JPH0369017B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0369017B2
JPH0369017B2 JP61016581A JP1658186A JPH0369017B2 JP H0369017 B2 JPH0369017 B2 JP H0369017B2 JP 61016581 A JP61016581 A JP 61016581A JP 1658186 A JP1658186 A JP 1658186A JP H0369017 B2 JPH0369017 B2 JP H0369017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
belt
protrusions
soft
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61016581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62177359A (ja
Inventor
Okimichi Shimoda
Tooru Nakao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIZAKIGUMI KK
Original Assignee
ISHIZAKIGUMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISHIZAKIGUMI KK filed Critical ISHIZAKIGUMI KK
Priority to JP1658186A priority Critical patent/JPS62177359A/ja
Publication of JPS62177359A publication Critical patent/JPS62177359A/ja
Publication of JPH0369017B2 publication Critical patent/JPH0369017B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulleys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はベルトに対する摩擦係数を大きくする
ようにベルトプーリーの外周部に設けられるとこ
ろのプーリー用ラツギングに関する。
[従来技術] 例えばベルトコンベア装置において、ベルトが
掛けられるベルトプーリーの外周部にはベルトに
対する摩擦係数を大きくするようにゴム製のラツ
ギングを設けるようにしている。そのラツギング
は、一般には板状をなすゴム製のベース部の表面
部に直線的な突条部を複数本一体に具えて成り、
これを、プーリーの外周部にその突条部及び該突
条部相互間に形成された溝条部がプーリーの回転
方向に対し山形状をなすようにいわゆるダブルヘ
リカル状に貼着することによつて、プーリーの回
転軸に対して斜向状をなすように設けている。こ
のものの場合、ベルトによつて搬送される被搬送
物例えば砂利に含まれた水や砂等がラツギングと
ベルトとの間に浸入した際、その水等はプーリー
の回転に伴い各突条部間の斜状をなす溝条部に沿
つてプーリーの端部側へ押しやられる作用を受け
ることによつて外方へ放出されることから、水等
の排出性が良いという利点がある。しかしながら
斯様なゴム製のラツギングは、耐摩耗性に劣るこ
とから耐久性に劣るという欠点があり、又、ベル
トに当接する突条部が弾性変形することからベル
トに対するその突条部のグリツプ性いわゆる食付
きが悪く、このためベルトとの間でスリツプが生
じ易いという問題点がある。
一方、最近では、ゴム製のベース部の表面に矩
形駒状のセラミツク板を多数連続的に配置するこ
とによつて直線的な突条部を複数本形成した構成
とし、これをプーリーの外周部にその突条部がブ
ーリーの回転軸と平行となるように設けるように
したものや、ゴム製のベース部の表面に矩形状の
セラミツク板を夫々の間に溝部を形成するように
して縦横両方向に並べて配置した構成とし、これ
をブーリーの外周部に設けるようにしたものが考
えられている。これらのものの場合、セラミツク
板がゴム製の突条部に比べて硬度が高いことか
ら、耐摩耗性が高く耐久性が向上すると共に、セ
ラミツク板がベルトに対して食付きが良くベルト
に対するグリツプ性が向上し、ベルトとの間のス
リツプ防止効果を向上させることができるという
利点がある。ところがこれらのもののうち前者の
ものでは、各突条部間に形成される溝部がプーリ
ーの回転方向に対して直角方向となり、又、後者
のものでは、各セラミツク板間に形成される溝部
がプーリーの回転方向と同一方向及びこれと直角
方向となるため、これら何れにおいても、ラツギ
ングとベルトとの間に浸入した水等はその溝部か
らなかなか放出されず、その水等の排出性の点で
劣るという欠点がある。又、セラミツク板をベー
スの表面に敷き詰めて配置して各セラミツク板間
に溝部が形成されないようにすることも考えられ
るが、このようにした場合、そのセラミツク板と
ベルトとの間に水等が浸入することとなつてベル
トとの間でスリツプが生じ易くなる不具合が生じ
る。
従つて、当業界においては、耐久性及びベルト
との間のスリツプ防止並びに水等の排出性につい
て夫々を満足できるようなラツギングの実現が待
たれているというのが実情であつた。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、耐久性に優れると共にベルトと
の間のスリツプ防止を確実に図ることができ、し
かも水等の排出性も良好ならしめ得るという極め
て優れた効果を奏するプーリー用ラツギングを提
供するにある。
[発明の要約] 本発明は、ゴム製のベース部に設ける直線的な
突条部を、ゴム製の軟質部とこの軟質部より硬度
が高い材料にて形成された硬質部とを交互に連続
的に配置し且つこれら軟質部及び硬質部の上面が
略面一となる形態で構成し、これをベルトプーリ
ーの外周部に突条部が複数の該突条部による各間
の溝条部とともにベルトプーリーの回転軸に対し
斜向状をなすように設けることができるようにし
たところに特徴を有する。
[実施例] 以下本発明の一実施例につき図面を参照して説
明する。まず第2図において、1はベルトコンベ
ア装置、2はそのベルトプーリーであり、このプ
ーリー2は、図示しないモータにより回転軸3を
中心に矢印A方向に回転するようになつており、
外周部には第1図に示すように後述するラツギン
グ4を設けている。そして、5はこのプーリー2
に掛けられた該プーリー2の回転により図示しな
い砂利等の被搬送物を搬送するベルト、6はスナ
ツププーリーである。
さて、次に上記ラツギング4について第1図及
び第3図を参照して述べる。このラツギング4に
おいて、7はゴム例えばネオプレンゴムから成る
ベース部で、これは長尺な平行四辺形の板状をな
している。8はこのベース部7の表面部に該ベー
ス部7の長辺部7aに沿つて直線的に設けられた
突条部で、この突条部8はこの場合5本が平行に
設けられていて、各突条部8間に直線的な溝条部
9が形成されている。その突条部8は、詳細には
ベース部7と一体のゴムから成る矩形状の軟質部
10とこの軟質部10より硬度が高い材料、この
場合セラミツク材から成る矩形駒状の硬質部11
とを交互に連続的に配置した形態で構成してい
る。この場合、軟質部10の上面と硬質部11の
上面とは略面一状態をなしており、又、硬質部1
1のうち溝条部9,9に臨む側面部は軟質部10
の一部で覆われた状態となつている。そして、各
軟質部10の上面部には、隣合う硬質部11,1
1と接するように円形の凹部12が形成されてい
る。ここで、斯様な構成のラツギング4は、図示
はしないが成形型内に間欠的に突設された突部間
に上記硬質部11となる矩形状のセラミツク板を
間欠的に配置し、そしてセラミツク板の表面に接
着剤を塗布してこの上をネオプレンゴムを載せた
状態で加熱、プレスすることによつて、セラミツ
ク板間に上記軟質部10を形成すると共にベース
部7を形成するように一体に成形して製作したも
のである。この折り、セラミツク板の間隔を保持
する上記突部によつて軟質部10の表面部に上記
凹部12が形成される。
而して、斯様に製作されたラツギング4は、こ
れを第1図に示すようにプーリー2の外周部に該
プーリー2の回転軸3に対し斜をなすように貼着
することによつて、突条部8及び該突条部8相互
間の溝条部9がプーリー2の回転軸3に対して斜
向状をなすように設けられている。この場合、ラ
ツギング4を前述のようにしてプーリー2の外周
部に多数枚貼着することにより、各突条部8及び
溝条部9がプーリー2の回転方向(第1図中矢印
A方向)に対して山形状をなしいわゆるダブルヘ
リカル状をなすように設けられている。
上記構成のラツギング4によれば、突条部8
を、ゴム製の軟質部10とこの軟質部10より硬
度が高いセラミツク製の硬質部11とを交互に連
続的に配置した形態で構成したので、突条部をす
べてゴムで構成したものに比べて耐摩耗性が高く
耐久性が向上すると共に、軟質部10と交互に位
置する硬質部11がベルト5に食込むことからベ
ルト5に対する食付きが良く、よつてベルト5に
対するグリツプ性が向上してベルト5との間のス
リツプ防止を確実に図ることができる。しかも、
各突条部8及び該突条部8相互間の溝条部9がプ
ーリー2の回転軸3に対し斜向状のなしているこ
とから、ラツギング4とベルト5との間に被搬送
物に含まれた水や砂利等が浸入した際、その水等
はプーリー2の第1図中矢印A方向の回転に伴い
各突条部8間の斜状をなす溝条部9に沿つてプー
リー2の端部側へ押しやられる作用を受けること
によつて外方へ放出されるので、水等の排出性は
良好である。
ここで、従来のものにあつてベース部に多数の
駒状をなすセラミツク板を連続的に配置すること
によつて突条部を構成したものを、水等の排出性
を良くするために、プーリーの外周部に斜めに設
けることで、その突条部及び各突条部間の溝部が
プーリーの回転軸に対して斜向状をなすようにす
れば良いように考えられる。ところがこのものの
場合、突条部を構成するセラミツク板が連続配置
されていることから、プーリーの外周部に斜めに
貼着した際に突条部がそのプーリーの外周部に沿
つてわん曲状となるのみならず特にはねじり変形
を受けることにより隣接するセラミツク板どうし
が当接してこれの角部が欠損したり、そのセラミ
ツク板がベース部から剥がれたりし、従つて突条
部がそのねじり変形に追従できず、プーリーの外
周部に斜めに設けることができないものである。
この点本実施例によれば、突条部8を軟質部10
と硬質部11とを交互に配置した形態で構成して
いるので、突条部8に硬質部11を設けているに
もかかわらず硬質部11相互間の軟質部10に柔
軟性があり、突条部8としてはねじり変形に追従
でき、よつてラツギング4をプーリー2の外周部
に斜めに何の支障もなく設けることができるもの
である。しかも特に上記実施例の場合、各軟質部
10の上面部には凹部12を形成しているので、
軟質部10にはより柔軟性ができ、突条部8をプ
ーリー2の外周部に一層確実に追従させることが
できる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に
限定されるものではなく、例えばベース部7上の
突条部8の本数は5本より多くても少なくても良
く、又、突条部8がダブルヘリカル状となること
に限られず単なるヘリカル状となるようにしても
良く、更には硬質部11としては軟質部10より
硬度が高ければセラミツク材には限られない等、
要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得
るものである。
[発明の効果] 以上の記述にて明らかなように本発明によるプ
ーリー用ラツギングによれば、ゴム製のベース部
に設ける直線的な突条部をゴム製の軟質部とこの
軟質部より硬度が高い材料にて形成された硬質部
とを交互に連続的に配置し且つこれら軟質部及び
硬質部の上面が略面一となる形態で構成し、これ
をベルトプーリーの外周部に突条部が複数の該突
条部による各間の溝条部とともにベルトプーリー
の回転軸に対し斜向状をなすように設けるように
したので、耐久性に優れると共にベルとの間のス
リツプ防止を確実に図ることができ、しかも水等
の排出性も良好ならしめ得、さらには、ベルトプ
ーリーの外周部に突条部が斜向状をなすように容
易に設けることができるという極めて優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はプー
リーの外周部にラツギングを設けた状態の斜視
図、第2図はベルトコンベア装置の一部を概略的
に表わす側面図、第3図はラツギング単体の部分
拡大斜視図である。 図面中、2はベルトプーリー、3は回転軸、4
はラツギング、5はベルト、7はベース部、8は
突条部、9は溝条部、10は軟質部、11は硬質
部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゴム製のベース部に直線的な突条部を具えて
    成り、ベルトプーリーの外周部に前記突条部が複
    数の該突条部による各間の溝条部とともにベルト
    プーリーの回転軸に対し斜向状をなすように設け
    られるものであつて、前記突条部を、ゴム製の軟
    質部とこの軟質部より硬度が高い材料にて形成さ
    れた硬質部とを交互に連続的に配置し且つこれら
    軟質部及び硬質部の上面が略面一となる形態で構
    成したことを特徴とするプーリー用ラツギング。
JP1658186A 1986-01-27 1986-01-27 プ−リ−用ラツギング Granted JPS62177359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1658186A JPS62177359A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 プ−リ−用ラツギング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1658186A JPS62177359A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 プ−リ−用ラツギング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62177359A JPS62177359A (ja) 1987-08-04
JPH0369017B2 true JPH0369017B2 (ja) 1991-10-30

Family

ID=11920246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1658186A Granted JPS62177359A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 プ−リ−用ラツギング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62177359A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2176427T3 (es) * 1996-12-20 2002-12-01 Technic Gum Sa Guarnicion para tambores o poleas de arrastre o de reenvio para cintas transportadoras.
DK0849195T3 (da) * 1996-12-20 2002-01-28 Technic Gum Sa Belægning til driv- eller vendetromle til et transportbånd
AU6199498A (en) 1997-04-17 1998-10-22 Belle Banne Flexco Pty Limited Improvements in pulley lagging
KR102333607B1 (ko) * 2020-03-03 2021-12-01 한국생산기술연구원 마이크로 표면 텍스쳐링을 갖는 동력 전달용 회전체 및 이를 포함하는 동력 전달 시스템

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4527144Y1 (ja) * 1966-09-05 1970-10-21

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492870U (ja) * 1972-04-17 1974-01-11
JPS5841412Y2 (ja) * 1980-03-08 1983-09-19 日本通商株式会社 プ−リ−用フリ−サイズ型ラッギング材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4527144Y1 (ja) * 1966-09-05 1970-10-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62177359A (ja) 1987-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6048656B2 (ja) 摩擦円板の製造方法
JPH0369017B2 (ja)
US1636492A (en) Pulley
US6223383B1 (en) Cleaning and polishing pad for floors and the like
US3142192A (en) Friction faced pulley
US2461859A (en) Transmission belt joint
JPS6134018B2 (ja)
CA2190891A1 (en) Transport element for flat goods
US2338447A (en) Driving belt
US1605950A (en) Belt fastener
JPH0136958Y2 (ja)
US581787A (en) Sand papering-wheel
JP2024018635A (ja) 弾性クローラ
JPS594194Y2 (ja) 歯付きベルト
JPH0685932U (ja) 弾性体軸継手
JP2004150449A (ja) セグメントタイプ摩擦材
JPS6242210Y2 (ja)
JPH0538668A (ja) 無端研磨ベルトを有する研磨装置及びその装置による研磨方法
JPH0211367Y2 (ja)
JPS5930693Y2 (ja) 合成樹脂製漬物用押蓋
JPH0771539A (ja) ローラチェーン
JPS5843900Y2 (ja) 家具脚のすべり止め
JP2585260Y2 (ja) 無段変速機のvベルト
JPH0234946Y2 (ja)
JPS6142999Y2 (ja)