JPH04365670A - 車両のステアリングホイールの姿勢制御装置 - Google Patents
車両のステアリングホイールの姿勢制御装置Info
- Publication number
- JPH04365670A JPH04365670A JP3142226A JP14222691A JPH04365670A JP H04365670 A JPH04365670 A JP H04365670A JP 3142226 A JP3142226 A JP 3142226A JP 14222691 A JP14222691 A JP 14222691A JP H04365670 A JPH04365670 A JP H04365670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering wheel
- vehicle
- parking position
- vehicle speed
- automatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のステアリング
ホイールの姿勢を制御する姿勢制御装置に関する。
ホイールの姿勢を制御する姿勢制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者が車両に乗降する際に、ステアリ
ングホイールの姿勢を運転姿勢から退避姿勢に自動的に
移動させ、さらに、退避姿勢から運転姿勢に自動的に移
動させる姿勢制御装置がある。
ングホイールの姿勢を運転姿勢から退避姿勢に自動的に
移動させ、さらに、退避姿勢から運転姿勢に自動的に移
動させる姿勢制御装置がある。
【0003】つまり、図5において、運転者が車両に乗
る際には、ステアリングホイール16が上方向にはね上
げられた状態となっている。そして、運転者が車両に乗
入れて、例えばキーをキーシリンダ17に差し込んでド
アを閉めると、ステアリングホイール16が下方向に移
動して、図5に示すような運転姿勢となる。
る際には、ステアリングホイール16が上方向にはね上
げられた状態となっている。そして、運転者が車両に乗
入れて、例えばキーをキーシリンダ17に差し込んでド
アを閉めると、ステアリングホイール16が下方向に移
動して、図5に示すような運転姿勢となる。
【0004】また、運転者が例えばキースイッチ17を
オフとし、ドアを開けると、スイッチ16は、上方向に
移動して退避姿勢となる。
オフとし、ドアを開けると、スイッチ16は、上方向に
移動して退避姿勢となる。
【0005】なお、ステアリングホイール16の運転姿
勢は、例えばマニュアルスイッチSW1〜SW4等によ
り予め設定し得るようになっている。
勢は、例えばマニュアルスイッチSW1〜SW4等によ
り予め設定し得るようになっている。
【0006】従来、この種の技術としては、特開昭58
−33569号公報に示されたものがある。
−33569号公報に示されたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、ステアリングホイール16の姿勢の自動移動を行
う場合には、車両が停止状態でなければならない。した
がって、従来においては、車速センサからの出力により
、車両が停止状態であるか否かを判断していた。
うに、ステアリングホイール16の姿勢の自動移動を行
う場合には、車両が停止状態でなければならない。した
がって、従来においては、車速センサからの出力により
、車両が停止状態であるか否かを判断していた。
【0008】しかしながら、上記従来のステアリングホ
イールの姿勢制御装置にあっては、車両が停止状態であ
るか否かを車速センサからの出力のみから判断していた
ので、車速センサが故障した場合には、車両走行中にス
テアリングホイール15が誤作動し、不必要に移動して
しまう可能性があった。
イールの姿勢制御装置にあっては、車両が停止状態であ
るか否かを車速センサからの出力のみから判断していた
ので、車速センサが故障した場合には、車両走行中にス
テアリングホイール15が誤作動し、不必要に移動して
しまう可能性があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
を解決するため、図1に示すように、車両運転者の乗降
時に、ステアリングホイールの位置を移動させ、ステア
リングホイールの姿勢を制御する姿勢制御装置において
、オートマティックトランスミッションのシフトレバー
の位置がパーキング位置にあるか否かを検出するパーキ
ング位置検出手段1と、車両の走行速度を検出する車速
検出手段2と、パーキング位置検出手段1および車速検
出手段2からの出力信号に基づいて、シフトレバーの位
置がパーキング位置であり、かつ車速が所定値以下の状
態であることを判断し、この状態であるときのみ自動移
動許可信号を出力する自動移動許可判断手段3と、車両
運転者の乗降条件が成立しているか否かを示す乗降条件
成立指示手段4と、ステアリングホイールの位置を移動
させる移動手段6と、自動移動許可判断手段3から自動
移動許可信号が出力されており、かつ乗降条件成立指示
手段4により乗降条件が成立していることが示されてい
る場合に、上記移動手段6を動作させる移動制御手段5
と、を備えたことを特徴としている。
を解決するため、図1に示すように、車両運転者の乗降
時に、ステアリングホイールの位置を移動させ、ステア
リングホイールの姿勢を制御する姿勢制御装置において
、オートマティックトランスミッションのシフトレバー
の位置がパーキング位置にあるか否かを検出するパーキ
ング位置検出手段1と、車両の走行速度を検出する車速
検出手段2と、パーキング位置検出手段1および車速検
出手段2からの出力信号に基づいて、シフトレバーの位
置がパーキング位置であり、かつ車速が所定値以下の状
態であることを判断し、この状態であるときのみ自動移
動許可信号を出力する自動移動許可判断手段3と、車両
運転者の乗降条件が成立しているか否かを示す乗降条件
成立指示手段4と、ステアリングホイールの位置を移動
させる移動手段6と、自動移動許可判断手段3から自動
移動許可信号が出力されており、かつ乗降条件成立指示
手段4により乗降条件が成立していることが示されてい
る場合に、上記移動手段6を動作させる移動制御手段5
と、を備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】パーキング位置検出手段1により、シフトレバ
ーの位置がパーキング位置であることが検出され、かつ
車速検出手段2により車速が所定値以下であることが検
出された場合にのみ、ステアリングホイールの位置自動
移動が許可される。これにより、もしパーキング位置検
出手段1が故障し、車両走行中であるにも拘わらず、シ
フトレバーの位置がパーキング位置であることを示す信
号が出力されても、車速検出手段2の出力信号により車
両走行中であることが判断され、ステアリングホイール
の位置自動移動が許可されることはない。したがって、
車両走行中にステアリングホイールが誤って自動移動さ
れることを確実に回避することができる。
ーの位置がパーキング位置であることが検出され、かつ
車速検出手段2により車速が所定値以下であることが検
出された場合にのみ、ステアリングホイールの位置自動
移動が許可される。これにより、もしパーキング位置検
出手段1が故障し、車両走行中であるにも拘わらず、シ
フトレバーの位置がパーキング位置であることを示す信
号が出力されても、車速検出手段2の出力信号により車
両走行中であることが判断され、ステアリングホイール
の位置自動移動が許可されることはない。したがって、
車両走行中にステアリングホイールが誤って自動移動さ
れることを確実に回避することができる。
【0011】
【実施例】図2は、この発明の一実施例のブロック図で
ある。
ある。
【0012】同図において、7はイグニッションスイッ
チであり、このイグニッションスイッチ7はエンジンキ
ーの操作に応じてオン・オフし、このイグニッションス
イッチ7がオンの場合には、エンジンの点火回路の電源
がオンとなる。8はエンジンキーの操作に応じてオン・
オフするアクセサリスイッチであり、このアクセサリス
イッチ8がオンの場合には、アクセサリ装置の電源がオ
ンとなる。9はエンジンキーのキーシリンダへの装着の
有無に応じてオン・オフとなるキースイッチ、10はド
アの開閉に応じてオン・オフとなるドアスイッチであり
、これら、スイッチ7〜10により乗降条件成立指示手
段18が構成される。11は車両の走行速度を検出する
車速センサである。12はディテントスイッチであり、
このディテントスイッチ12はキースイッチ9がオンの
場合に有効となる。そして、このディテントスイッチ1
2は、オートマチックトランスミッションのシフトレバ
ーがパーキング位置の場合にはオフとなり、シフトレバ
ーがパーキング位置ではない場合にはオンとなる。
チであり、このイグニッションスイッチ7はエンジンキ
ーの操作に応じてオン・オフし、このイグニッションス
イッチ7がオンの場合には、エンジンの点火回路の電源
がオンとなる。8はエンジンキーの操作に応じてオン・
オフするアクセサリスイッチであり、このアクセサリス
イッチ8がオンの場合には、アクセサリ装置の電源がオ
ンとなる。9はエンジンキーのキーシリンダへの装着の
有無に応じてオン・オフとなるキースイッチ、10はド
アの開閉に応じてオン・オフとなるドアスイッチであり
、これら、スイッチ7〜10により乗降条件成立指示手
段18が構成される。11は車両の走行速度を検出する
車速センサである。12はディテントスイッチであり、
このディテントスイッチ12はキースイッチ9がオンの
場合に有効となる。そして、このディテントスイッチ1
2は、オートマチックトランスミッションのシフトレバ
ーがパーキング位置の場合にはオフとなり、シフトレバ
ーがパーキング位置ではない場合にはオンとなる。
【0013】なお、このディテントスイッチ12は、例
えば日産自動車株式会社、1989年10月発行、新型
車解説書(G50−1)NISSANインフィニティQ
45,C15〜C19に記載されているように、オート
マティックトランスミッション付車両の誤発進防止用に
設けられたスイッチである。つまり、このディテントス
イッチ12がオフ(シフトレバーがパーキング位置)の
場合、これをシフトロックコントロールユニット(図示
せず)が検出し、シフトレバーをシフトロックさせ、パ
ーキング位置から移動できないようにする。そして、ブ
レーキペダルが踏み込まれた状態の場合にシフトロック
が解除され、シフトレバーがパーキング位置から他の位
置に移動できるようになっている。そこで、この実施例
においては、上述した誤発進防止用のディテントスイッ
チ12を車両が停止状態であるか否かの判断手段である
パーキング位置検出手段として用いている。
えば日産自動車株式会社、1989年10月発行、新型
車解説書(G50−1)NISSANインフィニティQ
45,C15〜C19に記載されているように、オート
マティックトランスミッション付車両の誤発進防止用に
設けられたスイッチである。つまり、このディテントス
イッチ12がオフ(シフトレバーがパーキング位置)の
場合、これをシフトロックコントロールユニット(図示
せず)が検出し、シフトレバーをシフトロックさせ、パ
ーキング位置から移動できないようにする。そして、ブ
レーキペダルが踏み込まれた状態の場合にシフトロック
が解除され、シフトレバーがパーキング位置から他の位
置に移動できるようになっている。そこで、この実施例
においては、上述した誤発進防止用のディテントスイッ
チ12を車両が停止状態であるか否かの判断手段である
パーキング位置検出手段として用いている。
【0014】13はインターフェース回路、14は自動
移動許可判断手段ならびに移動制御手段としてのマイコ
ン(マイクロコンピュータ)であり、インターフェース
回路13を介して、上記スイッチ7〜10,12ならび
に車速センサ11からの出力信号がマイコン14に供給
される。また、15a,15bはリレー駆動回路、RL
1,RL2はリレー、Mはステアリングホイール16を
チルトアップおよびチルトダウンさせる移動手段として
の電動モータである。そして、リレー駆動回路15aは
マイコン14からの指令信号に従って、リレーRL1を
駆動し、モータMの一方の端子を電源VB側端子RV1
に接続するか、接地側端子RE1に接続するかを切り換
える。また、リレー駆動回路15bはマイコン14から
の指令信号に従って、リレーRL2を駆動し、モータM
の他方の端子を電源VB側端子RV2に接続するか、接
地側端子RE2に接続するかを切り換える。
移動許可判断手段ならびに移動制御手段としてのマイコ
ン(マイクロコンピュータ)であり、インターフェース
回路13を介して、上記スイッチ7〜10,12ならび
に車速センサ11からの出力信号がマイコン14に供給
される。また、15a,15bはリレー駆動回路、RL
1,RL2はリレー、Mはステアリングホイール16を
チルトアップおよびチルトダウンさせる移動手段として
の電動モータである。そして、リレー駆動回路15aは
マイコン14からの指令信号に従って、リレーRL1を
駆動し、モータMの一方の端子を電源VB側端子RV1
に接続するか、接地側端子RE1に接続するかを切り換
える。また、リレー駆動回路15bはマイコン14から
の指令信号に従って、リレーRL2を駆動し、モータM
の他方の端子を電源VB側端子RV2に接続するか、接
地側端子RE2に接続するかを切り換える。
【0015】図3はマイコン14の処理フローチャート
であり、このフローチャートのステップ100において
、フラグFLGが零か否かを判断する。このフラグFL
Gは初期状態においては零に設定されている。そして、
フラグFLGが零の場合には、ステップ101に進み、
ディテントスイッチ12がオンかオフかを判断する。デ
ィテントスイッチ12がオンの場合、つまりシフトレバ
ーの位置がパーキング位置以外にある場合には、ステッ
プ108に進む。
であり、このフローチャートのステップ100において
、フラグFLGが零か否かを判断する。このフラグFL
Gは初期状態においては零に設定されている。そして、
フラグFLGが零の場合には、ステップ101に進み、
ディテントスイッチ12がオンかオフかを判断する。デ
ィテントスイッチ12がオンの場合、つまりシフトレバ
ーの位置がパーキング位置以外にある場合には、ステッ
プ108に進む。
【0016】このステップ108において、ステアリン
グホイール16の自動チルトアップおよびチルトダウン
作動を禁止させる。この禁止状態となると、後述する図
4に示した自動退避作動条件または自動復帰作動条件を
満足してもステアリングホイール16の自動チルトアッ
プおよびチルトアップ作動が禁止される。そして、処理
はステップ108からステップ100にリターンとなる
。
グホイール16の自動チルトアップおよびチルトダウン
作動を禁止させる。この禁止状態となると、後述する図
4に示した自動退避作動条件または自動復帰作動条件を
満足してもステアリングホイール16の自動チルトアッ
プおよびチルトアップ作動が禁止される。そして、処理
はステップ108からステップ100にリターンとなる
。
【0017】ステップ101において、ディテントスイ
ッチ12がオフの場合、つまりシフトレバーの位置がパ
ーキング位置の場合には、ステップ102に進む。そし
て、このステップ102において、車速センサ11から
の車速信号に基づいて、車速が所定値、例えば10km
/h以上か否かを判断する。もし、車速が所定値未満で
あれば、ステップ106に進み、ディテントスイッチ1
2および車速センサ11は正常であると判断する。そし
て、ステップ106からステップ107に進み、ステア
リングホイール16の自動作動許可状態とする。この自
動作動許可状態において、図4に示した自動退避作動条
件または自動復帰作動条件を満足すると、ステアリング
ホイール16の自動チルトアップまたは自動チルトダウ
ンが行われる。
ッチ12がオフの場合、つまりシフトレバーの位置がパ
ーキング位置の場合には、ステップ102に進む。そし
て、このステップ102において、車速センサ11から
の車速信号に基づいて、車速が所定値、例えば10km
/h以上か否かを判断する。もし、車速が所定値未満で
あれば、ステップ106に進み、ディテントスイッチ1
2および車速センサ11は正常であると判断する。そし
て、ステップ106からステップ107に進み、ステア
リングホイール16の自動作動許可状態とする。この自
動作動許可状態において、図4に示した自動退避作動条
件または自動復帰作動条件を満足すると、ステアリング
ホイール16の自動チルトアップまたは自動チルトダウ
ンが行われる。
【0018】また、ステップ102において、車速が所
定値以上であれば、ステップ103に進み、ディテント
スイッチ12または車速センサ11の故障と判断する。 そして、ステップ103からステップ104に進み、ス
テアリングホイール16の自動チルトアップおよびチル
トダウン作動を禁止させる。続いて、ステップ105に
進み、フラグFLGを“1”に設定し、ステップ100
にリターンとなる。ステップ100において、フラグF
LGが零でない場合には、ステップ103,ステップ1
04,ステップ105を介してステップ100にリター
ンとなる。つまり、一度故障と判断すると、ステップ1
00→103→104→105→100のループを実行
し、ステアリングホイール16の自動作動を行わないよ
うになっている。そして、車速センサ11またはディテ
ントスイッチ12の故障が除去されれば、フラグFLG
は零にリセットされ、上述したステップ101以降の処
理が実行される。
定値以上であれば、ステップ103に進み、ディテント
スイッチ12または車速センサ11の故障と判断する。 そして、ステップ103からステップ104に進み、ス
テアリングホイール16の自動チルトアップおよびチル
トダウン作動を禁止させる。続いて、ステップ105に
進み、フラグFLGを“1”に設定し、ステップ100
にリターンとなる。ステップ100において、フラグF
LGが零でない場合には、ステップ103,ステップ1
04,ステップ105を介してステップ100にリター
ンとなる。つまり、一度故障と判断すると、ステップ1
00→103→104→105→100のループを実行
し、ステアリングホイール16の自動作動を行わないよ
うになっている。そして、車速センサ11またはディテ
ントスイッチ12の故障が除去されれば、フラグFLG
は零にリセットされ、上述したステップ101以降の処
理が実行される。
【0019】図4は、上述したステアリングホイール1
6の自動退避作動条件および自動復帰作動条件を示す表
である。この図4に示した、自動退避作動条件1,2ま
たは3のうちのいずれか一つを満足した場合には、図2
に示すマイコン14からリレー駆動回路15aに駆動指
令信号が供給され、リレーRL1が図示したように電源
VB側端子RV1側に設定される。すると、モータMは
ステアリングホイール16を上方向に移動させる。そし
て、ステアリングホイール16が所定の退避位置まで移
動されると、リレーRL1が接地側端子RE1側に設定
されモータMが停止される。
6の自動退避作動条件および自動復帰作動条件を示す表
である。この図4に示した、自動退避作動条件1,2ま
たは3のうちのいずれか一つを満足した場合には、図2
に示すマイコン14からリレー駆動回路15aに駆動指
令信号が供給され、リレーRL1が図示したように電源
VB側端子RV1側に設定される。すると、モータMは
ステアリングホイール16を上方向に移動させる。そし
て、ステアリングホイール16が所定の退避位置まで移
動されると、リレーRL1が接地側端子RE1側に設定
されモータMが停止される。
【0020】また、図4に示した、自動復帰作動条件1
,2または3のうちのいずれか一つを満足した場合には
、マイコン14からリレー駆動回路15bに駆動指令信
号が供給され、リレーRL2が電源VB側端子RV2側
に設定される。すると、モータMはステアリングホイー
ル16を下方向に移動させる。そして、ステアリングホ
イール16が所定の復帰位置まで移動されると、リレー
RL2が接地側端子RE2側に設定されモータMが停止
される。
,2または3のうちのいずれか一つを満足した場合には
、マイコン14からリレー駆動回路15bに駆動指令信
号が供給され、リレーRL2が電源VB側端子RV2側
に設定される。すると、モータMはステアリングホイー
ル16を下方向に移動させる。そして、ステアリングホ
イール16が所定の復帰位置まで移動されると、リレー
RL2が接地側端子RE2側に設定されモータMが停止
される。
【0021】上述のように、この発明の一実施例によれ
ば、ディテントスイッチ12がオフであり、かつ車速セ
ンサ11からの車速信号が所定速度未満を示している場
合のみ、ステアリングホイール16の自動退避および復
帰作動を許可し、ディテントスイッチ12がオフであり
、かつ車速センサ11からの車速信号が所定速度以上を
示している場合には、故障と判断し、ステアリングホイ
ール16の自動退避および復帰作動を禁止するようにな
っている。したがって、ディテントスイッチ12および
車速センサ11が健全な場合ばかりでなく、たとえ、デ
ィテントスイッチ12に故障が発生し、走行中であるに
も拘わらず、ディテントスイッチ12がオフとなったと
しても、車速センサ11によって走行中であることが判
断され、自動退避および復帰作動が禁止されるので、車
両走行中にステアリングホイール16が誤って自動移動
されることを確実に回避することができる。
ば、ディテントスイッチ12がオフであり、かつ車速セ
ンサ11からの車速信号が所定速度未満を示している場
合のみ、ステアリングホイール16の自動退避および復
帰作動を許可し、ディテントスイッチ12がオフであり
、かつ車速センサ11からの車速信号が所定速度以上を
示している場合には、故障と判断し、ステアリングホイ
ール16の自動退避および復帰作動を禁止するようにな
っている。したがって、ディテントスイッチ12および
車速センサ11が健全な場合ばかりでなく、たとえ、デ
ィテントスイッチ12に故障が発生し、走行中であるに
も拘わらず、ディテントスイッチ12がオフとなったと
しても、車速センサ11によって走行中であることが判
断され、自動退避および復帰作動が禁止されるので、車
両走行中にステアリングホイール16が誤って自動移動
されることを確実に回避することができる。
【0022】なお、上述したこの発明の一実施例におい
ては、シフトレバーの位置がパーキング位置か否かをデ
ィテントスイッチ12を用いて判断するようにしたが、
ディテントスイッチ12ではなく、他の検出手段により
シフトレバーの位置がパーキング位置か否かを判断する
ようにしてもよい。
ては、シフトレバーの位置がパーキング位置か否かをデ
ィテントスイッチ12を用いて判断するようにしたが、
ディテントスイッチ12ではなく、他の検出手段により
シフトレバーの位置がパーキング位置か否かを判断する
ようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車両
運転者の乗降時に、ステアリングホイールの位置を移動
させ、ステアリングホイールの姿勢を制御する姿勢制御
装置において、オートマティックトランスミッションの
シフトレバーの位置がパーキング位置にあるか否かを検
出するパーキング位置検出手段と、車両の走行速度を検
出する車速検出手段と、パーキング位置検出手段および
車速検出手段からの出力信号に基づいて、シフトレバー
の位置がパーキング位置であり、かつ車速が所定値以下
の状態であることを判断し、この状態であるときのみ自
動移動許可信号を出力する自動移動許可判断手段と、車
両運転者の乗降条件が成立しているか否かを示す乗降条
件成立指示手段と、ステアリングホイールの位置を移動
させる移動手段と、自動移動許可判断手段から自動移動
許可信号が出力されており、かつ乗降条件成立指示手段
により乗降条件が成立していることが示されている場合
に、上記移動手段を動作させる移動制御手段と、を備え
るようにした。これにより、パーキング位置検出手段が
健全である場合ばかりでなく、もしパーキング位置検出
手段が故障し、車両走行中であるにも拘わらず、シフト
レバーの位置がパーキング位置であることを示す信号が
出力されても、車速検出手段の出力信号により車両走行
中であることが判断され、ステアリングホイールの位置
自動移動が許可されることはない。したがって、車両走
行中にステアリングホイールが誤って自動移動されるこ
とを確実に回避することができる。
運転者の乗降時に、ステアリングホイールの位置を移動
させ、ステアリングホイールの姿勢を制御する姿勢制御
装置において、オートマティックトランスミッションの
シフトレバーの位置がパーキング位置にあるか否かを検
出するパーキング位置検出手段と、車両の走行速度を検
出する車速検出手段と、パーキング位置検出手段および
車速検出手段からの出力信号に基づいて、シフトレバー
の位置がパーキング位置であり、かつ車速が所定値以下
の状態であることを判断し、この状態であるときのみ自
動移動許可信号を出力する自動移動許可判断手段と、車
両運転者の乗降条件が成立しているか否かを示す乗降条
件成立指示手段と、ステアリングホイールの位置を移動
させる移動手段と、自動移動許可判断手段から自動移動
許可信号が出力されており、かつ乗降条件成立指示手段
により乗降条件が成立していることが示されている場合
に、上記移動手段を動作させる移動制御手段と、を備え
るようにした。これにより、パーキング位置検出手段が
健全である場合ばかりでなく、もしパーキング位置検出
手段が故障し、車両走行中であるにも拘わらず、シフト
レバーの位置がパーキング位置であることを示す信号が
出力されても、車速検出手段の出力信号により車両走行
中であることが判断され、ステアリングホイールの位置
自動移動が許可されることはない。したがって、車両走
行中にステアリングホイールが誤って自動移動されるこ
とを確実に回避することができる。
【図1】クレーム対応図。
【図2】この発明の一実施例のブロック図。
【図3】この発明の一実施例のフローチャート。
【図4】自動退避条件および自動復帰条件を示す表。
【図5】自動車の車室内の概略斜視図。
1…パーキング位置検出手段、2…車速検出手段、3…
自動移動許可判断手段、4…乗降条件成立指示手段、5
…移動制御手段、6…移動手段。
自動移動許可判断手段、4…乗降条件成立指示手段、5
…移動制御手段、6…移動手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両運転者の乗降時に、ステアリング
ホイールの位置を移動させ、ステアリングホイールの姿
勢を制御する姿勢制御装置において、オートマティック
トランスミッションのシフトレバーの位置がパーキング
位置にあるか否かを検出するパーキング位置検出手段と
、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、パーキン
グ位置検出手段および車速検出手段からの出力信号に基
づいて、シフトレバーの位置がパーキング位置であり、
かつ車速が所定値以下の状態であることを判断し、この
状態であるときのみ自動移動許可信号を出力する自動移
動許可判断手段と、車両運転者の乗降条件が成立してい
るか否かを示す乗降条件成立指示手段と、ステアリング
ホイールの位置を移動させる移動手段と、自動移動許可
判断手段から自動移動許可信号が出力されており、かつ
乗降条件成立指示手段により乗降条件が成立しているこ
とが示されている場合に、上記移動手段を動作させる移
動制御手段と、を備えたことを特徴とする車両のステア
リングホイールの姿勢制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のステアリングホイール
の姿勢制御装置において、上記パーキング位置検出手段
は、オートマティックトランスミッション付車両におけ
る誤発進防止用のディテントスイッチであることを特徴
とする車両のステアリングホイールの姿勢制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142226A JPH04365670A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 車両のステアリングホイールの姿勢制御装置 |
US07/866,775 US5485376A (en) | 1991-06-14 | 1992-03-30 | Steering wheel posture control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142226A JPH04365670A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 車両のステアリングホイールの姿勢制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365670A true JPH04365670A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15310351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3142226A Pending JPH04365670A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 車両のステアリングホイールの姿勢制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04365670A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261324A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Jtekt Corp | 車両用操舵装置 |
JP2021111035A (ja) * | 2020-01-08 | 2021-08-02 | 株式会社正侖舎 | ペダル誤操作防止装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167661A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 車上装備の姿勢設定装置 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3142226A patent/JPH04365670A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167661A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 車上装備の姿勢設定装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261324A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Jtekt Corp | 車両用操舵装置 |
JP2021111035A (ja) * | 2020-01-08 | 2021-08-02 | 株式会社正侖舎 | ペダル誤操作防止装置 |
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