JPH0518363Y2 - - Google Patents

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JPH0518363Y2
JPH0518363Y2 JP13328787U JP13328787U JPH0518363Y2 JP H0518363 Y2 JPH0518363 Y2 JP H0518363Y2 JP 13328787 U JP13328787 U JP 13328787U JP 13328787 U JP13328787 U JP 13328787U JP H0518363 Y2 JPH0518363 Y2 JP H0518363Y2
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load
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は人荷用エレベータの安全装置、特に積
載荷重の検出とは別に定員超過の検出をも行なつ
て作動する人荷用エレベータの安全装置に関する
ものである。
<従来の技術> エレベータは、建築基準法令129条の9第1項
第12号により、乗かごに荷重検出装置を設けるこ
とが義務付けられ、この荷重検出装置は荷重が定
格積載荷重のほぼ110%を越えると作動し警報を
発し乗かご及び昇降路の当該出入口の扉の閉動作
を停止し、これらの扉を開放状態に保持するよう
に動作することが要求されている。
また、乗かごの定員は定格積載荷重を65Kgで除
した値とすべきことが、前述の建築基準法令で定
義されている。
そこで、荷物専用エレベータでは積み込まれる
荷物の荷重が、定格積載荷重のほぼ110%を越え
ると警報が発せられ、乗かごと乗場の扉が開放状
態に保持され、乗客用エレベータでは定員に対応
する荷重を検出して警報が発せられ、乗かごと乗
場の扉が開放状態に保持されるようになつてい
る。
そして、荷物専用エレベータは乗客用エレベー
タに比して床面積を広くとり、その定格積載荷重
も乗客用エレベータに比して大きな値に設定され
ている。
また、荷物の運搬と乗客の利用を兼ねた人荷用
エレベータも用いられている。
この人荷用エレベータでは、乗客用エレベータ
に比して床面積を広くして荷物の搬入搬出をし易
くしてあり、また、定格積載荷重の110%を越え
る荷重で、安全装置が作動して警報が発せられ、
乗かごと乗場の扉が開放状態を保持するようにし
て、安全運行を実現している。
<考案が解決しようとする問題点> 前述した従来の人荷用エレベータでは、定格積
載荷重は乗客用エレベータに比して大きく設定さ
れ、例えば2000Kgとなつている。
この場合、前述した建築基準法令の規定による
と、乗客が人荷用エレベータを利用する場合の定
員は、2000/65=30.7となつて30人ということに
なる。
しかし、人荷用エレベータの床面積は、乗客用
エレベータの床面積に比してやや広い程度である
ので、床面積の面から算定してこの場合は定員が
例えば23名と定められ、乗かご内に定員表示が行
われている。
然るに、従来の人荷用エレベータでは、荷物に
対する定格積載荷重を検出して安全装置が作動す
るようになつているので、前述の場合23人乗つた
としてもほぼ65Kg×23=1500Kgであり、定格積載
荷重2000Kgには未だ余裕がある。
そこで、人荷用エレベータを乗客が利用する場
合、定員表示を無視して定員を大幅に上廻る人数
が、超過密状態で乗り込んでしまい、乗客に不快
感を与えることがあつた。
本考案は、前述したようなこの種の人荷用エレ
ベータの現状に鑑みてなされたものであり、その
目的は乗客の利用時にも、無理に過剰人員が乗り
込むことを防止し、快適で安全な運行が可能な人
荷用エレベータの安全装置を提供することにあ
る。
<問題点を解決するための手段> 前述の目的を達成するために、本考案では乗か
ごへの積載荷重の超過を検出する第1の荷重検出
装置が作動すると、警報が発せられると共に前記
乗かご扉及び乗場の扉が開放状態に保持される人
荷用エレベータの安全装置において、乗客の定員
超過を検出すると作動し、前記第1の荷重検出装
置よりも動作荷重が小さい第2の荷重検出装置
と、切換操作によつて前記第2の荷重検出装置を
動作状態とする切換スイツチと、前記第2の荷重
検出装置の作動によつて駆動され、警報を発する
と共に前記乗かご扉及び乗場の扉を開放状態に保
持する安全装置とを有する構成となつている。
<作用> 本考案では、荷物を運搬する場合には切換スイ
ツチの切換操作は行わないので、第2の荷重検出
装置は不動作状態となつている。
従つて、荷物を乗かごに積み込む際に、第1の
荷重検出装置によつて、荷重が定格積載荷重の
110%を越えたことが検出されると、警報が発せ
られ乗かご及び乗場の扉が開放状態に保持され
る。
そこで、この場合は荷重を定格積載荷重の110
%以内にして、安全に荷物の運搬を行うことが出
来る。
また、乗客がエレベータを利用する場合には、
切換スイツチを切換操作することにより、第2の
荷重検出装置を動作状態とする。
この第2の荷重検出装置は、第1の荷重検出装
置が検出する定格積載荷重よりも小さい、エレベ
ータの定員に対応する定員荷重よりの超過を検出
すると作動し、安全装置が駆動される。
そして、安全装置が駆動されると、警報が発せ
られ乗かご及び乗場の扉が開放状態に保持され
る。
従つて、乗客がエレベータを利用する場合に
は、切換スイツチを切換操作して、定員内の乗客
による安全で快適な利用が行われる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図を用
いて詳細に説明する。
ここで、第1図は本考案の実施例の要部の構成
を示す正面図、第2図は本考案の実施例の要部の
構成を示す電気回路図である。
第1図に示すように、本考案の実施例ではかご
本体1の下面とかご枠2との間に、弾性体3が配
設され、この弾性体3はかご本体1内の荷重が増
大すると縮むようになつている。
また、かご本体1の下面とかご枠2間には、第
1の荷重検出装置41及び第2の荷重検出装置4
2が取り付けられている。
この第1の荷重検出装置41は、かご本体1内
に荷物が積み込まれると、荷重に対応して縮む弾
性体3により、荷重が定格積載荷重の110%を越
えると作動するようになつている。
そして、第2の荷重検出装置42は、かご本体
1内の乗客の数が定員に達した時の弾性体3の縮
み動作によつて作動するようになつている。
この乗客が定員に達した時の荷重は、例えば
1500Kgであり、前述の定格積載荷重の2000Kgより
も小さくなつている。
即ち、第2の荷重検出装置42は、定員65Kgを
乗じた値の110%の荷重が、かご本体1に加えら
れると作動するように調整されている。
また、かご本体1内には運転盤5が設けられ、
この運転盤5には切換スイツチ6が取り付けられ
ている。
本考案の実施例の回路部は、第2図に示すよう
に構成され、直流電源端子P、N間に、第1の荷
重検出装置41の接点41aとリレー7とが互い
に直列に接続されている。
このリレー7は付勢されると、図示していない
警報器から警報が発せられ、また乗かごの扉およ
び乗場扉が開放状態に保持されるような制御が行
われるように構成されている。
また、前述の接点41aに並列に、第2の荷重
検出装置42の接点42aと切換スイツチ6とが
互いに直列に接続されている。
このような構成の本考案の実施例において、か
ご本体1とかご枠2とで乗かごが構成され、リレ
ー7と図示せぬ制御装置が安全装置を構成してい
る。
以上に述べた構成の本考案の実施例について、
その動作を次に説明する。
人荷用エレベータで荷物の運搬をする場合には
切換スイツチ6の操作は行わない状態として、か
ご本体1内に荷物を搬入する。
前述したように、第1の荷重検出装置41は定
格積載荷重の110%である例えば2000Kgで作動し、
第2の荷重検出装置42は定員に対応する荷重の
110%である例えば1500Kgで作動するように設定
されている。
このため、かご本体1内への荷重の搬入過程に
おいて、第2の荷重検出装置42が作動し接点4
2aがONとなるが、切換スイツチ6がOFFとな
つているので、この時にはリレー7は付勢されな
い。
そして、定格積載荷重の110%である2000Kgに
荷重が達すると、第1の荷重検出装置41が作動
し、接点41aがONとなるので、リレー7が付
勢されて警報が発せられ、且つ乗かご扉と乗場の
扉が開放状態に保持される。
このようにして、定格積載荷重内での荷物を安
全に運搬することが出来る。
一方、人荷用エレベータを乗客が利用する場合
には、切換スイツチ6をONとした状態でエレベ
ータが使用される。
かご本体1内へ乗客が乗り込んで、定員を越え
ると前述したように、例えば1500Kgの荷重で第2
の荷重検出装置42が作動し、接点42aがON
となるために、リレー7が付勢されて警報が発せ
られ、乗かご扉および乗場扉が開放状態に保持さ
れる。
このようにして、定員内での利用が守られるの
で、乗客が使用した場合でも快適で安全な運行が
行われる。
実施例においては、荷重をかご本体とかご枠間
に設けた弾性体の縮みで検出するものを説明した
が、本考案は実施例に限定されるものでなく、例
えばかご本体上部にシンブルロツドを設け、この
シンブルロツドのたわみによつて荷重を検出する
ことも出来る。
<考案の効果> 以上詳細に説明したように、本考案によると乗
客の利用に際しては荷物の荷重検出とは別に、定
員に対応した荷重が検出され、常に定員内での快
適な安全な運行が行われる人荷用エレベータの安
全装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部の構成を示す説
明図、第2図は本考案の実施例の要部の構成を示
す電気回路図である。 1……かご本体、2……かご枠、3……弾性
体、6……切換スイツチ、7……リレー、41…
…第1の荷重検出装置、42……第2の荷重検出
装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗かごへの積載荷重の超過を検出する第1の荷
    重検出装置が作動すると、警報が発せられると共
    に前記乗かご扉及び乗場の扉が開放状態に保持さ
    れる人荷用エレベータの安全装置において、乗客
    の定員超過を検出すると作動し、前記第1の荷重
    検出装置よりも動作荷重が小さい第2の荷重検出
    装置と、切換操作によつて前記第2の荷重検出装
    置を動作状態とする切換スイツチと、前記第2の
    荷重検出装置の作動によつて駆動され、警報を発
    すると共に前記乗かご扉及び乗場の扉を開放状態
    に保持する安全装置とを有することを特徴とする
    人荷用エレベータの安全装置。
JP13328787U 1987-09-02 1987-09-02 Expired - Lifetime JPH0518363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13328787U JPH0518363Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13328787U JPH0518363Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS6439369U JPS6439369U (ja) 1989-03-09
JPH0518363Y2 true JPH0518363Y2 (ja) 1993-05-17

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ID=31391010

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JP13328787U Expired - Lifetime JPH0518363Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179448A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Kuma Lift Gijutsu Kenkyusho:Kk 小荷物昇降機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179448A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Kuma Lift Gijutsu Kenkyusho:Kk 小荷物昇降機

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JPS6439369U (ja) 1989-03-09

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