JPS6057011B2 - 変位測定装置における内插装置 - Google Patents

変位測定装置における内插装置

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JPS6057011B2
JPS6057011B2 JP9028679A JP9028679A JPS6057011B2 JP S6057011 B2 JPS6057011 B2 JP S6057011B2 JP 9028679 A JP9028679 A JP 9028679A JP 9028679 A JP9028679 A JP 9028679A JP S6057011 B2 JPS6057011 B2 JP S6057011B2
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JP
Japan
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signal
phase
scale
displacement measuring
variable gain
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JP9028679A
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JPS5614903A (en
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進 牧野内
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Nikon Corp
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Nippon Kogaku KK
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Publication date
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は所定のピッチで目盛を形成したスケールと、
このスケールの目盛を読み取り、互いに位相の異なる少
なくとも2つの検出信号を出力する検出器とを有し、こ
の検出器から得られる検出信号から相対変位置を測定す
る変位測定装置における内挿装置に関する。
変位測定装置は、直線の推移量又は回転角度の量をあ
られすパルス列を発生し、該パルスを計数器により計数
して測定量を数字により示すものである。
従つてこの変位測定装置の分解能力は、使用されている
精密尺度の格子常数(ピッチ)によつて限定される。こ
れに対し、格子ピッチ以下の推移量に関し電子的な処理
によりより小なる増分を検出する努力が払われている。
しはしは採用される公知の内挿の方法は次の様なもので
ある。互に位相がずれたアナログ信号(第1次信号)が
1つの抵抗連鎖に与えられ、該抵抗連鎖は調節可能なポ
テンシオメーターの列を形成している。ポテンシオメー
タ−の摺動接点により多数の第二次信号が形成されこれ
らは第一次信号の間にあり、従つて内挿を可能ならしめ
るものてある。(例えばスイス国特許第40756吟明
細書)この種の装置では分割数が多くなるに従つて、そ
のために必要な回路の費用が著るしく増大するといつた
欠点がある。 本発明はこれらの欠点を解決し、比較的
僅かな電子装置の費用を費やして、必要なだけの分割を
精度よく得る変位測定装置における内挿装置の提供を目
的とする。 上記課題は本発明に従い、所定のピッチで
目盛を形成したスケールと、このスケールの目盛を読み
取り、互いに位相の異なる少なくとも2つの検出信号を
出力する検出器とを有し、この検出器から得られる検出
信号から相対変位置を測定する変位測定装置において、
前記検出器に接続され、前記検出信号それぞれの変換信
号を出力する可変利得増幅器と、該可変利得増幅器に接
続され、前記変換信号の位相合成信号を出力する位相合
成器と、この位相合成器に接続され、前記位相合成信号
を所定のレベルと比較し、判別信号を出力する波形整形
器と、前記位相合成信号の位相を変化させるように前記
可変利得増幅器の利得を順次変化せしめ、前記判別信号
の変化時点での前記利得に対応した信号によつて前記検
出信号を内挿する制御装置とを設けることにより解決し
ている。
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。第1図
は本発明の内挿装置が適用される変位測定装置の一例の
実施例を示すものである。
一定ピッチの格子縞を有するガラス製スケール1が矢印
の方向に推移する。本実施例の変位測定装置はスケール
1の推移量を格子縞が基準位置を通過したことを検出し
その数を計数することにより測定するものである。本実
施例においては格子縞の検出は光電的に行なわれるが、
例えば格子縞ピッチの114の間隔でスケール1の推移
方向に並置されたスリットを2つ設け、各スリットから
の光を光電式検出器2の2つの受光素子でビック・アッ
プしている。このため2つの受光素子からの光電検出信
号S1とS2は900の位相差を有している。尚、本実
施例において光電検出信号S1とS2は単一周波数の波
、すなわち正弦波とする。光電検出信号S1とS2は夫
々波形整形器3と4で矩形波パルスに変換され方向判別
器5に入力される。方向判別器5において2つの光電検
出信号の位相関係からスケー.ル1の推移方向を判別し
、判別情報と矩形波パルスを前進・後退計数器6に入力
する。前進・後退計数器6においては例えば矩形波パル
スを前進方向からカウント・アップ、後退方向ならばカ
ウント・ダウンしてスケール1の終端的推移量をパル,
ス数として制御装置としてのデジタル・コンピュータ1
1に入力し、コンピュータ11ではそのパルス数により
スケール1の推移量を計算し、その結果を表示装置12
に表示する。本実施例の変位測定装置の構成要素1〜6
及び12は従来の光電式一リニアエンコーダとして知ら
れているものである。本発明においてはスケール1のピ
ッチについての内挿のため即ち1つの信号周期(パルス
間隔)を多数のデジタル増分に分割するために、検出信
号S1とS2は夫々可変利得増幅器7と8に入力され信
号S1″とS2″に変換される。可変利得増幅器はコン
ピュータ11からの指令信号によつその利得がデジタル
的に制御されているものである。この信号S1″とS2
″は位相合成器(アナログ加算器)9で加えられ合成信
号S3を生じさせる。信号S1″即ちS1の位相を基準
とすると、基準位相に対する信号S3の位相差ΔφはS
1″とS2″の振幅比に依存している。従つて、信号S
3の位相差Δφは可変利得増幅器7と8の利得によるか
ら、コンピュータ11によつて位相差Δφを可変にする
ことができる。この場合増幅器7と8の利得は、利得の
大小及び極性について変イビされうる。詳述すれば、検
出信号Sl,S2は (但し、Eは定数) であつて、また変換信号S1″,S2″は(但し、X.
sYはコンピュータ11の指令信号によつて変化する変
数)である。
したがつて、合成信号S3は (但し、Δφ=Tan−1菱) となる。
それ故、変換信号S1″とS2″の振幅X,Yを指令信
号により変化すれは位相差Δφを第3図に示したように
順次Δφ1〜Δφ12まで変化させることができる。
すなわち第3図は振幅X,Yを変えることにより、信号
S1″+S2″の合成信号であるS,の位相がSェ″の
位相に対して順次Δφ1〜Δφ12まで変化することを
示している。今、スケール1が推移後被測定位置で停止
したとする。
このスケール1の停止位置について、測定基準位置とし
ての前記スリットがスケール1の格子縞の中間にある場
合を想定すると、停止時の光電出力信号S1は第2図に
示されているように一周期の位置から位相θだけずれて
Sin(2r1π+θ)=Sinθとなる(振幅を1と
する)。信号S2はSin(2r1π+O+I)=CO
Sθである。0はスケール1の格子縞とスリットとの位
置ずれに対応する位相である。
内挿とはこの位相0を測定し、測定されたθよりスリッ
トと格子縞の位置ずれを計算して(絶対値で)求めるこ
とである。停止状態において、コンピュータ11の指令
で可変利得増幅器7と8の利得を12個の状態で変化さ
せ、第3図で例示されているように信号S3の位相差Δ
φを1鍛階の位相差Δφ1〜Δφ12に変化させる。
その時の合成信号S3は、基準位相即ち信号s1=Si
nθに対し位相差ΔφがΔφ1〜Δφ1。だけずれたも
の即ちSin(θ+Δφ1)、Sin(θ+Δφ2)〜
Sin(0+Δφ1。)となる。θを固定してΔφを連
続的に変化させるならば、そうして得られる合成信号S
3は、Aを振幅としてで与えられるが、ここでは可変利
得増幅器7と8との利得を変えることによつて1サイク
ルに対してΔφを1鍛階に分けて得られる離散的な合成
信号を求めているのでlムであり、これを図示すると第
4図のような階段状正弦波になる(θはスケール1が停
止しているので一定)。
θはスリットと格子縞との間の位置ずれに対応する位相
であること、及び格子縞ピッチdには1周期(位相差2
π)が対応していることに注意すれば、求める位置ずれ
はによつて得られるので、結局θを求めるとよい。この
0に対する近似値は以下のようにして求められる。合成
信号S3を入力された波形整形器(コンパレータ)10
は、S3が0より大きいと10Wレベル、0より小さい
とHIGHレベルの信号S4を出力する。
したがつてn(つまりΔφn)をコンピュータ11によ
つて変えながらS4を観察すると、(θ+Δφn)がπ
を越えたところでS4が10WレベルからHIGHレベ
ルへ、(0+Δφn)が2πを越えたところでHIGH
レベルから10Wレベルへと遷移する。第4図の例で言
うと、n=4でS4が立上るので、このS,の変化時点
でS,がOとなつていることがわかる。第4図ではS4
がπを越えたところで10WレベルからHIGHレベル
に変化しているから、S4がπを横切る前後の位相であ
るθ+Δφ3とθ+Δφ4の間にπがあることがわかる
。これより(θ+Δφ3)くπく(θ+Δφ4)、つま
り(π−Δφ3)〉0〉(π−Δφ,)となることがわ
かる。
ここでは1周期を1鍛階に分けているのでΔφn=2π
喘(n=1、 132、
12)であり、したがつて(2−■)〉]し 143
022.〉(ンー■)、つまり?〉Σi>?となり、位
置ずれ(DXノ司)の範囲が求められる。
この範囲内の適当な値が内挿値としてコンピュータ11
で算出される(責の誤差はいわゆるデジタルエラーであ
る)。そしてこの内挿値は計算器6からの計算値と加算
され表示装置12に出力される。合成信号S2を1鍛階
に位相変化を与えて内挿値を得ればスケール1のピッチ
1112の分解能を得る。以上のように本発明によれば
、比較的僅かな電子回路の追加によつて高精度の分割を
可能ならしめるという利点があるのみならず、事実上無
制限に分割数を増やすことが可能である。さらに検出器
2の後方に、サンプルを抽出しそれを保持する記憶装置
を設ければ、スケール1が移動中でも内挿が可能である
。更に本発明ではコンピュータ11内に補正資料を記憶
することによつてSl,S2の位相のずれ、スケール上
のピッチ誤差等を補正することも可能である。
本発明、上述した如き光電的変位測定装置にのみ限定さ
れるものではなく、誘導的、磁気的、容量的な変位測定
置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内挿装置が適用される変位測定装置の
一例を示すブロック図、第2図は第1図の光電検出器の
出力S1とS2の様子を示す図、第3図は第1図の可変
利得増幅器の利得を可変した場合の合成信号S3の位相
変化の様子を示す図、第4図は合成信号S3と、位相0
を求めるために合成信号S3を波形整形した信号S4と
を例示した図である。 〔主要部分の符号の説明〕、スケーノい・・・・・1、
光電検出器・・・・・・2、可変利得増幅器・・・・・
7,8、位相合成器・・・・・・9、波形整形器・・・
・・・101コンピュータ・・・・・・11、表示装置
・・・・・・12。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定のピッチで目盛を形成したスケール1と、該ス
    ケールの目盛を読取り、互いに位相の異なる少くとも2
    つの検出信号S_1、S_2を出力する検出器2とを有
    し、該検出器から得られる前記検出信号から相対変位量
    を測定する変位測定装置において、前記検出器に接続さ
    れ、前記検出信号それぞれの変換信号S_1′、S_2
    ′を出力する可変利得増幅器7、8と、該可変利得増幅
    器に接続され、前記変換信号の位相合成信号S_3を出
    力する位相合成器9と、該位相合成器に接続され、前記
    位相合成信号を所定のレベルと比較し、判別信号S_4
    を出力する波形整形器10と、前記位相合成信号の位相
    を変化させるように、前記可変利得増幅器の利得を順次
    変化せしめ、前記判別信号S_4の変化時点での前記利
    得に対応した信号Δφによつて前記検出信号を内挿する
    制御装置11と、を有することを特徴とする内挿装置。
JP9028679A 1979-07-18 1979-07-18 変位測定装置における内插装置 Expired JPS6057011B2 (ja)

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JPS5614903A JPS5614903A (en) 1981-02-13
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