JPH04303836A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04303836A
JPH04303836A JP6837091A JP6837091A JPH04303836A JP H04303836 A JPH04303836 A JP H04303836A JP 6837091 A JP6837091 A JP 6837091A JP 6837091 A JP6837091 A JP 6837091A JP H04303836 A JPH04303836 A JP H04303836A
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JP
Japan
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paper
capsule
roll
image
cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP6837091A
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English (en)
Inventor
Taku Nakada
卓 中田
Yumio Matsumoto
松本 勇美夫
Morikazu Iwase
岩瀬 守和
Yoichi Horaguchi
洞口 洋一
Masatoshi Yoshiyama
霊山 雅俊
Naoyuki Hatta
八田 尚之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光装置により感光媒
体に原稿像の潜像を形成し、この潜像を現像装置で現像
して画像を記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱現像感光材料を用いた画像記録
装置では、原稿を複写する用紙は、ほとんどが不透明な
特殊紙あるいは普通紙であり、せいぜいOHP用紙まで
であった。従って、装置に熱現像感光材料等を供給する
ためのカセットは熱現像感光材料を巻回した供給ローラ
のみ、あるいは供給ローラと使用済みの熱現像感光材料
を回収する巻取りローラが収納されているだけであった
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿の
画像が複写された用紙を貼り付けようとすると、いちい
ち用紙の裏に糊を付けたり、両面テープを貼りつけたり
しなければならず、出力をシールとして出力できる装置
は提案されていなかった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、フルカラーのオリジナルシール
を簡単に作成できる装置を提供することを第一の目的と
し、画像を形成する媒体を一つのカセットに全て収納し
、カセットの交換をワンタッチにして操作性を良くする
ことを第二の目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の画像形成装置は、熱現像感光材料に原稿像を
露光して潜像核を形成する露光手段と、前記熱現像感光
材料に形成された潜像核を加熱して潜像を形成する加熱
手段と、熱現像感光材料の潜像形成側と受像用紙を重ね
合わせて加圧転写する加圧手段とを備えた画像記録装置
であって、長尺状の熱現像感光材料を巻回して収納した
第一のロールと、使用済みの熱現像感光材料を回収する
第二のロールと、長尺状の受像用紙を巻回して収納した
第三のロールと、離型紙のついた両面粘着テープを巻回
して収納した第四のロールとを収納したカセットを備え
ている。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置によ
れば、まず露光手段によって第一のロールから引き出さ
れた長尺状の熱現像感光材料が露光され、潜像核が形成
される。次に加熱手段によって熱現像感光材料を加熱し
て潜像を形成する。その後、熱現像感光材料の潜像形成
側と第三のロールから引き出された受像用紙を重ね合わ
せて加圧手段に搬送し、熱現像感光材料の潜像を受像用
紙に加圧転写する。転写が終了した使用済みの熱現像感
光材料は、第二のロールに巻取られ、潜像を転写された
受像材料は、第四のロールから引き出された離型紙のつ
いた両面粘着テープと貼合わせる事によりシールを形成
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。
【0008】
【実施例1】まず図1から図6及び図23、図25、図
26を参照して、第一の実施例の構成を説明する。
【0009】図1は本発明による画像記録装置の第1の
実施例を示す中央略断面図で、本実施例の画像記録装置
では熱現像感光材料(以下カプセル紙と称す)7と受像
材料(以下顕色紙と称す)9とからなる感光紙が使用さ
れている。カプセル紙7は、図25に示すようにベース
紙124の片面にマイクロカプセル117を均一に付着
させたものであり、顕色紙9は、図26に示すようにベ
ース紙115の片面に顕色剤112を付着させたもので
ある。
【0010】尚、本発明における熱現像感光材料及び受
像材料としては、例えば、米国特許第4399209号
、第4430415号、同第4483914号、同第4
500626号、同第4503137号、特開昭59ー
154445号、特開昭59ー165054号、特開昭
59ー180548号、特開昭59ー218443号、
特開昭60ー120356号、特開昭57ー17983
6号、特願昭60ー117089号、特願昭60ー12
1284号、特願昭61ー53881号等に記載の熱現
像感光材料(熱現像感光要素)及び受像材料(色素固定
要素)を使用することができる。熱現像感光材料及び受
像材料には、上記特許内の、マイクロカプセル内に有色
の色素を包含した熱現像感光材料と吸収材の組合せで置
き換えることもできる。
【0011】図1に示すように光源1がリフレクタ2a
、2bの間にあり、開口部3を挟んでその対向する側に
リフレクタ2cがあり、光源1から発せられる光束を開
口部に集光し照射するように光源1およびリフレクタ2
a、2b、2cは、それぞれ配設されている。リフレク
タ2cの上方には光量検出器311が設置され、原稿面
の明るさを測定可能になっている。開口部3は、画像形
成装置22の下部に位置し、所望の画像の取り込み口を
形成している。また開口部3の上部には、光路を右方に
折り返す反射鏡4が、さらにその右方にはレンズ5が配
設されている。
【0012】光源1から発せられた光は、原稿面で反射
した後、反射鏡4によって光路を折り曲げられた後、レ
ンズ5に入射する。反射鏡4は図2に示すように、反射
鏡ホルダ4aに取り付けられており、カム30によって
駆動される。カム30はコピー動作に伴う各部のタイミ
ングを設定しており、カム30が一回転するとコピー動
作が一通り終了するように各々のカム面が構成されてい
る。また、カム30には図23に示すカム原点スイッチ
307が設置されており、カム30の回転開始点及び回
転終了点を検出する。
【0013】反射鏡ホルダ4aはレバー31によりカム
30と連結しており、カム30の回転に伴ってミラー回
転軸300を中心として反射鏡4を回動可能に構成され
ている。また、反射鏡ホルダ4aの側方には、反射鏡ホ
ルダ4aが所定の位置に達したことを検知するスイッチ
39が配設されている。反射鏡4は、通常図4中、二点
鎖線で示す位置にあり、レンズの前で光路をふさいでカ
プセル紙7の不用な露光を防いでいる。そして反射鏡4
は、露光中のみ実線に示す位置まで移動して、レンズ5
への光路を形成する。画像形成装置22のカバー314
の開口部3の上部には覗き窓35が形成されており、開
口部3の下方にある被写体が確認できるように透明な板
がはめ込まれている。さらにカバー314には出力画像
の排出口315が設けられている。
【0014】また、レンズ5の右方にはカセット21が
配設され、レンズ5を通過した光はカセット21の中の
カプセル紙7上に原稿の画像情報を形成する。
【0015】カセット21は画像形成装置22の前方方
向(紙面に垂直方向)に着脱可能であり、内部にカプセ
ル紙7、顕色紙9、巻き取りロール12、離型紙のつい
た両面粘着テープ302、コロ32a、コロ32bを備
えている。長尺状のカプセル紙7は巻回されてカプセル
紙ロール6の状態でカセット21の下方に収納され、カ
セット21が画像形成装置22の所定位置にセットされ
ている状態では、カプセル紙ロール6からコロ32a、
コロ32bを経て、加熱装置10、加圧装置11を通っ
て巻取りロール12に巻き取られる状態になっている。 なお、巻取りロール12は、逆転を防止するために一方
向にのみ回転可能になっており、後述するギヤ38によ
って駆動力を伝達される。カセット21内の上方には長
尺状の顕色紙9が巻回されて顕色紙ロール8の状態で収
納されており、巻き取りロール12の右方には両面粘着
テープ302が巻回されて両面粘着ロール15の状態で
収納されている。本実施例では顕色紙9の基材は無色透
明のPETフィルムを用いたもので説明する。
【0016】加熱装置10は、カプセル紙ロール6から
出てコロ32aとコロ32bの間で所定のテンションで
張られて露光されたカプセル紙7をコロ32bの下流で
カプセル紙7の裏側から加熱する位置に配設されており
、ヒータ10aとサーミスタ10bから構成される。 加熱装置の右方には加圧装置11が配設され、露光、加
熱済みのカプセル紙7と顕色紙9とが加圧装置11によ
り重ね合わされて加圧される。
【0017】加圧装置11は、カプセル紙7の画像情報
を顕色紙9に現像または、転写する装置で、図3に示す
ように内部は大径ロール11a、小径ロール11b、及
び大径バックアップロール11cより構成されている。 大径バックアップロール11cにはレバー33a、33
bが取り付けられており、レバー33a、33bはカム
30と連結している。またレバー33bには、レバー3
3bをカム30に押し付ける方向へ付勢して、大径ロー
ル11aを加圧する加圧バネ306が取り付けられてい
る。そしてカム30の回転にともなってレバー33a、
33bがそれぞれニップ回動軸301a、301bのま
わりに回動し、加圧装置11の加圧と加圧解除が制御さ
れる。さらに加圧装置11の大径ロール11aには、図
6に示すギヤ38が連結されており、モータ17から図
示しないギヤ列及びギヤ304、遊星ギヤ37を通して
駆動力が伝達される。遊星ギヤ37は、アーム303に
取り付けられ、アール303は、カム30に連結され、
回動軸305の回りに回動可能になっている。そして、
カム30の回転により、アーム303が回動し、遊星ギ
ヤ37のギヤ38との係合を制御する。
【0018】また、カセット21には図4に示すように
、加圧装置11の右方でカプセル紙7の裏面側の位置に
、カセット21を外したときにカプセル紙7のたるみを
取るための板バネ34が取り付けられている。板バネ3
4はカセット21が本体22にセットされない状態では
二点鎖線で示す状態にあり、カプセル紙7が大径ロール
11aと小径ロール11bの間にスムーズにはいるよう
にカプセル紙7を付勢している。カプセル紙7は加圧装
置11を通過後、顕色紙9と分離されてカセット21内
の巻き取りロール12に巻き取られる。
【0019】加圧装置11の下方にはカプセル紙7を所
定量だけ引き出すためのコロ13が移動可能に配設され
ている。コロ13は図5に示されるように、カプセル送
りレバー36に取り付けられている。また、カプセル送
りレバー36はカム30に連結されており、カプセル送
りレバー36及びコロ13がカム30の回転にともなっ
て図5中矢印方向へ往復動可能な構成になっている。さ
らに加圧装置11の右方にはカプセル紙7と分離した顕
色紙9に両面粘着テープ302を重ねて貼り合わせるた
めのローラ14が配設されている。ローラ14には、図
示しないギヤ列により、ギヤ30から駆動力が伝達され
、顕色紙9の像面の転写された側に両面粘着テープ15
の粘着面が合わさるように、顕色紙9の下方から両面粘
着テープ15が送り込まれる。ローラ14の右方にはテ
ープ幅全幅を切ってロールから切り離すためのカッター
16aが配設されている。さらに所定間隔を隔てた右方
には、画像が転写された領域と転写されてない領域を切
り離すためのハーフカット用カッター16bが配設され
ている。
【0020】カバー314には、図23に示すスタート
ボタン308、ヒータレディLED312、電池残量L
ED313が配設され、ヒータレディLED312、電
池残量LED313はcpu309によって制御される
【0021】また画像形成装置22の下部には電池18
が配設され、電池18からモータ17、光源1等へ電源
が供給される。さらに、cpu309には電池残量検出
器310が接続されており、必要に応じて電池残量LE
D313の点灯を制御する。
【0022】次に、本実施例の作用についてさらに図2
1、図22、図24を加えて説明する。
【0023】まず、画像形成装置22は複写したい原稿
の上にセットされる。そして画像形成装置22上部の覗
き窓35から覗くことにより被写体が正確に露光位置と
一致していることや露光取り込み領域が確認できる。ま
ず、電源スイッチ(図示せず)が入れられると、電池残
量検出器310が電池の残量を検出し、電池の残量が少
ないときは電池残量LED313を点滅させ、電池の残
量が規定レベル以上ある時は前記電池残量LED313
を点灯させる。次に、本画像形成装置22はカム30が
一回転することにより一連のコピー動作が終了するため
、前回のコピー動作の途中で電源スイッチを切られたり
するとカム30が一回転の途中で止まっている場合があ
る。そのためカム原点スイッチ307の状態を調べ、カ
ム30が原点位置に無い場合はカム30が原点位置にな
るまでモータ17駆動し、カム30を回す。
【0024】以上の初期設定が終了した後、加熱装置1
0のヒータ10aが加熱される。加熱装置10が設定温
度に達するまではヒータレディLED312を点滅させ
、cpu309がサーミスタ10bからの情報により、
加熱装置10が所定の温度に到達したと判断すると、ヒ
ータレディLED312が点灯され、コピー可能状態に
あることを表示し、スタートボタン308が押されるま
で待機状態になる。なおヒータレディLED312が点
滅している間はスタートボタン308を押してもコピー
動作は開始しない。
【0025】カセット21が画像形成装置22にセット
された状態でスタートボタン308が押されると、cp
u309にその信号が送信される。cpu309は、モ
ータ17を駆動し、図示しないギヤ列を介してカム30
を駆動する。カム30は図24に示すタイミングで各部
の動作を行わせる。
【0026】モーター17が回転し、カム30が回転す
るとカム面によりレバー31が押されて、まず反射鏡4
が動き出す。反射鏡4は露光中以外はレンズの前で光路
をふさいで待機しており、カプセル紙7を誤って露光し
ない様にするシャッターの役割をしている。反射鏡4が
カム30とレバー31により所定の位置に回動すると反
射鏡ホルダ4aがスイッチ39の接点に当接する。その
信号がcpu309に送られcpu309は光源1を点
灯させる。光源1の点灯時間及びデューティ比はcpu
309によって制御される。光源1から発せられた光は
、リフレクタ2a、2b、2cにより集光させられ開口
部3を照射する。原稿が照射されて反射した光は反射鏡
4によって右方に光路を折り曲げられてレンズ5に入射
する。レンズ5を出た光はカプセル紙7上に原稿の画像
情報を結像させる。カム30はその間も回り続けており
所定の時間が過ぎるとレバー31を引き始める。その時
には、既に光源1は消灯されており、カプセル紙7上に
は画像情報にもとずく潜像核が形成されている。
【0027】さらにカム30が回転すると、図24に示
すように、カプセル送りレバー36を駆動すると、コロ
13がカプセル紙7を押して、巻き取りロール12が一
方向にのみ回転可能なため、カプセル紙7をカプセル紙
ロール6から所定量だけ引き出す事になる。この所定量
は露光位置の先端から加圧装置11の位置にまでの長さ
に相当する長さで、加圧開始点を露光先端に合わせるた
めに引き出している。これにより顕色紙9の無駄が軽減
される。
【0028】また、カプセル紙7は露光位置から加圧装
置10まで搬送されていく間に、裏面側の加熱装置10
により加熱される。マイクロカプセル117内の感光性
ハロゲン化銀に潜像核が形成されたマイクロカプセル1
17は、加熱によりマイクロカプセル117内で潜像核
と還元剤が反応し、ラジカルが発生し、重合反応により
露光された部分のマイクロカプセル117が硬化する。 露光された部分のマイクロカプセル117が硬化される
ことにより、カプセル紙7に潜像が形成されていく。
【0029】コロ13がカプセル紙7をカプセル紙ロー
ル6から所定量だけ引き出すと、次にカム30は加圧装
置11を加圧し始める。カム30がレバー33a,33
bを動かすことによりレバー33a、33bが大径バッ
クアップロール11cを加圧し、大径ロール11aと小
径ロール11bの間に圧力を発生させる。カプセル紙7
と顕色紙9は反応面が内側で接触する状態で一体となっ
て、大径ローラ11aと小径ローラ11bに挟み込まれ
、潜像を形成していない未露光のマイクルカプセル11
7が圧力により破壊され、マイクロカプセル117内の
染料前駆体が顕色剤112と反応し、顕色紙9上に画像
が転写形成されていく。
【0030】次にカム30は、図6に示すように、遊星
ギヤ37をギヤ38に連結させ、モーター17の駆動を
加圧装置11、巻取りロール12、ローラ14に伝達可
能な位置関係になる。駆動が伝わると、カプセル紙7は
潜像を顕色紙9に転写しながら搬送されていき、カプセ
ル紙7と画像の転写された顕色紙9は、加圧装置11の
大径ロール11aを出たところで分離され、カプセル紙
7の方は巻取りロール12に巻取られていく。一方、画
像が転写された顕色紙9はそのまま右方へ搬送され両面
粘着テープを貼るローラ14に送り込まれ、顕色紙9の
画像が転写された面に両面粘着テープが、順次貼りつけ
られ、排出口315へ向かって送れられていく。
【0031】露光の後端が加圧装置11を通過するころ
にカム30は、レバー33a,33bを再び回動させて
、加圧装置11の加圧を解除し始める。そして、全カッ
ト用のカッター16aに露光の後端が到達するころカム
30は遊星ギヤ37をギヤ38から引き離して、加圧装
置11、巻取りロール12、ローラ14への駆動伝達を
切り離す。
【0032】こうしてカム30は、一連のコピーの動作
を終えてちょうど一回転すると、カム原点スイッチ30
7に検出され、その信号によってモーター17が止めら
れる。
【0033】その後、図示しないレバーが作業者により
引かれると、カッター16aとカッター16bが同時に
テープを切り、作業者は排出口315から出ている両面
粘着テープ302を張られた顕色紙9を取り出す。なお
、カッター16aはコピーされたところを顕色紙ロール
8、両面粘着ロール15から切り離し、カッター16b
はカッター16bの下の台が離型紙の厚みだけ低くして
あるため、顕色紙9と両面粘着テープ302だけを切り
、離型紙は切らない。そして出力されたテープの画像の
ない部分を持ってめくると画像領域だけが切り離せる事
ができ、そのままシールとして使用することが出来る。
【0034】また、本画像形成装置22は、ある一定時
間コピー動作が行われないと加熱装置10の加熱を停止
する機能を持っている。初期設定が終了した後、加熱装
置10のヒータ10aを加熱し始め、ある一定時間スタ
ートボタン308が押されないかまたは、コピー終了後
ある一定時間スタートボタン308が押されない場合は
ヒータ10aの加熱を停止し、ヒータレディLEDを消
灯する。再び加熱装置10を加熱し始め始めるにはスタ
ートボタン308を押せばよい。
【0035】なお、本実施例においては、カッター16
bの下の台を離型紙の厚みだけ低くする代わりに、ミシ
ン目が入るようにギザギザになっていてもよいし、二つ
のカッターは電動で動いてもよい。
【0036】また、他の実施例として加圧装置11の大
径ロール11aが中空ローラで形成されており、その内
部にヒーター、例えばハロゲンランプ等を配設し大径ロ
ール11aを加熱することで加熱装置11を兼ねること
も可能である。同様にして露光位置の下流のコロ32b
がヒーターにより加熱され加熱装置11を兼ねることも
可能である。
【0037】また、本実施例では電源を乾電池で説明し
たがこれに限ったものではなく、電源を供給できるもの
であれば、どのようなものでも構わないことは言うまで
もない。
【0038】以上の説明のように本発明の画像形成装置
によれば簡単にフルカラーのオリジナルシールを作成で
きるという効果がある。
【0039】
【実施例2】以下第二の実施例を図7を参照して図1と
の構成の相違点のみを説明する。
【0040】反射鏡51は開口部3の上部に配設されレ
ンズ5を挟んで反射鏡51と対向して配置される反射鏡
52と平行を保っている。またレンズ5は反射鏡51及
び52の間に開口部3下に置かれた原稿の像をカプセル
紙7上に結ぶように配設されている。
【0041】画像形成装置22中央部にはカセット21
がセットされ、その内部にはカプセル紙ロール6と顕色
紙ロール8と両面粘着ロール15及び巻き取りロール1
2が内蔵されている。また、カプセル紙ロール6は透明
なフィルム(PETフィルム等)で構成されたベース紙
124上にマイクロカプセル117が付着したカプセル
紙7を巻いたものであり、カプセル面が外側になるよう
に巻かれている。顕色紙9は透明のフィルム(PETフ
ィルム等)で構成されたベース紙115上に顕色剤11
2を付着させたものであり、顕色剤面を内側になるよう
に巻いたものである。カプセル紙ロール6と顕色紙ロー
ル8はカセット21の右側に配置され、カプセル紙7の
カプセル面と顕色紙9の顕色剤面がたがいに接触するよ
うに引き出される。引き出されたカプセル紙7と顕色紙
9は、軸316と加圧装置11の間で張られ、露光部5
5で露光される。従って露光はカプセル紙7のマイクロ
カプセル117が付着していない側から行う。露光部5
5と加圧装置11との間には、カプセル紙7側から加熱
できるように加熱装置10が配置されている。
【0042】上記のように構成された装置においてその
作用を説明する。
【0043】コピーボタン308が押下されると、光源
1が点灯し、開口部3下の原稿を照射する。光源1とリ
フレクタ2a、2bによって照射された原稿上の画像情
報は反射鏡51、レンズ5及び反射鏡52によりマイク
ロカプセル117のない側から、カプセル紙7のベース
フィルムを通してマイクロカプセル117上に結像され
、原稿の画像情報に応じた潜像が形成される。この時形
成される潜像は、装置上部からみたときに正立像となる
【0044】光源1は予め設定された時間になると消灯
し露光が終了する。露光終了と同時にモーター17より
連結されたギア列(図示せず)により巻き取りロール1
2及びローラー14が回転し、カプセル紙7と顕色紙9
は右方へと搬送される。加熱装置10上をカプセル紙7
が通過することにより、露光されたマイクロカプセル1
17は順次硬化していく。硬化プロセスは実施例1と同
じなので、詳述は省略する。
【0045】露光、加熱の終了したカプセル紙7と顕色
紙9は、次に加圧装置11を通過することにより圧力で
未露光のマイクロカプセル117が破壊され、カプセル
紙7の潜像が顕色紙9上へ現像、転写された後、カプセ
ル紙7は巻き取りロール12に巻き取られ、顕色紙9は
ローラ14へ向かって搬送される。ローラ14では両面
粘着ロール15から引き出されている両面粘着テープ3
02が、その粘着面が画像面と接するように顕色紙9に
貼付けられていく。加圧現像後の顕色紙9はローラ14
にて両面粘着テープ302を貼付けられながら順次右方
へ送られ、その画像後端部が全カット用カッター16a
の所までくるとその搬送はとめられ全カット用カッター
16aとハーフカット用カッター16bが下方へ移動し
全カット用カッター16aは顕色紙9と両面粘着テープ
を切断し、ハーフカット用カッター16bは顕色紙9と
両面粘着テープ302の離型紙を残して粘着材のみを切
断する。
【0046】以上詳述したように透明なベースフィルム
上にマイクロカプセル117が塗布されたカプセル紙7
を使用すると、実施例1のカセットに比べ、カセットの
形状が簡単になるという効果がある。また、カバー31
4の上部が開閉可能で、加圧装置11、加熱装置14が
分離する構成にすれば、カセットの着脱を装置上方から
できるようになるという効果もある。
【0047】次に図8を参照して第二の加熱装置を設け
た場合の画像記録装置を説明する。尚、露光、加熱、加
圧による潜像形成、現像過程は同様として省略する。
【0048】加熱装置10と同様の第二の加熱装置60
はハーフカット用カッター16bの右方に配設されてお
り、その上方には切断された顕色紙9を送るための送り
ローラ23が配設されている。送りローラ23は、モー
タ17から図示しないギヤ列により駆動力を伝達され、
顕色紙9が切断された後、一定時間だけ駆動される。顕
色紙9は全カット用カッター16aで切断された後、第
二の加熱装置60によって再度加熱されることにより、
一回の加熱時間が必要な加熱時間の半分になるため、熱
定着に要する時間が短くなる効果がある。
【0049】また、上述の実施例の場合、加熱装置10
にはセラミックヒータなどを用いるが、図9のように排
出口315をカバー314の上方に移動させ、ヒートロ
ーラ61と押えローラ62を用いれば、ローラ63を追
加することで第一の加熱装置が第二の加熱装置を兼ねる
ことも可能であり、加熱装置を安価に提供できる効果も
ある。
【0050】
【実施例3】実施例1、実施例2においては、カプセル
紙7および顕色紙9は、既にマイクロカプセル117お
よび顕色剤112がベース紙に付着した状態で供給され
ていたが、何も付着していないベース紙にマイクロカプ
セル117および顕色剤112をカセット内で塗布しな
がらカプセル紙7および顕色紙9を供給する事も可能で
あり、その実施例を図12から図15までを参照して以
下に説明する。
【0051】まず顕色剤112を顕色剤塗布カセット1
11内で塗布するようにした実施例を説明する。画像形
成装置22自体は実施例1、実施例2に示すものと同じ
であるため、詳細な説明は省略し、カセット部分のみの
構成を説明する。
【0052】図10は顕色剤塗布カセット111及びそ
の周辺の構成を示す図であり、実施例1に示されたカセ
ット21との構成の相違点のみを説明する。
【0053】顕色剤塗布カセット111の内部には顕色
剤112が収納されている。また、顕色剤塗布カセット
111内には顕色紙ロール8の代わりに顕色剤112の
付いていないベース紙ロール114が収納されており、
顕色剤112を収納するスペースの一部には、顕色剤静
電塗布ローラ200が配設され、顕色剤静電塗布ローラ
200によって顕色剤112がベース紙115上に均一
に塗布されていくようになっている。
【0054】ベース紙115をはさんで顕色剤静電塗布
ローラ200と対向した位置に、対向ローラ201が配
設され、図示しない直流電源により帯電された顕色剤1
12と逆極性の電圧を印加されている。これらのローラ
により、ベース紙115に顕色剤112が塗布されるこ
とにより顕色紙9を構成する。顕色剤静電塗布ローラ2
00と対向ローラ201の動作に関しては特開平2ー1
37847号公報等に詳述されているので、ここでは説
明を省略する。
【0055】また、ベース紙124に透明なベースフィ
ルムを用いてマイクロカプセル117の塗布されていな
い側から露光できるようにした顕色剤塗布カセット12
2の実施例を図11に示す。この顕色剤塗布カセット1
22も前述の顕色剤塗布カセット111と同様の構成で
あり、顕色紙ロール8の代わりに顕色剤112の付いて
いないベース紙ロール114を収納したため、カセット
の上部にスペースを設け、顕色剤112を収納している
。さらにベース紙115への傷付きを防止するためのロ
ーラ203a、203bが配設されている。顕色剤11
2を収納するスペースの一部には、上述の実施例と同様
に、顕色剤静電塗布ローラ200が配設され、顕色剤静
電塗布ローラ200によって顕色剤112がベース紙1
15上に均一に塗布されていくようになっている。
【0056】次に、マイクロカプセル117をカセット
内で塗布するようにした実施例を説明する。図12は本
カセット及びその周辺の構成を示すものであり、カプセ
ル塗布カセット116の内部下方にはマイクロカプセル
117が収納されている。また、カセット内にはカプセ
ル紙ロール6の代わりにマイクロカプセル117の付い
ていないカプセルベース紙ロール119が収納されてお
り、マイクロカプセル117を収納するスペースの一部
には、マイクロカプセル静電塗布ローラ207が配設さ
れ、マイクロカプセル静電塗布ローラ207によって適
正量のマイクロカプセル117が均一にベース紙124
の上に塗布されて行く。ベース紙124をはさんでマイ
クロカプセル静電塗布ローラ207と対向した位置にあ
るコロ32aは、図示しない直流電源により帯電された
マイクロカプセル117と逆極性の電圧を印加されてい
る。顕色剤塗布の場合と同様に、ベース紙124にマイ
クロカプセル117が塗布されることによりカプセル紙
7を構成する。マイクロカプセル117の塗布動作は顕
色剤の場合と同様なので説明を省略する。
【0057】また、クリアタイプのベース紙124を用
いて、そのベース面側から露光出来るようにしたカプセ
ル塗布カセット123の実施例を図13に示す。このカ
プセル塗布カセット123も前述のカプセル塗布カセッ
ト116と同様であり、カプセル紙ロール6の代わりに
マイクロカプセル117の付いていないカプセルベース
紙ロール119を収納したため、カセットの上部にスペ
ースを設け、マイクロカプセル117を収納している。 さらに顕色紙9への傷付きを防止するためのローラ20
3a、203b、203cが配設されている。マイクロ
カプセル117を収納するスペースの一部には、前述の
実施例と同様に、マイクロカプセル静電塗布ローラ20
7が配設され、ベース紙124をはさんでマイクロカプ
セル静電塗布ローラ207と対向して、対向ローラ20
6が配設され、図示しない直流電源により帯電されたマ
イクロカプセル117と逆極性の電圧を印加されている
。このマイクロカプセル静電塗布ローラ207によって
マイクロカプセル117がベース紙124上に均一に塗
布されていくようになっている。マイクロカプセル11
7の塗布動作は前述の実施例と同様に説明を省略する。
【0058】これらの実施例の他に図14、及び図15
に示すように顕色剤112及びカプセル117を共に塗
布するようにした塗布カセット125の形式も考えられ
、図14はカプセル面から露光するようにした実施例で
あり、図15はベース紙124を用いてベース面から露
光出来るようにした実施例であり、上述の実施例の組合
せであるので、その詳細は省略する。
【0059】以上のようにしてカプセル紙7及び顕色紙
9が形成されてしまえば、以降の動作及び装置の構成は
第一、第二の実施令となんら変わりが無いので、重複を
避け、ここでは説明を省略する。
【0060】以上説明したことから明かなように、本発
明の顕色剤カセット、またはカプセル塗布カセット、ま
たは顕色剤とカプセルの塗布カセットによれば、ベース
紙に予め顕色剤、あるいはマイクロカプセルを付着させ
ておく必要がなく、ベース紙の材料費が安価となる上、
必要な部位の直前で塗布するため、カセットおよびその
付属品との接触による顕色剤112、マイクロカプセル
117の傷、欠落が無く、画像品質が良くなる効果もあ
る。
【0061】
【実施例4】図16は、図7の実施例の連続画像作成時
の処理スピードを早くしようとした場合の実施例の一つ
で、図7と比較しての構造状の相違は、加熱装置10が
画像の露光幅分だけある加熱部となっており、更に図示
しない駆動機構で矢印D方向へ退避できるようになって
いる事である。
【0062】相違部分だけの動作を説明すると、露光が
終わると加熱装置10は、図示しない駆動機構で矢印D
方向へ退避する。次にカプセル紙7と顕色紙9はAの位
置からBの位置まで矢印C方向へ送られる。そこでカプ
セル紙7と顕色紙9は搬送を止められ、加熱装置10が
図示しない駆動機構により再び元の位置に戻される。そ
の後カプセル紙7と顕色紙9は加熱され、潜像核が反応
して潜像ができる。
【0063】1枚だけの画像形成の場合は、加熱、潜像
形成が終了すると、カプセル紙7と顕色紙9は更に右方
向へ送られ加圧装置に入り加圧されるが、連続画像形成
の場合は露光と加熱が同時にできるので処理スピードが
格段に上がるという効果がある。
【0064】また、図17は、図7の実施例の連続画像
作成時の処理スピードを早くしようとした場合の他の実
施例で、図7と比較しての構造状の相違は、以下の通り
である。露光領域55と加熱装置10の間にカプセル搬
送ローラ対191、192があり、その下方にローラ1
93が画像形成装置22にバネ194で取り付けられて
いる。またカプセル紙7と顕色紙9はカプセル搬送ロー
ラ対191を通り、ローラ193を経由してカプセル搬
送ローラ対192を通り加熱装置10に引き回されてい
る。
【0065】この部分の動作を説明すると、露光が終了
すると、まずカプセル搬送ローラ対191が駆動され、
カプセル紙7及び顕色紙9と加熱装置10の方向へ送り
始める。同時にカプセル搬送ローラ対192も駆動され
るが、加熱に必要な時間をえるため、カプセル搬送ロー
ラ対192の回転速度は、カプセル搬送ローラ対191
の回転速度よりも遅く設定されている。また、ローラ1
93がバネ194によって、下方に付勢されているので
、カプセル搬送ローラ対191とカプセル搬送ローラ対
192の速度差分だけ、ローラ193が下方へ移動し、
カプセル紙7及び顕色紙9が蓄えられる。露光された部
分がカプセル搬送ローラ対191を通過した後、所定量
進んだところで、画像形成装置22はコピー可能な状態
になり、カプセル搬送ローラ対191は停止する。
【0066】一方、カプセル搬送ローラ対192は回転
を続け、加熱装置10に対応した速度でカプセル紙7及
び顕色紙9の搬送を続ける。ローラ193は、このカプ
セル紙7及び顕色紙9の搬送に伴って上方へ移動し、加
熱終了時には初期状態に復帰する。また、連続コピーの
場合は、露光動作だけを先に行い、カプセル紙7及び顕
色紙9をカプセル搬送ローラ対191とカプセル搬送ロ
ーラ対192の間に蓄えて、後で加熱する事ができる。 従って、加熱に要する時間とは関係なく次の露光を行う
ことができ、処理スピードが格段に上がる効果がある。
【0067】また、図18は、加熱装置10が、箱状の
形状でその内部が任意の温度範囲に保たれているように
した場合の実施例であり、図17との構成上の相違点は
、加熱装置10が、カプセル搬送ローラ対191、カプ
セル搬送ローラ対192、ローラ193および、バネ1
94を内蔵しているところにある。以下にその動作を説
明する。
【0068】まず、露光が終了すると、カプセル搬送ロ
ーラ対191が駆動され、カプセル紙7及び顕色紙9が
、加熱装置10内に送り込まれる。このときカプセル搬
送ローラ対192は停止しており、ローラ193及びバ
ネ194によって、カプセル紙7及び顕色紙9は下方へ
引っ張られ、ローラ193は下方へ移動し、カプセル紙
7及び顕色紙9は略U字状をなす。ローラ193の移動
量lが所定の量に達すると、カプセル搬送ローラ対19
2がカプセル搬送ローラ対191と等速で回転を始め、
カプセル紙7及び顕色紙9を加熱装置10から排出する
。露光された部分が、カプセル搬送ローラ対191を通
過すると、カプセル紙7及び顕色紙9がさらに所定量だ
け送ったところでカプセル搬送ローラ対191の回転が
停止する。
【0069】一方、カプセル搬送ローラ対192は回転
を続け、加熱装置10に対応した速度でカプセル紙7及
び顕色紙9の搬送を続ける。ローラ193は、このカプ
セル紙7及び顕色紙9の搬送に伴って上方へ移動し、加
熱終了時には初期状態に復帰する。加熱動作そのものは
ローラ193によって引き回されている間に加熱装置1
0の雰囲気温度で行われる。従って、ローラ193の移
動量lを制御する(最初のカプセル搬送ローラ対192
の停止時間を制御する)事によって、加熱条件を変える
ことができるほか、図17に示す実施例と同等の効果を
得る事ができる。また、加熱装置10はヒータ10aお
よびサーミスタ10bにより一定温度に制御されるが、
加熱装置10のカプセル紙7との接触面の温度を検出し
てヒータ10aの温度を温度制御回路により制御しても
よいし、ヒータ10aにサーミスタ10bの必要ない自
己温度制御形発熱素子を使用してもよい。
【0070】さらに、加熱装置10の変形例について図
19および図20を参照して説明する。図19における
加熱装置200は内部に加熱コイル201を備え、図示
しない電源により、加熱コイル201に交流またはパル
ス電流を供給することができる。またカプセル紙7には
、基材にニッケル等の磁性体を蒸着した物が用いられる
。ここで、加熱コイルに25kHz付近の周波数の電流
を供給し磁力線を発生させることにより、カプセル紙7
に蒸着されている磁性体には渦電流が生じる。この渦電
流が、磁性体の抵抗により熱に変わるため、カプセル紙
7そのものが発熱し加熱状態となり、露光されたマイク
ロカプセル117を硬化させることができる。
【0071】図20においては加熱装置202はマイク
ロウェーブの発振管としてマグネトロン203を備えて
いる。また、カセット及び顕色剤112のベース紙11
4がメラミンその他のマイクロ波により加熱されにくい
材料で構成され、周囲の物体までは加熱されないように
なっている。マグネトロン203は図示しない高圧源に
より動作され、発生したマイクロウェーブによりカプセ
ル紙7そのものが発熱するためカプセル紙7は加熱状態
となり、露光されたマイクロカプセル117を硬化させ
ることができる。
【0072】尚、図では実施例2を参照したが、他の実
施例にも応用できることは言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置によれば、画像を形成する媒体と両
面粘着テープのロールを一つのカセットに収納すること
によって、オリジナルのフルカラーのシールを簡単に作
ることが出来る装置を提供することが出来るうえ、画像
形成に必要な材料が全て一つのカセットに収納されてい
るため、取扱いが容易になる効果もある。また、顕色紙
の基材を無色透明にすることによって、無色透明の基材
が表面になり、画像のこすれや引っかき傷などから画像
情報を保護できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の略断面を示す図である。
【図2】反射鏡の回動の機構を示す略断面図である。
【図3】加圧装置の加圧の機構を示す略断面図である。
【図4】板バネの動きを示す略断面図である。
【図5】コロを動かす機構を示す略断面図である。
【図6】遊星ギヤを動かす機構を示す略断面図である。
【図7】本発明の実施例2を示す略断面図である。
【図8】第二の加熱装置を設けた場合の実施例を示す略
断面図である。
【図9】第二の加熱装置を設けた場合の加熱部の変形例
を示す略断面図である。
【図10】顕色剤塗布カセット及びその周辺の構成を示
す図である。
【図11】クリアベースのカプセル紙を用いてベース面
側から露光出来るようにした顕色剤塗布カセットの図で
ある。
【図12】カプセル塗布カセットの構成を示す図である
【図13】クリアタイプのカプセルベース紙を用いてベ
ース面側から露光出来るようにしたカプセル塗布カセッ
トの図である。
【図14】顕色剤とカプセル紙を塗布するカセットの構
成を示す図である。
【図15】クリアタイプのカプセルベース紙を用いてベ
ース面側から露光出来るようにした顕色剤とカプセル塗
布カセットの構成を示す図である。
【図16】加熱面積を大きくして加熱時間の短縮をはか
った実施例の略断面図である。
【図17】加熱部と露光部との間にバッファを設けた実
施例の略断面図である。
【図18】加熱部と露光部との間にバッファを設け、バ
ッファに蓄えられている間に加熱を終了させる実施例の
略断面図である。
【図19】加熱装置に加熱コイルを備えた実施例の略断
面図である。
【図20】加熱装置にマイクロウェーブの発振管として
マグネトロンを備えた実施例の略断面図である。
【図21】実施例1のフローチャートの一部を示す図で
ある。
【図22】実施例1のフローチャートの一部を示す図で
ある。
【図23】実施例1のブロック図である。
【図24】実施例1のタイミングチャート図である。
【図25】カプセル紙の模式図である。
【図26】顕色紙の模式図である。
【符号の説明】
6      カプセル紙ロール 7      カプセル紙 8      顕色紙ロール 9      顕色紙 10    加熱装置 11    加圧装置 12    巻取りロール 15    両面粘着テープロール 21    カセット 22    画像形成装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱現像感光材料に原稿像を露光して潜
    像核を形成する露光手段と、前記熱現像感光材料に形成
    された潜像核を加熱して潜像を形成する加熱手段と、熱
    現像感光材料の潜像形成側と受像用紙を重ね合わせて加
    圧転写する加圧手段とを備えた画像記録装置において、
    長尺状の前記熱現像感光材料を巻回して収納した第一の
    ロールと、使用済みの熱現像感光材料を回収する第二の
    ロールと、長尺状の前記受像用紙を巻回して収納した第
    三のロールと、離型紙のついた両面粘着テープを巻回し
    て収納した第四のロールと、を収納したカセットを備え
    ていることを特徴とする画像記録装置。
JP6837091A 1991-04-01 1991-04-01 画像形成装置 Pending JPH04303836A (ja)

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