JPH04352440A - インナーリード接合方法 - Google Patents
インナーリード接合方法Info
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- JPH04352440A JPH04352440A JP3126436A JP12643691A JPH04352440A JP H04352440 A JPH04352440 A JP H04352440A JP 3126436 A JP3126436 A JP 3126436A JP 12643691 A JP12643691 A JP 12643691A JP H04352440 A JPH04352440 A JP H04352440A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L24/00—Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
- H01L24/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
- H01L24/79—Apparatus for Tape Automated Bonding [TAB]
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L24/00—Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
- H01L24/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L24/50—Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/50—Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIC部品の製造工程にお
いてICチップのパッドにテープキャリアのインナーリ
ードを接合する方法に関するものである。
いてICチップのパッドにテープキャリアのインナーリ
ードを接合する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IC部品の製造方法として、図9、図1
0に示すように、テープキャリア23の各インナーリー
ド24の先端にバンプ25を設けるとともに、ウェハ上
に製造され、ダイシングされたICチップ21を所定位
置に位置決めし、このICチップ21上に設けられた各
パッド22上に各インナーリード24の先端のバンプ2
5が対向位置するようにテープキャリア23を位置決め
し、加熱されたボンディングツール26にて各インナー
リード24の先端部を一括して押圧し、バンプ25とパ
ッド22を接合し、その後ICチップ21とテープキャ
リア23を樹脂封止し、テープキャリア23のアウター
リードを切断してテープキャリア23から分離し、IC
部品を得る方法が知られている。
0に示すように、テープキャリア23の各インナーリー
ド24の先端にバンプ25を設けるとともに、ウェハ上
に製造され、ダイシングされたICチップ21を所定位
置に位置決めし、このICチップ21上に設けられた各
パッド22上に各インナーリード24の先端のバンプ2
5が対向位置するようにテープキャリア23を位置決め
し、加熱されたボンディングツール26にて各インナー
リード24の先端部を一括して押圧し、バンプ25とパ
ッド22を接合し、その後ICチップ21とテープキャ
リア23を樹脂封止し、テープキャリア23のアウター
リードを切断してテープキャリア23から分離し、IC
部品を得る方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ボ
ンディングツール26を用いた接合方法では、IC部品
の大型化に伴ってボンディングツール26とICチップ
21を載置する精密ステージ27の平行度を極めて高い
精度に保たないと信頼性の高い接合ができないため、製
造技術上並びにコスト的に見て実現困難となり、また加
熱されたボンディングツール26を用いるため汚れ易く
、その汚れによって面荒れを生じると接合不良箇所を生
じて信頼性の高い接合を確保できないため、クリーニン
グ又はツール交換を頻繁に行う必要があり、生産性が低
下するという問題があった。
ンディングツール26を用いた接合方法では、IC部品
の大型化に伴ってボンディングツール26とICチップ
21を載置する精密ステージ27の平行度を極めて高い
精度に保たないと信頼性の高い接合ができないため、製
造技術上並びにコスト的に見て実現困難となり、また加
熱されたボンディングツール26を用いるため汚れ易く
、その汚れによって面荒れを生じると接合不良箇所を生
じて信頼性の高い接合を確保できないため、クリーニン
グ又はツール交換を頻繁に行う必要があり、生産性が低
下するという問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、大型の
IC部品に関しても容易にかつ生産製良く、高い信頼性
をもってICチップのパッドにインナーリードを接合す
る方法を提供することを目的とする。
IC部品に関しても容易にかつ生産製良く、高い信頼性
をもってICチップのパッドにインナーリードを接合す
る方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインナーリード
接合方法は、ICチップの各パッド上にテープキャリア
の各インナーリードを配置する工程と、各インナーリー
ドに赤外線を照射してインナーリード及びパッドを加熱
する工程と、加熱されたインナーリードを順次押圧して
インナーリードとパッドを接合する工程とを有するもの
である。
接合方法は、ICチップの各パッド上にテープキャリア
の各インナーリードを配置する工程と、各インナーリー
ドに赤外線を照射してインナーリード及びパッドを加熱
する工程と、加熱されたインナーリードを順次押圧して
インナーリードとパッドを接合する工程とを有するもの
である。
【0006】好適には、赤外線照射部を走査して各イン
ナーリードに対して赤外線を順次照射し、赤外線照射位
置の走査方向後方位置で押圧手段にてインナーリードを
押圧する。その場合、走査方向後方から押圧手段の前方
のインナーリードに向かって赤外線の照射を行うととも
に、押圧手段が下降してインナーリードを押圧するとき
に赤外線の照射を押圧手段にて遮断し、又は押圧手段が
下降してインナーリードを押圧するときに押圧手段に設
けられたミラーにて押圧しているインナーリードに対し
て赤外線を照射するようにする。
ナーリードに対して赤外線を順次照射し、赤外線照射位
置の走査方向後方位置で押圧手段にてインナーリードを
押圧する。その場合、走査方向後方から押圧手段の前方
のインナーリードに向かって赤外線の照射を行うととも
に、押圧手段が下降してインナーリードを押圧するとき
に赤外線の照射を押圧手段にて遮断し、又は押圧手段が
下降してインナーリードを押圧するときに押圧手段に設
けられたミラーにて押圧しているインナーリードに対し
て赤外線を照射するようにする。
【0007】又、光透過材から成る押圧手段を用い、押
圧手段を通して赤外線をインナーリードに対して照射し
ても良く、さらに赤外線を接合すべき所定区間の全ての
リードに対して一括照射してもよい。
圧手段を通して赤外線をインナーリードに対して照射し
ても良く、さらに赤外線を接合すべき所定区間の全ての
リードに対して一括照射してもよい。
【0008】また、押圧手段としてローラを用い、ロー
ラを転動させてインナーリードを順次押圧することがで
きる。
ラを転動させてインナーリードを順次押圧することがで
きる。
【0009】
【作用】本発明によれば、押圧手段にてインナーリード
を順次押圧するので、ワイヤボンディング等で確立され
た技術を適用して容易にかつ低コストにて実施でき、か
つ押圧手段のステージに対する平行度が高くなくても各
インナーリードを確実に押圧して接合でき、信頼性の高
い接合が可能であり、さらにインナーリードの加熱を赤
外線の照射によって行うため押圧手段は低温であり、汚
れが付着し難く、クリーニングや押圧手段の交換も少な
くて済み、高い生産性を得ることができる。
を順次押圧するので、ワイヤボンディング等で確立され
た技術を適用して容易にかつ低コストにて実施でき、か
つ押圧手段のステージに対する平行度が高くなくても各
インナーリードを確実に押圧して接合でき、信頼性の高
い接合が可能であり、さらにインナーリードの加熱を赤
外線の照射によって行うため押圧手段は低温であり、汚
れが付着し難く、クリーニングや押圧手段の交換も少な
くて済み、高い生産性を得ることができる。
【0010】又、赤外線照射部の走査により赤外線照射
をインナーリードに対して順次行うと、エネルギー効率
が高くかつすべてのインナーリードに対して適正な加熱
状態が安定して得られる。又、その際に赤外線照射部と
押圧手段を一体的に移動走査する場合、押圧手段による
押圧時に押圧手段で赤外線の照射を遮断することにより
、押圧時の走査移動の停止により赤外線の照射時間が長
くなって過熱されるようなことがなく、さらにミラーに
て押圧するインナーリードに対して照射させることによ
り効率的に加熱することができる。
をインナーリードに対して順次行うと、エネルギー効率
が高くかつすべてのインナーリードに対して適正な加熱
状態が安定して得られる。又、その際に赤外線照射部と
押圧手段を一体的に移動走査する場合、押圧手段による
押圧時に押圧手段で赤外線の照射を遮断することにより
、押圧時の走査移動の停止により赤外線の照射時間が長
くなって過熱されるようなことがなく、さらにミラーに
て押圧するインナーリードに対して照射させることによ
り効率的に加熱することができる。
【0011】さらにローラにて押圧するようにすると、
走査押圧機構が簡単にかつ高速化が可能になる。
走査押圧機構が簡単にかつ高速化が可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のインナーリード接合方法の一
実施例を図1、図2を参照しながら説明する。
実施例を図1、図2を参照しながら説明する。
【0013】1はICチップであり、その上面の四周部
にそれぞれ複数のアルミニウム製のパッド2が並列して
形成されている。3はテープキャリアであり、ICチッ
プ1を配置すべき位置に、その平面形状より大きな開口
4が形成され、その四周辺からそれぞれICチップ1の
パッド2に対応させて銅箔から成るインナーリード5が
延出されている。このインナーリード5はテープキャリ
ア3の下面に配設されている。各インナーリード5のパ
ッド2に対応する先端部には、前工程で金のバンプ7が
設けられており、インナーリード5の表面には金のバン
プ7を接合するため金又は錫からなる接合用の金属メッ
キ6が施されている。なお、ICチップ2の上面はパッ
ド2を除いて絶縁膜8にて被覆されている。
にそれぞれ複数のアルミニウム製のパッド2が並列して
形成されている。3はテープキャリアであり、ICチッ
プ1を配置すべき位置に、その平面形状より大きな開口
4が形成され、その四周辺からそれぞれICチップ1の
パッド2に対応させて銅箔から成るインナーリード5が
延出されている。このインナーリード5はテープキャリ
ア3の下面に配設されている。各インナーリード5のパ
ッド2に対応する先端部には、前工程で金のバンプ7が
設けられており、インナーリード5の表面には金のバン
プ7を接合するため金又は錫からなる接合用の金属メッ
キ6が施されている。なお、ICチップ2の上面はパッ
ド2を除いて絶縁膜8にて被覆されている。
【0014】11は赤外線を照射する赤外線照射部、1
2はインナーリード5をパッド2に向けて押圧する押圧
手段であり、インナーリード5の並列方向にリードの配
列ピッチ間隔で間歇的に移動する走査体(図示せず)に
装着されており、押圧手段12はこの走査体に白抜矢印
で示すように下降付勢及び退避上昇可能に設けられてい
る。赤外線照射部11は、押圧手段12に対してその駆
動手段の配置スペースを確保するため走査方向前方に適
当距離の位置に配置され、かつ走査方向後方に向けて適
当角度だけ傾斜させることによって、押圧手段7に対向
するインナーリード5又は1つ前のインナーリード5に
対して赤外線を照射するように構成されている。
2はインナーリード5をパッド2に向けて押圧する押圧
手段であり、インナーリード5の並列方向にリードの配
列ピッチ間隔で間歇的に移動する走査体(図示せず)に
装着されており、押圧手段12はこの走査体に白抜矢印
で示すように下降付勢及び退避上昇可能に設けられてい
る。赤外線照射部11は、押圧手段12に対してその駆
動手段の配置スペースを確保するため走査方向前方に適
当距離の位置に配置され、かつ走査方向後方に向けて適
当角度だけ傾斜させることによって、押圧手段7に対向
するインナーリード5又は1つ前のインナーリード5に
対して赤外線を照射するように構成されている。
【0015】以上の構成において、各インナーリード5
に設けられたバンプ7が対応するパッド2上に配置され
るようにICチップ1とテープキャリア3を相対的に位
置決めし、次いで赤外線照射部11を作動させながら、
走査体をICチップ1の各辺のパッド2の列に沿ってそ
の配置ピッチづつ間歇移動させるとともに走査体が各パ
ッド2上で移動停止したときに押圧手段12を昇降駆動
させる。すると、赤外線照射部11から照射された赤外
線にてインナーリード5、バンプ7及びパッド2が加熱
された後、押圧手段12が下降してインナーリード5及
びバンプ7がパッド2に向けて押圧され、バンプ7とパ
ッド2の境界面に熱と圧力が加えられて金−アルミニウ
ム合金を形成することによりバンプ7とパッド2が接合
される。
に設けられたバンプ7が対応するパッド2上に配置され
るようにICチップ1とテープキャリア3を相対的に位
置決めし、次いで赤外線照射部11を作動させながら、
走査体をICチップ1の各辺のパッド2の列に沿ってそ
の配置ピッチづつ間歇移動させるとともに走査体が各パ
ッド2上で移動停止したときに押圧手段12を昇降駆動
させる。すると、赤外線照射部11から照射された赤外
線にてインナーリード5、バンプ7及びパッド2が加熱
された後、押圧手段12が下降してインナーリード5及
びバンプ7がパッド2に向けて押圧され、バンプ7とパ
ッド2の境界面に熱と圧力が加えられて金−アルミニウ
ム合金を形成することによりバンプ7とパッド2が接合
される。
【0016】そして、この接合動作が順次繰り返される
ことによって全てのインナーリード5がバンプ7を介し
てICチップ1のパッド2に接合される。
ことによって全てのインナーリード5がバンプ7を介し
てICチップ1のパッド2に接合される。
【0017】このように押圧手段12にてインナーリー
ド5を順次押圧するので、ワイヤボンディング等で確立
された技術を適用して容易にかつ低コストにて実施でき
、かつ押圧手段12とICチップ1を載置しているステ
ージの平行度が高くなくても各インナーリード5を確実
に押圧して接合でき、信頼性の高い接合が可能であり、
更にインナーリード5の加熱を赤外線の照射によって行
うため押圧手段12は低温であり、汚れが付着し難く、
クリーニングや押圧手段の交換も少なくて済み、高い生
産性を得ることができる。又、走査体の移動により赤外
線の照射をインナーリード5に対して順次行っているの
で、接合直前に加熱できてエネルギー効率が高くかつす
べてのインナーリード5に対して適正な加熱状態が安定
して得られる。
ド5を順次押圧するので、ワイヤボンディング等で確立
された技術を適用して容易にかつ低コストにて実施でき
、かつ押圧手段12とICチップ1を載置しているステ
ージの平行度が高くなくても各インナーリード5を確実
に押圧して接合でき、信頼性の高い接合が可能であり、
更にインナーリード5の加熱を赤外線の照射によって行
うため押圧手段12は低温であり、汚れが付着し難く、
クリーニングや押圧手段の交換も少なくて済み、高い生
産性を得ることができる。又、走査体の移動により赤外
線の照射をインナーリード5に対して順次行っているの
で、接合直前に加熱できてエネルギー効率が高くかつす
べてのインナーリード5に対して適正な加熱状態が安定
して得られる。
【0018】次に、図3により本発明の第2実施例を説
明する。上記第1実施例では、押圧手段12に対して赤
外線照射部11を走査方向の前方側に配置した例を示し
たが、本実施例では押圧手段12に対して走査方向後方
側に配置した赤外線照射部11から斜め前方に向けて赤
外線を照射して押圧手段12に対向するインナーリード
5の1つ前方のインナーリード5を加熱するように配置
してあり、図3(a)に示すように押圧手段12が上昇
している間はインナーリード5を加熱し、図3(b)に
示すように押圧手段12が下降してインナーリード5を
押圧している間はこの押圧手段12にて赤外線の照射を
遮断するように構成している。
明する。上記第1実施例では、押圧手段12に対して赤
外線照射部11を走査方向の前方側に配置した例を示し
たが、本実施例では押圧手段12に対して走査方向後方
側に配置した赤外線照射部11から斜め前方に向けて赤
外線を照射して押圧手段12に対向するインナーリード
5の1つ前方のインナーリード5を加熱するように配置
してあり、図3(a)に示すように押圧手段12が上昇
している間はインナーリード5を加熱し、図3(b)に
示すように押圧手段12が下降してインナーリード5を
押圧している間はこの押圧手段12にて赤外線の照射を
遮断するように構成している。
【0019】この実施例によると、インナーリード5を
押圧するために走査体が停止している間に過剰な赤外線
がインナーリード5に照射されて過熱してしまうのを防
止することができる。
押圧するために走査体が停止している間に過剰な赤外線
がインナーリード5に照射されて過熱してしまうのを防
止することができる。
【0020】次に、図4により本発明の第3実施例を説
明する。上記各実施例では赤外線照射部11を押圧手段
12とは別に設けて別の方向から赤外線を照射したが、
本実施例ではガラス、石英、ルビー、ダイヤモンド、サ
ファイヤ等の光透過材から成る押圧手段13を用いてこ
の押圧手段13を通してインナーリード5に対して赤外
線を照射するようにしている。
明する。上記各実施例では赤外線照射部11を押圧手段
12とは別に設けて別の方向から赤外線を照射したが、
本実施例ではガラス、石英、ルビー、ダイヤモンド、サ
ファイヤ等の光透過材から成る押圧手段13を用いてこ
の押圧手段13を通してインナーリード5に対して赤外
線を照射するようにしている。
【0021】次に、図5、図6により本発明の第4実施
例を説明する。この実施例は図3に示した第2実施例と
同様に、押圧手段14に対して走査方向後方側に配置し
た赤外線照射部11から押圧手段14に対向するインナ
ーリード5の1つ前方のインナーリード5に向けて赤外
線を照射するようにするとともに、図6に示すように押
圧手段14の一対の押圧部14aの間にミラー15を設
け、図5の(a)に示すように押圧手段14が上昇して
いる間は前方のインナーリード5を加熱し、図5の(b
)に示すように押圧手段14にてインナーリード5を押
圧する時に赤外線をミラー15にて反射させ、押圧して
いるインナーリード5に対して赤外線を照射してこれを
加熱するようにしている。この実施例によると、押圧手
段14にてインナーリード5を押圧している間にそのイ
ンナーリード5に対してミラー15で反射させた赤外線
を照射するため、効率的な加熱が可能である。
例を説明する。この実施例は図3に示した第2実施例と
同様に、押圧手段14に対して走査方向後方側に配置し
た赤外線照射部11から押圧手段14に対向するインナ
ーリード5の1つ前方のインナーリード5に向けて赤外
線を照射するようにするとともに、図6に示すように押
圧手段14の一対の押圧部14aの間にミラー15を設
け、図5の(a)に示すように押圧手段14が上昇して
いる間は前方のインナーリード5を加熱し、図5の(b
)に示すように押圧手段14にてインナーリード5を押
圧する時に赤外線をミラー15にて反射させ、押圧して
いるインナーリード5に対して赤外線を照射してこれを
加熱するようにしている。この実施例によると、押圧手
段14にてインナーリード5を押圧している間にそのイ
ンナーリード5に対してミラー15で反射させた赤外線
を照射するため、効率的な加熱が可能である。
【0022】次に、図7により本発明の第5、第6実施
例を説明する。上記実施例では赤外線照射部11を移動
させてインナーリード5を押圧の直前に順次加熱する例
を示したが、これらの実施例では一方向に並列された各
インナーリード5を一括して加熱するようにしている。 そのため、図7の(a)に示す第5実施例ではスキャン
ミラー16を高速で繰り返し走査して赤外線をインナー
リード5の配列区間にわたって照射するようにし、図7
の(b)に示す第6実施例ではシリンドリカルレンズ1
7にてインナーリード5の配列区間にわたって赤外線を
照射するようにしてあり、以上のようにして赤外線を照
射して各インナーリード5を加熱した後、図示しない押
圧手段にて順次インナーリード2を押圧するようにして
いる。
例を説明する。上記実施例では赤外線照射部11を移動
させてインナーリード5を押圧の直前に順次加熱する例
を示したが、これらの実施例では一方向に並列された各
インナーリード5を一括して加熱するようにしている。 そのため、図7の(a)に示す第5実施例ではスキャン
ミラー16を高速で繰り返し走査して赤外線をインナー
リード5の配列区間にわたって照射するようにし、図7
の(b)に示す第6実施例ではシリンドリカルレンズ1
7にてインナーリード5の配列区間にわたって赤外線を
照射するようにしてあり、以上のようにして赤外線を照
射して各インナーリード5を加熱した後、図示しない押
圧手段にて順次インナーリード2を押圧するようにして
いる。
【0023】次に、図8により本発明の第7実施例を説
明する。上記実施例では押圧手段12、13、14が昇
降動作してインナーリード5を押圧する例を示したが、
本実施例では押圧手段として押圧ローラ18を用いてお
り、この押圧ローラ18をインナーリード5の配列方向
に転動させて順次押圧するようにしている。この実施例
によると、押圧手段の機構が単純になるとともに接合の
高速化を容易に実現できる。
明する。上記実施例では押圧手段12、13、14が昇
降動作してインナーリード5を押圧する例を示したが、
本実施例では押圧手段として押圧ローラ18を用いてお
り、この押圧ローラ18をインナーリード5の配列方向
に転動させて順次押圧するようにしている。この実施例
によると、押圧手段の機構が単純になるとともに接合の
高速化を容易に実現できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のインナーリード接合方法によれ
ば、押圧手段にてインナーリードを順次押圧するので、
ワイヤボンディング等で確立された技術を適用して容易
にかつ低コストにて実施でき、かつ押圧手段とICチッ
プを載置するステージの平行度が高くなくても各インナ
ーリードを確実に押圧して接合でき、信頼性の高い接合
が可能であり、更にインナーリードの加熱を赤外線の照
射によって行うため押圧手段は低温であり、汚れが付着
し難く、クリーニングや押圧手段の交換も少なくて済み
、高い生産性を得ることができるという効果を発揮する
。
ば、押圧手段にてインナーリードを順次押圧するので、
ワイヤボンディング等で確立された技術を適用して容易
にかつ低コストにて実施でき、かつ押圧手段とICチッ
プを載置するステージの平行度が高くなくても各インナ
ーリードを確実に押圧して接合でき、信頼性の高い接合
が可能であり、更にインナーリードの加熱を赤外線の照
射によって行うため押圧手段は低温であり、汚れが付着
し難く、クリーニングや押圧手段の交換も少なくて済み
、高い生産性を得ることができるという効果を発揮する
。
【0025】又、赤外線照射部の走査により赤外線照射
をインナーリードに対して順次行うと、エネルギー効率
が高くかつすべてのインナーリードに対して適正な加熱
状態が安定して得られる。又、その際に赤外線照射部と
押圧手段を一体的に移動走査する場合、押圧手段による
押圧時に押圧手段で赤外線の照射を遮断することにより
、押圧時の走査移動の停止により赤外線の照射時間が長
くなって過熱されるようなことがなく、さらにミラーに
て押圧するインナーリードに対して照射させることによ
り効率的に加熱することができる。
をインナーリードに対して順次行うと、エネルギー効率
が高くかつすべてのインナーリードに対して適正な加熱
状態が安定して得られる。又、その際に赤外線照射部と
押圧手段を一体的に移動走査する場合、押圧手段による
押圧時に押圧手段で赤外線の照射を遮断することにより
、押圧時の走査移動の停止により赤外線の照射時間が長
くなって過熱されるようなことがなく、さらにミラーに
て押圧するインナーリードに対して照射させることによ
り効率的に加熱することができる。
【0026】さらにローラにて押圧するようにすると、
走査押圧機構が簡単にかつ高速化を容易に実現できる等
の効果を発揮する。
走査押圧機構が簡単にかつ高速化を容易に実現できる等
の効果を発揮する。
【図1】本発明の第1実施例における要部の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示し、(a)、(b)は
押圧手段によるインナーリードの押圧前と押圧状態にお
ける要部の部分断面正面図である。
押圧手段によるインナーリードの押圧前と押圧状態にお
ける要部の部分断面正面図である。
【図4】本発明の第3実施例の要部の部分断面正面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第4実施例を示し、(a)、(b)は
押圧手段によるインナーリードの押圧前と押圧状態にお
ける要部の部分断面正面図である。
押圧手段によるインナーリードの押圧前と押圧状態にお
ける要部の部分断面正面図である。
【図6】本発明の第4実施例に用いる押圧手段の斜視図
である。
である。
【図7】本発明に用いる赤外線照射部の変形実施例を示
し、(a)は第5実施例における、(b)は第6実施例
における斜視図である。
し、(a)は第5実施例における、(b)は第6実施例
における斜視図である。
【図8】本発明の第7実施例における押圧手段を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】従来例のインナーリード接合方法の説明図であ
る。
る。
【図10】従来例のICチップとインナーリードの接合
状態を示す縦断正面図である。
状態を示す縦断正面図である。
1 ICチップ
2 パッド
3 テープキャリア
5 インナーリード
11 赤外線照射部
12 押圧手段
13 光透過材から成る押圧手段
14 ミラー15を有する押圧手段
18 押圧ローラ
Claims (7)
- 【請求項1】 ICチップの各パッド上にテープキャ
リアの各インナーリードを配置する工程と、各インナー
リードに赤外線を照射してインナーリード及びパッドを
加熱する工程と、加熱されたインナーリードを順次押圧
してインナーリードとパッドを接合する工程とを有する
ことを特徴とするインナーリード接合方法。 - 【請求項2】 赤外線照射部を走査して各インナーリ
ードに対して赤外線を順次照射し、赤外線照射位置の走
査方向後方位置で押圧手段にてインナーリードを押圧す
ることを特徴とする請求項1記載のインナーリード接合
方法。 - 【請求項3】 赤外線照射を、走査方向後方から押圧
手段の前方のインナーリードに向かって行うとともに、
押圧手段が下降してインナーリードを押圧するときに赤
外線照射を押圧手段にて遮断することを特徴とする請求
項2記載のインナーリード接合方法。 - 【請求項4】 赤外線照射を、走査方向後方から押圧
手段の前方のインナーリードに向かって行うとともに、
押圧手段が下降してインナーリードを押圧するときに押
圧手段に設けられたミラーにて押圧しているインナーリ
ードに対して赤外線を照射することを特徴とする請求項
2記載のインナーリード接合方法。 - 【請求項5】 光透過材から成る押圧手段を用い、押
圧手段を通して赤外線をインナーリードに対して照射す
ることを特徴とする請求項1記載のインナーリード接合
方法。 - 【請求項6】 赤外線を接合すべき所定区間の全ての
インナーリードに対して一括照射し、押圧手段にて順次
インナーリードを押圧することを特徴とする請求項1記
載のインナーリード接合方法。 - 【請求項7】 押圧手段にローラを用い、ローラを転
動させてインナーリードを順次押圧することを特徴とす
る請求項1記載のインナーリード接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3126436A JP2528562B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インナ―リ―ド接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3126436A JP2528562B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インナ―リ―ド接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352440A true JPH04352440A (ja) | 1992-12-07 |
JP2528562B2 JP2528562B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=14935158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3126436A Expired - Lifetime JP2528562B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インナ―リ―ド接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528562B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07201915A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-04 | Nec Corp | Tabリードの接合方法及び接合装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61195655A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-08-29 | House Food Ind Co Ltd | 乾燥α化穀物の製造方法 |
JPH0338846A (ja) * | 1989-07-05 | 1991-02-19 | Nec Corp | ボンディング方法及びボンディング装置 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3126436A patent/JP2528562B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61195655A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-08-29 | House Food Ind Co Ltd | 乾燥α化穀物の製造方法 |
JPH0338846A (ja) * | 1989-07-05 | 1991-02-19 | Nec Corp | ボンディング方法及びボンディング装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07201915A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-04 | Nec Corp | Tabリードの接合方法及び接合装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2528562B2 (ja) | 1996-08-28 |
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