JPH0435504B2 - - Google Patents

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JPH0435504B2
JPH0435504B2 JP58034667A JP3466783A JPH0435504B2 JP H0435504 B2 JPH0435504 B2 JP H0435504B2 JP 58034667 A JP58034667 A JP 58034667A JP 3466783 A JP3466783 A JP 3466783A JP H0435504 B2 JPH0435504 B2 JP H0435504B2
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JP
Japan
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formula
parts
salt
perylene
pigment
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JP58034667A
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Shupiichuka Erunsuto
Uruban Manfureeto
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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Publication of JPH0435504B2 publication Critical patent/JPH0435504B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B5/00Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more heterocyclic rings with or without carbocyclic rings
    • C09B5/62Cyclic imides or amidines of peri-dicarboxylic acids of the anthracene, benzanthrene, or perylene series

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はペリレン−3,4,9,10−テトラカル
ボン酸−N,N′−ジアルキル−ジイミドを顔料
形態で製造する方法に関する。
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸
−N,N′−ジアルキル−ジイミド特にペリレン
−3,4,9,10−テトラカルボン酸−N,
N′−ジメチル−ジイミド(C.I.ピグメント−レツ
ド179、式第71130号)は既に物質として久しく知
られている。これらを製造するために次の方法が
記載されている。
ドイツ特許出願公告第2726682号には、ペリレ
ン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミド
をメチル化剤例えばメチルハロゲン化物又は硫酸
ジメチルにより水性媒体中でメチル化する方法が
記載されている。反応媒体中での出発−及び最終
生成物の不溶性のために完全な反応が達成されな
い。それ故最終生成物は常にペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸ジイミド及びペリレン
−3,4,9,10−テトラカルボン酸イミド−N
−メチルイミドで汚染されている。この混合物は
その赤菫色の固有着色のためにくり色のさえない
塗装を与える顔料に導く。
ドイツ特許出願公開第1963728号中で記載され
ている方法――この場合ペリレン−3,4,9,
10−テトラカルボン酸ジイミドのアルキル化を硫
酸ジメチル又はその他のジアルキルスルフエート
で実施する――によつても不均質系で実施する。
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジ
イミドと硫酸ジメチルとの反応中微細分散を得る
ために塩処理が溶剤の存在下実施される。
この実施方法の場合も完全な反応が達成され
ず、そのため同様に異なつたアルキル化度の生成
物よりなる混合物を生じ、その結果くり色のさえ
ない塗装のみを与える顔料を生ずる。塩及び溶剤
の高含有率は癈水に関して追加的な問題を起す。
ドイツ特許出願公開第2153087号にはペリレン
−3,4,9,10−テトラカルボン酸−N,
N′−ジメチル−ジイミドを(色が)さえない副
生成物のない赤色形態で製造する方法――この場
合ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン二
無水物1モルをメチルアミン2モルと120乃至140
℃で縮合する――が記載されている。この場合二
つの段階(N−アルキルアミド−又はビス−N−
アルキルアミド形成及びジイミドへの閉環−反
応)が順次ではなく同時に進行するのでこの実施
方法の場合均一の顔料粒子が得られるのは予期し
得ない。この様に得られる生成物は引き続いて追
加的微細分散例えば塩磨砕に付しそして顔料形態
に変えられねばならぬ。
ドイツ特許出願公告第2504481号には、ペリレ
ン−3,4,9,10−テトラカルボン酸二無水物
1モルをメチルアミン4−8モルと0乃至5℃で
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−
ビス−N−メチルアミドのビス−(メチルアンモ
ニウム)−塩に反応させ、該塩を引き続いて温度
を高めることによりペリレン−3,4,9,10−
テトラカルボン酸−N,N′−ジメチル−ジイミ
ドに環化することが記載されている。該生成物は
なるほど顔料形態で得られるが、併し若干の利用
技術的欠点を有する。不完全な縮合のために副生
成物が生成し、これは後処理により除去すること
ができる。この顔料は透明及び着色力に就て完全
には十分でない。更にこの顔料は塗料の粘度を著
しく高める。
本発明者は次の様にすれば、ペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボン酸−N,N′−ジア
ルキル−ジイミドが高純度及び優れた顔料品質で
得られることを見出した。即ちペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボン酸二無水物とアルキ
ルアミンとの反応の際生成するペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボン酸−ビス−N−アル
キルアミドのビス−(アルキルアンモニウム)−塩
を二価金属のイオンで対応する難溶性金属塩に変
えそしてこれを用いてペリレン−3,4,9,10
−テトラカルボン酸−N,N′−ジアルキル−ジ
イミドの生成下閉環を実施するのである。
本発明者は、式 (式中Rはアルキル残基特にメチル−又はエチ
ル残基を意味する) で示されるペリレン−3,4,9,10−テトラカ
ルボン酸−N,N′−ジアルキル−ジイミドを製
造するためにペリレン−3,4,9,10−テトラ
カルボン酸−二無水物をアルキルアミンと水性懸
濁液中で0乃至20℃なる温度範囲に於て式 で示されるペリレン−3,4,9,10−テトラカ
ルボン酸−ビス−N−アルキルアミドのビス−
(アルキルアンモニウム)−塩の生成下反応させそ
して20乃至150℃なる温度範囲に於てで閉環させ
る方法に於て式の塩を金属塩と−10℃乃至+25
℃の温度で式 (式中Meは周期系の第二主族及び副族の二価
金属又は二価鉄好ましくはCa,Sr,Ba又はZnを
意味する) で示される難溶性塩の生成下反応させそして式
の塩を20乃至150℃の温度で閉環−反応に付する
ことを特徴とする方法を見出した。
好ましい実施方法は、ペリレン−3,4,9,
10−テトラカルボン酸二無水物を10乃至40倍好ま
しくは15乃至30倍の重量の水−この中にはアルコ
ールも溶解していてもよい−中に懸濁しそして約
0乃至約30℃好ましくは約0乃至約10℃で4乃至
10倍好ましくは6乃至8倍モル量のアルキルアミ
ンを滴加させることにある。引き続いて−10℃乃
至25℃好ましくは−5℃乃至+10℃で金属塩水溶
液を滴加する。その際式の難溶性塩が沈殿す
る。その後約20乃至約150℃好ましくは約50乃至
約100℃の温度で式のペリレン−3,4,9,
10−テトラカルボン酸−N,N′−ジアルキル−
ジイミドへの閉環−反応が行われる。最後に顔料
懸濁液に場合により水性酸有利には塩酸、ぎ酸又
は酢酸を添加して閉環反応の際生ずる金属水酸化
物を塩形成により良好に洗出可能にする。その後
顔料を常法で吸引ろ過、洗浄及び乾燥により後処
理する。
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸
二無水物を磨砕、乾燥形態で又は好ましくは湿潤
プレスケーキとして使用するのが有利である。
式の沈殿金属塩は場合により約0乃至約10℃
で分離しそして水中に懸濁し、閉環−反応を記載
した高温で付することができる。
金属塩溶液に就ては水溶性塩、有利には周期系
の第二主−及び副族の金属又は二価鉄好ましくは
カルシウム、ストロンチウム、バリウム又は亜鉛
の塩化物又は硝酸塩が使用される。金属塩溶液の
濃度は重大でない。金属塩を水性溶液の代りに固
体形態(粉末状)で添加することも可能である。
式の塩を沈殿するためには少くとも2モルの金
属塩を使用する。
使用目的に応じて性質を改善するために閉環−
反応前、−反応中又は反応後表面活性物質を添加
することができる。
表面活性剤としては次のものが挙げられる: 陰イオン活性物質例えば脂肪酸タウリド、脂肪
酸−N−メチルタウリド、脂肪酸イセチオネー
ト、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルナ
フタリンスルホネート、アルキルフエノールポリ
グリコールエーテルスルフエート及び脂肪アルコ
ールポリグリコールエーテルスルフエート、脂肪
酸例えばパルミチン−、ステアリン−及びオレイ
ン酸、石けん例えば脂肪酸、ナフテン酸及び樹脂
酸例えばアビエチン酸のアルカリ塩、アルカリ可
溶樹脂例えばコロホニウム変性マレエート樹脂、
陽イオン活性物質例えば第四アンモニウム塩、脂
肪アミノエチレート、脂肪アミノポリグリコール
エーテル及び脂肪アミン、非イオン物質例えば脂
肪アルコールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポ
リグリコールエステル及びアルキルフエノールポ
リグリコールエーテル。
表面活性剤の混合物も使用することができる。
その量は広範囲に変えることができ、顔料−最終
生成物に対し0.1乃至20重量%好ましくは5乃至
10重量%である。
場合により顔料−プレスケーキの吸引ろ過後有
機溶剤により仕上体を得ることができる。有機溶
剤としてはアルコール又は芳香族塩素化炭化水素
を使用することができる。
表面活性剤及び/又は溶剤の使用によるほかに
顔料特性は、酸の添加前又は吸引ろ過前閉環−反
応後得られる顔料−懸濁液の後処理を分散装置例
えばパール−、ロール−又は振動ミルで実施する
ことによつても好都合な影響をうけることができ
る。
アルキルアミンの過剰は蒸留により回収するこ
とができる。
本発明による方法により得られる顔料は高純度
即ち副生成物の不存在、非常に微細、均一な一次
粒子及び優れた着色及び流動学的挙動で優れてい
る。本顔料は塗料及びプラスチツク材料の顔料着
色に使用されそして特にメタリツク−塗料の着色
に適する。本顔料は透明でクリアな着色力の良い
帯黄赤色及び耐候性塗料を与える。併し本発明に
よる若干の処理条件により一層高い隠蔽力を有す
る顔料も得られる。
例 次の例で部はその都度重量部を意味する。
次の各例中で得られる顔料に関して示された、
平均粒度の測定は、下記の方法により行われた:
粒度を測定するために夫々得られる顔料粒子をジ
エチルエーテル中に分散させ、高強度の超音波域
に於て試料搬送ネツト上に噴霧した。評価は噴霧
した顔料粒子の透過電子顕微鏡撮影により行われ
た。
透過電子顕微鏡撮影により夫々の評価されるべ
き結像粒子の円周を手でなぞり、これからグラフ
イツク・タブレツト及び計算機の使用下特有の投
射面及び特有の粒径D(面積が等しい円の直径)
を算出した。数分布は粒径に依存した全粒子の数
であり、これから標準重量分布、特に粒度の特有
な平均値D50%が算出される(顔料の全質量の50
%は、D50%より低い粒子に属する)。
例 1 温度計、撹拌器、充てん−及び脱気口を備えた
ガラス製丸底フラスコ中でE−水(軟水)3000部
中に撹拌下デイスクミル中で磨砕、乾燥したペリ
レン−3,4,9,10−テトラカルボン酸二無水
物150部を導入する。生成懸濁液に約0℃に冷却
後10分の間に45.5重量%水性モノメチルアミン−
溶液222部を滴加する。なお15分間約0℃で後撹
拌する。この場合式(式中R=CH3及びMe=
Ca)の難溶性塩の完全な生成を確実にするため
に、得られる溶液に15分の間に約0℃でE−水
250部中に無水塩化カルシウム84.9部を含む溶液
を滴加しそして1時間約0℃で後撹拌する。生成
懸濁液を約80℃に加熱しそして1時間80℃で閉環
反応が終了するまで後撹拌する。その後ジステア
リルジメチルアンモニウムクロリド16部及びE−
水700部からなる懸濁液を滴加しそして1時間約
80℃で後撹拌する。約50℃に冷却後この温度で98
%ぎ酸を、約7のPH−値に達するまで、滴加す
る。1/2時間約50℃で後撹拌し、得られる顔料を
吸引ろ過し、E−水で洗浄して塩素イオンを除去
しそして循環空気による乾燥器中で約80℃で乾燥
する。
式(式中R=CH3)の帯黄赤色顔料(平均粒
度D50=0.055μm)173.8部が得られ、これは塗料
特に−その高い透明のために−メタリツク−塗料
の顔料着色に著しく適する。
例 2 例1に於て記載の如く実施するが、但し
CaCl284.9部の代りに塩化バリウム165部を使用す
る。クリアな赤色顔料(平均粒度D50=0.058μm)
137部が得られ、これは例1から得られる顔料に
比較して高い隠蔽力を有しそして同様に塗料の顔
料着色に著しく適する。
例 3 例1に於て記載の如く実施するが、但し
CaCl284.9部の代りに塩化ストロンチウム180部を
使用する。クリアな赤色顔料(平均粒度D50
0.055μm)174部が得られ、これは例1から得ら
れる顔料に比較して高い隠蔽力を有しそして同様
に塗料の顔料着色に著しく適する。
例 4 例1に於て記載の如く実施するが、但し
CaCl284.9部の代りに塩化亜鉛92.2部を使用しそ
してぎ酸の代りに約15.5%水性塩酸を、約1のPH
−値が達するまで、添加する。クリアな赤色顔料
(平均粒度D50=0.053μm)172.5部が得られ、これ
は塗料特に仕上塗料の顔料着色に著しく適する。
例 5 例1乃至4に於て使用せる如きガラス製丸底フ
ラスコ中でE−水3000部中に撹拌下ペリレン−
3,4,9,10−テトラカルボン酸二無水物150
部(湿潤プレスケーキ540部)を導入する。生成
懸濁液に市販の50重量%水性樹脂石けん16部を導
入しそして約0℃に冷却後10分の間に45.5重量%
水性モノメチルアミン−溶液222部を滴加する。
なお15分間約0℃で後撹拌する。この場合、式
(式中R=CH3及びMe=Ca)の難溶性塩の完全
な生成を保証するために、生成する溶液に15分の
間に約0℃でE−水250部中に無水塩化カルシウ
ム84.9部を含む溶液を滴加しそして1時間約0℃
で後撹拌する。懸濁液を約80℃に加熱しそして1
時間約80℃で閉環反応が終了するまで後撹拌す
る。その後ジステアリルジメチルアンモニウムク
ロリド8部及びE−水350部からなる懸濁液を滴
加しそして1時間約80℃で後撹拌する。約50℃に
冷却後この温度で98%ぎ酸を、約7のPH−値が達
するまで、滴加する。1/2時間約50℃で後撹拌し、
得られる顔料を吸引ろ過し、E−水で洗浄して塩
素イオンを除去しそして空気循環棚中で約80℃で
乾燥する。式(式中R=CH3)の帯黄赤色顔料
(平均粒度D50=0.060μm)172.3部が得られ、これ
は塗料特に−その高い透明のために−メタリツク
−塗料の顔料着色に著しく適する。
例 6 例5に於て記載の如く実施するが、但しペリレ
ン−3,4,9,10−テトラカルボン酸二無水物
を懸濁するために3000部の代りに6000部のE−水
を使用する。帯黄赤色顔料(平均粒度D50
0.046μm)172.2部が得られ、これは同様に塗料特
に−高い透明のために−メタリツク−塗料の顔料
着色に著しく適する。
例 7 例5に於て記載の如く実施するが、但しジステ
アリルジメチルアンモニウムクロリド−懸濁液の
添加前約80℃に加熱する代りに約50℃にのみ加熱
しそして1時間約50℃で後撹拌しそしてこの温度
でジステアリルジメチルアンモニウムクロリド−
懸濁液を滴加しそして1時間後撹拌する。帯黄赤
色顔料(平均粒度D50=0.049μm)170.8部が得ら
れ、これは同様に塗料特に−その高い透明のため
に−メタリツク−塗料の顔料着色に著しく適す
る。
例 8 例5に於て記載せる如く実施するが、但しジス
テアリルジメチルアンモニウムクロリド懸濁液の
添加前V4A−オートクレーブ中で約80℃に加熱
する代りに約125℃に加熱しそして1時間約125℃
で後撹拌しそしてその後80℃でジステアリルジメ
チルアンモニウムクロリド−懸濁液を滴加しそし
て1時間後撹拌する。帯黄赤色顔料(平均粒度
D50=0.071μm)174.8部が得られ、これは塗料及
びプラスチツク材料の顔料着色が著しく適する。
例 9 例5に於て記載せる如く実施するが、但しペリ
レン−3,4,9,10−テトラカルボン酸二無水
物を懸濁させるためにE−水3000部の代りに10重
量%水性メタノール溶液3000部を使用する。帯黄
赤色顔料(平均粒度D50=0.080μm)175.7部が得
られ、これは塗料の顔料着色に著しく適する。
例 10 例5に於て記載の如く実施するが、但し顔料−
懸濁液の吸引ろ過前これを1時間パールミル中で
磨砕し、その後約80℃に加熱しそして3時間この
温度で後撹拌する。帯黄赤色顔料(平均粒度D50
=0.056μm)165部が得られ、これは塗料特に−
その高い透明のために−メタリツク−塗料の顔料
着色に適する。
例 11 例5に於て記載の如く実施するが、但し45.5重
量%水性モノメチルアミン−溶液222部の代りに
50重量%水性モノエチルアミン−溶液275部を使
用する。式(式中R=C2H5)の帯黄赤色顔料
(平均粒度D50=0.059μm)185.7部が得られ、これ
は塗料及びプラスチツク材料の顔料着色に著しく
適する。
例 12 例1乃至111に於て使用された如きガラス製丸
底フラスコ中でE−水3000部中に撹拌下45.5重量
%水性モノメチルアミン−溶液222部及び市販高
濃度ノニルフエノールポリグリコールエーテル15
部を導入しそして約0℃に冷却後1時間の間にペ
リレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸二無
水物150部を導入する。生成懸濁液を約0℃で1
時間後撹拌しそしてこの温度で15分の間にE−水
250部中に無水塩化カルシウム84.9部を含む溶液
を滴加し、1時間約0℃で後撹拌する。この後加
熱沸とうし、2時間ふつとう温度で後撹拌しそし
てこの場合同時にモノメチルアミンを留出する。
得られる顔料を吸引ろ過し、E−水で洗浄して塩
素イオンを除去しそして洗浄して中性にしそして
約80℃で空気循環棚中で乾燥する。式(R=
CH3)の帯黄赤色顔料(平均粒度D50=0.060μm)
172.5部が得られ、これは塗料の顔料着色に著し
く適する。
例 13 例1に於て記載の如く実施するが、但し市販の
高濃度メチルフエノールポリグリコールエーテル
15部の代りにオレイン酸15部を使用する。帯黄赤
色顔料(平均粒度D50=0.053μm)175部が得ら
れ、これは塗料特にプラスチツク材料の顔料着色
に著しく適する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン
    酸−二無水物をアルキルアミンと水性懸濁液中で
    0乃至20℃なる温度範囲に於いて式 で示されるペリレン−3,4,9,10−テトラカ
    ルボン酸−ビス−N−アルキルアミドのビス−
    (アルキルアンモニウム)−塩の生成下反応させそ
    して20乃至150℃なる温度範囲に於いて閉環させ
    て式 (式中、Rはアルキル残基、特にメチル−又は
    エチル残基を意味する) で示されるペリレン−3,4,9,10−テトラカ
    ルボン酸−N,N′−ジアルキル−ジイミドを製
    造する方法に於いて、式の塩を金属塩と−10℃
    乃至+25℃の温度で式 (式中、Meは周期系の第二主族及び副族の二
    価の金属又は二価の鉄、好ましくはCa,Sr,Be
    又はZnを意味する) で示される難溶性塩の生成下反応させそして式
    の塩を20乃至150℃の温度で閉環−反応に付す
    ることを特徴とする上記製造方法。 2 少なくとも2モルの金属塩を使用する特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 3 式の塩を金属塩溶液と反応させる特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4 式の塩を50乃至100℃の温度で閉環反応に
    付する特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    かに記載の方法。 5 閉環反応前、閉環反応中又は閉環反応後に表
    面活性物質及び/又は有機溶剤を添加する特許請
    求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の方
    法。 6 閉環反応を行つた後得られる式のペリレン
    −3,4,9,10−テトラカルボン酸−N,
    N′−ジアルキル−ジイミドの懸濁液を分散装置
    中で後処理に付する特許請求の範囲第1項乃至第
    5項のいずれかに記載の方法。
JP58034667A 1982-03-06 1983-03-04 ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−n,n′−ジアルキル−ジイミド−顔料の製法 Granted JPS58164641A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3208192.8 1982-03-06
DE19823208192 DE3208192A1 (de) 1982-03-06 1982-03-06 Verfahren zur herstellung von perylen-3,4,9,10-tetracarbonsaeure-n,n'-dialkyl-diimid-pigmenten

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164641A JPS58164641A (ja) 1983-09-29
JPH0435504B2 true JPH0435504B2 (ja) 1992-06-11

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ID=6157559

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58034667A Granted JPS58164641A (ja) 1982-03-06 1983-03-04 ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−n,n′−ジアルキル−ジイミド−顔料の製法

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Country Link
US (1) US4496731A (ja)
EP (1) EP0088392B1 (ja)
JP (1) JPS58164641A (ja)
DE (2) DE3208192A1 (ja)

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