JPH0234946Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0234946Y2 JPH0234946Y2 JP1983113267U JP11326783U JPH0234946Y2 JP H0234946 Y2 JPH0234946 Y2 JP H0234946Y2 JP 1983113267 U JP1983113267 U JP 1983113267U JP 11326783 U JP11326783 U JP 11326783U JP H0234946 Y2 JPH0234946 Y2 JP H0234946Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- triangular wave
- outer end
- drum
- mainspring
- toys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はおもちや用ゼンマイ装置に関するもの
である。
である。
従来、この種のゼンマイ装置として実開昭58−
171198号公報の第3図と同公報の第4図に開示さ
れたものは公知であつた。
171198号公報の第3図と同公報の第4図に開示さ
れたものは公知であつた。
上記した公知例のものは三角形および半円形の
係合溝同士間には切れ目(係合溝が設けられてい
ない個所)があり且つ掛止部が一個であるので、
ゼンマイの巻き過ぎにより外端掛止部が次位の係
合溝に移る場合に当該外端掛止部が切れ目の個所
に於てスリツプした勢いで次位の係合溝および次
位以降の係合溝を飛び越えて巻込操作により折
角、巻いた巻込が無駄になることがあり、また上
記した公知例の後者のものはゼンマイの外端に同
ゼンマイの末端部を二つ折りとし且つ其の折曲部
をパイプ状とすることによつて設けた外端掛止部
を有するものであるが、当該パイプ状外端掛止部
は徐々に曲げ角を大きくするプレス加工を3回以
上も施して得る必要があつて生産的にもコスト的
にも好ましくない等の欠陥がある。
係合溝同士間には切れ目(係合溝が設けられてい
ない個所)があり且つ掛止部が一個であるので、
ゼンマイの巻き過ぎにより外端掛止部が次位の係
合溝に移る場合に当該外端掛止部が切れ目の個所
に於てスリツプした勢いで次位の係合溝および次
位以降の係合溝を飛び越えて巻込操作により折
角、巻いた巻込が無駄になることがあり、また上
記した公知例の後者のものはゼンマイの外端に同
ゼンマイの末端部を二つ折りとし且つ其の折曲部
をパイプ状とすることによつて設けた外端掛止部
を有するものであるが、当該パイプ状外端掛止部
は徐々に曲げ角を大きくするプレス加工を3回以
上も施して得る必要があつて生産的にもコスト的
にも好ましくない等の欠陥がある。
本考案は上記のような欠陥を解消しようとする
ものであつて、このために 周壁の全内面を円周方向へ切れ目無しの状態で
連続する多数個の三角波状凹凸面とされたドラム
と、外端部分を上記の三角波状凹凸面と同形の複
数連の三角波状に形成されたゼンマイとを備え、
ゼンマイに於ける複数連の三角波状外端部分をド
ラムに於ける三角波状凹凸面に圧接されたことを
特徴とするおもちや用ゼンマイ装置を提供するも
のである。
ものであつて、このために 周壁の全内面を円周方向へ切れ目無しの状態で
連続する多数個の三角波状凹凸面とされたドラム
と、外端部分を上記の三角波状凹凸面と同形の複
数連の三角波状に形成されたゼンマイとを備え、
ゼンマイに於ける複数連の三角波状外端部分をド
ラムに於ける三角波状凹凸面に圧接されたことを
特徴とするおもちや用ゼンマイ装置を提供するも
のである。
図に示す実施例は硬質プラスチツク製ドラム1
の周壁の全内面を円周方向へ切れ目無しの状態で
連続する多数個の三角波状の凹凸面2とし、この
ドラム1の中心部に巻軸3を回転自在に通し、こ
の巻軸3に於てドラム1内の個所にゼンマイの内
端掛止用部材4を固定すると共にこれとは別個
に、内端を同掛止用部材4への引掛部5とされ外
端部分6を上記の三角波状凹凸面と同形とされた
複数連三角波状に形成されたゼンマイ7を構成
し、内端引掛部5を掛止用部材4に係止してゼン
マイ7をドラム1の中に渦巻状態で収納、仍つて
ゼンマイに於ける複数連の三角波状外端部分(外
端掛止部)6をドラムに於ける三角波状凹凸面2
に圧接させたものである。
の周壁の全内面を円周方向へ切れ目無しの状態で
連続する多数個の三角波状の凹凸面2とし、この
ドラム1の中心部に巻軸3を回転自在に通し、こ
の巻軸3に於てドラム1内の個所にゼンマイの内
端掛止用部材4を固定すると共にこれとは別個
に、内端を同掛止用部材4への引掛部5とされ外
端部分6を上記の三角波状凹凸面と同形とされた
複数連三角波状に形成されたゼンマイ7を構成
し、内端引掛部5を掛止用部材4に係止してゼン
マイ7をドラム1の中に渦巻状態で収納、仍つて
ゼンマイに於ける複数連の三角波状外端部分(外
端掛止部)6をドラムに於ける三角波状凹凸面2
に圧接させたものである。
〔作用〕および〔考案の効果〕
本考案は上記のように周壁の全内面を円周方向
へ切れ目無しの状態で連続する多数個の三角波状
凹凸面とされたドラムと、外端部分を上記の三角
波状凹凸面と同形の複数連の三角波状に形成され
たゼンマイを備え、ゼンマイに於ける複数連の三
角波状外端部分をドラムに於ける三角波状凹凸面
に圧接させたことを特徴とするので、巻込操作に
よりゼンマイに巻込を加えた場合には複数連の三
角波状外端部分が複数個の三角波状凹凸に対して
広い範囲の密着による摩擦力と係合力によつて掛
止されるものであつて飛越現象へ移りにくく弾性
が強いゼンマイによる実施に好適である著効があ
るは勿論であるが、特にドラムに於ける三角波状
凹凸が切れ目無しの状態で連続し且つゼンマイに
於ける外端掛止部が上記の凹凸と同形とされた複
数連の三角波状を呈しているので最も内側に位置
する三角波状部が伸びて飛越状態となつても次位
以降の三角波状部が未だ飛越状態にならないでブ
レーキをかけている状態を呈すること、また全部
の各三角波状部が伸び切つて飛越状態となつた時
でも直後に自身の復元力で元の形状に戻つて三角
波状凹凸に直ちに係合する状態を呈することをな
すものであつて、スリツプを起さずに巻込過ぎに
対処するものであり、仮に当該スリツプが生じた
としても少なくて済むものであり、また本考案に
於てゼンマイの三角波状外端部分は一回のプレス
加工で形成することができるものであつて、即ち
所期の目的を充分に達成する優れた効果を有する
ものである。
へ切れ目無しの状態で連続する多数個の三角波状
凹凸面とされたドラムと、外端部分を上記の三角
波状凹凸面と同形の複数連の三角波状に形成され
たゼンマイを備え、ゼンマイに於ける複数連の三
角波状外端部分をドラムに於ける三角波状凹凸面
に圧接させたことを特徴とするので、巻込操作に
よりゼンマイに巻込を加えた場合には複数連の三
角波状外端部分が複数個の三角波状凹凸に対して
広い範囲の密着による摩擦力と係合力によつて掛
止されるものであつて飛越現象へ移りにくく弾性
が強いゼンマイによる実施に好適である著効があ
るは勿論であるが、特にドラムに於ける三角波状
凹凸が切れ目無しの状態で連続し且つゼンマイに
於ける外端掛止部が上記の凹凸と同形とされた複
数連の三角波状を呈しているので最も内側に位置
する三角波状部が伸びて飛越状態となつても次位
以降の三角波状部が未だ飛越状態にならないでブ
レーキをかけている状態を呈すること、また全部
の各三角波状部が伸び切つて飛越状態となつた時
でも直後に自身の復元力で元の形状に戻つて三角
波状凹凸に直ちに係合する状態を呈することをな
すものであつて、スリツプを起さずに巻込過ぎに
対処するものであり、仮に当該スリツプが生じた
としても少なくて済むものであり、また本考案に
於てゼンマイの三角波状外端部分は一回のプレス
加工で形成することができるものであつて、即ち
所期の目的を充分に達成する優れた効果を有する
ものである。
図は本考案おもちや用ゼンマイ装置の実施例を
示すものであつて、第1図は全体を示す断面図、
第2図は同じく巻込状態の断面図である。 1……ドラム、2……凹凸面、3……巻軸、4
……掛止用部材、5……引掛部、6……外端部
分、7……ゼンマイ、8……機筐、9……車輪。
示すものであつて、第1図は全体を示す断面図、
第2図は同じく巻込状態の断面図である。 1……ドラム、2……凹凸面、3……巻軸、4
……掛止用部材、5……引掛部、6……外端部
分、7……ゼンマイ、8……機筐、9……車輪。
Claims (1)
- 周壁の全内面を円周方向へ切れ目無しの状態で
連続する多数個の三角波状凹凸面とされたドラム
と、外端部分を上記の三角波状凹凸面と同形の複
数連の三角波状に形成されたゼンマイとを備え、
ゼンマイに於ける複数連の三角波状外端部分をド
ラムに於ける三角波状凹凸面に圧接されたことを
特徴とするおもちや用ゼンマイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11326783U JPS6020295U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | おもちゃ用ゼンマイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11326783U JPS6020295U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | おもちゃ用ゼンマイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6020295U JPS6020295U (ja) | 1985-02-12 |
JPH0234946Y2 true JPH0234946Y2 (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=30262262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11326783U Granted JPS6020295U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | おもちゃ用ゼンマイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020295U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58171198U (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-15 | 田崎 三郎 | ゼンマイの安全装置 |
-
1983
- 1983-07-21 JP JP11326783U patent/JPS6020295U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6020295U (ja) | 1985-02-12 |
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