JPH04355325A - 変位信号出力装置 - Google Patents

変位信号出力装置

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JPH04355325A
JPH04355325A JP15524191A JP15524191A JPH04355325A JP H04355325 A JPH04355325 A JP H04355325A JP 15524191 A JP15524191 A JP 15524191A JP 15524191 A JP15524191 A JP 15524191A JP H04355325 A JPH04355325 A JP H04355325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
light
slit plate
signal output
output device
Prior art date
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Pending
Application number
JP15524191A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Takano
高野 慶二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP15524191A priority Critical patent/JPH04355325A/ja
Publication of JPH04355325A publication Critical patent/JPH04355325A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的手段を用いた変
位信号出力装置に係り、特にロータリエンコーダやリニ
アエンコーダなどの変位信号出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在広く用いられている変位信号出力装
置として、図4に示すような光学式ロータリエンコーダ
1がある。図において、ロータリエンコーダ1は移動ス
リット板である回転ディスク2と、固定スリット板3と
、発光ダイオードなどの投光素子が設けられた投光部4
と、フォトダイオードなとの受光素子が設けられた受光
部5とからなっている。回転ディスク2は装置本体に回
転自在に設けられた軸6に固定されており、外周近傍に
同心上に透過率の高い領域であるスリット7と透過率の
低い遮光部8とが交互に一定のピッチで設けられている
【0003】固定スリット板3にも回転ディスク2と同
様にスリット9と遮光部10とが交互に一定ピッチで設
けられており、このピッチは回転ディスク2側のピッチ
と同じになっている。そして固定スリット板3に設けら
れたスリット9及び遮光部10は、回転ディスク2に設
けられたスリット7及び遮光部8と対向している。また
投光部4は回転ディスク2のスリット7及び遮光部8の
上部に配置されており、受光部5は固定スリット板3の
下部に配置されている。受光部5はスリット7、9のピ
ッチの1/4の距離を介して並設された1対の受光素子
5a、5bからなっており、投光部4に設けられた発光
素子から発しスリット7、9を透過した光を受光するよ
うになっている。またスリット7、9及び遮光部8、1
0の形状は従来は長方形となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5(a)にエンコー
ダ1の受光部5に設けられた1対の受光素子のうちの一
方、例えば受光素子5aが受光したときの増幅後の出力
を示す。回転ディスク2に設けられたスリット7と固定
スリット板3に設けられたスリット9とは、同一ピッチ
で矩形状に形成されているため、出力信号は点線で示す
ように三角波になる。しかし回転ディスク2と固定スリ
ット板3との間に間隙があるため、光の回折が発生し漏
洩光の影響で実際には実線で示すように擬似三角波にな
る。
【0005】一方図2(b)に示すように、通常はコン
パレータを用いて波形の立上り、立下りを検出し、前述
した1対の受光素子5a、5bがそれぞれ出力するA相
信号とB相信号を用いて、スリットピッチの4逓倍の分
解能を得ている。ここ高分解能を得るためには抵抗分割
法などでA、B両相の信号から多くの位相のずれた信号
を出力する方法があるが、上述したように受光部3から
出力する信号の波形が擬似三角波となるため、数倍の逓
倍数の分解能しか得ることができない。また同じスリッ
トピッチで高分解能を得るためには、理想的な正弦波信
号を利用する位相変調法やA/D変換比率法などがある
が、従来のロータリエンコーダ1では正弦波信号が得ら
れないため、高分解能化が難しいという問題があった。
【0006】また、回転ディスク2の1回転当りの分解
能を高くするためには、スリット7、9の数を多くする
ことが考えられるが、ディスク2を大きくしなければな
らない。一方、スリット7、9のピッチを数μm程度に
小さくすると、光が回折して明暗比が生じないなどの問
題があり、高分解能化には限界があった。また、擬似正
弦波を得るためには回転ディスク2と固定スリット板3
との間の間隙を広げ、光を回折して三角波をなまらせる
方法もあるが、調整が複雑で時間がかかるなどの問題が
あった。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、少ないスリット数で高分解能を得ることので
きる小型の変位信号出力装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の変位信号出力装
置は、それぞれに透過率の高い領域と透過率の低い領域
とが交互に一定のピッチで形成され、対向して配設され
た固定スリット板と移動するスリット板と、1対のスリ
ット板にそれぞれ形成された2つの領域に光を入射する
投光素子と、2つの領域を透過した光を受光する受光素
子とからなる変位信号出力装置において、2つのスリッ
ト板のうちいずれか一方のスリット板に形成された透過
率の高い領域を円形とし、他方のスリット板に形成され
た透過率の高い領域を長方形としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の変位信号出力装置においては、固定
スリット板と移動するスリット板のそれぞれに形成され
た透過率の高い領域のうち、一方を円形とし他方を長方
形としたので、移動するスリット板の移動によって受光
素子から出力する信号の波形を理想的な正弦波とするこ
とができる。この結果、領域数を多くすることなく出力
を高内挿化することができ、高分解能が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の変位信号出力装置の一実施例
を図面を参照して説明する。
【0011】図1に本発明の一実施例の構成を示す。図
1において、図4に示す従来例の部分と対応する部分に
は同一符号を付して示し、その説明を適宜省略する。本
実施例の特徴は固定スリット板3に形成されたスリット
9の形状を円形として、スリット11を形成した点にあ
り、他の部分の構成は図4に示す従来例と同様である。 回転ディスク2及び固定スリット板3は通常鉄やステン
レス綱などで構成され、スリット7、11はフォトエッ
チングなどの手段で形成される。従ってスリット11が
円形であっても長方形のスリット9と同様に容易に加工
することができる。
【0012】次に本実施例の作用を図2及び図3を参照
して説明する。図2に示すように回転ディスク2のスリ
ット7が矢印Aで示す方向に移動したとき、固定スリッ
ト板3に形成された円形のスリット11と重なる斜線部
12は、投光部4から受光部5に入射した光量を表わす
。従って受光素子5a、5bによって光量を電圧出力に
変換すると、図3に示すような歪率が1%以下の正弦波
に極めて近い出力波形が得られる。
【0013】次に図4に示す1対の受光素子5a、5b
からそれぞれ出力する正弦波出力信号A、Bを分割内挿
することにより、高精度に回転ディスク2の位置を求め
るA/D変換比率法を図3を参照して説明する。信号A
、Bは受光素子5a、5bがスリットピッチPの1/4
ずれて配置されているため、信号Aの位相をsin θ
としたとき信号Bの位相はsin(θ+π/4)=co
s θとして出力される。これらの信号A、Bにより回
転ディスク2の位置Xを求めるには、下記の式(1)に
より計算で算出できる。X=P/2π  tan −1
(sin θ/cos θ)…(1)この計算は1チッ
プマイコンなどを使用ずれば容易に行なえる。
【0014】従って信号A、Bの出力が正弦波形に近い
ほど高精度に内挿することができ、分解能を高めること
ができる。またこの方法によると、信号A、Bの振幅絶
対値の影響を受けにくいため、受光素子5a、5bの劣
化による測定精度の低下の問題もなくなる。さらに、他
の内挿法として位相変調法、抵抗分割法などもあるが、
信号A、Bが正弦波形であれば高精度に内挿することが
できる。さらに、従来高分解能に内挿するためには、イ
ニグクトシンやマグネスケールなどの磁気を用いて正弦
波出力する必要があったが、本実施例によれば光学式の
エンコーダを用いても擬似正弦波出力が得られるので、
高精度で変位検出を行なうことができる。
【0015】上記実施例で示した固定スリット板3に形
成された円形スリットの数は最低1個あればよく、図1
に示すように多数個であってもよい。また固定スリット
板3に形成されたスリット11を長方形とし回転ディス
クに形成されたスリット7を円形としてもよい。さらに
本実施例ではロータリエンコーダ1について説明したが
、リニアエンコーダに応用しても同様の効果を得ること
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の変位信号
出力装置によれば、移動側及び固定側のスリットのいず
れか一方を円形にしたので、受光素子から出力する信号
の波形を正弦波とすることができ、出力信号を高精度に
分割内挿することができる。この結果スリット数を多く
することなく高分解能を得ることができ、装置の調整を
容易とし構造を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変位信号出力装置の一実施例の要部の
構成を示す説明図
【図2】図1のスリット重合状態を示す説明図
【図3】
本実施例による出力信号波形を示す線図
【図4】従来の
変位信号出力装置の一例の要部の構成を示す説明図
【図5】従来の出力信号波形を示す線図
【符号の説明】
1  ロータリエンコーダ(変位信号出力装置)2  
回転ディスク(移動スリット板)3  固定スリット板 4  投光部 5  受光部 7,9  スリット 11  円形スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  それぞれに透過率の高い領域と透過率
    の低い領域とが交互に一定のピッチで形成され、対向し
    て配設された固定スリット板と移動するスリット板と、
    前記1対のスリット板にそれぞれ形成された2つの領域
    に光を入射する投光素子と、前記2つの領域を透過した
    光を受光する受光素子とからなる変位信号出力装置にお
    いて、前記2つのスリット板のうちいずれか一方のスリ
    ット板に形成された透過率の高い領域を円形とし、他方
    のスリット板に形成された透過率の高い領域を長方形と
    したことを特徴とする変位信号出力装置。
JP15524191A 1991-05-31 1991-05-31 変位信号出力装置 Pending JPH04355325A (ja)

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JP15524191A JPH04355325A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 変位信号出力装置

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JPH04355325A true JPH04355325A (ja) 1992-12-09

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ID=15601623

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JP15524191A Pending JPH04355325A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 変位信号出力装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000818