JPH04365785A - エスカレータ - Google Patents
エスカレータInfo
- Publication number
- JPH04365785A JPH04365785A JP18756291A JP18756291A JPH04365785A JP H04365785 A JPH04365785 A JP H04365785A JP 18756291 A JP18756291 A JP 18756291A JP 18756291 A JP18756291 A JP 18756291A JP H04365785 A JPH04365785 A JP H04365785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheelchair
- escalator
- operation mode
- load
- photoelectric switches
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般乗客の他に身体障害
者の乗った車椅子を搬送できるエスカレータに関するも
のである。
者の乗った車椅子を搬送できるエスカレータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】前記のようなエスカレータは、車椅子利
用者が利用する場合、その運転モードを車椅子利用者に
最適なものとして運行されるので、一般乗客搬送の通常
運転モードと、車椅子搬送の特殊運転モードとの切替が
必要となる。
用者が利用する場合、その運転モードを車椅子利用者に
最適なものとして運行されるので、一般乗客搬送の通常
運転モードと、車椅子搬送の特殊運転モードとの切替が
必要となる。
【0003】ところで、前述した運転モードの切替は運
行管理者等の人間系に頼って行っており、例えば図7に
その一例を示すように、身体障害者1(車椅子利用者)
の乗った車椅子2がエスカレータの乗り側乗降口に到着
したら、運行管理者3がモード切替スイッチ4を投入す
ることで行なっていた。
行管理者等の人間系に頼って行っており、例えば図7に
その一例を示すように、身体障害者1(車椅子利用者)
の乗った車椅子2がエスカレータの乗り側乗降口に到着
したら、運行管理者3がモード切替スイッチ4を投入す
ることで行なっていた。
【0004】なお、図7に示す符号4aはエスカレータ
の降り側乗降口に配置したモード復帰用スイッチで、こ
のモード復帰用スイッチ4aをエスカレータ搬送の車椅
子2が降り側乗降口に出た時点で運行管理者3が投入す
ることにより、一般乗客搬送の通常運転モードに戻すこ
とができるようになっている。
の降り側乗降口に配置したモード復帰用スイッチで、こ
のモード復帰用スイッチ4aをエスカレータ搬送の車椅
子2が降り側乗降口に出た時点で運行管理者3が投入す
ることにより、一般乗客搬送の通常運転モードに戻すこ
とができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のスイッチ操
作によるモード切替では、車椅子利用者1が即座にエス
カレータを利用できず、運行管理者3が来るまで待たな
ければならなかった。一方、運行管理者3の方でも、車
椅子利用者が来る度にエスカレータの運転モードを切替
える必要があり繁雑であった。
作によるモード切替では、車椅子利用者1が即座にエス
カレータを利用できず、運行管理者3が来るまで待たな
ければならなかった。一方、運行管理者3の方でも、車
椅子利用者が来る度にエスカレータの運転モードを切替
える必要があり繁雑であった。
【0006】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的は運行管理者の手を煩わせな
くても、車椅子が乗降口に来たことを自動的に検知して
、エスカレータの運転モードを車椅子搬送の特殊運転モ
ードに切替えることができるエスカレータを提供するこ
とにある。
なされたもので、その目的は運行管理者の手を煩わせな
くても、車椅子が乗降口に来たことを自動的に検知して
、エスカレータの運転モードを車椅子搬送の特殊運転モ
ードに切替えることができるエスカレータを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明(第1の発明)においてはエスカレータ乗
降口の乗降板下に、前記乗降口に車椅子が到着したこと
を検知する複数個の光電スイッチを所定の配置間隔で配
設し、この全ての光電スイッチが車椅子座板面の遮光作
用で閉成された時に、エスカレータの運転モードを車椅
子搬送の特殊運転モードに切替えるようにしたことを特
徴とする。
めに、本発明(第1の発明)においてはエスカレータ乗
降口の乗降板下に、前記乗降口に車椅子が到着したこと
を検知する複数個の光電スイッチを所定の配置間隔で配
設し、この全ての光電スイッチが車椅子座板面の遮光作
用で閉成された時に、エスカレータの運転モードを車椅
子搬送の特殊運転モードに切替えるようにしたことを特
徴とする。
【0008】なお、前記乗降板下に配設される複数個の
光電スイッチは、その全てが閉成されるか否かによって
車椅子と一般の乗客或いは車椅子より小型のショッピン
グカート等とを区別することができ、車椅子が来た時に
だけエスカレータの運転モードを車椅子搬送の特殊運転
モードに切替えることが可能となる。
光電スイッチは、その全てが閉成されるか否かによって
車椅子と一般の乗客或いは車椅子より小型のショッピン
グカート等とを区別することができ、車椅子が来た時に
だけエスカレータの運転モードを車椅子搬送の特殊運転
モードに切替えることが可能となる。
【0009】しかし、前記のような光電スイッチだけで
は、エスカレータに載せられないような大きな車椅子(
大型で重量の重い車椅子)が来た場合でも、エスカレー
タ搬送可能な信号を出してしまう危険性がある。
は、エスカレータに載せられないような大きな車椅子(
大型で重量の重い車椅子)が来た場合でも、エスカレー
タ搬送可能な信号を出してしまう危険性がある。
【0010】このような問題を解消するため、第2の発
明においては、前記乗降板の中央部に車椅子の載置荷重
で下方に変位する可動床を設け、この可動床の下側に該
可動床の上に車椅子が載ったことを検知する複数個の光
電スイッチ及び可動床の車椅子載置荷重を検出する荷重
検知器を所定の配置間隔で配設し、この全ての光電スイ
ッチが車椅子座板面の遮光作用で閉成され且つ前記荷重
検知器で検出される車椅子荷重がエスカレータ搭載可能
な規定重量以下であった時に、エスカレータの運転モー
ドを車椅子搬送の特殊運転モードに切替えるようにした
。
明においては、前記乗降板の中央部に車椅子の載置荷重
で下方に変位する可動床を設け、この可動床の下側に該
可動床の上に車椅子が載ったことを検知する複数個の光
電スイッチ及び可動床の車椅子載置荷重を検出する荷重
検知器を所定の配置間隔で配設し、この全ての光電スイ
ッチが車椅子座板面の遮光作用で閉成され且つ前記荷重
検知器で検出される車椅子荷重がエスカレータ搭載可能
な規定重量以下であった時に、エスカレータの運転モー
ドを車椅子搬送の特殊運転モードに切替えるようにした
。
【0011】
【作用】前記のような光電スイッチを装備した本発明(
第1の発明)のエスカレータによると、車椅子がエスカ
レータ乗降口に到着すれば、車椅子搬送の特殊運転モー
ドに自動的に切替わるため、車椅子利用者が余分な時間
待つ必要がなくなり、運行管理者の手を煩わせる必要も
なくなる。
第1の発明)のエスカレータによると、車椅子がエスカ
レータ乗降口に到着すれば、車椅子搬送の特殊運転モー
ドに自動的に切替わるため、車椅子利用者が余分な時間
待つ必要がなくなり、運行管理者の手を煩わせる必要も
なくなる。
【0012】一方、前記のような光電スイッチに荷重検
知器を付加した第2発明のエスカレータによると、前記
光電スイッチによって車椅子と一般の乗客或いは車椅子
より小型のショッピングカート等とを区別することがで
き、また荷重検知器によってエスカレータ搭載可能な通
常の車椅子とエスカレータに載せられないような大きな
車椅子(大型で重量の重いエスカレータ搭載不可能な車
椅子)とを区別することができ、エスカレータ搭載可能
な通常の車椅子が来た時にだけエスカレータの運転モー
ドを車椅子搬送の特殊運転モードに切替えることが可能
となる。
知器を付加した第2発明のエスカレータによると、前記
光電スイッチによって車椅子と一般の乗客或いは車椅子
より小型のショッピングカート等とを区別することがで
き、また荷重検知器によってエスカレータ搭載可能な通
常の車椅子とエスカレータに載せられないような大きな
車椅子(大型で重量の重いエスカレータ搭載不可能な車
椅子)とを区別することができ、エスカレータ搭載可能
な通常の車椅子が来た時にだけエスカレータの運転モー
ドを車椅子搬送の特殊運転モードに切替えることが可能
となる。
【0013】また、エスカレータ搭載不可能な大型の車
椅子が来た時に、エスカレータ搬送できないことを車椅
子利用者に報知する手段を設ければ、車椅子利用者が余
分な時間待つ必要がなくなり、車椅子利用者が載れない
ことによるエスカレータ運行の混乱を防止することがで
きる。
椅子が来た時に、エスカレータ搬送できないことを車椅
子利用者に報知する手段を設ければ、車椅子利用者が余
分な時間待つ必要がなくなり、車椅子利用者が載れない
ことによるエスカレータ運行の混乱を防止することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図3
に従い説明する。
に従い説明する。
【0015】この実施例は一般乗客の他に身体障害者1
の乗った車椅子2の搬送が可能な図7に示す如きエスカ
レータを前提とするものであって、このエスカレータ乗
降口10の乗降板11に車椅子2を所定の位置に誘導す
るための補助マーカー12を図1の如く表示し、前記乗
降板11の下側にエスカレータ乗降口10に車椅子2が
到着したことを検知する複数個の光電スイッチ5〜9を
所定の配置間隔で配設している。
の乗った車椅子2の搬送が可能な図7に示す如きエスカ
レータを前提とするものであって、このエスカレータ乗
降口10の乗降板11に車椅子2を所定の位置に誘導す
るための補助マーカー12を図1の如く表示し、前記乗
降板11の下側にエスカレータ乗降口10に車椅子2が
到着したことを検知する複数個の光電スイッチ5〜9を
所定の配置間隔で配設している。
【0016】前記光電スイッチ5〜9は、補助マーカー
12の位置に誘導停止された車椅子2の座板面2aより
も少し小さい仮想四角形13のコーナー4点と、対角線
の交点との5箇所に図1の如く配置され、この全ての光
電スイッチ5〜9が車椅子座板面2aの遮光作用で閉成
(ON)された時に、エスカレータの運転モードを車椅
子搬送の特殊運転モードに切替えることができるように
なっている。
12の位置に誘導停止された車椅子2の座板面2aより
も少し小さい仮想四角形13のコーナー4点と、対角線
の交点との5箇所に図1の如く配置され、この全ての光
電スイッチ5〜9が車椅子座板面2aの遮光作用で閉成
(ON)された時に、エスカレータの運転モードを車椅
子搬送の特殊運転モードに切替えることができるように
なっている。
【0017】すなわち、前記光電スイッチ5〜9が全て
ONになると、この光電スイッチにより励磁された図3
に示すリレー15〜19が作動し、その各リレー接点K
1a〜K5aが閉じて、この接点系リレー20の励磁及
び同リレー接点20aの閉成によりエスカレータ駆動系
の制御装置21に車椅子2が到着したことを伝え、この
エスカレータ制御装置21の制御によってエスカレータ
の運転モードを車椅子搬送の特殊運転モードに切替える
ようになっている。
ONになると、この光電スイッチにより励磁された図3
に示すリレー15〜19が作動し、その各リレー接点K
1a〜K5aが閉じて、この接点系リレー20の励磁及
び同リレー接点20aの閉成によりエスカレータ駆動系
の制御装置21に車椅子2が到着したことを伝え、この
エスカレータ制御装置21の制御によってエスカレータ
の運転モードを車椅子搬送の特殊運転モードに切替える
ようになっている。
【0018】なお図面では省略しているが、前記エスカ
レータの降り側乗降口の乗降板下にも同様な光電スイッ
チを設けることにより、エスカレータ搬送の車椅子2が
降り側乗降口から出たことを前記光電スイッチで検知し
て、前記エスカレータの運転モードを一般乗客搬送の通
常運転モードに自動復帰させることが可能となる。図4
乃至図7は本発明の第2の実施例を示す。
レータの降り側乗降口の乗降板下にも同様な光電スイッ
チを設けることにより、エスカレータ搬送の車椅子2が
降り側乗降口から出たことを前記光電スイッチで検知し
て、前記エスカレータの運転モードを一般乗客搬送の通
常運転モードに自動復帰させることが可能となる。図4
乃至図7は本発明の第2の実施例を示す。
【0019】この第2実施例は前記乗降板11の中央部
に、車椅子2の載置荷重で下方に変位する複数のバネ2
3で支えられた可動床22(車椅子2を所定の位置に誘
導する補助マーカー12が図4の如く表示されている)
を設け、この可動床22の下側に該可動床22の上に車
椅子2が載ったことを検知する複数個の光電スイッチ5
〜9と、可動床22の車椅子載置荷重を検出する複数個
の荷重検知器25を所定の配置間隔で配設している。
に、車椅子2の載置荷重で下方に変位する複数のバネ2
3で支えられた可動床22(車椅子2を所定の位置に誘
導する補助マーカー12が図4の如く表示されている)
を設け、この可動床22の下側に該可動床22の上に車
椅子2が載ったことを検知する複数個の光電スイッチ5
〜9と、可動床22の車椅子載置荷重を検出する複数個
の荷重検知器25を所定の配置間隔で配設している。
【0020】前記光電スイッチ5〜9は、可動床22の
上に誘導停止された車椅子2の座板面2aよりも少し小
さい仮想四角形13のコーナー4点と、対角線の交点と
の5箇所に図4の如く配置され、また前記荷重検知器2
5は可動床22の4コーナー部の昇降ガイド部に図4,
図5の如く配置されている。
上に誘導停止された車椅子2の座板面2aよりも少し小
さい仮想四角形13のコーナー4点と、対角線の交点と
の5箇所に図4の如く配置され、また前記荷重検知器2
5は可動床22の4コーナー部の昇降ガイド部に図4,
図5の如く配置されている。
【0021】そして、全ての光電スイッチ5〜9が車椅
子座板面2aの遮光作用で閉成(ON)され、且つ前記
荷重検知器25で検出される車椅子荷重がエスカレータ
搭載可能な規定重量以下であった時(荷重検知器25の
常閉スイッチ25aは閉成状態を維持する)に、エスカ
レータの運転モードを車椅子搬送の特殊運転モードに切
替えることができるようになっている。
子座板面2aの遮光作用で閉成(ON)され、且つ前記
荷重検知器25で検出される車椅子荷重がエスカレータ
搭載可能な規定重量以下であった時(荷重検知器25の
常閉スイッチ25aは閉成状態を維持する)に、エスカ
レータの運転モードを車椅子搬送の特殊運転モードに切
替えることができるようになっている。
【0022】すなわち、前記光電スイッチ5〜9が全て
ONになり且つ荷重検知器25で検出された車椅子荷重
がエスカレータ搭載可能な規定重量以下で荷重検知器2
5の常閉スイッチ25aが閉成状態を維持すると、前記
光電スイッチ5〜9により励磁された図6に示すリレー
15〜19及び荷重検知器25の常閉スイッチ25aに
より励磁されたリレー26が作動し、片側列のリレー接
点K1aー1 〜K6aー1が閉じて、その接点系リレ
ー20の励磁及び同リレー接点20aの閉成により、エ
スカレータ駆動系の制御装置21に車椅子2が到着した
ことを伝え、このエスカレータ制御装置21の制御によ
ってエスカレータの運転モードを車椅子搬送の特殊運転
モードに切替えるようになる。この時、他側列のリレー
接点K1aー2 〜K5aー2 は閉じ、前記リレー2
6に対応した他側列のリレー接点K6aー2 は開放し
ているので、他側列の接点系リレー27は作動しない。
ONになり且つ荷重検知器25で検出された車椅子荷重
がエスカレータ搭載可能な規定重量以下で荷重検知器2
5の常閉スイッチ25aが閉成状態を維持すると、前記
光電スイッチ5〜9により励磁された図6に示すリレー
15〜19及び荷重検知器25の常閉スイッチ25aに
より励磁されたリレー26が作動し、片側列のリレー接
点K1aー1 〜K6aー1が閉じて、その接点系リレ
ー20の励磁及び同リレー接点20aの閉成により、エ
スカレータ駆動系の制御装置21に車椅子2が到着した
ことを伝え、このエスカレータ制御装置21の制御によ
ってエスカレータの運転モードを車椅子搬送の特殊運転
モードに切替えるようになる。この時、他側列のリレー
接点K1aー2 〜K5aー2 は閉じ、前記リレー2
6に対応した他側列のリレー接点K6aー2 は開放し
ているので、他側列の接点系リレー27は作動しない。
【0023】前記接点系リレー27は放送装置28(車
椅子をエスカレータ搬送できないことを車椅子利用者に
報知する手段)を制御するためのもので、そのリレー接
点27aは放送装置28の電源回路29に図6の如く組
込まれている。
椅子をエスカレータ搬送できないことを車椅子利用者に
報知する手段)を制御するためのもので、そのリレー接
点27aは放送装置28の電源回路29に図6の如く組
込まれている。
【0024】而して、前記可動床22の上に一般の乗客
或いは車椅子2より小型のショッピングカート等が来た
時には、前記光電スイッチ5〜9の中の何個かのスイッ
チがONされないので、片側列の接点系リレー20は作
動しない。また、車椅子2が来た場合(前記光電スイッ
チ5〜9が全てONされた場合)でも、大型で重量の重
いエスカレータ搭載不可能な車椅子である場合には、荷
重検知器25がエスカレータ搭載不可能な車椅子である
ことを検出し、その常閉スイッチ25aが開放(OFF
)されるので、前記接点系リレー20は作動しない。
或いは車椅子2より小型のショッピングカート等が来た
時には、前記光電スイッチ5〜9の中の何個かのスイッ
チがONされないので、片側列の接点系リレー20は作
動しない。また、車椅子2が来た場合(前記光電スイッ
チ5〜9が全てONされた場合)でも、大型で重量の重
いエスカレータ搭載不可能な車椅子である場合には、荷
重検知器25がエスカレータ搭載不可能な車椅子である
ことを検出し、その常閉スイッチ25aが開放(OFF
)されるので、前記接点系リレー20は作動しない。
【0025】しかし、前記スイッチ25aが開放(OF
F)した時に、前記リレー26によって他側列接点系の
リレー接点K6aー2 が閉成(ON)されるので、こ
の接点系リレー27の励磁及び同リレー接点20aの閉
成により放送装置28が作動し、車椅子のエスカレータ
搬送ができないことを車椅子利用者に報知する。
F)した時に、前記リレー26によって他側列接点系の
リレー接点K6aー2 が閉成(ON)されるので、こ
の接点系リレー27の励磁及び同リレー接点20aの閉
成により放送装置28が作動し、車椅子のエスカレータ
搬送ができないことを車椅子利用者に報知する。
【0026】すなわち、前記荷重検知器25で検出され
る車椅子荷重がエスカレータ搭載不可能な規定重量以上
である場合には、エスカレータ運転モードを切り替えず
に、車椅子のエスカレータ搬送ができない旨を案内放送
することになる。
る車椅子荷重がエスカレータ搭載不可能な規定重量以上
である場合には、エスカレータ運転モードを切り替えず
に、車椅子のエスカレータ搬送ができない旨を案内放送
することになる。
【0027】なお図面では省略しているが、前記エスカ
レータの降り側乗降口にも同様な光電スイッチ及び荷重
検知器を設けることにより、車椅子利用者がエスカレー
タの利用を終え乗降口に到着したことを判断することが
でき、前記エスカレータの運転モードを一般乗客搬送の
通常運転モードに自動復帰させることが可能となる。
レータの降り側乗降口にも同様な光電スイッチ及び荷重
検知器を設けることにより、車椅子利用者がエスカレー
タの利用を終え乗降口に到着したことを判断することが
でき、前記エスカレータの運転モードを一般乗客搬送の
通常運転モードに自動復帰させることが可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明(第1の発明)のエスカレータに
よれば、車椅子がエスカレータ乗降口に到着したことを
複数個の光電スイッチで自動的に検知し、エスカレータ
の運転モードを通常運転モードから車椅子搬送の特殊運
転モードに、或いはその逆のモードに切替えることがで
きる。このため、車椅子利用者が容易にエスカレータを
利用でき、その利用に際して運行管理者を呼ぶ気がねも
なく、また車椅子利用者が余分な時間待つ必要もなくな
り、運行管理者の負担も軽減できる等の優れた効果を奏
する。
よれば、車椅子がエスカレータ乗降口に到着したことを
複数個の光電スイッチで自動的に検知し、エスカレータ
の運転モードを通常運転モードから車椅子搬送の特殊運
転モードに、或いはその逆のモードに切替えることがで
きる。このため、車椅子利用者が容易にエスカレータを
利用でき、その利用に際して運行管理者を呼ぶ気がねも
なく、また車椅子利用者が余分な時間待つ必要もなくな
り、運行管理者の負担も軽減できる等の優れた効果を奏
する。
【0029】一方、前記のような光電スイッチに荷重検
知器を付加した第2発明のエスカレータによると、前記
光電スイッチによって車椅子と一般の乗客或いは車椅子
より小型のショッピングカート等とを区別することがで
き、また荷重検知器によってエスカレータ搭載可能な通
常の車椅子とエスカレータに載せられないような大きな
車椅子(大型で重量の重いエスカレータ搭載不可能な車
椅子)とを区別することができ、エスカレータ搭載可能
な通常の車椅子が来た時にだけエスカレータの運転モー
ドを車椅子搬送の特殊運転モードに切替えることが可能
となる。
知器を付加した第2発明のエスカレータによると、前記
光電スイッチによって車椅子と一般の乗客或いは車椅子
より小型のショッピングカート等とを区別することがで
き、また荷重検知器によってエスカレータ搭載可能な通
常の車椅子とエスカレータに載せられないような大きな
車椅子(大型で重量の重いエスカレータ搭載不可能な車
椅子)とを区別することができ、エスカレータ搭載可能
な通常の車椅子が来た時にだけエスカレータの運転モー
ドを車椅子搬送の特殊運転モードに切替えることが可能
となる。
【0030】また、エスカレータ搭載不可能な大型車椅
子がエスカレータ搬送できないことを車椅子利用者に報
知する手段を設けた第3発明のエスカレータによると、
大型車椅子の利用者がエスカレータに載れないで余分な
時間待つ必要がなくなり、車椅子利用者が載れないこと
によるエスカレータ運行の混乱を防止することができる
。
子がエスカレータ搬送できないことを車椅子利用者に報
知する手段を設けた第3発明のエスカレータによると、
大型車椅子の利用者がエスカレータに載れないで余分な
時間待つ必要がなくなり、車椅子利用者が載れないこと
によるエスカレータ運行の混乱を防止することができる
。
【図1】本発明の第1実施例によるエスカレータの要部
斜視図。
斜視図。
【図2】図1のAーA線に沿う矢視断面図。
【図3】前記第1実施例によるエスカレータの車椅子検
出及び運転モード制御を行う電気回路図。
出及び運転モード制御を行う電気回路図。
【図4】本発明の第2実施例によるエスカレータの要部
斜視図。
斜視図。
【図5】図1のBーB線に沿う矢視断面図。
【図6】前記第2実施例によるエスカレータの車椅子検
出及び運転モード制御を行う電気回路図。
出及び運転モード制御を行う電気回路図。
【図7】従来のエスカレータによる運転方法を示した説
明図。
明図。
1…身体障害者、2…車椅子、2a…車椅子座板面、5
〜9…車椅子検知用の光電スイッチ、10…エスカレー
タ乗降口、11…同乗降板、12…補助マーカー、15
〜19…リレー、K1a〜K5a(K1aー1 〜K5
aー1 ,K1aー2 〜K5aー2 )…同リレー接
点、20…接点系リレー、20a…同リレー接点、21
…エスカレータ制御装置、22…可動床、23…バネ、
25…荷重検知器、25a…荷重検知器の常閉スイッチ
、26…リレー、K6aー1 ,K6aー2 …同リレ
ー接点、27…接点系リレー、27a…同リレー接点、
28…放送装置(報知手段)。
〜9…車椅子検知用の光電スイッチ、10…エスカレー
タ乗降口、11…同乗降板、12…補助マーカー、15
〜19…リレー、K1a〜K5a(K1aー1 〜K5
aー1 ,K1aー2 〜K5aー2 )…同リレー接
点、20…接点系リレー、20a…同リレー接点、21
…エスカレータ制御装置、22…可動床、23…バネ、
25…荷重検知器、25a…荷重検知器の常閉スイッチ
、26…リレー、K6aー1 ,K6aー2 …同リレ
ー接点、27…接点系リレー、27a…同リレー接点、
28…放送装置(報知手段)。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般乗客の他に身体障害者の乗った車
椅子を搬送できるエスカレータにおいて、このエスカレ
ータ乗降口の乗降板下に、前記乗降口に車椅子が到着し
たことを検知する複数個の光電スイッチを所定の配置間
隔で配設し、この全ての光電スイッチが車椅子座板面の
遮光作用で閉成された時に、エスカレータの運転モード
を車椅子搬送の特殊運転モードに切替えるようにしたこ
とを特徴とするエスカレータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエスカレータにおい
て、前記乗降板の中央部に車椅子の載置荷重で下方に変
位する可動床を設け、この可動床の下側に該可動床の上
に車椅子が載ったことを検知する複数個の光電スイッチ
及び可動床の車椅子載置荷重を検出する荷重検知器を所
定の配置間隔で配設し、この全ての光電スイッチが車椅
子座板面の遮光作用で閉成され且つ前記荷重検知器で検
出される車椅子荷重がエスカレータ搭載可能な規定重量
以下であった時に、エスカレータの運転モードを車椅子
搬送の特殊運転モードに切替えるようにしたことを特徴
とするエスカレータ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のエスカレータにおい
て、前記荷重検知器で検出される車椅子荷重がエスカレ
ータ搭載不可能な規定重量以上であった時に、車椅子の
エスカレータ搬送ができないことを車椅子利用者に報知
する手段を設けたことを特徴とするエスカレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18756291A JPH04365785A (ja) | 1991-03-29 | 1991-07-26 | エスカレータ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6660191 | 1991-03-29 | ||
JP3-66601 | 1991-07-09 | ||
JP18756291A JPH04365785A (ja) | 1991-03-29 | 1991-07-26 | エスカレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365785A true JPH04365785A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=26407799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18756291A Pending JPH04365785A (ja) | 1991-03-29 | 1991-07-26 | エスカレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04365785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7537101B2 (en) * | 2005-08-18 | 2009-05-26 | Kone Corporation | Travelator and method for servicing the electrical apparatus of a travelator |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP18756291A patent/JPH04365785A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7537101B2 (en) * | 2005-08-18 | 2009-05-26 | Kone Corporation | Travelator and method for servicing the electrical apparatus of a travelator |
AU2006281322B2 (en) * | 2005-08-18 | 2011-08-04 | Kone Corporation | Travelator and method for servicing the electrical apparatus of a travelator |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5996767A (en) | Wheelchair transporter for use on an escalator and an escalator control system for transporting the wheelchair transporter on the escalator | |
JPH04365785A (ja) | エスカレータ | |
JPH04112174A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JPH0680319A (ja) | 車椅子兼用エレベータ | |
JPH0551192A (ja) | エスカレータ | |
JPH04286596A (ja) | エスカレータ | |
JPH0466482A (ja) | エレベータの案内放送装置 | |
JP2708933B2 (ja) | 群管理エレベータの呼び登録装置 | |
JPH04116085A (ja) | 車椅子兼用エレベータ | |
JP2003252535A (ja) | ダブルデッキエレベータの運転装置および運転方法 | |
KR960007263Y1 (ko) | 자동차용 엘리베이터의 승강장 자동등록장치 | |
JP2568088Y2 (ja) | トランク付エレベータの報知装置 | |
JPH0518363Y2 (ja) | ||
JPH04169478A (ja) | 身体障害者用エレベータの呼び登録装置 | |
JPS6211888Y2 (ja) | ||
JPH0472282A (ja) | 車椅子兼用エレベータ | |
JPH07112881A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JPH06247649A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JPH07215604A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP2612356B2 (ja) | エレベータの呼び登録装置 | |
JP2888689B2 (ja) | エレベーターの停電時着床装置 | |
JPH07172721A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JPH0543141A (ja) | エレベータの運転装置 | |
JPH06156912A (ja) | エレベータの防犯装置 | |
JP2000038273A (ja) | ホームエレベータ |