JPH0759218B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH0759218B2
JPH0759218B2 JP1201423A JP20142389A JPH0759218B2 JP H0759218 B2 JPH0759218 B2 JP H0759218B2 JP 1201423 A JP1201423 A JP 1201423A JP 20142389 A JP20142389 A JP 20142389A JP H0759218 B2 JPH0759218 B2 JP H0759218B2
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JP
Japan
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lid
heat
rice
protruding portion
dissipation plate
Prior art date
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JP1201423A
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English (en)
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JPH0366315A (ja
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寿夫 中島
広明 塚原
渉 藤本
幸治 島谷
桂司 須藤
寛夫 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は炊飯器に係り、さらに詳しくは、炊飯器の蓋の
構造に関するものである。
[従来の技術] 電力を利用して加熱炊飯する炊飯器は、今や全国的に普
及し各家庭の炊事場の必須器具となっている。それだけ
にその技術開発にかける各メーカーの熱意は素晴らしい
ものがあり、文字通り日進月歩の様相を呈している。
開発の最大の狙いは、米をいかに美味な飯に炊き上げる
かであり、そのために細部に亘って不断の開発努力が続
けられている。特に最近は飯の味をよくするためには、
米を収納する内がまの加熱を下方からだけでなく、側方
および上方からもまんべんなく加熱する方法が有効とさ
れている。そのため従来は主として保温のみに利用され
ていた蓋ヒータの出力を強化し、炊飯またはむらしの時
に上方からも加熱する炊飯方法が採用され、そのため蓋
ヒータの出力は従来の10ワットから最近では60〜80ワッ
トに強化されている。
第4図は一部を断面で示した従来の炊飯器の側面図であ
る。図において1は炊飯器の外ケース、2は外ケース1
の上部開口部を開閉する蓋、3は外ケース1内に着脱可
能に収容される内がま、4は内がま3の下方に配設され
た主ヒータ、5は蓋2内に配設された炊飯兼保温用の蓋
ヒータで、その出力は60〜80ワットと強化されている。
6は内がま3の側方に配設された側部ヒータ、7は蓋2
の下面に取り付けられた放熱板、7aは放熱板7のほぼ中
央部に設けられた突出部で、その突出部7a内に蓋ヒータ
5が配設されている。8は放熱板7に固定された中ぶた
固定用シャフト9およびスペーサ10によって放熱板7の
下方に装着される中ぶた、11は米、12は水である。
このように構成された炊飯器は、炊飯時および保温時に
おいて、蓋ヒータ5の熱が放熱板7に伝達されると、中
ぶた8を介して内がま3内の米11等に伝達され、炊飯お
よび保温を行う。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の炊飯器は、放熱板7と中ぶた8との
間にかなりの間隔があるため、蓋ヒータ5の熱が下方の
米11や水12に伝わりにくく、その分蓋2内の温度が上昇
して蓋2やその内部の部品等が焼損するなどのトラブル
が発生するおそれがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされた
もので、蓋ヒータの熱が内がま内の被加熱物に効率よく
伝達することができる炊飯器を提供することを目的とし
たものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る炊飯器は、内がま等が収容された外ケース
の上部開口部を開閉する蓋の下面に取り付けられ、ほぼ
中央部に突出部を有し、この突出部内に炊飯兼保温用蓋
ヒータが配設された放熱板と、放熱板の下方に着脱自在
に装着され、放熱板の突出部に対応して複数の小孔を有
する皿状突出部が設けられた中ぶたとを備え、この中ぶ
たの皿状突出部を放熱板の突出部に近接して配置したも
のである。
また、本発明に係る炊飯器は、内がま等が収容された外
ケースの上部開口部を開閉する蓋の下面に取り付けら
れ、ほぼ中央部に突出部を有し、この突出部内に炊飯兼
保温用蓋ヒータが配設された放熱板と、放熱板の下方に
着脱自在に装着され、放熱板の突出部に対応してこの放
熱板の突出部が嵌入しうる開口部を設けた中ぶたとを備
えたものである。
[作用] 中ぶたの皿状突出部を放熱板の突出部に近接して配置す
ることにより、蓋ヒータと中ぶたとの間隔が狭くなり、
蓋ヒータの熱が内がま内の被加熱物に効率よく伝達され
る。また、中ぶたの皿状突出部に放熱板の突出部に対応
して複数の小孔を設けることにより、内がまへの熱伝達
をさらによくできる。さらに、放熱板の突出部に対応し
てこの放熱板の突出部が嵌入しうる開口部を設けた中ぶ
たとを備えることにより、放熱板の突出部の一部または
全部が直接米等に対向することとなり、蓋ヒータの熱の
被加熱物への伝達は最大となる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例である炊飯器の一部を断面で
示した側面図、第2図はその要部の拡大図である。な
お、第4図で説明した上記例と同一部分には同じ符合を
付し、説明を省略する。
図において、20は中ぶた固定用シャフト9およびスペー
サによって放熱板7に下方に着脱自在に装着される中ぶ
たで、放熱板7の突出部7aに対応して複数の小孔21を有
する皿状突出部20aが設けられており、皿状突出部20aは
放熱板7の突出部7aに近接して配置されている。
上記のように構成された炊飯器は、炊飯時において、主
ヒータ4および蓋ヒータ5によって内がま3内の米11を
炊き上げる。この時、蓋ヒータ5の熱は放熱板7の突出
部7aに伝達されると直ぐに中ぶた20の皿状突出部20aに
伝達され、さらに内がま3内全体に伝達される。これに
より、内がま3内の米11は熱効率よく短時間で炊き上が
る。また、中ぶた20の皿状突出部20aに設けられた小孔2
1によって、放熱板7の突出部7aに伝達された蓋ヒータ
5の熱が直接内がま3内の米11および水に放射伝達され
るので、蓋ヒータ5の被加熱物への熱伝達がさらに増大
され、短時間で炊き上げることができる。そして、保温
時においても、蓋ヒータ5の熱は効率よく被加熱物に伝
達される。
第3図(a)は本発明の他の実施例の要部の断面図、第
3図(b)はその要部の裏面の平面図である。図におい
て、30は中ぶた固定用シャフト9およびスペーサによっ
て放熱板7の下方に着脱自在に装着される中ぶたで、放
熱板7の突出部7aに対応してその突出部7aが嵌入しうる
開口部30aが設けられている。
このように構成したことにより、放熱板7の突出部7aに
伝達された蓋ヒータ5の熱が直接米11や水12に放熱伝達
され、蓋ヒータ5の熱伝達はさらに向上する。
[発明の効果] 以上のように本発明に係る炊飯器は、内がま等が収容さ
れた外ケースの上部開口部を開閉する蓋の下面に取り付
けられ、ほぼ中央部に突出部を有し、この突出部内に炊
飯兼保温用蓋ヒータが配設された放熱板と、放熱板の下
方に着脱自在に装着され、放熱板の突出部に対応して複
数の小孔を有する皿状突出部が設けられた中ぶたとを備
え、この中ぶたの皿状突出部を放熱板の突出部に近接し
て配置したので、蓋ヒータの熱が中ぶたの皿状突出部に
早く伝達することができ、全体の熱伝達の効率をよくす
ることができる。また、皿状突出部の小孔により放熱板
の突出部に伝達された蓋ヒータの熱が直接内がま内に放
射伝熱されるので、内がま内の被加熱物にさらに効率よ
く伝達することができる。さらに、放熱板に伝達された
蓋ヒータの熱が早く中ぶたに伝達されることにより、蓋
内の温度が上昇して蓋やその内部の部品等が焼損するな
どのトラブルが発生するおそれもなくなった。
また、内がま等が収容された外ケースの上部開口部を開
閉する蓋の下面に取り付けられ、ほぼ中央部に突出部を
有し、この突出部内に炊飯兼保温用蓋ヒータが配設され
た放熱板と、放熱板の下方に着脱自在に装着され、放熱
板の突出部に対応してこの放熱板の突出部が嵌入しうる
開口部を設けたので、放熱板の突出部に伝達された蓋ヒ
ータの熱が直接内がま内に多く放射伝熱され、内がま内
の被加熱物への熱伝達の効率を一層よくすることがで
き、短時間で美味しい飯を炊き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である炊飯器の一部を断面
で示した側面図、第2図は第1図の要部の拡大図、第3
図(a)は本発明の他の実施例の要部の断面図、第3図
(b)は第3図(a)の要部の裏面の平面図、第4図は
一部を断面で示した従来の炊飯器の側面図である。 図において、1は外ケース、2は蓋、3は内がま、5は
蓋ヒータ、7は放熱板、7aは突出部、20,30は中ぶた、2
0aは皿状突出部、21は小孔、30aは開口部である。
フロントページの続き (72)発明者 藤本 渉 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 島谷 幸治 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 須藤 桂司 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 石井 寛夫 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−128614(JP,U) 実開 昭55−159019(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内がま等が収容された外ケースの上部開口
    部を開閉する蓋の下面に取り付けられ、ほぼ中央部に突
    出部を有し、該突出部内に炊飯兼保温用蓋ヒータが配設
    された放熱板と、前記放熱板の下方に着脱自在に装着さ
    れ、前記放熱板の突出部に対応して複数の小孔を有する
    皿状突出部が設けられた中ぶたとを備え、 該中ぶたの皿状突出部を前記放熱板の突出部に近接して
    配置したことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】内がま等が収容された外ケースの上部開口
    部を開閉する蓋の下面に取り付けられ、ほぼ中央部に突
    出部を有し、該突出部内に炊飯兼保温用蓋ヒータが配設
    された放熱板と、前記放熱板の下方に着脱自在に装着さ
    れ、前記放熱板の突出部に対応して該放熱板の突出部が
    嵌入しうる開口部を設けた中ぶたとを備えたことを特徴
    とする炊飯器。
JP1201423A 1989-08-04 1989-08-04 炊飯器 Expired - Lifetime JPH0759218B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1201423A JPH0759218B2 (ja) 1989-08-04 1989-08-04 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1201423A JPH0759218B2 (ja) 1989-08-04 1989-08-04 炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPH0366315A JPH0366315A (ja) 1991-03-22
JPH0759218B2 true JPH0759218B2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=16440836

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55128614U (ja) * 1979-03-06 1980-09-11
JPS55159019U (ja) * 1979-05-01 1980-11-15
JPS597446A (ja) * 1982-07-02 1984-01-14 Nippon Denso Co Ltd 偏平チューブとコルゲートフィンの組付方法
JPS631945U (ja) * 1986-06-23 1988-01-08
JPH0436742Y2 (ja) * 1986-06-30 1992-08-31

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JPH0366315A (ja) 1991-03-22

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