JPH0676099B2 - 耐摩耗性のホッパー - Google Patents

耐摩耗性のホッパー

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JPH0676099B2
JPH0676099B2 JP1249885A JP24988589A JPH0676099B2 JP H0676099 B2 JPH0676099 B2 JP H0676099B2 JP 1249885 A JP1249885 A JP 1249885A JP 24988589 A JP24988589 A JP 24988589A JP H0676099 B2 JPH0676099 B2 JP H0676099B2
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JP
Japan
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hopper
lining material
embedded
inner peripheral
peripheral surface
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JP1249885A
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JPH02127284A (ja
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政市 川本
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KAWAMOTO INDUSTRIAL CO., LTD.
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KAWAMOTO INDUSTRIAL CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、耐摩耗性のホッパーに関する。
(ロ)従来の技術 従来、ホッパーの内周面には、ライニング材を張設し
て、同ライニング材にセラミック等の超硬質耐摩耗性素
材からなるラギング材を貼設あるいは埋設して、同ラギ
ング材によってライニング材の表面の摩耗を防止すべく
構成したものがある。
そして、かかるラギング材は、略方形状に形成されてお
り、その表面がライニング材の表面に露出する状態とな
るようにライニング材中に埋設している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところが、上記のラギング材は、方形板状にしている為
に、ライニング材との連結が強固に連結されず、鉱石等
を流下させた際に、ラギング材が鉱石等の衝撃力を直接
受けて、容易に剥離してしまう欠点を有していた。
従って、ラギング材が剥離したライニング材に鉱石等が
接触すると、そのライニング材の摩耗が激しくなり、ホ
ッパーの寿命を短くしていた。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本発明では、ホッパーの内周面をライニング材
にて被覆すると共に、同ライニング材中に耐摩耗用のセ
ラミック素材のラギング材を埋設し、ラギング材は、ホ
ッパーの内周面の円周方向に対して略直角に配設すべ
く、ホッパー内収容物流下方向に伸延させて形成し、そ
の上部は平板状で表面を露出すべく形成し、その下部は
縦板状に前記ライニング材中に垂下して埋設部とすると
共に、同埋設部の側面には張出し状の係合片を一体的に
形成して、それによりホッパーの内周面の円周方向に凹
部が設けられるようにしてなる耐摩耗性のホッパーを提
供せんとするものである。
(ホ)作用・効果 本発明によれば、次のような作用効果が生起される。
すなわち、本発明では、ホッパーの内周面を被覆するラ
イニング材中に、耐摩耗用のラギング材を埋設するとと
もに、同ラギング材をホッパーの内周面の円周方向に対
して略直角となるように、ホッパー内収容物流下方向に
伸延させて長手状に形成しているために、土砂等のホッ
パー内収容物を流下させる際に、耐摩耗用のラギング材
によってライニング材を充分にカバーすることができ
て、同ライニング材の摩耗を確実に防止することができ
ると共に、ホッパーの内周面が屈曲しているにもかかわ
らず、長手状のラギング材が、ホッパー内収容物の流下
方向になじみ易く、容易にライニング材中に埋設されて
取付けることができて、ホッパーによる収容物流下機能
を良好に確保することができる。
しかも、耐摩耗用のラギング材は、上部を平板状で表面
を露出すべく形成し、下部は縦板状にライニング材中に
垂下して埋設部とすると共に、同埋設部の側面には張出
し状の係合片を一体的に形成して、それによりホッパー
の内周面の円周方向に凹部が設けられるようにしている
ために、同ラギング材をライニング材中に埋設した際に
は、凹部内にライニング材が入り込んで両者が係合状態
となり、同ライニング材が上記ライニング材を強固に支
持することができ、ホッパーの内周面の円周方向と略直
交する方向に配置したラギング材の支持を良好に確保す
ることができて、ホッパーの寿命を飛躍的に長くして、
土砂等の流下作業能率を向上させることができる。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図の
側面図において、4は本発明に係るホッパーを示し、同
ホッパー4は、例えば、駆動プーリ1と遊動プーリ2に
回動自在に懸架したコンベアベルト3の一側上部に配設
されており、同ホッパー4から同ベルト3の上面に土
砂、鉱石等の被搬送物5を載置し、同ベルト1を回動さ
せることにより、被搬送物5を他側部に搬送するように
している。1−1は駆動プーリ1の表面、3−1はベル
ト3の表面を示す。
かかる構造において、ホッパー4は、周面をライニング
材7にて被覆すると共に、同ライニング材7中に耐摩耗
用のセラミック素材のラギング材Lを埋設している。
そして、ラギング材Lは、ホッパー4の内周面の円周方
向に対して略直角に配設すべく、ホッパー内収容物流下
方向に伸延させて形成し、その上部L−3は平板状で表
面を露出すべく形成し、その下部は縦板状に前記ライニ
ング材7中に垂下して埋設部L−1とすると共に、同埋
設部L−1の側面には張出し状の係合片L−4を一体的
に形成して、それによりホッパー4の内周面の円周方向
に凹部L−2が設けられるようにしている。
しかも、ラギング材Lの上部L−3がライニング材7の
表面Sに露出して、同表面Sを摩耗から保護しており、
同ラギング材Lの下部に設けた理設部L−1をライニン
グ材7中に溶着している。
このように、本実施例では、ラギング材Lの上部L−3
を平板状とすると共に、その下部に埋設部L−1を垂設
し、しかも、埋設部L−1の側面に係合片L−4を一体
的に形成して、それによりホッパー4の内周面の円周方
向に凹部L−2を形成して、ラギング材Lをライニング
材7に埋設した際に、埋設部L−1の凹部L−2に介在
するライニング材7がラギング材Lに係合して、ラギン
グ材Lとライニング材7との連結を強力に行うことがで
きるようにしている。
さらに、用途によっては、かかるラギング材Lによって
耐衝激性をも向上させることができるものである。
また、ラギング材Lの他の実施例としては、第4図〜第
6図に示すものがあり、以下にそれぞれの形状を説明す
る。
すなわち、第4図に示すものは、埋設部L−1の下部の
片側側面にのみ係合片L−4を一体的に形成することに
より凹部L−2を設けて、上部L−3と埋設部L−1と
係合片L−4とにより略コ字形状に形成している。
また、第5図に示すものは、ラギング材Lの断面を略T
字形状とし、その側部に凹部L−2を設けており、しか
も、ライニング材7と係合する為のラギング材Lの埋設
部L−1を波形に形成している。
さらに、第6図に示すラギング材Lは、その埋設部L−
1の側部に鋸歯状の凹部L−2を形成している。
上記のラギング材Lの形状は、用途によって使い分ける
ことができるものであり、その作用、効果の点では、最
初に記載した略横H字形状のものと同一である。
本発明によれば、ホッパー4の内側面を被覆したライニ
ング材7中に耐摩耗用のラギング材Lを埋設しており、
ホッパー4を利用して土砂等を搬送する際に、同ラギン
グ材Lのライニング材7より露出した平板状の上部L−
3によってライニング材7の摩耗を防止するものであ
る。
しかも、ラギング材Lの上部に垂設した埋設部L−1
は、その側面に凹部L−2を形成している為に、ライニ
ング材7中に耐摩耗用のラギング材Lを埋設した際に、
同凹部L−2にライニング材7の一部が入り込み、同凹
部L−2に入り込んだライニング材7がラギング材Lに
係合することにより、その連結を強固に行い、ライニン
グ材7からの抜けを防止することができる。
従って、ライニング材7とラギング材Lとの連結を強固
に行って、ラギング材Lの剥離を確実に防止することに
より、ホッパー4の寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明にかかるラギング材を具備したホッパー
の側面図、第2図はラギング材の断面図、第3図はホッ
パーの断面図、第4図〜第6図はラギング材の他の実施
例の構造を示す説明図である。 図中、 4:ホッパー 7:ライニング材 L:ラギング材 L−1:埋設部 L−2:凹部 L−3:上部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパー(4)の内周面をライニング材
    (7)にて被覆すると共に、同ライニング材(7)中に
    耐摩耗用のセラミック素材のラギング材(L)を埋設
    し、 ラギング材(L)は、ホッパー(4)の内周面の円周方
    向に対して略直角に配設すべく、ホッパー内収容物流下
    方向に伸延させて形成し、その上部(L−3)は平板状
    で表面を露出すべく形成し、その下部は縦板状に前記ラ
    イニング材(7)中に垂下して埋設部(L−1)とする
    と共に、同埋設部(L−1)の側面には張出し状の係合
    片(L−4)を一体的に形成して、それによりホッパー
    (4)の内周面の円周方向に凹部(L−2)が設けられ
    るようにしてなる耐摩耗性のホッパー。
JP1249885A 1989-09-25 1989-09-25 耐摩耗性のホッパー Expired - Lifetime JPH0676099B2 (ja)

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JPH02127284A JPH02127284A (ja) 1990-05-15
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JPS5632409Y2 (ja) * 1976-05-28 1981-08-01
JPS5746511U (ja) * 1980-08-29 1982-03-15
JPS57144908U (ja) * 1981-03-10 1982-09-11

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