JP5809576B2 - ダブルデッキエレベーターの制御装置および制御方法 - Google Patents

ダブルデッキエレベーターの制御装置および制御方法 Download PDF

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本発明は、上下に二つのかごを有し、一つの昇降路を運行するダブルデッキエレベーターにおける戸開走行判定手段を備えた制御装置および制御方法に関する。
ダブルデッキエレベーターの戸開走行保護装置に関して、特許文献1に開示されているように、上下かごの着床階における戸開可能範囲であるドアゾーンを検出する上かご位置検出手段および下かご位置検出手段と、上下かごの戸開閉状態を検出する上かご戸開検出手段および下かご戸開検出手段を設け、上下かごのいずれかが戸開状態でドアゾーンを外れた場合、戸開走行状態であることを検出可能な戸開走行判定手段の提案がなされている。
ダブルデッキエレベーターの運行方式として、特許文献2に提案されるように、例えば上かごは偶数階、下かごは奇数階へサービスするというようなダブルデッキ方式と、上下かごのうち一方のかごのみを使用しサービスするシングルデッキ方式、上下かご両方を使用し偶数階、奇数階の制約なくサービスするセミダブルデッキ方式がある。このシングルデッキ方式およびセミダブルデッキ方式では、上かごが偶数階のみ、下かごが奇数階のみサービスするといった制約が無く、上かごが奇数階、下かごが偶数階へサービスすることが可能である。
特開2011−20788号公報 特開昭48−23148号公報
特許文献1に記載のダブルデッキエレベーターの戸開走行判定手段では、上下かごそれぞれに対し戸開閉検出手段およびドアゾーン検出手段を設けている。しかし、戸開検出手段は、乗場の戸と、かごの戸とを区別していない。このため、後述するように、種々の異常戸開を判定する必要があるダブルデッキエレベーターの安全装置としては不十分である。
また、乗場戸の開閉を、かごの戸の開閉と区別して検出するようにした場合にも、乗場戸開検出手段は、ダブルデッキ方式、シングルデッキ方式およびセミダブルデッキ方式等の異なる運行上、上かごが着床したときの乗場戸開検出信号と、下かごが着床したときの乗場戸開検出信号とを区別して判断するために、多数の出力信号を出力させなければならない。すなわち、乗場戸開検出手段は、後述するような、上下それぞれのかごでの戸開走行を検出するためには、通常の接点を用いた論理制御の考え方では、多数の出力接点を必要とし、既存の1個の接点しか持たないものとは異なる、新たな戸開検出機構が必要である。したがって、多数の出力信号を出力する戸開検出手段およびそれらを利用する論理制御手段が複雑となる欠点がある。
そこで、本発明の目的は、ダブルデッキエレベーターにおける乗場戸開検出およびその出力を利用する論理制御を簡単かつ経済的に構成できるダブルデッキエレベーターの制御装置または制御方法を提供することである。
本発明の望ましい一実施態様によれば、昇降路を走行する外枠の内側に上かごと下かごの2つの乗りかごを有し、前記外枠を昇降駆動する電動機と、前記電動機を停止保持するブレーキ装置とを備え、ダブルデッキ方式、シングルデッキ方式及びセミダブルデッキ方式で運転可能なダブルデッキエレベーターの制御装置において、前記上かごの戸開状態を検出する上かご戸開検出手段と、前記上かごが戸開可能範囲であるドアゾーン内に位置することを検出する上かご位置検出手段と、前記下かごの戸開状態を検出する下かご戸開検出手段と、前記下かごが前記ドアゾーン内に位置することを検出する下かご位置検出手段と、全サービス階床に設けられ、それぞれの乗場戸の戸開状態を検出する乗場戸開検出手段と、前記上かご及び下かごのそれぞれに関して、いずれか一方のかごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、他方のかごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、かつ前記乗場戸開検出手段が全サービス階床のうちの少なくとも1つの乗場の戸開を検出しているとき、並びに、前記一方のかごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、かつ前記一方のかごの前記かご戸開検出手段が戸開を検出しているとき、前記ダブルデッキエレベーターに戸開走行状態があると判定し、前記上かご位置検出手段及び前記下かご位置検出手段の一方が前記ドアゾーン外に位置することを検出すると共に他方が前記ドアゾーン内に位置することを検出し、かつ前記上かご戸開検出手段及び前記下かご戸開検出手段が共に戸閉を検出し、かつ前記乗場戸開検出手段が全サービス階床のうちの少なくとも1つの乗場の戸開を検出しているとき、前記ダブルデッキエレベーターに戸開走行状態が無いと判定する戸開走行有無判定手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ダブルデッキエレベーターの如何なる運行方式に対し、上かごおよび下かごいずれにおいても、戸開状態のままドアゾーンから外れた場合に、戸開走行を判定することができ、乗客の安全性を確保することができ、乗客の救出やメンテナンスに必要な情報を的確に得ることができる。
また、本発明によれば、運行方式に制約がなくなるため、ダブルデッキエレベーターの上下かごの位置関係と建物の階間距離の関係も制約されず、顧客の多様なニーズに応えることができる。
特に、全サービス階の乗場戸の戸開状態を検出する乗場戸開検出手段を設けるが、全サービス階床のうちの少なくとも1つの乗場の戸開を検出しているか否かの判断のみを利用するだけで済むようにしたので、例えば、戸開時にオフする全サービス階床における乗場戸開検出手段からの出力接点をシリーズ接続すれば、その回路の遮断により、少なくとも1つの乗場の戸開を判定できるので、乗場戸開検出手段および論理制御手段を簡易化することができる。
本発明の一実施例によるダブルデッキエレベーターの制御装置の全体構成図である。 対策が必要な戸開走行パターン1を説明するイメージ図である。 対策が必要な戸開走行パターン2を説明するイメージ図である。 本発明の一実施例による戸開走行判定の処理フロー図である。 本発明の一実施例によるダブルデッキエレベーターの状態パターンと戸開走行判定とを示すマトリックス図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第1の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第2の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第3の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第4の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第5の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第6の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第7の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第8の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の実施例による戸開走行判定の第9の状態を示すダブルデッキエレベーターの状態図と判定論理回路図である。 本発明の他の一実施例によるダブルデッキエレベーターの制御装置の全体構成図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の一実施例によるダブルデッキエレベーターの制御装置の全体構成図である。図に示すように、ダブルデッキエレベーターを駆動するために、商用電源101からの交流電力は、整流装置102により直流電圧へ変換され、平滑コンデンサ103で平滑された後、インバータ装置104に供給される。インバータ装置104では、入力した直流電圧を可変電圧・可変周波数の3相交流電圧に変換し、エレベーター駆動電動機105に供給し、可変速駆動する。電動機105には、ブレーキ装置106が設けられ、停止したときのエレベーターの駆動系を静止保持する。
電動機105には、駆動シーブ107が取り付けられ、シーブ107に巻回されているロープによって、乗りかご108とカウンタウェイト111とが昇降駆動される。
乗りかごの外枠108内には、上かご109と下かご110が収容されており、それぞれ上かご戸111と下かご戸112があり、乗場戸113と114と連結して開閉される。
かご側には、上かご戸111の戸開状態を検出する上かご戸開検出手段115と、下かご戸112の戸開状態を検出する下かご戸開検出手段116が設けられている。乗場側には、乗場の戸113,114の戸開状態をそれぞれ検出する乗場の戸の戸開検出手段117,118が設けられている。
かご側には、上かご109の位置を検出する上かご位置検出装手段119と、下かご110の位置を検出する下かご位置検出手段120を備え、各かごが、乗場のドアゾーン内に居るか否かを検出する。
上かご戸開検出手段115の出力信号は、上かご戸開判定手段121に、下かご戸開検出手段116の出力信号は下かご戸開判定手段122に、上かご位置検出手段119の出力信号は上かご位置判定手段123に、下かご位置検出手段120の出力信号は下かご位置判定装置124に入力される。
全サービス階床における乗場戸開検出手段117,118,…等は、該当する乗場の戸113,114,…が開くとオフする接点出力を持つものとすれば、これらの接点がシリーズで接続され、少なくとも1つの乗場の戸が開くと、その回路が遮断(オフ)され、これを乗場戸開判定手段125に伝達する。
上かご戸開判定手段121、上かご位置判定手段123、下かご戸開判定手段122、下かご位置判定手段124および乗場戸開判定手段125の判定条件により、戸開走行有無判定手段126にて戸開走行の有無を判定する。
戸開走行有無判定手段126からの戸開走行有無の判定信号は、インバータ装置104およびブレーキ装置106に伝達されている。
図1において、上かご戸開検出手段115および下かご戸開検出手段116は、かご戸の上部に、乗場戸開検出手段117,118,…は、乗場戸113,114,…の上部に、また、上かご位置検出装手段119および下かご位置検出手段120の取付け位置は、乗りかごの位置の上部に取り付けている様子を示したが、上かご戸開検出手段115、下かご戸開検出手段116および乗場戸開検出手段117,118,…は、かご戸および乗場戸の下部や中央部に取付け、上かご位置検出手段119および下かご位置検出手段120を、乗りかごの下部あるいは乗りかごの側部などに取り付けて検出することもできることは言うまでもない。
ここで、本発明で戸開走行と判定し、対策が必要な戸開走行とは、どのような状態であるのかについて説明しておく。
図2は、本発明により判定し、対策が必要な戸開走行パターン1を説明するイメージ図である。図2左に示すように、乗場21に停止し、戸開したかご221が、何らかの原因でかごの戸23および乗場の戸24を閉じることなく、図2右に示すかご222のように、停止位置が移動したケースである。この場合、戸開走行と判定し、非常停止させるとともに、非常停止後も、停止を継続させ、保守員による点検・修理を待たねばならない。
図3は、本発明により判定し、対策が必要な戸開走行パターン2を説明するイメージ図である。図3(A)は、かご311がかごの戸321を閉じて走行中に、ある階の乗場33の戸34が、何らかの原因で開いてしまったケースである。図3(B)は、かご311がかごの戸322を閉じて走行中に、かごの戸322が、何らかの原因で開いてしまったケースである。これらの場合、戸開走行と判定し、非常停止させる必要があるが、何らかの異常で開いた乗場の戸34、あるいはかごの戸322が閉じた場合には、自動復帰させ、運転再開できるとされる。
次に、本発明の一実施例による戸開走行判定の処理について説明する。
図4は、図1における戸開走行有無判定手段126における判定処理フロー図である。
ステップ401では、上かごの位置検出手段により、上かごは任意の乗場のドアゾーン内に居るか否かを判定する。上かごがドアゾーン内に居ればステップ402に飛んで、下かごの位置検出手段により、下かごは任意の乗場のドアゾーン内に居るか否かを判定する。下かごもドアゾーン内に居ればステップ403にて、戸開走行状態にはないと判定し、処理を終了する。
さて、ステップ401で、上かごは任意の乗場のドアゾーン内に居ないと判定した場合は、ステップ404にて、下かごは任意の乗場のドアゾーン内に居るか否かを判定する。下かごがドアゾーン内に居ればステップ405にて、上かごの戸は閉じているか判定する。上かごの戸が閉じていれば、前述したステップ402へ進む。
一方、ステップ404で、下かごも任意の乗場のドアゾーン内に居ないと判定した場合は、ステップ406に進んで、全てのサービス階の乗場戸が閉じているか否かを判定する。いずれかの1つでも、乗場の戸が開いておれば、ステップ407に飛んで、異常な戸開走行状態であると判定し、ステップ408にてエレベーターを非常停止させる。
また、前記ステップ406にて、全てのサービス階の乗場戸が閉じていると判定した場合には、ステップ405にて、上かごの戸が閉じているか否かを判定する。上かごの戸が閉じていた場合には、ステップ402へ進むが、上かごの戸が開いていた場合には、ステップ407に飛んで、異常な戸開走行状態であると判定し、ステップ408にてエレベーターを非常停止させる。
ステップ409〜411の判定処理は、前述したステップ404〜406と、上下かごを入れ替えただけの同様の判定処理である。
以上の本発明の一実施例による戸開走行判定の処理をまとめると次の通りである。
すなわち、昇降路を走行する外枠の内側に上かごと下かごの2つの乗りかごを有し、前記外枠を昇降駆動する電動機と、前記電動機を停止保持するブレーキ装置とを備えたダブルデッキエレベーターの制御装置において、
前記上かごの戸開状態を検出する上かご戸開検出手段と、
前記上かごが戸開可能範囲であるドアゾーン内に位置することを検出する上かご位置検出手段と、
前記下かごの戸開状態を検出する下かご戸開検出手段と、
前記下かごが前記ドアゾーン内に位置することを検出する下かご位置検出手段と、
全サービス階床に設けられ、それぞれの乗場戸の戸開状態を検出する乗場戸開検出手段と、
前記上かご及び下かごのそれぞれに関して、
当該かごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、他方のかごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、かつ前記乗場戸開検出手段が全サービス階床のうちの少なくとも1つの乗場の戸開を検出しているとき、並びに
当該かごの位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、他方のかごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン内に位置することを検出し、かつ当該かごの前記かご戸開検出手段が戸開を検出しているとき、
前記ダブルデッキエレベーターに戸開走行状態があると判定する戸開走行有無判定手段である。
また、戸開走行を判定しない方向から表現すると、次の通りである。
上記と同じダブルデッキエレベーターの制御装置において、
前記上かご及び下かごの位置検出手段が共に前記ドアゾーン内に位置することを検出しているとき、
前記上下かごのそれぞれに関し、前記位置検出手段がドアゾーン外に位置することを検出し、他方のかごの前記位置検出手段がドアゾーン内に位置することを検出し、かつ当該かごの前記かご戸開検出手段が戸閉を検出しているとき、並びに
前記上下かごのそれぞれに関し、前記位置検出手段がドアゾーン外に位置することを検出し、他方のかごの前記位置検出手段がドアゾーン外に位置することを検出し、かつ前記乗場戸開検出手段が全サービス階床の戸閉を検出し、さらに当該かごの前記かご戸開検出手段が戸閉を検出しているとき、
前記ダブルデッキエレベーターに戸開走行状態が無いと判定する戸開走行有無判定手段である。
図5は、本発明の一実施例によるダブルデッキエレベーターの状態パターンと戸開走行判定とを示すマトリックス図である。
図5において、各検出信号における“1”は“安全側”すなわち戸開検出手段においては「戸閉状態」、位置検出手段においては「ドアゾーン内」を意味し、“0”は“危険側”すなわち戸開検出手段においては「戸開状態」、位置検出手段においては「ドアゾーン外」を意味している。“戸開走行有無判定”における“有り”は「戸開走行状態」を、“無し”は「戸開走行状態ではない」を意味する。
先に述べた戸開走行有無判定論理(図4)によれば、図5の32ケースは、図中の戸開走行有無判定欄に「有り」と示す15ケースが、非常停止が必要な、異常な戸開走行状態にあると判定され、残りの17ケースが、非常停止が必要な、異常な戸開走行状態にはないと判定される。勿論、17ケースのうちには、正常な状態ではないケースも含まれるが、図2および図3で説明したような、ここでの判定によって非常停止が必要な「戸開走行状態」ではなく、別途、「危険な状態での走行」を禁止する安全回路に委ねられるので、本発明では上記15ケースを検出すれば足りる。
次に、戸開走行有無判定手段126における戸開走行判定手段を接点論理回路で構成した他の実施例について、図6〜図14を用いて説明する。ここでは、ダブルデッキエレベーター特有の戸開走行判定パターンについて説明する。
図6右図は、本発明における戸開検出回路の基本状態である。図中の左右端間に、図示したような各検出手段によって動作する8ケのスイッチが接続されており、各スイッチは、対応検出手段が安全側を検出すると通電し、危険側を検出すると遮断される。この異常検出回路の左右端間が通電すれば“戸開走行ではない”と判定し、他方、左右端間が遮断されると“戸開走行である”と判定して、エレベーターを非常停止させる。
なお、図6〜図14左図において、乗場戸およびかご戸が閉じた状態を検出した場合と、かご位置がドアゾーン内を検出した場合、すなわち安全側である場合は、各検出手段を黒塗りで表し、乗場戸およびかご戸が開いた状態を検出した場合と、かご位置がドアゾーン外を検出した場合、すなわち危険側である場合は、各検出手段を黒枠(塗りつぶしなし)で表す。また、図6〜図14右図において、太線は通電経路、細線は通電可能経路、破線は遮断経路を表している。
なお、図6〜図14の左図に示すように、各階の乗場に、乗場戸開検出手段117,118,…が存在するが、同図の右図の異常検出回路では、全サービス階床における乗場戸開検出信号1178は、どの階か1つでも戸開しておれば、遮断されるスイッチとして、共通のものとして扱う。
ダブルデッキエレベーターの運行方式におけるシングルデッキ方式およびセミダブルデッキ方式では、上下かごが同時に着床することが不可能な階床にもサービスすることができる。つまり、上下かごのいずれか一方がサービス階へ着床、もう一方がドアゾーン外にて待機することとなる。このような場合、ドアゾーン外側のかご位置検出とサービス側の乗場戸開検出により、戸開走行と判定されない工夫が必要である。そこで、上下かご互いの位置検出信号にて互いの乗場戸検出手段をバイパスさせることにより、ドアゾーン外側のかごの戸開走行判定回路を成立させ、シングルデッキ運転およびセミダブルデッキ運転方式においても、正しく戸開走行状態の判定を可能としている。
次に、具体的な戸開走行判定回路の動作について説明する。
まず、図6において、乗場戸開検出手段1178(117,118,…)および上かご戸開検出手段115、下かご戸開検出手段303が戸閉状態、上かご位置検出装置304および下かご位置検出手段305がドアゾーン内を検出しているため、図6右図における太線部が通電し、戸開走行判定回路が成立するため、戸開走行有無判定手段126(図1)において、戸開走行状態にないと判定される。なお、本状態は、上下かご共にサービス階へ着床し、戸閉して待機しており、図5におけるNo.32の判定パターンである。
次に、図7において、乗場戸開検出手段1178(117,118,…)および上かご戸開検出手段115、下かご戸開検出手段116は戸開状態を検出しているが、上かご位置検出手段119および下かご位置検出手段120により、上下かごともドアゾーン内に居ることを検出しているため、図7右図における太線部が通電し、戸開走行判定回路が成立するため、戸開走行有無判定手段126において、戸開走行状態にはないと判定される。なお、本状態は、上下かご共にサービス階へ着床し、上下かごとも乗客が乗降している状態であり、図5におけるNo.7の判定パターンである。
次に、図8において、上かご位置検出手段119および下かご位置検出手段120により、上下かごともドアゾーン外を検出しているが、乗場戸開検出手段1178および上かご戸開検出手段115、下かご戸開検出手段116は戸閉状態を検出しているため、図5右図における太線部が通電し、戸開走行判定回路が成立するため、戸開走行有無判定手段126において、戸開走行状態ではないと判定される。なお、本状態は、上下かご共に走行中であり、図5におけるNo.26の判定パターンである。
次に、図9において、乗場戸開検出手段1178および上かご戸開検出手段115が戸開状態、下かご位置検出手段120がドアゾーン外を検出しているが、上かご位置検出手段119がドアゾーン内、下かご戸開検出手段116が戸閉状態を検出しているので、本実施例の特徴であるバイパス回路により、図9右図における太線部が通電し、戸開走行判定回路が成立するため、戸開走行有無判定手段126において戸開走行状態ではないと判定される。なお、本状態は、上かごのみサービス階にて乗客が乗降している状態であり、図5におけるNo.11の判定パターンである。
次に、図10において、乗場戸開検出手段1178および上かご戸開検出手段115が戸開状態、上かご位置検出手段119および下かご位置検出手段120がドアゾーン外を検出しており、図10右図の戸開走行判定回路が成立しないため、戸開走行有無判定手段126において戸開走行ありと判断される。戸開走行ありと判定されると、かご外枠108を駆動する電動機105の動力供給源を遮断し、ブレーキ装置106を作動させ、かごを非常停止させる。なお、本状態は、上かごのみサービス階にて戸開走行が発生した状態であり、図5おけるNo.4の判定パターンである。
次に、図11において、乗場戸開検出手段1178および下かご戸開検出手段116が戸開状態、上かご位置検出手段119がドアゾーン外を検出しているが、下かご位置検出手段120がドアゾーン内、上かご戸開検出手段115が戸閉状態を検出しているので、本実施例の特徴であるバイパス回路により、図11右図における太線部が通電し、戸開走行判定回路が成立するため、戸開走行有無判定手段126において戸開走行なしと判定される。なお、本状態は下かごのみサービス階にて乗客が乗降している状態であり、図5におけるNo.9の判定パターンである。
次に、図12において、乗場戸開検出手段1178および下かご戸開検出手段116が戸開状態、上かご位置検出手段119および下かご位置検出手段120がドアゾーン外を検出しており、図12右図の戸開走行判定回路が成立しないため、戸開走行有無判定手段126において戸開走行ありと判定される。戸開走行ありと判定されると、外枠108を駆動する電動機105の動力供給源を遮断し、ブレーキ装置106を作動させ、かごを非常停止させる。なお、本状態は、下かごのみサービス階にて戸開走行が発生した状態であり、図5におけるNo.5の判定パターンである。
次に、図13において、乗場戸開検出手段1178および上かご戸開検出手段115、下かご戸開検出手段116が戸開状態、上かご位置検出手段119および下かご位置検出手段120がドアゾーン外を検出しており、図13右図の戸開走行判定回路が成立しないため、戸開走行有無判定手段126において戸開走行状態と判定される。戸開走行状態と判断されると、外枠108を駆動する電動機105の動力供給源を遮断し、ブレーキ装置106を作動させ、的確にかごの走行を停止させる。なお、本状態は上下かごともに戸開走行が発生した状態であり、図5におけるNo.1の判定パターンである。
最後に、図14において、上かご戸開検出手段115および下かご戸開検出手段116が戸閉状態を検出し、上かご位置検出手段119および下かご位置検出手段120がドアゾーン外を検出して走行中であるが、乗場戸開検出手段1178がいずれかの階の乗場戸の戸開を検出した状態であり、図14右図の戸開走行判定回路が成立しないため、戸開走行有無判定手段126において戸開走行状態と判定される。戸開走行状態と判断されると、外枠108を駆動する電動機105の動力供給源を遮断し、ブレーキ装置106を作動させ、的確にかごの走行を停止させる。なお、本状態は上下かごとも走行中に、乗場で戸開が発生した状態であり、図5におけるNo.14の判定パターンである。
以上の実施例によれば、ダブルデッキエレベーターの如何なる運転方式においても、戸開走行の発生を判定することが可能であるため、戸開走行を防止し、乗客の安全性を確保すると共に、乗客の救出やメンテナンスに必要な情報を的確に得ることができる。
図15は、本発明の他の一実施例によるダブルデッキエレベーターの制御装置の全体構成図である。この実施例においては、上下かご間の階間調整機能付きダブルデッキエレベーターに本発明を適用した場合を示している。図1と異なる点は、階間調整電動機151と、階間調整電動機用ブレーキ装置152を備えていることである。
戸開走行有無判定手段126によって戸開走行状態の発生を判定した場合、外枠108を駆動する電動機105の動力供給源を遮断し、ブレーキ装置106を作動させるだけでなく、上かご109および下かご110の階間距離を調整するための階間調整電動機151への動力供給を遮断し、階間調整電動機用ブレーキ装置152を作動させ、戸開走行を防止する。
以上のようにして、図5に記載の全パターンに関して戸開走行の有無を判定できる。
戸開走行有無判定手段126によって戸開走行状態があると判定され、エレベーターを非常停止したときには、かごの位置,速度,積載荷重,および発生時刻を含む戸開走行判定時の情報を記録する情報記録手段を備えることが望ましい。
また、戸開走行有無判定手段126によって戸開走行状態があると判定され、エレベーターを非常停止したとき、戸開走行による非常停止をエレベーター管理センターへ発報する発報手段を備えることが望ましい。
さらに、戸開走行有無判定手段126によって戸開走行状態があると判定され、エレベーターを非常停止したとき、かご位置,乗場戸と上下かご戸の開閉状態,および乗客の有無を含む救出用の情報をエレベーター管理センターへ発報する救出情報発報手段を備えることが望ましい。
実施段階では、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の機能を形成できる。また、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
101…商用電源、102…整流装置、103…平滑コンデンサ、104…インバータ装置、105…電動機、106…ブレーキ装置、107…シーブ、108…ダブルデッキエレベーターかご(外枠)、109…上かご、110…下かご、111…上かご戸、112…下かご戸、113,114…乗場戸、115…上かご戸開検出手段、116…下かご戸開検出手段、117,118…乗場戸開検出手段、119…上かご位置検出手段、120…下かご位置検出手段、121…上かご戸開判定手段、122…下かご戸開判定手段、123…上かご位置(ドアゾーン)判定手段、124…下かご位置(ドアゾーン)判定手段、125…乗場戸開判定手段、126…戸開走行有無判定手段、127…カウンタウェイト、151…階間調整電動機、152…階間調整電動機用ブレーキ装置。

Claims (7)

  1. 昇降路を走行する外枠の内側に上かごと下かごの2つの乗りかごを有し、前記外枠を昇降駆動する電動機と、前記電動機を停止保持するブレーキ装置とを備え、ダブルデッキ方式、シングルデッキ方式及びセミダブルデッキ方式で運転可能なダブルデッキエレベーターの制御装置において、
    前記上かごの戸開状態を検出する上かご戸開検出手段と、
    前記上かごが戸開可能範囲であるドアゾーン内に位置することを検出する上かご位置検出手段と、
    前記下かごの戸開状態を検出する下かご戸開検出手段と、
    前記下かごが前記ドアゾーン内に位置することを検出する下かご位置検出手段と、
    全サービス階床に設けられ、それぞれの乗場戸の戸開状態を検出する乗場戸開検出手段と、
    前記上かご及び下かごのそれぞれに関して、
    いずれか一方のかごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、他方のかごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、かつ前記乗場戸開検出手段が全サービス階床のうちの少なくとも1つの乗場の戸開を検出しているとき、並びに
    前記一方のかごの前記位置検出手段が前記ドアゾーン外に位置することを検出し、かつ前記一方のかごの前記かご戸開検出手段が戸開を検出しているとき、
    前記ダブルデッキエレベーターに戸開走行状態があると判定し、
    前記上かご位置検出手段及び前記下かご位置検出手段の一方が前記ドアゾーン外に位置することを検出すると共に他方が前記ドアゾーン内に位置することを検出し、かつ前記上かご戸開検出手段及び前記下かご戸開検出手段が共に戸閉を検出し、かつ前記乗場戸開検出手段が全サービス階床のうちの少なくとも1つの乗場の戸開を検出しているとき、
    前記ダブルデッキエレベーターに戸開走行状態が無いと判定する
    戸開走行有無判定手段を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記戸開走行有無判定手段によって戸開走行状態があると判定されたとき、前記外枠を昇降駆動する電動機への動力供給を遮断し、前記ブレーキ装置を作動させる非常停止手段を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの制御装置。
  3. 請求項1において、前記上下かご間の距離を調整する階間調整電動機と、前記階間調整電動機を停止保持するための階間調整用ブレーキ装置を備え、前記戸開走行有無判定手段によって戸開走行状態があると判定されたとき、前記階間調整用電動機への動力供給を遮断し、前記階間調整用ブレーキ装置を作動させる階間調整停止手段を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの制御装置。
  4. 請求項2または3において、前記戸開走行有無判定手段によって戸開走行状態があると
    判定されエレベーターを非常停止したとき、かごの位置,速度,積載荷重,および発生時
    刻を含む戸開走行判定時の情報を記録する情報記録手段を備えたことを特徴とするダブル
    デッキエレベーターの制御装置。
  5. 請求項2〜4のいずれかにおいて、前記戸開走行有無判定手段によって戸開走行状態があると判定されエレベーターを非常停止したとき、戸開走行による非常停止をエレベーター管理センターへ発報する発報手段を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの制御装置。
  6. 請求項〜5のいずれかにおいて、前記戸開走行有無判定手段によって戸開走行状態があると判定されエレベーターを非常停止したとき、かご位置,乗場戸と上下かご戸の開閉状態,および乗客の有無を含む救出用の情報をエレベーター管理センターへ発報する救出情報発報手段を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの制御装置。
  7. 昇降路を走行する外枠の内側に上かごと下かごの2つの乗りかごを有し、前記外枠を昇降駆動する電動機と、前記電動機を停止保持するブレーキ装置とを備え、ダブルデッキ方式、シングルデッキ方式及びセミダブルデッキ方式で運転可能なダブルデッキエレベーターの制御方法において、
    前記上かごの戸開状態を検出する上かご戸開検出ステップと、
    前記上かごが戸開可能範囲であるドアゾーン内に位置することを検出する上かご位置検出ステップと、
    前記下かごの戸開状態を検出する下かご戸開検出ステップと、
    前記下かごが前記ドアゾーン内に位置することを検出する下かご位置検出ステップと、
    全サービス階床に設けられ、それぞれの乗場戸の戸開状態を検出する乗場戸開検出ステップと、
    前記上かご及び下かごのそれぞれに関して、
    いずれか一方の前記かごの位置検出ステップが前記ドアゾーン外に位置することを検出し、他方のかごの前記位置検出ステップが前記ドアゾーン外に位置することを検出し、かつ前記乗場戸開検出ステップが全サービス階床のうちのいずれか1つの乗場の戸開を検出しているとき、
    並びに
    前記一方のかごの前記位置検出ステップが前記ドアゾーン外に位置することを検出し、かつ前記一方のかごの前記かご戸開検出ステップが戸開を検出しているとき、
    前記ダブルデッキエレベーターに戸開走行状態があると判定し、
    前記上かご位置検出ステップ及び前記下かご位置検出ステップの一方が前記ドアゾーン外に位置することを検出すると共に他方が前記ドアゾーン内に位置することを検出し、かつ前記上かご戸開検出ステップ及び前記下かご戸開検出ステップが共に戸閉を検出し、かつ前記乗場戸開検出ステップが全サービス階床のうちのいずれか1つの乗場の戸開を検出しているとき、
    前記ダブルデッキエレベーターに戸開走行状態が無いと判定する
    戸開走行有無判定ステップを備えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの制御方法。
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