JPH0329826B2 - - Google Patents

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JPH0329826B2
JPH0329826B2 JP56068420A JP6842081A JPH0329826B2 JP H0329826 B2 JPH0329826 B2 JP H0329826B2 JP 56068420 A JP56068420 A JP 56068420A JP 6842081 A JP6842081 A JP 6842081A JP H0329826 B2 JPH0329826 B2 JP H0329826B2
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perylimide
sulfuric acid
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0001Post-treatment of organic pigments or dyes
    • C09B67/0017Influencing the physical properties by treatment with an acid, H2SO4
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0001Post-treatment of organic pigments or dyes
    • C09B67/0002Grinding; Milling with solid grinding or milling assistants

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Coloring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ドイツ特許出願公開明細書(DE−OS)第
2360792号から高純度の顔料の製法が公知であり、
その際粗顔料を硫酸により硫酸塩に導き、これを
単離し、これより加水分解により純生成物を遊離
させ、分離し、液状媒質中で粉砕する。この方法
に適した顔料としてペリレンテトラカルボン酸ジ
イミド――短かく「ペリルイミド」と表わされる
――も包含されている。更に粉砕媒質として有機
液体を使用する際過ケーキに付着している水を
粉砕開始前に除去し、微粉砕を無水媒質中で行う
ことが出来ることも記載されている。この粉砕
は、粉砕された顔料自体の性質を改善し、従つて
除去する必要のない物質、例えばカチオン活性、
アニオン活性又は中性の界面活性物質を場合によ
り添加して行うことが出来る。特別な場合には、
粉砕の際得られた顔料ペーストを水及び/又は水
と混合しうる又は混合しない液体と共に加熱する
ことによつて後処理することが出来る。
硫酸塩を経て精製されたペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸ジイミドの湿潤粉砕に
ついてはDE−OS第1619531号にも記載されてい
る。
DE−OS第2316536号から、ペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸ジイミド及び夫々のア
ルキル基に1〜4個のC原子を有するそのN−ア
ルキル誘導体を、乾燥粗顔料の粉砕によつて顔料
の形で製造することが公知である。その際粗顔料
を粉砕助剤の存在下又は不存在下に粉砕して、平
均一次粒度を0.05μm以下にし、次に粉砕物をア
ミン、低分子の水溶性脂肪族カルボン酸アミド、
これらの混合物又は75〜84重量%硫酸で処理し、
次にこの生成物を自体公知の方法で処理媒体から
分離する。この際粒子を粉砕することによつてX
線吸収帯が平らになるまで出来るだけ充分に粒子
の微細化を達成することが意図されているしかし
粗顔料の一次粒子については何も述べられていな
い。
本発明の対象は下記一般式 (式中Rは水素原子又は1〜4個のC原子を有
するアルキル、Xはクロル及び/又はブロム、n
は0〜4の数を意味する。) で示される顔料を製造すべく、対応する粗顔料を
硫酸塩に導き、その硫酸塩を単離し、加水分解に
よつて硫酸塩から純生成物を遊離させ、分離し、
無水の純生成物を添加物を加え又は加えずして粉
砕し、場合により続いて溶剤仕上げを行う方法に
おいて、純生成物を乾燥状態で粉砕することを特
徴とする方法である。
本発明により得られた顔料は極めて高い透明度
及び着色力、色調の純粋性及び申し分ない流動性
を有する点で優れており、従つてラツカー、特に
メタクリツク塗装用ラツカーのために重要であ
る。更にこれらは可塑性材料の染色若しくは着色
に、例えば有機繊維材料の紡糸染色に適してい
る。従つて本発明の対象は、本発明により得られ
た顔料をラツカー及び可塑性材料の染色若くは着
色に使用することでもある。
出発材料としては、通常の合成の際例えばナフ
タールイミドのアルカリ溶融又はペリルイミドの
アルキル化によつて生成する粗顔料が使用され
る。DE−OS第2360792号による精製の際先ず高
度の結晶状純硫酸塩が単離され、これから加水分
解により非常に小さい一次粒子の「前顔料」が得
られる。X線スペクトル(CuKα−光線による)
で示されるように、粉砕に付された純生成物は非
常に高い結晶性を有し、一次粒子が非常に小さい
が、結晶性が非常に良好であるためにある場合に
は強い構造を有する。これとは逆にDE−
OS2316536号で用いられた粗顔料はX線スペクト
ルにおいて低い結晶性しか示さない。従つて本発
明による方法では粉砕は一一次粒子を無定形にな
るまで微細化するのが目的ではなく、実質的には
加水分解の際凝集している一次粒子を出来るだけ
よく砕くことである。
この目的を達するためには、粉砕の際再凝集を
出来るだけ小さく保つ添加剤(粉砕助剤)を添加
するのが有利であるが、必ずしも必要ではない。
特に有利なのは、後処理後に顔料中に残つていて
もよい粉砕助剤、例えば表面活性物質を使用する
ことである。脂肪酸の塩並びに樹脂及びその塩が
特に効果的であり、これは場合により粉砕後遊離
酸に導くことも出来る。
また粉砕の際通常の無機塩、例えば塩化ナトリ
ウム又は硫酸ナトリウムを添加することも出来
る。
粉砕によつて多かれ少かれ著しく凝集は解か
れ、これに続いて使用目的いかんにより高度の品
質の顔料を得るために溶剤仕上げを行うことが出
来る。このためにはこの目的に慣用される仕上媒
質、特に水性硫酸の如き極性溶剤、なかでも極性
有機溶剤、例えばジオキサン、クロルベンゾー
ル、ニトロベンゾール、モルホリン、ピリジン、
キノリン、テトラメチレンスルホン(スルホラ
ン)、ジメチルスルホキシド、N−メチルアセト
アミド、ジメチルホルムアミド又はN−メチルピ
ロリドンが適している。
このようにして得られた顔料は非常に容易に適
用媒質中に分散され、極めて高い透明度及び色濃
度、純粋な色調及び高い光−及び天候堅牢性を有
する着色を与える。これらの性質、特に染色の高
い透明度は公知のペリルイミド顔料を用いては達
することが出来なかつた。
下記の例で本発明を詳細に説明する。その際パ
ーセントの記載は重量に関する。「ペリルイミド」
なる表現は――場合により前述の如く置換された
――ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン
酸ジイミドを表わす。
例 1 a) 純ペリルイミドの製法 粗ペリルイミド50gを室温で濃硫酸1000g中
に入れ、60℃に加温することによつて溶解す
る。この溶液に1時間を要して50%硫酸375g
を滴加する。その際温度が100℃以上に上昇し
ないように注意する。得られた結晶懸濁液を室
温に冷却し、結晶状硫酸塩を吸引取し、82.7
%硫酸を全部で350g使つて少しずつ洗浄する。
続いて液が中性となるまで過残留物を水で
洗い、乾燥する。純ペリルイミド44gが得られ
る。
b) 粉砕 純ペリルイミド24gを粉砕補助体としてアル
コール可溶性フマール酸−コロホニウム樹脂
(D1.15、酸価110〜130、色数30)6g及び
「シルペブス(Cylpebs)」(コランダム製、直
径12mm、Groh.GmbH.Hof製造)1575gと共
に、粉砕部材がポリプロピレンから成る1−
振動ミル(Siebtechnik Mu¨hlheim製造の
「Vibratom」タイプ)中で12時間粉砕し、続
いて粉砕補助体を篩過除去する。
c) 溶剤仕上げ 撹拌容器中にN−メチルピロリドン250gを
仕込み、撹拌下に粉砕物25gを入れ、室温で15
時間撹拌する。水200mlの添加後、混合物を50
℃に加温し、この温度で2時間撹拌し、顔料を
吸引取する。過残留物をN−メチルピロリ
ドンを含まなくなるまで洗浄し、80℃で乾燥す
る。顔料24.5gが得られ、これはラツカー及び
可塑性材料の着色に非常によく適しており、そ
の際マロン色が得られる。N−メチルピロリド
ンの代りにN−メチルアセトアミド、ジオキサ
ン、ピリジン、モルホリン又は80%硫酸を使用
すると、同様の結果が得られる。
例 2 例1a)に従つて得られた純ペリルイミド24g
を例1b)に従つて粉砕する。但しその際そこに
挙げられた樹脂の代りにラウリン酸ナトリウム
(50%の食塩含有)6gを使用する。
撹拌容器中にジメチルホルムアミド125gを仕
込み、上記の如くして得られた粉砕物25gを入
れ、室温で15時間撹拌する。水125mlの添加後混
合物を50℃に加温し、この温度で2時間撹拌す
る。続いて18%塩酸20gを滴加し、この混合物を
50℃で1時間撹拌し、顔料を吸引取し、中性と
なるまで洗浄し、80℃で乾燥する。顔料24gが得
られ、これはラツカー及び可塑性材料の着色に非
常によく適しており、その際マロン色が得られ
る。
例 3 a) 純ペリルイミドの製造 例1a)に従つて粗ペリルイミド50gを使用
する。但し濃硫酸わずか250g中に室温で入れ
る。この混合物を80℃に加温し、この温度で1
時間撹拌し、同じくこの温度で1時間を要して
50%硫酸93.8gを滴加する。続く操作は例1a)
に記載の如く行う。純ペリルイミド43.4gが得
られる。
b) 粉砕 このようにして得られた純ペリルイミド24g
を例1b)と同様にして粉砕する。但し例1b)
に挙げた樹脂の代りにステアリン酸ナトリウム
6g(食塩含量60%)を使用する。
c) 溶剤仕上げ 撹拌容器中にN−メチルピロリドン125gを
仕込み、撹拌下に粉砕物25gを入れ、室温で15
時間撹拌する。続いてこの混合物を125℃に2
時間加熱し、50℃に冷却し、この温度でメタノ
ール200mlを添加し、18%塩酸20gを滴加する。
50℃で1時間撹拌し、顔料を吸引取し、メタ
ノールで洗浄する。顔料22.8gが得られ、これ
はラツカー及び可塑性材料の着色に非常によく
適しており、その際マロン色が得られる。
例 4 撹拌容器中にニトロベンゾール125gを仕込み、
例2により得られた粉砕物25gを入れ、50℃で2
時間撹拌する。メタノール125gの添加後更に2
時間50℃で撹拌し、18%塩酸20gを滴加し、50℃
で1時間撹拌する。顔料を吸引取し、メタノー
ルで洗浄し、乾燥する。顔料24gが得られ、これ
はラツカー及び可塑性材料の染色に非常によく適
しており、その際マロン色が得られる。
ニトロベンゾールの代りにクロルベンゾール、
キノリン、テトラメチレンスルホン又はジメチル
スルホキシドを使用すると同様の結果が得られ
る。
例 5 a) 純顔料の製造 例1a)により得られた純ペリルイミド40g
を室温で100%硫酸1200g中に入れ、ヨード5
gを添加し、この混合物を80〜90℃に加温し、
この温度で6時間を要してクロル14gを導通す
る。室温に冷却し、これに50%硫酸450gを滴
加し、析出した硫酸塩を吸引取し、78%硫酸
350gで洗浄する。過残留物を液が中性反
応を呈するまで水で洗浄する。かくしてクロル
含量4.25%の純ペリルイミド35.3gが得られ
る。
b) 粉砕 上記の如く得られたクロル含有純ペリルイミ
ドを例2b)に従つて粉砕する。
c) 溶剤仕上げ 撹拌容器中にN−メチルピロリドン250gを
仕込み、撹拌下に粉砕物25gを入れ、室温で15
時間撹拌する。水200mlの添加後50℃で2時間
撹拌し、次に18%塩酸20gを滴加し、50℃で1
時間撹拌する。吸引取後顔料を中性となるま
で洗浄し、80℃で乾燥する。顔料21.9gが得ら
れ、これは例1により得られた顔料よりも暗色
で、透明であり、ラツカー及び可塑性材料の着
色に適している。
例 6 例1a)により得られた純ペリルイミド40gを
室温で100%硫酸1200g中に入れ、ヨード5gを
添加する。この混合物を80〜90℃に加温し、この
温度で6時間を要してクロル42gを導通する。室
温に冷却し、50%硫酸800gを滴加し、析出した
硫酸塩を吸引取し、78%硫酸350gにより洗浄
する。残留物を水で(液が中性となるまで)洗
浄することによつて、クロル含量23.5%の純ペリ
ルイミド50.3gが得られる。
この純ペリルイミド24gを例2b)に記載の如
く粉砕し、例5c)に従つて後処理する。顔料23.6
gが得られ、これはラツカー及び可塑性材料を赤
色に着色する。
例 7 例1a)により得られた純ペリルイミド50gを
室温で100%硫酸900g中に入れ、ブロム13.5gを
添加し、混合物を55℃で7時間撹拌する。室温に
冷却後50%硫酸495gを滴加し、析出した硫酸塩
を吸引取し、78%硫酸180gで洗浄する。残留
物を液が中性反応を呈するようになるまで水で
洗浄し、かくしてブロム含量1.15%の純ペリルイ
ミド29gが得られる。
この純ペリルイミド24gを例2b)に記載の如
く粉砕し、例5c)に従つて後処理する。顔料23.6
gが得られる。これは例1の生成物よりもやや黄
色を帯びており、ラツカー及び可塑性材料の着色
に適している。
例 8 例1a)により得られた純ペリルイミド50gを
室温で100%硫酸1500g中に入れ、ヨード0.5g及
びブロム20.5gを添加し、この混合物を100℃に
6時間加熱する。80℃に冷却後50%硫酸1000gを
滴加し、室温に冷却後析出した硫酸塩を吸引取
し、液が中性反応を呈するまで先ず78%硫酸
250gで、次に水で洗浄する。かくしてブロム含
量21.4%の純ペリルイミド56.7gが得られる。
このようにして得られた純ペリルイミドを例
2b)に従つて粉砕し、例5c)に従つて後処理す
る。顔料23.6gが得られ、これはラツカー及び可
塑性材料を赤色に着色する。
例 9 例1a)により得られた純ペリルイミド50gを
室温で100%硫酸1500g中に入れ、ヨード1g及
びブロム30gを添加し、この混合物を125℃で6
時間撹拌する。100℃に冷却後50%硫酸1000gを
滴加し、室温に冷却後析出した硫酸塩を吸引取
し、液が中性反応を呈するまで、先ず78%硫酸
300g、次に水で洗浄する。かくしてブロム含量
28.6%の純ペリルイミド66.4gが得られる。
このようにして得られた純ペリルイミドを例
2b)に従つて粉砕し、例5c)に従つて後処理す
る。かくして顔料23.5gが得られ、これはラツカ
ー及び可塑性材料を赤色に着色する。
例 10 21.4%のブロムを含有する純ペリルイミド(例
8により得られたもの)30gを室温で100%硫酸
900g中に入れ、溶解する。ヨード1gの添加後
80〜90℃で6時間を要してクロル7gを導通し、
続いて同じ温度範囲で50%硫酸600gを滴加する。
室温に冷却後、析出した硫酸塩を吸引取し、
液が中性反応を呈するまで先ず78%硫酸350gで、
続いて水で洗浄する。ブロム含量19.9%、クロル
含量5.05%の純ペリルイミド29.7gが得られる。
このようにして得られた純ペリルイミドを例
2b)に従つて粉砕し、例5c)に従つて後処理す
る。顔料23.7gが得られ、これはラツカー及び可
塑性材料を赤色に着色する。
例 11 a) 純顔料の製造 粗ジメチルペリルイミド50g(DE−OS第
2726682号により製造)を室温で濃硫酸2000g
中に入れ、60℃に加温することによつて溶解す
る。続いて1時間を要して50%硫酸375gを滴
加する。その際温度が100℃を越えないよう注
意する。室温に冷却後析出した硫酸塩を吸引
取し、液が中性反応を呈するまで先ず82.7%
硫酸350gで、続いて水で洗浄する。乾燥後純
ジメチルペリルイミド43gが得られる。
b) 粉砕 このようにして得られた純ジメチルペリルイ
ミド10gを油酸モノエタノールアミド1g、硫
酸ナトリウム100g及び粉砕体としてスチール
球(直径8mm)3720gと共に例1に記載の振動
ミル中で6時間粉砕し、その後粉砕物から粉砕
体を篩過除去する。硫酸ナトリウムを分離する
ために粉砕物を水1が入つている撹拌容器中
に入れ、1時間撹拌し、顔料を吸引取し、硫
酸塩を含まなくなるまで洗浄する。顔料10.1g
が得られ、これはラツカー、特に風乾性ラツカ
ー及び可塑性材料の着色に非常に適している。
例 12 クロル含量3.65%の粗ジメチルペリルイミド
(DE−PS第441587号により製造)37gを室温で
濃硫酸1110g中に入れ、溶解する。室温で50%硫
酸1110gを滴加し、析出した硫酸塩を室温で吸引
取する。この硫酸塩を、液が中性反応を呈す
るようになるまで、先ず78%硫酸350gで、次に
水で洗浄する。クロル含量3.65%の純ジメチルペ
リルイミド35gが得られる。
このようにして得られた純ジメチルペリルイミ
ドを例2b)に従つて粉砕し、例2c)に従つて後
処理する。但しその際ジメチルホルムアミドの代
りにN−メチルピロリドンを使用する。かくして
顔料24gが得られ、これはラツカー及び可塑性材
料を赤色に着色する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 (式中Rは水素原子又は1〜4個のC原子を有
    するアルキル、Xはクロル及び/又はブロム、n
    は0〜4の数を意味する。) で示されるペリレン−3,4,9,10−テトラカ
    ルボン酸ジイミド−顔料を製造すべく、対応する
    粗顔料を硫酸塩に導き、その硫酸塩を単離し、加
    水分解によつて硫酸塩から純生成物を遊離させ、
    純生成物を分離し、無水の生成物を粉砕する方法
    において、純生成物を乾燥状態で粉砕することを
    特徴とする方法。 2 添加物を純生成物の乾燥−粉砕で使用する特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 添加物は後処理の後に顔料中に残存すること
    ができる粉砕助剤である特許請求の範囲第2項記
    載の方法。 4 添加物は表面活性物質である特許請求の範囲
    2又は3記載の方法。 5 添加物は脂肪酸塩、樹脂又は樹脂塩である特
    許請求の範囲第2ないし4のいずれかに記載した
    方法。 6 純生成物の乾燥−粉砕の次に極性溶剤によつ
    て溶剤仕上げを行う特許請求の範囲第6項記載の
    方法。 7 極性溶剤は水性硫酸、ジオキサン、クロロベ
    ンゼン、ニトロベンゾール、モルホリン、ピリジ
    ン、キノリン、テトラメチレンスルホン、ジメチ
    ルスルホキシド、N−メチルアセトアミド、ジメ
    チルホルムアミド又はN−メチルピロリドンであ
    る特許請求の範囲第6項記載の方法。
JP6842081A 1980-05-10 1981-05-08 Manufacture of perylene-3,4,9,10- tetracarboxylic acid diimide pigment and its use Granted JPS575756A (en)

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