JPH0466482A - エレベータの案内放送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベータの案内放送装置に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の装置としては、例えば実開昭６３−５９１
８６号公報に記載されているように、乗場に近接センサ
を設け、点検等のために運転を行っていないときに乗場
に近接した利用者に対し。

点検中でエレベータが利用できない旨の案内放送を行う
ものが知られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記従来の装置は、エレベータが運転されてい
ないときのみ乗場に近接した場合に案内放送するもので
あり、この案内放送が使用されるのは点検時、すなわち
１ケ月に１〜２回の割合であり利用頻度が低く非常に無
駄である。また、乗場に近接する物体全てに対し案内放
送を行うことから不必要な放送が繰り返され騒音の増大
となる。

本発明の目的は、放送装置の利用頻度を高めるとともに
、更に良好な案内サービスを行うことのできるエレベー
タの案内放送装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、各階床の乗場呼び
釦及び乗かご内の行先階登録釦の操作に応答して多階床
間を運行サービスするエレベータの放送装置において、
エレベータが運行サービス中か否かによって切り換え操
作される切換スイッチと、この切換スイッチが運行サー
ビスを選択し、かつ前記乗場呼び釦が操作されたときこ
れと連動して運行情報を放送し、非運行サービスが選択
され、かつ前記乗場呼び釦が操作されたときこれに連動
して当該エレベータが非運行サービス状態である旨を放
送するように構成したものである。

〔作用〕

本発明は上記のように、通常の運転中は、階床位置や乗
かどの運行状況に関する情報を案内するようにしである
ことから運転中はいつも使用され、使用頻度が高くなり
しかも、更に良い案内サービスを提供することができる
。

〔実施例〕 以下、本発明のエレベータの案内放送装置の実施例を図
に基づき説明する。

この発明の実施例に使用される第１図はこの発明の一実
施例の構成を示す回路図、第２図はこの発明の一実施例
における乗場の正面図である。

この発明の実施例の構成について第１図及び第２図を用
いて説明する。

電源端子Ｐに切換スイッチ】Ｏの共通端子１０Ｃが接続
され、切換スイッチ１０の端子１０Ａと電源端子Ｎ間に
平常運行サービス用リレー１１と非運行サービスを検出
したときに開放する常閉接点１２ｂが直列に接続され、
切換スイッチ１０の端子１０Ｂと電源端子Ｎ間に非運行
サービス検出用リレー１２が接続され、切換スイッチ１
０の共通端子］、ＯＣと切換スイッチ１０の端子１０Ｂ
間にエレベータの故障を検出したときに閉成する接点１
３が並列に接続されている。

また、放送袋Ｗ２０は、非運行サービス中である旨の放
送内容を予め登録しである音声合成装置２０ｂと、エレ
ベータの位置する階床を予め登録しである音声合成袋Ｗ
、　２０　ｃ　１乃至２０ｃｎと、乗場呼び釦が操作さ
れた階にエレベータが位置する旨或いは乗場呼び釦が操
作された階にエレベータが到着した旨の放送内容を予め
登録しである音声合成装置２０ｄ１乃至２０ｄ　ｎと各
音声合成装置からの信号を受はチャンネルを選択し信号
を増幅する増幅器２０ａと、放送装置電源部２０ｅより
構成され、この放送袋［２０には各階床の乗場にＨｌｆ
ｆｉされているスピーカＢ１乃至Ｂｎにそれぞれ直列に
接続されている乗場呼び釦が操作されると操作された階
を検出するとともに閉成し、かつ一定時間（４〜６秒）
の後開放する接点１５ａ□乃至１５ａｎがそれぞれ接続
されている。

更に、電源端子Ｐと放送装置２０の非運行中である旨の
放送内容を予め登録しである音声合成装置２０ｄ１に非
運行サービスを検出したときに閉成する接点１２ａと乗
場呼び釦が操作されたことを検出し閉成し、かつ一定時
間（４〜６秒）の後開放する接点１４が直列に接続され
ている。電源端子Ｐと放送袋！２０のエレベータの位置
する階床を予め登録しである音声合成装置１２０ｃ１乃
至２０ｃｎ間に平常運行サービスを検出すると閉成する
接点１１ａ１と、乗場呼び釦が操作されると操作された
階を検出するとともに開放し、かつ−定時間（４〜６秒
）の後閉成する常閉接点１５ｂ１乃至１５ｂｎとエレベ
ータが位置する階床を検出し閉成する接点１６ａ□乃至
１６ａｎが直列に接続されている。電源端子Ｐと乗場呼
び釦が操作された階にエレベータが位置する旨或いは乗
場呼び釦が操作された階にエレベータが到着した旨の放
送内容を予め登録しである音声合成装置間に平常運行サ
ービスを検出すると閉成する接点１１ａ２と、乗場呼び
釦が操作されると操作された階を検出し閉成しかつ一定
時間（４〜６秒）の後開放する接点１５ｃ、乃至１５ｃ
ｎとエレベータが位置する階床を検出するとともに閉成
する接点１６ｂ１乃至１６ｂｎが直列に接続されている
。

電源端子Ｐ、Ｎ間に放送装置２０の放送装置電源部２０
ｅが接続されている。

第２図は１階の乗場を示す正面図で、乗場呼び釦１、乗
場に設置された乗場スピーカＢ１を示している。

前述したような構成のこの発明の実施例の動作を説明す
る。

エレベータが平常に運転されているときは、切換スイッ
チ１０は端子１０Ａ側にあり、エレベータの故障を検出
したときに閉成される接点１３は開放され、非運行サー
ビスを検出したときに開放する常閉接点１２ｂは閉成さ
れている。

エレベータが平常に運転されているときは、電源端子Ｐ
、切換スイッチ１０、非運行サービスを検出したときに
開放する常閉接点１２ｂ、平常運行サービス用リレー１
１、電源端子Ｎの閉回路が形成され、平常運行サービス
用リレー１１が付勢されて接点１１ａ１．１１ａ２がＯ
Ｎとなる。

この状態で、例えばエレベータが５階に位置したとする
と、エレベータが５階にあることを検知した接点１６ａ
、及び１６ｂ、がＯＮする。このとき第２図に示す１回
の乗場呼び釦１が操作されたとすると、乗場呼び釦が操
作されたことを検知した接点１４がＯＮし１階の乗場呼
び釦が操作されたことを検知した接点１５ａ０及び１．
５　ｃｍがＯＮするとともに１５ｂ１がＯＦＦする。こ
れにより電源端子Ｐ、接点１１ａ□、接点１５ｂ６、接
点１６ａ、で閉回路が形成され、放送装置２０の音声合
成装置２０ｃ、に電気信号が与えられる。この電気信号
により音声合成袋’Ｉｌｌ　２０　ｅ工が動作し、放送
装置２０、接点１５ａ□を介しスピーカＢ１から「５階
にいます。しばらくお待ち下さい。」なる放送が行われ
る。一定時間（４〜６秒）後接点１５ａ、、１５ｃ１は
０ＦＦＬ、接点１５ｂ、はＯＮＬ放送装置２０は放送の
終了を検知する。

また、エレベータが１階に位置したとするとき１階の乗
場呼び釦１−が操作されたとすると、エレベータが１階
にあることを検知した接点１６ａ１及び１６ｂ１がＯＮ
し、１階の乗場呼び釦が操作されたことを検知した接点
１５ａ工及び１５ｃｍが０ＮＬ１５ｂ１がＯＦＦする。

このため電源端子Ｐ、接点１１ａ２、接点１５ｃ１、接
点１６ｂ、で閉回路が形成され、放送装置２０の音声合
成装置２０ｄ１に電気信号が与えられる。この電気信号
により音声合成装置ｆ２０ｄ工が動作し、放送装置２０
、接点１５ａ４を介してスピーカＢ１から「１階です。

ドアが開きますのでご注意下さい。」なる放送が行われ
る。

次に、エレベータがエレベータの定期保守のため及び引
越し等で特定の人にエレベータを専用で使用させるため
に平常に運転されないときは、切換スイッチ１０は端子
１０Ｂ側にある。また、エレベータが故障であることを
自己検出した場合は、エレベータの故障を検出したとき
に閉成される接点１３は閉成されている。

このように、エレベータが平常に運行することができな
い場合は、電源端子Ｐ、切換スイッチ１０、非運行サー
ビス用リレー１２、電源端子Ｎの閉回路が形成され、或
いは電源端子Ｐ、エレベータの故障を検出したときに閉
成する接点１３゜非運行サービス用リレー１２、電源端
子Ｎの閉回路が形成され、非運行サービス用リレー１２
が付勢されて接点１２ａがＯＮとなる。

この状態で、例えば第２図に示す１階の乗場呼び釦が操
作されたとすると、乗場呼び釦が操作されたことを検知
した接点１４がＯＮし、１階の乗場呼び釦が操作された
ことを検知した接点１５ａ工がＯＮする。このため電源
端子Ｐ、接点１２ａ、接点１４で閉回路が形成され、放
送装置２０の音声合成装置２０ｂに電気信号が与えられ
る。この電気信号により音声合成装置２０ｂが動作し、
放送装Ｗ２０．接点１５ａ工を介してスピーカＢ１から
「ただいま、エレベータは運転を休止しています。運転
開始については管理室に問い合わせ下さい。」なる放送
が行われる。一定時間（４〜６秒）の後接点１５ａ工は
○ＦＦＬ、放送装置２０は放送の終了を検知する。

なお、この実施例では、利用者が１階の乗場呼び釦を操
作した場合について説明したが、他の階床の場合でも同
様に放送袋！２０が動作して放送が行われる。また、音
声合成袋［２０ｃ　１乃至２０ｃｎに予め登録する放送
内容には、建物内外で開催されるイベント情報を付加し
てもよい。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、この発明によると利用者が
乗場呼び釦を操作したときに、その乗場のスピーカから
、エレベータが平常に運行されているときはエレベータ
の位置などの利用情報及び建物内外のイベント情報が音
声放送され、エレベータが非運行状態のときは運転休止
状態にある旨の音声放送が行われるので、エレベータ案
内放送装置がエレベータの運転休止状態を放送する特定
な用途に利用されるに加え１日常的に利用されることで
利用価値の高い、エレベータ案内放送装置を提供するこ
とが可能となる、

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のエレベータの案内放送装置の一実施
例を示す回路図、第２図は乗場の正面図である。 １０・・・・・・切換スイッチ、１１・・・・・・運行
サービス用リレー、１２・・・・・・非運行サービス用
リレー１３・・・・・・エレベータ故障検出リレー接点
、１４・・・・・・乗場呼び検出リレー接点、１５ａ１
〜１５ａｎ、１５ｂ１〜１５ｂｎ、１５ｃ、〜１５ｃｎ
・・−４〜ｎ階乗場呼び検出リレー接点、１６ａ□〜１
６ａｎ、１６　ｂ、〜１６　ｂ　ｎ−・１〜ｎ階エレベ
ータ位置検出用リレー接点、２０・・・・・・放送装置
、Ｂ１〜Ｂｎ・・・・・・スピーカ。 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）各階床の乗場呼び釦及び乗かご内の行先階登録釦
   の操作に応答して多階床間を運行サービスするエレベー
   タの放送装置において、エレベータが運行サービス中か
   否かによつて切り換え操作される切換スイッチと、この
   切換スイッチが運行サービスを選択し、かつ前記乗場呼
   び釦が操作されたときこれと連動して運行情報を放送し
   、非運行サービスが選択され、かつ前記乗場呼び釦が操
   作されたときこれに連動して当該エレベータが非運行サ
   ービス状態である旨を放送することを特徴とするエレベ
   ータの案内放送装置。