JPS60110760A - 無置換の線状トランスキナクリドンの高隠ぺい性ガンマ変態 - Google Patents

無置換の線状トランスキナクリドンの高隠ぺい性ガンマ変態

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JPS60110760A
JPS60110760A JP59223117A JP22311784A JPS60110760A JP S60110760 A JPS60110760 A JP S60110760A JP 59223117 A JP59223117 A JP 59223117A JP 22311784 A JP22311784 A JP 22311784A JP S60110760 A JPS60110760 A JP S60110760A
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JP
Japan
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quinacridone
hydroxy
acid
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xylylene
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JP59223117A
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エルンスト・シユピーチユカ
アドルフ・クロー
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0025Crystal modifications; Special X-ray patterns
    • C09B67/0027Crystal modifications; Special X-ray patterns of quinacridones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B48/00Quinacridones

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無置換の線状トランスキナクリドンのγ−−晶
変態の、使用特性の著しく改善された高隠ぺい性の形の
ものを製造する方法に関する。上記キナクリドyのγ−
−晶変態の透明及び高隠ぺい性の形のものは、非常に堅
牢な赤色顔料であシ、ラッカー類(Lackθn)及び
ペイント類(Anatrichatoffen)の着色
のためにそしてプラスチックの着色のために著しく工業
的に重要である。
無置換の線状トランスキナクリドンのγ−結結晶変態1
身々方法によって、例えに米国特許第2.844.58
1号明細書におけるように結晶質の線状トランスキナク
リドン(これは例えば米国特許第2.821.529号
明細書におけるように2,5−ジアニリノ−3,6−シ
ヒドロテレフタル酸ジアルキルを不活性溶剤中で225
〜500℃で猿化し且つ単離したジヒドロキナクリドン
を穏やかな酸化剤で酸化することによって得られる)を
塩と一緒に粉砕すること及び粉砕した混合物をジメチル
ホルムアミドで処理することによって製造することがで
きる。ドイツ特許出願公開第3.007.158号明細
書によれば該キナクリドンのγ−−晶変態は、高度に結
晶質のγ−変態を少量の明ばんと一緒に乾式で粉砕し且
つ表面活性剤を添加してまたはせずに粉砕物を希硫酸で
後処理することによって得ることができる。
フランス特許第1.22へ825号明細書及びベルギー
特許第611.271号明細書には、酸性縮合剤での2
,5−ジアニリノテレフタ化酸の環化による線状キナク
リドンの製造が記載されている。適当な酸縮合剤は特に
ポリリン酸及び核酸のメチルエステルである。結晶質が
十分にないα−変態の形でこの環化方法で得られた非常
に塊状の粗製キナクリドンは、例えばドイツ特許第1.
268.586号、1.184.881号又は2.74
7.508号に記載されているように、加熱前にアルコ
ール懸濁液を前もってアルカリ抽出または粉砕した後に
高めた温度でアルコールで処理することによってγ−変
態に変えることができる。
この方法によってγ−変態の高隠ぺい性形を製造するた
めに、環化は、5ないし7.5倍量の高濃度のポリリン
酸(85〜86%のP2O,)中でまたは酸性ポリリン
酸エステル(83〜85%のp2o、 )中で行われる
。α−変態で存在する粗製キナクリドンをr−変態に変
えることは、例えばドイツ特許第i、 268.586
号及び1、 f 84.881号明細書に記載されて−
るように行われる。高度に結晶質のγ−変態にほぼ定量
的に変えるの゛には、アルカリ処理を前もって行うこと
が必要である。この方法によって製造されたγ−変態の
高隠ぺい柱形は、フA=)−ンの顔料としての使用に且
つ無機及び有機顔料の繰返し染色に適するが、光沢特性
が非常に不足している。
ところで、(、)高濃度のポリリン酸中もしくは酸性ポ
リリン酸エステル中での2,5−ジフェニルアミノテレ
フタル酸のキナクリドンへの既知の環化及び/又は(b
)前記(a)で得られたキナクリドン融成物の既知の加
水分解及び/又は(C)前記(b)で得られたキナクリ
ド/の既知の水性アルカリ抽出及び/又は(d)前記(
a)ないしく→で得られたキナクリドンの既知の仕上げ
をキナクリドンに対して0.5ないし10重量多の表面
活性剤の存在下で行うととKよって、改善された色濃度
を示し且つ高い光沢の被覆をつくる無置換の線状トラン
スキナクリドンのγ−結晶変態の高隠べい柱形を製造す
ることができるということを見いだした。
表面活性剤は陽イオン活性、陰イオン活性及び非イオン
活性剤であることができる。
陽イオン第四化合物の例は次の通りであシ、コキシリン
酸イオンは陽イオン有機化合物の製造方法に応じて様々
であることができる:ペルメチル化獣脂脂肪プロピレン
ジアミン、ステアリルトリメチルアンモニウム、ジオク
チルジメチルアンモニウム、ジステアリルジメチ/L/
7 ン%=つA、 シチジルジメチルアンモニウム、セ
チルトリメチルアンモニウム、ペンシルココスアルキル
ジメチルアンモニウム、ジココ、Xフルキルジメチルア
ンそニウム、ココスアルキ/L/−2,4−シクロルベ
ンジルジメチルアンモ−ラム、ステアリルベンジルジメ
チルアンモニウム、ジーβ−イソプロポキシカル°ボニ
ルヘキサデシルジメチルアンそニウム、ベルメチル化N
−ステアロイルジエチレントリアミン、ベルメチル化N
−ステアロイルトリエチレンテトラミン、ラウリルピリ
ジニウム、2−ヒドロキシ−5−クロ/I/−1,3−
キシリレンビスピリジニウム、2−ヒドロキシ−5−イ
ソオクチ/l/ −1,5ウム、2−ヒドロキシ−5−
n−ノニ)v−1,3−キシリレンとスピリジニウム、
2−メトキシ−5−インオクチル−1,3−キシリレン
ビスピリジニウム、2−ヒドロキシ−5−インオクチル
−1,6−キシリレンビスキノリニウム、2−ヒドロキ
シ−5−イソオクチル−1,3−キシリレンビスイソキ
ノリウム、ヘキサデシルトリブチルホスホニウムトリオ
クチルホスホニウム及びテトラブチルホスホニウム。
陰イオン化合物の例は、アルキル基に8〜22乍の炭素
原子をもつ長鎖のアルキルスルホネート、アルキル(ポ
リ)クリコールエーテルスルホネート例えに2ウリルジ
グリコールエーテルスルフエート、アルキルアリールス
ルホネート例工ばドデシルベンゼンスルホン酸もシくハ
ソの塩、アルキルフェノール(ポリ)グリコールエーテ
ルスルフェート例えId ) リフ’ f v 7 x
 7−ルポリクリコールエーテルスルフエートもしくハ
ノニルフェノールポリクリコールエーテルスルフエート
、アルキルスルファミドアセテート例エバシナロールス
ルファミドアセテート、脂肪酸タウリド例えばココス脂
肪酸タウリド、脂肪酸N−メチルタウリド例えばオレイ
ン酸N−メチルタウリド、脂肪酸サルコシド例えばオレ
イ/酸−もしくはココス脂肪酸すルコシド、スルホコノ
・り酸エステルの塩例工ij ス/l/ ホ:I 、。
り酸ジイソデシルの又はスルホコノゝり酸ラウリルのナ
トリウム−もしくはカリウム塩、及び/又は、例えばロ
ジン型の、樹脂酸誘導体である。
非イオン活性化合物の例としてロジン誘導体即ち式 で示されるデヒドロアビエチルアミンを挙げることがで
きる。
キナクリドンを得るための環化、加水分解、水性アルカ
リ抽出及び仕上げの既知の処理工程は、本発明による範
囲内で特に次のように行う:非常に濃厚なポリリン酸中
又は酸性ポリリン酸メチル中(P205含量83〜86
%)での2,5−ジフェニルアミノテレフタル酸のキナ
クリドンへの環化は殊に100〜150℃の温度で、特
に120〜130℃で4ないし4.5倍の重量の縮合剤
中で起る。
反応生成物を含有する融成物を次に加水分解のために2
.5ないし3倍の重量の水、殊に水入シの水の中へそそ
ぎ、粗製キナクリド/を殊に濾過によって単離し、水で
中性になるまで洗う。
このようにして単離した水にぬれた約15〜25%の粗
製キナクリドンを、アルカリ殊に水酸化カリウムまたは
水酸化ナトリウムの添加後に水′性態濁液が4なしし1
0%、殊に5ないし7.5%の顔料と0.3ないし5%
、殊に0.5ないし2.5%のアルカリとを含有するに
十分な水に懸濁させる。
懸濁液を次に、数4間50℃と150℃との間の温度、
殊に75ないし125℃で、場合によシ前もって懸濁液
を湿式粉砕機例えば歯のあるディスクミルで湿式粉砕し
た後に、撹拌する。
次に炉取し、水で洗う。
γ−変態に同時に変換しながら仕上げるために、まだα
−変態で存在する単離した水にぬれたキナクリドンを溶
剤例えば低級アルコールまたはケトンに懸濁させ、10
0℃と170℃との間の温度、殊に125ないし150
℃で数時間撹拌する。次に溶剤を蒸留で除き、顔料を単
離する。
本発明による表面活性剤は四つの処理工程全部(環化、
加水分解、アルカリ抽出、及び仕上げ)に存在すること
ができる;しかし仕上げ中にだけ存在する場合には顔料
の品質の改善は著しく少ない。環化中の存在は殊に、先
ず2,5−ジフエニyアミノテレンタル酸を縮合剤の中
へ入れ、次に表面活性剤を加えることによって保証され
る。表面活性剤は、加水分解工程で添加する場合には、
加水分解の水に溶解させるのが好ましい。アルカリ抽出
工程で表面活性剤を添加することは好ましいやシ方であ
シ、最も有利に先ず粗製キナクリドンを水に懸濁させ、
次に(水に溶解又ぽ懸濁させた)表面活性剤を流加し、
最後にアルカリを水溶液の形で加えるようにして行う。
表面活性な添加剤の量は0.5重量%と10重重量との
間を変動し、0.5fX、いし5重量%でおるのが好ま
しい。特に好ましい表面活性剤の例は、セチルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、アルキ/L/C20〜C22
−トリメチルアンモニウムクロリド、ジオクチルジメチ
ルアンモニウムクロリド、ベンジルステアリルジメチル
アンモニウムクロリド、ジデシルジメチルアンモニウム
クロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド
、ジステアリルジメチルアンモニラムク””)ドs コ
コスアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、
ジココスアルキルジメチA/アンモニウムクロリド、デ
ヒドロアビエチルアミン及びロジンの酸誘導体例えばア
ビエチン酸である。
本発明による他の長所は、環化反応の酸縮合剤を、使用
する2、5−ジフエニ/Lzアミノテレフタ〃酸の量に
対して4ないし4.5倍の量に減少させることができる
という点である。添加剤なしでは、少なくとも5倍の量
の環化剤が、匹敵する隠ぺい力のフルトーンの被覆を得
るのに必要である。
本発明による方法で製造した顔料は、高隠ぺい性の形で
あってしかも高度に結晶質の形の線状無置換ト2/スキ
ナクリドンの純粋なr−結晶変態でアシ、すぐれた使用
特性をもち且つ描該技術水準と比較して、増加した染色
濃度と組合わさった著しく改善された光沢及び純度の被
覆を生じる。
顔料の特性を改善する同じ確かな効果は、当量の陰イオ
ン表面活性剤と陽イオン表面活性剤とを適当に組合わせ
ることによって得ることができるヶこの手法で陰イオン
助剤、特にアルキルアリールスルホネート例えばドデシ
ルベンゼンスルホネート、ア〃キルフェノー〃ボリグリ
コールエーテルスルフエー) 例、tハ) !j 7’
 fyvフェノールポリグリコールエーテルスルフェー
ト、及びスルホコハク酸エステル例えばスルホコハク酸
ジイソデシルナトリウムは、使用するのが好ましい上記
陽イオン表面活性剤と同時に存在することができる。そ
の際これらの添加剤は同一の処理工程で、又は異なる処
理工程で順々に、使用することができる。
以下、実施例によって本発明による方法を更に詳しく説
明する。部及び%は重量によっている。
例 1 100部の2,5−ジアニリノテレフタル酸を100〜
120℃で撹拌下で450部のポリリン酸(P205含
量85.5%)に加え、反応が終るまで(約2時間)こ
の温度で撹拌し、次に1350部の氷入りの水にそそぐ
と、加水分解懸濁液は15〜20℃の温度になる。加水
分解が終った後に、沈殿した粗製キナクリドンを枦取し
、水で酸がなくなるまで洗浄する。このようにして得ら
れた水にぬれた約20〜22%の粗製キナクリドンを6
00部の水に懸濁させる。次に、1.2部のデヒドロア
ビエチルアミン、10.6部の水及び−0,24部の酢
酸から成る溶液を滴加し、30分間撹拌する。次に10
%の水酸化カリウム水溶液150部を加え、水を補充し
て全体を1500部にする。この懸濁液を次に10時間
撹拌下で還流させ、次に70〜80℃で戸取して水で中
性になるまで洗浄する。このようにして単離した水にぬ
れた約18〜22%のキナクリドンを80%のインブタ
ノール600部に懸濁させ、閉じた容器の中で5時間1
45〜150℃で撹拌する。次に水でインブタノールを
留去させ、次いで顔料を許取し、水で洗い、80℃で乾
燥させる。顔料の収率は少なくとも96%である。
このようにして製造した青色がかった赤色の顔料は、高
度に結晶質のγ変態の状態の線状トランスキナクリドン
である。それは、すぐれたレオロジー特性で卓越してい
る。それによって製造した高隠ぺい性のフルトーンの被
覆は、かぶシのない透明な色調及び全くすぐれた光沢を
示す。
比較のために、表面活性剤が存在しないこと以外は同じ
条件で顔料を製造した。比較の染色はフルトーンの被覆
が明らかに問題で乳白色のかぶシがある。光沢特性を比
較するために、同じ条件で製造したキャスティング前に
22秒の粘度(4gのフォードカップで測定した)にペ
イント溶剤で調節した7%の濃度のアルキドメラミン樹
脂ラッカーの、炉で焼いたフルトーンのフィルム注量成
形物をD48Dハンターラブ光沢計で20°の角度で測
定した。
次の値を読みとった: 例1による顔料 55.8 比較例 31.8 例 2 例IKよシ得られた約22%のぬれた粗製キナクリドン
400部を水600部に分散させる。
次に15分間で、水sog中(80%の純度の)アルキ
ル−C20−%−トリメチルアンモニウムクロリド2部
の溶液を滴加し、60分間撹拌する。
次に、15%の濃度の水酸化ナトリウム溶液80部を加
える。水を補充して1500部にした後に、懸濁液を「
Ultra Turrax J湿式粉砕機で5分間粉砕
し、次に5時間閉鎖容器中で125℃で撹拌する。済過
によって単離し且つ中性になるまで洗浄したキナクリド
ンを次にイソブタノール100部及び水500部に懸濁
させ、5時間閉鎖容器中で150℃で撹拌し、最後に例
1に記載したように単離する。高度に結晶質のγ変態の
形の線状トランスキナクリドンが理論の96%以上の収
率で得られる。例1に記載したように、プラスチックフ
ィルム上の高隠ぺい性の、純粋な、赤色の、かぶりのな
い、フル) −ンの被覆の光沢を測定して57.8の値
を得た。
例 3 225部のポリリン酸(85,5%のP2O,含量)を
50℃に加熱する。次に10分間で5.75部のメタノ
ールを滴加する。30分間撹拌した後に100℃に加熱
し、2時間この温度で撹拌する。次に120℃に加熱す
る。この温度に達した後に、撹拌しながら1時間で、5
0部の2,5−ジアニリノテレフタル酸を加える。12
0℃で更に1時間撹拌した後に、1部のジステアリルジ
メチルアンモニウムクロリドを加え、120℃で更に1
時間撹拌する。次に融成物を氷500部及び水375部
で加水分解する。粗製キナクリドンを濾過によって分離
し、水で中性になるまで洗浄する。水にぬれえ粗製キナ
クリドンを500sの水に懸濁させ、10%の水酸化カ
リウム溶液75部を加える。このようにして得られた懸
濁液を水の補充によシフ50部にし、次′に7時間撹拌
下で沸騰させる。次に戸取し、水で中性になるまで洗う
。−単離した中性のぬれたキナクリドンを80%のイソ
ブタノール300部に懸濁させ、閉鎖容器中で5時間1
50℃で撹拌し、次に、例1に記載したように単離する
乾燥後、純粋なγ−結晶変態の、44.59の青色がか
った赤色の顔料が得られる。光沢を測定するためにプラ
スチックフィルムの注型成形物を、例1に記載したよう
に製造して測定した。光沢値は52.1である。
例 4 225部の酸性ポリリン酸メチル(P205含量約83
%)へ、撹拌しながら125℃で1時間で、50部の2
,5−ジアニリノテレフタル酸を加え、2時間この温度
で撹拌する。環化融成物を氷300部及び水375部に
よって加水分解する。生じたキナクリドンを戸取し、水
で中性になるまで洗う。水にぬれた約22%のキナクリ
ドンを400部の水に懸濁させる。撹拌しな−がら10
分間で5%の水性セチルトリメチルアンモニウムクロリ
ド溶$18部を滴加する。30分間撹拌した後に、10
%の水酸化カリクーム溶液75部を加え、水を補充して
750部にする。
次に懸濁液を、場合によシ湿式粉砕を行なった後に、1
0時間100℃で撹拌する。次に戸取して水で中性にな
るまで洗う。単離した水にぬれた約18〜22%のキナ
クリドンを18%のインブタノール300部に懸濁させ
、閉鎖容器中で5時間145℃で撹拌する。イソブタノ
ールを水蒸気蒸留によって分離し、青色がかった赤色の
顔料を濾過によって単離する。乾燥後に理論の96%以
上の収率で得られる顔料は、ペイント系で使用するとす
ぐれた光沢の、高隠ぺい性の、かぶシのない、輝くフル
トーンの被覆を生じる。例1に記載したようにして測定
した光沢値は59.5である。
例 5 例4と同様にして得られた約22%の粗製キナクリドン
200部を水400部に懸濁させる。
撹拌しながら10分間で、水15.lit中30%のセ
チルトリメチルアンモニウムクロリド6gの溶液を滴加
する。10分間撹拌した後に、水509中50%のトリ
ブチルフェノールポリグリコールエーテル(7〜9)ス
ルフェート4gの溶液を10分間で滴加する。20分間
撹拌した後に、7.5%の水酸化ナトリウム溶液100
gを滴加する。次に10時間還流下で沸騰させる。濾過
によって単離して中性になるまで洗浄したキナクリドン
を、例4に記載したように、インブタノールで仕上げる
乾燥後、純粋なγ−変態の状態の線状トランスキナクリ
ドン45.29が得られる。プラスチックフィルムの注
型成形物の光沢値は53.5である。
例 6 例4で得られた水にぬれた22%の粗製キナクリドン2
00部を水400部に懸濁させる。
酢酸でわずかに酸性にした水性の、デヒドロアビエチニ
ルアミンの10%溶液を10分間で滴加する。10分間
撹拌した後に、7.5%の水酸化カリウム溶液100部
を加える。次に懸濁液をウルトラ・ターラックス(Ul
tra−Turrax )で5分間粉砕し、次に5分間
撹拌下で沸騰させる。
次に戸取し、中性になるまで洗う。中性の、水にぬれた
キナクリドンを80%のイツプタノール500gに懸濁
させる。次に、水40部中の65%のジイソデシル−ナ
トリウム・−スルホサクシネート3部を流加する。次に
150℃に加熱し、5時間この温度に保つ。顔料を、例
1に記載したように単離する。収率は理論の96%以上
である。高隠ぺい性のフルトーンの被覆のプラスチック
フィルムの注型成形物の光沢値は54.0である。
代理人江崎光好 代理人江崎光史

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 改善された色濃度を示し且つ高い光沢の被覆をつく
    る無置換の線状トランスキナクリドンの高隠ぺい性形γ
    結晶変態を製造する方法にして、 (a) 高濃度のポリリン酸中もしくは酸性ポリリン酸
    エステル中での2,5−ジフェニルアミノテレフタル酸
    のキナクリドンへの既知の環化及び/又は (13)前記(a)で得られたキナクリドン融成物の既
    知の加水分解及び/又は (c) 前記(b)で得られたキナクリドンの既知の水
    性アルカリ抽出及び/又は (、i) 前記(a)で得られたキナクリドンの既知の
    仕上をキナクリドンに対して0.5ないし10重量%の
    表面活性剤の存在下で行うことを特徴とする方法。 2 表面活性剤が陽イオン活性及び/又は陰イオン活性
    化合物である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、表面活性剤が非イオン活性化合物である、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 4、陽イオン活性化合物が、ベルメチル化獣脂脂肪プロ
    ピレンジアミン、ステアリルトリメチルアンモニウム、
    アルキル−020〜C22トリメチルアンモニウム、ジ
    オクチルジメチルアンモニウム、ジステアリルジメチル
    アンモニウム、ジデシルジメチルアンモニウム、セチル
    トリメチルアンモニウム、ペンジルココスアルキルジメ
    チルアンモニウム、ジステアリルジメチルアンモニウム
    、ココスプルキル−2,4−ジクロルベンジルジメチル
    アンモニウム、ステアリルペンジルジメチルアンモニ化
    N−ステアロイル−ジエチレントリアミン、ペルメチル
    化N−ステアロイルトリエチレンテトラミン、ラウリル
    ピリジニウム、2−ヒドロキシ−5−クロ/1/−1,
    5−キシリレンとスピリジニウム、2−ヒドロキシ−5
    −インオクチル−1,3−キシリレンビスピリジニウム
    、2−ヒドロキシ−5−t−ブチル−1,3−キシリレ
    ンとスピリジニウム、2−ヒドロキシ−5−n−ノニ/
    I/−1,3−キシリレンとスピリジニウム、2−メト
    キシ−5−イソオクチ//−1,5−キシリレンビスピ
    リジニウム、2−ヒドロキシ−5−イソオクチ/1z−
    1,5−キシリレンビスキノリニウム、2−ヒドロキシ
    −5−イソオクチル−1,5−キシリレンビスインキノ
    リニウム、ヘキサデシルトリブチρホスホニウム、エチ
    ル)リオクチルホスホニウム及び/又はテトラブチルホ
    スホニウム(付属する陰イオンは様々で多シうる)であ
    る、特許請求の範囲第2項記載の方法。 & 陰イオン活性化合物が、アルキル08〜c22スル
    ホネート、アルキル(ポリ)グリコールエーテルスルホ
    ネート、アルキルアリールスルホネート、アルキルフェ
    ノール(ポリ)グリコールエーテルスルフェート、アル
    キルスルファミドアセテート、脂肪酸タウリド、脂肪酸
    N−メチルタウリド、脂肪酸サルコシド、スルホコハク
    酸エステルの塩及び/又は樹脂酸誘導体である、特許請
    求の範囲第2項記載の方法。 6 非イオン活性化合物がデヒドロアビエチルアミンで
    ある、特許請求の範囲第3項記載の方法。
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