JPS6243932Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243932Y2 JPS6243932Y2 JP1983157787U JP15778783U JPS6243932Y2 JP S6243932 Y2 JPS6243932 Y2 JP S6243932Y2 JP 1983157787 U JP1983157787 U JP 1983157787U JP 15778783 U JP15778783 U JP 15778783U JP S6243932 Y2 JPS6243932 Y2 JP S6243932Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- corrugated
- horizontal
- selvedge
- bars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 10
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009969 flowable effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として粒度が小さく、流動しやすい
搬送物を急傾斜搬送するに適した桟付きコンベヤ
ベルトに関する。
搬送物を急傾斜搬送するに適した桟付きコンベヤ
ベルトに関する。
従来、粉状または粒状物を同時にかつ多量に積
載して効率よく搬送するため、またベルトの屈曲
性を良好なものとなし、かつ耳桟部の亀裂発生を
防止するため、ベルトの両側に設けた耳桟を波形
としたコンベヤベルトが用いられ、又この種のコ
ンベヤベルトは、第１図にその一例を示すごとく
このコンベヤベルトで物品を高所に急傾斜搬送す
る場合、多数の横桟４′を１対の波形耳桟３′間に
所定間隔で隆設したものが用いられている。波形
耳桟３′と横桟４′をベルト基体面に隆設せしめた
ベルトの代表的なものとしては第２図にその一例
を示すとおりであるが、そのうち第２図イの構造
のベルトでは搬送物が粉状または粒状物の場合、
波形耳桟３′と横桟４′の隙間から搬送物が洩れ
て、充分な輸送能力が発揮できず、又この改良型
として第２図ロ，ハに例示するように横桟４′の
端部を波形耳桟３′に直結せしめたベルトにあつ
ては、その接続部に位置する波形耳桟部に局部応
力が働き、該接続部を中心にベルトの損傷を早め
たり、この場合横桟の取付位置を波形耳桟のピツ
チに合わせる必要があり、又横桟をベルト本体に
対し直角に取付けなければならない等の構成上の
種々の制約があつた。
載して効率よく搬送するため、またベルトの屈曲
性を良好なものとなし、かつ耳桟部の亀裂発生を
防止するため、ベルトの両側に設けた耳桟を波形
としたコンベヤベルトが用いられ、又この種のコ
ンベヤベルトは、第１図にその一例を示すごとく
このコンベヤベルトで物品を高所に急傾斜搬送す
る場合、多数の横桟４′を１対の波形耳桟３′間に
所定間隔で隆設したものが用いられている。波形
耳桟３′と横桟４′をベルト基体面に隆設せしめた
ベルトの代表的なものとしては第２図にその一例
を示すとおりであるが、そのうち第２図イの構造
のベルトでは搬送物が粉状または粒状物の場合、
波形耳桟３′と横桟４′の隙間から搬送物が洩れ
て、充分な輸送能力が発揮できず、又この改良型
として第２図ロ，ハに例示するように横桟４′の
端部を波形耳桟３′に直結せしめたベルトにあつ
ては、その接続部に位置する波形耳桟部に局部応
力が働き、該接続部を中心にベルトの損傷を早め
たり、この場合横桟の取付位置を波形耳桟のピツ
チに合わせる必要があり、又横桟をベルト本体に
対し直角に取付けなければならない等の構成上の
種々の制約があつた。
本考案は上述の問題点を解消するために提案さ
れたもので、横桟と波形耳桟間の間隙部を立状の
弾性閉塞板にて閉鎖せしめたことを特徴とするも
ので、粉状あるいは粒状物を落ちこぼれなく急傾
斜にて搬送することを目的としたものである。
れたもので、横桟と波形耳桟間の間隙部を立状の
弾性閉塞板にて閉鎖せしめたことを特徴とするも
ので、粉状あるいは粒状物を落ちこぼれなく急傾
斜にて搬送することを目的としたものである。
以下本考案の具体的実施例を図面を用いて説明
する。
する。
第３図および第４図はそれぞれ本考案のコンベ
ヤベルト１の部分平面図、第５図は第３図Ａ−Ａ
線に沿う断面図、第６図は第３図Ｂ−Ｂ線に沿う
断面図で、ベルト基体２の両側縁部寄りには１対
の波形耳桟３が立設され、該波形耳桟３の間には
所定間隔にて横桟４がそれぞれベルト全周に亘つ
て立設されている。上記ベルト基体２、波形耳桟
３および横桟４はそれぞれゴムあるいは合成樹脂
からなる弾性体で形成されている。そして前記各
横桟４には弾性閉塞板５が矢印をもつて示すベル
ト進行方向面側に接着固定され、この弾性閉塞板
５は横桟４と略等しい背高を有し、かつ横桟より
心持ち横長に形成され、横桟端部より延出した弾
性閉塞板５の両自由端部６，６は波形耳桟の凹状
部壁面７に面接せしめている（第３図）。尚横桟
４が長尺な折には、この弾性閉塞板５，５は、前
記一体ものの弾性閉塞板５にかえて、横桟４の両
端部にそれぞれ独立して配された１対の弾性閉塞
板５，５をもつてこれに代えることもできる（第
４図）。なお該横桟４および弾性閉塞板５は必ら
ずしもベルト基体面に一定ピツチで取りつける必
要はなく、又その取付け角度をベルト進行方向に
対して傾斜させることにより輸送物の洩れを防止
する上で効果がある。
ヤベルト１の部分平面図、第５図は第３図Ａ−Ａ
線に沿う断面図、第６図は第３図Ｂ−Ｂ線に沿う
断面図で、ベルト基体２の両側縁部寄りには１対
の波形耳桟３が立設され、該波形耳桟３の間には
所定間隔にて横桟４がそれぞれベルト全周に亘つ
て立設されている。上記ベルト基体２、波形耳桟
３および横桟４はそれぞれゴムあるいは合成樹脂
からなる弾性体で形成されている。そして前記各
横桟４には弾性閉塞板５が矢印をもつて示すベル
ト進行方向面側に接着固定され、この弾性閉塞板
５は横桟４と略等しい背高を有し、かつ横桟より
心持ち横長に形成され、横桟端部より延出した弾
性閉塞板５の両自由端部６，６は波形耳桟の凹状
部壁面７に面接せしめている（第３図）。尚横桟
４が長尺な折には、この弾性閉塞板５，５は、前
記一体ものの弾性閉塞板５にかえて、横桟４の両
端部にそれぞれ独立して配された１対の弾性閉塞
板５，５をもつてこれに代えることもできる（第
４図）。なお該横桟４および弾性閉塞板５は必ら
ずしもベルト基体面に一定ピツチで取りつける必
要はなく、又その取付け角度をベルト進行方向に
対して傾斜させることにより輸送物の洩れを防止
する上で効果がある。
粉，粒状物の急傾斜搬送の折、搬送物の脱落を
効率よく阻止せしめるために設置されたこの弾性
閉塞板５は柔軟性に富み、かつ屈曲性良好なもの
が望ましく、通常硬度JIS規格65〜75゜の横桟４
よりも硬度は低く、JIS規格50〜60゜で、その厚
みは２〜5m／ｍのものが好適であり、材質とし
ては前記条件を満たすものであればゴムあるいは
弾性合成樹脂等幅広く利用することができる。
効率よく阻止せしめるために設置されたこの弾性
閉塞板５は柔軟性に富み、かつ屈曲性良好なもの
が望ましく、通常硬度JIS規格65〜75゜の横桟４
よりも硬度は低く、JIS規格50〜60゜で、その厚
みは２〜5m／ｍのものが好適であり、材質とし
ては前記条件を満たすものであればゴムあるいは
弾性合成樹脂等幅広く利用することができる。
本考案にあつては横桟と両側１対の波形耳桟間
に残された間隙部を立状の弾性閉塞板をもつて閉
鎖せしめ得るよう構成したので、各横桟と耳桟間
の各ブロツク毎に投入され積載された粉，粒状物
は各ブロツク毎にとどまり脱漏がないので、その
搬送に困難を伴う粉，粒状物の急傾斜搬送を効率
よく行うことができ、またこの弾性閉塞板の外端
側に位置する自由端は波形耳桟の凹状部壁面に単
に面接せしめられているのみであるため、波形耳
桟に作用する引張力が弾性閉塞板に大きく影響す
ることもなく、又ベルトの波形耳桟部に局部的な
集中荷重を作用せしめることもなく、ベルトの波
形耳桟部の延命化に大きく貢献している。またこ
の弾性閉塞板は横桟のうちベルト進行側面にその
一部を接着せしめその自由端は積載物の負荷によ
り波形耳桟の凹状部壁面に強力に面着するよう構
成されているため、弾性閉塞板部よりの流出しや
すい粉，粒状物にあつても、その保持力を一段と
確実なものとしている。しかも弾性閉塞板の自由
端部は波形耳桟に対して比較的馴染み易いので横
桟の取付ピツチ、および傾斜角度を自由に選択す
ることができ、かつ弾性閉塞板の自由端部は、そ
の長さを比較的自由に選択できるので、波形耳桟
との対応位置設定に必要以上の気くばりも必要な
く、その分その製作が容易なものとなり、又搬送
物の種類に応じて荷物脱落防止のための幅広い対
応ができ、又弾性閉塞板の自由端は耳桟に単に面
接しているのみなので、ベルト上に搬送物が残留
することも少なく、この残留に気付いた折には、
その排除も容易に行うことができ、全体として効
率のよい輸送能力を確保することができる。
に残された間隙部を立状の弾性閉塞板をもつて閉
鎖せしめ得るよう構成したので、各横桟と耳桟間
の各ブロツク毎に投入され積載された粉，粒状物
は各ブロツク毎にとどまり脱漏がないので、その
搬送に困難を伴う粉，粒状物の急傾斜搬送を効率
よく行うことができ、またこの弾性閉塞板の外端
側に位置する自由端は波形耳桟の凹状部壁面に単
に面接せしめられているのみであるため、波形耳
桟に作用する引張力が弾性閉塞板に大きく影響す
ることもなく、又ベルトの波形耳桟部に局部的な
集中荷重を作用せしめることもなく、ベルトの波
形耳桟部の延命化に大きく貢献している。またこ
の弾性閉塞板は横桟のうちベルト進行側面にその
一部を接着せしめその自由端は積載物の負荷によ
り波形耳桟の凹状部壁面に強力に面着するよう構
成されているため、弾性閉塞板部よりの流出しや
すい粉，粒状物にあつても、その保持力を一段と
確実なものとしている。しかも弾性閉塞板の自由
端部は波形耳桟に対して比較的馴染み易いので横
桟の取付ピツチ、および傾斜角度を自由に選択す
ることができ、かつ弾性閉塞板の自由端部は、そ
の長さを比較的自由に選択できるので、波形耳桟
との対応位置設定に必要以上の気くばりも必要な
く、その分その製作が容易なものとなり、又搬送
物の種類に応じて荷物脱落防止のための幅広い対
応ができ、又弾性閉塞板の自由端は耳桟に単に面
接しているのみなので、ベルト上に搬送物が残留
することも少なく、この残留に気付いた折には、
その排除も容易に行うことができ、全体として効
率のよい輸送能力を確保することができる。
第１図は桟付きコンベヤベルトの運転の一形態
を示す正面図、第２図イ，ロおよびハは従来のこ
の種のベルトの波形耳桟および横桟部を中心とし
たベルトの一部の平面図、第３図は本考案を実施
したベルトの一部の平面図、第４図は他の実施例
を示す第３図に相当する図、第５図は第３図のＡ
−Ａ線に沿つた断面図、第６図は第３図のＢ−Ｂ
線に沿つた断面図である。 図中、１は波形桟付きコンベヤベルト、２はベ
ルト基体、３は波形耳桟、４は横桟、５は弾性閉
塞板、６は弾性閉塞板の自由端部、７は耳桟の凹
状部の壁面を示す。
を示す正面図、第２図イ，ロおよびハは従来のこ
の種のベルトの波形耳桟および横桟部を中心とし
たベルトの一部の平面図、第３図は本考案を実施
したベルトの一部の平面図、第４図は他の実施例
を示す第３図に相当する図、第５図は第３図のＡ
−Ａ線に沿つた断面図、第６図は第３図のＢ−Ｂ
線に沿つた断面図である。 図中、１は波形桟付きコンベヤベルト、２はベ
ルト基体、３は波形耳桟、４は横桟、５は弾性閉
塞板、６は弾性閉塞板の自由端部、７は耳桟の凹
状部の壁面を示す。
Claims (1)
- ベルト基体上面に両側縁部寄りに１対の波形耳
桟が設立され、該波形耳桟間に所定間隔にて横桟
を配設せしめてなる桟付きコンベヤベルトにおい
て、各横桟のうちベルト進行面側に位置して弾性
閉塞板を接着し、かつ該閉塞板の自由端を、前記
波形耳桟の凹状部壁面に面接せしめて、横桟と波
形耳桟間の間隙部を閉鎖してなる桟付きコンベヤ
ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15778783U JPS6064915U (ja) | 1983-10-11 | 1983-10-11 | 桟付きコンベヤベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15778783U JPS6064915U (ja) | 1983-10-11 | 1983-10-11 | 桟付きコンベヤベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6064915U JPS6064915U (ja) | 1985-05-08 |
| JPS6243932Y2 true JPS6243932Y2 (ja) | 1987-11-17 |
Family
ID=30347779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15778783U Granted JPS6064915U (ja) | 1983-10-11 | 1983-10-11 | 桟付きコンベヤベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6064915U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7169905B2 (ja) * | 2018-03-14 | 2022-11-11 | 三ツ星ベルト株式会社 | コンベヤベルト、及び、傾斜搬送コンベヤ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820575U (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-08 | 三菱電機株式会社 | スピ−カシステムのネットワ−ク |
-
1983
- 1983-10-11 JP JP15778783U patent/JPS6064915U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820575U (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-08 | 三菱電機株式会社 | スピ−カシステムのネットワ−ク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6064915U (ja) | 1985-05-08 |
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