JPH04349444A - カメラ及びカートリッジ指標設定装置 - Google Patents
カメラ及びカートリッジ指標設定装置Info
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- JPH04349444A JPH04349444A JP14933691A JP14933691A JPH04349444A JP H04349444 A JPH04349444 A JP H04349444A JP 14933691 A JP14933691 A JP 14933691A JP 14933691 A JP14933691 A JP 14933691A JP H04349444 A JPH04349444 A JP H04349444A
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- film
- fork
- cartridge
- film cartridge
- gear
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムカ−トリッジ
内の供給スプ−ルと一体的に回転し、収納されるフィル
ムが未使用か使用済かを、その回転位置により表示する
表示部を持つフィルムカ−トリッジを用いるカメラに関
するものである。
内の供給スプ−ルと一体的に回転し、収納されるフィル
ムが未使用か使用済かを、その回転位置により表示する
表示部を持つフィルムカ−トリッジを用いるカメラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】フィルムが未使用か使用済かをフィルム
カ−トリッジ内の供給スプ−ルの回転に連動して動く部
材により表示するフィルムカ−トリッジ及びカメラが特
開平2−114248号にて提案されている。
カ−トリッジ内の供給スプ−ルの回転に連動して動く部
材により表示するフィルムカ−トリッジ及びカメラが特
開平2−114248号にて提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなフィルムカ
−トリッジを用いるカメラにおいては、全ての駒への撮
影終了後、フィルムカ−トリッジ内の供給スプ−ルをフ
ィルムが使用済であることを表示する位置に設定しなけ
ればならないが、このため該供給スプ−ルに係合するカ
メラのフォ−クの回転位置を検出する手段、例えば接片
によるスイッチやフォトセンサ等の手段が必要となり、
電気回路が複雑になり、またコストアップを招くといっ
た問題点があった。
−トリッジを用いるカメラにおいては、全ての駒への撮
影終了後、フィルムカ−トリッジ内の供給スプ−ルをフ
ィルムが使用済であることを表示する位置に設定しなけ
ればならないが、このため該供給スプ−ルに係合するカ
メラのフォ−クの回転位置を検出する手段、例えば接片
によるスイッチやフォトセンサ等の手段が必要となり、
電気回路が複雑になり、またコストアップを招くといっ
た問題点があった。
【0004】本発明の目的は上記の点に鑑み、全ての駒
への撮影終了後のフィルムカ−トリッジに対しては使用
済の表示を行うものにおいて、回路構成が複雑となった
り、コストアップすることを防止することのできるカメ
ラを提供することである。
への撮影終了後のフィルムカ−トリッジに対しては使用
済の表示を行うものにおいて、回路構成が複雑となった
り、コストアップすることを防止することのできるカメ
ラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィルムカ−
トリッジがカ−トリッジ室より排出されるのに連動して
第1の位置から第2の位置へ変位するフィルムカ−トリ
ッジ検出部材と、フィルムカ−トリッジの供給スプ−ル
に係合可能なフォ−クと、前記フィルムカ−トリッジ検
出手段が第1の位置から第2の位置に変位するのに連動
して、前記供給スプ−ルに係合した前記フォ−クを所定
の回転位置に設定するフォ−ク回転位置設定手段とを設
けている。
トリッジがカ−トリッジ室より排出されるのに連動して
第1の位置から第2の位置へ変位するフィルムカ−トリ
ッジ検出部材と、フィルムカ−トリッジの供給スプ−ル
に係合可能なフォ−クと、前記フィルムカ−トリッジ検
出手段が第1の位置から第2の位置に変位するのに連動
して、前記供給スプ−ルに係合した前記フォ−クを所定
の回転位置に設定するフォ−ク回転位置設定手段とを設
けている。
【0006】
【作用】フォ−ク回転位置設定手段は、フィルムカ−ト
リッジ検出手段が第1の位置から第2の位置に変位する
のに連動して、フォ−クを所定の回転位置に設定する。 よって、フォ−クに係合した供給スプ−ルも所定の回転
位置、つまりその表示部が「使用済」を表示する回転位
置に設定されることになる。
リッジ検出手段が第1の位置から第2の位置に変位する
のに連動して、フォ−クを所定の回転位置に設定する。 よって、フォ−クに係合した供給スプ−ルも所定の回転
位置、つまりその表示部が「使用済」を表示する回転位
置に設定されることになる。
【0007】
【実施例】図1乃至図7は本発明の第1の実施例に係る
図である。
図である。
【0008】図1は本発明において使用するフィルムカ
−トリッジの上面図で、1はフィルムカ−トリッジ、2
はフィルムカ−トリッジ1の供給スプ−ル、2aはフィ
ルムカ−トリッジ1の表示部1aとの組合せでフィルム
カ−トリッジ1が「使用済」か「未使用」かを表示する
ための指標、2bはカメラのフォ−クに係合するスプラ
インである。3はフィルムである。
−トリッジの上面図で、1はフィルムカ−トリッジ、2
はフィルムカ−トリッジ1の供給スプ−ル、2aはフィ
ルムカ−トリッジ1の表示部1aとの組合せでフィルム
カ−トリッジ1が「使用済」か「未使用」かを表示する
ための指標、2bはカメラのフォ−クに係合するスプラ
インである。3はフィルムである。
【0009】図1に示すフィルムカ−トリッジ1は「未
使用」のもので、よって、この場合指標2aは表示部1
aの「未使用」と合致している。
使用」のもので、よって、この場合指標2aは表示部1
aの「未使用」と合致している。
【0010】図2は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラのフィルム供給ギヤ列の斜視図である。
ラのフィルム供給ギヤ列の斜視図である。
【0011】図2において、4は正転,逆転可能なフィ
ルム供給用モ−タ、5はフィルム供給用モ−タ4の出力
回転軸に固着されたピニオンギヤ、6はその大歯車部6
aが前記ピニオンギヤ5と噛み合う第1二段ギヤ、7は
その大歯車部7aが前記第1二段ギヤ6の小歯車部6b
と噛み合う第2二段ギヤ、8は前記第2二段ギヤ7の小
歯車部7bと噛み合う太陽ギヤ、9は前記太陽ギヤ8と
噛み合う遊星ギヤである。10は前記太陽ギヤ8の回転
中心と同心で回転可能であり、一端部において遊星ギヤ
9を回動自在に保持し、太陽ギヤ8の回転方向により遊
星ギヤ9を該太陽ギヤ8を中心に公転させる遊星レバ−
である。
ルム供給用モ−タ、5はフィルム供給用モ−タ4の出力
回転軸に固着されたピニオンギヤ、6はその大歯車部6
aが前記ピニオンギヤ5と噛み合う第1二段ギヤ、7は
その大歯車部7aが前記第1二段ギヤ6の小歯車部6b
と噛み合う第2二段ギヤ、8は前記第2二段ギヤ7の小
歯車部7bと噛み合う太陽ギヤ、9は前記太陽ギヤ8と
噛み合う遊星ギヤである。10は前記太陽ギヤ8の回転
中心と同心で回転可能であり、一端部において遊星ギヤ
9を回動自在に保持し、太陽ギヤ8の回転方向により遊
星ギヤ9を該太陽ギヤ8を中心に公転させる遊星レバ−
である。
【0012】前記太陽ギヤ8,遊星ギヤ9及び遊星レバ
−10にて公知の遊星ギヤ機構を形成し、太陽ギヤ8の
回転方向により遊星ギヤ9は後述する第1アイドラ−ギ
ヤ11或は第3アイドラ−ギヤ15のいずれかと噛み合
い、前記フィルム給送用モ−タ4からの出力を伝達する
。
−10にて公知の遊星ギヤ機構を形成し、太陽ギヤ8の
回転方向により遊星ギヤ9は後述する第1アイドラ−ギ
ヤ11或は第3アイドラ−ギヤ15のいずれかと噛み合
い、前記フィルム給送用モ−タ4からの出力を伝達する
。
【0013】11は前記遊星ギヤ9と噛み合い可能な第
1アイドラ−ギヤ、12は前記第1アイドラ−ギヤ11
と噛み合う第2アイドラ−ギヤ、13は前記第2アイド
ラ−ギヤ12と噛み合うスプ−ルギヤ、14は前記スプ
−ルギヤ13に固着されて一体的に回転し、フィルム3
を巻取るフィルム巻取りスプ−ルである。
1アイドラ−ギヤ、12は前記第1アイドラ−ギヤ11
と噛み合う第2アイドラ−ギヤ、13は前記第2アイド
ラ−ギヤ12と噛み合うスプ−ルギヤ、14は前記スプ
−ルギヤ13に固着されて一体的に回転し、フィルム3
を巻取るフィルム巻取りスプ−ルである。
【0014】15は前記遊星ギヤ9と噛み合い可能な第
3アイドラ−ギヤ、16は前記第3アイドラ−ギヤ15
と噛み合う第4アイドラ−ギヤ、17は前記第4アイド
ラ−ギヤ16と噛み合うフォ−クギヤである。18は前
記フォ−クギヤ17と一体的に回転するフォ−クで、フ
ィルムカ−トリッジ1の供給スプ−ル2のスプライン2
bと係合可能に構成されている。
3アイドラ−ギヤ、16は前記第3アイドラ−ギヤ15
と噛み合う第4アイドラ−ギヤ、17は前記第4アイド
ラ−ギヤ16と噛み合うフォ−クギヤである。18は前
記フォ−クギヤ17と一体的に回転するフォ−クで、フ
ィルムカ−トリッジ1の供給スプ−ル2のスプライン2
bと係合可能に構成されている。
【0015】19は不図示のカメラ本体に設けられたピ
ンで、前記フォ−クギヤ17のカム17bと当接可能で
ある。20は矢印A及びその逆方向に移動可能に構成さ
れたレバ−であり、腕部20bと20cとでフォ−クギ
ヤ17の矢印A及びその逆方向の位置を規制している。
ンで、前記フォ−クギヤ17のカム17bと当接可能で
ある。20は矢印A及びその逆方向に移動可能に構成さ
れたレバ−であり、腕部20bと20cとでフォ−クギ
ヤ17の矢印A及びその逆方向の位置を規制している。
【0016】21は一端を前記レバ−20の腕部20a
に固着され、他端を不図示のカメラ本体に固着され、レ
バ−20を矢印Aとは逆方向に付勢するスプリングであ
る。22は不図示のカメラ本体に設けられたストッパで
、前記レバ−20の矢印Aとは逆方向の位置規制をする
ものである。
に固着され、他端を不図示のカメラ本体に固着され、レ
バ−20を矢印Aとは逆方向に付勢するスプリングであ
る。22は不図示のカメラ本体に設けられたストッパで
、前記レバ−20の矢印Aとは逆方向の位置規制をする
ものである。
【0017】前記レバ−20はフィルムカ−トリッジ1
が不図示のカ−トリッジ室に装填されるのに伴いその腕
部20cが該フィルムカ−トリッジ1に押し上げられる
ことにより、フォ−クギヤ17を矢印A方向に移動させ
る。これによりピン19とカム17bとの間に隙間t1
(後述の図3に図示してある)ができ、ピン19とカム
17bとは係合しないようになる。
が不図示のカ−トリッジ室に装填されるのに伴いその腕
部20cが該フィルムカ−トリッジ1に押し上げられる
ことにより、フォ−クギヤ17を矢印A方向に移動させ
る。これによりピン19とカム17bとの間に隙間t1
(後述の図3に図示してある)ができ、ピン19とカム
17bとは係合しないようになる。
【0018】図3はフォ−クギヤ17の近傍の縦断面図
である。
である。
【0019】図3において、23はカメラ本体に設けら
れた突起で、その凸部23aが前記フォ−クギヤ17の
穴部17aと回転可能に嵌合している。24は圧縮スプ
リングで、フォ−ク18の爪部18b,18cをフォ−
クギヤ17のキ−溝17f,17gの端面17d,17
eに押付けるように付勢している。
れた突起で、その凸部23aが前記フォ−クギヤ17の
穴部17aと回転可能に嵌合している。24は圧縮スプ
リングで、フォ−ク18の爪部18b,18cをフォ−
クギヤ17のキ−溝17f,17gの端面17d,17
eに押付けるように付勢している。
【0020】前記フォ−ク18は外周18aで前記フォ
−クギヤ17の穴部17cと上下方向に摺動可能に嵌合
している。また、その爪部18bと18cがフォ−クギ
ヤ17のキ−溝17f,17gに入り込んでいることに
より、該フォ−ク18と前記フォ−クギヤ17は一体的
に回転できるようになっている。
−クギヤ17の穴部17cと上下方向に摺動可能に嵌合
している。また、その爪部18bと18cがフォ−クギ
ヤ17のキ−溝17f,17gに入り込んでいることに
より、該フォ−ク18と前記フォ−クギヤ17は一体的
に回転できるようになっている。
【0021】このように構成してあることにより、フィ
ルムカ−トリッジ1の供給スプ−ル2のスプライン2b
とフォ−ク18の位相が合致しなくとも、フィルムカ−
トリッジ1を不図示のカ−トリッジ室に装填することが
可能で、フィルム3が給送されるのに伴い供給スプ−ル
2が回転した時に、フォ−ク18とスプライン2bとの
位相が合致し、図3に示すようにフォ−ク18とスプラ
イン2bとが係合するようになる。
ルムカ−トリッジ1の供給スプ−ル2のスプライン2b
とフォ−ク18の位相が合致しなくとも、フィルムカ−
トリッジ1を不図示のカ−トリッジ室に装填することが
可能で、フィルム3が給送されるのに伴い供給スプ−ル
2が回転した時に、フォ−ク18とスプライン2bとの
位相が合致し、図3に示すようにフォ−ク18とスプラ
イン2bとが係合するようになる。
【0022】上記構成において、その動作を以下に説明
する。
する。
【0023】図1の状態からまずフィルムカ−トリッジ
1を不図示のカ−トリッジ室に装填する。ここでフォ−
ク18とスプライン2bとの位相が合致していなくても
、フォ−ク18をスプリング24の付勢力に抗してフォ
−クギヤ17との相対位置を変化させるように上方に移
動させ、フィルムカ−トリッジ1の装填は可能となる。 そしてフィルムカ−トリッジ1によりフォ−クギヤ17
及びレバ−20を矢印A方向に移動させる。この状態で
はピン19とカム面17bとは当接しない状態となって
いる。
1を不図示のカ−トリッジ室に装填する。ここでフォ−
ク18とスプライン2bとの位相が合致していなくても
、フォ−ク18をスプリング24の付勢力に抗してフォ
−クギヤ17との相対位置を変化させるように上方に移
動させ、フィルムカ−トリッジ1の装填は可能となる。 そしてフィルムカ−トリッジ1によりフォ−クギヤ17
及びレバ−20を矢印A方向に移動させる。この状態で
はピン19とカム面17bとは当接しない状態となって
いる。
【0024】次に、フィルム給送用モ−タ4を矢印B方
向(図2参照)に回転させ、その出力を、第1二段ギヤ
6,第2二段ギア7,太陽ギア8,遊星ギヤ9,第1ア
イドラ−ギヤ11,第2アイドラ−ギヤ12及びスプ−
ルギヤ13を介してフィルム巻取りスプ−ル14に伝達
させ、公知の手段によりフィルム3を該フィルム巻取り
スプ−ル14に巻き付け、フィルム3を給送していく。
向(図2参照)に回転させ、その出力を、第1二段ギヤ
6,第2二段ギア7,太陽ギア8,遊星ギヤ9,第1ア
イドラ−ギヤ11,第2アイドラ−ギヤ12及びスプ−
ルギヤ13を介してフィルム巻取りスプ−ル14に伝達
させ、公知の手段によりフィルム3を該フィルム巻取り
スプ−ル14に巻き付け、フィルム3を給送していく。
【0025】上記フィルム3の給送に伴いフィルムカ−
トリッジ1内の供給スプ−ル2は回転し、そのスプライ
ン2bとフォ−ク18の位相が合致した時、フォ−ク1
8はスプリング24の付勢力により下方に押し下げられ
、フォ−ク18とスプライン2bは係合する。この時の
様子を示したのが図3である。
トリッジ1内の供給スプ−ル2は回転し、そのスプライ
ン2bとフォ−ク18の位相が合致した時、フォ−ク1
8はスプリング24の付勢力により下方に押し下げられ
、フォ−ク18とスプライン2bは係合する。この時の
様子を示したのが図3である。
【0026】その後、フィルム3は公知の手段により更
に給送され、また公知の手段により撮影動作やフィルム
3の次駒の巻上げ等が行われる。この時の様子を示した
のが図4である。
に給送され、また公知の手段により撮影動作やフィルム
3の次駒の巻上げ等が行われる。この時の様子を示した
のが図4である。
【0027】そして全ての駒への撮影が終了し、フィル
ム3をフィルムカ−トリッジ1に巻戻す場合は、公知の
手段、例えばフィルム給送用モ−タ4を逆転するスイッ
チを入れることやフィルム3が最終駒まで撮影されたこ
とを検知して自動的にフィルム給送用モ−タ4を逆転さ
せる。この際、遊星ギヤ9は切換わって第3アイドラギ
ヤ15と噛み合うようになり、フィルム給送用モ−タ4
の出力を第4アイドラギヤ16及びフォ−クギヤ17を
介してフォ−ク18に伝達させ、フィルムカ−トリッジ
1内の供給スプ−ル2を駆動し、フィルム3を巻戻して
いく。この時の様子を示したのが図5である。
ム3をフィルムカ−トリッジ1に巻戻す場合は、公知の
手段、例えばフィルム給送用モ−タ4を逆転するスイッ
チを入れることやフィルム3が最終駒まで撮影されたこ
とを検知して自動的にフィルム給送用モ−タ4を逆転さ
せる。この際、遊星ギヤ9は切換わって第3アイドラギ
ヤ15と噛み合うようになり、フィルム給送用モ−タ4
の出力を第4アイドラギヤ16及びフォ−クギヤ17を
介してフォ−ク18に伝達させ、フィルムカ−トリッジ
1内の供給スプ−ル2を駆動し、フィルム3を巻戻して
いく。この時の様子を示したのが図5である。
【0028】前記フィルム3がすべてフィルムカ−トリ
ッジ1内に巻戻されたことを公知の手段、例えば使用者
の判断により不図示の入力手段から信号を入力すること
や、フィルム3の巻戻しに所定の時間が経過したことや
、フィルム3の先端位置を検出する方法等により検知す
ると、フィルム給送用モ−タ4の駆動を停止させる。 この時の様子を示したのが図6である。
ッジ1内に巻戻されたことを公知の手段、例えば使用者
の判断により不図示の入力手段から信号を入力すること
や、フィルム3の巻戻しに所定の時間が経過したことや
、フィルム3の先端位置を検出する方法等により検知す
ると、フィルム給送用モ−タ4の駆動を停止させる。 この時の様子を示したのが図6である。
【0029】この状態ではフォ−ク18の停止した回転
位置はどの位置になっているかは一定ではない。
位置はどの位置になっているかは一定ではない。
【0030】次に、フィルムカ−トリッジ1を不図示の
カ−トリッジ室から取出す際、レバ−20はスプリング
21の付勢力により矢印Aとは逆方向に移動していく。 これに伴いフォ−クギヤ17も下方に移動していき、ピ
ン19とカム面17bが係合し、フォ−クギヤ17が下
方に移動するのに伴い矢印C方向(図6参照)に回転し
ていく。矢印C方向の回転はフィルム3をフィルムカ−
トリッジ1内に巻込む方向と同方向である。
カ−トリッジ室から取出す際、レバ−20はスプリング
21の付勢力により矢印Aとは逆方向に移動していく。 これに伴いフォ−クギヤ17も下方に移動していき、ピ
ン19とカム面17bが係合し、フォ−クギヤ17が下
方に移動するのに伴い矢印C方向(図6参照)に回転し
ていく。矢印C方向の回転はフィルム3をフィルムカ−
トリッジ1内に巻込む方向と同方向である。
【0031】前記レバ−20がストッパ22に当接する
位置まで移動すると、フォ−クギヤ17はピン19とカ
ム面17bで規定される回転位置になり、フォ−ク18
により供給スプ−ル2の回転位置を所定の位置にする。
位置まで移動すると、フォ−クギヤ17はピン19とカ
ム面17bで規定される回転位置になり、フォ−ク18
により供給スプ−ル2の回転位置を所定の位置にする。
【0032】つまり、指標2aとフィルムカ−トリッジ
1の表示部1aの「使用済」とを合致させる。
1の表示部1aの「使用済」とを合致させる。
【0033】そして、その合致を完了した後、フィルム
カ−トリッジ1はフォ−ク18及びレバ−20から離れ
、カ−トリッジ室から取出される。これにより図7の状
態となる。
カ−トリッジ1はフォ−ク18及びレバ−20から離れ
、カ−トリッジ室から取出される。これにより図7の状
態となる。
【0034】図8は本発明の第2の実施例を示す図であ
り、第1の実施例と同じ部分及び同じ機能を持つ部分は
同一符合を付してある。
り、第1の実施例と同じ部分及び同じ機能を持つ部分は
同一符合を付してある。
【0035】この実施例では、レバ−20の移動をカ−
トリッジ蓋の開閉に連動させたものである。
トリッジ蓋の開閉に連動させたものである。
【0036】図8において、25は不図示のカメラ本体
に25a部と25b部とで回動自在に取付けられたカ−
トリッジ蓋で、このカ−トリッジ蓋25が閉じられた位
置は二点鎖線で示してあり、この際レバ−20を上方向
に移動させる。
に25a部と25b部とで回動自在に取付けられたカ−
トリッジ蓋で、このカ−トリッジ蓋25が閉じられた位
置は二点鎖線で示してあり、この際レバ−20を上方向
に移動させる。
【0037】26はカ−トリッジ開閉レバ−で、その長
穴26b,26cがカメラ本体からの突起27,28に
摺動可能に取付けられている。29はスプリングで、一
端をカメラ本体に、他端をカ−トリッジ開閉レバ−26
に取付けられ、カ−トリッジ開閉レバ−26を矢印D方
向に付勢している。
穴26b,26cがカメラ本体からの突起27,28に
摺動可能に取付けられている。29はスプリングで、一
端をカメラ本体に、他端をカ−トリッジ開閉レバ−26
に取付けられ、カ−トリッジ開閉レバ−26を矢印D方
向に付勢している。
【0038】カ−トリッジ蓋25は二点鎖線で示す位置
にあっては、前記カ−トリッジ開閉レバ−26の爪部2
6aにて係止されている。
にあっては、前記カ−トリッジ開閉レバ−26の爪部2
6aにて係止されている。
【0039】この構成によれば、フィルムカ−トリッジ
1をカ−トリッジ室から取出す際、カ−トリッジ蓋25
が開けられるが、この開操作に伴いレバ−20はスプリ
ング21の付勢力により矢印Aとは逆方向に移動してい
き、フォ−クギヤ17も同方向(図中下方)に移動する
。この際、ピン19とカム面17bが係合してフォ−ク
18を第1の実施例と同様に回転させ、フィルムカ−ト
リッジ1の供給スプ−ル2を所定の回転位置に設定する
。つまり、指標2aとフィルムカ−トリッジ1の表示部
1aの「使用済」とを合致させる。
1をカ−トリッジ室から取出す際、カ−トリッジ蓋25
が開けられるが、この開操作に伴いレバ−20はスプリ
ング21の付勢力により矢印Aとは逆方向に移動してい
き、フォ−クギヤ17も同方向(図中下方)に移動する
。この際、ピン19とカム面17bが係合してフォ−ク
18を第1の実施例と同様に回転させ、フィルムカ−ト
リッジ1の供給スプ−ル2を所定の回転位置に設定する
。つまり、指標2aとフィルムカ−トリッジ1の表示部
1aの「使用済」とを合致させる。
【0040】以上の各実施例によれば、フォ−ク18と
一体的に回転するフォ−クギヤ17にカム面17bを設
け、かつフィルムカ−トリッジ1をカ−トリッジ室から
取出す動作(カ−トリッジ蓋3の開操作を含む)に連動
して該フォ−クギア17がレバ−20及びスプリング2
1により下方に移動するようにし、この下方への移動に
際してカメラ本体に設けられたピン19と前記カム面1
7bとの作用により、フィルムカ−トリッジ1内の供給
スプ−ル2を所定位置まで駆動するような構成にしてい
る。この為、フィルム3が「未使用」か「使用済」かを
供給スプ−ル2に設けられた指標2aにより表示可能な
フィルムカ−トリッジ1を用いた場合、全駒への撮影が
終了した後に該フィルムカ−トリッジ1がカ−トリッジ
室より取り出される事により、「使用済」の表示がなさ
れることになり、フォ−ク18の回転位置を検出する電
気的手段等が不要となり、カメラの電気回路を単純化し
、またコストアップを防ぐ効果がある。
一体的に回転するフォ−クギヤ17にカム面17bを設
け、かつフィルムカ−トリッジ1をカ−トリッジ室から
取出す動作(カ−トリッジ蓋3の開操作を含む)に連動
して該フォ−クギア17がレバ−20及びスプリング2
1により下方に移動するようにし、この下方への移動に
際してカメラ本体に設けられたピン19と前記カム面1
7bとの作用により、フィルムカ−トリッジ1内の供給
スプ−ル2を所定位置まで駆動するような構成にしてい
る。この為、フィルム3が「未使用」か「使用済」かを
供給スプ−ル2に設けられた指標2aにより表示可能な
フィルムカ−トリッジ1を用いた場合、全駒への撮影が
終了した後に該フィルムカ−トリッジ1がカ−トリッジ
室より取り出される事により、「使用済」の表示がなさ
れることになり、フォ−ク18の回転位置を検出する電
気的手段等が不要となり、カメラの電気回路を単純化し
、またコストアップを防ぐ効果がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルムカ−トリッジがカ−トリッジ室より排出される
のに連動して第1の位置から第2の位置へ変位するフィ
ルムカ−トリッジ検出部材と、フィルムカ−トリッジの
供給スプ−ルに係合可能なフォ−クと、前記フィルムカ
−トリッジ検出手段が第1の位置から第2の位置に変位
するのに連動して、前記供給スプ−ルに係合した前記フ
ォ−クを所定の回転位置に設定するフォ−ク回転位置設
定手段とを設け、フィルムカ−トリッジ検出手段が第1
の位置から第2の位置に変位するのに連動して、フォ−
クを所定の回転位置に設定するようにしている。よって
、フォ−クに係合した供給スプ−ルも所定の回転位置、
つまりその表示部が「使用済」を表示する回転位置に設
定されることになり、回路構成が複雑となったり、コス
トアップすることを防止することが可能となる。
フィルムカ−トリッジがカ−トリッジ室より排出される
のに連動して第1の位置から第2の位置へ変位するフィ
ルムカ−トリッジ検出部材と、フィルムカ−トリッジの
供給スプ−ルに係合可能なフォ−クと、前記フィルムカ
−トリッジ検出手段が第1の位置から第2の位置に変位
するのに連動して、前記供給スプ−ルに係合した前記フ
ォ−クを所定の回転位置に設定するフォ−ク回転位置設
定手段とを設け、フィルムカ−トリッジ検出手段が第1
の位置から第2の位置に変位するのに連動して、フォ−
クを所定の回転位置に設定するようにしている。よって
、フォ−クに係合した供給スプ−ルも所定の回転位置、
つまりその表示部が「使用済」を表示する回転位置に設
定されることになり、回路構成が複雑となったり、コス
トアップすることを防止することが可能となる。
【図1】本発明において用いるフィルムカ−トリッジの
上面図である。
上面図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるカメラのフィル
ム給送ギヤ列を示す斜視図である。
ム給送ギヤ列を示す斜視図である。
【図3】図2のフォ−クギヤの近傍を示すカメラの縦断
面図である。
面図である。
【図4】図2の状態からフィルム巻上げ及び各駒への撮
影動作へと進行した時のフィルム給送ギヤ列を示す斜視
図である。
影動作へと進行した時のフィルム給送ギヤ列を示す斜視
図である。
【図5】図4の状態からフィルム巻戻し動作へと移行し
た時のフィルム給送ギヤ列を示す斜視図である。
た時のフィルム給送ギヤ列を示す斜視図である。
【図6】図5に示すフィルム巻戻しが完了した時のフィ
ルム給送ギヤ列を示す斜視図である。
ルム給送ギヤ列を示す斜視図である。
【図7】図6の状態からフィルムカ−トリッジを取り出
す際の様子を示す斜視図である。
す際の様子を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるカメラのフィル
ム給送ギヤ列を示す斜視図である。
ム給送ギヤ列を示す斜視図である。
1 フィルムカ−トリッジ
1a 表示部
2 供給スプ−ル
2a 指標部
3 フィルム
4 フィルム給送用モ−タ
17 フォ−クギヤ
17b カム面
18 フォ−ク
19 ピン
20 レバ−
21 スプリング
25 カ−トリッジ蓋
Claims (1)
- 【請求項1】 フィルムカ−トリッジ内の供給スプ−
ルと一体的に回転し、収納されるフィルムが未使用か使
用済かを、その回転位置により表示する表示部を持つフ
ィルムカ−トリッジを用いるカメラであって、フィルム
カ−トリッジがカ−トリッジ室より排出されるのに連動
して第1の位置から第2の位置へ変位するフィルムカ−
トリッジ検出部材と、前記供給スプ−ルに係合可能なフ
ォ−クと、前記フィルムカ−トリッジ検出手段が第1の
位置から第2の位置に変位するのに連動して、前記供給
スプ−ルに係合した前記フォ−クを所定の回転位置に設
定するフォ−ク回転位置設定手段とを設けたことを特徴
とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14933691A JP2829922B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14933691A JP2829922B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349444A true JPH04349444A (ja) | 1992-12-03 |
JP2829922B2 JP2829922B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15472882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14933691A Expired - Fee Related JP2829922B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2829922B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6233405B1 (en) | 1995-06-30 | 2001-05-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera and film cartridge display setting apparatus |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP14933691A patent/JP2829922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6233405B1 (en) | 1995-06-30 | 2001-05-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera and film cartridge display setting apparatus |
US6266488B1 (en) | 1995-06-30 | 2001-07-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera and film cartridge display setting apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2829922B2 (ja) | 1998-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |