JPH04355266A - 記録信号処理回路 - Google Patents
記録信号処理回路Info
- Publication number
- JPH04355266A JPH04355266A JP3129955A JP12995591A JPH04355266A JP H04355266 A JPH04355266 A JP H04355266A JP 3129955 A JP3129955 A JP 3129955A JP 12995591 A JP12995591 A JP 12995591A JP H04355266 A JPH04355266 A JP H04355266A
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- JP
- Japan
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- signal
- frequency
- modulation
- recording
- circuit
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 5
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)における記録信号処理回路に関する。さらに
、詳しく言えば、映像信号を比較的低域の周波数のキャ
リア信号で変調するFM変調回路に関する。
(VTR)における記録信号処理回路に関する。さらに
、詳しく言えば、映像信号を比較的低域の周波数のキャ
リア信号で変調するFM変調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】VHS方式などの家庭用VTR等では、
映像信号をその周波数に近い低域の周波数のキャリア信
号でFM変調し、記録する構成が採用されている。これ
は、利用できる周波数帯域が狭いためである。
映像信号をその周波数に近い低域の周波数のキャリア信
号でFM変調し、記録する構成が採用されている。これ
は、利用できる周波数帯域が狭いためである。
【0003】一般にFM変調が行われた場合、キャリア
周波数の両側の帯域に数字の側帯波が生じる。VTRで
は、図3の様な側帯波が生じる。すなわち、変調キャリ
ア周波数をfc、非変調信号周波数をf1としたとき、
(fc+f1)、(fc+2f1)、(fc−f1)、
(fc−2f1)の周波数の側帯波が生じることになる
。
周波数の両側の帯域に数字の側帯波が生じる。VTRで
は、図3の様な側帯波が生じる。すなわち、変調キャリ
ア周波数をfc、非変調信号周波数をf1としたとき、
(fc+f1)、(fc+2f1)、(fc−f1)、
(fc−2f1)の周波数の側帯波が生じることになる
。
【0004】ところで、キャリア信号周波数の下側の側
帯波の周波数では、引き算(例えば(fc−2f1)の
結果が負の値となることがある。この場合、実際には、
この側帯波は0で折り返って、図3に示す位置に現れる
ことになる。この折り返り第2下側帯波信号と第1下側
帯波との周波数が近いと、ビートが生じ、一般にモアレ
と呼ばれている現象が画面に生じる。
帯波の周波数では、引き算(例えば(fc−2f1)の
結果が負の値となることがある。この場合、実際には、
この側帯波は0で折り返って、図3に示す位置に現れる
ことになる。この折り返り第2下側帯波信号と第1下側
帯波との周波数が近いと、ビートが生じ、一般にモアレ
と呼ばれている現象が画面に生じる。
【0005】このモアレの対策としては、従来、次の方
法がとられていた。図4に示すように、キャリア信号の
周波数を、被変調信号周波数の3倍以上に設定して、F
M変調を行い、FM変調後の出力を2逓倍し、バンドパ
スフィルタで帯域外の側帯波を除去した後で、周波数変
換により低域のFM変調信号を作成するものである。 (1989年テレビジョン学会全国大会予行集P.12
1「モアレを抑圧する高画質FM変復調方式」参照)。
法がとられていた。図4に示すように、キャリア信号の
周波数を、被変調信号周波数の3倍以上に設定して、F
M変調を行い、FM変調後の出力を2逓倍し、バンドパ
スフィルタで帯域外の側帯波を除去した後で、周波数変
換により低域のFM変調信号を作成するものである。 (1989年テレビジョン学会全国大会予行集P.12
1「モアレを抑圧する高画質FM変復調方式」参照)。
【0006】また、キャリア信号の周波数を被変調周波
数の5倍以上に設定してFM変調し、バンドパスフィル
タで不要な信号を除去し、低域に変換する構成も考えら
れる(図5参照)。
数の5倍以上に設定してFM変調し、バンドパスフィル
タで不要な信号を除去し、低域に変換する構成も考えら
れる(図5参照)。
【0007】しかし、このような方法を用いても、第2
下側帯波及び第3側帯波の折り返し周波数付近にモアレ
が生じる。第2下側帯波付近のモアレは、復調モアレと
呼ばれるものである。VTRでは、一般にパルスカウン
ト方式の復調回路が利用されている。この方式では、再
生されたFM信号の周波数をEX−OR回路を利用して
2倍の周波数に変換して、ロウパスフィルタに供給して
復調処理を行う。ところで、キャリア周波数fcが6.
6MHz、被変調周波数f1が4.4MHzの時、第1
下側帯波の周波数は、2.2MHzであるが、このFM
復調回路で処理されることにより、4.4MHzの周波
数となり、被変調周波数と同じなとる。このため、ビー
トが生じて、モアレが発生するものである。
下側帯波及び第3側帯波の折り返し周波数付近にモアレ
が生じる。第2下側帯波付近のモアレは、復調モアレと
呼ばれるものである。VTRでは、一般にパルスカウン
ト方式の復調回路が利用されている。この方式では、再
生されたFM信号の周波数をEX−OR回路を利用して
2倍の周波数に変換して、ロウパスフィルタに供給して
復調処理を行う。ところで、キャリア周波数fcが6.
6MHz、被変調周波数f1が4.4MHzの時、第1
下側帯波の周波数は、2.2MHzであるが、このFM
復調回路で処理されることにより、4.4MHzの周波
数となり、被変調周波数と同じなとる。このため、ビー
トが生じて、モアレが発生するものである。
【0008】また、記録再生系の電磁変換歪、非直線性
に基づいて第3下側帯波の折り返し周波数と同じ周波数
の信号が発生し、これと、第1下側帯波との間でビート
が生じる。
に基づいて第3下側帯波の折り返し周波数と同じ周波数
の信号が発生し、これと、第1下側帯波との間でビート
が生じる。
【0009】復調モアレを防止する方法としては、図6
に示すように再生信号を2逓倍したあとに、FM復調す
ることにより、実質的に4逓倍とすることにより、FM
信号と復調信号を分離してモアレを防ぐ構成も考えられ
るが、これでは、従来のFM復調回路を使用することが
できない。
に示すように再生信号を2逓倍したあとに、FM復調す
ることにより、実質的に4逓倍とすることにより、FM
信号と復調信号を分離してモアレを防ぐ構成も考えられ
るが、これでは、従来のFM復調回路を使用することが
できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】再生される映像信号に
おいてモアレの発生を防ぐとともに、実現するための回
路構成を簡単なものとすることを目的とする。
おいてモアレの発生を防ぐとともに、実現するための回
路構成を簡単なものとすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】記録再生処理又は復調処
理において、発生するモアレをキャンセルする信号を変
調時に記録する信号に、あらかじめ含ませておく手段を
記録信号処理回路に設ける。
理において、発生するモアレをキャンセルする信号を変
調時に記録する信号に、あらかじめ含ませておく手段を
記録信号処理回路に設ける。
【0012】
【作用】そこで、再生側ではなんら、対策を施すことな
く、モアレの発生を抑えることができる。
く、モアレの発生を抑えることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に従い、本発明の実施例を説明す
る。図1は実施例の構成を示す、ブロック図、図2は効
果を説明するための説明図である。
る。図1は実施例の構成を示す、ブロック図、図2は効
果を説明するための説明図である。
【0014】記録するための輝度信号は所定の処理を受
けて、端子10に供給される。その後、FM変調回路1
2により、FM変調される。このFM変調回路12は、
図7に示すようなバラクタダイオードを利用したもので
あり、その周波数は、図5のように、被変調信号(5.
3MHz)の周波数の5倍以上(29.5MHz、SV
HS方式の場合)に設定されている。
けて、端子10に供給される。その後、FM変調回路1
2により、FM変調される。このFM変調回路12は、
図7に示すようなバラクタダイオードを利用したもので
あり、その周波数は、図5のように、被変調信号(5.
3MHz)の周波数の5倍以上(29.5MHz、SV
HS方式の場合)に設定されている。
【0015】図7に示すようにFM変調回路12では、
バラクタダイオードは2個使用し、FM変調信号が被変
調信号に対して影響しにくいバランスのとれた変調入力
回路として、変調ドライブを用意にしている。
バラクタダイオードは2個使用し、FM変調信号が被変
調信号に対して影響しにくいバランスのとれた変調入力
回路として、変調ドライブを用意にしている。
【0016】バンドパスフィルタ14は、側帯波の折り
返しを抑圧するためのものであり、後述の局部発振回路
16の周波数23MHz以下で十分な減衰量を確保し、
搬送周波数29.5MHzで被変調信号5.3MHzの
FM変調信号を通過させる必要があるので、通過帯域は
24から35MHzとなっている。
返しを抑圧するためのものであり、後述の局部発振回路
16の周波数23MHz以下で十分な減衰量を確保し、
搬送周波数29.5MHzで被変調信号5.3MHzの
FM変調信号を通過させる必要があるので、通過帯域は
24から35MHzとなっている。
【0017】バンドパスフィルタ14を通過した信号は
、周波数変換回路18(バランスドミキサ)で局部発振
回路16からの局発信号と混合され、周波数変換される
。そして、ロウパスフィルタ20により、混合された出
力のうちの低域の信号を取り出す。このロウパスフィル
タ20の通過帯域は被変調信号の両側帯波を通過させる
ために12MHzとされており、局発信号その他を除去
する。
、周波数変換回路18(バランスドミキサ)で局部発振
回路16からの局発信号と混合され、周波数変換される
。そして、ロウパスフィルタ20により、混合された出
力のうちの低域の信号を取り出す。このロウパスフィル
タ20の通過帯域は被変調信号の両側帯波を通過させる
ために12MHzとされており、局発信号その他を除去
する。
【0018】リミッタアンプ22は、ロウパスフィルタ
20の出力を増幅するものであるが、そのリミッタ特性
が可変できるようになっており、その出力に適当なレベ
ルの第2側帯波信号の折り返し周波数信号と、第3側帯
波信号の折り返し周波数信号とが、混入されるようにな
っている。
20の出力を増幅するものであるが、そのリミッタ特性
が可変できるようになっており、その出力に適当なレベ
ルの第2側帯波信号の折り返し周波数信号と、第3側帯
波信号の折り返し周波数信号とが、混入されるようにな
っている。
【0019】すなわち、図2に示したように、リミッタ
アンプ22の作用により、FM変調信号に、第2下側帯
波成分の折り返し信号を混入させる。ロウパスフィルタ
20の出力には、この成分が含まれていないので、リミ
ッタアンプ22のみの状態により、混入させるレベルを
調整することができる。そして、復調後のこの信号と、
2倍された第1下側帯波の信号成分は位相が逆になって
いるので、レベルを合わせることにより、打ち消すこと
ができる。この作用により、復調モアレを除去すること
ができる。
アンプ22の作用により、FM変調信号に、第2下側帯
波成分の折り返し信号を混入させる。ロウパスフィルタ
20の出力には、この成分が含まれていないので、リミ
ッタアンプ22のみの状態により、混入させるレベルを
調整することができる。そして、復調後のこの信号と、
2倍された第1下側帯波の信号成分は位相が逆になって
いるので、レベルを合わせることにより、打ち消すこと
ができる。この作用により、復調モアレを除去すること
ができる。
【0020】第3下側帯波付近のモアレについても、リ
ミッタアンプ22の出力に第3下側帯波付近の信号成分
を混入することで、再生時に打ち消すことが可能である
。
ミッタアンプ22の出力に第3下側帯波付近の信号成分
を混入することで、再生時に打ち消すことが可能である
。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な構成で、映像信号に生じるモアレを除去しているの
で、効果がある。
単な構成で、映像信号に生じるモアレを除去しているの
で、効果がある。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例の動作を示す説明図である。
【図3】FM変調により発生する側帯波の説明図である
。
。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【図6】復調モアレを防止する従来例を示すブロック図
である。
である。
【図7】実施例のFM変調器を示す回路図である。
10 端子
12 FM変調回路
14 バンドパスフィルタ
16 局部発振回路
18 周波数変換回路
20 ロウパスフィルタ
22 リミッタアンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 周波数変換等の手段により、FM変調
信号の下側帯波信号の折り返し成分を減衰せしめた記録
処理信号において、再生時のモアレをキャンセルする信
号を混入する手段を備えることを特徴とする記録信号処
理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3129955A JPH04355266A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 記録信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3129955A JPH04355266A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 記録信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04355266A true JPH04355266A (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=15022569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3129955A Pending JPH04355266A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 記録信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04355266A (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3129955A patent/JPH04355266A/ja active Pending
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