JPH0435801B2 - - Google Patents
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- JPH0435801B2 JPH0435801B2 JP58029905A JP2990583A JPH0435801B2 JP H0435801 B2 JPH0435801 B2 JP H0435801B2 JP 58029905 A JP58029905 A JP 58029905A JP 2990583 A JP2990583 A JP 2990583A JP H0435801 B2 JPH0435801 B2 JP H0435801B2
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- JP
- Japan
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- level
- signal
- analog
- record
- output
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B3/00—Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は信号処理回路に関し、特にレコード盤
の最終溝をセンサーアームでトレースしてレコー
ド盤の偏心状態を検出するレコードプレーヤに用
いて好適な信号処理回路に関する。
の最終溝をセンサーアームでトレースしてレコー
ド盤の偏心状態を検出するレコードプレーヤに用
いて好適な信号処理回路に関する。
レコードプレーヤにおいては、ターンテーブル
の回転中心に対するレコード盤の偏心状態を検出
し、偏心がある場合はこれを補正して良好な再生
特性を得ることが知られている。
の回転中心に対するレコード盤の偏心状態を検出
し、偏心がある場合はこれを補正して良好な再生
特性を得ることが知られている。
この場合レコード盤の偏心検出はレコード盤の
最終溝を例えば専用の回動型センサーアームでト
レースし、この時のセンサーアームの回動変化を
光電変換装置によりアナログ変化信号として読み
取り、さらにこのアナログ変化信号をA/D変換
でデジタル変化信号に変換した後CPUで処理す
ることが行なわれる。
最終溝を例えば専用の回動型センサーアームでト
レースし、この時のセンサーアームの回動変化を
光電変換装置によりアナログ変化信号として読み
取り、さらにこのアナログ変化信号をA/D変換
でデジタル変化信号に変換した後CPUで処理す
ることが行なわれる。
一方、日本工業規格によればレコード盤の最終
溝の直径は17cm盤で97±1mm、25cm及び30cm盤で
106.4±0.8mmと規定されている。そこでセンサー
アームによる偏心検出の際にはセンサーアームを
先ず導出溝に位置させ、その後最終溝に導いて偏
心検出を行なうことが考えられるが、この導出溝
区間においてもセンサーアームの変化に対応する
上記の変化信号を監視すればセンサーアームが導
出溝から最終溝へ入つたことを検出でき、偏心情
報の読み取り開始のタイミングを得ることができ
る。
溝の直径は17cm盤で97±1mm、25cm及び30cm盤で
106.4±0.8mmと規定されている。そこでセンサー
アームによる偏心検出の際にはセンサーアームを
先ず導出溝に位置させ、その後最終溝に導いて偏
心検出を行なうことが考えられるが、この導出溝
区間においてもセンサーアームの変化に対応する
上記の変化信号を監視すればセンサーアームが導
出溝から最終溝へ入つたことを検出でき、偏心情
報の読み取り開始のタイミングを得ることができ
る。
しかし、導出溝区間におけるセンサーアームの
変化に応答する変化信号のレベル変化範囲は偏心
が検出される最終溝における変化信号のレベル変
化範囲よりかなり大きいので、所定の入力電圧範
囲を所定のビツト数でA/D変換する同一のA/
D変換器によりこれら信号を変換しようとする
と、最終溝におけるセンサーアームの微少変化に
対応する信号レベル変化を読み取れないという問
題が起きる。
変化に応答する変化信号のレベル変化範囲は偏心
が検出される最終溝における変化信号のレベル変
化範囲よりかなり大きいので、所定の入力電圧範
囲を所定のビツト数でA/D変換する同一のA/
D変換器によりこれら信号を変換しようとする
と、最終溝におけるセンサーアームの微少変化に
対応する信号レベル変化を読み取れないという問
題が起きる。
本発明は上述の問題を解決するのに好適な信号
処理回路に関し、以下図面に従い詳しく説明す
る。
処理回路に関し、以下図面に従い詳しく説明す
る。
第1図は本発明信号処理回路の一実施例を示す
回路図である。センサーアームの変化に応答して
レベルが変化する変化信号S1が入力される入力端
子41は増幅器1に接続され、その出力端子14
は抵抗R1を介して増幅器3の反転入力端子18
に接続されている。抵抗R1と増幅器3の反転入
力端子18の接続点は抵抗R4及び半固定抵抗
VR1を介してプラス電源+Bに接続されると共
に、抵抗R2を介して増幅器3の出力端子20に
接続されている。増幅器3の非反転入力端子19
は抵抗R5を介してグランドに接続されている。
回路図である。センサーアームの変化に応答して
レベルが変化する変化信号S1が入力される入力端
子41は増幅器1に接続され、その出力端子14
は抵抗R1を介して増幅器3の反転入力端子18
に接続されている。抵抗R1と増幅器3の反転入
力端子18の接続点は抵抗R4及び半固定抵抗
VR1を介してプラス電源+Bに接続されると共
に、抵抗R2を介して増幅器3の出力端子20に
接続されている。増幅器3の非反転入力端子19
は抵抗R5を介してグランドに接続されている。
また増幅器1の出力端子14は抵抗R6及びゲ
イン1のバツフアアンプ4を介して増幅器2の反
転入力端子15に接続されている。抵抗R6とバ
ツフアアンプ4の接続点は定電流源Aを介してグ
ランドに接続されると共に、抵抗R7を介して増
幅器2の出力端子17に接続されている。
イン1のバツフアアンプ4を介して増幅器2の反
転入力端子15に接続されている。抵抗R6とバ
ツフアアンプ4の接続点は定電流源Aを介してグ
ランドに接続されると共に、抵抗R7を介して増
幅器2の出力端子17に接続されている。
さらに増幅器1の出力端子14は抵抗R8を介
してアナログスイツチ6の一方の入出力端子21
に接続され、この入出力端子21と抵抗R8の接
続点は抵抗R9を介してグランドに接続されてい
る。またアナログスイツチ6の他方の入出力端子
22はゲイン1のバツフアアンプ5を介して増幅
器2非反転入力端子16に接続されると共にコン
デンサCを介してグランドに接続されている。
してアナログスイツチ6の一方の入出力端子21
に接続され、この入出力端子21と抵抗R8の接
続点は抵抗R9を介してグランドに接続されてい
る。またアナログスイツチ6の他方の入出力端子
22はゲイン1のバツフアアンプ5を介して増幅
器2非反転入力端子16に接続されると共にコン
デンサCを介してグランドに接続されている。
増幅器3の出力端子20は抵抗R3を介してア
ナログスイツチ7の一方の入出力端子24に接続
され、その他方の入出力端子25はA/D変換器
11の入力端子36に接続されている。又増幅器
2の出力端子17は抵抗R10を介してアナログ
スイツチ9の一方の入出力端子30に接続され、
その地方の入出力端子31はA/D変換器11の
入力端子36に接続されている。A/D変換器1
1の出力端子37はCPU12の入力端子38に
接続されている。
ナログスイツチ7の一方の入出力端子24に接続
され、その他方の入出力端子25はA/D変換器
11の入力端子36に接続されている。又増幅器
2の出力端子17は抵抗R10を介してアナログ
スイツチ9の一方の入出力端子30に接続され、
その地方の入出力端子31はA/D変換器11の
入力端子36に接続されている。A/D変換器1
1の出力端子37はCPU12の入力端子38に
接続されている。
CPU12の出力端子40はアナログスイツチ
8及び9のコントロール端子29及び32にそれ
ぞれ接続されると共に、抵抗R12を介してグラ
ンドに接続されているアナログスイツチ8の一方
の入出力端子27はグランドに接続され、他方の
入出力端子28はアナログスイツチ6及び7のコ
ントロール端子23及び26にそれぞれ接続され
ると共に、抵抗R11を介してプラス電源+Bに
接続されている。
8及び9のコントロール端子29及び32にそれ
ぞれ接続されると共に、抵抗R12を介してグラ
ンドに接続されているアナログスイツチ8の一方
の入出力端子27はグランドに接続され、他方の
入出力端子28はアナログスイツチ6及び7のコ
ントロール端子23及び26にそれぞれ接続され
ると共に、抵抗R11を介してプラス電源+Bに
接続されている。
以上の回路構成において、先ずセンサーアーム
の移動を監視する範囲をレコード盤の半径45mm〜
60mmと設定する。
の移動を監視する範囲をレコード盤の半径45mm〜
60mmと設定する。
増幅器1は入力信号S1を増幅し、出力端子14
に電圧信号を出力する。この出力信号は増幅器3
で増幅され、その出力端子20に出力されるが、
センサーアームが前記の設定範囲45mm〜60mmをト
レースするときの電圧値がA/D変換器11の入
力電圧範囲に入るように、増幅器3のゲインが抵
抗R1、R2及び半固定抵抗VR1で調整されて
いる。
に電圧信号を出力する。この出力信号は増幅器3
で増幅され、その出力端子20に出力されるが、
センサーアームが前記の設定範囲45mm〜60mmをト
レースするときの電圧値がA/D変換器11の入
力電圧範囲に入るように、増幅器3のゲインが抵
抗R1、R2及び半固定抵抗VR1で調整されて
いる。
この時CPU12の出力端子40には「L」信
号が出力されており、従つてアナログスイツチ7
及び9はそれぞれON及びOFF状態にあり、A/
D変換器11の入力端子36には増幅器3の出力
信号が入力されている。この状態における入力端
子36の信号の様子を第2図bに示す。縦軸を電
圧、横軸を時間経過とし、電圧値VaとVbの間が
A/D変換器11の入力電圧範囲である。
号が出力されており、従つてアナログスイツチ7
及び9はそれぞれON及びOFF状態にあり、A/
D変換器11の入力端子36には増幅器3の出力
信号が入力されている。この状態における入力端
子36の信号の様子を第2図bに示す。縦軸を電
圧、横軸を時間経過とし、電圧値VaとVbの間が
A/D変換器11の入力電圧範囲である。
まずセンサーアームが第3図に示すレコード盤
50の導出溝52に位置され、導出溝52に従い
レコード中心に向かつて変位するのに伴いA/D
変換器11の入力信号の電圧値は増加し、最終溝
51に入ると電圧値は一定となる。第2図bの
a,b,c,dはレコード盤50による最終溝5
1のバラツキによる各ケースの違いを示してい
る。レコード盤50に偏心がある場合にはこの導
出溝及び最終溝の変化を示す第2図bの各信号の
レコード盤50の偏心に基づく例えば第2図aに
示すような正弦波信号が混じつている。
50の導出溝52に位置され、導出溝52に従い
レコード中心に向かつて変位するのに伴いA/D
変換器11の入力信号の電圧値は増加し、最終溝
51に入ると電圧値は一定となる。第2図bの
a,b,c,dはレコード盤50による最終溝5
1のバラツキによる各ケースの違いを示してい
る。レコード盤50に偏心がある場合にはこの導
出溝及び最終溝の変化を示す第2図bの各信号の
レコード盤50の偏心に基づく例えば第2図aに
示すような正弦波信号が混じつている。
一方増幅器1の出力端子14の出力信号は増幅
器2にも入力されている。この時上記したごとく
CPU12の出力端子40には「L」信号が出力
されているため、アナログスイツチ6はON状態
になつている。ここで抵抗R6及びR7〜9の抵
抗値の関係はR6/R7=R8/R9に、またコ
ンデンサCの容量値は入力信号レベルに影響を及
ぼさない値に選ばれており、増幅器2は作動増幅
器として働き、その出力端子17における出力電
圧は定電流源Aを流れる定電流値Iと抵抗R7の
抵抗値で定まる一定電圧値(I×R7)となるの
で、この状態では出力電圧値が(Vb+Va)/2
となるように定電流値Iが選ばれている。
器2にも入力されている。この時上記したごとく
CPU12の出力端子40には「L」信号が出力
されているため、アナログスイツチ6はON状態
になつている。ここで抵抗R6及びR7〜9の抵
抗値の関係はR6/R7=R8/R9に、またコ
ンデンサCの容量値は入力信号レベルに影響を及
ぼさない値に選ばれており、増幅器2は作動増幅
器として働き、その出力端子17における出力電
圧は定電流源Aを流れる定電流値Iと抵抗R7の
抵抗値で定まる一定電圧値(I×R7)となるの
で、この状態では出力電圧値が(Vb+Va)/2
となるように定電流値Iが選ばれている。
しかし、CPU12の出力端子40が「L」信
号を出している状態ではアナログスイツチ9は
OFF状態にあるので、CPU12の入力端子38
には第2図bに示す増幅器3の出力をA/D変換
した信号が入力される。CPU12はターンテー
ブルの一周期を4等分したタイミングでA/D変
換器11からのデジタル信号を読み込む。
号を出している状態ではアナログスイツチ9は
OFF状態にあるので、CPU12の入力端子38
には第2図bに示す増幅器3の出力をA/D変換
した信号が入力される。CPU12はターンテー
ブルの一周期を4等分したタイミングでA/D変
換器11からのデジタル信号を読み込む。
第2図においてCPU12のデータ読み込み時
期をt1〜t7で示す。例えば第2図bにおけるケー
スdの場合、センサーアームがレコード盤50の
導出溝52をトレースしている間、A/D変換器
11の入力電圧は増加し続け、それに伴つて
CPU12の読み込みデータ値も増加し続ける。
そしてセンサーアームがレコード盤50の最終溝
51に入ると、A/D変換器11の入力電圧は一
定となり、CPU12の読み込みデータ値も一定
値となる。しかし偏心がある場合、偏心に基づく
第2図aに示す正弦波成分がこれらのデータに混
入するが、センサーアームの検出範囲45mm〜60mm
の15mmに比べ偏心量が非常に小さいので、CPU
12は読み込み時期t1〜t5ではデータ値が増加状
態、それ以降は一定値とみなし、同じデータ値を
再度読み込む時期t6でセンサーアームが最終溝5
1に入つたと検出する。
期をt1〜t7で示す。例えば第2図bにおけるケー
スdの場合、センサーアームがレコード盤50の
導出溝52をトレースしている間、A/D変換器
11の入力電圧は増加し続け、それに伴つて
CPU12の読み込みデータ値も増加し続ける。
そしてセンサーアームがレコード盤50の最終溝
51に入ると、A/D変換器11の入力電圧は一
定となり、CPU12の読み込みデータ値も一定
値となる。しかし偏心がある場合、偏心に基づく
第2図aに示す正弦波成分がこれらのデータに混
入するが、センサーアームの検出範囲45mm〜60mm
の15mmに比べ偏心量が非常に小さいので、CPU
12は読み込み時期t1〜t5ではデータ値が増加状
態、それ以降は一定値とみなし、同じデータ値を
再度読み込む時期t6でセンサーアームが最終溝5
1に入つたと検出する。
この検出によりCPU12はその出力端子40
から「H」信号を出力し、アナログスイツチ7及
び9それぞれOFF及びON状態にするので、A/
D変換器11の入力信号は増幅器2を介した信号
に切り換わる。
から「H」信号を出力し、アナログスイツチ7及
び9それぞれOFF及びON状態にするので、A/
D変換器11の入力信号は増幅器2を介した信号
に切り換わる。
これと同時に、アナログスイツチ6がOFF状
態とされるので、コンデンサCはアナログスイツ
チ6がOFF状態になる直前の電圧値をサンプル
ホールドする。従つて、この時点で層幅器2はコ
ンデンサCによつてサンプルホールドされた電圧
値を基準電位とし、抵抗R6とR7でゲインが定
められた反転増幅器となる。
態とされるので、コンデンサCはアナログスイツ
チ6がOFF状態になる直前の電圧値をサンプル
ホールドする。従つて、この時点で層幅器2はコ
ンデンサCによつてサンプルホールドされた電圧
値を基準電位とし、抵抗R6とR7でゲインが定
められた反転増幅器となる。
以上の動作を第2図のケースdの場合を用いて
説明すると、CPU12は読み込み時期t6で出力端
子40の出力を「H」信号に変える。偏心がある
と増幅器1の出力には偏心にもとづく正弦波成分
が混入しているので、この正弦波成分は増幅器2
においてサンプルホールドされた基準電位に対す
る変動分となり、抵抗R6とR7で定まるゲイン
で増幅される。従つて増幅器2の出力信号は電圧
値(Vb+Va)/2の直流成分と増幅された正弦
波成分が合成されたものとなり、この出力信号が
アナログスイツチ9を介してA/D変換器11に
入力される。このケースdの場合、t6の時点で正
弦波はピーク値をとるので、t6以後のA/D変換
器11の入力電圧は第2図fに示すように(Vb
+Va)/2をピーク値とする正弦信号となる。
説明すると、CPU12は読み込み時期t6で出力端
子40の出力を「H」信号に変える。偏心がある
と増幅器1の出力には偏心にもとづく正弦波成分
が混入しているので、この正弦波成分は増幅器2
においてサンプルホールドされた基準電位に対す
る変動分となり、抵抗R6とR7で定まるゲイン
で増幅される。従つて増幅器2の出力信号は電圧
値(Vb+Va)/2の直流成分と増幅された正弦
波成分が合成されたものとなり、この出力信号が
アナログスイツチ9を介してA/D変換器11に
入力される。このケースdの場合、t6の時点で正
弦波はピーク値をとるので、t6以後のA/D変換
器11の入力電圧は第2図fに示すように(Vb
+Va)/2をピーク値とする正弦信号となる。
同様にケースa,b及びcの場合は、CPU1
2はt3,t4及びt5の時点でそれぞれ出力端子40
からの出力を「L」信号から「H」信号に変るの
で、t3,t4及びt5以後のA/D変換器11の入力
信号はそれぞれ第2図c,d及びeに示す正弦波
信号となる。
2はt3,t4及びt5の時点でそれぞれ出力端子40
からの出力を「L」信号から「H」信号に変るの
で、t3,t4及びt5以後のA/D変換器11の入力
信号はそれぞれ第2図c,d及びeに示す正弦波
信号となる。
従つて、レコード盤の最大偏心量を0.5mmと定
めた場合、偏心にもとづくセンサーアームの振れ
幅は1mmとなるので、この検出幅1mmが電圧値
(Vb−Va)/2に対応するように増幅器2のゲ
インを定めることによつて、A/D変換器11の
入力電圧範囲Va〜Vbを最大限に利用して、偏心
にもとづく信号成分をCPU12に読み込ませる
ことができる。
めた場合、偏心にもとづくセンサーアームの振れ
幅は1mmとなるので、この検出幅1mmが電圧値
(Vb−Va)/2に対応するように増幅器2のゲ
インを定めることによつて、A/D変換器11の
入力電圧範囲Va〜Vbを最大限に利用して、偏心
にもとづく信号成分をCPU12に読み込ませる
ことができる。
本発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば定電流電源Aを抵抗と負の電圧源をも
つて形成できるなど種々の態様をとりえるもので
ある。
く、例えば定電流電源Aを抵抗と負の電圧源をも
つて形成できるなど種々の態様をとりえるもので
ある。
以上の本発明によれば、レコード盤の最終溝を
センサーアームでトレースしてレコード盤の偏心
状態を検出するレコードプレーヤにおいて、セン
サーアームがレコード盤の導出溝から最終溝に入
つたことの検出及びレコード盤の偏心状態の検出
が単一のA/D変換器を用いた信号処略回路によ
りできものである。
センサーアームでトレースしてレコード盤の偏心
状態を検出するレコードプレーヤにおいて、セン
サーアームがレコード盤の導出溝から最終溝に入
つたことの検出及びレコード盤の偏心状態の検出
が単一のA/D変換器を用いた信号処略回路によ
りできものである。
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は
第1図回路におけるA/D変換器の入力信号の説
明に供する図、及び第3図はレコード盤の説明に
供する図をそれぞれ示す。 1〜3……増幅器、6〜9……アナログスイツ
チ、11……A/D変換器、12……CPU、R
1〜R12……抵抗、C……コンデンサ、A……
定電流源、50……レコード盤、51……最終
溝、52……導出溝。
第1図回路におけるA/D変換器の入力信号の説
明に供する図、及び第3図はレコード盤の説明に
供する図をそれぞれ示す。 1〜3……増幅器、6〜9……アナログスイツ
チ、11……A/D変換器、12……CPU、R
1〜R12……抵抗、C……コンデンサ、A……
定電流源、50……レコード盤、51……最終
溝、52……導出溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ターンテーブルに載置されて回転するレコー
ド盤の最終溝を回動型センサーアームでトレース
し、該センサーアームの回動変化に応答して得ら
れるアナログ変化信号に基づいて形成されるレベ
ル出力信号をデジタル変化信号に変換処理し、前
記レコード盤の前記ターンテーブルの回転中心に
対する偏心状態を検出するためのレコードプレー
ヤの信号処理回路であり、 前記アナログ変化信号に応答してレベル変化す
るも、前記回動型センサーアームが前記レコード
盤の導出溝から前記最終溝にかけての部分をトレ
ースするときに対応するレベルが所定の範囲内に
おさまるように設定された第1の出力状態と、最
終溝検出信号に同期した第1の時刻における前記
アナログ変化信号のレベルを第1のアナログレベ
ルとしたとき、前記第1の時刻以後前記所定の範
囲の略中央レベルを起点とし、前記第1のアナロ
グレベルに対する前記アナログ変化信号のレベル
差に応じて変化する第2の出力状態とをとりうる
前記レベル出力信号を出力するレベル変換手段
と、 前記レベル出力信号を入力し、前記所定の範囲
内の信号レベルに対応する前記デジタル変化信号
を出力するA/D変換器と、 前記ターンテーブルの回転に同期するタイミン
グで前記第1の出力状態の前記レベル出力信号レ
ベルに対応する前記デジタル変化信号の値を順次
検知し、先行して検知された値との比較に基づい
て前記最終溝の検出を行つてこの検出を示す前記
最終溝検出信号を出力する制御回路とを有し、 前記レベル変換手段は、前記アナログ変化信号
のレベル変化に対する前記レベル出力信号のレベ
ル変化の感度が、前記第1の出力状態時より前記
第2の出力状態時に於いてより高く設定されてい
ることを特徴とする信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2990583A JPS59157801A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2990583A JPS59157801A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59157801A JPS59157801A (ja) | 1984-09-07 |
JPH0435801B2 true JPH0435801B2 (ja) | 1992-06-12 |
Family
ID=12288993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2990583A Granted JPS59157801A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59157801A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4731476U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-12-08 | ||
JPS57130201A (en) * | 1981-02-02 | 1982-08-12 | Nakamichi Corp | Detecting method for eccentricity of record |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075613U (ja) * | 1973-11-15 | 1975-07-02 |
-
1983
- 1983-02-24 JP JP2990583A patent/JPS59157801A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4731476U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-12-08 | ||
JPS57130201A (en) * | 1981-02-02 | 1982-08-12 | Nakamichi Corp | Detecting method for eccentricity of record |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59157801A (ja) | 1984-09-07 |
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