JPH0436742Y2 - - Google Patents

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JPH0436742Y2
JPH0436742Y2 JP10036386U JP10036386U JPH0436742Y2 JP H0436742 Y2 JPH0436742 Y2 JP H0436742Y2 JP 10036386 U JP10036386 U JP 10036386U JP 10036386 U JP10036386 U JP 10036386U JP H0436742 Y2 JPH0436742 Y2 JP H0436742Y2
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lid
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は鍋開閉用の内蓋を器本体開閉用の蓋に
着脱可能に具えた炊飯器に関する。
(従来の技術) 従来、この種炊飯器としては第3図に示す構成
としてものがある。同図において、1は器本体、
2はこの器本体1に収容された鍋、3は器本体1
を開閉すべく該器本体1に枢設された蓋である。
この蓋3の下面には内蓋4がスタツド5を介して
着脱可能に設けられている。
而して、この内蓋4は、通常同図に示すよう
に、蓋3の閉塞に伴い、鍋2の開口縁部に嵌着さ
れてこれを閉塞する。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来より、内蓋4の掃除性等を考慮
して、この内蓋4を蓋3に対して着脱可能として
いる事情にあるが、この場合、内蓋4が第3図に
示す正常な装着状態でなく、上下反転されて蓋3
に装着されることもある。この場合、内蓋4が反
転された装着状態のまま蓋3を閉塞すると、内蓋
4が鍋2の開口縁部に正しく装着されない状態
で、蓋3が器本体1に正しく装着されてしまうの
で、内蓋4が反転装着されていることに気付かな
いまま炊飯運転が開始されてしまう虞があつた。
この場合、内蓋4の鍋2に対する閉塞が不完全で
あることから、いわゆる炊き上がりが悪くなる等
の不具合が発生する。
従つて、本考案の目的は、内蓋が反転されて装
着されることを極力防止し得、しかも内蓋が反転
されて装着されたとしても、その反転した状態で
炊飯運転がなされることのない炊飯器を提供する
にある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、鍋を収容する器本体と、この器本体
に枢支され開閉動作により該器本体の上面を閉塞
する蓋と、この蓋に着脱可能に設けられて該蓋の
閉塞時に前記鍋を閉塞する内蓋とを具備し、前記
蓋に前記内蓋装着面側へ突出する突出部を設け、
前記内蓋を反転状態で前記蓋へ装着したときに該
内蓋が前記突出部に接触すると共に、該内蓋が反
転装着された状態で前記蓋を閉塞するときに該内
蓋が前記突出部と前記鍋の両方に接触して前記蓋
の器本体に対する閉塞を阻止するようにしたとこ
ろに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、内蓋を蓋に反転状態で装着
しようとすると、内蓋が突出部に接触してその装
着操作に違和感が生じる上、仮に内蓋を反転状態
で装着してしまつたとしても、内蓋の蓋に対する
装着位置が正常ではないので、使用者は、内蓋が
反転状態で装着されていることに気が付く。
しかも、蓋を、内蓋が反転装着それた状態で器
本体に装着すると、蓋に対して正常な位置で装着
されていない内蓋が鍋に接触されることになるの
で、蓋が器本体に対して正常な位置で装着され
ず、その結果、蓋の閉塞が阻止され、これによつ
て、使用者に内蓋が反転状態で装着されたことが
知らしめられる。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき第1図及び第2図
を参照して説明する。
まず第1図において、11は器本体、12はこ
の器本体11に収容された鍋、13は器本体11
を開閉すべく該器本体11に枢設された蓋であ
る。この蓋13の下面には加熱板14が配設され
ており、そしてこの加熱板14の周縁部にはパツ
キン15が装着されている。16は蓋13に形設
された蒸気抜き口部であり、これには蒸気抜き口
体17が下方から着脱可能に嵌入されている。
又、前記加熱板14の中央部には下方に突出する
スタツド18が取着されている。19は内蓋で、
これは、その中央部及び周縁部を除く主板部19
aが下方に窪んだ形状をなしており、その中央部
に形成した孔19bの周縁部には環状の弾性体か
ら成るブツシユ20を嵌着している。そのブツシ
ユ20の上部には内蓋押え部20aが形成されて
いる。而して、このブツシユ20を前記スタツド
18に嵌合することにより、この内蓋19を蓋1
3の下面に着脱可能に配設している。尚、内蓋1
9はブツシユ20部分でスタツド18に対して摺
動可能である。又、内蓋19には図示しないが蒸
気抜き孔が形成されている。
さて、21は突出部たる摘み部であり、これ
は、器本体11のうち例えば前記蒸気抜き口体1
7の下端部の二箇所(一箇所のみ図示)に、該蓋
13の内蓋19装着面側(第1図において下側)
へ突出するように一体に形成している。前記蒸気
抜き口体17はこの摘み部21を摘み持つて蒸気
抜き口部16に嵌入操作することで、前記蓋13
に嵌入配設されたものである。
上記内蓋19は、蓋13が器本体11に装着さ
れることに伴い、鍋12の開口縁部に嵌合される
ように装着されて、鍋12の開口を閉塞するもの
である。また、内蓋19は、図1に示す状態にお
いては、主板部19aが鍋12の内方側に窪む配
置形態にされており、従つて、摘み部21が内蓋
19装着面側に突出して存するものの、主板部1
9aが摘み部21に接触しない正常な位置に装着
されている、尚、内蓋19が正常な位置で装着さ
れている状態では、炊飯運転時に発生する蒸気
は、内蓋19の図示しない蒸気抜き孔及び蒸気抜
き口体17を通して放出される。この時、いわゆ
るおねばも前記蒸気抜き孔を通るが、内蓋19の
凹状の主板部19aに溜められ、従つていわゆる
炊きこぼれはない。
ところで、内蓋19が上下逆の反転状態で蓋1
3に装着される場合、使用者には、以下に述べる
如く違和感があり、それによつて、使用者が、内
蓋19が蓋13に上下逆の反転状態で装着されて
いることに気が付くようにされている。
即ち、内蓋19を蓋13に組付けるにあたつ
て、蓋13のスタツド18に内蓋19のブツシユ
20を押込む場合、第2図に示すように、内蓋1
9が上下逆の反転状態にされていれば、内蓋19
は、主板部19aが蓋13側に向かう配置形態と
なつているので、摘み部21に主板部19aが接
触して、その押込み操作が行い難く、よつて、使
用者は、その押込み操作の違和感から、内蓋19
が上下逆の反転状態にされていることに気が付
く。しかも、使用者が、上記押込み操作時の違和
感に気が付かないまま、蓋13に内蓋19を装着
してしまつたとしても、その内蓋19の蓋13に
対する装着位置そのものが正常位置ではないの
で、使用者は、その装着状態の違和感をもつて、
内蓋19が反転装着されたことに気が付き、これ
によつて、内蓋19の装着し直しをすることにな
る。
さらに、内蓋19が蓋13に反転装着された状
態で、この蓋13を器本体11に装着すると、内
蓋19が、摘み部21に接触した状態のまま鍋1
2の開口縁部に接触するので、蓋13が器本体1
1に対して正常な位置で装着されず、その結果、
蓋13の器本体11への閉塞が阻止され、この場
合にも、内蓋19が反転状態で装着されたことが
知らしめられ、使用者は、内蓋19の装着し直し
をすることになる。
このように本実施例によれば、内蓋19を蓋1
3に反転状態で装着しようとすると、その装着操
作に違和感が生じる上、仮に内蓋19を反転状態
で装着してしまつたとしても、その装着状態に違
和感が生じ、しかも、蓋13を器本体11に装着
しても器本体11が閉塞されないので、使用者に
内蓋19が反転状態で装着されたことが知らしめ
られ、使用者は、内蓋19の装着し直しをするこ
とになる。従つて、内蓋19を反転して装着した
まま、換言すれば内蓋19の鍋12に対する閉塞
が不完全のまま炊飯運転がなされるようなことは
なく、よつて炊き上がりが悪くなる等の不具合の
発生をなくし得る。
しかも本実施例によれば、突出部を、蒸気抜き
口体17にこれを着脱するための摘み部材を兼用
する摘み部21として設けたので、摘み部21に
よつて蒸気抜き口体17の着脱も容易ならしめ
得、しかも突出部と摘み部材を別々に設ける場合
と違つて部品点数の削減を図ることができ、コス
ト高を来たすこともない。
また、従来では、内蓋は、これによつておねば
が溜められて鍋内へもどらない形状(図3に示す
如く凹状)とされているのであるが、蓋に内蓋が
反転装着された状態でも、器本体に蓋を装着する
と蓋により器本体が閉塞されてしまうので、その
状態で炊飯運転がなされると、おねばが内蓋に溜
らず、鍋内にもどつてしまうことが考えられる。
しかしながら、本実施例では、内蓋19が反転装
着された状態では、蓋13により器本体11が閉
塞されないようにされているから、そのままの状
態で炊飯運転を開始してしまうことはなく、従つ
て、上述の問題はない。
[考案の効果] 本考案は以上の記述にて明らかなように、蓋に
該蓋の内蓋装着面側へ突出する突出部を設け、内
蓋を反転状態で前記蓋へ装着したさきに該内蓋が
前記突出部に接触すると共に、該内蓋が反転装着
された状態で前記蓋を閉塞するときに該内蓋が前
記突出部と鍋の両方に接触して前記蓋の器本体に
対する閉塞を阻止するようにしたので、内蓋が反
転されて装着されることを極力防止し得、しか
も、反転されて装着されたとしても、その内蓋の
反転装着状態を知らしめることができ、よつて内
蓋の正常な装着状態でのみ炊飯運転がなされるも
のとなり、この結果、炊き上がりの良好さを常に
確保できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
第1図は内蓋が正常な装着状態にあるときの要部
の縦断正面図、第2図は内蓋が反転装着状態にあ
るときの要部の縦断正面図である。そして第3図
は従来例を示す第1図相当図である。 図中、11は器本体、12は鍋、13は蓋、1
7は蒸気抜き口体、19は内蓋、21は摘み部
(突出部)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍋を収容する器本体と、この器本体に枢支され
    開閉動作により該器本体の上面を閉塞する蓋と、
    この蓋に着脱可能に設けられて該蓋の閉塞時に前
    記鍋を閉塞する内蓋とを具備し、前記蓋に前記内
    蓋装着面側へ突出する突出部を設け、前記内蓋を
    反転状態で前記蓋へ装着したときに該内蓋が前記
    突出部に接触すると共に、該内蓋が反転装着され
    た状態で前記蓋を閉塞するときに該内蓋が前記突
    出部と前記鍋の両方に接触して前記蓋の器本体に
    対する閉塞を阻止するようにしたことを特徴とす
    る炊飯器。
JP10036386U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0436742Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10036386U JPH0436742Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JP10036386U JPH0436742Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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Publication Number Publication Date
JPS635920U JPS635920U (ja) 1988-01-16
JPH0436742Y2 true JPH0436742Y2 (ja) 1992-08-31

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ID=30970118

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JPH0440585Y2 (ja) * 1989-10-31 1992-09-24
BR122018076176B1 (pt) 2014-12-18 2021-06-01 Ecolab Usa Inc Método para formar ácido peroxifórmico, método para tratar uma superfície, método para tratar um biofilme em uma superfície e método para desinfetar uma superfície da pele

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