JPH0252884A - 小形荷物用昇降機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物品を積載して階床間での物品の搬送を行な
う小形荷物用昇降機に関するものである。

〔従来の技術〕

建物の階床間の物品の搬送に専用される小形荷物用昇降
機としては１例えば調理室で調理された調理物を他の階
床に搬送するダムウェータと称される小形荷物用昇降機
がある。このダムウェータは最近では学校給食の設備と
して小中学校の公舎にも設けられるようになっている。

前述のダムウェータは１例えば実開昭５２−８３５６号
公報に開示されているように、昇降路に設けられた搬送
口間を調理物を積載して運行されるが、この搬送口には
、手動操作で開閉されるバランス戸が、扉として設けら
れている。

このバランス戸は、例えば一端に昇降路内に吊り下げら
れる錘取付けられた状態で、吊りロープによって搬送口
位置に取付けられていて、停止階において手動操作によ
って容易に開閉可能な構造となっている。

また、この種のダムウェータでは運転操作盤は搬送口近
傍に設けられている。

従って、調理室において調理物が出来上がると係員が調
理室の搬送口で運転操作盤を操作して乗りかごを呼び寄
せ、手動操作によって開いた状態とされているバランス
戸を通して乗りかごに積載し運転操作盤を操作して調理
物を所望の階床まで簡単に搬送することができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述したような小形荷物用昇降機は、調理物などの小形
荷物の運搬用に設計されているので、安全のために人の
輸送を目的とする使用は法律上禁止されている。そして
、小形荷物運搬専用であることを示すエレベータ協会で
定めた標識を搬送口の扉に付することか義務付けられて
いる。

しかし、この種の小形荷物用昇降機は、前述のように学
校給食の設備として小中学校の校舎にも設けられている
ので、学童がこの小形荷物用昇降機を遊び道具に使用す
ることがある。前述したように扉が手動操作で簡単に罪
閉できるため、学童が遊び道具として悪戯をし易くこれ
が原因で死傷事故が発生した例も報ぜられている。本発
明は、この種の小形荷物用昇降機の現状に鑑みてなされ
たものであり、その目的は学童や幼児が誤って或いは遊
び道具として利用して事故を生ずることのないような安
全装置を具備した小形荷物用昇降機を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、本発明は小形荷物を収容す
るかごと、このかごを上昇下降させる駆動部と、この駆
動部の駆動を制御する制御部とを備えた小形荷物用昇降
機において、前記かご内に配置され電磁波源とこの電磁
波源からの電磁波の反射の変化を検出する検出手段と、
検出手段の検出信号により前記かごの駆動を停止するか
ご停止手段とを設けたことを特徴とする。

〔作用〕

本発明では、小形荷物用昇降機かご内に配置された電磁
波源より電磁波を放射し学童、幼児等が、かご内に侵入
すると電磁波の変化を検出する検出手段からの検出信号
によりかごの駆動を停止させ小形荷物用昇降機を運転不
能の状態とする。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図を使用して詳細に説明する。

第１図は本発明の実施例に係る小形荷物用昇降機の統計
図である。

図で示すようにかごＣ内部に電磁波源である電磁波セン
サー１を設は制御停止回路４への信号伝達にはケーブル
２ａ、２ｂを使用する。また小形荷物の搬送に搬送口３
と扉６が閉まったことを確認する戸閉め確認スイッチ５
が設けられている。

なお、制御停止回路４は例えば制御盤における制御回路
の一部を遮断するスイッチ回路で構成されこのスイッチ
回路による前記遮断により制御の機能を停止させる。

このような本発明の実施例についてその動作を次に説明
する。小形荷物用昇降機のかごＣ内に配置された電磁波
センサー１は、扉６が閉まったことを、確認する戸閉め
確認スイッチ５が動作することにより、ケーブル２ｂを
介し制御停止回路４に信号を送る。これにより、制御停
止回路４はケーブル２ａを介し電磁波センサー１を動作
させ電磁波センサー１は、かごＣ内に電磁波を放射する
。

この電磁波の放射網の中に搬送口３より学童。

幼児等が侵入していた場合、それらは必ず多少なりとも
何らかの動きをするので電磁センサー１は、このような
動きを、移動物体による反射の変化としてとらえその変
化を電気信号に変換しケーブル２ａを介し制御停止回路
４に送信する。

このため、制御停止回路４が動作してかとＣ駆動の指令
が出力されても、その駆動を禁止する。

従って学童、幼児等が誤って或いは遊びでかご内に乗り
込んだとしても小形荷物用昇降機は、運転されることは
ないので事故の発生を未然に防止することができる。

なお、上記実施例の説明では、電磁波センサー１の検出
信号により制御停止回路４を動作させるようにしたが、
同時に警報装置も動作させ使用者に学童、幼児等の乗り
込みを報せるようにすることができるのは当然である。

又、電磁波センサー１を戸閉め確認スイッチ５のスイッ
チング動作に連動させて動作する例について説明したが
、電磁波センサー１を常時動作させておき、かつ電磁波
センサー１の出力信号により制御停止回路４が動作した
とき、制御盤の機能停止状態をロックしておき、戸閉め
確認スイッチ５のスイッチング動作により当該ロックを
解除する構成とすることもできる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明では、かご内に電磁波源を設
け、この電磁波源からの電磁波の反射の変化を検出し、
この変化があったとき、かごの駆動を停止するようにし
たので、かご内に学童、幼児等が乗り込んでも事故の発
生を未然に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例に係る小形荷物用昇降機の系
統図である。 １・・・電磁波センサー、２ａ、２ｂ・・・ケーブル、
３・・・搬送口、４・・・制御停止回路、５・・・戸閉
め確認スイッチ、６・・・５．Ｃ・・・かご。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）小形荷物を収容するかごと、このかごを上昇下降
   させる駆動部と、この駆動部の駆動を制御する制御部と
   を備えた小形荷物用昇降機において、前記かご内に配置
   され電磁波を放射する電磁波源とこの電磁波源からの電
   磁波の反射の変化を検出する検出手段と、この検出手段
   の検出信号により前記かごの駆動を停止するかご停止手
   段とを設けたことを特徴とする小形荷物用昇降機。