JPH0435066Y2 - - Google Patents

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JPH0435066Y2
JPH0435066Y2 JP1986107149U JP10714986U JPH0435066Y2 JP H0435066 Y2 JPH0435066 Y2 JP H0435066Y2 JP 1986107149 U JP1986107149 U JP 1986107149U JP 10714986 U JP10714986 U JP 10714986U JP H0435066 Y2 JPH0435066 Y2 JP H0435066Y2
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JP
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bolt
catcher
nut runner
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parts
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JP1986107149U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はボルト状部品供給装置の改良に関す
る。
(従来技術とその問題点) 一般に、自動車の組立てラインにおいては、第
8図に示すように、ボデイ1のドア開口部にドア
2を組立け、該ドア2のドアヒンジをナツトラン
ナ3によりボルト止めする工程がある。
そして、ナツトランナ3にボルトを自動的に供
給するために、組立てラインと直角にボルトキヤ
ツチヤ4とナツトランナ3とが並設される一方、
上方から垂下されて側方へ湾曲されたパーツフイ
ーダ5からボルトキヤツチヤ4のボルト供給ヘツ
ド6に水平状態で供給されたボルトをボルト受給
ヘツド7に受け渡して、該受給ヘツド7からナツ
トランナ3にボルトを供給するようにしたものが
提案されている(実開昭60−182288号公報参照)。
ところが、上記のようなボルト供給装置では、
組立てラインと直角にボルトキヤツチヤ4とナツ
トランナ3とを並設する必要があるので、ライン
側方のスペースを広く設定する必要がある。
また、パーツフイーダ5は、スペースとの兼ね
合いで大きな曲率半径で湾曲させることができな
いから、ボルトがパーツフイーダ5の湾曲部に引
っ掛つて詰まり、ボルトの供給が不確実になりや
すいという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、ライン側方のスペースを広く設定す
る必要がなく、かつ、パーツフイーダからのボル
トの供給を確実に行えるようにすることを目的と
するものである。
(考案の構成) このため本考案は、組立てラインと平行にナツ
トランナとボルトキヤツチヤとが並設されるとと
もに、該ボルトキヤツチヤにボルト状部品を送る
パーツフイーダが上記組立てラインと略平行な面
内で湾曲させられた状態で上方からボルトキヤツ
チヤ側に導かれていて、上記ナツトランナは、組
立てラインに対向する締付け位置と、ボルトキヤ
ツチヤに対向するボルト供給位置とに旋回される
ようになつており、上記ボルトキヤツチヤには、
パーツフイーダの先端を斜め下向きた固定する固
定部材と、該固定部材に対向して、パーツフイー
ダから送り出される部品を受け取る上揺動位置
と、上記ナツトランナのソケツトに対向して、該
ソケツトに部品を受け渡す下揺動位置とに揺動す
る部品保持部材とが設けられていることを特徴と
するものである。
(考案の効果) 本考案によれば、組立てラインと平行にナツト
ランナとボルトキヤツチヤとを並設して、ナツト
ランナを締付け位置とボルト供給位置とに旋回さ
せるようにしたものであるから、ライン側方のス
ペースを狭く設定することができる。
また、ボルトキヤツチヤの固定部材でパーツフ
イーダの先端を斜め下向きに固定し、該固定部材
に対向する部品保持部材の上揺動でパーツフイー
ダから送り出される部品を受け取り、該部品保持
部材の下揺動でナツトランナのソケツトに部品を
受け渡すようにしたものであるから、上記従来の
ようにパーツフイーダを小さい曲率半径で湾曲さ
せる必要がないので、湾曲部に部品が引つ掛つて
詰まるおそれがなく、ナツトランナへのボルトの
供給が確実に行なえるようになる。
特に、パーツフイーダが上記組立てラインと略
平行な面内で湾曲させられた状態で上方からボル
トキヤツチヤ側に導かれているので、従来、パー
ツフイーダが組立てラインに直角な方向において
湾曲させられていた場合に比べて、パーツフイー
ダの配置スペースを大きく確保でき、十分に大き
い曲率半径で湾曲させることにより、ナツトラン
ナへのボルトの供給をより一層確実に行うように
することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第3図に示すように、自動車の組立てラインL
の両側方位置には、ボデイ10のドア開口部に左
リヤドア11Aと左フロントドア11B、右リヤ
ドア11Cと右フロントドア11Dをそれぞれ組
付けるロボツト13,14が配置される。一方、
各ロボツト13,14と組立てラインLとの間に
は、左リヤドア11Aのドアヒンジをボデイ10
いボルト止めするための左リヤドア11A用ナツ
トランナ15Aとボルトキヤツチヤ16Aが、同
様に、左フロントドア11B用ナツトランナ15
Bとボルトキヤツチヤ16B、右リヤドア11C
用ナツトランナ15Cとボルトキヤツチヤ16
C、右フロントドア11D用ナツトランナ15D
とボルトキヤツチヤ16Dが、それぞれ組立てラ
インLと平行に並設されている。
上記ナツトランナ15(A〜D)とボルトキヤ
ツチヤ16(A〜D)は、第4図及び第5図に示
すように、基台20上に所定の間隔を隔てて設置
されている。
該ナツトランナ15は、基台20の軸受部材2
1で平行回転自在に支承されたターンテーブル2
2を備え、該ターンテーブル22は、旋回シリン
ダ23で回転制御される。
該ターンテーブル22上には、ターンテーブル
22のレール部材24で前後方向に案内される前
後動台25が設けられ、該前後動台25は、前後
動シリンダ26で前後動制御される。
該前後動台25上には、前後動台25のレール
部材27で左右方向に案内される左右動台28が
設けられ、該左右動台28は、左右動シリンダ2
9で左右動制御される。
該左右動台28上には、支持フレーム30が立
設され、該支持フレーム30の上下位置には、ド
ア11の上下ドアヒンジをそれぞれボルト止めす
る2個1組の上下ソケツト31,31が設けら
れ、該上下ソケツト31,31は、拡狭シリンダ
32,32で上下間隔が調節される。
上記ボルトキヤツチヤ16は、第6図及び第7
図にも示すように、基台20上に立設されたユニ
ツトフレーム33を備え、該ユニツトフレーム3
3の後部フレーム34には、該後部フレーム34
のレール部材35により垂直面内で左右方向に案
内される左右動台36が設けられ、該左右動台3
6は左右動シリンダ37で左右動制御される。
該左右動台36の上下位置には、上記ナツトラ
ンナ15の上下ソケツト31,31に対向するボ
ルト保持部材38,38が配置されている。
該各ボルト保持部材38は、揺動軸39が左右
に軸受部材40,40で上下揺動自在に支承され
ていて、第1図に詳細に示すように、該ボルト保
持部材38の前面部には、組立てラインLと略平
行な面内で湾曲させられた状態で上下からボルト
キヤツチヤ16側に導かれたパーツフイーダ4
6,46から送り出されたボルト41,41を嵌
合して保持するボルト嵌合孔42,42が設けら
れている。
該上下のボルト保持部材38,38は揺動シリ
ンダ43で同時に揺動制御される。
上記のように、パーツフイーダ46,46を組
立てラインLと略平行な面内で湾曲させることに
より、従来、パーツフイーダが組立てラインに直
角な方向において湾曲させられていた場合に比べ
て、パーツフイーダ46,46の配置スペースを
大きく確保でき、十分に大きい曲率半径で湾曲さ
せることができる。
上記ユニツトフレーム33の前部フレーム44
には、上揺動位置Eのボルト保持部材38の前面
部に僅かの隙間を隔てて対向する固定部材45が
設けられ、該固定部材45は、上方に配置された
パーツフイーダ46,46の先端46a,46a
が、上記ボルト保持部材38のボルト嵌合孔4
2,42に対向するように、該先端46a,46
aを斜め下向きに嵌合して固定するようになる。
上記のように構成したナツトランナ15とボル
トキヤツチヤ16の作用を説明する。
最初、ナツトランナ15は、旋回シリンダ23
によりソケツト31がボルトキヤツチヤ16に対
向するボルト供給位置Aに旋回され、前後動シリ
ンダ26によりソケツト31がボルトキヤツチヤ
16のボルト保持部材38から後方へ離れる後動
位置Bに後動され、左右動シリンダ29によりソ
ケツト31がボルトキヤツチヤ16のボルト保持
部材38から左方へ離れる左動位置Cに左動され
ている。
また、ボルトキヤツチヤ16は、左右動シリン
ダ37によりボルト支持部材38が右動位置Dに
右動され、揺動シリンダ43によりボルト保持部
材38が固定部材45に対向する上揺動位置Eに
上揺動されている。
そして、不図示のストツクヤードからチユーブ
状のパーツフイーダ46でボルト41が空気搬送
され、先端46aから送り出されると、固定部材
45に対向しているボルト保持部材38のボルト
嵌合孔42にボルト41が嵌合して保持される
(第1図参照)。
このとき、上方(天井側)に配置されたパーツ
フイーダ46は、大きな曲率半径で湾曲されなが
ら固定部材45に斜め下向きに嵌合固定されてい
るので、従来のようにボルト41が湾曲部に引つ
掛つて詰まるおそれが全くない。
ついで、左右動シリンダ37によりボルト保持
部材38が左動位置D′に左動され、揺動シリン
ダ43によりボルト保持部材38がナツトランナ
15のソケツト31に対向する下揺動位置E′に下
揺動される。
その後、前後動シリンダ26によりナツトラン
ナ15のソケツト31が前動位置B′に前動され、
ボルト保持部材38のボルト嵌合孔42に嵌合保
持されているボルト41をマグネツト31aで吸
着保持する(第2図参照)。
前後動シリンダ26によりナツトランナ15の
ソケツト31が後動位置Bに後動され、ついで旋
回シリンダ23により組立てラインLに対向する
締付け位置A′に旋回されて、左右動シリンダ2
9と前後動シリンダ26により左右前後位置が制
御されて、ソケツト31の回転により、ドア11
のドアヒンジをボデイ10にボルト41でボルト
止めする。
ボルト止め完了後、ナツトランナ15は最初の
状態に復帰する。
また、ボルト41が抜き取られたボルトキヤツ
チヤ16のボルト保持部材38も、この間に、最
初の状態に復帰する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るボルトキヤツチヤのボル
ト受け取り時の要部断面図、第2図はボルト受け
渡し時の要部断面図、第3図は自動車の組立てラ
インの平面図、第4図はナツトランナとボルトキ
ヤツチヤの平面図、第5図は第4図の正面図、第
6図はボルトキヤツチヤの側面図、第7図は第6
図の−線拡大断面図、第8図は従来の自動車
の組立てラインの断面図である。 10……ボデイ、11……ドア、15……ナツ
トランナ、16……ボルトキヤツチヤ、23……
旋回シリンダ、31……ソケツト、38……ボル
ト保持部材、41……ボルト、43……揺動シリ
ンダ、45……固定部材、46……パーツフイー
ダ、46a……先端、A……ボルト供給位置、
A′……ボルト締付け位置、E……上揺動位置、
E′……下揺動位置、L……組立てライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 組立てラインと平行にナツトランナとボルトキ
    ヤツチヤとが並設されるとともに、該ボルトキヤ
    ツチヤにボルト状部品を送るパーツフイーダが上
    記組立てラインと略平行な面内で湾曲させられた
    状態で上方からボルトキヤツチヤ側に導かれてい
    て、上記ナツトランナは、組立てラインに対向す
    る締付け位置と、ボルトキヤツチヤに対向するボ
    ルト供給位置とに旋回されるようになつており、
    上記ボルトキヤツチヤには、パーツフイーダの先
    端を斜め下向きに固定する固定部材と、該固定部
    材に対向して、パーツフイーダから送り出される
    部品を受け取る上揺動位置と、上記ナツトランナ
    のソケツトに対向して、該ソケツトに部品を受け
    渡す下揺動位置とに揺動する部品保持部材とが設
    けられていることを特徴とするボルト状部品供給
    装置。
JP1986107149U 1986-07-11 1986-07-11 Expired JPH0435066Y2 (ja)

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JPS6313625U JPS6313625U (ja) 1988-01-29
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JPS6313625U (ja) 1988-01-29

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