JPH04361590A - 多層配線板およびその製法 - Google Patents

多層配線板およびその製法

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JPH04361590A
JPH04361590A JP16389491A JP16389491A JPH04361590A JP H04361590 A JPH04361590 A JP H04361590A JP 16389491 A JP16389491 A JP 16389491A JP 16389491 A JP16389491 A JP 16389491A JP H04361590 A JPH04361590 A JP H04361590A
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
wiring board
outer layer
inner layer
diameter
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Pending
Application number
JP16389491A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ota
太田 仁志
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線板およびその
製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層配線板、特に多層プリント配
線板は、例えばつぎのようにして製造される。すなわち
、図7に示すように、上から順に、外層板21,プリプ
レグ22,内層板23,プリプレグ24および外層板2
5を並べ、これをプレス等かけて積層体を形成したのち
、NCドリルでスルーホール孔26あけし(図8参照)
、ついで、これにスルーホールめつきし(図9参照)、
そののち外層板21,25に回路パターンを形成して、
図10に示す多層プリント配線板20を製造するという
ことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記多
層プリント配線板の製法では、NCドリルによりスルー
ホール孔26を孔あけ加工する際に、その時の発熱でプ
リプレグ22,24等の樹脂が溶融し、図8に示すよう
に、内層板23の銅箔27切断面に樹脂(スミヤ)28
が付着する。このスミヤ28がスルーホール孔26に残
置すると、スルーホールめつき後に、上記銅箔27とス
ルーホールめつき部29との導電性が損なわれ(図9参
照)、配線板としての使用継続中に断線事故が発生し易
くなる。このため、スミヤ28を除去する工程が必要に
なり、製造が煩雑になる。
【0004】そして、上記のようにして製造する場合に
は、必然的に、外層板21のスルーホール孔26と内層
板23のそれとは略同径になるか、もしくは外層板21
のスルーホール孔26の方が内層板23のそれよりも大
径になる。
【0005】一方、外層板21表面に対する実装密度を
高めるためには、外層板21のスルーホール孔26を小
径にする必要があるが、積層した厚い配線板に0.3m
m程度の小径の孔をあけることは困難であり、仮にあけ
られたとしても内層板23のスルーホール孔も小径にな
ることから、スルーホールめつきしたときの導通の精度
に問題がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、実装密度の向上を実現することができるととも
にスルーホールめつき部の信頼性が高く、しかも製造の
容易な多層配線板およびその製法の提供をその目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、外層部と、内層部と、両部にまたがるス
ルーホールめつき部とを備えた多層配線板であつて、上
記スルーホールめつき部が、上記内層部の孔径よりも外
層部の孔径を小さくした状態で形成されている多層配線
板を第1の要旨とし、スルーホール孔が予め形成された
内層部形成用板状材とそのスルーホール孔よりも小径の
スルーホール孔が予め形成された外層部形成用板状材と
を、上記両スルーホール孔が略同心状になるように積層
一体化し、ついでスルーホールめつきする多層配線板の
製法を第2の要旨とする。
【0008】
【作用】すなわち、本発明では、積層体の形成に先立つ
て、外層部形成用板状材と内層部形成用板状材とにそれ
ぞれ別個にスルーホール孔あけするため、孔あけ加工時
に発熱しても、従来のようにプリプレグ等の樹脂が溶融
して内層板の銅箔切断面にスミヤが付着するという現象
が生じない。したがつて、従来のスミヤの除去工程を不
要化することができる。しかも、積層体の形成に先立ち
、上記のように孔あけすることにより、内層部形成用板
状材の孔径を大きく、外層部形成用板状材のそれを小さ
く設定することができる。したがつて、得られる多層配
線板は、スルーホールめつき部の信頼性を保つたうえで
、外層部に対する実装密度の向上を実現することができ
るようになる。
【0009】つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳し
く説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す4層プリント
配線板の断面図である。図において、2および6は片面
銅張りポリイミドフイルム(外層板)であり、銅箔7,
10張り面に回路パターンが形成されている。3および
5はプリプレグである。4は両面銅張りポリイミドフイ
ルム(内層板)であり、両方の銅箔8,9張り面に回路
パターンが形成されている。そして、この4層プリント
配線板1にスルーホールめつき部11が、外層板2,6
に形成した部分11aの孔径の方がプリプレグ3,5お
よび内層板4に形成した部分11bの孔径よりも小さく
なるように、形成されている。
【0011】上記4層プリント配線板1は、つぎのよう
にして製造される。すなわち、まず、NCドリルを用い
て、回路パターン形成済みの内層板4に孔径0.5mm
のスルーホール孔12cをあけ、両プリプレグ3,5に
それぞれ孔径0.5mmのスルーホール孔12b,12
dをあけ、回路パターン未形成の外層板2,6にそれぞ
れ孔径0.3mmのスルーホール孔12a,12eをあ
ける(図2参照)。ついで、これらを上から順に、外層
板2,プリプレグ3,内層板4,プリプレグ5および外
層板6を並べ、それぞれにあけたスルーホール孔12a
,12b,12c,12d,12eの中心を合わせるよ
うにして位置合わせし、プレス等により積層する。その
状態で、この積層体に同心状にスルーホール孔12があ
けらる(図3参照)。そののち、図4に示すように、ス
ルーホールめつきを施すと、上記積層体にスルーホール
めつき部11が形成される。このスルーホールめつき部
11は、両外層板2,6に形成される部分11aの孔径
が内層板4に形成される部分11bの孔径よりも小径に
形成される。そして、外層板2,6に回路パターンを形
成して、図1に示す4層プリント配線板1が得られる。
【0012】このようにして得られた実施例品のオイル
・デイツプ試験(サイクル),冷熱サイクル試験(サイ
クル)およびスルーホールめつき引き抜き(kg)につ
いて、従来法のそれと対比して下記の表に示す。
【0013】
【表1】
【0014】図5は本発明の他の実施例を示している。 この実施例では、両外層板2,6のスルーホールめつき
部11cの孔径、両プリプレグ3,5のスルーホールめ
つき部11dの孔径および内層板4のスルーホールめつ
き部11eの孔径がそれぞれ異なつている。すなわち、
内層板4のスルーホールめつき部11eの孔径が両プリ
プレグ3,5のスルーホールめつき部11dの孔径より
小さく、両外層板2,6のスルーホールめつき部11c
の孔径が内層板4のスルーホールめつき部11eの孔径
より小さく形成されている。その他の部分は上記実施例
と同様の構造をしており、同様の部品には同じ番号を付
けている。
【0015】図6は本発明のさらに他の実施例を示して
いる。この実施例では、上記他の実施例において、両面
銅張り内層板4の上下に片面銅張り内層板15,16が
積層されており、そのため、内層板4と15の間および
内層板4と16の間にそれぞれプリプレグ17,18が
積層されている。その他の部分は上記実施例と同様の構
造をしており、同様の部品には同じ番号を付けている。 また、この手段を利用することにより、内層板の層数を
無限に増やすことができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の製法では、積層
体の形成に先立つて、外層部形成用板状材と内層部形成
用板状材とにそれぞれ別個にスルーホール孔あけするた
め、孔あけ加工時に発熱しても、従来のようにプリプレ
グ等の樹脂が溶融して内層板の銅箔切断面にスミヤが付
着するという現象が生じない。したがつて、従来のスミ
ヤの除去工程を不要化することができる。しかも、積層
体の形成に先立ち、上記のように孔あけすることにより
、内層部形成用板状材の孔径を大きく、外層部形成用板
状材のそれを小さく設定することができる。その結果、
得られる本発明の多層配線板は、スルーホールめつき部
の信頼性を保つたうえで、外層部に対する実装密度の向
上を実現することができるようになる。また、その製造
も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層プリント配線板の一実施例を示す
断面図である。
【図2】スルーホール孔あけした配線板を積層する前の
状態を示す説明図である。
【図3】上記配線板を積層した状態を示す断面図である
【図4】上記配線板にスルーホールめつきした状態を示
す断面図である。
【図5】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図6】本発明のさらに他の一実施例を示す断面図であ
る。
【図7】従来例の多層プリント配線板を示す断面図であ
る。
【図8】この配線板を積層する前の状態を示す説明図で
ある。
【図9】この積層した配線板にスルーホール孔あけした
状態を示す断面図である。
【図10】上記配線板にスルーホールめつきした状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1  多層プリント配線板 2  外層板 3  プリプレグ 4  内層板 5  プリプレグ 6  外層板 11  スルーホールめつき部 12  スルーホール孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外層部と、内層部と、両部にまたがる
    スルーホールめつき部とを備えた多層配線板であつて、
    上記スルーホールめつき部が、上記内層部の孔径よりも
    外層部の孔径を小さくした状態で形成されていることを
    特徴とする多層配線板。
  2. 【請求項2】  スルーホール孔が予め形成された内層
    部形成用板状材とそのスルーホール孔よりも小径のスル
    ーホール孔が予め形成された外層部形成用板状材とを、
    上記両スルーホール孔が略同心状になるように積層一体
    化し、ついでスルーホールめつきすることを特徴とする
    多層配線板の製法。
JP16389491A 1991-06-08 1991-06-08 多層配線板およびその製法 Pending JPH04361590A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007194423A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Hitachi Ltd プリント配線板のスルーホール構造及びプリント配線板
CN105491790A (zh) * 2014-10-08 2016-04-13 深南电路有限公司 一种印刷电路板及其制作方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007194423A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Hitachi Ltd プリント配線板のスルーホール構造及びプリント配線板
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