JPH04359252A - 画像記録装置 - Google Patents
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- JPH04359252A JPH04359252A JP16219391A JP16219391A JPH04359252A JP H04359252 A JPH04359252 A JP H04359252A JP 16219391 A JP16219391 A JP 16219391A JP 16219391 A JP16219391 A JP 16219391A JP H04359252 A JPH04359252 A JP H04359252A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2227/00—Photographic printing apparatus
- G03B2227/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
- G03B2227/325—Microcapsule copiers
Landscapes
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光装置により感光媒
体に原稿像の潜像を形成し、この潜像を現像装置で現像
して画像を記録する画像記録装置に関する。
体に原稿像の潜像を形成し、この潜像を現像装置で現像
して画像を記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱現像感光材料を用いて画像を記
録する画像記録装置では、まず像様露光を行なって潜像
を形成し、その後、加熱によって現像を行い、潜像が存
在する部分の重合性化合物を加熱または潜像形成時の光
エネルギーによって重合して、高分子化合物を生成させ
てマイクロカプセルを硬化させる。次いで、この熱現像
感光材料を色画像形成物質が転写し得るような受像層を
有する受像用紙と重ねて加圧し、潜像が存在しない部分
のマイクロカプセルの少なくとも一部を破裂させ、色画
像形成物質を受像用紙上に転写させて画像を得ていた。 この種の画像記録装置における、熱現像感光材料として
のマイクロカプセル塗布フィルムの搬送では、例えば、
特開平1ー97957号公報に記載されるように、潜像
を形成する露光位置の前後で、マイクロカプセル塗布フ
ィルムは、マイクロカプセルが塗布されていない面側に
露光感光材料支持ロールが密着され、マイクロカプセル
塗布面側からニップロールにて挟まれて搬送されていた
。
録する画像記録装置では、まず像様露光を行なって潜像
を形成し、その後、加熱によって現像を行い、潜像が存
在する部分の重合性化合物を加熱または潜像形成時の光
エネルギーによって重合して、高分子化合物を生成させ
てマイクロカプセルを硬化させる。次いで、この熱現像
感光材料を色画像形成物質が転写し得るような受像層を
有する受像用紙と重ねて加圧し、潜像が存在しない部分
のマイクロカプセルの少なくとも一部を破裂させ、色画
像形成物質を受像用紙上に転写させて画像を得ていた。 この種の画像記録装置における、熱現像感光材料として
のマイクロカプセル塗布フィルムの搬送では、例えば、
特開平1ー97957号公報に記載されるように、潜像
を形成する露光位置の前後で、マイクロカプセル塗布フ
ィルムは、マイクロカプセルが塗布されていない面側に
露光感光材料支持ロールが密着され、マイクロカプセル
塗布面側からニップロールにて挟まれて搬送されていた
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像記録装
置において熱現像感光材料は、後工程にて加圧転写プロ
セスを持つため、圧力や傷等に弱いという性質を持って
いる。このため、カプセルフィルムの搬送、とりわけマ
イクロカプセル面側の搬送には注意を払う必要があり、
むやみに搬送ローラが触れては傷を付けてしまい画像に
影響を及ぼす恐れがあった。本発明は、上述した問題点
を解決するためになされたものであり、熱現像感光材料
としてのカプセルフィルム上に露光により形成した潜像
核を加熱装置によって加熱して潜像を現像化、すなわち
潜像が存在する部分の重合性化合物を加熱または潜像形
成時の光エネルギーによって重合して、高分子化合物を
生成させてマイクロカプセルを硬化させることによって
、少々の圧力によってはマイクロカプセルが潰れないよ
うにしたうえで、搬送ローラにて挟んでカプセルフィル
ムを搬送させることにより、搬送での傷が付きにくい画
像記録装置を提供することを目的とする。
置において熱現像感光材料は、後工程にて加圧転写プロ
セスを持つため、圧力や傷等に弱いという性質を持って
いる。このため、カプセルフィルムの搬送、とりわけマ
イクロカプセル面側の搬送には注意を払う必要があり、
むやみに搬送ローラが触れては傷を付けてしまい画像に
影響を及ぼす恐れがあった。本発明は、上述した問題点
を解決するためになされたものであり、熱現像感光材料
としてのカプセルフィルム上に露光により形成した潜像
核を加熱装置によって加熱して潜像を現像化、すなわち
潜像が存在する部分の重合性化合物を加熱または潜像形
成時の光エネルギーによって重合して、高分子化合物を
生成させてマイクロカプセルを硬化させることによって
、少々の圧力によってはマイクロカプセルが潰れないよ
うにしたうえで、搬送ローラにて挟んでカプセルフィル
ムを搬送させることにより、搬送での傷が付きにくい画
像記録装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は、露光用の光源による原稿像
を熱現像感光材料に露光して潜像核を形成する露光手段
と、前記熱現像感光材料に形成された潜像核を加熱して
潜像を現像化する加熱手段と、前記熱現像感光材料の潜
像形成側に受像材料を付着させる手段と、前記熱現像感
光材料の潜像形成側と出力画像を得る受像用紙とを重ね
合わせて該受像用紙に画像を転写する加圧手段と、前記
加熱手段よりも前記熱現像感光材料の搬送方向直後で該
熱現像感光材料を挟持して搬送する搬送手段とを備えた
ものである。
に本発明の画像記録装置は、露光用の光源による原稿像
を熱現像感光材料に露光して潜像核を形成する露光手段
と、前記熱現像感光材料に形成された潜像核を加熱して
潜像を現像化する加熱手段と、前記熱現像感光材料の潜
像形成側に受像材料を付着させる手段と、前記熱現像感
光材料の潜像形成側と出力画像を得る受像用紙とを重ね
合わせて該受像用紙に画像を転写する加圧手段と、前記
加熱手段よりも前記熱現像感光材料の搬送方向直後で該
熱現像感光材料を挟持して搬送する搬送手段とを備えた
ものである。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、加熱手段の後方に、搬送
手段、例えば搬送ローラを持っている。これにより、熱
現像感光材料、例えばカプセルフィルムはその熱現像感
光材料自体が硬化し現像が済んだ後であるため、これに
触れても傷が付くことがなく、搬送ローラにてカプセル
フィルムを挟んで容易に搬送することができる。なお、
画像記録装置内に受像材料を塗布する装置を内蔵するこ
とで、どのような用紙にも対応できる。また、加熱手段
による加熱を、熱現像感光材料への露光、あるいは受像
材料の塗布と同時に行い、あるいは露光時の光エネルギ
ーを利用して行い、あるいは加熱手段が加圧手段と兼用
する装置であること等により画像記録装置を小型化でき
る。さらに、加熱手段にサーマルヘッドを使うことで選
択加熱ができ、加熱手段が退避することや加圧手段の後
方に加熱手段を配置することで、無駄な加熱をしなくて
済み、ランニングコストの低減になる。なお、弛み取り
手段を設けることで搬送速度が異なる手段との間の調整
が容易となる。また、スライド投影レンズとスライド用
光源を設けることでスライド原稿からの露光ができる。 さらに、非マイクロカプセル面側から露光することや、
巻取りローラと供給ローラとを同一カートリッジ内に納
めることで熱現像感光材料の取り扱いや交換が簡単にな
る。
手段、例えば搬送ローラを持っている。これにより、熱
現像感光材料、例えばカプセルフィルムはその熱現像感
光材料自体が硬化し現像が済んだ後であるため、これに
触れても傷が付くことがなく、搬送ローラにてカプセル
フィルムを挟んで容易に搬送することができる。なお、
画像記録装置内に受像材料を塗布する装置を内蔵するこ
とで、どのような用紙にも対応できる。また、加熱手段
による加熱を、熱現像感光材料への露光、あるいは受像
材料の塗布と同時に行い、あるいは露光時の光エネルギ
ーを利用して行い、あるいは加熱手段が加圧手段と兼用
する装置であること等により画像記録装置を小型化でき
る。さらに、加熱手段にサーマルヘッドを使うことで選
択加熱ができ、加熱手段が退避することや加圧手段の後
方に加熱手段を配置することで、無駄な加熱をしなくて
済み、ランニングコストの低減になる。なお、弛み取り
手段を設けることで搬送速度が異なる手段との間の調整
が容易となる。また、スライド投影レンズとスライド用
光源を設けることでスライド原稿からの露光ができる。 さらに、非マイクロカプセル面側から露光することや、
巻取りローラと供給ローラとを同一カートリッジ内に納
めることで熱現像感光材料の取り扱いや交換が簡単にな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。図1は本発明による画像記録装置の第
1の実施例構成を示す。本実施例の画像記録装置1にお
いては、熱現像感光材料(以下、カプセルフィルムと称
す)20と後述する受像材料52とからなる感光紙が使
用される。なお、本発明における熱現像感光材料及び受
像材料としては、例えば、米国特許第4399209号
明細書、同第4430415号明細書、特開昭57−1
79836号公報、特開昭59−154445号公報、
特願昭60−117089号、特願昭60−12128
4号、特願昭61−53881号等に記載の熱現像感光
材料(熱現像感光要素)及び受像材料(色素固定要素)
を使用することができる。
照して説明する。図1は本発明による画像記録装置の第
1の実施例構成を示す。本実施例の画像記録装置1にお
いては、熱現像感光材料(以下、カプセルフィルムと称
す)20と後述する受像材料52とからなる感光紙が使
用される。なお、本発明における熱現像感光材料及び受
像材料としては、例えば、米国特許第4399209号
明細書、同第4430415号明細書、特開昭57−1
79836号公報、特開昭59−154445号公報、
特願昭60−117089号、特願昭60−12128
4号、特願昭61−53881号等に記載の熱現像感光
材料(熱現像感光要素)及び受像材料(色素固定要素)
を使用することができる。
【0007】図1に示すように、画像記録装置1の上部
には原稿台ガラス2及び原稿台カバー3が配設され、こ
の原稿台ガラス2の上には所望の原稿4が伏せらて置か
れ原稿台カバー3が閉じられる。画像記録装置1の上部
における原稿台ガラス2の下方には、ハロゲンランプ5
a及びリフレクタ5b、5c、反射ミラー8などを備え
た光源部5が、原稿台ガラス2と平行に架設された軸1
3に沿って往復移動可能に配設されている。この光源部
5は原稿台ガラス2に向けて前記移動方向に直交する方
向のライン状に光を照射する。照射された光は透明な原
稿台ガラス2を通過して、この上に置かれた原稿4によ
り下方へ反射される。原稿台ガラス2の下方には、ズー
ム変倍可能な投影レンズ7及び、複写画像の色調を調整
するための色変換フィルタ6が配設されており、反射ミ
ラー8,9a,9bにより反射された光は、投影レンズ
7に入射する。その投影レンズ7により投影された光は
、色変換フィルタ6を通過し、反射ミラー10により反
射される。投影レンズ7は、通常は所定の位置にあるが
、カプセルフィルム20上に形成する潜像の大きさを拡
大縮小する際に設定される投影倍率mの変更に従ってレ
ンズ位置を変えるために、軸13の軸線方向に一体とな
って移動可能な構成となっている。
には原稿台ガラス2及び原稿台カバー3が配設され、こ
の原稿台ガラス2の上には所望の原稿4が伏せらて置か
れ原稿台カバー3が閉じられる。画像記録装置1の上部
における原稿台ガラス2の下方には、ハロゲンランプ5
a及びリフレクタ5b、5c、反射ミラー8などを備え
た光源部5が、原稿台ガラス2と平行に架設された軸1
3に沿って往復移動可能に配設されている。この光源部
5は原稿台ガラス2に向けて前記移動方向に直交する方
向のライン状に光を照射する。照射された光は透明な原
稿台ガラス2を通過して、この上に置かれた原稿4によ
り下方へ反射される。原稿台ガラス2の下方には、ズー
ム変倍可能な投影レンズ7及び、複写画像の色調を調整
するための色変換フィルタ6が配設されており、反射ミ
ラー8,9a,9bにより反射された光は、投影レンズ
7に入射する。その投影レンズ7により投影された光は
、色変換フィルタ6を通過し、反射ミラー10により反
射される。投影レンズ7は、通常は所定の位置にあるが
、カプセルフィルム20上に形成する潜像の大きさを拡
大縮小する際に設定される投影倍率mの変更に従ってレ
ンズ位置を変えるために、軸13の軸線方向に一体とな
って移動可能な構成となっている。
【0008】前記反射ミラー10の左方には、カプセル
フィルム20を露光するための露光台21が配設され、
露光台21に沿ったカプセルフィルム20に原稿4上の
画像情報が結像される。一方、画像記録装置1の中央に
は、機体に対して取り外し可能なカートリッジ22が配
設され、長尺状のカプセルフィルム20は、供給ローラ
軸23に巻かれた状態でカートリッジ22に収容されて
いる。カートリッジ22が装置本体内の所定位置にセッ
トされている状態で、カプセルフィルム20の先端部は
引出しローラ24により、露光台21方向へ引き出され
る。引出しローラ24の上下には、右側の露光部及び加
熱部での熱がカートリッジ22へ影響を与えないように
断熱材25a、25bが配設されている。
フィルム20を露光するための露光台21が配設され、
露光台21に沿ったカプセルフィルム20に原稿4上の
画像情報が結像される。一方、画像記録装置1の中央に
は、機体に対して取り外し可能なカートリッジ22が配
設され、長尺状のカプセルフィルム20は、供給ローラ
軸23に巻かれた状態でカートリッジ22に収容されて
いる。カートリッジ22が装置本体内の所定位置にセッ
トされている状態で、カプセルフィルム20の先端部は
引出しローラ24により、露光台21方向へ引き出され
る。引出しローラ24の上下には、右側の露光部及び加
熱部での熱がカートリッジ22へ影響を与えないように
断熱材25a、25bが配設されている。
【0009】以下、カプセルフィルム20の搬送順に説
明すると、露光台21は、カプセルフィルム20の経路
の上流方向及び下流方向に折れ曲がり、カプセルフィル
ム20のガイドの役目をも持っている。更に、この露光
台21の裏側に、第1の加熱装置30が配設されており
、露光台21を均一な温度にするように構成されている
。露光台21の右側にはスライドオプション100(図
2参照)用のスペース26が設けられ、その下方には左
右方向に移動可能で選択塗布のできる粉体塗布装置40
(詳細は図3、図4参照)が配設されており、内部の担
持ローラ41と対向して配設された第2の加熱装置であ
る電極ローラ42との間にて、粉体塗布装置40の内部
の顕色剤53がカプセルフィルム20に塗布される。粉
体塗布装置40の左側には、一対の搬送ローラ61及び
加圧装置60が設けられ、加圧装置60はカプセルフィ
ルム20上の画像情報を用紙51上へ転写あるいは現像
するための装置であり、内部には大径ローラ62、小径
ローラ63及び大径バックアップローラ64を有してい
る。
明すると、露光台21は、カプセルフィルム20の経路
の上流方向及び下流方向に折れ曲がり、カプセルフィル
ム20のガイドの役目をも持っている。更に、この露光
台21の裏側に、第1の加熱装置30が配設されており
、露光台21を均一な温度にするように構成されている
。露光台21の右側にはスライドオプション100(図
2参照)用のスペース26が設けられ、その下方には左
右方向に移動可能で選択塗布のできる粉体塗布装置40
(詳細は図3、図4参照)が配設されており、内部の担
持ローラ41と対向して配設された第2の加熱装置であ
る電極ローラ42との間にて、粉体塗布装置40の内部
の顕色剤53がカプセルフィルム20に塗布される。粉
体塗布装置40の左側には、一対の搬送ローラ61及び
加圧装置60が設けられ、加圧装置60はカプセルフィ
ルム20上の画像情報を用紙51上へ転写あるいは現像
するための装置であり、内部には大径ローラ62、小径
ローラ63及び大径バックアップローラ64を有してい
る。
【0010】加圧装置60の左側には、後述するように
密着されたカプセルフィルム20と用紙51を分離する
ための分離ローラ70、および一対の送りローラ71、
さらにカートリッジ22の内部に配設された巻取りロー
ラ72が配設され、周知の巻取り機構(図示せず)によ
り巻取りローラ72を回転させることにより、カプセル
フィルム20が巻き取られる。カートリッジ22の上部
から出たカプセルフィルム20は、引出しローラ24及
び搬送ローラ61により送られ、露光台21の上方を通
った後、担持ローラ41と電極ローラ42との間を通過
し、加圧装置60に送られる。さらに分離ローラ70に
導かれた後、送りローラ71にて送られ、巻取りローラ
72に巻き取られる。なお、カートリッジ22を出た後
の未露光なカプセルフィルム20は、図示しない遮光カ
バーにより未露光状態が保持される。
密着されたカプセルフィルム20と用紙51を分離する
ための分離ローラ70、および一対の送りローラ71、
さらにカートリッジ22の内部に配設された巻取りロー
ラ72が配設され、周知の巻取り機構(図示せず)によ
り巻取りローラ72を回転させることにより、カプセル
フィルム20が巻き取られる。カートリッジ22の上部
から出たカプセルフィルム20は、引出しローラ24及
び搬送ローラ61により送られ、露光台21の上方を通
った後、担持ローラ41と電極ローラ42との間を通過
し、加圧装置60に送られる。さらに分離ローラ70に
導かれた後、送りローラ71にて送られ、巻取りローラ
72に巻き取られる。なお、カートリッジ22を出た後
の未露光なカプセルフィルム20は、図示しない遮光カ
バーにより未露光状態が保持される。
【0011】画像記録装置1の下部には用紙51を積層
した給紙カセット80が装着される。この給紙カセット
80上の用紙51は、上方の半月ローラ81により一枚
ずつ取り出される。その給紙カセット80の右上には、
給紙ガイド82、画像記録装置1の下方に取り付けられ
る給紙オプションから送られてくる用紙のためのオプシ
ョンガイド83、及び一対の給紙ローラ84が配設され
ており、さらに画像記録装置1の右側に手差し給紙用の
手差しシュート85、手差しガイド86、及び一対の手
差しローラ87が配設されている。各用紙51は給紙ガ
イド82、給紙ローラ83、オプションガイド83、手
差しローラ87等により搬送されて加圧装置60に搬入
される。また、カートリッジ22の下方には、第3の加
熱装置90が排紙ガイド91の上部に取り付けられてお
り、その前後にガイドローラ92、排出ローラ93、並
びに上部に断熱ガイド94が配設され、前記第3の加熱
装置90から発せられる熱のカートリッジ22への影響
を少なくしている。さらに画像記録装置1の左側に排紙
トレイ95が配設されている。
した給紙カセット80が装着される。この給紙カセット
80上の用紙51は、上方の半月ローラ81により一枚
ずつ取り出される。その給紙カセット80の右上には、
給紙ガイド82、画像記録装置1の下方に取り付けられ
る給紙オプションから送られてくる用紙のためのオプシ
ョンガイド83、及び一対の給紙ローラ84が配設され
ており、さらに画像記録装置1の右側に手差し給紙用の
手差しシュート85、手差しガイド86、及び一対の手
差しローラ87が配設されている。各用紙51は給紙ガ
イド82、給紙ローラ83、オプションガイド83、手
差しローラ87等により搬送されて加圧装置60に搬入
される。また、カートリッジ22の下方には、第3の加
熱装置90が排紙ガイド91の上部に取り付けられてお
り、その前後にガイドローラ92、排出ローラ93、並
びに上部に断熱ガイド94が配設され、前記第3の加熱
装置90から発せられる熱のカートリッジ22への影響
を少なくしている。さらに画像記録装置1の左側に排紙
トレイ95が配設されている。
【0012】また、画像記録装置1には、カプセルフィ
ルム20を装置内の所定の搬送経路に自動的にセットす
るためのオートローディング機能を有している。これは
、カプセルフィルム20の先端部に張り付けられている
PETフィルム部を、自動的に装置内に引き出した上で
、装置内を搬送し、巻取りローラ72に巻き付ける機能
である。これにより、PETフィルム部に続くカプセル
フィルム20も、巻取りローラ72に巻き取られ、装置
内のセットも完了する。このオートローディングのため
、PETフィルム部の引出し用として、引出しローラ2
4が設けられている。
ルム20を装置内の所定の搬送経路に自動的にセットす
るためのオートローディング機能を有している。これは
、カプセルフィルム20の先端部に張り付けられている
PETフィルム部を、自動的に装置内に引き出した上で
、装置内を搬送し、巻取りローラ72に巻き付ける機能
である。これにより、PETフィルム部に続くカプセル
フィルム20も、巻取りローラ72に巻き取られ、装置
内のセットも完了する。このオートローディングのため
、PETフィルム部の引出し用として、引出しローラ2
4が設けられている。
【0013】次に、本画像記録装置の動作について説明
する。カートリッジ20が画像記録装置1にセットされ
ると、オートローディングを開始する。引出ローラ24
は、オートローディング開始時のみ、搬送方向に1回か
ら数回回転し、PETフィルム部を搬送ローラ61まで
送り出す。その後は停止し、以後の搬送は搬送ローラ6
1の駆動により行われる。更に、送りローラ71にて送
られ、巻取りローラ72の円周上に貼られている両面テ
ープに粘着され巻き取られる。オートローディングが終
了するとコピー可能になる。図示しないコピースタート
キーが押されると、ハロゲンランプ5aが点灯され、反
射ミラー8、ハロゲンランプ5aは、カプセルフィルム
20の搬送速度をV、投影倍率をmとすると、光源部5
は移動速度(1/m)Vで移動し、反射ミラー9a、9
bは移動速度(1/2m)Vで移動し原稿走査を開始す
る。途中、投影レンズ7によりカプセルフィルム20に
結像する光路上で色変換フィルタ6により色補正される
。カプセルフィルム20の搬送速度はミラー群8,9a
、9bの移動速度と上述のような関係にあるため、露光
台21を通過する際のカプセルフィルム20には原稿4
の所定ラインの潜像が順次形成される。このとき、露光
台21は第1の加熱装置30により潜像形成に良好な温
度(通常は20℃から150℃)に均一に保たれており
、露光台21の長い前後のガイドによりカプセルフィル
ム20は均一に温められる。なお、上記所定の速度比は
、倍率の設定に基づいて予め定めてある。
する。カートリッジ20が画像記録装置1にセットされ
ると、オートローディングを開始する。引出ローラ24
は、オートローディング開始時のみ、搬送方向に1回か
ら数回回転し、PETフィルム部を搬送ローラ61まで
送り出す。その後は停止し、以後の搬送は搬送ローラ6
1の駆動により行われる。更に、送りローラ71にて送
られ、巻取りローラ72の円周上に貼られている両面テ
ープに粘着され巻き取られる。オートローディングが終
了するとコピー可能になる。図示しないコピースタート
キーが押されると、ハロゲンランプ5aが点灯され、反
射ミラー8、ハロゲンランプ5aは、カプセルフィルム
20の搬送速度をV、投影倍率をmとすると、光源部5
は移動速度(1/m)Vで移動し、反射ミラー9a、9
bは移動速度(1/2m)Vで移動し原稿走査を開始す
る。途中、投影レンズ7によりカプセルフィルム20に
結像する光路上で色変換フィルタ6により色補正される
。カプセルフィルム20の搬送速度はミラー群8,9a
、9bの移動速度と上述のような関係にあるため、露光
台21を通過する際のカプセルフィルム20には原稿4
の所定ラインの潜像が順次形成される。このとき、露光
台21は第1の加熱装置30により潜像形成に良好な温
度(通常は20℃から150℃)に均一に保たれており
、露光台21の長い前後のガイドによりカプセルフィル
ム20は均一に温められる。なお、上記所定の速度比は
、倍率の設定に基づいて予め定めてある。
【0014】次に、図3に示すように、粉体塗布装置4
0により、内部の帯電した顕色剤53の極性に適した電
界が担持ローラ41と、電極ローラ42との間に加えら
れ、この電界により生じる静電力によって、カプセルフ
ィルム20に粉体状の顕色剤53が層状に静電塗布され
る。また、顕色剤53は必要な部分だけ塗布できるよう
に、粉体塗布装置40は左右に移動制御され、また、電
極ローラ42は、内部のハロゲンヒータ49により加熱
制御される。ハロゲンヒータ49は電極ローラ42表面
の温度を監視するセンサ50によって、電極ローラ42
の表面が一定温度になるように制御される。この温度は
100℃〜150℃の範囲で予め設定値が定められてお
り、搬送速度、雰囲気温湿度、出力画像モードの設定、
明暗の選択、用紙の種類、カプセルフィルム20のロッ
ト等により設定値が選択される。露光されたカプセルフ
ィルム20は露光台21から電極ローラ42に至り、カ
プセル非塗布面側で電極ローラ42に接触しながら略直
角の角度まで巻き付いて搬送される。このとき、カプセ
ルフィルム20は、電極ローラ42から熱を受けて潜像
が現像されると同時に、露光によって形成された潜像の
先端部が搬送された時点で、粉体塗布装置40によりカ
プセルフィルム20に顕色剤53が塗布される。
0により、内部の帯電した顕色剤53の極性に適した電
界が担持ローラ41と、電極ローラ42との間に加えら
れ、この電界により生じる静電力によって、カプセルフ
ィルム20に粉体状の顕色剤53が層状に静電塗布され
る。また、顕色剤53は必要な部分だけ塗布できるよう
に、粉体塗布装置40は左右に移動制御され、また、電
極ローラ42は、内部のハロゲンヒータ49により加熱
制御される。ハロゲンヒータ49は電極ローラ42表面
の温度を監視するセンサ50によって、電極ローラ42
の表面が一定温度になるように制御される。この温度は
100℃〜150℃の範囲で予め設定値が定められてお
り、搬送速度、雰囲気温湿度、出力画像モードの設定、
明暗の選択、用紙の種類、カプセルフィルム20のロッ
ト等により設定値が選択される。露光されたカプセルフ
ィルム20は露光台21から電極ローラ42に至り、カ
プセル非塗布面側で電極ローラ42に接触しながら略直
角の角度まで巻き付いて搬送される。このとき、カプセ
ルフィルム20は、電極ローラ42から熱を受けて潜像
が現像されると同時に、露光によって形成された潜像の
先端部が搬送された時点で、粉体塗布装置40によりカ
プセルフィルム20に顕色剤53が塗布される。
【0015】現像されたカプセルフィルム20は、加熱
現像後はカプセル面側に触れても損傷を与えないので、
搬送ローラ61により挟まれ送り量を制御されながら搬
送され加圧装置60へ至る。一方、用紙51は給紙カセ
ット80から半月ローラ81により1枚ずつ給紙され、
給紙ガイド82に沿って給紙ローラ83にて搬送される
。加圧装置60には、カプセルフィルム20の現像部分
と用紙51の先端とが合わせられて密着して一体となっ
た状態で供給され、カプセルフィルム20の現像された
マイクロカプセル面および顕色剤53塗布面と用紙51
とが、内側で接触する状態で一体となって、大径ローラ
62と小径ローラ63に挟み込まれ圧力が加えられる。 この圧力により未露光のマイクルカプセルが破壊され、
顕色剤53と反応し、用紙51上に画像が転写形成され
る。そして、加圧装置60から出たカプセルフィルム2
0と用紙51とは、分離ローラ70にて分離された後、
カプセルフィルム20は一対の送りローラ71を経て巻
取りローラ72に巻き取られる。一方、画像が形成され
た用紙51は、排紙ガイド91を経てガイドローラ92
により第3の加熱装置90へ送られる。ここで、用紙5
1は、発色を促進されて光沢が高められてコピーができ
あがる。最後に、排出ローラ93により排紙トレイ95
に排出される。
現像後はカプセル面側に触れても損傷を与えないので、
搬送ローラ61により挟まれ送り量を制御されながら搬
送され加圧装置60へ至る。一方、用紙51は給紙カセ
ット80から半月ローラ81により1枚ずつ給紙され、
給紙ガイド82に沿って給紙ローラ83にて搬送される
。加圧装置60には、カプセルフィルム20の現像部分
と用紙51の先端とが合わせられて密着して一体となっ
た状態で供給され、カプセルフィルム20の現像された
マイクロカプセル面および顕色剤53塗布面と用紙51
とが、内側で接触する状態で一体となって、大径ローラ
62と小径ローラ63に挟み込まれ圧力が加えられる。 この圧力により未露光のマイクルカプセルが破壊され、
顕色剤53と反応し、用紙51上に画像が転写形成され
る。そして、加圧装置60から出たカプセルフィルム2
0と用紙51とは、分離ローラ70にて分離された後、
カプセルフィルム20は一対の送りローラ71を経て巻
取りローラ72に巻き取られる。一方、画像が形成され
た用紙51は、排紙ガイド91を経てガイドローラ92
により第3の加熱装置90へ送られる。ここで、用紙5
1は、発色を促進されて光沢が高められてコピーができ
あがる。最後に、排出ローラ93により排紙トレイ95
に排出される。
【0016】図2は画像記録装置1にスライドオプショ
ン100を装着した状態を示す。以下、スライドオプシ
ョン100について説明する。画像記録装置1のスペー
ス26の右側に取付けられたスライドオプション100
の内部構造は、上から光路順に、ハロゲンランプ101
、コンデンサレンズ102、スライド103、投影レン
ズ104、およびミラー105が設けられている。ハロ
ゲンランプ101より発せられた光が、コンデンサレン
ズ102により平行光に変えられ、スライド103を照
射する。更に、スライド103の画像情報が結像レンズ
104により、途中ミラー105を介し、露光台21上
のカプセルフィルム20上に結像され、潜像が形成され
る。以下、前述と同じように画像形成処理が行なわれる
。但し、スライドオプション100使用時は、原稿4の
スキャンは行われず、スライド103の像のみ露光され
る。
ン100を装着した状態を示す。以下、スライドオプシ
ョン100について説明する。画像記録装置1のスペー
ス26の右側に取付けられたスライドオプション100
の内部構造は、上から光路順に、ハロゲンランプ101
、コンデンサレンズ102、スライド103、投影レン
ズ104、およびミラー105が設けられている。ハロ
ゲンランプ101より発せられた光が、コンデンサレン
ズ102により平行光に変えられ、スライド103を照
射する。更に、スライド103の画像情報が結像レンズ
104により、途中ミラー105を介し、露光台21上
のカプセルフィルム20上に結像され、潜像が形成され
る。以下、前述と同じように画像形成処理が行なわれる
。但し、スライドオプション100使用時は、原稿4の
スキャンは行われず、スライド103の像のみ露光され
る。
【0017】図3、図4は粉体塗布装置40近傍の詳細
を示す。まず、図4を説明すると、粉体塗布装置40に
は、担持ローラ41と、この担持ローラ41と所定の間
隔dだけ離れて配置された電極ローラ42が備えられて
いる。粉体ケース43は、担持ローラ41の一部分がそ
の内部に位置するように配置されている。担持ローラ4
1は接地され、電極ローラ42は直流電源44に接続さ
れている。これにより両ローラ41、42間には塗布電
界が生じる。また、担持ローラ41と電極ローラ42と
が対抗する塗布領域45の位置より担持ローラ41の回
転方向に対する上流側に、回転可能な供給ローラ46が
担持ローラ41の円周面に圧接するように設けられてい
る。この供給ローラ46と塗布領域45との間には、板
状のブレード47が担持ローラ41の円周面に対して所
定の隙間を持って取り付けられている。このブレード4
7により、顕色剤53の担持ローラ41に担持される量
が規制される。粉体ケース43の内部には、粉体を構成
する粒状の顕色剤53が貯蔵されており、また、アジテ
ータ48が回転可能に設けられている。このアジテータ
48は図示しない駆動装置により回転され、顕色剤53
を撹拌する。
を示す。まず、図4を説明すると、粉体塗布装置40に
は、担持ローラ41と、この担持ローラ41と所定の間
隔dだけ離れて配置された電極ローラ42が備えられて
いる。粉体ケース43は、担持ローラ41の一部分がそ
の内部に位置するように配置されている。担持ローラ4
1は接地され、電極ローラ42は直流電源44に接続さ
れている。これにより両ローラ41、42間には塗布電
界が生じる。また、担持ローラ41と電極ローラ42と
が対抗する塗布領域45の位置より担持ローラ41の回
転方向に対する上流側に、回転可能な供給ローラ46が
担持ローラ41の円周面に圧接するように設けられてい
る。この供給ローラ46と塗布領域45との間には、板
状のブレード47が担持ローラ41の円周面に対して所
定の隙間を持って取り付けられている。このブレード4
7により、顕色剤53の担持ローラ41に担持される量
が規制される。粉体ケース43の内部には、粉体を構成
する粒状の顕色剤53が貯蔵されており、また、アジテ
ータ48が回転可能に設けられている。このアジテータ
48は図示しない駆動装置により回転され、顕色剤53
を撹拌する。
【0018】画像記録装置1のスタートスイッチが押下
されると、顕色剤53は、アジテータ48により撹拌さ
れて帯電し、供給ローラ46により担持ローラ41に供
給され、ブレード47によりその担持量が規制される。 この帯電した顕色剤53は担持ローラ41に付着した状
態で塗布領域45に搬送される。第1の加熱装置30で
加熱現像を終えたカプセルフィルム20上の像が粉体塗
布装置40に挿入されると、前記帯電した顕色剤53の
極性に適した電界が、直流電源44によって両ローラ4
1、42間に加えられている。この電界により生じる静
電力によって、帯電した顕色剤53が担持ローラ41か
らカプセルフィルム20に向かって飛翔し、カプセルフ
ィルム20は顕色剤が層状に静電塗布される。顕色剤5
3が塗布されたカプセルフィルム20は用紙51と重ね
合わされ加圧装置60に挿入される。
されると、顕色剤53は、アジテータ48により撹拌さ
れて帯電し、供給ローラ46により担持ローラ41に供
給され、ブレード47によりその担持量が規制される。 この帯電した顕色剤53は担持ローラ41に付着した状
態で塗布領域45に搬送される。第1の加熱装置30で
加熱現像を終えたカプセルフィルム20上の像が粉体塗
布装置40に挿入されると、前記帯電した顕色剤53の
極性に適した電界が、直流電源44によって両ローラ4
1、42間に加えられている。この電界により生じる静
電力によって、帯電した顕色剤53が担持ローラ41か
らカプセルフィルム20に向かって飛翔し、カプセルフ
ィルム20は顕色剤が層状に静電塗布される。顕色剤5
3が塗布されたカプセルフィルム20は用紙51と重ね
合わされ加圧装置60に挿入される。
【0019】粉体塗布装置40の他の実施例として第2
の加熱装置を兼用した装置の具体例を図3に示す。この
例では、電極ローラ42は中空のパイプであり、内部に
ハロゲンヒータ49が設置されている。電極ローラ42
の表面には温度センサ50が摺動可能に接触しており、
電極ローラ42の表面温度を検知する。この動作は、ハ
ロゲンヒータ49に通電することにより電極ローラ42
の表面温度を上げ、温度センサ50を使いながら規定温
度に制御しておく。従って電極ローラ42に接している
カプセルフィルム20を裏面から加熱でき、前記の静電
塗布の動作と同時に加熱現像をも行なう。なお、本実施
例ではカプセルフィルム20に顕色剤53を塗布してい
るが、用紙51の方に塗布してもよい。さらに、本実施
例ではカプセルフィルム20の全面に顕色剤53を塗布
しているが、必要部分のみ選択的に塗布することも考え
られる。
の加熱装置を兼用した装置の具体例を図3に示す。この
例では、電極ローラ42は中空のパイプであり、内部に
ハロゲンヒータ49が設置されている。電極ローラ42
の表面には温度センサ50が摺動可能に接触しており、
電極ローラ42の表面温度を検知する。この動作は、ハ
ロゲンヒータ49に通電することにより電極ローラ42
の表面温度を上げ、温度センサ50を使いながら規定温
度に制御しておく。従って電極ローラ42に接している
カプセルフィルム20を裏面から加熱でき、前記の静電
塗布の動作と同時に加熱現像をも行なう。なお、本実施
例ではカプセルフィルム20に顕色剤53を塗布してい
るが、用紙51の方に塗布してもよい。さらに、本実施
例ではカプセルフィルム20の全面に顕色剤53を塗布
しているが、必要部分のみ選択的に塗布することも考え
られる。
【0020】図5は上記第1の実施例による画像記録装
置の変形例であって本発明の第2の実施例を示す。画像
記録装置1内において用紙51の経路上の給紙ガイド8
2に粉体塗布装置43が設けられており、内部構成は図
4と同様であるが、カプセルフィルム20の代わりに用
紙51に顕色剤53を塗布する。一方、加圧装置60の
フレーム56に両端が回転可能に支持された中空の第2
の加熱装置(加熱ローラと呼ぶ)54の中空部分にヒー
タ55が固定されている。ヒータ55は加熱ローラ54
表面の温度を監視するセンサによって、加熱ローラ54
の表面が一定温度になるように制御される。この温度は
100℃〜150℃の範囲で予め設定値が定められてお
り、搬送速度、雰囲気温度、出力画像モードの設定等に
より設定値が選択される。露光されたカプセルフィルム
20は露光台21から加熱ローラ54に至り、カプセル
非塗布面側で加熱ローラ54に接触しながら略直角の角
度まで巻き付いて搬送される。カプセルフィルム20は
このとき、加熱ローラ54から熱を受けて潜像が現像さ
れる。
置の変形例であって本発明の第2の実施例を示す。画像
記録装置1内において用紙51の経路上の給紙ガイド8
2に粉体塗布装置43が設けられており、内部構成は図
4と同様であるが、カプセルフィルム20の代わりに用
紙51に顕色剤53を塗布する。一方、加圧装置60の
フレーム56に両端が回転可能に支持された中空の第2
の加熱装置(加熱ローラと呼ぶ)54の中空部分にヒー
タ55が固定されている。ヒータ55は加熱ローラ54
表面の温度を監視するセンサによって、加熱ローラ54
の表面が一定温度になるように制御される。この温度は
100℃〜150℃の範囲で予め設定値が定められてお
り、搬送速度、雰囲気温度、出力画像モードの設定等に
より設定値が選択される。露光されたカプセルフィルム
20は露光台21から加熱ローラ54に至り、カプセル
非塗布面側で加熱ローラ54に接触しながら略直角の角
度まで巻き付いて搬送される。カプセルフィルム20は
このとき、加熱ローラ54から熱を受けて潜像が現像さ
れる。
【0021】第2の加熱装置54は図6、図7、図8、
図9に示すような構成であってもよい。図6は、第2の
加熱装置54の変形例を示す。第2の加熱装置54はハ
ロゲンヒータ65と、リフレクタ66、赤外線透過ガラ
ス67、加熱台68、センサ69よりなっている。ハロ
ゲンヒータ65は加熱台68裏面に固定されたセンサ6
9によって、カプセルフィルム20が搬送される加熱台
68表面が一定温度になるように制御される。この温度
は100℃〜150℃の範囲で予め設定値が定められて
おり、搬送速度、雰囲気温度、出力画像モードの設定等
により設定値が選択される。露光されたカプセルフィル
ム20は露光台21から加熱台68に沿って搬送される
。このとき、ハロゲンヒータ65から放射される遠赤外
線〜可視光までのうち、遠赤外線〜赤外線のみが赤外線
透過ガラス67によって透過されカプセルフィルム20
まで到達する。リフレクタ66はハロゲンヒータ65か
ら放射される赤外線を効率良くカプセルフィルム20へ
向ける。この赤外線によりカプセルフィルム20は、露
光によって形成された潜像が現像される。
図9に示すような構成であってもよい。図6は、第2の
加熱装置54の変形例を示す。第2の加熱装置54はハ
ロゲンヒータ65と、リフレクタ66、赤外線透過ガラ
ス67、加熱台68、センサ69よりなっている。ハロ
ゲンヒータ65は加熱台68裏面に固定されたセンサ6
9によって、カプセルフィルム20が搬送される加熱台
68表面が一定温度になるように制御される。この温度
は100℃〜150℃の範囲で予め設定値が定められて
おり、搬送速度、雰囲気温度、出力画像モードの設定等
により設定値が選択される。露光されたカプセルフィル
ム20は露光台21から加熱台68に沿って搬送される
。このとき、ハロゲンヒータ65から放射される遠赤外
線〜可視光までのうち、遠赤外線〜赤外線のみが赤外線
透過ガラス67によって透過されカプセルフィルム20
まで到達する。リフレクタ66はハロゲンヒータ65か
ら放射される赤外線を効率良くカプセルフィルム20へ
向ける。この赤外線によりカプセルフィルム20は、露
光によって形成された潜像が現像される。
【0022】図7は、第2の加熱装置54のさらに別の
変形例を示す。第2の加熱装置54はヒータ56と、ブ
ロワ57、加熱台68、センサ58よりなっている。ヒ
ータ56はブロワ57の吹き出し口付近に設けられたセ
ンサ58によって、カプセルフィルム20が搬送される
加熱台68の表面が一定温度になるように制御される。 この温度は100℃〜150℃の範囲で予め設定値が定
められており、搬送速度、雰囲気温度、出力画像モード
の設定等により設定値が選択される。露光されたカプセ
ルフィルム20は露光台21から加熱台68に沿って搬
送される。このとき、ヒータ56によって加熱された空
気がブロワ57により第2の加熱装置54内で強制循環
し、効率良くカプセルフィルム20を加熱する。これに
よりカプセルフィルム20上の露光によって形成された
潜像が現像される。
変形例を示す。第2の加熱装置54はヒータ56と、ブ
ロワ57、加熱台68、センサ58よりなっている。ヒ
ータ56はブロワ57の吹き出し口付近に設けられたセ
ンサ58によって、カプセルフィルム20が搬送される
加熱台68の表面が一定温度になるように制御される。 この温度は100℃〜150℃の範囲で予め設定値が定
められており、搬送速度、雰囲気温度、出力画像モード
の設定等により設定値が選択される。露光されたカプセ
ルフィルム20は露光台21から加熱台68に沿って搬
送される。このとき、ヒータ56によって加熱された空
気がブロワ57により第2の加熱装置54内で強制循環
し、効率良くカプセルフィルム20を加熱する。これに
よりカプセルフィルム20上の露光によって形成された
潜像が現像される。
【0023】図8は、第2の加熱装置54のさらに別の
変形例を示す。第2の加熱装置54は、サーマルヘッド
59により構成されており、サーマルヘッド59の直接
加熱によりカプセルフィルム20は加熱現像される。こ
こで、サーマルヘッド59のON−OFFにより温度差
をつくることで、現像しない部分を作り、このまま加圧
転写することにより空白部分を作る。これを利用して、
白ヌキ文字、黒文字等を作ることも可能である。
変形例を示す。第2の加熱装置54は、サーマルヘッド
59により構成されており、サーマルヘッド59の直接
加熱によりカプセルフィルム20は加熱現像される。こ
こで、サーマルヘッド59のON−OFFにより温度差
をつくることで、現像しない部分を作り、このまま加圧
転写することにより空白部分を作る。これを利用して、
白ヌキ文字、黒文字等を作ることも可能である。
【0024】図9は、第2の加熱装置54のさらに別の
変形例を示す。第2の加熱装置は、加圧装置60の大径
ローラを兼ねた中空加圧ローラ73で、内部に加圧ヒー
タ74が配設されている。中空加圧ローラ73は、図示
しない駆動モータにより搬送量を制御されながら加圧温
度センサ75によって温度制御される。この温度は10
0℃〜150℃の範囲で予め設定値が定められており、
搬送速度、雰囲気温度、出力画像モードの設定等により
設定値が選択される。露光されたカプセルフィルム20
は搬送ローラ61にて加圧装置60内に用紙51ととも
に搬送される。
変形例を示す。第2の加熱装置は、加圧装置60の大径
ローラを兼ねた中空加圧ローラ73で、内部に加圧ヒー
タ74が配設されている。中空加圧ローラ73は、図示
しない駆動モータにより搬送量を制御されながら加圧温
度センサ75によって温度制御される。この温度は10
0℃〜150℃の範囲で予め設定値が定められており、
搬送速度、雰囲気温度、出力画像モードの設定等により
設定値が選択される。露光されたカプセルフィルム20
は搬送ローラ61にて加圧装置60内に用紙51ととも
に搬送される。
【0025】以上の実施例において、ランニングコスト
低減を考えると、カプセルフィルム20の無駄を極力抑
える必要がある。つまり、加圧装置60により用紙51
に画像を定着後、カプセルフィルム20を巻き戻し、使
用済みカプセルフィルム20の使用済み部分のできるだ
け直後(例えば図10のA点の直上流)から次の露光に
使用することが望まれる。しかしながら、第2の加熱装
置42は露光台21と加圧装置60の間に位置している
ため、カプセルフィルム20の露光された部分の直上流
に位置する未露光部(例えば図10のA点より上流)の
一部は、加圧装置60による転写プロセスのため第2の
加熱装置42をどうしても通過してしまい露光前に加熱
されるという不具合が生じる。そこでカプセルフィルム
20を第2の加熱装置42から退避させる構造、あるい
はカプセルフィルム20の未露光部(例えば図10のA
点より上流)が第2の加熱装置42を通過しない構造が
考えられる。図10にその実施例を示す。
低減を考えると、カプセルフィルム20の無駄を極力抑
える必要がある。つまり、加圧装置60により用紙51
に画像を定着後、カプセルフィルム20を巻き戻し、使
用済みカプセルフィルム20の使用済み部分のできるだ
け直後(例えば図10のA点の直上流)から次の露光に
使用することが望まれる。しかしながら、第2の加熱装
置42は露光台21と加圧装置60の間に位置している
ため、カプセルフィルム20の露光された部分の直上流
に位置する未露光部(例えば図10のA点より上流)の
一部は、加圧装置60による転写プロセスのため第2の
加熱装置42をどうしても通過してしまい露光前に加熱
されるという不具合が生じる。そこでカプセルフィルム
20を第2の加熱装置42から退避させる構造、あるい
はカプセルフィルム20の未露光部(例えば図10のA
点より上流)が第2の加熱装置42を通過しない構造が
考えられる。図10にその実施例を示す。
【0026】図10の(a)、(b)、(c)は未露光
のカプセルフィルム(A点より上流)を第2の加熱装置
42から退避させる構造の実施例の1つで、第2の加熱
装置42の周辺構成を示す。この例では、筒状の第2の
加熱装置42の回転中心を揺動の中心としたリリースロ
ーラ31が設けられている。リリースローラ31は、図
10(a)に示す初期位置に配置されており、加熱現像
、加圧転写の両プロセスが行なわれている時にもこの位
置にある。カプセルフィルム20の露光部(A点より下
流)が第2の加熱装置42による加熱終了後は、リリー
スローラ31は図10(b)に示す位置へ回動すること
により、カプセルフィルム20と第2の加熱装置42を
遠ざけ、カプセルフィルム20の未露光部(A点より上
流)の加熱を最小限にとどめる。図10において使用で
きないカプセルフィルム20は略A点とB点の間のみで
ある。このまま搬送ローラ61により送られ、加圧装置
60による転写プロセスが終了した時、カプセルフィル
ム20は逆転され巻き戻される。巻き戻しは図10(c
)に示すようにカプセルフィルム20のうち第2の加熱
装置42により加熱の影響を受けた領域(A点とB点の
間)の終端(B点)が露光台21の直下流に至るまで行
なわれる。リリースローラ31は、カプセルフィルム2
0の巻き戻し中にカプセルフィルム20の未加熱部(B
点より上流)が第2の加熱装置42に接触する恐れがな
くなった時点で図10(a)、(c)に示す初期位置に
戻される。
のカプセルフィルム(A点より上流)を第2の加熱装置
42から退避させる構造の実施例の1つで、第2の加熱
装置42の周辺構成を示す。この例では、筒状の第2の
加熱装置42の回転中心を揺動の中心としたリリースロ
ーラ31が設けられている。リリースローラ31は、図
10(a)に示す初期位置に配置されており、加熱現像
、加圧転写の両プロセスが行なわれている時にもこの位
置にある。カプセルフィルム20の露光部(A点より下
流)が第2の加熱装置42による加熱終了後は、リリー
スローラ31は図10(b)に示す位置へ回動すること
により、カプセルフィルム20と第2の加熱装置42を
遠ざけ、カプセルフィルム20の未露光部(A点より上
流)の加熱を最小限にとどめる。図10において使用で
きないカプセルフィルム20は略A点とB点の間のみで
ある。このまま搬送ローラ61により送られ、加圧装置
60による転写プロセスが終了した時、カプセルフィル
ム20は逆転され巻き戻される。巻き戻しは図10(c
)に示すようにカプセルフィルム20のうち第2の加熱
装置42により加熱の影響を受けた領域(A点とB点の
間)の終端(B点)が露光台21の直下流に至るまで行
なわれる。リリースローラ31は、カプセルフィルム2
0の巻き戻し中にカプセルフィルム20の未加熱部(B
点より上流)が第2の加熱装置42に接触する恐れがな
くなった時点で図10(a)、(c)に示す初期位置に
戻される。
【0027】リリースローラ31はカプセルフィルム搬
送量を監視する手段(図示せず)により上記の動作を駆
動する手段(図示せず)を有している。カプセルフィル
ムを第2の加熱装置42から退避させる構造において、
前記リリースローラ31の代わりに、図11(a),(
b)のようにガイドローラ36が第2の加熱装置42の
上下流に各1本以上備えられ、図11(b)のように動
作させて第2の加熱装置42からカプセルフィルム20
を退避させる構造であってもよい。また、リリースロー
ラ31やガイドローラ36を駆動するのではなく、図1
2(a)、(b)に示すようにカプセルフィルム20の
経路を規定する複数のローラ35に対し第2の加熱装置
42が移動してカプセルフィルム20から退避する構造
であってもよい。
送量を監視する手段(図示せず)により上記の動作を駆
動する手段(図示せず)を有している。カプセルフィル
ムを第2の加熱装置42から退避させる構造において、
前記リリースローラ31の代わりに、図11(a),(
b)のようにガイドローラ36が第2の加熱装置42の
上下流に各1本以上備えられ、図11(b)のように動
作させて第2の加熱装置42からカプセルフィルム20
を退避させる構造であってもよい。また、リリースロー
ラ31やガイドローラ36を駆動するのではなく、図1
2(a)、(b)に示すようにカプセルフィルム20の
経路を規定する複数のローラ35に対し第2の加熱装置
42が移動してカプセルフィルム20から退避する構造
であってもよい。
【0028】図13、図14は未露光のカプセルフィル
ムが第2の加熱装置を通過しない構造の実施例の1つで
ある。これは第2の加熱装置42が加圧装置60の下流
に位置したものである。露光のためカプセルフィルム2
0を順方向に搬送するとき、加圧装置60のニップは開
放状態にあり露光済みのカプセルフィルム(図13のA
点より下流)は第2の加熱装置42まで送り込まれる。 その後、加圧装置60による用紙51への転写のためカ
プセルフィルム20を巻き戻しながら、加圧装置60の
下流側から用紙51を加圧装置60へ送り画像の加圧転
写を行なう。その後、カプセルフィルム20の未露光部
先端(図13、図14のA点より上流)が露光台21の
位置に来るまで、カプセルフィルム20は順送され次の
露光に備える。この2経路による一連のプロセスは、カ
プセルフィルム20が第2の加熱装置42を通過しない
ため、カプセルフィルム20の無駄を極力抑えることが
できる。
ムが第2の加熱装置を通過しない構造の実施例の1つで
ある。これは第2の加熱装置42が加圧装置60の下流
に位置したものである。露光のためカプセルフィルム2
0を順方向に搬送するとき、加圧装置60のニップは開
放状態にあり露光済みのカプセルフィルム(図13のA
点より下流)は第2の加熱装置42まで送り込まれる。 その後、加圧装置60による用紙51への転写のためカ
プセルフィルム20を巻き戻しながら、加圧装置60の
下流側から用紙51を加圧装置60へ送り画像の加圧転
写を行なう。その後、カプセルフィルム20の未露光部
先端(図13、図14のA点より上流)が露光台21の
位置に来るまで、カプセルフィルム20は順送され次の
露光に備える。この2経路による一連のプロセスは、カ
プセルフィルム20が第2の加熱装置42を通過しない
ため、カプセルフィルム20の無駄を極力抑えることが
できる。
【0029】上記実施例において、カプセルフィルムの
露光感度が高いため、カプセルフィルムの露光速度が熱
定着速度より速くなる場合がある。このとき露光と熱定
着について最適なカプセルフィルムの送り速度を選ぶと
両者の間の速度の差によりカプセルフィルムにたるみが
生じてしまう、これを防ぐために露光台と第2の加熱装
置の間にダンサローラを設置することが考えられる。以
下にその実施例を示す。図15はダンサローラを備えた
第2の加熱装置周辺の実施例構成を示す。ダンサローラ
11は露光台21と第2の加熱装置42の間に取り付け
られ、バネ12により常にカプセルフィルム20のたる
みを取るように引っ張られている。ダンサローラ11の
前にはカプセルフィルム送りローラ13が設けられ、後
にはダンサローラ11の動作によりカプセルフィルムの
経路が変化しないようにするためのガイドローラ14が
設けられている。
露光感度が高いため、カプセルフィルムの露光速度が熱
定着速度より速くなる場合がある。このとき露光と熱定
着について最適なカプセルフィルムの送り速度を選ぶと
両者の間の速度の差によりカプセルフィルムにたるみが
生じてしまう、これを防ぐために露光台と第2の加熱装
置の間にダンサローラを設置することが考えられる。以
下にその実施例を示す。図15はダンサローラを備えた
第2の加熱装置周辺の実施例構成を示す。ダンサローラ
11は露光台21と第2の加熱装置42の間に取り付け
られ、バネ12により常にカプセルフィルム20のたる
みを取るように引っ張られている。ダンサローラ11の
前にはカプセルフィルム送りローラ13が設けられ、後
にはダンサローラ11の動作によりカプセルフィルムの
経路が変化しないようにするためのガイドローラ14が
設けられている。
【0030】動作を説明すると、露光時にカプセルフィ
ルム20は、カプセルフィルム送りローラ13により一
定速度で送られる。第2の加熱装置42の送り速度は、
露光の送り速度より遅いために、ダンサローラ11は露
光開始の時はbの位置にあるが、露光中に徐々に移動し
、露光終了時にはaの位置まで移動する。露光終了後カ
プセルフィルム送りローラ13は停止するが熱定着、圧
力現像はそのまま続けるため、徐々にダンサローラ11
のたるみは減少する。ダンサローラ11がbの位置に戻
った時に、カプセルフィルム送りローラ13のニップを
解除し、熱定着、圧力現像を終了するまでカプセルフィ
ルム20を送る。また、熱定着前にカプセルフィルム2
0のカプセル面がローラなどに接触すると、カプセルが
破壊され出力画像に傷が付くことがある。これを防止す
るため第1の加熱装置により予備熱定着を行っている。
ルム20は、カプセルフィルム送りローラ13により一
定速度で送られる。第2の加熱装置42の送り速度は、
露光の送り速度より遅いために、ダンサローラ11は露
光開始の時はbの位置にあるが、露光中に徐々に移動し
、露光終了時にはaの位置まで移動する。露光終了後カ
プセルフィルム送りローラ13は停止するが熱定着、圧
力現像はそのまま続けるため、徐々にダンサローラ11
のたるみは減少する。ダンサローラ11がbの位置に戻
った時に、カプセルフィルム送りローラ13のニップを
解除し、熱定着、圧力現像を終了するまでカプセルフィ
ルム20を送る。また、熱定着前にカプセルフィルム2
0のカプセル面がローラなどに接触すると、カプセルが
破壊され出力画像に傷が付くことがある。これを防止す
るため第1の加熱装置により予備熱定着を行っている。
【0031】次に、本発明による画像記録装置の第3の
実施例を図16を用いて説明する。この実施例による画
像記録装置1の上部には原稿台ガラス2及び原稿台カバ
ー3が配設され、この原稿台ガラス2の上には所望の原
稿4が伏せて置かれ原稿台カバー3が閉じられる。原稿
台ガラス2は、原稿台カバー3とともに、その長手方向
に往復移動可能に支持されている。原稿台ガラス2の下
方には、ハロゲンランプ5a及びリフレクタ5b、5c
、赤外透過ミラー5d、赤外反射ミラー17を備えた光
熱源部5が配設されている。その光熱源部5は原稿台ガ
ラス2に向けて原稿台ガラス2の移動方向に直交する方
向のライン状に光を照射する。照射された光は透明な原
稿台ガラス2を通過して、この上に置かれた原稿4によ
り下方へ反射される。原稿台ガラス2の下方には、セル
フォックレンズ7、その下方に複写画像の色調を調整す
るための色変換フィルタ6、さらにその下方にカプセル
フィルム20を平面状に支持するための露光台21と、
その右方に加熱台21bが配設されており、原稿4より
反射された光は、セルフォックレンズ7に入射し、露光
台21に沿ったカプセルフィルム20に原稿4上の画像
情報が結像される。
実施例を図16を用いて説明する。この実施例による画
像記録装置1の上部には原稿台ガラス2及び原稿台カバ
ー3が配設され、この原稿台ガラス2の上には所望の原
稿4が伏せて置かれ原稿台カバー3が閉じられる。原稿
台ガラス2は、原稿台カバー3とともに、その長手方向
に往復移動可能に支持されている。原稿台ガラス2の下
方には、ハロゲンランプ5a及びリフレクタ5b、5c
、赤外透過ミラー5d、赤外反射ミラー17を備えた光
熱源部5が配設されている。その光熱源部5は原稿台ガ
ラス2に向けて原稿台ガラス2の移動方向に直交する方
向のライン状に光を照射する。照射された光は透明な原
稿台ガラス2を通過して、この上に置かれた原稿4によ
り下方へ反射される。原稿台ガラス2の下方には、セル
フォックレンズ7、その下方に複写画像の色調を調整す
るための色変換フィルタ6、さらにその下方にカプセル
フィルム20を平面状に支持するための露光台21と、
その右方に加熱台21bが配設されており、原稿4より
反射された光は、セルフォックレンズ7に入射し、露光
台21に沿ったカプセルフィルム20に原稿4上の画像
情報が結像される。
【0032】本画像記録装置1の内部には、機体に対し
て取り外し可能なカートリッジ22が配設され、長尺状
のカプセルフィルム20が、供給ローラ軸23に巻かれ
た状態でカートリッジ22に収容されている。カートリ
ッジ22が機体内の所定位置にセットされている状態で
、カプセルフィルム20の先端部は引出しローラ24に
より、露光台21方向へ引き出される。引出しローラ2
4の右方、カプセルフィルム20の上下には、右側の熱
がカートリッジ22へ影響を与えないように断熱材25
a、25bが配設されている。カプセルフィルム20の
搬送経路を説明すると、露光台21と加熱台21bは、
カプセルフィルム20が搬送途中に平面を保つようにガ
イドしている。露光台21の裏側には第1の加熱装置3
0が配設されており、露光台21を均一な温度に保つ。 露光台21の右側には左右方向に移動可能で顕色剤53
を選択塗布するための顕色剤塗布装置40(図3、図4
参照)が配設されており、内部の担持ローラ41と対向
して配設された電極ローラ42との間にて顕色剤53を
カプセルフィルム20に塗布する。
て取り外し可能なカートリッジ22が配設され、長尺状
のカプセルフィルム20が、供給ローラ軸23に巻かれ
た状態でカートリッジ22に収容されている。カートリ
ッジ22が機体内の所定位置にセットされている状態で
、カプセルフィルム20の先端部は引出しローラ24に
より、露光台21方向へ引き出される。引出しローラ2
4の右方、カプセルフィルム20の上下には、右側の熱
がカートリッジ22へ影響を与えないように断熱材25
a、25bが配設されている。カプセルフィルム20の
搬送経路を説明すると、露光台21と加熱台21bは、
カプセルフィルム20が搬送途中に平面を保つようにガ
イドしている。露光台21の裏側には第1の加熱装置3
0が配設されており、露光台21を均一な温度に保つ。 露光台21の右側には左右方向に移動可能で顕色剤53
を選択塗布するための顕色剤塗布装置40(図3、図4
参照)が配設されており、内部の担持ローラ41と対向
して配設された電極ローラ42との間にて顕色剤53を
カプセルフィルム20に塗布する。
【0033】顕色剤塗布装置40の左側には、搬送ロー
ラ61及び加圧装置60があり、加圧装置60はカプセ
ルフィルム20上の画像情報を用紙51上へ転写あるい
は現像するための装置で、内部は大径ローラ62、小径
ローラ63及びバックアップローラ64よりなる。加圧
装置60の左側には、送りローラ71、さらにカートリ
ッジ22の内部に巻取りローラ72が回転可能に支持さ
れ、カプセルフィルム20が巻き取られる。カートリッ
ジ22の上部から出たカプセルフィルム20は、引出ロ
ーラ24に導かれて、露光台21、加熱台21bの上方
を通った後、担持ローラ41と電極ローラ42の間を通
過し、搬送ローラ61を通り、加圧装置60に導かれた
後、巻取りローラ72に巻き取られる。なお、カートリ
ッジ22を出た後の未露光なカプセルフィルム20は、
図示しない遮光カバーにより未露光状態が保持される。 また、後述するように引出しローラ24はコピー動作時
にはカプセルフィルム20から離れている。画像記録装
置1の下部には用紙51を積層した給紙カセット80が
装着される。その給紙カセット80上の用紙51は、上
方の半月ローラ81により一枚ずつ取り出される。
ラ61及び加圧装置60があり、加圧装置60はカプセ
ルフィルム20上の画像情報を用紙51上へ転写あるい
は現像するための装置で、内部は大径ローラ62、小径
ローラ63及びバックアップローラ64よりなる。加圧
装置60の左側には、送りローラ71、さらにカートリ
ッジ22の内部に巻取りローラ72が回転可能に支持さ
れ、カプセルフィルム20が巻き取られる。カートリッ
ジ22の上部から出たカプセルフィルム20は、引出ロ
ーラ24に導かれて、露光台21、加熱台21bの上方
を通った後、担持ローラ41と電極ローラ42の間を通
過し、搬送ローラ61を通り、加圧装置60に導かれた
後、巻取りローラ72に巻き取られる。なお、カートリ
ッジ22を出た後の未露光なカプセルフィルム20は、
図示しない遮光カバーにより未露光状態が保持される。 また、後述するように引出しローラ24はコピー動作時
にはカプセルフィルム20から離れている。画像記録装
置1の下部には用紙51を積層した給紙カセット80が
装着される。その給紙カセット80上の用紙51は、上
方の半月ローラ81により一枚ずつ取り出される。
【0034】また、本画像記録装置1はカプセルフィル
ム20を装置内の所定の搬送経路に自動的にセットする
ためのオートローディング機能を有している。これは、
カプセルフィルム20の先端部に張り付けられているリ
ーダーフィルム部を、自動的に装置内に引き出した上で
、装置内の所定の経路に搬送し巻取りローラ72に巻き
付ける機能である。これにより、リーダーフィルム部に
続くカプセルフィルム20も、巻取りローラ72に巻き
取られ、装置内のセットも完了する。このオートローデ
ィング時のリーダーフィルム部の引出し用として、引出
しローラ24が配設されている。
ム20を装置内の所定の搬送経路に自動的にセットする
ためのオートローディング機能を有している。これは、
カプセルフィルム20の先端部に張り付けられているリ
ーダーフィルム部を、自動的に装置内に引き出した上で
、装置内の所定の経路に搬送し巻取りローラ72に巻き
付ける機能である。これにより、リーダーフィルム部に
続くカプセルフィルム20も、巻取りローラ72に巻き
取られ、装置内のセットも完了する。このオートローデ
ィング時のリーダーフィルム部の引出し用として、引出
しローラ24が配設されている。
【0035】次に、本画像記録装置の動作について説明
する。カートリッジ20が画像記録装置1にセットされ
ると、オートローディングを開始する。引出しローラ2
4はオートローディング開始時のみ、カプセルフィルム
20の先端に貼られたリーダーフィルム部に当接し、搬
送方向に回転してリーダーフィルム部を搬送ローラ61
まで送り出す。その後はリーダーフィルム部から離れて
停止し、以後の搬送は搬送ローラ61の駆動により行な
われる。この後、リーダーフィルム部は加圧装置60の
中を通って巻取りローラ72の円周上に貼られている両
面テープに粘着され巻き取られる。オートローディング
が終了するとコピー可能になる。図示しないコピースタ
ートキーが押されると、原稿台ガラス2が左方の原点ま
で移動した後、ハロゲンランプ5aが点灯され、原稿台
ガラス2が右方へ原稿走査を開始する。これと同時にカ
プセルフィルム20も露光台21上を右方へ搬送される
。原稿から反射された光は、セルフォックレンズ7によ
りカプセルフィルム20に結像する光路上で色変換フィ
ルタ6により色補正され、露光台21上のカプセルフィ
ルム20に正立像を形成する。
する。カートリッジ20が画像記録装置1にセットされ
ると、オートローディングを開始する。引出しローラ2
4はオートローディング開始時のみ、カプセルフィルム
20の先端に貼られたリーダーフィルム部に当接し、搬
送方向に回転してリーダーフィルム部を搬送ローラ61
まで送り出す。その後はリーダーフィルム部から離れて
停止し、以後の搬送は搬送ローラ61の駆動により行な
われる。この後、リーダーフィルム部は加圧装置60の
中を通って巻取りローラ72の円周上に貼られている両
面テープに粘着され巻き取られる。オートローディング
が終了するとコピー可能になる。図示しないコピースタ
ートキーが押されると、原稿台ガラス2が左方の原点ま
で移動した後、ハロゲンランプ5aが点灯され、原稿台
ガラス2が右方へ原稿走査を開始する。これと同時にカ
プセルフィルム20も露光台21上を右方へ搬送される
。原稿から反射された光は、セルフォックレンズ7によ
りカプセルフィルム20に結像する光路上で色変換フィ
ルタ6により色補正され、露光台21上のカプセルフィ
ルム20に正立像を形成する。
【0036】カプセルフィルム20の搬送速度は原稿台
ガラス2の移動速度と同期させてあるため、露光台21
を通過する際のカプセルフィルム20には原稿4の所定
ラインの潜像核が順次形成される。このとき、露光台2
1は第1の加熱装置30により潜像核形成に適切な温度
に保たれており(通常は20℃から150℃)、カプセ
ルフィルム20は露光台21に接触する間に均一に温め
られ、加熱台21bに搬送される。次に、ハロゲンラン
プ5aから放射された赤外線は直接、あるいは赤外反射
ミラー17により反射され、あるいは赤外透過ミラー5
dを透過してカプセルフィルム20に到達する。この途
中、赤外線は断熱性のあるシャッタ18の開閉によりカ
プセルフィルム20まで到達する熱を制限され、可視光
は赤外透過フィルタ19によりカットされる。シャッタ
18の開閉量は加熱台21bの下方に配設されたセンサ
21aにより、加熱台21bの温度が一定となるよう制
御される。このようにしてハロゲンランプ5aから放射
された赤外線がカプセルフィルム20に熱を加えると、
カプセルフィルム20上の潜像核が熱により反応し、潜
像が形成される。
ガラス2の移動速度と同期させてあるため、露光台21
を通過する際のカプセルフィルム20には原稿4の所定
ラインの潜像核が順次形成される。このとき、露光台2
1は第1の加熱装置30により潜像核形成に適切な温度
に保たれており(通常は20℃から150℃)、カプセ
ルフィルム20は露光台21に接触する間に均一に温め
られ、加熱台21bに搬送される。次に、ハロゲンラン
プ5aから放射された赤外線は直接、あるいは赤外反射
ミラー17により反射され、あるいは赤外透過ミラー5
dを透過してカプセルフィルム20に到達する。この途
中、赤外線は断熱性のあるシャッタ18の開閉によりカ
プセルフィルム20まで到達する熱を制限され、可視光
は赤外透過フィルタ19によりカットされる。シャッタ
18の開閉量は加熱台21bの下方に配設されたセンサ
21aにより、加熱台21bの温度が一定となるよう制
御される。このようにしてハロゲンランプ5aから放射
された赤外線がカプセルフィルム20に熱を加えると、
カプセルフィルム20上の潜像核が熱により反応し、潜
像が形成される。
【0037】次に、顕色剤塗布装置40により図3、図
4で述べたのと同様に、内部の帯電した顕色剤53の極
性に適した電界が担持ローラ41、電極ローラ42間に
加えられ、この電界により生じる静電力によって、カプ
セルフィルム20には粉体状の顕色剤53が層状に静電
塗布される。また、顕色剤53が必要な部分だけ塗布さ
れるように、顕色剤塗布装置40は左右に移動制御され
ている。潜像が形成されたカプセルフィルム20は、搬
送ローラ61により搬送され加圧装置60へ至る。一方
、用紙51は給紙カセット80から半月ローラ81によ
り1枚ずつ給紙され、給紙ガイドに沿って給紙ローラに
て搬送される。加圧装置60には、カプセルフィルム2
0と用紙51とが、潜像と先端が合わせられて密着して
一体となった状態で供給され、カプセルフィルム20の
潜像が形成されたマイクロカプセル面および顕色剤53
塗布面と用紙51とが、内側で接触する状態で一体とな
って、大径ローラ62と小径ローラ63に挟み込まれ圧
力が加えられる。この圧力により未露光のマイクルカプ
セルが破壊され、顕色剤53と反応し、用紙51上に画
像が転写形成される。加圧装置60から出たカプセルフ
ィルム20と用紙51とは、大径ローラ62により分離
された後、カプセルフィルム20は巻取りローラ72に
巻き取られる。一方、画像が形成された用紙51は、排
紙ガイド91を経て、排出ローラ93により排紙トレイ
95に排出される。
4で述べたのと同様に、内部の帯電した顕色剤53の極
性に適した電界が担持ローラ41、電極ローラ42間に
加えられ、この電界により生じる静電力によって、カプ
セルフィルム20には粉体状の顕色剤53が層状に静電
塗布される。また、顕色剤53が必要な部分だけ塗布さ
れるように、顕色剤塗布装置40は左右に移動制御され
ている。潜像が形成されたカプセルフィルム20は、搬
送ローラ61により搬送され加圧装置60へ至る。一方
、用紙51は給紙カセット80から半月ローラ81によ
り1枚ずつ給紙され、給紙ガイドに沿って給紙ローラに
て搬送される。加圧装置60には、カプセルフィルム2
0と用紙51とが、潜像と先端が合わせられて密着して
一体となった状態で供給され、カプセルフィルム20の
潜像が形成されたマイクロカプセル面および顕色剤53
塗布面と用紙51とが、内側で接触する状態で一体とな
って、大径ローラ62と小径ローラ63に挟み込まれ圧
力が加えられる。この圧力により未露光のマイクルカプ
セルが破壊され、顕色剤53と反応し、用紙51上に画
像が転写形成される。加圧装置60から出たカプセルフ
ィルム20と用紙51とは、大径ローラ62により分離
された後、カプセルフィルム20は巻取りローラ72に
巻き取られる。一方、画像が形成された用紙51は、排
紙ガイド91を経て、排出ローラ93により排紙トレイ
95に排出される。
【0038】次に本発明による画像記録装置の第4の実
施例を図17を用いて説明する。この実施例では、画像
記録装置1の上部に原稿台ガラス2及び原稿台カバー3
が配設され、この原稿台ガラス2の上には所望の原稿4
が伏せて置かれ原稿台カバー3が閉じられる。原稿台ガ
ラス2は原稿台カバー3とともに、その長手方向に往復
移動可能に支持されている。原稿台ガラス2の下方には
、ハロゲンランプ5a及びリフレクタ5b、5cを備え
た露光部5が配設されている。その露光部5は原稿台ガ
ラス2に向けて原稿台ガラス2の移動方向に直交する方
向のライン状に光を照射する。照射された光は透明な原
稿台ガラス2を通過して、この上に置かれた原稿4によ
り下方へ反射される。原稿台ガラス2の下方には、セル
フォックレンズ110があり、原稿4より反射された光
は、セルフォックレンズ110に入射し、下面がカプセ
ル面であるカプセルフィルム20に原稿4上の画像情報
が結像される。一方、画像記録装置1の左部には、機体
に対して取り外し可能なカートリッジ22が配設され、
長尺状のカプセルフィルム20が、供給ローラ軸23に
巻かれた状態でカートリッジ22に収容されている。
施例を図17を用いて説明する。この実施例では、画像
記録装置1の上部に原稿台ガラス2及び原稿台カバー3
が配設され、この原稿台ガラス2の上には所望の原稿4
が伏せて置かれ原稿台カバー3が閉じられる。原稿台ガ
ラス2は原稿台カバー3とともに、その長手方向に往復
移動可能に支持されている。原稿台ガラス2の下方には
、ハロゲンランプ5a及びリフレクタ5b、5cを備え
た露光部5が配設されている。その露光部5は原稿台ガ
ラス2に向けて原稿台ガラス2の移動方向に直交する方
向のライン状に光を照射する。照射された光は透明な原
稿台ガラス2を通過して、この上に置かれた原稿4によ
り下方へ反射される。原稿台ガラス2の下方には、セル
フォックレンズ110があり、原稿4より反射された光
は、セルフォックレンズ110に入射し、下面がカプセ
ル面であるカプセルフィルム20に原稿4上の画像情報
が結像される。一方、画像記録装置1の左部には、機体
に対して取り外し可能なカートリッジ22が配設され、
長尺状のカプセルフィルム20が、供給ローラ軸23に
巻かれた状態でカートリッジ22に収容されている。
【0039】カプセルフィルム20の搬送経路に沿って
、加熱装置54、搬送ローラ61、顕色剤を選択塗布す
るための顕色剤塗布装置40が配設されており、搬送ロ
ーラ61と供給ローラ軸23のテンションによりカプセ
ルフィルム20は水平に保たれる。顕色剤塗布装置40
は内部の担持ローラ41と対向して配設された電極ロー
ラ42との間にて顕色剤53がカプセルフィルム20に
塗布される。顕色剤塗布装置40の右側には、カプセル
フィルム20上の画像情報を現像するための加圧装置6
0があり、この加圧装置60は大径ローラ62、小径ロ
ーラ63及びバックアップローラ64よりなる。加圧装
置60の右側には、カッタ114、第3の加熱装置90
、排出ローラ93及び排紙トレイ95が配設されている
。画像記録装置1の下部には離型紙111を積層した給
紙カセット80が装着される。その給紙カセット80上
の離型紙111は、上方の半月ローラ81により一枚ず
つ取り出される。その右側には使用済みの離型紙113
を溜める離型紙トレイ112が配設されている。
、加熱装置54、搬送ローラ61、顕色剤を選択塗布す
るための顕色剤塗布装置40が配設されており、搬送ロ
ーラ61と供給ローラ軸23のテンションによりカプセ
ルフィルム20は水平に保たれる。顕色剤塗布装置40
は内部の担持ローラ41と対向して配設された電極ロー
ラ42との間にて顕色剤53がカプセルフィルム20に
塗布される。顕色剤塗布装置40の右側には、カプセル
フィルム20上の画像情報を現像するための加圧装置6
0があり、この加圧装置60は大径ローラ62、小径ロ
ーラ63及びバックアップローラ64よりなる。加圧装
置60の右側には、カッタ114、第3の加熱装置90
、排出ローラ93及び排紙トレイ95が配設されている
。画像記録装置1の下部には離型紙111を積層した給
紙カセット80が装着される。その給紙カセット80上
の離型紙111は、上方の半月ローラ81により一枚ず
つ取り出される。その右側には使用済みの離型紙113
を溜める離型紙トレイ112が配設されている。
【0040】次に、本画像記録装置の動作を説明する。
図示しないコピースタートキーが押されると、原稿台ガ
ラス2が左方の原点まで移動した後、ハロゲンランプ5
aが点灯され、原稿台ガラス2が右方へ原稿走査を開始
する。これと同時にカプセルフィルム20も右方へ搬送
される。原稿から反射された光は、セルフォックレンズ
110によりカプセルフィルム20に結像するが、カプ
セル面が下側のためカプセルフィルム20の透明なベー
スフィルム(PET)越しに潜像を形成する。搬送ロー
ラ61にて送られながら、ヒータ65にて一定の温度に
たもたれた加熱装置54にて加熱される。すると、カプ
セルフィルム20上の潜像核が熱により反応し、潜像が
形成される。次に、顕色剤塗布装置40により図3、図
4で述べたのと同様に、内部の帯電した顕色剤53の極
性に適した電界が担持ローラ41、電極ローラ42間に
加えられ、この電界により生じる静電力によって、カプ
セルフィルム20には粉体状の顕色剤53が層状に静電
塗布される。また、顕色剤53は必要な部分だけ塗布で
きるようになっている。潜像が形成されたカプセルフィ
ルム20は、加圧装置60へ至る。
ラス2が左方の原点まで移動した後、ハロゲンランプ5
aが点灯され、原稿台ガラス2が右方へ原稿走査を開始
する。これと同時にカプセルフィルム20も右方へ搬送
される。原稿から反射された光は、セルフォックレンズ
110によりカプセルフィルム20に結像するが、カプ
セル面が下側のためカプセルフィルム20の透明なベー
スフィルム(PET)越しに潜像を形成する。搬送ロー
ラ61にて送られながら、ヒータ65にて一定の温度に
たもたれた加熱装置54にて加熱される。すると、カプ
セルフィルム20上の潜像核が熱により反応し、潜像が
形成される。次に、顕色剤塗布装置40により図3、図
4で述べたのと同様に、内部の帯電した顕色剤53の極
性に適した電界が担持ローラ41、電極ローラ42間に
加えられ、この電界により生じる静電力によって、カプ
セルフィルム20には粉体状の顕色剤53が層状に静電
塗布される。また、顕色剤53は必要な部分だけ塗布で
きるようになっている。潜像が形成されたカプセルフィ
ルム20は、加圧装置60へ至る。
【0041】一方、離型紙111は給紙カセット80か
ら半月ローラ81により1枚ずつ給紙され、給紙ガイド
82に沿って給紙ローラ84にて搬送される。加圧装置
60には、カプセルフィルム20と離型紙111とが、
カプセルフィルム20上の潜像と離型紙111の先端が
合わせられて密着して一体となった状態で供給され、カ
プセルフィルム20の潜像が形成されたマイクロカプセ
ル面および顕色剤53塗布面と離型紙111とが、内側
で接触する状態で一体となって、大径ローラ62と小径
ローラ63に挟み込まれ圧力が加えられる。この圧力に
より未露光のマイクルカプセルが破壊され、顕色剤53
と反応し、カプセルフィルム上に画像が形成される。ベ
ースフィルムが透明のためOHPのように透過像となっ
ている。加圧装置60から出たカプセルフィルム20と
離型紙111とは、大径ローラ62により分離された後
、カプセルフィルム20はカッタ114にて所定のサイ
ズに切断される。その後、もう1つの加熱装置90にて
定着されて、排出ローラ93により排紙トレイ95に排
出される。一方、使用済みの離型紙113は離型紙トレ
イ112上に積層回収される。
ら半月ローラ81により1枚ずつ給紙され、給紙ガイド
82に沿って給紙ローラ84にて搬送される。加圧装置
60には、カプセルフィルム20と離型紙111とが、
カプセルフィルム20上の潜像と離型紙111の先端が
合わせられて密着して一体となった状態で供給され、カ
プセルフィルム20の潜像が形成されたマイクロカプセ
ル面および顕色剤53塗布面と離型紙111とが、内側
で接触する状態で一体となって、大径ローラ62と小径
ローラ63に挟み込まれ圧力が加えられる。この圧力に
より未露光のマイクルカプセルが破壊され、顕色剤53
と反応し、カプセルフィルム上に画像が形成される。ベ
ースフィルムが透明のためOHPのように透過像となっ
ている。加圧装置60から出たカプセルフィルム20と
離型紙111とは、大径ローラ62により分離された後
、カプセルフィルム20はカッタ114にて所定のサイ
ズに切断される。その後、もう1つの加熱装置90にて
定着されて、排出ローラ93により排紙トレイ95に排
出される。一方、使用済みの離型紙113は離型紙トレ
イ112上に積層回収される。
【0042】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。例えば、顕色剤の代わ
りに吸収剤を用いてもよく、この場合、カプセルフィル
ムは有色マイクロカプセルにて構成され、カプセルフィ
ルム上に加熱現像された像が吸収剤に浸透した後、加圧
転写される。また、顕色剤、吸収剤とも初めから用紙に
塗布されている顕色剤塗布紙、吸収剤塗布紙であっても
よい。さらには、第1の加熱装置の温度分布は均一でな
くてもよく、図18に示すように露光台上の温度分布が
3段階あるいは多段階に変化しているものを用いてもよ
い。また、用紙の代わりに片面に接着面をもつ糊付きシ
ートを用いればシールの作成も可能である。
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。例えば、顕色剤の代わ
りに吸収剤を用いてもよく、この場合、カプセルフィル
ムは有色マイクロカプセルにて構成され、カプセルフィ
ルム上に加熱現像された像が吸収剤に浸透した後、加圧
転写される。また、顕色剤、吸収剤とも初めから用紙に
塗布されている顕色剤塗布紙、吸収剤塗布紙であっても
よい。さらには、第1の加熱装置の温度分布は均一でな
くてもよく、図18に示すように露光台上の温度分布が
3段階あるいは多段階に変化しているものを用いてもよ
い。また、用紙の代わりに片面に接着面をもつ糊付きシ
ートを用いればシールの作成も可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明によれば、カプセルフィルム等でなる熱現像感光材料
を搬送する搬送ローラを加熱装置の直後方に配置したこ
とにより、そこでカプセルフィルムに触れても傷を付け
ることがなくなり、その搬送が簡単にできるようになる
。また、画像記録装置内に受像材料を塗布する装置を内
蔵することにより、各種の用紙を使用でき便利となる。 また、加熱手段による加熱を、熱現像感光材料への露光
と同時もしくは受像材料塗布時に、あるいは、露光時の
光エネルギーを利用して行うものとし、または、加熱手
段が加圧手段を兼ねる装置とすること等により、装置の
小型化を図ることができる。さらには、加熱手段にサー
マルヘッドを使うことにより選択加熱ができ、加熱部・
非加熱部を作ることで文字等の入力が可能となる。 また、加熱手段が退避することや加圧手段の後ろに加熱
手段を配置することにより、未露光部まで加熱しなくて
も済むためランニングコストの低減になるという効果が
ある。また、弛み取り手段を設けることにより、搬送速
度が異なる露光手段や加熱手段や加圧手段の間のカプセ
ルフィルムの搬送速度の調整が簡単にできる。さらに、
スライド投影レンズとスライド用光源を設けることでス
ライドからの露光ができる。また、非マイクロカプセル
面側から露光することや、巻取りローラと供給ローラを
同一カートリッジ内に納めることで熱現像感光材料の取
扱いが簡単になるという効果がある。
明によれば、カプセルフィルム等でなる熱現像感光材料
を搬送する搬送ローラを加熱装置の直後方に配置したこ
とにより、そこでカプセルフィルムに触れても傷を付け
ることがなくなり、その搬送が簡単にできるようになる
。また、画像記録装置内に受像材料を塗布する装置を内
蔵することにより、各種の用紙を使用でき便利となる。 また、加熱手段による加熱を、熱現像感光材料への露光
と同時もしくは受像材料塗布時に、あるいは、露光時の
光エネルギーを利用して行うものとし、または、加熱手
段が加圧手段を兼ねる装置とすること等により、装置の
小型化を図ることができる。さらには、加熱手段にサー
マルヘッドを使うことにより選択加熱ができ、加熱部・
非加熱部を作ることで文字等の入力が可能となる。 また、加熱手段が退避することや加圧手段の後ろに加熱
手段を配置することにより、未露光部まで加熱しなくて
も済むためランニングコストの低減になるという効果が
ある。また、弛み取り手段を設けることにより、搬送速
度が異なる露光手段や加熱手段や加圧手段の間のカプセ
ルフィルムの搬送速度の調整が簡単にできる。さらに、
スライド投影レンズとスライド用光源を設けることでス
ライドからの露光ができる。また、非マイクロカプセル
面側から露光することや、巻取りローラと供給ローラを
同一カートリッジ内に納めることで熱現像感光材料の取
扱いが簡単になるという効果がある。
【図1】本発明による画像記録装置の第1の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明による画像記録装置の第1の実施例にス
ライド投影装置を接続した状態での断面図である。
ライド投影装置を接続した状態での断面図である。
【図3】本発明による画像記録装置の粉体塗布装置の周
辺構成を示す図である。
辺構成を示す図である。
【図4】本発明による画像記録装置の粉体塗布装置の周
辺構成を示す図である。
辺構成を示す図である。
【図5】本発明による画像記録装置の第1の実施例の変
形例で第2の実施例を示す断面図である。
形例で第2の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明による画像記録装置の第2の加熱装置の
変形例を示す略断面図である。
変形例を示す略断面図である。
【図7】本発明による画像記録装置の第2の加熱装置の
変形例を示す略断面図である。
変形例を示す略断面図である。
【図8】本発明による画像記録装置の第2の加熱装置の
変形例を示す略断面図である。
変形例を示す略断面図である。
【図9】本発明による画像記録装置の第2の加熱装置お
よび加圧装置の変形例を示す略断面図である。
よび加圧装置の変形例を示す略断面図である。
【図10】本発明による画像記録装置の未露光のカプセ
ルフィルムを第2の加熱装置から退避させる構造の実施
例の第2の加熱装置の周辺構成を示す図で、(a)は第
2の加熱装置の初期位置を示し、(b)は第2の加熱装
置の退避位置を示し、(cはカプセルフィルムの巻き戻
し後の位置を示す。
ルフィルムを第2の加熱装置から退避させる構造の実施
例の第2の加熱装置の周辺構成を示す図で、(a)は第
2の加熱装置の初期位置を示し、(b)は第2の加熱装
置の退避位置を示し、(cはカプセルフィルムの巻き戻
し後の位置を示す。
【図11】本発明による画像記録装置の未露光のカプセ
ルフィルムを第2の加熱装置から退避させる構造の実施
例の第2の加熱装置の周辺構成を示す図で、(a)は第
2の加熱装置の初期位置を示し、(b)は第2の加熱装
置の退避位置を示す。
ルフィルムを第2の加熱装置から退避させる構造の実施
例の第2の加熱装置の周辺構成を示す図で、(a)は第
2の加熱装置の初期位置を示し、(b)は第2の加熱装
置の退避位置を示す。
【図12】本発明による画像記録装置の未露光のカプセ
ルフィルムを第2の加熱装置から退避させる構造の実施
例の第2の加熱装置の周辺構成を示す図で、(a)は第
2の加熱装置の初期位置を示し、(b)は第2の加熱装
置の退避位置を示す。
ルフィルムを第2の加熱装置から退避させる構造の実施
例の第2の加熱装置の周辺構成を示す図で、(a)は第
2の加熱装置の初期位置を示し、(b)は第2の加熱装
置の退避位置を示す。
【図13】本発明による画像記録装置の未露光のカプセ
ルフィルムが第2の加熱装置を通過しない構造の実施例
を示す断面図である。
ルフィルムが第2の加熱装置を通過しない構造の実施例
を示す断面図である。
【図14】本発明による画像記録装置の未露光のカプセ
ルフィルムが第2の加熱装置を通過しない構造の実施例
を示す断面図である。
ルフィルムが第2の加熱装置を通過しない構造の実施例
を示す断面図である。
【図15】本発明による画像記録装置の第1の実施例の
変形例で第2の実施例を示すダンサローラの実施例によ
る第2の加熱装置周辺を示す側面図である。
変形例で第2の実施例を示すダンサローラの実施例によ
る第2の加熱装置周辺を示す側面図である。
【図16】本発明による画像記録装置の第3の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図17】本発明による画像記録装置の第4の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図18】本発明による画像記録装置の露光台の温度分
布を示す図である。
布を示す図である。
5 光源部(露光手段)
20 熱現像感光材料
21 露光台
40 顕色剤塗布装置
42 電極ローラ(加熱手段)
51 用紙
53 顕色剤(受像材料)
54 加熱装置(加熱手段)
61 搬送ローラ(搬送手段)
60 加圧装置(加圧手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 露光用の光源による原稿像を熱現像感
光材料に露光して潜像核を形成する露光手段と、前記熱
現像感光材料に形成された潜像核を加熱して潜像を現像
化する加熱手段と、前記熱現像感光材料の潜像形成側に
受像材料を付着させる手段と、前記熱現像感光材料の潜
像形成側と出力画像を得る受像用紙とを重ね合わせて該
受像用紙に画像を転写する加圧手段と、前記加熱手段よ
りも前記熱現像感光材料の搬送方向直後で該熱現像感光
材料を挟持して搬送する搬送手段とを備えたことを特徴
とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16219391A JPH04359252A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16219391A JPH04359252A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04359252A true JPH04359252A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15749770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16219391A Withdrawn JPH04359252A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04359252A (ja) |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP16219391A patent/JPH04359252A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |