JP2008179448A - 小荷物昇降機 - Google Patents

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Abstract

【課題】カゴ内に人が乗り込んだ状態で昇降することを極力防止でき、かつ、使い勝手のよい小荷物昇降機を提供すること。
【解決手段】カゴの内部に存在する物体の動きを検出する動体検出センサ23〜26が設けられ、制御手段Hが、カゴが停止している停止位置に対応して設置された入力操作部20にて開閉戸を開閉駆動手段M1,M2により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点以降、又は、カゴが停止している停止位置に対応する開閉戸の開閉状態検出手段8,15にて開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、動体検出センサ23〜26にてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されている小荷物昇降機。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の停止位置が設定された昇降経路に沿って昇降自在な小荷物搬送用のカゴと、前記カゴに対する小荷物の出し入れ口を開く開状態と閉じる閉状態とに開閉駆動手段によって又は手動操作によって切り換え自在な開閉戸と、前記複数の停止位置のうちから選択された目標停止位置に前記カゴを昇降させる昇降指令に基づいて、前記カゴを前記目標停止位置に昇降させるべく、前記カゴの昇降駆動手段の作動を制御する制御手段とが備えられた小荷物昇降機に関する。
上記小荷物昇降機は、例えば、レストラン、小学校、病院、工場等に設置され、料理や機材等の小荷物を、異なる階の間で昇降搬送するものである。出し入れ口は各階又は必要な複数の階に設けられており、これらの出し入れ口に対応して、昇降経路における停止位置が設定されている。そして、全ての出し入れ口における開閉戸が閉状態でなければカゴを昇降させることができないようになっている。
ところで、上記の小荷物昇降機は、人の搬送を目的として構成されておらず、人が乗り込むことは禁止されているが、例えば、小学校や中学校に設けられたものであると、児童や生徒が遊びでカゴに乗り込んだ状態でカゴが昇降される虞があり、また、大人しかいない工場等に設けられたものであっても、作業員が階段の使用を面倒に思って人目を盗んでカゴに乗り込んだ状態でカゴを昇降させることも考えられる。こうした乗り込み禁止に違反する不正な使用による事故の発生を防止するため、上記の小荷物昇降機は、人が乗車した状態ではカゴが昇降されないように構成されている。
上記小荷物昇降機の第1の従来例として、カゴ内に電磁波を放射してその反射波のレベルを検出する電磁波センサが設けられて、カゴの昇降制御を停止する制御停止回路が、電磁波センサの検出情報に基づいてカゴ内の人の存在を判別し、カゴ内に人がいると判別すると、カゴの昇降制御を停止するように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、上記小荷物昇降機の第2の従来例として、人体表面から放射される赤外線を検出できる受動型の赤外線センサが設けられ、カゴの昇降作動を制御する制御手段が、赤外線センサの検出情報に基いて、カゴ内の人の存否を判別し、カゴ内に人がいると判別すると、カゴの昇降作動を停止させるように構成されたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平2−52884号公報 特開平4−7280号公報
上述した第1の従来例のような小荷物昇降機では、反射波のレベルの変化に基づいてカゴ内の人の存在を判別するので、人が乗り込んでいない正常な状態で開閉戸を閉状態にする場合に、開閉戸の動きをカゴに乗り込んだ人の動きとして誤検出しないように、開閉戸の動きが完了してから反射波のレベルの変化を計測する必要がある。そのため、第1の従来例の小荷物昇降機では、特許文献1のように、カゴの昇降開始前における開閉戸の閉じ側へ動きが終了して開閉戸が閉状態になってから、反射波のレベルの変化に基づく人の存否判別が行われるようになっている。
しかしながら、上述した第1の従来例のような小荷物昇降機であると、カゴ内に人が乗り込んでいても、開閉戸が閉状態になってからその人が身動きしなければ、カゴの昇降制御が停止しないので、人がカゴ内に乗り込んだ状態でカゴが昇降してしまうことになる。
また、上述した第2の従来例のような小荷物昇降機では、人体表面から放射される赤外線を検出できる受動型の赤外線センサの検出情報に基いて、カゴ内の人の存否を判別するので、調理物のように人体表面と同程度の温度の物体がカゴ内に載せられた場合も人が乗り込んだものと誤判別することになり、人体表面と同程度の温度の物体を搬送することができないことになり、レストラン等のように暖かいものを搬送することが多いユーザーにとって不便なものとなる。
本発明は上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、カゴ内に人が乗り込んだ状態で昇降することを極力防止でき、かつ、使い勝手のよい小荷物昇降機を提供する点にある。
本発明にかかる小荷物昇降機は、複数の停止位置が設定された昇降経路に沿って昇降自在な小荷物搬送用のカゴと、前記カゴに対する小荷物の出し入れ口を開く開状態と閉じる閉状態とに開閉駆動手段によって又は手動操作によって切り換え自在な開閉戸と、前記複数の停止位置のうちから選択された目標停止位置に前記カゴを昇降させる昇降指令に基づいて、前記カゴを前記目標停止位置に昇降させるべく、前記カゴの昇降駆動手段の作動を制御する制御手段とが備えられたものであって、
その第1特徴構成は、前記カゴの内部に存在する物体の動きを検出する動体検出センサが設けられ、前記制御手段が、前記カゴが停止している前記停止位置に対応して設置された入力操作部にて前記開閉戸を前記開閉駆動手段により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点以降、又は、前記カゴが停止している前記停止位置に対応する前記開閉戸の開閉状態検出手段にて前記開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、前記動体検出センサにて前記カゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されている点にある。
本発明の第1特徴構成によると、カゴが停止している停止位置に対応して設置された入力操作部にて開閉戸を開閉駆動手段により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点以降において、又は、カゴが停止している停止位置に対応する開閉戸の開閉状態検出手段にて開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、制御手段が異常対策処理を実行する。
開閉戸が開閉駆動手段にて開状態と閉状態とに切り換えられるように構成された小荷物昇降機においては、カゴを昇降させるために開閉戸を閉状態にするには、出し入れ口周辺に設けられた入力操作部にて閉指令を指令する動作が必要である。このため、小荷物搬送機のカゴ内に乗り込んで他の階へ移動しようとする場合、他の協力者なしに単独でカゴを昇降させるには、出し入れ口からカゴ内に乗り込んだ人が、カゴの外部に手を伸ばし、入力操作部にて閉指令を指令した後に、伸ばした手をカゴの内部に引き込む動作を行うか、カゴ内に乗り込む人自身が、小荷物の搬送作業時と同様に、入力操作部にて閉指令を指令した後、直ちにカゴ内に乗り込む動作を行う必要がある。
したがって、開閉駆動手段により開閉戸が操作されるように構成された小荷物搬送機のカゴ内に乗り込んで他の階へ移動しようとする人が、自ら閉指令を指令する場合には、閉指令が入力された時点以降における上述した不可避的な動きやその不可避的な動きが完了した後の身動きが動体検出センサにて検出されることになる。
そして、開閉駆動手段にて閉状態側に操作され始めたことが開閉状態検出手段にて検出される時点までに、上述の不回避的な動作が完了しない場合や、不回避的な動作が完了してもその後にカゴ内で身動きした場合には、閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、動体検出センサにてその動きが検出されることになる。これにより、制御手段が異常対策処理を実行することになり、人が小荷物搬送機のカゴ内に乗り込んで他の階へ移動することを未然に防止することができる。
開閉戸が手動操作にて開状態と閉状態とに切り換えられるように構成された小荷物昇降機においては、カゴを昇降させるために開閉戸を閉状態にするには、開閉戸を人為的に閉状態側に閉じ操作する動作が必要である。このため、人が小荷物搬送機のカゴ内に乗り込んで他の階へ移動しようとする場合、他の協力者なしに単独でカゴを昇降させるには、出し入れ口からカゴ内に乗り込んだ人が、開閉戸を手動操作にて閉状態に切り換える動作をカゴ内に居ながら行う必要がある。
したがって、手動操作により開状態と閉状態とに切り換えられるように構成された小荷物昇降機のカゴ内に乗り込んで他の階へ移動しようとする人が、自ら開閉戸を閉じ操作する場合には、開閉状態検出手段により、閉状態側に操作されたことが検出された時点以降における上述した不可避的な閉じ操作に伴う動きや閉じ操作が完了した後の身動きが、動体検出センサにて検出されることになる。これにより、制御手段が異常対策処理を実行することになり、小荷物搬送機のカゴ内に乗り込んで他の階へ移動することを未然に防止することができる。
また、動体検出センサは、物体の動きを検出するので、自律的に動くものでない限り、通常の搬送対象物である小荷物を人として誤検出する虞も少なく、受動型の赤外線センサであれば人と誤検出される虞の高い料理などの温かい小荷物についても搬送できるので、搬送対象の制約を少なくすることができる。
このように、本発明の第1特徴構成によると、カゴ内に人が乗り込んだ状態で昇降することを極力防止でき、かつ、使い勝手のよい小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の第2特徴構成は、本発明の第1特徴構成において、前記動体検出センサが、前記カゴの天井部に設置され、且つ、水平面での検出作用域を下方側ほど大きくするようにかつ前記カゴの内部空間のみを検出作用域とするように検出作用域が定められた広域検出式のセンサにて構成されている点にある。
本発明の第2特徴構成によると、動体検出センサが、前記カゴの内部空間のみを検出作用域とするように構成されているので、開閉戸の動きのようにカゴの外側で生じるものの動きを、カゴ内の人の動きとして誤検出するおそれを低減することができ、異常発生処理が不必要に実行されないようにして、正常な使用を妨害することがないようにすることができる。
また、動体検出センサが、検出作用域が水平面での検出作用域を下方側ほど大きくするように定められた広域検出式のセンサがカゴの天井部に設置されたものであるので、単体の動体検出センサにより、カゴの内部空間のうち下方側ほど検出できない領域は少なくなる。そして、カゴ内に人が乗り込んだ場合、カゴ内の人はカゴの底面において立ち姿勢、かがみ姿勢又はしゃがみ姿勢をとることになるので、少なくともカゴの内部空間のうち下方側での人の動きを確実に検出することが可能である。
したがって、動体検出センサが、その検出作用域が水平面での検出作用域を下方側ほど大きくするように定められた広域検出式のセンサがカゴの天井部に設置されたものであると、動体検出センサが一つだけでもカゴの内部空間のうち下方側ほど検出できない領域が少なくなることから、動体検出センサを一つだけ設ける等、少数の動体検出センサを設けた簡素な構成により、カゴの内部空間のうち下方側での人の動きを確実に検出することができ、もって、カゴ内に人が乗り込んでいる状態であることを確実に検出することができる。
このように、本発明の第2特徴構成によると、カゴ内に人が乗り込んだ状態で昇降することを極力防止でき、かつ、使い勝手のよい、しかも、簡素な構成により、カゴ内に人が乗り込んだ状態であることを誤検出の防止を図りながら確実に検出することができる小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の第3特徴構成は、本発明の第2特徴構成において、前記動体検出センサが、前記カゴの天井部に分散配置される状態で複数設けられている点にある。
本発明の第3特徴構成によると、動体検出センサが、カゴの天井部に分散配置される状態で複数設けられているので、カゴの内部空間のうち、一つの動体検出センサの検出作用域でない部分を、他の動体検出センサの検出作用域とすることで、カゴの内部空間のうち、動体検出センサの検出作用域でない部分を小さくすることができるので、カゴ内の人の動きを漏れなく検出することが可能となる。
また、複数の動体検出センサを、片手又は片腕により覆い隠すことが出来ない程度に十分に離間させて分散配置することで、人が動体検出センサの一つを一方の手で塞ぐ等して、その動体検出センサによってはカゴ内の人の動きを検出できない状態にした場合でも、空いている側の手による閉指令操作後の前述した必然的な動きや、空いている側の手による開閉戸の閉じ操作に伴う動きを、他の動体検出センサにより検出することができるので、動体検出センサの検出作用を妨害してカゴに乗り込んだ状態で昇降するといった行為を極力防止できる。
このように、本発明の第3特徴構成によると、カゴ内に人が乗り込んだ状態で昇降することを極力防止でき、かつ、使い勝手がよく、しかも、動体検出センサの検出作用を妨害する行為をしてまでカゴに乗り込んだ状態で昇降することを極力防止できる小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の第4特徴構成は、本発明の第1〜第3特徴構成のいずれか一つにおいて、前記制御手段が、前記開閉戸を開閉するように前記開閉駆動手段の作動を制御するように構成され、且つ、前記入力操作部にて前記開閉戸を前記開閉駆動手段により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点以降、又は、前記開閉状態検出手段により前記開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、前記動体検出センサにて前記カゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、前記異常対策処理として、前記開閉戸を開状態から閉状態側に操作しない又は前記開閉戸を開状態にするように前記開閉駆動手段の作動を制御するように構成されている点にある。
本発明の第4特徴構成によると、入力操作部にて閉指令が入力される時点以降、又は、開閉状態検出手段により開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、制御手段は、異常対策処理を実行して、開閉戸を開状態から閉状態側に操作しない、又は、開閉戸を開状態にするので、カゴが停止している出し入れ口の開閉戸を、閉状態になる前に現状の開閉状態(開状態又は閉状態に至る途中の状態)で維持するか、又は、現状の開閉状態が開状態でなければ、開状態にするかのいずれかが行われ、開閉戸が閉状態になることを阻止することができる。
したがって、入力操作部にて閉指令が入力される時点以降、又は、開閉状態検出手段により開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると「全ての開閉戸が閉状態であること」という、カゴを昇降させるために必要な条件が成立しないようにすることで、昇降指令が既に指令されていても、或いは、昇降指令が後に指令されることがあっても、その昇降指令に基づいてカゴの昇降作動が行われないようにすることができる。
しかも、異常対策処理が実行されると、開閉戸は、閉状態側への操作が中断された状態、又は、開状態が維持されるので、カゴ内に人が乗った状態で異常対策処理が実行されても、カゴ内から外部へ出ることが可能乃至外部からカゴ内の人が認識可能な状態となるので、異常対策処理が実行されることにより、カゴの中に人が閉じ込められることを防止できる。
このように、本発明の第4特徴構成によると、カゴ内に人が乗り込んだ状態で昇降することを極力防止でき、かつ、使い勝手もよく、しかも、制御手段が開閉戸を開閉するように開閉駆動手段の作動を制御するように構成されたものである場合に、カゴの中に人が閉じ込められることを防止できる小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の第5特徴構成は、本発明の第1〜第3特徴構成のいずれか一つにおいて、前記開閉戸が、手動操作にて開状態と閉状態とに切り換え自在に構成され、前記制御手段が、前記開閉状態検出手段により前記開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、前記動体検出センサにて前記カゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、前記異常対策処理として、前記カゴの昇降を停止するように、前記昇降駆動手段の作動を制御するように構成されている点にある。
本発明の第5特徴構成によると、開閉戸が、手動操作にて開状態と閉状態とに切り換え自在に構成された場合において、カゴ内に人が乗り込んだ状態で、その人が自ら開閉戸を開状態から閉状態に閉じ操作すると、開閉状態検出手段により開閉戸が閉状態側に操作されたことが検出され、また、動体検出センサにより、開閉戸の閉じ操作に伴う人の動きが検出されるので、制御手段が異常対策処理を実行し、カゴの昇降を停止するように昇降駆動手段の作動を制御する。
したがって、開閉戸が閉状態側に操作されたことが検出された後において、カゴ内の人による開閉戸の閉じ操作に伴う人の動きが検出されると、その後のカゴの昇降が禁止されることになり、手動操作による開閉戸の閉じ操作が完了して、開閉戸が閉状態になったとしても、カゴが現在の停止位置から昇降することを防止でき、カゴ内に人が乗り込んだ状態でカゴが昇降することを防止できる。
このように、本発明の第5特徴構成によると、開閉戸が、手動操作にて開状態と閉状態とに切り換え自在に構成されたものにおいて、カゴ内に人が乗り込んだ状態で自ら開閉戸の閉じ操作をする場合にはカゴの昇降を確実に防止でき、かつ、使い勝手がよい小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の第6特徴構成は、本発明の第1〜第5特徴構成のいずれか一つにおいて、前記開閉戸が、前記停止位置の夫々に設けられる出し入れ口戸及び前記カゴに設けられるカゴ戸からなり、前記出し入れ口戸及び前記カゴ戸の夫々について前記開閉状態検出手段が設けられ、前記制御手段が、前記開閉状態検出手段のいずれかにて前記出し入れ口戸又は前記カゴ戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、前記動体検出センサにて前記カゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、前記異常対策処理を実行するように構成されている点にある。
本発明の第6特徴構成によると、開閉戸が、停止位置の夫々に設けられる出し入れ口戸及びカゴに設けられるカゴ戸からなる場合に、出し入れ口戸又はカゴ戸が開状態から閉状態側に操作された後に、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理が実行されるので、カゴ内にいる人から見てより外側に位置する出し入れ口戸を閉指令又は手動操作にて閉状態側に操作した時点から、動体検出センサにてカゴ内の人を検出することが可能となるので、少しでも早い時点から開閉戸の操作に伴う必然的な動作を動体検出センサにより検出することが可能となり、カゴ内の人をより確実に検出することができる。
このように、本発明の第6特徴構成によると、開閉戸が、停止位置の夫々に設けられる出し入れ口戸及びカゴに設けられるカゴ戸からなる場合において、カゴ内に人が乗り込んだ状態で昇降することをより確実に防止でき、かつ、使い勝手のよい小荷物搬送機を得るに至った。
本発明の小荷物昇降機の実施形態について、図面に基づいて説明する。
本実施形態の小荷物昇降機は、学校給食を搬送等するためのものとして小学校や中学校に設置されているものであり、床面を走行するキャスター付き小型台車等も搬送できるように、各階の出し入れ口が、床面高さに合わせて設けられているフロアタイプの小荷物昇降機である。そして、小荷物昇降機は、主に、1階の厨房から各階の配膳室へ食器や調理した給食を搬送したり、各階の配膳室から1階の厨房へ使用済みの食器や給食が入っていた空き容器を搬送する場合に使用される。
図1及び図2に示すように、小荷物昇降機は、1階から3階に連通する建物内の設置用空間に設けられた鉄骨製の昇降路1に沿って形成される昇降経路Lを昇降自在な小荷物搬送用のカゴ6と、ACモータ、減速機、プーリー等で構成され、一対の巻き上げロープ9を巻き上げ又は繰り出すことでカゴ6を昇降駆動する昇降駆動手段としての巻上機10と、各階の出し入れ口Dに設置され、昇降指令を指令する昇降指令手段としての複数の運転操作ボタン20が備えられた操作盤PNLと、外部から動作用の電力が供給される受電盤や1階操作盤PNL1、2階操作盤PNL2及び3階操作盤PNL3の夫々に設けられた運転操作ボタン20による昇降指令に基づいて、巻上機10及び制動手段としてのディスクブレーキ(図示せず)の作動を制御する制御手段としての制御盤H等が内装された制御ボックスCBとを備えている。
昇降路1の上端部には、前記制御ボックスCBのほか、巻き上げロープ9が架けられた巻上機10がマシンビーム受材3により固定されている。巻き上げロープ9の一方の端部には、カゴ6の昇降方向に平行に設けられた一対の直線状のガイドレール5の間にて昇降移動自在な釣合い重り11が連結され、巻き上げロープ9の他方の端部は、カゴ6の天井6sの上面に連結されている。
昇降路1に沿った昇降経路Lには、1階出し入れ口D1、2階出し入れ口D2及び3階出し入れ口D3の夫々に対応した停止位置が設定れており、制御盤Hは、いずれかの階における操作盤PNLの運転操作ボタン20により昇降指令が指令されると、その昇降指令が制御盤Hに入力され、1階出し入れ口D1、2階出し入れ口D2及び3階出し入れ口D3の夫々に対応して設定された停止位置のうちからその昇降指令にて指令された階に対応する出し入れ口Dについての停止位置を目標停止位置として、この目標停止位置にカゴ6を昇降させるように、各停止位置に対応して設けられた昇降位置検出手段としての昇降位置検出用リミットスイッチ(図示せず)の検出情報に基いて、巻上機10の駆動を制御するように構成されている。
カゴ6は、小荷物を出し入れする扱い面の上方及び下方位置に設けられたスライドレールに案内されて上下に開く2枚戸7(以下、カゴ戸7という。)が設けられた直方体形状の筐体で構成されている。本実施形態では、カゴ6は、底面が1m×1mで、高さ1.2mのステンレス製、又は、鋼板製の筐体で構成されている。
カゴ戸7は、開閉駆動手段としてのカゴ戸モータM1により開状態と閉状態とに切り替え自在に構成されている。説明を加えると、カゴ戸7は、カゴ6の高さ方向の略中央位置にて上下2枚に分割された上下開き式の2枚戸で構成されており、カゴ上戸7aとカゴ下戸7bは、カゴ戸モータM1により連動して互いに逆方向に上下スライド動作するように構成されている。そして、カゴ上戸7aとカゴ下戸7bとが離間して、カゴ上戸7aの下端部がカゴ6の天面付近に位置するとカゴ下戸7bの上端がカゴ6の底面と同レベルの高さ位置に位置し、カゴ6の扱い面を開放する開状態となり、また、カゴ上戸7aとカゴ下戸7bとが接近し、カゴ上戸7aの下端とカゴ下戸7bの上端がカゴ6の高さ方向の略中央位置にて当接してカゴ6の扱い面を塞ぐ閉状態となる。
また、カゴ6には、カゴ戸7が開状態となるとカゴ上戸7aの被検出部と当接してオンすることによりカゴ戸7が開状態であることを検出するカゴ戸7についての開閉状態検出手段としてのリミットスイッチ8(以下、カゴ戸開スイッチ8という)と、カゴ戸7が閉状態となるとカゴ上戸7aの被検出部と当接してオンすることによりカゴ戸7が閉状態であることを検出するカゴ戸閉スイッチ4が設けられている。
カゴ戸開スイッチ8及びカゴ戸閉スイッチ4は、制御ボックスCBに内装された制御盤Hと、信号線により電気的に接続されており、これらのスイッチの検出情報が制御ボックスCB内の制御盤Hに入力されるように構成されている(図5参照)。
図3(イ)にも示すように、カゴの天井6sには、動体検出センサとしての赤外線センサが4つ設けられている。第1赤外線センサ23、第2赤外線センサ24、第3赤外線センサ25、及び第4赤外線センサ26の夫々は、水平面での検出作用域を下方側ほど大きくするようにかつカゴ6の内部空間のみを検出作用域とするように検出作用域が定められた広域検出式のセンサにて構成されている。
説明を加えると、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26の夫々は、人体から放射される赤外線を検出して、その検出レベルを出力するものである。各センサは、センサ本体から検出作用域側に伸びる仮想基準軸に垂直な面内で円状を形成する検出作用域を有しており、各センサの検出作用域は、センサ本体を頂点とし仮想基準軸を中心線とする円錐状の範囲となっている。そして、各センサは、センサ本体から仮想基準軸に垂直な面内の検出作用域を見込む立体角が小さい指向性の高い状態から、同立体各が大きい指向性の低い状態まで、検出作用域が調整可能に構成されている。
第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26は、制御盤Hに接続されており(図5参照)、上述した円錐状をした検出作用域において、人体と同程度の赤外線を放射する物体、つまり、体温程度(例えば、35度〜37度)の温度の物体が動いた場合に、制御盤Hに対する出力レベルが変化することで、制御盤Hがカゴ6内における物体の動きを検出することができるようになっている。
本実施形態では、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26の夫々が、基準軸が鉛直下方に向く状態で、カゴ6の天井6sに設けられており、カゴ6の底面6bにおける各センサの検出作用域は、図3(ロ)に示すように、底面6bの略4分の1をカバーするようになっている。そして、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26の夫々が、カゴ6の天井部6sに、等間隔W(例えば30cm)で分散配置される状態で設けられている。各センサをこのように分散配置することにより、底面6bの略全域が複合検出作用域としてカバーできるとともに、悪意のユーザーにより何れかのセンサが手で覆われる等しても、手で覆われていない他のセンサにより、カゴ6内の物体(人体)の動きを検出できるようになっている。
各階に設けられた出し入れ口Dは、床面が下端辺となるように壁面に設けられた開口の左右両側及び上側の縁部に設けられたステンレス製、又は、鋼板製の三方枠12、開口の下端辺に敷設された敷居13、三方枠12及び敷居13と昇降路1との間で鉛直平面に沿って上下スライド自在な出し入れ口戸14、及び、操作盤PNL等で構成されている。
出し入れ口戸14は、開閉駆動手段としての出し入れ口戸モータM2により開状態と閉状態とに切り替え自在に構成されている。説明を加えると、出し入れ口戸14は、出し入れ口Dの高さ方向の略中央位置にて上下2枚に分割された上下開き式の2枚戸で構成されており、上戸14aと下戸14bは、出し入れ口戸モータM2により連動して互いに逆方向に上下スライド動作するように構成されている。そして、上戸14aと下戸14bとを離間させて、上戸14aの下端部を三方枠12の上側フレーム付近に位置させると、下戸14bの上端が床面と同レベルの高さ位置に位置し、出し入れ口Dの開口を開放する開状態となり、開状態において、上戸14aと下戸14bを、上戸14aの下端と下戸14bの上端が出し入れ口Dの高さ方向の略中央位置にて当接するまで接近させると、出し入れ口Dの開口を塞ぐ閉状態にすることができる。
また、出し入れ口Dには、出し入れ口戸14が開状態となると上戸14aの被検出部と当接してオンすることにより出し入れ口戸14が開状態であることを検出する出し入れ口戸14についての開閉状態検出手段としてのリミットスイッチ15(以下、出し入れ口戸開スイッチ15という)と、出し入れ口戸14が閉状態となると上戸14aの被検出部と当接してオンすることにより出し入れ口戸14が閉状態であることを検出する出し入れ口戸閉スイッチ16が設けられている。
出し入れ口戸開スイッチ15及び出し入れ口戸閉スイッチ16は、制御ボックスCBに内装された制御盤Hと、信号線により電気的に接続されており、これらのスイッチの検出情報が制御ボックスCB内の制御盤Hに入力されるように構成されている(図5参照)。
カゴ6が出し入れ口Dに対応する停止位置に停止した状態で、運転操作ボタン20にて昇降指令が指令されると、制御盤Hは、その昇降指令が指令された運転操作ボタン20が設けられた出し入れ口Dに対応する出し入れ口戸14及びカゴ6のカゴ戸7を閉じ操作すべく、対応する出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1の夫々についての閉用駆動指令を、各モータに対応して設けられたドライバ回路に出力して、これらのモータの駆動を制御するように構成されている。つまり、本実施形態では、運転操作ボタン20が本発明の入力操作部として機能する。
なお、出し入れ口戸モータM2に対する閉用駆動指令は、出し入れ口戸閉スイッチ16により出し入れ口戸14が閉状態になったことが検出されると、制御盤Hから出力されなくなる。同様に、カゴ戸モータM1に対する閉用駆動指令は、カゴ戸閉スイッチ4によりカゴ戸7が閉状態になったことが検出されると、制御盤Hから出力されなくなる。
また、制御盤Hは、カゴ6を目標停止位置に停止させた後、目標停止位置に対応する出し入れ口Dに対応する出し入れ口戸14及びカゴ6のカゴ戸7を開き操作すべく、対応する出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1の夫々についての開用駆動指令を、各モータに対応して設けられたドライバ回路に出力して、これらのモータの駆動を制御するように構成されており、カゴが目標停止位置に到着すると、到着した階の出し入れ口戸14及びカゴ6のカゴ戸7が自動的に開くようになっている。
なお、出し入れ口戸モータM2に対する開用駆動指令は、出し入れ口戸開スイッチ15により出し入れ口戸14が開状態になったことが検出されると、制御盤Hから出力されなくなり、同様に、カゴ戸モータM1に対する開用駆動指令は、カゴ戸開スイッチ8によりカゴ戸7が開状態になったことが検出されると、制御盤Hから出力されなくなる。
このように、カゴ6が目標昇降位置に停止すると、出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1により出し入れ口戸14及びカゴ戸7が開状態に開き操作され、停止しているカゴ6に対する出し入れ口Dが開いて、カゴ6に小荷物を載せたりカゴ6から小荷物を卸したりするカゴ6に対する扱い処理が行える状態となり、運転操作ボタン20が指令操作されると指令される閉指令に基づいて、出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1により出し入れ口戸14及びカゴ戸7が閉状態に閉じ操作されると、停止しているカゴ6に対する出し入れ口Dが閉じて、カゴ6に対する扱い処理が行えない状態となる。
つまり、本実施形態では、本発明の開閉戸が出し入れ口戸14及びカゴ戸7にて構成されている。ちなみに、図2には、カゴ6が3階出し入れ口D3に停止した後、カゴ戸7及び出し入れ口戸14が自動的に開き操作されて開状態になった状態を示している。
図4に示すように、操作盤PNLには、非常停止ボタン17、カゴ位置表示灯18、運転方向表示灯19、運転操作ボタン20、音声アナウンス用スピーカ21、相互式インターホン22が設けられている。
運転操作ボタン20は、オフ側に復帰付勢された押しボタンスイッチで構成されており、停止位置の数に対応して設けられている。ユーザーがカゴ6を昇降させる階を選択して、対応する運転操作ボタン20を押下操作してカゴ6の昇降作動を指令するものである。例えば、荷送り階でない階に停止しているカゴ6を荷送り階に昇降させる(呼び寄せる)場合や、荷送り階に停止しているカゴ6を、荷受け階へ昇降させる(送り出す)場合に押し操作される。
また、運転操作ボタン20は、上述のように、出し入れ口戸14及びカゴ戸7の閉指令も指令する。これにより、運転操作ボタン20が指令操作されると、まず出し入れ口戸14及びカゴ戸7が閉じ操作され、出し入れ口戸14及びカゴ戸7が閉じ状態になってから、カゴ6の昇降作動が行われる。
ただし、運転操作ボタン20が指令操作されても、荷送り階の出し入れ口戸14が何らかの原因で閉状態にならなかった場合や、他の階の出し入れ口戸14が閉状態となっていない場合には、安全のためカゴ6の昇降作動は開始されないように構成されている。つまり、制御盤Hは、各出し入れ口戸14についての出し入れ口戸閉スイッチ16の検出情報に基づいて、全ての出し入れ口戸14が閉状態でなければ昇降作動を開始しないように構成されている。
なお、制御盤Hは、カゴ6の昇降作動中に、何らかの原因でいずれかの出し入れ口戸14が閉状態でなくなったことが出し入れ口戸閉スイッチ16の検出情報に基づいて検出されると、カゴ6の昇降作動を中断するように構成されており、全ての出し入れ口戸14が閉状態であることが、カゴ6の昇降作動を開始するため及び昇降作動を継続するための条件となっている。
図5に示すように、各階の操作盤PNLの運転操作ボタン20等が制御ボックスCB内の制御盤Hとケーブル接続されており、運転操作ボタン20による昇降指令や出し入れ口戸開スイッチ15及び出し入れ口戸閉スイッチ16等といった各階分の入力情報と、カゴ戸閉スイッチ4及びカゴ戸開スイッチ8並びに赤外線センサ23〜26といったカゴに関する入力情報とが制御盤Hに入力されるように構成されている。
また、巻上機10、カゴ戸モータM1、及び各階の出し入れ口戸モータM2といった駆動装置が制御ボックスCB内の制御盤Hとケーブル接続されており、制御盤Hの出力情報に基づいて駆動制御されるように構成されている。なお、図示は省略するが、制御盤Hからは、報知するべき合成音声情報や表示すべきカゴ6の現在位置情報等の出力情報が、制御盤Hから音声アナウンス用スピーカ21やカゴ位置表示灯18に対して出力されるように構成されている。
制御盤Hは、既に説明したように、何れかの階の操作盤PNLの運転操作ボタン20により昇降指令が指令されると、目標停止位置として指令された階の出し入れ口Dに対応して設定された昇降位置にカゴ6を昇降させるべく、昇降位置検出用リミットスイッチの検出情報に基いて、巻上機10及びディスクブレーキの作動を制御する昇降処理P0を実行するのであるが、カゴ6が停止している停止位置に対応して設置された運転操作ボタン20にて出し入れ口戸14及びカゴ戸7を出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点以降において、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26にてカゴ6の内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理P1を実行するように構成されている。
説明を加えると、カゴ6を昇降作動させるべく、運転操作ボタン20を指令操作した場合、開状態の出し入れ口戸14及びカゴ戸7が自動的に閉状態に切り換えられる間に、カゴ6内において物体の動きが検出されると、人等の搬送対象として適切でないものがカゴ内に存在するとして、異常対策処理を実行する。これにより、例えば、カゴ6内に乗り込んだ人が、自ら運転操作ボタン20を指令操作して、カゴ6を昇降させようとした場合には、運転操作ボタン20を指令操作するために延ばした腕をカゴ内に引っ込めるという必然的な動作又はこれに伴う動きが検出されることで、異常対策処理P1が実行され、カゴ6内に人が乗り込んだ状態でカゴ6が昇降することを防止できるようにしている。
そして、本実施形態では、異常対策処理として、制御盤Hは、出し入れ口戸14及びカゴ戸7を開状態から閉状態側に操作しない、又は、出し入れ口戸14及びカゴ戸7を開状態にするように出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1の作動を制御するようになっている。
制御盤Hのカゴ6及び出し入れ口戸14の制御動作について、図6のフローチャートに基づいて説明を加える。運転操作ボタン20がオン操作されるまでは指令待機状態となっており(ステップ#1)、運転操作ボタン20がオン操作されると、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26の検出情報に基づいて、カゴ6内に動体が存在するか否かを監視するセンサ監視が始まる(ステップ#2)。
ステップ#3で、運転操作ボタン20のオン情報、すなわち閉指令に基づいて、出し入れ口戸14及びカゴ戸7についての閉用駆動指令の出力が開始される。この閉用駆動指令は、閉用駆動指令の終了処理が実行されるか、開用駆動指令の開始処理が実行されるまで存続する指令であり、閉用駆動指令が存続する間、対応するドライブ回路により出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1に対して駆動電流が供給される。
なお、制御盤Hの処理時間や、出し入れ口戸14及びカゴ戸7の静止慣性や、ドライブ回路の立ち上がり時間等の影響により、運転操作ボタン20にて閉指令が指令されると直ちに出し入れ口戸14やカゴ戸7か閉状態側に閉じ操作され始めるわけでなく、運転操作ボタン20にて閉指令が指令されてから出し入れ口戸14やカゴ戸7か閉状態側に閉じ操作され始めるまでには多少のタイムラグが存在する。
ステップ#5でカゴ戸閉スイッチ4の検出情報に基づいてカゴ戸7か閉状態となったことが検出されるまで、ステップ#4で第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26の検出情報がチェックされ、カゴ6内に動体が存在することが検出されないままカゴ戸7が閉状態となった場合には、センサ監視が終了し(ステップ#6)し、安全が確認されたとして、目標停止位置までカゴ6を昇降作動させる昇降処理P0を実行する。
カゴ戸7が閉状態となるまでに、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26によりカゴ6内に動体が存在することが検出された場合には、ステップ#4から分岐して、ステップ#8以下で異常対策処理P1が実行される。
異常対策処理P1では、まず、ステップ#8で、運転操作ボタン20にて指令された閉指令に基づく出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1の駆動により、出し入れ口戸14又はカゴ戸7のいずれかが、ステップ#4のセンサ反応があった時点で既に、閉状態側に閉じ操作され始めているかどうかがチェックされる。既に、出し入れ口戸14又はカゴ戸7のいずれかが閉状態側に閉じ操作され始めていれば、ステップ#10で、出し入れ口戸14及びカゴ戸7についての開用駆動指令が指令された後にステップ#11へ移行し、出し入れ口戸14及びカゴ戸7のいずれもが、未だに開状態を維持している段階であれば、ステップ#9で、出し入れ口戸14及びカゴ戸7についての閉用駆動指令を終了させた後ステップ#11へ移行する。
このように、異常対策処理では、制御盤Hは、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26によりカゴ6内の動体の動きが検出された時点で、出し入れ口戸14及びカゴ戸7が未だに開状態であれば、開状態から閉状態側に操作せず、出し入れ口戸14又はカゴ戸7が既に閉状態側に閉じ操作が開始されていれば、出し入れ口戸14及びカゴ戸7を開状態にするように出し入れ口戸モータM2及びカゴ戸モータM1の作動を制御するようになっている。このようにすることにより、人がカゴ6に乗って昇降しようとした場合に、異常対策処理が実行されても、その人がカゴ6内に閉じ込められることがないようになっている。
ステップ#11では、各階の操作盤PNLに設けられた音声アナウンス用スピーカ21を作動させて、「カゴ内を確認してください」という警告用の音声メッセージを出力する。なお、この音声メッセージは、確認用待機時間が経過するまで、繰り返し出力される(ステップ#12)。警告用の音声メッセージが確認用待機時間だけ繰り返し出力された後は、ステップ#1に移行し、指令待機状態となる。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、閉指令を入力する入力操作部が、昇降指令を指令する運転操作ボタン20と兼用されたものを例示したが、これに代えて、運転操作ボタン20とは別に入力操作部としての戸閉ボタンが設けられ、戸閉ボタンにて閉指令が指令されるように構成されたものであってもよい。
(2)上記実施形態では、カゴがカゴ戸を備えたものを例示したが、カゴがカゴ戸を備えないものであってもよい。この場合、開閉戸は出し入れ口戸にて構成されることになる。また、カゴがカゴ戸を備えるものであっても、制御手段が、出し入れ口戸についての開閉状態検出手段にて出し入れ口戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されているものであってもよい。
(3)上記実施形態では、カゴ戸7がカゴ戸モータM1にて開閉駆動されるものを例示したが、カゴ戸7が、カゴ6が停止位置に停止している状態で出し入れ口戸14の開閉作動に連係して開閉するように構成され、出し入れ口戸モータM2が、対応する出し入れ口の出し入れ口戸14及び対応する出し入れ口Dに停止するカゴ6のカゴ戸7を開閉操作するように構成されたものであってもよい。
(4)上記実施形態では、制御手段が、カゴが停止している停止位置に対応して設置された入力操作部にて開閉戸を開閉駆動手段により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点以降において、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されているものを例示したが、これに代えて、制御手段が、カゴが停止している停止位置に対応する開閉戸の開閉状態検出手段にて開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されているものであってもよい。
この場合、制御盤Hを、カゴ6が停止している停止位置に対応する出し入れ口戸14の出し入れ口戸開スイッチ15及びカゴ戸7のカゴ戸開スイッチ8にて出し入れ口戸14又はカゴ戸7のいずれかが開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26にてカゴ6の内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成すればよい。
(5)上記実施形態では、開閉戸が、開状態と閉状態とに開閉駆動手段によって切り換え自在に構成されたものを例示したが、これに代えて、開閉戸が、開状態と閉状態とに手動操作によって切り換え自在に構成されたものであってもよい。この場合、制御盤Hを、カゴ6が停止している停止位置に対応する出し入れ口戸14の出し入れ口戸開スイッチ15及びカゴ戸7のカゴ戸開スイッチ8にて出し入れ口戸14又はカゴ戸7のいずれかが開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、第1赤外線センサ23〜第4赤外線センサ26にてカゴ6の内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成すればよい。
(6)上記実施形態では、動体検出センサとしての赤外線センサが4つ設けられているものを例示したが、これに代えて、動体検出センサとしての赤外線センサが5つ以上又は、一つだけ設けられたものであってもよい。
(7)上記実施形態では、動体検出センサが、カゴ6の天井6sに設置された熱線感知式の赤外線センサにて構成されたものを例示したが、これに代えて、動体検出センサが、カゴ6の天井6sに設置された反射感知式の超音波センサにて構成されたものや、カゴ6の底面に踏み板を設けて二重構造とし、底面と踏み板の間に、その踏み板に掛かる荷重を検出するロードセル等の荷重検出手段を設けて構成されたものであってもよい。
さらに、動体検出センサを超音波センサやロードセルで構成する場合、超音波センサやロードセルを複数分散配置したものであってもよい。また、動体検出センサが光電スイッチで構成され、カゴ6の天井6sに、カゴ6の側壁に、又はカゴ6の天井6s及び側壁に光電スイッチを多数分散配置したもの等、動体検出センサの構成及び配置については、適宜変更可能である。
(8)上記実施形態では、制御盤Hは、カゴ戸5が閉じ状態になった後は、センサ監視を終了するように構成されたものを例示したが、これに代えて、カゴ戸5が閉じ状態となった後も、そのまま、センサ監視を継続するように構成されたものであってもよい。
つまり、制御手段が、カゴが停止している停止位置に対応して設置された入力操作部にて開閉戸を開閉駆動手段により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点から、又は、カゴが停止している停止位置に対応する開閉戸の開閉状態検出手段にて開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点から、カゴが目標停止位置に停止する時点までにおいて、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されているものであってもよい。
この場合、制御手段を、異常対策処理として、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出された時点で、直ちにカゴを停止させるべく、昇降駆動手段の作動を制御する緊急停止処理を実行するように構成することも考えられるが、このような構成であると、人がカゴ内に乗り込んだ状態で万が一カゴの昇降作動が開始された場合に、カゴ内に人が閉じ込められてしまうという問題が発生するおそれがあるので、制御手段を、異常対策処理として、動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出された時点で最も近い停止位置にカゴを停止させるべく、昇降駆動手段の作動を制御する異常停止処理を実行するように構成するのが好ましい。
つまり、上記実施形態の如く、制御手段が、昇降処理の実行を開始してカゴの昇降作動を開始させた後は、必ず目標停止位置までカゴを昇降させるべく、昇降駆動手段の作動を制御するように構成されたものや、制御手段が、カゴの昇降作動を開始させた後に動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出された場合には異常停止処理を実行して、カゴの内部に存在する物体の動きが検出された時点で最も近い停止位置にカゴを停止させるべく、昇降駆動手段の作動を制御するように構成されたもの等、カゴ内に人が乗り込んだ状態で万が一カゴが昇降し始めても、カゴ内に人が閉じ込められないようにするため、制御手段が、異常対策処理として、昇降処理の実行を開始した後に動体検出センサにてカゴの内部に存在する物体の動きが検出された場合に、複数の停止位置のうちのいずれかの停止位置にカゴを停止させるべく、昇降駆動手段の作動を制御するように構成されたものが好ましいのである。
(9)上記実施形態では、カゴ6が各階の床面高さに合わせて設置された出し入れ口Dに停止するフロアタイプの小荷物昇降機を例示したが、これに限らず、カゴ6が作業者の腰の高さに合わせて各階に設置された出し入れ口Dに停止するテーブルタイプの小荷物昇降機であってもよく、また、各階によって異なる側面からカゴに対する扱い処理が行えるようにカゴ6及び出し入れ口Dが構成されているものでもよい。
(10)上記実施形態では、複数の停止位置が1階〜3階に設けられた1階出し入れ口D1、2階出し入れ口D2、及び、3階出し入れ口D3に対応して3個設定されたものを例示したが、停止位置は、2個又は4階以上設定されたものでもよい。
小荷物昇降機の主要構造を示す外観斜視図 小荷物昇降機の設置状態を示す縦断側面図 カゴ内における動体検出センサの検出作用域を示す図 操作盤の正面図 制御ブロック図 制御盤の制御動作を示すフローチャート
符号の説明
L 昇降経路
D 出し入れ口
H 制御手段
M1,M2 開閉駆動手段
P1 異常対策処理
6 カゴ
6s 天井部
7 カゴ戸(開閉戸)
8,15 開閉状態検出手段
10 昇降駆動手段
14 出し入れ口戸(開閉戸)
20 入力操作部
23,24,25,26 動体検出センサ

Claims (6)

  1. 複数の停止位置が設定された昇降経路に沿って昇降自在な小荷物搬送用のカゴと、
    前記カゴに対する小荷物の出し入れ口を開く開状態と閉じる閉状態とに開閉駆動手段によって又は手動操作によって切り換え自在な開閉戸と、
    前記複数の停止位置のうちから選択された目標停止位置に前記カゴを昇降させる昇降指令に基づいて、前記カゴを前記目標停止位置に昇降させるべく、前記カゴの昇降駆動手段の作動を制御する制御手段とが備えられた小荷物昇降機であって、
    前記カゴの内部に存在する物体の動きを検出する動体検出センサが設けられ、
    前記制御手段が、
    前記カゴが停止している前記停止位置に対応して設置された入力操作部にて前記開閉戸を前記開閉駆動手段により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点以降、又は、前記カゴが停止している前記停止位置に対応する前記開閉戸の開閉状態検出手段にて前記開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、前記動体検出センサにて前記カゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、異常対策処理を実行するように構成されている小荷物昇降機。
  2. 前記動体検出センサが、前記カゴの天井部に設置され、且つ、水平面での検出作用域を下方側ほど大きくするようにかつ前記カゴの内部空間のみを検出作用域とするように検出作用域が定められた広域検出式のセンサにて構成されている請求項1記載の小荷物昇降機。
  3. 前記動体検出センサが、前記カゴの天井部に分散配置される状態で複数設けられている請求項2記載の小荷物昇降機。
  4. 前記制御手段が、
    前記開閉戸を開閉するように前記開閉駆動手段の作動を制御するように構成され、且つ、
    前記入力操作部にて前記開閉戸を前記開閉駆動手段により開状態から閉状態にする閉指令が入力される時点以降、又は、前記開閉状態検出手段により前記開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、前記動体検出センサにて前記カゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、前記異常対策処理として、前記開閉戸を開状態から閉状態側に操作しない又は前記開閉戸を開状態にするように前記開閉駆動手段の作動を制御するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の小荷物昇降機。
  5. 前記開閉戸が、手動操作にて開状態と閉状態とに切り換え自在に構成され、
    前記制御手段が、前記開閉状態検出手段により前記開閉戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、前記動体検出センサにて前記カゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、前記異常対策処理として、前記カゴの昇降を停止するように、前記昇降駆動手段の作動を制御するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の小荷物昇降機。
  6. 前記開閉戸が、前記停止位置の夫々に設けられる出し入れ口戸及び前記カゴに設けられるカゴ戸からなり、前記出し入れ口戸及び前記カゴ戸の夫々について前記開閉状態検出手段が設けられ、
    前記制御手段が、前記開閉状態検出手段のいずれかにて前記出し入れ口戸又は前記カゴ戸が開状態から閉状態側に操作されたことが検出される時点以降において、前記動体検出センサにて前記カゴの内部に存在する物体の動きが検出されると、前記異常対策処理を実行するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の小荷物昇降機。
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