JPH0452169Y2 - - Google Patents

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JPH0452169Y2
JPH0452169Y2 JP1990014372U JP1437290U JPH0452169Y2 JP H0452169 Y2 JPH0452169 Y2 JP H0452169Y2 JP 1990014372 U JP1990014372 U JP 1990014372U JP 1437290 U JP1437290 U JP 1437290U JP H0452169 Y2 JPH0452169 Y2 JP H0452169Y2
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belt
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、耐摩耗用ラギング材に関する。
(ロ) 従来の技術及び課題 従来、コンベアベルト及び同プーリ表面、ある
いは、土砂鉱石用ホツパー内面等を、セラミツク
等の超硬質耐摩耗性素材よりなるラギング材を貼
設、あるいは埋設して、同表面の摩耗を防止すべ
く構成したものがあるが、ラギング材の体積の割
に摩耗防止の有効面積が小さく、しかも、同ラギ
ング材が剥離脱落しやすいという欠点があつた。
たとえば、実開昭52−159475号公報の考案は、
断面H型の部材が単に搬送物の搬送方向に沿つた
長手方向に埋設されているにすぎないので、長手
状のH型の部材と部材の間の基材は、H型部材に
沿つて長手状の間隙が形成され、その間には何ら
耐摩耗部材がなく、土砂、鉱石等を搬送すする
と、その間が摩耗して耐摩耗機能の保持には何の
役にも立たない。
また、実開昭57−46511号公報の考案には、内
部に耐摩耗性粒状物が一定間隔毎に埋設されてい
るので、ベルトの表面の摩耗を防ぐことには役に
立たず、また耐摩耗性粒状物間のベルト素材は、
搬送物で摩耗してしまい、ベルト表面の全体的な
摩耗防止には役に立たない。
また、実公昭58−23769号公報の考案は、プー
リの表面に平板状の磁器板を多数敷設したもので
あり、その磁器板は、基板にゴム質接着剤層を介
して、取付けられているにすぎず、従つて、その
表面にベルト等を懸架すると、磁器板は、接着剤
層から剥離しやすく、脱落のおそれがあつた。
(ハ) 課題を解決するための手段 この考案では、回転、回動自在の基材を被覆し
たライニング材中に、基材の回転、回動する弯曲
方向に略直交する状態で横長手状のラギング材を
一定間隔を保持して多数個埋設すると共に、同ラ
ギング材を平板材と埋設部とにより断面略T字状
に形成し、かつ、平板材の上面がライニング材よ
り露出状態となるようにし、また、埋設部の側面
には、同埋設部の埋設方向に沿つて多数個の凹部
を波打ち状若しくは鋸歯状に形成したことを特徴
とする耐摩耗用ラギング材を提供せんとするもの
である。
(ニ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aはベルトコンベアーを示すものであり、左端に
軸支した駆動プーリ1と、右端に軸支した従動プ
ーリ2との間にコンベアベルト3を懸架し、駆動
プーリ1で同ベルト3を左回動せしめ、ホツパー
4から同ベルト上面3−1に落下する土砂、鉱石
等の被搬送物5を左方向に搬送するものであり、
同ベルト上面3−1及びホツパー内面4−1は被
搬送物5、駆動プーリの外周面1−1はコンベア
ベルト3の内周面により摩擦作用を受けており、
ラギング材Lは、コンベアベルト上面3−1、駆
動プーリの外周面1−1及びホツパー内面4−1
の基材6表面を被覆した接着性を有するライニン
グ材7中に、同ラギング材Lの平板材L−3を露
出した状態で埋設している。
すなわち、ラギング材Lは、ベルトである基材
6の回転、回動する弯曲方向Dに対して略直交す
る状態で、横長手状に埋設されていることにな
る。
ラギング材Lは、セラミツク等の超硬質耐摩耗
性素材により棒状に形成され、かつ、同ラギング
材Lの断面形状は、平板材L−3と埋設部L−1
とにより略T字形状に形成されており、同ラギン
グ材Lの平板材L−3は、上面がライニング材7
の表面Sに露出して、同表面Sを摩耗から保護し
ており、ラギング材Lの埋設部L−1は、ライニ
ング材7中に全て埋設されている。
特に、ラギング材Lの埋設部L−1の側面に、
同埋設部L−1の埋設方向に沿つて多数個の凹部
L−2を波打ち状に形成することにより、従来の
矩形断面のものと比べ、表面Sに露出した摩耗防
止のための有効面積がラギング材Lの体積に対し
て増大し、しかも、埋設部L−1とライニング材
7との接着面積が増加し、凹部L−2に介在する
ライニング材7の係止作用により、ラギング材L
とライニング材7との結合をより強力なものとし
ている。
第3図は、ラギング材Lをコンベアベルト3に
実施したものを示し、ラギング材Lの長手を同ベ
ルト3の進行方向に対し、ラギング材Lの長手方
向を横方向に向けて多数個、並設状態に埋設した
ものであり、同ラギング材の平板材L−3が同ベ
ルト上面3−1に露出して、同上面3−1の耐摩
耗性を向上したものである。
第4a図、第4b図、第4c図は、コンベアベ
ルト3の左右側を上方に弯曲させて、被搬送物の
溢出を防止したものに実施するためのもので、ラ
ギング材Lの中途部に下方からスリツト8を切込
み、同スリツト8でラギング材Lが折れて同ベル
ト3の弯曲になじむようにしたものがある。
第5図は、本考案の実施例を駆動プーリの外周
面1−1に適用した状態を示しており、駆動プー
リとなる基材6にはライニング材7を被覆してお
り、基材6は当然回転、回動自在であり、従つ
て、基材6の回転、回動する弯曲方向Dに略直交
する状態で、横長手状のラギング材Lが一定間隔
を保持して多数個埋設されており、平板材L−3
の上面が露出状態となつて、平板材L−3の下面
に、側面に凹部L−2が形成された埋設部L−1
を連設している。
更に、中途部側面に凹部L−2を有するラギン
グ材Lの断面形状としては、第6図に示すラギン
グ材Lの埋設部L−1の側面に鋸歯状に多数個の
凹部L−2を形成したものが考えられ、用途によ
つて使い分けることができるものであるが、作
用、効果の点では、最初に記述した波状の凹部L
−2を形成したものと同一である。
(ホ) 作用、効果 本考案によれば、基材の回転、回動する弯曲方
向に略直交する状態で横長手状のラギング材を一
定間隔を保持して多数個埋設すると共に、ラギン
グ材を、上面がライニング材より露出する平板材
と、全体がライニング材中に埋設される埋設部と
により断面略T字状に形成し、かつ、埋設部の側
面に、同埋設部の埋設方向に沿つて多数個の凹部
を波打ち状若しくは鋸歯状に形成しているので、
被搬送物が基材の回転、回動方向に沿つて搬送さ
れてきた場合、略直交する状態のラギング材の平
板材によつて被搬送物によるライニング材の摩耗
が防止されることになり、同時に基材の弯曲方向
で埋設部の側面に形成した多数個の凹部により確
実なラギング材の剥離防止ができる。
要するに、搬送方向に略直交したラギング材の
故にライニング材の略全周面が摩耗防止される効
果を生起し、効率的な摩耗防止をはかりうると共
に、弯曲した基材にライニング材を被覆する場
合、弯曲方向になじみやすく、しかも、凹部によ
りラギング材が剥離しにくく、ライニング材とラ
ギング材との当接部分に間隙等もできにくい。
従つて、微粒の被搬送物がライニング材中に侵
入してラギング材の剥離脱落現象を生起するおそ
れも防止しうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る耐摩耗用ラギング材を
装着したベルトコンベアーの全体側面説明図。第
2図は、同ラギング材の断面図。第3図は、コン
ベアベルトの一部断面説明図。第4a図は、同ベ
ルトの他の実施例。第4b図は、第4a図−
線の断面図。第4c図は、同作動状態の説明図。
第5図は、駆動プーリへの実施例。第6図は、他
の実施例としての耐摩耗用ラギング材の断面図。 L……ラギング材、L−1……埋設部、L−3
……平板材、6……基材、7……ライニング材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転、回動自在の基材6を被覆したライニング
    材7中に、基体6の回転、回動する弯曲方向Dに
    略直交する状態で横長手状のラギング材Lを一定
    間隔を保持して多数個埋設すると共に、同ラギン
    グ材Lを平板材L−3と埋設部L−1とにより断
    面略T字状に形成し、かつ、平板材L−3の上面
    がライニング材7より露出状態となるようにし、
    また、埋設部L−1の側面には、同埋設部L−1
    の埋設方向に沿つて多数個の凹部L−2を波打ち
    状若しくは鋸歯状に形成したことを特徴とする耐
    摩耗用ラギング材。
JP1990014372U 1990-02-15 1990-02-15 Expired JPH0452169Y2 (ja)

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JPH02112612U JPH02112612U (ja) 1990-09-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746511B2 (ja) * 1976-01-28 1982-10-04

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632409Y2 (ja) * 1976-05-28 1981-08-01
JPS5746511U (ja) * 1980-08-29 1982-03-15

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746511B2 (ja) * 1976-01-28 1982-10-04

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JPH02112612U (ja) 1990-09-10

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