JPH04361784A - いすばり布帛 - Google Patents

いすばり布帛

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JPH04361784A
JPH04361784A JP4050557A JP5055792A JPH04361784A JP H04361784 A JPH04361784 A JP H04361784A JP 4050557 A JP4050557 A JP 4050557A JP 5055792 A JP5055792 A JP 5055792A JP H04361784 A JPH04361784 A JP H04361784A
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line
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knitted fabric
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ビンセント・リー・ブルックス
Albert L Traywick
アルバート・レオン・トレイウィック
Gerald Francis Day
ジェラルド・フランシス・デイ
Giles Timothy Gregory
ジャイルズ・ティモシー・グレゴリー
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Motors Liquidation Co
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/10Patterned fabrics or articles
    • D04B1/102Patterned fabrics or articles with stitch pattern
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2505/00Industrial
    • D10B2505/08Upholstery, mattresses

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元構造物の表面の
少なくとも一部分を蔽ういすばり布帛に関する。本発明
は特に、自動車のシート、または汽車、飛行機、ボート
、バス、トラックもしくは他の様式の輸送機などの他の
乗物のシートのいすばりに関するが、これらに限定され
ない。乗物または他の様式の輸送機の詰物入りシートと
同様に、本発明は保護または装飾のためのサイドクッシ
ョンなどの、乗物およびいろいろの様式の輸送機の他の
詰物入り構造物に使用することができる。さらに、本発
明は家屋、事務所などのシートなどの非輸送用途のため
の、および外観もしくは詰物またはその両方のために一
般に使用される詰物入り構造物のためのいすばりに使用
することができる。
【0002】
【従来の技術】乗物のシートカバーを製造する普通の方
法は、糸を織布に転換する工程、織布を背もたれカバー
を作製するためにある形状小片に裁断する工程、続いて
これらの小片をベースカバーおよび背もたれカバーを形
成するために縫合する工程を含む。また、それぞれのク
ッションへのカバーの取付けを可能にするためにベース
カバーおよび背もたれカバーの縁に固定ディバイスを付
与することも必要である。通常これらの固定ディバイス
は中空の縫いへりの形を取り、クッションに押し込めら
れた金属棒に固定することができる。もしベースクッシ
ョンおよび/または背もたれクッションが当て物を含む
ならば、カバーをクッションの上表面の形に整合させる
ために、カバーの下表面に、通常はループの開いたフラ
ップ形状の固定ディバイスを設ける必要もある。布帛が
不経済であることはさておき、乗物のシートカバーを製
造するこの方法は大変時間がかかり、従って非常にコス
ト高になる。その上、製織用たて糸を設計、作製し;布
帛を織成し;布帛をテンターに掛け;パターンを設計し
;裁断および縫製するに要する時間量は、織成シートカ
バーのデザイン変更を行うのに18ケ月またはそれ以上
かかることを意味する。
【0003】最近、部分、部分を一緒に縫合する必要な
しに、乗物のシートのベースクッションおよび背もたれ
クッションのカバーとして役立つ所望の形状を有し、チ
ューブのための固定ディバイスが組み込まれた1個要素
(one  piece)いすばり布帛が編成可能であ
ることが見い出された。英国特許出願公開第2,223
,034号明細書を参照されたい。
【0004】本発明の1つの目的は、乗物のシートクッ
ションなどの3次元支持物に対して布帛の維持を更に容
易にする“機械的構造”物を持つそのような1個要素の
編成いすばり布帛を提供することである。
【0005】発明の要約 本発明によれば、内部コアと編地製カバーを含む詰物入
り3次元構造物において、編地カバーに線が設けられ、
編地はその線に沿っては周囲の編地に比べて少ししか伸
びず、線はそれがコアの縁を越えて曲がり、従って編地
がコアを覆って張られると伸びの少ないその線が編地の
一般的な面からコアの方に移動するように位置決めされ
ていることを改良点とする前記構造物が提供される。
【0006】コアはホームバンであることができる。線
はコアの中のへこみとかみ合うものであってもよいし、
あるいはコアの中に食い込むものであってもよい。
【0007】この詰物入り3次元構造物はシート、また
はクッション部分または背もたれなどのシートの一部で
あってもよい。
【0008】線は、使用されるステッチの数、密度また
は型によって編地カバーが線に沿って少ししか伸びない
ように編地カバーを編成することにより形成することが
できる。別法として、少なくとも1つの補強部材を線に
沿って布帛に編み込むことができる。補強部材は編成し
たとき編地よりも本来的に少ししか伸びない材料である
ことができる。別態様として、補強部材は線を形成すべ
く編成後に処理することができる。処理は熱処理である
ことができる。熱処理は蒸気によりなし得る。補強部材
は蒸気収縮性の糸であることができる。
【0009】編地は独立に操作できるニードルを有する
フラットV−ベッド編機で編成することができる。編地
はダブルジャージー生地であることができる。
【0010】補強部材はコース方向に編成または挿入す
ることができる。補強部材はリアニードルだけで編成す
ることができ、そして第2、第3、第4、第5または第
6の各ニードルだけで編成することができる。補強部材
はベッド間のバカント(vacant)ニードルの上に
、従って編地の表面と裏面の間に浮いている。補強部材
は複数であってもよい。その場合補強部材のどのコース
も前のコースに対する次の隣接ニードルを拾い上げる。 編成中のニードルの組と抜かされたニードルの組がある
のと同じほど多数のコースがあり、そのため、たとえば
そして好ましくは、補強部材が1コースの4本のニード
ルのうちの1本により編成され、かつ3本のニードルの
上では浮いている場合、補強部材の4本のコース、また
は4本のコースの倍数が編み込まれるであろう。線がコ
ース方向に作られるとき、線は好ましくは2本〜8本の
コース、更に好ましくは4本〜6本のコースの幅にわた
る。
【0011】補強材料は弾性糸であることができるが、
好ましくは熱融解性または熱収縮性糸である。別態様と
して、弾性成分と共に熱融解性または熱収縮性成分から
なる混合糸を使用することもできる。
【0012】ウエール方向に線を付与するには、布帛を
編成する間に1本もしくは2本またはそれ以上のニード
ルをウエール方向でプログラムから外して(progr
ammed  out)ウエール方向に伸びの少ない線
を付与することができる。この線は、ウエール方向に編
み込まれるとき、好ましくは2本〜8本のウエール幅、
更に好ましくは2本〜4本のウエール幅にわたる。
【0013】例として、本発明の実施態様を添付の図面
を参照して説明する。
【0014】好ましい実施態様の説明 図1を参照して説明すると、本図は本発明による典型的
な詰物入り3次元物であるシートクッション部分を斜視
図として示すものである。シートのクッション部分はフ
ォームコア1と布帛外装2とからなる。布帛外装はコア
1を示すために線3に沿ってはぎ取られて示されている
。フォームコア、即ちバンは金枠で補強されていること
が多い。シートには既知の様式で背もたれを設けること
ができる。さらに、本明細書中では乗物シートについて
記述しているけれども、3次元の他の詰物入り製品も本
発明に従って製造できることは分かるであろう。
【0015】カバー2は独立に操作できるニードルを有
するフラットV−ベッド編機によって3次元に編成され
ている。この編地2はダブルジャージー編みものもであ
る。この織地は一個要素として編成されているので、フ
ォームバン1を覆ってしっかりとフイットする。本質的
に、シートはベース部4を含み、ベース部4はその面に
対して実質的に直角の面になっている前面部5を有する
。1つが6で示される1対のそで部材はベース部4と前
面部5の両方に対し直角な実質的に平行な面にある。 シートは背もたれ部(図示されていないが、前面部5に
対して実質的に平行に配置されている)と、好ましくは
一体編成チューブを含み、そのチューブにロッドを挿通
するとシートカバーをフォームバン6に維持することが
可能なベースとにより完成される。
【0016】シートカバーは一体に編成することができ
るけれども、それがベース4上で“ずり動き”すなわち
シートカバーがベース表面で移動し、しわになり、すな
わちカバーの模様をゆがめたりする危険がある。本発明
は、布帛に“ぴんと張った線”を付与することにより魅
力的な美的外観を有し、フォームバンの上の編地のずり
動きに抵抗すると言う更に他の利点を有する詰物入り製
品の生成を可能にするものである。
【0017】ぴんと張られた線7が編地2に一体に形成
されている。ぴんと張られた線7は編地中の1本の線か
ら成り、編地の伸張性はその線の両側または線の周囲の
編地部分より小さい。
【0018】編地がバン1の上に張られるとき、線は編
地の残りの部分と同じほど大きくは伸張せず、そして編
地がベース部4と前面部5の面の間の縁、すなわち8で
一般に示される縁を越して曲げられる場合、編地は図1
に9で示されるようにバンに引張り込まれる。
【0019】ホームバンに食い込む編地の効果は図2に
より明瞭に見ることができる。
【0020】図2において、編地10はコアすなわちフ
ォームバン11を覆って張られている。編地が縁(図1
の縁8など)を越える場合、ぴんと張られた線12のよ
うなぴんと張られた線は編地の残部ほどには伸びず、こ
のことが原因となってぴんと張られた線の編地をその一
般的な面からバン11の中心方向に伸張させる。ぴんと
張られた線を図2中に12で示す。
【0021】ぴんと張られた線は、フォームに自然に食
い込み、その線に対する溝を形成する。しかし、ずり動
きの更なる抵抗効果のために、フォームバンに、図3に
示されるように、溝13のような溝を前以て形成してお
いてもよい。その溝13は、編地15中のぴんと張られ
た線14が、編地がフォームコアの上に張られたとき溝
13の中に自然に入るようなものである。ぴんと張られ
た線とシートのフォームコア中の溝の間のこの整合はシ
ートの組立てを助け、またコア上の編地に対するずり動
き抵抗効果を更に助長する。
【0022】数本のぴんと張られた線は編地中にずり動
き抵抗効果を助長するように作ることができることは分
かるであろう。これらのぴんと張られた線7は編地製品
を取り、ミシンでロックステッチの縫い目を作ることに
より作成することができる。しかし、そのような縫い目
は容易に作ることができるけれども、それには編地カバ
ーの編成に加えて追加の機械加工操作が伴われる。
【0023】それゆえ、ぴんと張られた線は、ぴんと張
られた線をその両側で包囲している編地カバーの編成と
一本に作るのが好ましい。ぴんと張られた線は、編地を
作製するのに使用された糸よりも伸張性が少ない材料を
コース方向に、編み込むことにより作ることができる。 図4に示されるように、構造上編み込まれた補強糸16
は一般に17で示される編地中にぴんと張られた線の効
果を生む。この編地はダブルジャージー編地である。
【0024】ぴんと張られた線の編み込みは常用の装置
により行うことができる。本発明に有用な編成技術は下
記の参考文献に見られる。
【0025】“Knitting”、ウィグネル(H 
 Wignell)著、ピットマン・パブリシング発行
、1971年版、ロンドン “An  Introduction  to  We
ft  Knitting”、スミルフィット(J  
A  Smirfitt)著、メロー・テクニカル・ラ
イブラリー発行、英国ワットフォード、1975年 “Advanced  Knitting  Prin
ciples”、ライヒマン(C  Reichman
)編、ナショナル・ニッテイッド・アウターウェアー・
アソシエーション発行、ニューヨーク州ニューヨーク、
1964年 “Fully  Fashioned  Garmen
t  Manufacture”、ミルズ(R  W 
 Mills)著、カッセル発行、ロンドン、1965
年“Knitting  Technology”、ス
ペンサー(D  J  Spencer)著、パーガモ
ン・プレス発行、ロンドン、1983年。
【0026】編成はたとえば下記のフラットベッド機に
より行うことができる:ストルCMSセレクタニット(
Stoll  CMS  Selectanit)機・
詳細はKnitting  Internationa
l、1990年5月、26−28頁参照、またはスタイ
ガー・エレクトラ(Steiger  Electra
)120FF機、詳細はKnitting  Inte
rnational、1990年4月、96頁参照、ま
たは シマ・セイキ(Shima  Seiki)SES機、
詳細はKnittingInternational、
1989年9月、60頁参照。
【0027】この編成法は図5A〜5Eで例証される編
成技術によりぴんと張られた線の作成に特に合うように
することができる。
【0028】図5A〜5Dは、線20に沿った上側の組
と線21に沿った下側の組の2組のニードルにより編成
される編地の8本のコースを示すものである。ニードル
20の上側の組には2つのシーケンスで1〜4の数字が
つけられていることがわかる。この理由を下記に記す。
【0029】シートのダブルジャージーカバーの編成に
際して、編地の表面、すなわちシートの顧客により見ら
れる面は下側のニードル21の列により編成される。こ
の特定の例において、編地表側はポリエステル糸22を
使用して編成される。ポリエステル糸22は図5Aに示
されたぴんと張られた線の構造の第1のコースにおいて
いてニードル21のすべてにより編成される。編地の裏
側においては、しかしながら、低融点ナイロン(または
低融点ポリプロピレン)から形成された収縮性の糸がニ
ードル番号1と標識された第1のニードル(複数)によ
ってのみ編成される。それゆえ、この収縮性の糸23は
4本からなる各群の中の番号1のニードルにより編成さ
れ、そしてニードル1により再び拾い上げられるべくニ
ードル2、3および4上に浮いている。このシーケンス
は編成される編地の全幅を横切って続く。乗物のシート
カバーの典型的な編地では数百本のニードルが使用され
、そしてぴんと張られた線に作るために線の第1のコー
スが各第四ニードルにより編成される。
【0030】編成される次のコースは図5Bに示される
。再び、ポリエステル糸24が、編地の表面を作ってい
るニードル21のラインのすべてにより編成される。 このときはしかし、収縮性の糸25はニードル20のラ
インの各番号2のニードルによってのみ編成される。糸
はその時図5Bに示されるように第2のニードル2によ
り拾い上げられるべく、ニードル2による編成後ニード
ル3、4および1上に浮いている。この編成操作が再び
ぴんと張られた線が編成されている編地の全幅を通して
行われる。
【0031】図5Cにおいては、収縮性の糸26がライ
ン20の4本のニードルの組の第3のニードルだけによ
り拾い上げられ、一方ポリエステル糸27は再び表面2
1のニードルのすべてにより編成されていることが分か
る。
【0032】最後に、糸の第4のコースにおいて収縮性
の糸28はニードルの第4の組により編成され、糸は次
いで、図5Dにおいて明瞭に見ることができるように、
ニードル1、2および3の上に浮いている。もう一度ポ
リエステル糸29が列21のニードルのすべてにより編
成されて編地の表面を作る。
【0033】図5Eは図5A〜Dの要約であって、これ
より編地の裏面を形成するニードル20の列の各々は各
第4の列において編成され、一方表面のニードル21は
連続的に編成されることが分かる。それゆえ、収縮性の
糸は各第4のニードル上に保持されるが、第4のニード
ルの間ではそれら糸は浮いていることが分かる。したが
って、編成後糸は蒸熱、収縮操作を行うと収縮して編地
中にぴんと張られた線を形成し、いったん編地がフォー
ムバン上に張られると所望の効果を生むようになる。こ
のようにして編地のコース方向にぴんと張られると線が
できる。ウエール方向にぴんと張られた線を作るには、
図6A〜6Dのステッチダイアグラムにより示される編
成シーケンスが用いられる。
【0034】ウエール方向のぴんと張られた線は4コー
スの編成シーケンスの繰返しにより作られる。したがっ
て、図6Aと6Bが繰返される。図6Cと6Dはこの繰
返しが行われていることを示す。図6Aにおいて、ライ
ン30に示されるニードルは編地の背面を作るリアニー
ドルに相当する。列31のニードルは編地の前面を作る
フロントニードルに相当する。斜めのライン32の左側
にニードル30と31により編成される構造は、従来の
型の“バードアイバックド(bird′s−eye  
bacred)地構造である。同様に、斜めのライン3
3の右側でもバードアイバックド地構造が編成される。
【0035】ライン32と33の間で、ウエール方向の
ぴんと張られた線を作る、ニードル幅シーケンスの編成
が行われる。ポリエステル糸34はニードル35により
編成されるが、糸は次いで、再度ニードル37により編
成すべくニードル36を越えて浮かされる。同様に、ポ
リエステル糸38がニードル39を越えて浮かされるが
、編地の前面上にニードル40により編成される。図6
Bに示されるように次のコースにおいて、糸34はニー
ドル36により編成されるが、ニードル35上に浮かさ
れる。同様に、糸38はニードル39により編成される
が、ニードル40上に浮かされる。図6Aおよび6Bに
示されるコース上のこの2ニードル幅シーケンスは、編
成された次の4本のコースを示す図6Cおよび6Dに示
すように連続的に繰返される。
【0036】図6Cに示される編成構造は図6Aの構造
とライン32と33の間で同じであり、また図6Dの構
造は図6B構造とライン32と33の間で同じであるこ
とがわかる。この2ニードル幅シーケンスは、ウエール
方向のぴんと張られた線を作ることが必要とされるかぎ
りは2コースの繰返しで繰返される。
【0037】ライン32と33の間の構造物中にはルー
プが少ないために、これらライン間の構造物は、これら
ライン間を変形させるには糸の長さが少ないので、応力
下に少ししか伸びない。それゆえ、図6A〜6Dに示さ
れる構造は、その構造が説明の通り浮かんだステッチを
持つコースの繰返し編成によりウエール方向に作り上げ
られるにつれてウエール方向に“ぴんと張られた線”構
造を作る。
【0038】それゆえ、“ぴんと張られた線”構造はコ
ース方向またはウエール方向のどちらにも作ることがで
きることがわかる。もしコースのラインに対してある角
度、たとえば45°の角度でぴんと張られた線を作るこ
とが必要とされるならば、その時は図6A〜6Dに示さ
れる構造を使用することができるが、浮かされたステッ
チは各コースに対し右または左側へニードル1本動かさ
れて傾いた“ぴんと張られた線”構造を作る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるシートのクッション部分の
斜視図である。
【図2】図は編地とコアの断面図である。
【図3】図3は編地とコアの別の態様の断面図である。
【図4】図4は本発明による編地の断面の断片斜視図で
ある。
【図5】図5A〜Eは図4に示されたコース方向編地線
の形成を示すステッチダイアグラムである。
【図6】図6A〜Dはウエール方向編地線の形成を示す
ステッチダイアグラムである。
【符号の説明】
1、11  コア 2、10、15  カバー 3  線 4  ベース部 5  前面部 6  そで部材 7、12、14  線 8  線 13  凹所(溝) 16、13〜28  補強部材 20、21  ベッド 17  編地 22、24、27、29  ポリエステル糸23、26
、28  収縮性の糸

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内部コア(1、11)および編地カバ
    ー(2、10、15)を含む詰物入り3次元構造物にお
    いて、編地カバーに線(7、12、14)が設けられ、
    編地はその線に沿っては周囲の編地に比べて少ししか伸
    びず、該線は、その線がコア(1、11)の縁(8)を
    越えて曲がり、従って編地がコアを覆って張られると伸
    びの少ないその線(7、12、14)が編地の一般的な
    面からコアの方に移動するように編地に位置決めされて
    いることを特徴とする前記構造物。
  2. 【請求項2】  コア(1)がフォームバンであること
    を特徴とする、請求項1に記載の構造物。
  3. 【請求項3】  線(14)がコア中の凹所(13)と
    かみ合うものであるか、またはコアに食い込むものであ
    ることを特徴とする、請求項1または2に記載の構造物
  4. 【請求項4】  詰物入り構造物がシートまたはクッシ
    ョン部分もしくは背もたれなどのシートの一部であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    構造物。
  5. 【請求項5】  線(7、12、14)が、使用された
    ステッチの数、密度または型に基づいて編地カバーがそ
    の線に沿って少ししか伸びないように編地カバーを編成
    することにより形成されたものであることを特徴とする
    、請求項1〜4のいずれか1項に記載の構造物。
  6. 【請求項6】  少なくとも1つの補強部材(16)が
    線に沿って編地に編込まれていることを特徴とする、請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の構造物。
  7. 【請求項7】  補強部材(16)が編成したとき編地
    よりも本来的に伸びが少ない材料のものであることを特
    徴とする、請求項6に記載の構造物。
  8. 【請求項8】  補強部材(16)が線を形成すべく編
    成後処理されていることを特徴とする、請求項6に記載
    の構造物。
  9. 【請求項9】  処理が熱処理であることを特徴とする
    、請求項8に記載の構造物。
  10. 【請求項10】  編地(2、10、15)が独立に操
    作可能なニードルを有するフラットV−ベッド編機で編
    成されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載の構造物。
  11. 【請求項11】  編地がダブルジャージー生地(7)
    であることを特徴とする、請求項10に記載の構造物。
  12. 【請求項12】  補強部材(16)がコース方向に編
    成または挿入されていることを特徴とする、請求項6〜
    9のいずれか1項に記載の構造物。
  13. 【請求項13】  補強部材(16)がフラットV−ベ
    ッド編機のリアニードル(30)だけにより編成されて
    いることを特徴とする、請求項12に記載の構造物。
  14. 【請求項14】  補強部材(23〜28)が第2、第
    3、第4、第5または第6の各ニードルだけによって編
    成され、補強部材(23〜28)がベッド(20、21
    )の間のバカントニードルの上に、従って編地の表面と
    背面の間に浮いていることを特徴とする、請求項13に
    記載の構造物。
  15. 【請求項15】  複数の補強部材があり、補強部材の
    どのコースも前のコースに対する次の隣接ニードルを拾
    いあげるものであることを特徴とする、請求項12又は
    13に記載の構造物。
  16. 【請求項16】  コースが、編成中のニードルの組と
    抜かれたニードルの組の数と同じほど多数であることを
    特徴とする、請求項14に記載の構造物。
  17. 【請求項17】  線がコース方向に作られるとき、線
    が2〜8本のコース幅、好ましくは4〜6本のコース幅
    にわたることを特徴とする、請求項16に記載の構造物
  18. 【請求項18】  補強部材が弾性糸または熱融解性も
    しくは熱収縮性糸であることを特徴とする、請求項12
    〜17のいずれか1項に記載の構造物。
  19. 【請求項19】  線がウエール方向に付与され、その
    際編地が編成されている間に1本もしくは2本またはそ
    れ以上のニードルが、ウエール方向では、編成操作を行
    わず、従って、ウエール方向に伸びが少ない線が付与さ
    れることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項
    に記載の構造物。
  20. 【請求項20】  線がウエール方向に編成されるとき
    、線が2本〜8本のウエール幅、好ましくは2本〜4本
    のウエール幅にわたることを特徴とする、請求項19に
    記載の構造物。
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