JPH04349883A - 修飾サ−モリシン様酵素及びこの酵素を用いるアルファ−l−アスパラチル−l−フェニルアラニンメチルエステル前駆体の合成方法 - Google Patents

修飾サ−モリシン様酵素及びこの酵素を用いるアルファ−l−アスパラチル−l−フェニルアラニンメチルエステル前駆体の合成方法

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JPH04349883A
JPH04349883A JP3150851A JP15085191A JPH04349883A JP H04349883 A JPH04349883 A JP H04349883A JP 3150851 A JP3150851 A JP 3150851A JP 15085191 A JP15085191 A JP 15085191A JP H04349883 A JPH04349883 A JP H04349883A
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JP
Japan
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thermolysin
enzyme
modified
methyl ester
precursor
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JP3150851A
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English (en)
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Hiromasa Nagao
長尾 洋昌
Satoshi Hanzawa
敏 半澤
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は修飾サ−モリシン様酵素
及び修飾サ−モリシン様酵素を使用するアルファ−L−
アスパラチル−L−フェニルアラニンメチルエステル前
駆体の合成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人工甘味剤として知られるアルファ−L
−アスパラチル−L−フェニルアラニンメチルエステル
(アスパルテ−ム、以下APMとする)の前駆体は、金
属酵素であるサ−モリシンを触媒として用い、N−ベン
ジルオキシルカルボニル−L−アスパラギン酸(以下、
Z−Aspとする)とL−フェニルアラニンメチルエス
テル(以下、PMとする)をジペプチド縮合反応させる
ことで合成できる(磯和ら、Tetrahedron 
Letters No28、p 2611からp 26
12、1979年)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】APM前駆体は、中性
からアルカリ性条件下でエステル分解により甘みを有し
ない物質に容易に分解される。従って、前記の縮合反応
は酸性条件下で実施することが好ましいが、最適pHを
中性付近に有するサ−モリシンは酸性条件下で十分な酵
素活性を発現できない。
【0004】このためサ−モリシンを使用する従来のA
PM前駆体の合成は、やむなく中性pH条件下で行われ
ているが、このときには多量のサ−モリシンを使用し、
反応時間を短縮してAPM前駆体のエステル分解を防い
でいる。
【0005】この方法によれば、APM前駆体のエステ
ル分解を一応防ぐことが可能であるが、反応時間の短縮
のため、一回の縮合反応に多量のサ−モリシンを使用し
なければならない等の課題がある。
【0006】更には、反応終了後、場合によっては生成
物中のエステル分解物を除去するなど、APM前駆体の
精製操作が必要になる等の課題もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題に鑑みて本発
明者らは、少なくとも酸性pH条件下において十分なサ
−モリシン様酵素活性を発現し得る酵素を得ることがで
きればこれら課題を解決し得ると考え、本発明を完成し
た。
【0008】即ち本発明は、下記式に示される化合物(
以下、単に化合物という)がその分子中のカルボキシル
基に共有結合した修飾サ−モリシン様酵素である。 H−(CH2−CH2−NH)n−H    (nは自
然数) また本発明は、このような修飾サ−モリシン様酵素を使
用することを特徴とする、APM前駆体の合成方法であ
る。以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明は狭義のサ−モリシン(K.Tit
aniら、Nature New Biology、第
 238巻、p 35からp 37、1972年)は勿
論のこと、中性金属プロテア−ゼ(特開昭62−253
719号)又はセレウス(Sidler W. ら、B
iol.Chem.Hoppe−Seyler、367
 巻p643〜657 、1986年)のような、サ−
モリシンと酷似の一次構造を有し、現実にZ−Aspと
PMの縮合反応を触媒し得る酵素についても適用できる
。更には、これら酵素のアミノ酸配列中のアミノ酸残基
の一部が欠失し、置換され又はアミノ酸配列中に他のア
ミノ酸残基が挿入されている類似酵素であってこれら酵
素と同様の活性を発現し得るものにについても適用でき
る。従って本明細書においては、サ−モリシン、中性金
属プロテア−ゼ、セレウス及びこれらの類似酵素を総称
してサ−モリシン様酵素と記載する。
【0010】サ−モリシン様酵素分子中のカルボキシル
基に導入する化合物は、下記式に記載されたような、カ
ルボキシル基と共有結合し得る、例えばアミノ基のよう
な官能基をその分子中に有するものである。 H−(CH2−CH2−NH)n−H    (nは自
然数) この式で示される代表的な化合物として、例えばグリシ
ンアミド、グリシンメチルエステル、ノルロイシン、タ
ウリン等又はエチレンアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレントリアミン等の有機アミン系化合物を例示
できる。なかでもジエチレントリアミン又はトリエチレ
ントリアミンは、以下に記載する水溶解性の向上という
観点や、サ−モリシン様酵素との結合の容易さという観
点から好ましい化合物である。
【0011】前記した化合物でその分子中のカルボキシ
基を修飾することにより、酸性pH条件下で活性を発現
し得る修飾サ−モリシン様酵素が提供されるが、化合物
としてジエチレントリアミン、トリエチレントリアミン
等の分子中に2から3の繰り返し構造部分を有する化合
物(化合物を示す式中のnが2から3)を使用すること
で、その水溶解性を同時に向上させることができる。
【0012】本発明の修飾サ−モリシン様酵素の中でも
、トリエチレントリアミンをその分子中のカルボキシル
基に共有結合させたものは、水溶解性と酸性条件下での
酵素活性が大きく向上する。例えば未修飾のサ−モリシ
ンが最大酵素活性をpH7.0から7.5で示すのに対
し、当該修飾酵素はより酸性側のpH6.0で最大酵素
活性を示すのである。しかもpH6.0における酵素活
性の相対値は、未修飾サ−モリシンの活性を1とした場
合に1.6と非常に優れている。他方、水溶解性似つい
ても、未修飾のサ−モリシンと比較して大きく改善され
る。
【0013】サ−モリシン様酵素分子中のカルボキシル
基への化合物の結合は、縮合試薬を使用することで容易
に行える。縮合試薬としては、例えばジシクロヘキシル
カルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド塩酸塩等に代表されるカル
ボジイミド類が例示出来る。水溶解性の低いカルボジイ
ミド類を使用する場合には、アセトン等の水溶解性の高
い有機溶媒にいったん溶解して用いると良い。
【0014】縮合試薬を用いる化合物とサ−モリシン様
酵素の結合は、化合物の結合率の観点から低いpH条件
下で行うことが好ましいが、サ−モリシン様酵素の安定
性の観点をも考慮して、pH4から6、好ましくはpH
5の条件下で行うことが好ましい。
【0015】縮合試薬を用いた化合物の結合について一
例を記載すれば、例えば縮合試薬と化合物をpH4から
6程度の適当な緩衝液に溶解し、4から25℃の温度範
囲内でサ−モリシン様酵素を添加し数時間放置する。こ
の操作により得られる修飾サ−モリシン様酵素を含む溶
液に、反応を停止するため、pHを4から6程度に調整
した酢酸ナトリウム緩衝液等を添加し、ゲル濾過、限外
濾過、透析等を行って残存試薬を除去する。なお、調製
された修飾サ−モリシン様酵素は、凍結乾燥、スプレ−
ドライ等を施しておくことで長期間の保存が可能である
【0016】より具体的に、本発明の修飾サ−モリシン
様酵素の中でも水溶解性や酸性条件下での酵素活性が優
れたトリエチレンテトラミン(TETA)修飾されたサ
−モリシンを、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノ
プロピル)カルボジイミド塩酸塩(以下、EDCとする
)を用いて調製する方法について記載すれば、1mgの
サ−モリシン当たりそれぞれ0.1MのEDC及びTE
TAを使用し、pH4から6条件下、20度程度の温度
条件下で反応させることが例示できる。
【0017】本発明のAPM前駆体の合成方法は、以上
説明した修飾サ−モリシン様酵素をを使用してZ−As
pとPMをジペプチド縮合反応させることを特徴とする
。なおこの合成方法は、APM前駆体の塩を合成する方
法をも包括するものである。
【0018】合成は、例えば特開昭62−253719
号に記載されたのと同様の条件で実施することが可能で
あるが、より酸性条件下、好ましくはpH6からpH6
.5条件下で実施すると良い。
【0019】また、本発明の合成方法においては、酸性
pH条件下での酵素活性の点から、トリエチレントリア
ミンで修飾された修飾サ−モリシン様酵素を使用するこ
とが好ましい。
【0020】
【実施例】以下に本発明を更に詳細に説明するために実
施例を記載するが、これらの実施例は本発明を説明する
ための一例であり、本発明を限定するものではない。な
おサ−モリシン活性の測定は、萩原らのカゼイン−フォ
−リン法(Methods for Enzyme I
nvestigation、ed.by S.Akab
ori,Asakura Shoten,Tokyo、
第 2巻、p237、1956年)に従って行った。
【0021】実施例1 市販のサ−モリシン(大和化成株式会社製)を1ml当
たり4mg溶解した溶液を試料溶液として使用した。2
50マイクロリットルの試料溶液に対し、50マイクロ
リットルの1M塩化カルシウム溶液、500マイクロリ
ットルの10%TETA溶液(pH5.0)、30mg
の塩化ナトリウム、200マイクロリットルの蒸留水を
添加して攪拌し、更に12mgのEDCを添加した。
【0022】この溶液を4℃で一晩放置し、後に1Mの
酢酸緩衝液(pH4.75)を添加して室温で1時間放
置し、透析を行って残存する試薬を除去してTETAで
修飾されたサ−モリシンを調製した。
【0023】以上のようにして調製された修飾サ−モリ
シンについて、pH6.0、pH6.5、pH7.0の
各pHでの酵素活性を測定した。また、対比のため未修
飾のサ−モリシンについても同様のpHでの酵素活性を
測定した。結果を図1に詳細に示す。
【0024】この結果、未修飾のサ−モリシンがpH7
.0から7.5で最大活性を示したのに対し、TETA
で修飾されたサ−モリシンは、pH6.0で最大活性を
示すなど、酸性条件下における活性の向上が示された。 またpH6.0における未修飾サ−モリシンとTETA
修飾サ−モリシンの活性の相対値は、未修飾サ−モリシ
ン1に対して修飾サ−モリシンでは1.6であった。
【0025】TETA修飾サ−モリシンと未修飾サ−モ
リシンの溶解性について、その100mgを10mlに
水に溶解した後660nmの吸光度から調査した。
【0026】その結果、未修飾サ−モリシンは吸光度が
0.4であったのに対し、修飾サ−モリシンでは0.0
1であった。このことは、修飾によりサ−モリシンの水
溶解性が向上していることを示す。
【0027】実施例2 実施例1で得られたTETA修飾サ−モリシンと未修飾
サ−モリシンを使用して、APM前駆体の合成を行った
【0028】0.1 MZ−Asp及び0.1 MPM
を含む、トリス−塩酸でpHを6.0に調整した反応液
1mlに対し、TETA修飾サ−モリシン又は未修飾サ
−モリシンをそれぞれ3マイクロ Mとなるように添加
し、37℃条件下で30分間反応を行った後、逆相高速
液体クロマトグラフィ−(東ソ−(株)製、ODS−8
0Tm)を使用して合成されたAPM前駆体を定量した
【0029】この結果、pH6.0条件下で未修飾サ−
モリシンにより合成されたAPM前駆体の量に対して、
TETA修飾サ−モリシンにより合成されたAPM前駆
体の量は1.4倍と大きく向上していた。
【0030】実施例3 市販のサ−モリシン(大和化成株式会社製)を1ml当
たり4mg溶解した溶液を試料溶液として使用した。2
50マイクロリットルの試料溶液に対し、50マイクロ
リットルの1M塩化カルシウム溶液、500マイクロリ
ットルの10%ジエチレントリアミン(DETA)溶液
(pH5.0)、30mgの塩化ナトリウム、200マ
イクロリットルの蒸留水を添加して攪拌し、更に12m
gのEDCを添加した。
【0031】この溶液を4℃で一晩放置し、後に1Mの
酢酸緩衝液(pH4.75)を添加して室温で1時間放
置し、透析を行って残存する試薬を除去してDETAで
修飾されたサ−モリシンを調製した。
【0032】以上のようにして調製された修飾サ−モリ
シンについてpH6.0、pH6.5、pH7.0の各
pHでの酵素活性を測定した。また、対比のため未修飾
のサ−モリシンについても同様のpHでの酵素活性を測
定した。
【0033】この結果、未修飾のサ−モリシンがpH7
.0から7.5で最大活性を示したのに対し、DETA
で修飾されたサ−モリシンは、pH6.0で最大活性を
示したが、その値は未修飾サ−モリシンのpH7.0か
らpH7.5での最大活性に比較して10%程度低下し
ていた。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な化学的修飾によ
り、未修飾サ−モリシン様酵素に比較して酸性pH条件
下での酵素活性が向上した修飾サ−モリシン様酵素が提
供される。一般に酵素を工業的に使用する場合に、酵素
の最適pHとその基質や反応生成物が安定的に存在する
pHが異なることが多々あるが、本発明によれば、サ−
モリシン様酵素を使用するものであって、基質や反応生
成物の安定pHが酸性領域に存在するような反応系に好
適なサ−モリシン様酵素が提供される。
【0035】従って、反応生成物がより安定な酸性条件
下でサ−モリシン様酵素を作用させることが可能となる
【0036】サ−モリシン様酵素の最適pHとその基質
や反応生成物が安定的に存在するpHが異なる場合とし
て、人工甘味料として知られるAPMの前駆体をサ−モ
リシンを用いて合成する反応がある。この反応は、Z−
AspとPMの縮合反応であるが、反応生成物であるA
PM前駆体は酸性条件下で安定であるのに、サ−モリシ
ンの最適pHは中性(pH7から7.5)である。
【0037】このため、縮合反応をサ−モリシンの最適
pHで行えば生成物であるAPM前駆体が分解されてそ
の回収率が低下する等の不都合が生じ、酸性条件下で反
応を行えば酵素活性が十分に発現されない結果、APM
前駆体の合成率自体が低下するのである。
【0038】従って、特にこのようなAPM前駆体の合
成反応に対し、本発明は、まさに好適な修飾サ−モリシ
ン様酵素を提供するものである。即ち本発明の修飾サ−
モリシン様酵素は、酸性pH条件下における酵素活性が
未修飾サ−モリシン様酵素に比較して大きく向上してい
るから、APM前駆体がより安定な酸性条件下での縮合
反応を可能にする。即ち本発明は、従来採用されている
方法に比較して、よりサ−モリシン様酵素による縮合の
ための反応時間を長くでき、使用する酵素量を減少でき
又は合成物中のエステル分解物を除去する操作を必要と
しないAPM前駆体の合成方法を提供するのである。
【0039】反応時間を長くすることができればAPM
前駆体の合成率を向上させることが可能であるし、使用
する酵素量を減少させることができればAPM前駆体の
製造コストを低減させることが可能であるし、更にエス
テル分解物の除去が不要であれば、結局はAPM前駆体
の合成のために要する時間等を短縮できるなるなど、本
発明は大きな意義を有するものである。
【0040】本発明の修飾サ−モリシン様酵素は、これ
まで記載したように酸性pHでの活性が向上されている
以外にも、水溶解性も向上している。このことは、例え
ばサ−モリシン様酵素を使用する反応系であって、生成
物が沈殿するような場合には沈殿物の回収と同時に酵素
の分離(回収)を行え、更に反応溶液中の酵素濃度を高
めることも可能になる。このことにより、例えば短期間
に酵素反応を終了させることが必要な場合等には、従来
以上に大量のサ−モリシン様酵素を溶液中に添加するこ
とも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1の結果を示すもので
ある。横軸は反応を行ったpH条件を、縦軸はTETA
修飾サ−モリシン又は未修飾サ−モリシンの活性を、p
H6.0におけるTETA修飾サ−モリシンの活性を1
00%とした時の相対値(%)で示したものである。図
中、1番のはTETA修飾サ−モリシンについての結果
を、2番の直線は未修飾サ−モリシンについての結果を
示す。本図からは、未修飾サ−モリシンがpH7.0か
ら7.5程度の中性pH条件下で高い酵素活性を発現す
るのに対し、TETA修飾サ−モリシンはpH6.0を
頂点としす酸性pH条件下で高い酵素活性を発現するこ
とが分かる。更には、pH6.0の酸性条件下では、未
修飾サ−モリシンの活性に比較して約1.4倍の活性を
有していることも分かる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式に示される化合物がその分子中のカ
    ルボキシル基に共有結合した修飾サ−モリシン様酵素。 H−(CH2−CH2−NH)n−H    (ただし
    、nは自然数)
  2. 【請求項2】化合物がエチレンアミンテトラミンである
    請求項1に記載の修飾サ−モリシン様酵素。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の修飾サ−モリシン様酵素
    を使用することを特徴とする、アルファ−L−アスパラ
    チル−L−フェニルアラニンメチルエステル前駆体の合
    成方法。
JP3150851A 1991-05-28 1991-05-28 修飾サ−モリシン様酵素及びこの酵素を用いるアルファ−l−アスパラチル−l−フェニルアラニンメチルエステル前駆体の合成方法 Pending JPH04349883A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995016029A1 (en) * 1993-12-07 1995-06-15 Sagami Chemical Research Center Mutants of a thermostable neutral protease from bacillus
US5496710A (en) * 1992-06-08 1996-03-05 Sagami Chemical Research Center Protease

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