分離回転体22の周面には、その
分離回転体22の軸線方向に延びる多数の凹凸が形成さ
れている。その際、ニップ部Nの定着ベルト移動方向下
流側端NEとベルトガイド部材24との間の定着ベルト
部分のうちの前述のベルト上流側領域12Aを除く定着
ベルト部分に引いた接線TA上に分離回転体22の周面
の凹凸より成る歯が位置するように分離回転体22を配
置することが好ましい。さらに、分離回転体22の数は
適宜設定できるが、図6に示すように、軸23に固定さ
れ、互いに離間して配置された複数の分離回転体22を
用いることが好ましい。
【0039】上述した分離回転体22を設けることによ
って、ベルトガイド部材24による前述の曲率分離作用
だけでは記録媒体を定着ベルト表面から分離できないと
きも、その記録媒体を定着ベルト表面から確実に分離す
ることが可能となる。すなわち、図5に鎖線で示すよう
に、定着ベルト表面に付着した記録媒体Pの先端が分離
回転体22と定着ベルト12との対向部に至ったとき、
上述の方向に回転する分離回転体22によってその記録
媒体Pが定着ベルト12の表面から剥がされ、該記録媒
体Pが定着ベルト12の表面から離れる向きに搬送され
て出口ローラ対21に至り、この出口ローラ対21によ
って定着装置外に排出される。ベルトガイド部材24が
接触する定着ベルト部分12Bの大きな曲率によって記
録媒体Pを定着ベルト表面から分離しやすくし、それで
も分離しきれない場合には、その記録媒体を分離回転体
22によって確実に定着ベルト表面から分離するのであ
る。このように、ベルトガイド部材24と分離回転体2
2との協働作用により、記録媒体Pが定着ベルト12の
表面に巻き付いてジャムを起こす不具合を阻止できる。
図6に示したように複数の分離回転体22を設けること
により、いずれの幅サイズの記録媒体Pをも、定着ベル
ト12から確実に分離することが可能となる。
【0040】図4及び図5に示した定着装置2におい
て、記録媒体Pの先端側が出口ローラ対21に銜え込ま
れると共に、その記録媒体Pの一部が定着ベルト12の
表面に付着した状態で、当該記録媒体Pに多量のトナー
が存在し、その記録媒体が強く定着ベルト12に密着し
た場合、従来の定着装置においては、定着ベルトへの記
録媒体の接着力が強すぎて、その記録媒体が定着ベルト
の側に引き戻されてジャムが発生することがあったが、
本例の定着装置においては、分離回転体22が、回転し
ながら積極的に記録媒体Pを定着ベルト12の表面から
引き剥がすように、記録媒体Pに対して外力を及ぼすの
で、記録媒体Pが定着ベルト12の方に引き戻されてジ
ャムが発生するようなことはない。
【0041】前述のように、分離回転体22と定着ベル
ト12との間にギャップδがあけられていると、定着ベ
ルト12の表面に付着した記録媒体Pの先端がそのギャ
ップδに潜り込むことも考えられるが、分離回転体22
は、記録媒体Pをこのギャップδから引き出す向きに回
転しているので、仮に記録媒体先端がギャップδに入り
込んだとしても、その記録媒体は回転する分離回転体2
2によって即座にギャップδから引き出され、記録媒体
Pが定着ベルト12の表面に巻き付くことが阻止され
る。例えば、記録媒体Pの幅方向中央部に多量のトナー
があり、その粘着力によって、ニップ部Nを出た記録媒
体Pが定着ベルト12に強く付着し、その記録媒体Pの
幅方向中央部の先端がギャップδに潜り込んだとして
も、複数の分離回転体22が、その記録媒体Pに対し
て、その先端をギャップδから引き出す向きに外力を加
え、記録媒体Pの中央部の先端を定着ベルト12の表面
から離間させる。これにより、記録媒体Pは定着ベルト
12の表面に巻き付くことなく搬送される。
【0042】分離回転体22の回転速度は適宜設定でき
るが、その分離回転体22の半径方向最外部の線速と、
この分離回転体22が対向する定着ベルト12の表面線
速が大きく異なっていると、記録媒体はほぼ定着ベルト
の表面線速で搬送されるので、分離回転体22の表面線
速と記録媒体の搬送速さとが大きく相違することにな
り、これによって分離回転体22に接触しながら記録媒
体が移動するとき、記録媒体上のトナー像に、分離回転
体の接触によるすじ状の跡ができ、その画質が劣化する
おそれがある。
【0043】そこで、分離回転体22の半径方向最外部
の線速と、これに対向する定着ベルト12の表面線速が
ほぼ等しくなるように、分離回転体22の回転速度を設
定することが好ましい。より具体的に示すと、図5に示
した分離回転体22の半径方向最外部の線速の大きさを
V1とし、定着ベルト12の表面線速の大きさをV2と
したとき、V1とV2がほぼ等しく、好ましくはV1=
V2となるように、分離回転体22を回転駆動するので
ある。これにより、分離回転体22の最外部と、これに
接触する記録媒体Pとの速さに差がなくなり、或いはそ
の差が極めて小さくなるので、分離回転体22が記録媒
体上のトナー像に対して掻き取り力を加えることがなく
なり、トナー像にすじ状の跡ができることを阻止でき
る。
【0044】また、図5から判るように、分離回転体2
2の表面に凹凸が形成されていると、記録媒体Pの先端
がその凹凸に係合するので、分離回転体22が記録媒体
を定着ベルト12から引き剥がす作用が高められ、分離
回転体22の分離機能がより一層向上する。
【0045】また分離回転体を、例えば複数のローラに
巻き掛けられた無端ベルトにより構成することもできる
が、図示した例のように、分離回転体がローラより成る
と、その構成を簡素化でき、しかもそのコストを低く抑
えることができる。しかも、分離回転体22に記録媒体
Pが接触したとき、分離回転体表面の凹凸の凸部だけが
記録媒体上のトナー像に接触するので、仮に、その接触
によってトナー像に跡ができたとしても、その跡が目立
たず、これを無視できる程度にすることができ、画質の
劣化を阻止することができる。
【0046】図4乃至図6に示した定着装置2の他の構
成、及びこの定着装置2を有する画像形成装置の構成
は、図1乃至図3に示したところと変わりはない。図1
乃至図3における各要素に対応する図4及び図5に示し
た各要素には、図1乃至図3に付した符号と同一の符号
を付してある。
【0047】ところで、図1に示した画像形成装置は、
定着装置2を通過した記録媒体Pをそのまま排紙トレイ
に排出するほか、この記録媒体Pを矢印Eで示すように
搬送し、この記録媒体Pの表裏を反転した後、図示して
いない中間給紙装置に送り込み、次いで、ここからその
記録媒体を再給紙し、既にトナー像が定着されている一
方の面と反対側の他方の面を上にして、再び矢印Bで示
すように転写ベルト4により搬送しながら各像担持体3
Y,3M,3C,3BKを通過させ、その記録媒体の他
方の面に4色の未定着トナー像を形成できるように構成
されている。そして、この記録媒体を再び定着装置2を
通過させることにより、その他方の面に担持されたトナ
ー像を記録媒体に定着し、引き続きこの記録媒体を矢印
D方向に搬送して排紙トレイに排出する。
【0048】上述のように、記録媒体Pが再び定着装置
2に送り込まれる場合には、図2及び図4に符号T1で
示すように記録媒体Pの一方の面に既に定着されたトナ
ー像が担持され、その他方の面に未定着トナー像Tが担
持されている。かかるトナー像T1と、未定着トナー像
Tを担持した記録媒体Pが定着装置2のニップ部Nを通
る時、トナー像T1は加圧ローラ13の表面に接触する
が、このときそのトナー像T1が加熱されて溶融する
と、当該トナー像T1のトナーが粘着剤として作用し、
その記録媒体が加圧ローラ13の表面に付着してここに
巻き付くおそれがある。
【0049】そこで、上述した各定着装置2において
は、加圧ローラ13より成る相手定着部材に対向して、
前述の分離回転体22と同じく構成された他の分離回転
体22Aが設けられている。この分離回転体22Aと加
圧ローラ13の関係は、先に説明した分離回転体22
と、定着ベルト12との関係と実質的に異なるところは
ない。これにより、記録媒体Pが加圧ローラ13の周面
に巻き付くことも防止することができる。
【0050】以上、定着ベルト12の相手定着部材が加
圧ローラ13より成る定着装置を説明したが、本発明は
他の形態の定着装置にも広く適用できるものである。例
えば、相手定着部材もローラに巻き掛けられて回転駆動
される無端状の定着ベルトより成る定着装置、相手定着
部材が回転しない部材より成る定着装置、記録媒体を無
端ベルトより成る像担持体に重ねて搬送し、その像担持
体と記録媒体を、共に定着ベルトと相手定着部材のニッ
プ部に通過させて記録媒体に転写されたトナー像を定着
する定着装置、記録媒体の両面に未定着トナー像を転写
し、その記録媒体を定着ベルトとその相手定着部材との
間のニップ部に通過させて記録媒体の両面に担持された
トナー像をそれぞれ記録媒体に定着する定着装置などに
も本発明を支障なく適用できる。相手定着部材も定着ベ
ルトより成るときは、その定着ベルトとこれを支持した
支持ローラとの間に、前述の各例の場合と同様にベルト
ガイド部材を設けることもでき、さらにその定着ベルト
に対向して分離回転体を設けることもできる。
【0051】また、図7に示すように、中間転写体26
上に図示していない感光体からトナー像Tを転写し、そ
のトナー像Tを図示していないヒータによって予熱した
後、定着ベルト12と中間転写体26とのニップ部Nに
記録媒体Pを通過させ、このとき中間転写体26上のト
ナー像を熱と圧力の作用によって記録媒体上に転写する
と共に、そのトナー像を記録媒体上に定着する定着装置
2にも本発明を適用できる。この場合には、中間転写体
26が定着ベルト12の相手定着部材を兼ねることにな
る。図7における前述の定着装置の各構成要素に対応す
る要素には、前述の例において使用した符号と同一の符
号を付してある。
【0052】さらに、図1には、カラー画像を形成する
画像形成装置に定着装置2を設けた例を示したが、本発
明は、単色画像を形成する画像形成装置及びその定着装
置にも適用でき、プリンター、複写機、ファクシミリ、
その複合機などの画像形成装置に広く適用できるもので
ある。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、定着ベルト表面から記
録媒体を従来よりも確実に分離でき、記録媒体が定着ベ
ルト表面に巻き付いてジャムが発生する不具合を阻止
し、ないしは効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す概略図である。
【図2】図2に示した定着装置の拡大断面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】定着装置の他の例を示す、図2と同様の断面図
である。
【図5】図4の一部をさらに拡大して示す図である。
【図6】分離回転体の斜視図である。
【図7】定着装置のさらに別の例を示す概略断面図であ
る。
【図8】ニップ部の定着ベルト移動方向下流側端とベル
トガイド部材との間の定着ベルト部分の全体が支持ロー
ラの周面から離間しているようにベルトガイド部材を配
置した場合の不具合を説明する図である。
【符号の説明】
2 定着装置 12 定着ベルト 12A 定着ベルト部分 12B 定着ベルト部分 14 支持ローラ 22 分離回転体 24 ベルトガイド部材 N ニップ部 NE 下流側端 P 記録媒体 T トナー像 δ ギャップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される定着ベルトと、該定着ベ
    ルトが巻き掛けられた支持ローラに該定着ベルトを介し
    て対向配置された相手定着部材とを有し、前記定着ベル
    トと前記相手定着部材との間のニップ部に記録媒体を通
    過させ、その通過時に、トナー像のトナーに熱と圧力を
    加えて該トナー像を記録媒体に定着する定着装置におい
    て、 前記ニップ部よりも前記定着ベルト移動方向下流側の定
    着ベルト部分と前記支持ローラとの間に、該定着ベルト
    部分が支持ローラの周面から離間するように当該定着ベ
    ルトを案内するベルトガイド部材を設け、前記ニップ部
    の定着ベルト移動方向下流側端と、前記ベルトガイド部
    材との間の定着ベルト部分のうち、定着ベルト移動方向
    上流側の定着ベルト部分が、前記支持ローラの周面に接
    触するように、当該ベルトガイド部材を配置したことを
    特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルトガイド部材が前記支持ローラ
    よりも小径な円柱状に形成されている請求項1に記載の
    定着装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルトガイド部材が、前記支持ロー
    ラの周面に当接していると共に、回転可能に支持されて
    いる請求項2に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記ベルトガイド部材に接触する定着ベ
    ルト部分に対向して、該定着ベルトに付着した記録媒体
    を分離する分離回転体を設け、該分離回転体は定着ベル
    トに対して微小なギャップをあけて位置し、該分離回転
    体と定着ベルトとの対向部にて、分離回転体の表面が定
    着ベルト表面の移動方向と逆方向に移動する向きに該分
    離回転体を回転駆動する請求項1乃至3のいずれかに記
    載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記分離回転体の周面に凹凸が形成され
    ている請求項4に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の定着
    装置を有していることを特徴とする画像形成装置。
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