JP2002338186A - 乗客コンベアの制御装置 - Google Patents

乗客コンベアの制御装置

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JP2002338186A
JP2002338186A JP2001144845A JP2001144845A JP2002338186A JP 2002338186 A JP2002338186 A JP 2002338186A JP 2001144845 A JP2001144845 A JP 2001144845A JP 2001144845 A JP2001144845 A JP 2001144845A JP 2002338186 A JP2002338186 A JP 2002338186A
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passenger conveyor
intermediate terminal
safety
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JP2001144845A
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Masahiro Chikara
雅裕 主税
Yoshio Matsuzaki
義夫 松崎
Toshiaki Matsuo
利昭 松尾
Yasuyoshi Mishima
泰佳 三嶋
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全装置および中間端末装置と制御盤間の配
線を簡素にすることができるようにした乗客コンベアの
制御装置を提供する。 【解決手段】 複数の安全装置3A〜3Dと制御盤1間
に少なくとも1つの中間端末装置2A,2Bを設け、こ
の中間端末装置2A,2Bは、安全装置3A〜3Dから
の動作信号である第一情報を受け、この第一情報から得
た共通の第二情報、例えば設定時間を考慮した非常停止
信号を制御盤1に入力するようにして、複数の安全装置
3A〜3Dと制御盤1間を接続する接続手段5A,5
B,6A,6Bの本数を少なくして簡素化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータや動
く歩道などの乗客コンベアの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗客コンベアの制御装置におい
ては、その状態を監視する複数の安全装置の動作接点を
直列接続して制御盤に入力し、安全装置が乗客コンベア
の異常を検出すると、直ちに乗客コンベアの非常停止処
理を行なうように構成している。例えば、踏段間に物が
挟まったことなどによる踏段の浮き上がりを安全装置が
検出した場合、制御装置は、踏段が床下に入り込む前に
一刻も早く非常停止処理を行なう必要がある。一方、高
齢化社会に伴って、乗客コンベアの通常運転時における
乗降の際に、高齢者の転倒事故が近年増加傾向にあるこ
とを考えると、この非常停止処理による乗客コンベアの
急停止は、発生するかも知れない事故を未然に防止でき
る反面、高齢者の災害を招く危険性も含んでおり、必ず
しも必要でない非常停止処理は避けた方が望ましい。
【0003】また、特開平12−103586号公報に
記載された乗客コンベアの制御装置では、乗客コンベア
の運転制御を行なう制御盤と、乗客コンベアの状態を監
視する複数の安全装置との各種情報を中間端末装置に入
力し、この中間端末装置で各安全装置の動作情報を収集
し、かつ制御盤と中間端末装置間を通信線で結び、安全
装置の配線を短縮してノイズ低減を図ることが提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乗客コンベアの制御装置は、いずれの場合でも複数の安
全装置の動作信号に基づいて、制御盤で非常停止処理を
行なうか否かを判定するようにしていたため、安全装置
および中間端末装置と制御盤間の配線が多くかつ長くな
って配線作業に多大な時間を要するばかりか、これを収
納するための空間を確保しようとすると乗客コンベア本
体の縮小化の障害となったりしてしまう。
【0005】本発明の目的は、安全装置および中間端末
装置と制御盤間の配線を簡素にすることができるように
した乗客コンベアの制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成するために、複数の安全装置と制御盤間を接続手段
によって接続した乗客コンベアの制御装置において、上
記複数の安全装置と接続した少なくとも1つの中間端末
装置を設け、この中間端末装置は、上記複数の安全装置
からの動作信号である第一情報に基づいて共通の第二情
報を上記制御盤に出力するようにしたことを特徴とす
る。
【0007】本発明による乗客コンベアの制御装置は、
複数の安全装置と制御盤間に少なくとも1つの中間端末
装置を設け、この中間端末装置は、安全装置からの動作
信号である第一情報を受け、この第一情報から得た共通
の第二情報を制御盤に入力するようにしたため、複数の
安全装置と制御盤間を接続する接続手段の本数を少なく
して簡素化することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施の形態による乗客
コンベアの制御装置を示す概略構成図である。
【0010】制御装置は、乗客コンベアの運転を制御す
る制御盤1と、乗客コンベアの状態を監視する操作スイ
ッチを含む複数の安全装置3A〜3Dと、複数の安全装
置3A〜3Dの動作状態をそれぞれグループ毎に収集す
る中間端末装置2A,2Bと、グループ毎の安全装置3
A〜3Dと各中間端末装置2A,2B間をそれぞれ接続
する接続手段5A,5Bと、これら各中間端末装置2
A,2Bと制御盤1間を接続する接続手段6A,6B
と、接続手段6Cを介して制御盤1に接続した情報端末
装置9とから構成している。
【0011】図2は、上述した乗客コンベアの制御装置
を示す回路図である。
【0012】例えば動作スイッチ等で構成した各安全装
置3A〜3Dは、乗客コンベアの状態を監視するために
複数設置されており、ここでは安全装置3A,3Bの常
閉接点3Ab,3Bbが中間端末装置2Aの入力回路1
1に、また安全装置3C,3Dの常閉接点3Cb,3D
bが中間端末装置2Bの入力回路11にそれぞれ接続さ
れている。制御盤1および中間端末装置2A,2Bは、
それぞれ通信回路10を有しており、各通信回路10間
は接続手段6A,6Bで接続されている。
【0013】中間端末装置2Aには、MPU12と出力
回路13がそれぞれ設けられ、MPU12は入力回路1
1からの検出信号がどの安全装置3A,3Bに対応する
のかを判定すると共に、それぞれの安全装置3A,3B
毎に設定した設定時間を超えて検出信号を検出したかど
うかを判定する時間判定手段を有し、この時間判定手段
による計測が一定時間を超えた場合に出力回路13を介
して非常停止信号出力リレー4Aを励磁するようにして
いる。
【0014】中間端末装置2Bも同様に、MPU12と
出力回路13がそれぞれ設けられ、MPU12は入力回
路11からの検出信号がどの安全装置3C,3Dに対応
するのかを判定すると共に、それぞれの安全装置3C,
3D毎に設定した設定時間を超えて検出信号を検出した
かどうかを判定する時間判定手段を有し、この時間判定
手段による計測が一定時間を超えた場合に出力回路13
を介して非常停止信号出力リレー4Bを励磁するように
している。
【0015】非常停止信号出力リレー4A,4Bの常閉
接点4Ab,4Bbは、直列に接続されて非常停止用接
続手段7により制御盤1に入力されており、常閉接点4
Ab,4Bbのいずれか一方の動作は、入力回路11を
介して制御盤1に取り込まれ、詳細な図示を省略した非
常停止回路により乗客コンベアの非常停止が行なわれ
る。上述したように制御盤1には、制御盤1および中間
端末装置2A,2Bから得られる情報を蓄積する記憶装
置8が内蔵され、この記憶装置8の情報は接続手段6C
で結ばれた情報端末装置9から読み出すことができる。
【0016】各安全装置3A〜3Dが全て正常なとき、
中間端末装置2A,2Bは正常であることを制御盤1に
送信するが、このとき中間端末装置2A,2Bは非常停
止信号出力リレー4A,4Bを励磁していないので制御
盤1では非常停止処理が行なわれない。
【0017】一方、例えば安全装置3Aが動作した場
合、安全装置3Aの常閉接点3Abは接続手段5Aを介
して中間端末装置2Aに接続されているので、中間端末
装置2Aは、安全装置3Aが動作していることを接続手
段6Aを介して制御盤1に送信すると共に、そのMPU
11で安全装置3Aの動作時間を計測し、その設定時間
を超えて動作が継続したのを検出すると、共通の非常停
止信号出力リレー4Aを励磁する。この非常停止信号出
力リレー4Aの励磁によってその常閉接点4Abが開
き、非常停止用接続手段7によって制御盤1に入力され
る。これを受けた制御盤1は非常停止手段を作動して直
ちに非常停止処理を行なう。安全装置3Bが動作した場
合も同様であり、共通の非常停止信号出力リレー4Aを
励磁してその常閉接点4Abを開き、非常停止用接続手
段7によって制御盤1に入力して直ちに非常停止手段を
作動して非常停止処理を行なう。
【0018】他方のグループの安全装置3C,3Dが動
作した場合も同様であり、そのいずれが動作した場合で
も、時間判定手段による計測が設定時間を超えると、共
通の非常停止信号出力リレー4Bを励磁してその常閉接
点4Bbを開き、非常停止用接続手段7によって制御盤
1に入力して直ちに非常停止処理を行なう。
【0019】このように複数の安全装置3A〜3Dと制
御盤1間に少なくとも1つの中間端末装置2A,2Bを
設け、この中間端末装置2A,2Bは、安全装置3A〜
3Dからの動作信号である第一情報を受け、この第一情
報から得た共通の第二情報、例えば設定時間を考慮した
非常停止信号を制御盤1に入力するようにしたため、複
数の安全装置3A〜3Dと制御盤1間を接続する接続手
段5A,5B,6A,6Bの本数を少なくして簡素化す
ることができる。ここで、非常停止信号出力リレー4
A,4Bの常閉接点4Ab,4Bbを直列に接続してい
るが、その常開接点を並列に接続してもほぼ同様の効果
が得られる。
【0020】また、制御盤1には第二情報、例えば設定
時間を考慮した非常停止信号をその時動作した安全装置
の動作履歴情報として記憶装置8に蓄積しているので、
この記憶装置8に接続手段6Cを介して情報端末装置9
を接続して、この情報端末装置9から記憶装置8の操作
来歴情報を読み出すことができ、その後の保守や、各安
全装置3A〜3Dの設定時間を調整したりする情報とし
て利用することができる。
【0021】図3は、本発明の他の実施の形態による乗
客コンベアの制御装置を示す回路図であり、図2に示し
た実施の形態との同等物には同一符号を付けて詳細な説
明を省略し、相違部分についてのみ説明する。
【0022】安全装置として、踏段間に物が挟まったこ
となどによる踏段の浮き上がりを検出する安全装置、あ
るいは非常停止用の操作スイッチが設けられている場
合、その常閉接点3Ebを非常停止信号出力リレー4
A,4Bの常閉接点4Ab,4Bbと直列に接続すると
共に、その常閉接点3Ebの信号を近傍の中間端末装置
2Aの入力回路11に接続している。
【0023】踏段の浮き上がりを検出する安全装置ある
いは非常停止用の操作スイッチが作動した場合、制御装
置は、踏段が床下に入り込む前に一刻も早く非常停止処
理を行なう必要があるので、例えば中間端末装置2Aの
時間判定手段を通す必要がない。このように安全装置の
うち、中間端末装置2A,2Bの時間判定手段を通す必
要がないものは非常停止用接続手段7に直接入力しても
よい。
【0024】上述した各実施の形態では、非常停止用接
続手段7の部分に故障が発生した場合でも、中間端末装
置2A,2Bは接続手段6A,6Bを通じて制御盤1に
各安全装置3A〜3Dの動作信号を送信しているため、
この情報を補助情報として利用して非常停止処理を行な
うこともできるので安全性を確保することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の乗客コンベ
アの制御装置は、複数の安全装置と制御盤間に少なくと
も1つの中間端末装置を設け、この中間端末装置は、安
全装置からの動作信号である第一情報を受け、この第一
情報から得た共通の第二情報を制御盤に入力するように
したため、複数の安全装置と制御盤間を接続する接続手
段の本数を少なくして簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による乗客コンベアの制
御装置を採用した乗客コンベアの側面図である。
【図2】図1に示した乗客コンベアの制御装置の回路図
である。
【図3】本発明の他の実施の形態による乗客コンベアの
制御装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 制御盤 2A,2B 中間端末装置 3 安全装置 4A,4B 非常停止信号リレー 5A,5B 接続手段 6A〜6C 接続手段 8 記憶装置 9 情報端末装置
フロントページの続き (72)発明者 松尾 利昭 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 三嶋 泰佳 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F321 DA07 EA11 HA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の安全装置と制御盤間を接続手段に
    よって接続した乗客コンベアの制御装置において、上記
    複数の安全装置と接続した少なくとも1つの中間端末装
    置を設け、この中間端末装置は、上記複数の安全装置か
    らの動作信号である第一情報に基づいて共通の第二情報
    を上記制御盤に出力するようにしたことを特徴とする乗
    客コンベアの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記中間
    端末装置は、上記第一情報からその上記安全装置の動作
    時間を計測し、この計測時間が所定の設定時間を超えた
    ときに上記第二情報である非常停止信号を上記制御盤に
    入力するようにしたことを特徴とする乗客コンベアの制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記第二
    情報を上記安全装置の動作履歴情報として記録する記憶
    装置を設け、上記記憶装置に蓄積した上記動作履歴情報
    を取り出し可能に情報端末装置を接続したことを特徴と
    する乗客コンベアの制御装置。
JP2001144845A 2001-05-15 2001-05-15 乗客コンベアの制御装置 Pending JP2002338186A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178482A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの制動装置及び制動方法
CN105035937A (zh) * 2015-08-06 2015-11-11 姜长平 一种手扶电梯安全急停的机电联锁控制方法
JP2017013997A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011178482A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの制動装置及び制動方法
JP2017013997A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア
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