JPH0235686Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0235686Y2 JPH0235686Y2 JP14720885U JP14720885U JPH0235686Y2 JP H0235686 Y2 JPH0235686 Y2 JP H0235686Y2 JP 14720885 U JP14720885 U JP 14720885U JP 14720885 U JP14720885 U JP 14720885U JP H0235686 Y2 JPH0235686 Y2 JP H0235686Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lagging material
- conveyor belt
- cylindrical body
- lagging
- belt
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 57
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、コンベアベルトのラギング材構造
に関する。
に関する。
(ロ) 従来技術
従来、コンベアベルトの搬送面を摩耗等から保
護するために、同面に耐摩耗性ラギング材として
セラミツク板等を貼着するということが行われて
いる。
護するために、同面に耐摩耗性ラギング材として
セラミツク板等を貼着するということが行われて
いる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、コンベアベルトは両端のプーリ
ー及び中間支持プーリー位置等で屈曲しながら作
動するものであるから、貼着時の接着力が次第に
弱まり、セラミツク板等が剥離脱落しやすくなる
という欠点があつた。
ー及び中間支持プーリー位置等で屈曲しながら作
動するものであるから、貼着時の接着力が次第に
弱まり、セラミツク板等が剥離脱落しやすくなる
という欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この考案では、略板状のラギング材の下面に両
端開放の筒状体を連設し、しかも、ラギング材と
筒状体とをセラミツク素材にて一体に構成して、
コンベアベルトの上面に、ラギング材を同ラギン
グ材の上面が露出するように埋設した際、同ベル
トの基材が筒状体の内部空間に充填されるように
したことを特徴とするコンベアベルトのラギング
材構造を提供せんとするものである。
端開放の筒状体を連設し、しかも、ラギング材と
筒状体とをセラミツク素材にて一体に構成して、
コンベアベルトの上面に、ラギング材を同ラギン
グ材の上面が露出するように埋設した際、同ベル
トの基材が筒状体の内部空間に充填されるように
したことを特徴とするコンベアベルトのラギング
材構造を提供せんとするものである。
（ホ） 作用・効果
この考案では、コンベアベルトに埋設された筒
状体の内部に同ベルトの基材が充填されて、この
充填された基材が同ベルトの他部分の基材と接着
して一体の環状体を形成して同ベルトとラギング
材とが略鎖状の連結状態となり、同ラギング材の
剥離脱落が防止されるものである。また、筒状体
連設によりコンベアベルトとの接着面積が増加し
て接着力を高め、上記鎖状連結と共にラギング材
の剥離脱落防止の効果を高めている。
状体の内部に同ベルトの基材が充填されて、この
充填された基材が同ベルトの他部分の基材と接着
して一体の環状体を形成して同ベルトとラギング
材とが略鎖状の連結状態となり、同ラギング材の
剥離脱落が防止されるものである。また、筒状体
連設によりコンベアベルトとの接着面積が増加し
て接着力を高め、上記鎖状連結と共にラギング材
の剥離脱落防止の効果を高めている。
(ヘ) 実施例
この考案の実施例を図面にもとずき詳説すれ
ば、Ａはラギング材Ａを示し、同ラギング材Ａは
略方形板状であり、同材Ａの下面１には、略丸パ
イプ状で両端が開放した筒状体２を同筒状体２の
外周面を介して連設している。
ば、Ａはラギング材Ａを示し、同ラギング材Ａは
略方形板状であり、同材Ａの下面１には、略丸パ
イプ状で両端が開放した筒状体２を同筒状体２の
外周面を介して連設している。
ラギング材Ａと筒状体２の材質は、共に超硬
質、耐摩耗性のセラミツク素材よりなり、ラギン
グ材Ａと筒状体２とは一体に構成されている。
質、耐摩耗性のセラミツク素材よりなり、ラギン
グ材Ａと筒状体２とは一体に構成されている。
上記のように構成されたラギング材Ａは、コン
ベアベルトＢの上面３に、ラギング材Ａの上面４
を露出させた状態で相互に所定間隔ｄを保持して
多数埋設されるものである。
ベアベルトＢの上面３に、ラギング材Ａの上面４
を露出させた状態で相互に所定間隔ｄを保持して
多数埋設されるものである。
コンベアベルトＢは、コード層５及び基材６に
よつて構成されており、コード層５は柔軟な繊維
性紐状のコード７多数を無端帯状に配設し、同コ
ード７を相互にゴム等の可撓性素材で一体に接着
構成しており、基材６はゴム等の弾力性及び接着
性を有するコンパウンドを素材とし、同基材６に
てコード層５を被覆しており、特に被搬送物が接
触する同ベルトＢの上面３はより厚く被覆されて
いる。
よつて構成されており、コード層５は柔軟な繊維
性紐状のコード７多数を無端帯状に配設し、同コ
ード７を相互にゴム等の可撓性素材で一体に接着
構成しており、基材６はゴム等の弾力性及び接着
性を有するコンパウンドを素材とし、同基材６に
てコード層５を被覆しており、特に被搬送物が接
触する同ベルトＢの上面３はより厚く被覆されて
いる。
そして、この基材６にて厚く被覆されたコンベ
アベルトの上面３にラギング材Ａが埋設されて、
被搬送物との接触による同上面３の摩耗を防止し
ている。
アベルトの上面３にラギング材Ａが埋設されて、
被搬送物との接触による同上面３の摩耗を防止し
ている。
このラギング材Ａの埋設は、コンベアベルトＢ
の製造工程中、コード層５を基材６で被覆する
際、これと同時に行われ、この状態での基材６は
流動性及び接着性に富み、筒状体２の内部空間Ｓ
に同基材６が流入して同空間Ｓに充填され、この
充填された基材６は他の部分の基材６と接着して
連続した一体の環体を形成している。
の製造工程中、コード層５を基材６で被覆する
際、これと同時に行われ、この状態での基材６は
流動性及び接着性に富み、筒状体２の内部空間Ｓ
に同基材６が流入して同空間Ｓに充填され、この
充填された基材６は他の部分の基材６と接着して
連続した一体の環体を形成している。
かくして上面にラギング材Ａを埋設したコンベ
アベルトＢは加硫処理して基材６を硬化せしめた
後搬送作業に供されるものであるが、ホツパー９
からの被搬送物８と接触する同ベルトＢの上面３
には、ラギング材Ａが埋設されており、同ラギン
グ材Ａは超硬質、耐摩耗性のセラミツクで構成さ
れているので、被搬送物８が、土砂、鉱石等の硬
質のものであつても、ラギング材Ａにより同ベル
トの上面３の摩耗が防止されるものである。
アベルトＢは加硫処理して基材６を硬化せしめた
後搬送作業に供されるものであるが、ホツパー９
からの被搬送物８と接触する同ベルトＢの上面３
には、ラギング材Ａが埋設されており、同ラギン
グ材Ａは超硬質、耐摩耗性のセラミツクで構成さ
れているので、被搬送物８が、土砂、鉱石等の硬
質のものであつても、ラギング材Ａにより同ベル
トの上面３の摩耗が防止されるものである。
また、同ベルトＢは、両端のプーリー１０及び
中間支持プーリー１１の位置で屈曲作動するもの
であるが、ラギング材Ａの下面１に連設した筒状
体２と、同筒状体２の内部空間Ｓに充填されたコ
ンベアベルトの基材６とが、２個の無端状環体を
連結せしめた略鎖状の連結状態となつているた
め、ラギング材の剥離脱落が防止されており、ま
た、筒状体２の連設による接着面積の増加も上記
剥離脱落防止の一助となつている。
中間支持プーリー１１の位置で屈曲作動するもの
であるが、ラギング材Ａの下面１に連設した筒状
体２と、同筒状体２の内部空間Ｓに充填されたコ
ンベアベルトの基材６とが、２個の無端状環体を
連結せしめた略鎖状の連結状態となつているた
め、ラギング材の剥離脱落が防止されており、ま
た、筒状体２の連設による接着面積の増加も上記
剥離脱落防止の一助となつている。
第５、６図に示すものは、ラギング材１２の下
面に２本の筒状体１３を連設した他実施例を示
す。
面に２本の筒状体１３を連設した他実施例を示
す。
なお、筒状体の数はラギング材のサイズ、用途
等により適宜増減することができる。
等により適宜増減することができる。
第７、第８図は、筒状体１４の中途にスリツト
１５を設けて筒状体内部空間Ｓ−１中基材と外部
の基材との結合を強めた他実施例を示す。
１５を設けて筒状体内部空間Ｓ−１中基材と外部
の基材との結合を強めた他実施例を示す。
第１図は、本案構造によるラギング材の正面
図、第２図は、同底面図、第３図は、同ラギング
材を埋設したコンベアベルトの平面図、第４図
は、第３図−断面図、第５〜第８図は、他実
施例、第９図は、使用状態説明図。 Ａ……ラギング材、Ｂ……コンベアベルト、Ｓ
……内部空間、１……ラギング材の下面、２……
筒状体、３……コンベアベルトの上面、４……ラ
ギング材の上面、６……基材。
図、第２図は、同底面図、第３図は、同ラギング
材を埋設したコンベアベルトの平面図、第４図
は、第３図−断面図、第５〜第８図は、他実
施例、第９図は、使用状態説明図。 Ａ……ラギング材、Ｂ……コンベアベルト、Ｓ
……内部空間、１……ラギング材の下面、２……
筒状体、３……コンベアベルトの上面、４……ラ
ギング材の上面、６……基材。
Claims (1)
- 略板状のラギング材Ａの下面１に両端開放の筒
状体２を連設し、しかも、ラギング材Ａと筒状体
２とをセラミツク素材にて一体に構成して、コン
ベアベルトＢの上面３に、ラギング材Ａを同ラギ
ング材Ａの上面４が露出するように埋設した際、
同ベルトＢの基材６が筒状体２の内部空間Ｓに充
填されるようにしたことを特徴とするコンベアベ
ルトのラギング材構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14720885U JPH0235686Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14720885U JPH0235686Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256512U JPS6256512U (ja) | 1987-04-08 |
| JPH0235686Y2 true JPH0235686Y2 (ja) | 1990-09-28 |
Family
ID=31060360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14720885U Expired JPH0235686Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0235686Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003040409A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-13 | Kawamoto Kogyo Kk | 耐摩耗片 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP14720885U patent/JPH0235686Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003040409A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-13 | Kawamoto Kogyo Kk | 耐摩耗片 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6256512U (ja) | 1987-04-08 |
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