JP6321123B1 - エレベータシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 荷物を運搬するエレベータと、当該荷物の運搬作業を行う作業者が利用するエレベータとにより荷物運搬専用運転を行っているときに、建物内で異常が発生すると、作業者が荷物を適切に管理できる状態になるように各エレベータの運転を制御するエレベータシステムを提供する。【解決手段】 実施形態によればエレベータシステムは、荷物運搬専用の第1エレベータと、荷物の運搬を行う作業者の移動用の第2エレベータとを連動させて、荷物運搬専用運転を行う。そして、荷物運搬専用運転中に、第1エレベータまたは第2エレベータのいずれかで故障が発生したことを検知すると、故障が発生したエレベータの乗りかごを最寄階に着床させ、他方のエレベータの乗りかごを、故障が発生したエレベータの乗りかごが着床した階に着床させる。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、エレベータシステムに関する。
従来、危険物や貴重品などの荷物のみを乗りかごに積載させて運搬作業を行うための荷物運搬専用のエレベータがある。この荷物運搬専用のエレベータは、例えば行先階の指定釦や扉の開閉釦等が乗場側に設置されており、作業者が乗りかごの外で当該エレベータの運転操作を行うことができる。
このような荷物運搬専用のエレベータは、荷物の運搬先である行先階に別の作業者が待機し、乗りかごが到着した際に荷物の積み下ろし作業を行うことで効率よく運搬作業を行うことができる。しかし、運搬作業によっては、出発階で乗りかごへの積み込み作業を行った作業者が、荷物運搬専用のエレベータとは別のエレベータを利用して荷物と同一の行先階に移動し、荷物の積み下ろし作業を行う場合がある。
一方、エレベータ内の機器の故障や、建物内での火災や地震等の異常が発生すると、エレベータは管制運転に切り替えられる。管制運転では例えば、乗りかご内の利用者を避難させるために乗りかごを最寄階や予め設定された避難階に着床させて戸開させたり、機器の破損を防ぐために異常発生が検知された時点で即刻乗りかごを停止させたりする制御が行われる。
上述したように、建物内で、荷物運搬専用のエレベータによる荷物の運搬と、当該荷物運搬専用のエレベータとは別のエレベータによる作業者の運搬を行っているときに、いずれかのエレベータ内で故障が発生すると、該当するエレベータのみが管制運転に切り替えられる。また、建物内で異常が発生すると、双方のエレベータが管制運転に切り替えられる。
このとき、いずれか一方または双方のエレベータが管制運転に切り替えられたことにより、荷物が積載された乗りかごが、作業者がいない階床で戸開すると、戸開した階床の在館者が危険物や貴重品に接触するおそれがあるという問題があった。また、管制運転により荷物が積載された乗りかごが階間で停止すると荷物が閉じ込め状態になり、危険物や貴重品の安全を確保できなくなる場合があるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、荷物を運搬するエレベータと、当該荷物の運搬作業を行う作業者が利用するエレベータとにより荷物運搬専用運転を行っているときに、建物内で異常が発生すると、作業者が運搬中の荷物を適切に管理できる状態になるように各エレベータの運転を制御するエレベータシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータシステムは、荷物運搬専用の第1エレベータと、荷物の運搬を行う作業者の移動用の第2エレベータとを連動させて、荷物運搬専用運転を行う。そして、荷物運搬専用運転中に、第1エレベータまたは第2エレベータのいずれかで故障が発生したことを検知すると、故障が発生したエレベータの乗りかごを最寄階に着床させ、他方のエレベータの乗りかごを、故障が発生したエレベータの乗りかごが着床した階に着床させ、当該階床に着床した前記第2エレベータを戸開させた後、当該階床の乗場に設置された釦による前記第1エレベータの乗りかごの戸開操作を有効にする。
本発明の実施形態として、5階建ての建物内に2台のエレベータを備えたエレベータシステムにおいて、所定操作により通常運転から荷物運搬専用運転に切り替えられると、一方のエレベータを危険物や貴重品等の荷物運搬専用として用い、他方のエレベータを当該荷物の運搬作業を行う作業者の移動用として用いて、連動して動作させる場合について説明する。以下の実施形態において荷物運搬専用運転では、建物の入り口がある1階から5階に荷物が運搬される。
《第1実施形態》
〈第1実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータシステム1Aの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Aは、5階建ての建物内に設置された第1エレベータ10および第2エレベータ20と、1階乗場30−1、2階乗場30−2、3階乗場30−3、4階乗場30−4、および5階乗場30−5にそれぞれ設置されて第1エレベータ10に接続された乗場操作盤31〜35とを備える。
〈第1実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータシステム1Aの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Aは、5階建ての建物内に設置された第1エレベータ10および第2エレベータ20と、1階乗場30−1、2階乗場30−2、3階乗場30−3、4階乗場30−4、および5階乗場30−5にそれぞれ設置されて第1エレベータ10に接続された乗場操作盤31〜35とを備える。
第1エレベータ10は、昇降路上部に設置された巻上げ機11と、巻上げ機11に掛け渡されたロープ12に吊り下げられた第1乗りかご13および釣り合い錘14と、昇降路上部に設置されて巻上げ機11に信号線15で接続されるとともに第1乗りかご13にテールコード16を介して接続された第1エレベータ制御装置17とを有する。第1乗りかご13は、かご扉131と、かご内に設置され、利用者が目的階の指定操作を行うかご内操作盤132とを有する。
第1エレベータ制御装置17は、乗場操作盤31〜35における操作情報および第1乗りかご13内のかご内操作盤132における操作情報を取得し、これらに基づいて巻上げ機11の動作や、第1乗りかご13のかご扉131の戸開閉を制御する。また第1エレベータ制御装置17は、荷物運搬専用運転による第1乗りかご13の走行中に第1エレベータ10内で故障が発生したことを検知すると、第1乗りかご13を最寄階に着床させるとともに、故障信号を生成して第1乗りかご13の着床階の情報を付加して第2エレベータ制御装置27に送信する。また第1エレベータ制御装置17は、第2エレベータ20内で故障が発生したことにより第2エレベータ制御装置27から故障信号を受信すると、当該故障信号に付加されている情報に基づいて、第1乗りかご13を第2乗りかご23の着床階に移動させる。
第2エレベータ20も同様に、巻上げ機21と、巻上げ機21に掛け渡されたロープ22に吊り下げられた第2乗りかご23および釣り合い錘24と、巻上げ機21に信号線25で接続されるとともに第2乗りかご23にテールコード26を介して接続された第2エレベータ制御装置27とを有する。第2乗りかご23は、かご扉231と、かご内操作盤232とを有する。第2エレベータ制御装置27は、信号線41により第1エレベータ制御装置17に接続されている。
第2エレベータ制御装置27は、乗場操作盤31〜35における操作情報および第2乗りかご23内のかご内操作盤232における操作情報を取得し、これらに基づいて巻上げ機21の動作や、第2乗りかご23のかご扉231の戸開閉を制御する。また第2エレベータ制御装置27は、荷物運搬専用運転による第2乗りかご23の走行中に第2エレベータ20内で故障が発生したことを検知すると、第2乗りかご23を最寄階に着床させるとともに、故障信号を生成して第2乗りかご23の着床階の情報を付加して第1エレベータ制御装置17に送信する。また第2エレベータ制御装置27は、第1エレベータ制御装置17から故障信号を受信すると、当該故障信号に付加されている情報に基づいて、第2乗りかご23を第1乗りかご13の着床階に移動させる。
乗場操作盤31〜35はそれぞれ、通常運転時に乗場呼びを登録するための乗場呼び釦311〜351と、当該エレベータシステム1A内を通常運転から荷物運搬専用運転に切り替えるための専用運転スイッチ312〜352と、荷物運搬専用運転中に運搬作業者が第1乗りかご13を戸開閉させる際に操作する戸開閉釦313〜353とを有する。乗場操作盤31〜35は、信号線42により第1エレベータ制御装置17に接続されている。
〈第1実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Aにおいて、1階から5階への荷物運搬専用運転中に、第1エレベータ10内で故障が発生した際に実行される処理について、図2のシーケンス図を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Aにおいて、通常時は、第1エレベータ10の第1エレベータ制御装置17および第2エレベータ20の第2エレベータ制御装置27で通常運転が行われている(S1、S2)。通常運転時は、各乗場操作盤31〜35の戸開閉釦313〜353が操作無効な状態になっている。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Aにおいて、1階から5階への荷物運搬専用運転中に、第1エレベータ10内で故障が発生した際に実行される処理について、図2のシーケンス図を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Aにおいて、通常時は、第1エレベータ10の第1エレベータ制御装置17および第2エレベータ20の第2エレベータ制御装置27で通常運転が行われている(S1、S2)。通常運転時は、各乗場操作盤31〜35の戸開閉釦313〜353が操作無効な状態になっている。
通常運転中に、運搬作業者が荷物運搬作業の出発階である1階乗場30−1の乗場操作盤31で専用運転スイッチ312を“ ON ” 操作すると(S3の「YES」)、当該操作情報が第1エレベータ制御装置17に送信され、さらに第1エレベータ制御装置17から第2エレベータ制御装置27に送信される。第1エレベータ制御装置17および第2エレベータ制御装置27ではそれぞれ、専用運転スイッチ312の“ ON ” 操作情報が取得されると、双方のエレベータが荷物運搬専用運転に切り替えられる(S4)。本実施形態においては、荷物運搬専用運転に切り替えられると、第1エレベータ10の第1乗りかご13が荷物の運搬に用いられ、第2エレベータ20の第2乗りかご23が荷物の運搬作業を行う作業者の移動に用いられる。
具体的には、荷物運搬専用運転に切り替えられると、出発階である1階に第1乗りかご13および第2乗りかご23が呼び戻される。そして、運搬作業者が第1乗りかご13に荷物を搬入して、かご内操作盤132において搬送先である「5階」を目的階として指定する操作を行い、乗場操作盤31の戸開閉釦313を操作して第1乗りかご13を戸閉させる。その後、運搬作業者が第2乗りかご23に乗り込み、かご内操作盤232において第1乗りかご13で操作した目的階と同じ「5階」を指定する。その後、第2乗りかご23が戸閉すると、第1乗りかご13および第2乗りかご23が5階に向けて走行が開始される。
ここで、走行中に第1エレベータ10内の機器に故障が発生したことが第1エレベータ制御装置17で検知されると(S5の「YES」)、第1乗りかご13が最寄階に着床される。ここでは、最寄階である3階に第1乗りかご13が着床されたものとする。また、故障の発生を通知するための故障信号が第1エレベータ制御装置17で生成され、第2エレベータ制御装置27に送信される(S6)。この故障信号には、第1乗りかご13の着床階情報「3階」が付加されている。
第2エレベータ制御装置27において、第1エレベータ制御装置17から故障信号が受信されると、当該故障信号に付加されている情報に基づいて、第2乗りかご23が第1乗りかご13の着床階である3階に移動される(S7)。そして、第2乗りかご23が第1乗りかご13と同じ3階に着床したことが第2エレベータ制御装置27で検知されると(S8の「YES」)、第2乗りかご23が3階乗場30−3で戸開される(S9)。
第2乗りかご23が3階乗場30−3で戸開すると第1エレベータ制御装置17で当該戸開が検知され、3階の乗場操作盤33の戸開閉釦333が操作有効な状態に切り替えられる(S10)。そして、第2乗りかご23から降車した運搬作業者が戸開閉釦333を“ ON ” 操作すると(S11の「YES」)、当該操作情報が第1エレベータ制御装置17に送信され、第1乗りかご13のかご扉131が戸開される(S12)。
このようにして、荷物運搬専用運転中に、故障した第1エレベータの第1乗りかご13が最寄階に停止したときに、同一階床に第2乗りかご23も着床して戸開させることで、第2乗りかご23から降りた作業者が、第1乗りかご13内の荷物を運び出したり監視する等の荷物の管理作業を行うことができる。その際、第1乗りかご13が着床した階に第2乗りかご23が着床して戸開してから、第1乗りかご13の戸開操作が可能なるように設定するため、着床階において当該運搬作業者以外の第三者が危険物や貴重品等の荷物に接触することを防止することができる。
上述した実施形態のステップS7において、第2エレベータ制御装置27において第1エレベータ制御装置17から故障信号が受信されたときに、第2乗りかご23内に設置されたスピーカ(図示せず)から運搬作業者に、第1エレベータ10内の故障を報知するための報知情報を出力させ、その後、第2乗りかご23を移動させるようにしてもよい。
また、上述したエレベータシステム1Aにおいて、荷物運搬専用運転中に、第2エレベータ20内で故障が発生した際に実行される処理について、図3のシーケンス図を参照して説明する。上述した実施形態と同様に通常運転から荷物運搬専用運転に切り替えられた後(S11〜S14)、第1乗りかご13および第2乗りかご23の走行中に第2エレベータ20内の機器に故障が発生したことが第2エレベータ制御装置27で検知されると(S15の「YES」)、第2乗りかご23が最寄階に着床され、戸開される。ここでは、最寄階である3階に第2乗りかご23が着床されたものとする。また、第2エレベータ制御装置27で故障信号が生成され、第2乗りかご23の着床階情報「3階」が付加されて、第1エレベータ制御装置17に送信される(S16)。
第1エレベータ制御装置17において、第2エレベータ制御装置27から故障信号が受信されると、当該故障信号に付加されている情報に基づいて、第1乗りかご13が第2乗りかご23の着床階である3階に移動される(S17)。そして、第1乗りかご13が第2乗りかご23と同じ3階に着床したことが第1エレベータ制御装置17で検知されると(S18の「YES」)、当該3階の乗場操作盤33の戸開閉釦333が操作有効な状態に切り替えられる(S19)。
そして、戸開した第2乗りかご23から降車した運搬作業者が戸開閉釦333を“ ON ” 操作すると(S20の「YES」)、当該操作情報が第1エレベータ制御装置17に送信され、第1乗りかご13のかご扉131が戸開される(S21)。
このようにして、故障した第2エレベータの第2乗りかご23が最寄階に停止したときに、同一階床に第1乗りかご13も着床して戸開することで、第2乗りかご23から降りた作業者が、第1乗りかご13内の荷物を運び出したり監視する等の荷物の管理作業を行うことができる。その際、第2乗りかご23が着床し戸開している階で第1乗りかご13の戸開操作が可能になるように設定するため、着床階において当該運搬作業者以外の第三者が危険物や貴重品等の荷物に接触することを防止することができる。
《第2実施形態》
〈第2実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータシステム1Bの構成について、図4を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Bは、建物内の各階に設置された火災検知器314〜354が第1エレベータ制御装置17に接続されている他は、第1実施形態で説明したエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
〈第2実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータシステム1Bの構成について、図4を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Bは、建物内の各階に設置された火災検知器314〜354が第1エレベータ制御装置17に接続されている他は、第1実施形態で説明したエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態において第1エレベータ制御装置17は、いずれかの火災検知器から出力された火災信号を受信すると、当該火災検知信号を第2エレベータ制御装置27に送信する。また第1エレベータ制御装置17は、荷物運搬専用運転中にいずれかの火災検知器から火災検知信号を受信すると、第1乗りかご13を、予め設定された避難階以外であり且つ火災発生階以外の階床に移動させ戸閉待機させる。また第2エレベータ制御装置27は、荷物運搬専用運転中に第1エレベータ制御装置17から火災検知信号を受信すると、第2乗りかご23を予め設定された避難階に着床させて戸開させる。
〈第2実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Bにおいて、1階から5階への荷物運搬専用運転中に、当該建物内で火災が発生した際に実行される処理について、図5のシーケンス図を参照して説明する。本実施形態において第1エレベータ制御装置17および第2エレベータ制御装置27には、火災が発生した際の利用者の避難階として、建物の出入口がある「1階」が設定されている。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Bにおいて、1階から5階への荷物運搬専用運転中に、当該建物内で火災が発生した際に実行される処理について、図5のシーケンス図を参照して説明する。本実施形態において第1エレベータ制御装置17および第2エレベータ制御装置27には、火災が発生した際の利用者の避難階として、建物の出入口がある「1階」が設定されている。
本実施形態によるエレベータシステム1Bにおいて、第1実施形態と同様に通常運転から荷物運搬専用運転に切り替えられた後(S31〜S34)、第1乗りかご13および第2乗りかご23の走行中に建物内のいずれかの火災検知器、例えば3階の火災検知器334で火災が検知されて火災検知信号が出力されると、当該信号が第1エレベータ制御装置17で取得される(S35の「YES」)。そして、取得された火災検知信号が、第1エレベータ制御装置17から第2エレベータ制御装置27に送信される(S36)。また第1エレベータ制御装置17では、第1乗りかご13が、予め設定された避難階「1階」以外であり且つ火災発生階「3階」以外の階床、例えば「5階」に着床し戸閉待機するよう制御される(S37)。
一方、第2エレベータ制御装置27では、第1エレベータ制御装置17から火災検知信号が受信されると、第2乗りかご23が避難階「1階」に着床し戸開するよう制御される。
以上の第2実施形態では、荷物運搬専用運転中に建物内で火災が発生したときに、運搬作業者を載せた第2乗りかご23を避難階に着床させて戸開させ、荷物運搬中の第1乗りかご13を避難階以外であり且つ火災発生階以外の階床に着床させ戸閉待機させる。このように制御することで、運搬作業者を迅速に避難させることができるとともに、運搬中の荷物を、火災による被害や第三者による接触を避けて待機させることができる。
《第3実施形態》
〈第3実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータシステム1Cの構成は、第2実施形態によるエレベータシステム1Bの構成と同様であるため、同一の機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
〈第3実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータシステム1Cの構成は、第2実施形態によるエレベータシステム1Bの構成と同様であるため、同一の機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態において第1エレベータ制御装置17は、いずれかの火災検知器から出力された火災信号を受信すると、当該火災検知信号を第2エレベータ制御装置27に送信する。また第1エレベータ制御装置17は、荷物運搬専用運転中にいずれかの火災検知器から出力された火災信号を受信すると、第1乗りかご13を予め設定された避難階に着床させ戸閉待機させる。そして、第2乗りかご23が当該避難階に着床して戸開したことを示す通知情報を取得すると、当該避難階の戸開閉釦を操作可能状態にする。また、第2エレベータ制御装置27は、荷物運搬専用運転中に第1エレベータ制御装置17から火災検知信号を受信すると、第2乗りかご23を予め設定された避難階に着床させて戸開させる。そして、第2乗りかご23が避難階に着床して戸開したことを示す通知情報を、第1エレベータ制御装置17に送信する。
〈第3実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Cにおいて、1階から5階への荷物運搬専用運転中に、当該建物内で火災が発生した際に実行される処理について、図6のシーケンス図を参照して説明する。本実施形態において第1エレベータ制御装置17および第2エレベータ制御装置27には、火災が発生した際の利用者の避難階として、第2実施形態と同様に「1階」が設定されている。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Cにおいて、1階から5階への荷物運搬専用運転中に、当該建物内で火災が発生した際に実行される処理について、図6のシーケンス図を参照して説明する。本実施形態において第1エレベータ制御装置17および第2エレベータ制御装置27には、火災が発生した際の利用者の避難階として、第2実施形態と同様に「1階」が設定されている。
本実施形態によるエレベータシステム1Cにおいて、第2実施形態と同様に通常運転から荷物運搬専用運転に切り替えられた後(S41〜S44)、第1乗りかご13および第2乗りかご23の走行中に建物内のいずれかの火災検知器、例えば3階の火災検知器334で火災が検知されて火災検知信号が出力されると、当該信号が第1エレベータ制御装置17で取得される(S45の「YES」)。そして、取得された火災検知信号が、第1エレベータ制御装置17から第2エレベータ制御装置27に送信される(S46)。また第1エレベータ制御装置17では、第1乗りかご13が、予め設定された避難階「1階」に着床し戸閉待機するよう制御される(S47)。
一方、第2エレベータ制御装置27では、第1エレベータ制御装置17から火災検知信号が受信されると、第2乗りかご23が避難階「1階」に着床し戸開するよう制御される。また第2エレベータ制御装置27では、第2乗りかご23が避難階「1階」に着床し戸開したことを示す通知情報が生成され、第1エレベータ制御装置17に送信される(S49)。
第1エレベータ制御装置17では、第2エレベータ制御装置27から通知信号が受信されると、当該1階の乗場操作盤31の戸開閉釦313が操作有効な状態に切り替えられる(S50)。
そして、戸開した第2乗りかご23から降車した運搬作業者が戸開閉釦313を“ ON ”操作すると(S51の「YES」)、当該操作情報が第1エレベータ制御装置17に送信され、第1乗りかご13のかご扉131が戸開される(S52)。
以上の第3実施形態では、荷物運搬専用運転中に建物内で火災が発生したときに、第1乗りかご13および第2乗りかご23を予め設定された避難階に着床させ、第2乗りかご23は直ちに戸開させ、第1乗りかご13は運搬作業者による戸開操作が行われたときに戸開させる。このように制御することで、運搬作業者を迅速に避難させることができるとともに、第三者が運搬中の荷物に接触することを回避することができる。
《第4実施形態》
〈第4実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータシステム1Dの構成について、図7を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Dは、第1乗りかご13の底部に第1荷重検知装置133が設置され、第2乗りかご23の底部に第2荷重検知装置233が設置されている他は、第1実施形態で説明したエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
〈第4実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータシステム1Dの構成について、図7を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Dは、第1乗りかご13の底部に第1荷重検知装置133が設置され、第2乗りかご23の底部に第2荷重検知装置233が設置されている他は、第1実施形態で説明したエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態において第1エレベータ制御装置17は、荷物運搬専用運転中に建物内で停電が発生したことを検知すると、第1乗りかご13にかかる荷重量と、第2乗りかご23にかかる荷重量とに基づいて、第1乗りかご13と第2乗りかご23との双方が最小電力量で移動可能となる緊急着床階を決定し、第1乗りかご13を当該緊急着床階に着床させ戸閉待機させる。そして、第2乗りかご23が当該緊急着床階に着床して戸開したことを示す通知情報を取得すると、当該階の戸開閉釦を操作可能状態にする。また、第2エレベータ制御装置27は、荷物運搬専用運転中に建物内で停電が発生したことを検知すると、第1エレベータ制御装置17で決定された緊急着床階に第2乗りかご23を着床させて戸開させる。そして、第2乗りかご23が当該緊急着床階に着床して戸開したことを示す通知情報を、第1エレベータ制御装置17に送信する。
〈第4実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Dにおいて、1階から5階への荷物運搬専用運転中に、当該建物内で停電が発生した際に実行される処理について、図8のシーケンス図を参照して説明する。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Dにおいて、1階から5階への荷物運搬専用運転中に、当該建物内で停電が発生した際に実行される処理について、図8のシーケンス図を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Dにおいて、第1実施形態と同様に通常運転から荷物運搬専用運転に切り替えられた後(S61〜S64)、第1乗りかご13および第2乗りかご23の走行中に建物内で停電が発生すると、第1エレベータ制御装置17および第2エレベータ制御装置27で停電が検知され(S65の「YES」、S66の「YES」)、蓄電池により運転を継続させるように切り替えられる。
第1エレベータ制御装置17では、停電が検知されると、第1乗りかご13および第2乗りかご23の緊急着床階を決定する処理が実行される(S67)。第1エレベータ制御装置17で実行される緊急着床階決定処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。第1エレベータ制御装置17では、第1乗りかご13の現在位置情報、走行方向情報、走行速度情報等が取得されるとともに、第1荷重検知装置133から第1乗りかご13にかかる荷重量が所定時間間隔で取得される。また第1エレベータ制御装置17では、第2エレベータ制御装置27から、第2エレベータ20の動作状態情報(第2荷重検知装置233で検知された第2乗りかご23にかかる荷重量、第2乗りかご23の現在位置情報、走行方向情報、走行速度情報等)が信号線41を介して所定時間間隔で取得されている。
まず、第1乗りかご13と第2乗りかご23との現在位置が比較され、第1乗りかご13が第2乗りかご23よりも高い位置にあると判定されると(S81の「YES」)、さらに第1乗りかご13にかかる荷重量が釣り合い錘14よりも重いか否かが判定される(S82)。ここで、第1乗りかご13にかかる荷重量が釣り合い錘14よりも重いと判定されると(S82の「YES」)、第1乗りかご13を下方向に移動させることで、第1乗りかご13と第2乗りかご23とを緊急着床させる緊急着床階が決定される(S83、S84)。
また、ステップS82において、第1乗りかご13にかかる荷重量が釣り合い錘14の重さ以下であると判定されると(S82の「NO」)、さらに第2乗りかご23にかかる荷重量が釣り合い錘24よりも重いか否かが判定される(S85)。ここで、第2乗りかご23にかかる荷重量が釣り合い錘24よりも重いと判定されると、上述したステップS82の「YES」の場合と同様に、第1乗りかご13を下方向に移動させることで、第1乗りかご13と第2乗りかご23とを緊急着床させる緊急着床階が決定される(S83、S84)。
また、ステップS85において、第2乗りかご23にかかる荷重量が釣り合い錘24の重さ以下であると判定されると(S85の「NO」)、第2乗りかご23を上方向に移動させることで、第1乗りかご13と第2乗りかご23とを緊急着床させる緊急着床階が決定される(S86、S84)。
また、ステップS81において第1乗りかご13が第2乗りかご23よりも低い位置にあると判定されると(S81の「NO」)、さらに、第1乗りかご13にかかる荷重量が釣り合い錘14よりも重いか否かが判定される(S87)。ここで、第1乗りかご13にかかる荷重量が釣り合い錘14の重さ以下であると判定されると(S87の「NO」)、第1乗りかご13を上方向に移動させることで、第1乗りかご13と第2乗りかご23とを緊急着床させる緊急着床階が決定される(S88、S84)。
また、ステップS87において、第1乗りかご13にかかる荷重量が釣り合い錘14よりも重いと判定されると(S87の「YES」)、さらに第2乗りかご23にかかる荷重量が釣り合い錘24よりも重いか否かが判定される(S89)。ここで、第2乗りかご23にかかる荷重量が釣り合い錘24の重さ以下であると判定されると(S89の「NO」)、上述したステップS87の「NO」の場合と同様に、第1乗りかご13を上方向に移動させることで、第1乗りかご13と第2乗りかご23とを緊急着床させる緊急着床階が決定される(S88、S84)。
また、ステップS89において、第2乗りかご23にかかる荷重量が釣り合い錘24よりも重いと判定されると(S89の「YES」)、第2乗りかご23を下方向に移動させることで、第1乗りかご13と第2乗りかご23とを緊急着床させる緊急着床階が決定される(S90、S84)。以上で緊急着床階決定処理の説明を終了する。
図8に戻り、上述した処理により緊急着床階が決定されると、第1エレベータ制御装置17から第2エレベータ制御装置27に当該緊急着床階が通知される(S68)。また、第1エレベータ制御装置17では、決定された緊急着床階に第1乗りかご13が着床し戸閉待機するよう制御される(S69)。
一方、第2エレベータ制御装置27では、ステップS66で停電を検知した後、第1エレベータ制御装置17から緊急着床階が通知されると、第2乗りかご23が当該緊急着床階に着床し戸開するように制御される(S70)。また第2エレベータ制御装置27では、第2乗りかご23が当該緊急着床階に着床し戸開したことを示す通知情報が生成され、第1エレベータ制御装置17に送信される(S71)。
第1エレベータ制御装置17では、第2エレベータ制御装置27から通知信号が受信されると、当該1階の乗場操作盤31の戸開閉釦313が操作有効な状態に切り替えられる(S72)。そして、戸開した第2乗りかご23から降車した運搬作業者が戸開閉釦313を“ ON ” 操作すると(S73の「YES」)、当該操作情報が第1エレベータ制御装置17に送信され、第1乗りかご13のかご扉131が戸開される(S74)。
以上の第4実施形態によれば、荷物運搬専用運転中に建物内で停電が発生したときに、なるべく少ない消費電力量で第1乗りかご13と第2乗りかご23とを同一階床に緊急着床させ、作業者の操作により第1乗りかご13を戸開できるようにすることで、第三者が運搬中の荷物に接触することを回避することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A,1B,1C,1D…エレベータシステム、10…第1エレベータ、11,21…巻上げ機、12,22…ロープ、13,23…乗りかご、14,24…釣り合い錘、15,25…信号線、16、26…テールコード、17…第1エレベータ制御装置、20…第2エレベータ、27…第2エレベータ制御装置、30−1〜30−5…乗場、31〜35…乗場操作盤、41,42…信号線、131,231…かご扉、132,232…かご内操作盤、133…第1荷重検知装置、233…第2荷重検知装置、311,321,331,341,351…乗場呼び釦、312,322,332,342,352…専用運転スイッチ、313,323,333,343,353…戸開閉釦、314,324,334,344,354…火災検知器
Claims (5)
- 荷物運搬専用の第1エレベータと、荷物の運搬を行う作業者の移動用の第2エレベータとを連動させて、荷物運搬専用運転を行うエレベータシステムにおいて、
前記荷物運搬専用運転中に、前記第1エレベータまたは前記第2エレベータのいずれかで故障が発生したことを検知すると、故障が発生したエレベータの乗りかごを最寄階に着床させ、他方のエレベータの乗りかごを、前記故障が発生したエレベータの乗りかごが着床した階に着床させ、当該階床に着床した前記第2エレベータを戸開させた後、当該階床の乗場に設置された釦による前記第1エレベータの乗りかごの戸開操作を有効にする
ことを特徴とするエレベータシステム。 - 前記第1エレベータで故障が発生したことを検知すると、前記第1エレベータは、前記第2エレベータに故障信号を送信することで故障の発生を通知し、前記第2エレベータは、前記故障信号を受信すると、前記第2エレベータの乗りかご内の作業者に前記第1エレベータで故障が発生したことを報知するための報知情報を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。 - 建物内に設置された荷物運搬専用の第1エレベータと、荷物の運搬を行う作業者の移動用の第2エレベータとを連動させて、荷物運搬専用運転を行うエレベータシステムにおいて、
前記荷物運搬専用運転中に、前記建物内のいずれかの階床で火災が発生したことを検知すると、前記第2エレベータの乗りかごを、予め設定された避難階に着床させ戸開させ、前記第1エレベータの乗りかごを、前記避難階以外であり且つ火災発生階以外の階床に移動させ戸閉待機させる
ことを特徴とするエレベータシステム。 - 建物内に設置された荷物運搬専用の第1エレベータと、荷物の運搬を行う作業者の移動用の第2エレベータとを連動させて、荷物運搬専用運転を行うエレベータシステムにおいて、
前記荷物運搬専用運転中に、前記建物内のいずれかの階床で火災が発生したことを検知すると、前記第1エレベータの乗りかごおよび前記第2エレベータの乗りかごを、予め設定された避難階に着床させて前記第2エレベータの乗りかごを戸開させた後、前記避難階の乗場に設置された釦による前記第1エレベータの乗りかごの戸開操作を有効にする
ことを特徴とするエレベータシステム。 - 建物内に設置された荷物運搬専用の第1エレベータと、荷物の運搬を行う作業者の移動用の第2エレベータとを連動させて、荷物運搬専用運転を行うエレベータシステムにおいて、
前記荷物運搬専用運転中に、前記建物内で停電が発生したことを検知すると、前記第1エレベータの乗りかごの位置と、前記第2エレベータの乗りかごの位置と、前記第1エレベータの乗りかごにかかる荷重量と、前記第2エレベータの乗りかごにかかる荷重量とに基づいて、前記第1エレベータの乗りかごと前記第2エレベータの乗りかごとが最小電力量で移動可能な階床を決定し、決定した階床に前記第1エレベータの乗りかごと前記第2エレベータの乗りかごを移動させる
ことを特徴とするエレベータシステム。
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