JPH04368550A - 隅棟構造 - Google Patents
隅棟構造Info
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に横葺屋根材によって葺成された隅棟構造に関するもの
である。
尺体を屋根材端部上に載せるか、屋根材とほぼ同じ幅の
継手カバーでこの隅棟上を覆うことを繰り返すか、よっ
て形成した構造となっていた。
構造には下記するような諸点において種々の欠点があっ
た。すなわち、建物の隅棟の挟角は各建物によって大き
くことなり、これに対応した隅部材(役物)を形成しな
ければならなかった。さらに、隅棟の外観がスッキリし
ていなかった。また、隅棟部に屋根材本体を延ばし、こ
の部分をキャップによってカバーした場合は雪でカバー
が隅棟から離脱する欠点があった。
を除去するため、隅棟下地の防水シート上に短尺、ある
いは通し状でかつ広幅のピロアスファルトフェルトを棟
から軒に向かって、しかも隅棟と平行にその凹凸リブが
位置するように設け、該隅棟上に断面をほぼく字状に、
その表面に係合部を設けた目地材を配置し、この目地材
の係合部に一対で一組の隅棟部材の各側端を係合して隅
棟表面に目地材を直線状の目地が露出するように構成し
、隅棟の角度にあまり左右されず、かつ容易に施工でき
、その上、防水性にもすぐれた隅棟構造を提案するもの
である。
の一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1、
図2は上記隅棟構造の代表的な概要を示す説明図であり
、1は躯体、4は下地、5は防水シート、6はピロアス
ファルトフェルト(以下、ピロシートという)、7は目
地材、13は隅棟部材、15はバックアップ材、16は
屋根材である。
3とから構成したものであり、防水シート5はアスファ
ルトフェルト、アスファルトフェルトと厚さ0.1mm
程度の鉛箔を一体化したシート、アスファルトフェルト
間に鉛箔を一体に介在させたシート等の1種からなり、
軒から棟に向かって順次、各上下端を重合して敷設、固
定したものである。
うに隅棟Aに容易にフィットする柔軟性があり、幅W1
は100〜200mmの範囲で、かつ隅棟Aと平行に
凹、凸リブ6a、6bが位置するように図示しない棟か
ら軒に向かって防水構造で敷設固定した構成である。な
お、ピロシート6の長さは屋根材16より長いか、通し
状の長尺体のいずれかであり、短尺の場合はその上下端
を重合し、防水性を強化した構造とするものである。
すように横断面をほぼ角度θ2 のく字状に形成し、隅
棟Aの目地化粧面と隅棟部材13a、13bを係合する
接続体としても機能するものである。さらに説明すると
、幅W2 は10〜100mm位、長さは屋根材16の
幅と同等位であり、角度θ2 は隅棟Aの角度θ1 と
同等位に形成したものである。
係合部8と防水面9と化粧目地頂面10とからなり、係
合部8は隅棟部材13の一側端に設けた上はぜ状の係止
片14と係合するものであり、隅棟部材13の左右端の
係止片14間の間隙W3 は隅目地αとして隅棟Aの化
粧面に露出するものである。
ソコート、アルミニウム板、ステンレス薄板、チタン合
金板等の1種以上を用い、隅棟部材13の係止片14と
目地材7の係合部8の遊合状態によって隅棟Aの角度に
隅棟部材13の最小の種類で対応できる自由度をもたせ
るのに役立つものである。なお、図4(b)は防水面9
と化粧目地頂面10にリブ9a、10aを設けて、防水
性と弾力性を強化し、かつリブ10aは隅目地αの間隙
W3 のガイドとしても機能するものである。
プラスチックヒレ9bを複数個、モールド方式で一体に
形成した目地材7であり、図4(d)は下地防水板11
と係合補強板12とを断面で示すように形成し、さらに
防水性と係合力を強化した目地材7である。なお、図示
しないが目地材7の上下端は屋根材16の係合部18、
係止部19に対応した形状とする。
は隅棟部材13で13a、13bの一対を一組として隅
棟Aの大きな角度差に応じて2〜3種類形成したもので
あり、2寸勾配位の弱い隅棟部材13、隅棟Aの左右で
大きく角度が異なる隅棟部材13、曲勾配の隅棟部材1
3であり、長さ方向に上はぜ状の係止片14を設けたも
のである。
ード、プラスチックフォーム等の1種からなり、吸音材
、断熱材、防水材の機能をも具備するものである。なお
、バックアップ材15は屋根材16の形状に応じて使用
したり、使用しなかったりするものである。
根材16の一例を示し、横張り型で長手方向の左右端に
係止舌片17、幅方向の上下端に係合部18と係止部1
9とを設けたものである。
すような隅棟Aを形成すると仮定し、そのロ−ロ線にお
ける端面図を図8、ハ−ハ線における端面図を図9に示
す。そこで、隅棟Aの下地4上に防水シート5を図示し
ない軒から棟に向かって、かつ各上下端を重合して敷設
し、固定する。次にピロシート6を隅棟A上に図1に示
すように軒から棟に向かって順次敷設固定する。なお、
この際凹、凸リブ6a、6bは隅棟Aと平行であり、か
つ下段のピロシート6の上端に上段のピロシート6の下
端を重合させて配置したものである。
装着し、第1段目のバックアップ材15、その上に屋根
材16を載置し、屋根材16間の目地を例えば図8に示
すように目地材βを介して連結し、隅棟Aの近傍まで葺
成する。次に隅棟部材13の−端の係止片14を屋根材
16の係止舌片17に係合し、他端の係止片14を目地
材7の係合部8に係合するものである。隅棟Aを形成し
た第1段目の屋根材16は図1に示す矢印ニ方向へ前記
と同様に葺成すればよいものである。なお、図示しない
が隅棟部材13、屋根材16は必要個所、形状によって
吊子、あるいは直接、釘等で下地4に固定するものであ
る。
一実施例にすぎず、図4(a)において目地材7の裏面
に吸湿材20を固着したり、(b)図に示すようにフッ
ソ樹脂フィルム21を貼着したりするものである。
よれば、■角度の異なる隅棟に対し、相当範囲まで1種
類の隅棟部材で兼用できる。■隅棟は角度が種々雑多で
あるが、これらに対してある程度柔軟に対応できる構造
である。■施工が容易である。■外観に歪が現れず、美
しい隅棟となる。■防水性は抜群である。等の特徴、効
果がある。
である。
一実施例を示す説明図である。
図である。
ある。
ある。
図1におけるハ−ハ線端面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 隅棟下地上に防水シートを敷設し、該
シート上に横張り屋根材端部を配置すると共に、該屋根
材端部に断面く字状とした目地材を介して隅棟部材を接
続した隅棟構造において、上記隅棟の防水シート上に化
粧面に凹凸リブを平行に有する幅100〜200mmの
ピロアスファルトフェルトを軒から棟に向かって上記凹
凸リブが隅棟と平行に、かつその上下端部を積層すると
共に、このピロアスファルトフェルト上に2分割した隅
棟部材の一部材の一側端を目地材に、他の1部材の側端
を上記目地材の他側端に係止し、1組の隅棟部材側端間
に上記目地材の表面が狭い間で露出する構成としたこと
を特徴とする隅棟構造。
Priority Applications (1)
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-
1991
- 1991-06-17 JP JP17307391A patent/JP3026641B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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JP3026641B2 (ja) | 2000-03-27 |
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