JPH0435292Y2 - - Google Patents

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JPH0435292Y2
JPH0435292Y2 JP1984037689U JP3768984U JPH0435292Y2 JP H0435292 Y2 JPH0435292 Y2 JP H0435292Y2 JP 1984037689 U JP1984037689 U JP 1984037689U JP 3768984 U JP3768984 U JP 3768984U JP H0435292 Y2 JPH0435292 Y2 JP H0435292Y2
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belt
lagging
wear
rod
buried
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JP1984037689U
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JPS60148713U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、摩耗防止用ラギング体に関するも
のである。
従来、コンベアベルト等の被摩耗材を、摩耗か
ら保護するために、実公昭57−61052のように表
面にセラミツクス板を貼着したり、実開昭57−
46511のように、多数の耐摩耗性粒状物を埋設し
たりしたものがある。
しかし、とくに被摩耗材がコンベアベルトの如
く、弯曲するもの或は弯曲状に形成されているも
のにあつては、弯曲部分の表面で耐摩耗材が緊密
に被摩耗材と接着しにくく、セラミツクス板の目
地が開いてその間に被搬送物の土砂、鉱石等の粒
状物質がつまるおそれがあり、ついには、セラミ
ツクス等の耐摩耗材が剥離するという欠点を有し
ていた。
この考案では、回動自在に構成された弯曲状の
被摩耗材の上面に、同被摩耗材の弯曲方向及び回
動方向に対して直交する状態に、超硬質素材より
なる丸棒材のラギング棒体を多数埋設すると共
に、多数のラギング棒体は相互に所定間隔を保持
し、かつ表面の一部が被摩耗材上面より露出する
ように埋設してなる摩耗防止用ラギング体を提供
せんとするものである。
この考案の実施例を図面にもとづき詳説すれ
ば、Aは、被摩耗材としてのコンベアを示し、前
後両端に配設した前後プーリー1,2間に、無端
帯状のコンベアベルトBを捲回懸架してコンベア
Aを構成しており、前プーリー1内蔵のモーター
により、同ベルトBを左回りに回動作動せしめ、
右端に配設したホツパー3から同ベルトB上に落
下した土砂、鉱石等の被搬送物4を同コンベアA
の左端方向に搬送するものである。図中、5は中
間支持ローラーを示し、同ローラー5は、同ベル
トB上の被搬送物4の重量を支持して同ベルトB
中央部の垂下を防止するためのものである。
コンベアベルトBは、基層6及び表層7によつ
て構成されており、基層6は、同ベルトBの強度
を保持するための柔軟な繊維性紐状のコード8多
数を無端帯状に配設し、同コード8を相互にゴム
等の可撓性素材で加硫等の方法により一体に接着
構成しており、表層7はゴム等の弾力性及び接着
性を有するコンパウンドを素材としており、同表
層7により基層6表面を密着被覆して、同基層6
を保護しており、特に、被搬送物4が接触する同
ベルト上面9は表層7により厚く被覆されてお
り、同表層7には、セラミツクス等の超硬質、耐
摩耗性素材を断面形略円形の棒状に形成したラギ
ング棒体10多数が、同棒体10の長手方向を搬
送方向に対し横方向に、所定間隔dを保持して並
設状態に埋設されており、しかも同棒体10表面
の一部は、同ベルトB上面9に面一状態に露出1
1しており、同露出部11以外の埋設部12表面
は、表層7コンパウンドにより強力に接着され、
無端帯状のコンベアベルトBとして一体に構成さ
れている。
すなわち、この考案の実施例の特色は、コンベ
アベルトBの弯曲する方向に対して、ラギング棒
体10が直交する状態に埋設されていることにあ
る。
この考案の実施例は上記のように構成されてお
り、同ベルトBは、前プーリー1の回転作動によ
り、前後プーリー1,2間を左回りに回動作動し
て、同ベルトB上面9の被搬送物4を右方から左
方へ搬送するものである。
上記搬送作動中、同ベルトBの上面9は、被搬
送物4との接触により摩擦作用を受けるが、同ベ
ルトB上面9には、超硬質、耐摩耗性素材のラギ
ング棒体10の露出部11がベルトの弯曲方向に
対して直交状態に多数配設されているので、下記
作用により同ベルト上面9の摩耗が防止されてい
る。
すなわち、ラギング棒体露出部11間の表層7
コンパウンドが摩耗しても、同摩耗により、表層
7コンパウンドの表面がラギング棒体露出部11
より低くなつて凹形状となり、凹形状表面は、そ
の凹みの度合が増すほど摩耗が少なくなるもので
あるから、表層7コンパウンドの摩耗は一定限度
以上には進行せず、従つて、同ベルトBの摩耗が
防止されるものである。
また、同搬送作動中、同ベルトBは前後プーリ
ー1,2及び中間支持ローラ5の位置で、同ベル
ト上面9を外側として屈曲作用を受け、前後プー
リー1,2及び中間支持ローラー5の中間位置で
は、逆に同上面9を内側とした屈曲作用を受ける
ものであるが、同ベルトBは可撓性素材で構成さ
れており、特に同ベルト表層7は弾力性、接着性
を有するコンパウンドで構成されており、ラギン
グ棒体10相互の間には所定間隔dが設けられて
おり、同ベルトBの屈曲による表層7の伸縮は、
同間隔dを埋めたコンパウンドの弾性変形により
吸収され、しかも、ラギング棒体露出部11は、
表層上面9と面一であるから、被搬送物4の粉粒
等の詰まりがなく、同ベルトBの屈曲作動の支障
とならず、同ベルトBは円滑に作動するものであ
り、同棒体10表面の大部分を占める埋設部12
表面が、可撓性、弾力性及び接着性を有するコン
パウンドで囲繞包囲されているので、同棒体10
に作用する衝撃等の外力は緩和分散され同棒体1
0の破損、剥離等が防止されている。
また、同ベルトB製作上の都合で、ラギング棒
体露出部11が表層7コンパウンドにより薄く被
覆されることがあつても、同コンパウンドの初期
摩耗により、同棒体露出部11が表層上面9に露
出して上記と同様の作用をなすものである。
また、ラギング棒体10がコンベアベルトB等
の表摩耗材の弯曲方向に対して直交する状態に埋
設してあるので、表摩耗材に対して埋設状態のな
じみがよく、剥離しにくいと共に、丸棒状のラギ
ング棒体の故に更に埋設状態での緊密性がよい。
また、ラギング棒体10の材質がセラミツクの
如き断熱作用を有するものであれば、同作用によ
り、同ベルトBの耐熱性を向上することもでき
る。
なお、第4図〜第5図は、他実施例を示し、ラ
ギング棒体13外周面にスリツト14多数を形成
し、同棒体13をスリツト14部で折れやすくす
ることにより、同ベルトC上面15を凹形状とし
たコンベアD曲面になじむようにしたものであ
る。
この考案によれば、丸棒状のラギング棒体が、
被摩耗材の回動及び弯曲方向に対して直角方向に
配設され、かつ一部表面露出状に埋設されている
ので、被摩耗材の回動及び弯曲になじみやすい状
態で埋設することができ剥離しにくいと共に、一
部にのみ剥離の力がかかつても、全体に横長手の
棒状に形成されているので、全体的に剥離しにく
くなり、従つて、ラギング棒体と被摩耗材との密
着性も良好で、作動時にその間に間隙を生起する
こともなく、剥離防止機能をより向上することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるコンベアベルト用ラギ
ング材取付構造を有するコンベア全体側面説明
図。第2図は、第1図−断面図。第3図は、
第2図−断面図。第4図は、他実施例を示す
斜視図。第5図は、第4図に示す他実施例の横断
図。 B……コンベアベルト、d……所定間隔、4…
…被搬送物、9……ベルト上面、10……ラギン
グ棒体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動自在に構成された弯曲状の被摩耗材の上面
    に、同被摩耗材の弯曲方向及び回動方向に対して
    直交する状態に、超硬質素材よりなる丸棒材のラ
    ギング棒体10を多数埋設すると共に、多数のラ
    ギング棒体10は相互に所定間隔dを保持し、か
    つ表面の一部が被摩耗材上面より露出するように
    埋設してなる摩耗防止用ラギング体。
JP3768984U 1984-03-15 1984-03-15 コンベアベルト用ラギング材取付構造 Granted JPS60148713U (ja)

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JP3768984U JPS60148713U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 コンベアベルト用ラギング材取付構造

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JP3768984U JPS60148713U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 コンベアベルト用ラギング材取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60148713U JPS60148713U (ja) 1985-10-02
JPH0435292Y2 true JPH0435292Y2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=30544003

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JP3768984U Granted JPS60148713U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 コンベアベルト用ラギング材取付構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746511B2 (ja) * 1976-01-28 1982-10-04

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746511U (ja) * 1980-08-29 1982-03-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746511B2 (ja) * 1976-01-28 1982-10-04

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Publication number Publication date
JPS60148713U (ja) 1985-10-02

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