JPH02166168A - ハロゲン化ペリレンテトラカルボン酸―ジイミドを基体とする混晶顔料 - Google Patents

ハロゲン化ペリレンテトラカルボン酸―ジイミドを基体とする混晶顔料

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JPH02166168A
JPH02166168A JP1277353A JP27735389A JPH02166168A JP H02166168 A JPH02166168 A JP H02166168A JP 1277353 A JP1277353 A JP 1277353A JP 27735389 A JP27735389 A JP 27735389A JP H02166168 A JPH02166168 A JP H02166168A
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JP
Japan
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mixed crystal
pigment
mixed
perylimide
pigments
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Pending
Application number
JP1277353A
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English (en)
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Erwin Dietz
エルウイン・デイーツ
Manfred Urban
マンフレート・ウルバン
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0034Mixtures of two or more pigments or dyes of the same type

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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
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  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハロゲン化ペリレン−3,4,9,10−テ
トラカルボン酸−ジイミドを基体とする新規な混晶顔料
及び該顔料を高分子有機材料の着色に着色剤として使用
する方法に関する。
当業者間で「ペリルイミドJと略称されている、ペリレ
ンテトラカルボン酸−ジイミドの系からなるハロゲン化
合物は実際上長い間公知でありそして工業的規模で製造
されている。
類概念によるペリルイミド−タイプの顔料並びにこれか
ら誘導された塩素化−又は臭素化生成物は、例えば欧州
特許第0.039,912号明細書により場合によりハ
ロゲン化された粗顔料の硫酸塩への移行及び引き続いて
の粗顔料への加水分解により製造することができる。磨
砕及び仕上げが行われた後これらは最高の透明性、高い
着色力及び小さな平均顔料粒径で優れている。
この様に得られる顔料の耐候性は小さな粒径に基いて完
全には十分でない。
同様にドイツ特許第3,631,678号明細書は、8
5重量%以上テトラクロロ化合物からなるペリルイミド
−顔料を扱っている。併しこの技術水準から明らかなこ
の様な高ハロゲン化顔料の製法は製造条件下非常に困難
でしか実現することができない、何となれば多量の一水
和物を有する塩素化混合物への、微細形のテトラクロロ
ペリルイミドの沈澱に必要な、水の添加は最短時間以内
で一定の低い温度に於いて大工業的に制御することが困
難であるからである。その上この様に得られる顔料は前
記の範囲(95重量%以上)に於けるβ−変態の確実な
製造が多くの場合かならずしも問題がないわけではない
消費者から要望されている色調に関するこの様な着色剤
の色彩を完成させるためのこの作業分野に於ける著しい
努力にもかかわらず、高分子有機材料の着色に関して隠
蔽性有機粗顔料特に生態学的に危険な無機粗顔料の代替
品として著しく使用される帯黄色粗顔料への著しい要望
がある。併しこれらの市場の欠落部分は従来前記の目的
に使用可能なテトラクロロポリイミド−顔料の使用によ
っては十分に満たされ得なかった。
本発明者は、4個までの塩素原子を有するハロゲン化ペ
リレンテトラカルボン酸−ジイミドを基体とする隠蔽性
粗顔料の場合25.2%以下又は25.2%と等しい塩
素含有率は、隠蔽力及びフルトーンに於いてドイツ特許
第3631678号明細書中に記載されたテトラクロロ
−ペリレンテトラカルボン酸−ジイミド−顔料より著し
く優れている、優れた着色性を有する顔料に導くことを
見出した。
純ペリルイミドの塩素化の際−水和物に於いて生ずる塩
素の乏しいこの様な顔料は、実質的にトリクロロ−及び
テトラクロロペリルイミドの混合物から構成される。該
顔料はその合成に引き続いて中間乾燥して又は中間乾燥
せずに種々な方法で慣用の微細分散法及び仕上げ法によ
り比較的容易に重要な着色性及び高い隠蔽力を有する顔
料形にそしてこの場合β−変態に変えられることができ
る。それとは反対に高い塩素含有率を有するペリレンテ
トラカルボン酸−ジイミドの場合β−結晶相を単一にそ
して完全に実現することが非常に困難である。
同時に本発明により、2又は多数の一多環系に於ける置
換基として用いられるハロゲン原子の数及び/又は性質
に関して−さまざまにハロゲン原子されたペリレンテト
ラカルボン酸−ジイミドを混晶又は固体溶液の形成下圧
いに一緒にすることができることが判明した。上記の塩
素化生成物の場合と類似して臭素化混晶形成に使用する
ことも可能である。
これに関して混晶は、基礎顔料に添加した1又は多数の
成分が母体化合物の混晶格子中に存在すると解される。
その場合混晶のX線回折図形は母体化合物の(多くの場
合広げられた)混晶格子しか示さず、−力対応する機械
的混合物の該図形に於いて全成分が別々に検出される。
混晶形成により顔料着色するための着色剤としてのハロ
ゲン化ペリレンテトラカルボン酸−ジイミド−化合物の
適用範囲を著しく拡張することができる。これら混晶顔
料の性質は、個別的成分の対応する機械的混合物の性質
とは著しく異なる。これは特に−層高い隠蔽力及び澄ん
だ色調を有する。
それ故本発明の対象は、実質的に、一般式I(式中Xは
塩素原子を、Yは臭素原子を意味し、齢及びnは0乃至
4の整数である) で示される、2又は多数の個別的成分から形成されたハ
ロゲン化ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン
酸−ジイミド(ペリルイミド)を基体とする混晶顔料に
於いて、混晶中の全塩素含有率は525.2重量%であ
り、混晶は主として又は完全にβ−変態で存在しそして
平均粒度≧0.15μ隣を有することを特徴とする混晶
顔料である。
−J1式Iの個別的化合物から構成された本発明による
混晶顔料を製造するための出発物質は、ペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボン酸−ジイミド(C,1,
ピグメント バイオレット29□第71129号)であ
り、これは例えば欧州特許第0.039.912号明細
書中に記載の方法により粗ペリルイミドを濃硫酸で処理
することにより又はドイツ特許出願公開第1.619,
531号公報から公知な方法に従って基礎となるペリレ
ンテトラカルボン酸を水性溶液中でアンモニアと縮合さ
せて製造することができる。その後混晶形成はハロゲン
化操作中に上記の両方法により純粋形で得られるペリル
イミドの塩素化又は臭素化の除行われるか又は該形成は
一般式Iの異なる個別的化合物の合成をへて適切に、該
化合物の混合物を一緒に不活性有機溶剤中で加温により
溶解しそして冷却して再び晶出するか又は微細な粗顔料
の混合物を仕上げに付することにより実現される。
ここで考慮されているハロゲン化ペリルイミドの混晶化
合物は合成の際もち論通例粗結晶性粗顔料として得られ
る。この状態で本化合物は顔料分野に於ける使用にはな
お不適当でありそして着色性を改善する目的としてまず
多数の方法で処理することができる、化学的及び/又は
物理的後処理操作により殊に後処理されねばならない。
塩素含有率、結晶変態及び粒度に関する前に示した特有
な特徴を満たす本発明による新規な混晶顔料からなる隠
蔽性構成は、上記の粗顔料をこれに合わせた微細−及び
仕上げ工程に付するなら得られる。この意図は、化学的
構造が互いに異なる、一般式Iの2又は多数の微晶又は
粗品ペリルイミド−個別的成分又は一般式Iの異なる該
個別的成分からなる粗品ペリルイミド−混晶化合物をま
ず (1)液状媒体例えば水又は不活性有機溶剤例えばカル
ボン酸アミド中での磨砕、 (2)塩無機塩例えば硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム
、塩化カルシウム又は硫酸アルミニウムを添加した又は
添加しない乾式磨砕、(3)濃厚な無機酸例えば−水和
物中での溶解及びその後の、水又は稀釈酸中への該溶液
の注入による沈澱又は (4)反応条件を、生成したペリルイミド−混晶化合物
がハロゲン化後溶解状態で存在しそしてこの溶液を水と
一緒にすると析出する様に、選択する適当な合成実施 により対応する微細ペリルイミド−混晶化合物に変え、
引き続いてこれを50℃乃至200℃好ましくは80℃
乃至160℃の温度に於ける不活性有機溶剤又は稀釈有
機酸中での仕上げにより一般式Iの個別的成分から構成
されたペリルイミド−混晶顔料に変えることにより実施
することができる。
溶剤中での加熱による混晶化合物の後処理は高圧下でも
行うことができる。
好ましくは仕上げに沸点が75℃以上である有機溶剤が
使用される。この様な溶剤としては就中次のものが使用
される:ケトン例えばシクロヘキサノン、エーテル、グ
リコール及びグリコールエーテル例えばメトキシプロパ
ツール、メトキシブタノール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、エチルジグリコール又はブチ
ルジグリコール、芳香族炭化水素例えばトルエン、キシ
レン又はエチルベンゼン、芳香族塩素化炭化水素例えば
クロロベンゼン、0−ジクロロベンゼン、1.2.4−
トリクロロベンゼン又はブロモベンゼン、芳香族ニトロ
化合物例えばニトロベンゼン又はニトロフェノール、フ
ェノール、芳香族カルボン酸及びそのエステル例えば安
息香酸−(C+ −Ca )−アルキルエステル、復素
環式塩基例えばとリジン、ピコリン、キノリン又はモル
ホリン、硫黄を含有する溶剤例えばジメチルスルホキシ
ド又はテトラメチルスルホン(スルホラン)、併しこの
点について就中適当な溶剤として脂肪族カルボン酸アミ
ド例えばN−メチルピロリドン、ホルムアミド及びジメ
チルアミドが挙げられる。
稀釈無機酸特に稀釈硫酸中での仕上げの実施も有効であ
る。
混晶−粗顔料の微細分散及び仕上げのための手段は表面
活性剤の存在下で実施することができる。このための表
面活性化合物として陰イオン、陽イオン、非イオン及び
/又は両性界面活性剤が使用される。
仕上げの実施は攪拌容器中で行うことができる。併し場
合により該実施はせん断力の作用下磨砕装置又は混練装
置中で行うことができる。
混晶顔料中の一船式Iなる種々なハロゲン化ペリレンテ
トラカルボン酸−ジイミドの量含有率は広範囲に変える
ことができる。一般に夫々の個別的成分は混晶の全重量
に対し1乃至99%の量で存在する。好ましくは確かに
個別的成分の一つが70乃至95%の重量で関与される
。その化学的性質に関して混晶顔料の構成に寄与するこ
の様な構造要素としてまず第一にモノクロロ、ジクロロ
−トリクロロ−、テトラクロロ、モノブロモ−及びジブ
ロモ−ペリレンテトラカルボン酸−ジイミドが考慮され
る。殊に15.0乃至25.2重量%の全塩素含有率を
存しそしてペリレンテトラカルボン酸−ジイミド・、モ
ノクロロ0、ジクロロ−、トリクロロ−及びテトラクロ
ロ−ペリレンテトラカルボン酸−ジイミドから構成され
、併し実質的にトリクロロ−及びテトラクロロ−ペリル
イミドからなる混合物である混晶顔料が好ましい、臭素
の場合好ましい範囲は20乃至30重量%の全臭素含有
率である。
これに対し4個より多い塩素原子を有するペリレンテト
ラカルボン酸−ジイミド−化合物は、着色的に重要でな
いα−結晶変態の生成を助長しそしてこの様な基体に基
づく顔料の利用技術的性質に不都合に作用する。
殊に本発明による混晶顔料の着色効果にとってその平均
粒径が重要であり、これは最適条件下≧0.15μ鶴で
ある。特に本発明による生成物の意図された使用領域に
関して0.15μm乃至0.5μm殊に0.15μm乃
至0.3μ隅の範囲の粒度分布は絶対必要であると認め
られる。
ハロゲン化されたペリレンテトラカルボン酸−ジイミド
からなる本発明に相当する混晶は、著しい光沢、高い隠
蔽力及び優れた堅牢性を有する着色を与える、優れた流
動性を有する赤色乃至赤菫色顔料である。
本発明による混晶顔料は次の天然又は合成高分子有機材
料の着色(塗料化)に使用することができる: 本発明による混晶顔料により着色することができる高分
子有機材料は、例えばセルロースエーテル及ヒーエステ
ル例えばエチルセルロース、ニトロセルロース、セルロ
ースアセテート又はセルロースブチレート、天然樹脂又
は合成樹脂例えば重合樹脂又は縮合樹脂例えばアミノプ
ラスト特に尿素−及びメラミン−ホルムアルデヒド樹脂
、アルキド樹脂、アクリル樹脂、フェノブラスト、ポリ
カーボネート、ポリオレフィン例えばポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
クリルニトリル、ポリアクリル酸エステル、ポリアミド
、ポリウレタン又はポリエステル、ゴム、カゼイン、シ
リコーン及びシリコーン樹脂単独又はそれらの混合物で
ある。
この場合、上記の高分子有機化合物が可塑性組成物、溶
融体として又は紡糸液、ラッカー塗料又は印刷インキの
形で存在するかどうか重要ではない。使用目的次第で本
発明により使用されるべき顔料をトーナーとして又は調
合物又は分散液の形で使用することが有利であると判明
した。顔料着色される高分子有機材料に対し本発明によ
る混晶顔料は好ましくは0.1乃至10重量%の量で使
用される。
殊に好ましいラッカー系は、この点、についてアルキド
−/メラミン樹脂−及びアクリル−/メラミン樹脂−ラ
ツカーのクラスからなる焼き付けラッカー並びにポリイ
ソシアネートで綱状化可能なアクリル樹脂及び水性ラッ
カー系を基体とする二成分ラッカーである。混入後非常
に良好な耐候性を有する着色力の良い、澄んだそして光
沢のある塗装が得られる。本発明により製造された混晶
顔料は近代的ラッカー系に於いて非常に良好な流動挙動
を有し、高い顔料濃度に於いても同時に優れた凝集安定
性を有する。
本発明による混晶顔料は、重合体溶解性着色剤として又
成形可能な合成樹脂特にポリオレフイン例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル及びポリスチレ
ンの塗料化に適する。これらの合成樹脂中で混晶顔料は
非常に良好に分散可能でありそして輝かしいそして着色
力の良い着色を与える。
ラッカー系中の本発明による混晶顔料の性質を評価する
ために多数の公知の系から合成脂肪酸及び無水フタル酸
からなる中油、不乾性アルキド樹脂及びブタノールでエ
ーテル化したメラミン樹脂を基体としそしてヒマシ油脂
肪酸を基体とする不乾性アルキド樹脂(短油)を含有す
るアルキド−/メラミン樹脂−ラツカー(AM6)並び
に非水性分散液(TSA−NAD)を基体とするアクリ
ル樹脂−焼き付けラッカーから選択された。
次の例に於いてそれについてAM6又はTSA−NAD
なる記号で示す。
分散による磨砕物のレオロジー(ミルベースレオロジー
)を次の5段階のスケールにより評価する: 5 希薄液状    2 易凝固 4 液状      1 凝固 3 粘液状 磨砕物を顔料濃度に稀釈後粘度をErlchsen社の
Rossmann * Typ 301による粘度へら
により評価した。
光沢測定はシート注入に於いてDIN第67530号(
ASTMD第523号)による20°の角度でsyk−
Mallinckrodt社の「マルチ光沢」−光沢装
置を用いて行われた。平均粒度は電子顕微鏡による写真
から測定された。
次の例に於いて部は夫々この様に記載した物質の重量部
に関しそして百分率は夫々この様に記載した物質の重量
%に関する。
例1 欧州特許第0.039,912号明細書の例1a)によ
り製造した、純ペリルイミドとしてのハロゲン化された
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−ジイ
ミド80gを25℃に於いて硫酸(100%)2400
 g中に導入し、溶解する。その後なお沃素10gを添
加し、次に出発材料を80℃乃至90℃に加温する。こ
の温度に於いて3’A時間以内に塩素76gを導入し、
次に塩素化混合物を25℃に冷却し、50%硫酸t60
0 gを滴加する。その後沈澱した反応生成物を吸引ろ
過し、78%硫酸で洗浄する。
引き続いて残留物を水で処理して、ろ液が中性に反応す
るまで洗浄し、これを80℃に於いて乾燥する。
25.1%の塩素含有率を有する粗晶粗顔料として塩素
化されたペリレンテトラカルボン酸−ジイミド104.
4 gが得られる。
塩素含有率測定(La tek−円柱250X 4 G
 18Go/R5μs及びUV−検波器513 nmに
於けるテトラヒドロフラン中でのHPLC−分析)は次
の値を与える: 17%のトリクロロ−ペリレンテトラカルボン酸−ジイ
ミド、 81%のテトラクロロ−ペリレンテトラカルボン酸−ジ
イミド及び 2%のペンタクロロ−ペリレンテトラカルボン酸−ジイ
ミド。
質量分光分析法は次の値を与える: 16%のトリクロロ−ペリレンテトラカルボン酸−ジイ
ミド、 80%のテトラクロロ−ペリレンテトラカルボン酸−ジ
イミド及び 4%のペンタクロロ−ペリレンテトラカルボン酸−ジイ
ミド。
予め粗晶粗顔料として単離した、塩素化したペリレンテ
トラカルボン酸−ジイミド20gをジメチルホルムアミ
ド200 Illと共に磨砕体としての石英パール(直
径311IIを有する)1200gを充填した、12容
−磁製容器中に導入し、この中で12時時間上う下振動
ボールミル(タイプ@Vibratom ;メーカー:
 5iebtechnik Mtihlheim)に於
いて微細に磨砕する。得られる顔料懸濁液を引き続いて
ふるい分けし、石英バールをジメチルホルムアミドによ
り洗出する0次に集めた磨砕物を水で稀釈し、吸引ろ過
し、水で処理してジメチルホルムアミド不含に洗浄し、
80℃に於いて乾燥する。
β−相でありそして0.21μ曙の平均粒度を有する混
晶顔料19.2 gが得られる。
へM6−ラッカーに於ける顔料の試験の際十分な上塗り
堅牢性を有する輝かしい、赤色及び高隠蔽性塗装が達成
される。得られた生成物(15%)のミルベース−レオ
ロジーは評点5を以て評価する。5%ラッカーの粘度は
2.41である。
例2 例1に従って製造した、25.1%の塩素含有率を有す
る粗晶粗顔料の形の塩素化されたペリレン−3,4,9
,10−テトラカルボン酸−ジイミド30gを硫酸ナト
リウム(無水)150gと混合し、磨砕体としての磁製
法(直径12 amを有する)1300 gを充填しで
ある、li、容−磁製容器中に仕込む。この混合物に4
時間振とう下振動ボールミル(例1の場合と同じタイプ
)に於いて微細に磨砕する。引き続いて摩砕物をふるい
分けし、水により攪拌し、次に吸引ろ過し、水で処理し
て塩不含に洗浄し、80℃に於いて乾燥する。
β−相である混晶顔料21.5 gが得られる。
そのX線回折図形は次の主線を示す: 弾線 :25.59  。
中間線:8.97:  16.80;  L9.03:
  21.51;24.21  ?  26.43; 編線 :13.25  ;  15.02;生成物の平
均粒度は0.175μmである。
AM 6−ラッカーに於いて顔料を試験する場合十分な
上塗り堅牢性を有する輝かしい、赤色及び高隠蔽性塗装
が得られる。
生成物(15%)のミルベース−レオロジーは4〜5な
る評点を以て評価される。5%ラッカーの粘度は2.9
1である。
例3 例1の方法に類似して得られた、塩素含有率24.1%
を有する粗晶粗顔料の形の塩素化されたペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボン酸ジイミド30gを硫酸
ナトリウム(無水) 150gと混合し、その後磁製法
(直径12 a+a+を有する)1300gを充填した
12容磁製容器中に加え、次にこの出発材料を4時間振
とう下振動ボールミル(例1の場合と同じタイプの)に
於いて微細に磨砕する。その後磨砕物をふるい分けし、
水により攪拌し、次に吸引ろ過し、水で処理して硫酸塩
不合に洗浄し、80℃に於いて乾燥する。微細な粗顔料
28.5gが得られる。
前で単離した微細粗顔料22gを攪拌下ジメチルホルム
アミド220IIdt中に導入する。次に混合物を10
0℃に加熱し、これを2時間この温度に於いて攪拌する
。引き続いて25℃に冷却し、仕上げた生成物を吸引ろ
過し、水で処理してジメチルホルムアミド不合に洗浄し
、80℃で乾燥する。
β−相でありそして平均粒度0.27μmを有する混晶
顔料21.7gが得られる。
へM6−ラッカーに於いて顔料を試験する場合十分な上
塗り堅牢性を有する、輝かしい赤色及び高隠蔽性塗装が
得られる。生成物(15%)のミルベース−レオロジー
は評点5を以て評価される。5%ラッカーの粘度は2.
7#である。
例4 ドイツ特許出願公開第1,619.531号公報中の記
載によりペリレンテトラカルボン酸をアンモニアと縮合
させて製造した、ハロゲン化されたペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸−ジイミド150gを硫酸
(100%)1920g中に導入し、溶解する。この溶
液中に沃化ナトリウム2.9gを添加した後、6時間以
内に塩素230gを25℃に於いて導入し、その際3時
間の経過後なお添加ナトリウム2.9gを添加する。次
に塩素化混合物に50%硫酸1280 gを滴加する。
この場合沈澱した反応生成物を引き続いて吸引ろ過し、
80%硫酸1350gで洗浄し、次に水で処理して中性
に洗浄し、80“Cに於いて乾燥する。塩素含有率20
.4%を有する粗晶粗顔料の形の塩素化されたペリレン
テトラカルボン酸−ジイミド180.8 gが得られる
前で粗品粗顔料として得られた、塩素含有率26.8%
を有する、塩素化されたベリレンテトラカルボン酸−ジ
イミド7.5g及び例1の方法に類似して粗晶粗顔料の
形で製造された、塩素含有率26.8%を有する塩素化
されたペリレン−3,4,9゜10−テトラカルボン酸
ジイミド(殆ど純粋のテトラクロロペリルイミド)22
.5gを硫酸ナトリウム(無水) f50gと共に混合
し、その後磁製法(直径12IIIImを有する)13
00gを充填したif容磁製容器中に導入する。次に異
なるペリルイミド顔料のこの混合物を4時間振とう下振
動ボールミル(例1の場合と同じタイプの)に於いて微
細に磨砕する。その後磨砕物をふるい分けし、水により
攪拌し、次に吸引ろ過し7、水で処理して硫酸塩不合に
洗浄し、80℃に於いて乾燥する。実施された乾式磨砕
は、微細な粗顔料27.1gを与える。
たったいま単離した微細粗顔料20gを攪拌下ジメチル
ホルムアミド20Od中に導入し、100℃に加熱し、
2時間この温度に於いて攪拌する。
引き続いて25℃に冷却し、仕上げた生成物を吸引ろ過
し、水で処理してジメチルホルムアミド不合に洗浄し、
80℃で乾燥する。
β−相でありそして平均粒度0.22μ−を有する混晶
顔料19.2 gが得られる。
AM 6−ラッカーに於いて顔料を試験する場合十分な
上塗り堅牢性を有する、輝かしい赤色及び高隠蔽性塗装
が得られる。生成物(15%)のミルベース−レオロジ
ーは評点5を以て評価される。5%ラッカーの粘度は2
.71である。光沢測定は82なる値を与える。
比較 a): 前で説明した、種々に塩素化された成分からなる粗顔料
混合物の代りにこれに関して記載した塩素含有率20.
4%を有する塩素化されたペリレンテトラカルボン酸−
ジイミド−粗顔料(粗品)のみを上記の微細分散法及び
仕上げ法に付すれば、X線回折図形に於いてβ−相のほ
かになお別の相(真綿)を示しそして平均粒度0.06
μmを有する混晶顔料が得られる。
AM 6−ラッカーに於いてこの比較試料を試験する場
合高い着色力を有する輝かしい赤色及び透明塗装が得ら
れる。生成物(15%)のミルベース−レオロジーは1
〜2なる評点を以て評価される。5%ラッカーの粘度は
3.5“である。
光沢値は88である。
比較 b): 前で説明した、種々に塩素化された成分からなる粗顔料
混合物の代りにこれに関して記載した、例Iに従って製
造した塩素含有率26.8%を有する塩素化されたペリ
レンテトラカルボン酸−ジイミド−粗顔料(粗品)のみ
を上記の微細分散法及び仕上げ法に付すれば、β−相で
ありそして平均粒度0.16μmを有する顔料が得られ
る。
へn6−ラッカーに於いてこの比較試料は試験する場合
塩素含有率25.1%を有する例1の本発明による混晶
顔料よりはるかに透明及び暗色である。生成物(15%
)のミルベース−レオロジーは5なる評点を以て評価さ
れる。5%ラッカーの粘度は2,8#である。
例5 前記の例4により製造した、塩素含有率20.4%を有
する粗晶粗顔料の形の塩素化されたペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸−ジイミド15g及び例1
の方法に類似して粗晶粗顔料の形で製造された、塩素含
有率26.8%を有する塩素化されたペリレン−3,4
,9,10−テトラカルボン酸ジイミド(殆ど純粋のテ
トラクロロペリルイミド)15gを硫酸ナトリウム(無
水) 150gと共に混合し、磨砕体として磁製法(直
径12 vwを有する)1300 gを含有する111
容磁製容器中に加える。
種々なペリルイミド顔料の仕込まれた混合物を4時間振
動ボールミル(例1の場合と同じタイプの)の作用下微
細に磨砕する。その後磨砕物をふるい分けし、水により
攪拌し、次に吸引ろ過し、水で処理して硫酸塩不合に洗
浄し、80℃に於いて乾燥する。この様にして微細な粗
顔料26.3gが得られる。
前で得られた微細粗顔料20gを攪拌下ジメチルホルム
アミド200.+d中に導入する。次に混合物を100
℃に加熱し、これをなお2時間この温度に於いて攪拌す
る。引き続いて25℃に冷却し、仕上げた生成物を吸引
ろ過し、水で処理してジメチルホルムアミド不合に洗浄
し、80℃で乾燥する。
β−相でありそして平均粒度0.29μmを有する混晶
顔料18.7 gが得られる。
A?l 6−ラッカーに於いて顔料を試験する場合十分
な上塗り堅牢性を有する、輝かしい赤色及び高隠蔽性塗
装が得られる。生成物(15%)のミルベース−レオロ
ジーは評点5を以て評価される。光沢測定は87なる値
を与える。
例6 ドイツ特許出願公開第1,619,531号公報中の記
載によりペリレンテトラカルボン酸をアンモニアと縮合
させて製造した、ハロゲン化されたペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸−ジイミド150gを硫酸
(10%)1920g中に導入し、溶解する。この溶液
中に沃化ナトリウム3gを添加した後、9時間の間に塩
素273gを25℃に於いて導入し、その際3及び6時
間の経過後更に添加ナトリウム3gを添加する。次に塩
素化混合物に50%硫酸1280 gを滴加する。この
場合沈澱した反応生成物を引き続いて吸引ろ過し、80
%硫酸1350 gで洗浄し、水で処理して中性に洗浄
し、80℃に於いて乾燥する。塩素含有率25.1%を
有する粗晶粗顔料の形の塩素化されたペリレンテトラカ
ルボン酸−ジイミド183.4 gが得られる。
前で粗晶粗顔料として単離された、塩素含有率25.1
%を有する、塩素化されたペリレンテトラカルボン酸−
ジイミド30gを硫酸ナトリウム(無水) 150gと
混合し、その後磁製法(直径12Iを有するH3O0g
を充填した11容磁製容器中に仕込み、次にこの混合物
を4時間振とう下振動ボールミル(例1の場合と同じタ
イプの)に於いて微細に磨砕する。その後磨砕物をふる
い分けし、水により攪拌し、次に吸引ろ過し、水で処理
して硫酸塩不合に洗浄し、80℃に於いて乾燥する。微
細な粗顔料27.9gが得られる。
上記の微細粗顔料24gを攪拌下ジメチルホルムアミド
220d中に導入する。次に混合物を100℃に加温し
、これを2時間この温度に於いて攪拌する。引き続いて
25℃に冷却し、仕上げた生成物を吸引ろ過し、水で処
理してジメチルホルムアミド不合に洗浄し、80℃で乾
燥する。
β−相でありそして平均粒度0.26μ曙を有する混晶
顔料23.1gが得られる。
AM 6−ラッカーに於いて顔料を試験する場合十分な
上塗り堅牢性を有する、輝かしい赤色及び高隠蔽性塗装
が得られる。生成物(15%)のミルベース−レオロジ
ーは評点5を以て評価される。
例7 ドイツ特許出願公開第1.619,531号公報中の記
載によりペリレンテトラカルボン酸をアンモニアと縮合
させて製造した、ハロゲン化されたペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸−ジイミド25gを硫酸〜
−水水和物320中中導入し、溶解する。更にこの溶液
に沃化ナトリウム0.5gを添加し、9時間塩素44.
5 gを25℃に於いて導入し、そのP!!3及び6時
間の間隔でなお添加ナトリウム夫々0.5gを添加する
。次に塩素化工程の終結後20℃に冷却し、次に十分な
冷却下20〜30℃に於いて10分以内に水80m1を
滴加する。この後反応混合物を120 ’Cに加熱し、
3時間この温度に於いて攪拌する。60℃に冷却後80
%硫酸125gで洗浄し、水で処理して中性に洗浄し、
80℃に於いて乾燥する。
β−相でありそして平均粒度0.21μlを有する混晶
顔料29゜5gが得られる。
へM6−ラッカーに於いて顔料を試験する場合十分な上
塗り堅牢性を有する、輝かしい赤色及び高隠蔽性塗装が
得られる。生成物(15%)のミルベース−レオロジー
は評点5を以て評価される。
例8 塩素含有率26.8%を有する粗顔料として塩素化され
たペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−ジ
イミド36gを及び臭素含有率25.45%を有する粗
顔料としての臭素化されたペリレン−3,4゜9.10
−テトラカルボン酸−ジイミド4g−両方の出発物質は
欧州特許第0.039,912号明細書中に記載の方法
に類似して粗品状態で製造される□を25℃に於いて硫
酸(100%800 g中に導入し、次にこの溶液に5
0%硫酸533gを滴加し、引き続いて80%硫酸24
0gで洗浄し、水で処理して中性に洗浄し、80℃に於
いて乾燥する。粗晶粗顔料の形のハロゲン化された混合
ペリレンテトラカルボン酸−ジイミド38.4gが得ら
れる。
粗晶粗顔料として生成した上記のハロゲン化された混合
ペリレンテトラカルボン酸−ジイミド30gを硫酸ナト
リウム(無水) 150gと混合し、その後磁製法(直
径12 mmを有する)1300gを磨砕体として充填
した11容磁製容器中に導入する。次にこの混合物を4
時間振とう下振動ボールミル(例1の場合と同じタイプ
の)に於いて微細に磨砕する。この場合得られる磨砕物
をふるい分けし、水により攪拌し、次に吸引ろ過し、水
で処理して硫酸塩不合に洗浄し、80℃に於いて乾燥す
る。この乾式磨砕は微細な粗顔料27.9 gをもたら
す。
上で単離した微細粗顔料24gを攪拌下ジメチルホルム
アミド220d中に導入し、100℃に加熱し、2時間
この温度に於いて攪拌する。引き続いて25℃に冷却し
、仕上げた生成物を吸引ろ過し、水で処理してジメチル
ホルムアミド不合に洗浄し、80℃で乾燥する。
β−相でありそして平均粒度0.16μ閤を有する混晶
顔料22.8gが得られる。
へM6−ラッカーに於いて顔料を試験する場合赤色及び
高隠蔽性塗装が得られる。生成物(15%)のミルベー
ス−レオロジーは評点5を以て評価される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的に、一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Xは塩素原子を、Yは臭素原子を意味し、m及び
    nは0乃至4の整数である) で示される、2又は多数の個別的成分から形成されたハ
    ロゲン化ペリレン−3、4、9、10−テトラカルボン
    酸−ジイミド(ペリルイミド)を基体とする混晶顔料に
    於いて、混晶中の全塩素含有率は≦25.2重量%であ
    り、混晶は主として又は完全にβ−変態で存在しそして
    平均粒度≧0.15μmを有することを特徴とする混晶
    顔料。 2、平均粒度が0.15μm乃至0.5μmの範囲好ま
    しくは0.15μm乃至0.3μmの範囲である、請求
    項1記載の混晶顔料。 3、混晶中の全塩素含有率が15.0乃至25.2重量
    %の範囲である、請求項1又は2記載の混晶顔料。 4、混晶形成に関与した、一般式 I の個別的成分が実
    質的にトリクロロ−及びテトラクロロ−ペリルイミドか
    らなる混合物である、請求項1乃至3の何れか一つに記
    載の混晶顔料。 5、混晶中の全臭素含有率が20乃至30重量%の範囲
    である、請求項1又は2記載の混晶顔料。 6、一般式 I の個別的成分夫々が混晶の全重量に対し
    1乃至99%の量で存在する、請求項1乃至5の何れか
    一つに記載の混晶顔料。 7、個別的成分の一つが70乃至95%の重量で存在す
    る、請求項6記載の混晶顔料。 8、請求項1乃至7の何れか一つに記載の混晶顔料を製
    造するに当たり、化学的構造が互いに異なる、一般式
    I の2又は多数の微晶又は粗品ペリルイミド−個別的成
    分又は一般式 I の異なる該個別的成分からなる粗晶ペ
    リルイミド−混晶化合物をまず (1)液状媒体中での磨砕又は (2)塩を添加した又は添加しない乾式磨砕又は (3)濃厚な無機酸中での溶解及びその後の、水又は稀
    釈酸中への該溶液の注入による沈澱又は (4)反応条件を、生成したペリルイミド−混晶化合物
    がハロゲン化後溶解状態で存在しそしてこの溶液を水と
    一緒にすると析出する様に、選択する適当な合成実施に
    より対応する微細ペリルイミド−混晶化合物に変え、引
    き続いてこれを50℃乃至200℃の温度に於ける不活
    性有機溶剤又は稀釈有機酸中での仕上げにより一般式
    I の個別的成分から構成されたペリルイミド−混晶顔料
    に変えることを特徴とする方法。 9、仕上げを80℃乃至160℃の温度に於いて実施す
    る、請求項8記載の方法。 10、仕上げを極性を有する不活性有機溶剤中での加熱
    により実施する、請求項8又は9記載の方法。 11、仕上げを稀釈硫酸中での加熱により実施する、請
    求項8又は9記載の方法。 12、粗顔料の微細分散をせん断力の作用下実施する、
    請求項8乃至11の何れか一つに記載の方法。 13、混晶顔料の微細分散及び仕上げのための手段を表
    面活性剤の存在下実施する、請求項8乃至12の何れか
    一つに記載の方法。 14、請求項1乃至7の何れか一つに記載の混晶顔料を
    可塑性組成物、溶融体、紡糸液、ラッカー、塗料又は印
    刷インキの形の天然又は合成高分子有機材料を着色する
    ための着色剤として使用する方法。 15、アルキド−メラミン樹脂−又はアクリル−メラミ
    ン樹脂−焼き付けラッカーのタイプ又はポリイソシアネ
    ートで網状化可能なアクリル樹脂を基体とする二成分ラ
    ッカーのタイプのラッカー系を着色する、請求項14記
    載の方法。 16、成形可能な合成樹脂を着色する、請求項14記載
    の方法。 17、請求項1乃至7の何れか一つに記載の混晶顔料を
    隠蔽性粗顔料として使用する方法。
JP1277353A 1988-10-27 1989-10-26 ハロゲン化ペリレンテトラカルボン酸―ジイミドを基体とする混晶顔料 Pending JPH02166168A (ja)

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