JPH05232558A - フィルム装填装置 - Google Patents

フィルム装填装置

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JPH05232558A
JPH05232558A JP4032308A JP3230892A JPH05232558A JP H05232558 A JPH05232558 A JP H05232558A JP 4032308 A JP4032308 A JP 4032308A JP 3230892 A JP3230892 A JP 3230892A JP H05232558 A JPH05232558 A JP H05232558A
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cartridge
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フィルムパトローネに収納されたフィルムをカ
メラ本体に容易に装填でき、かつ、大型化することのな
いフィルム装填装置を提供することを主たる目的として
いる。 【構成】カメラ本体に設けられ、フィルムパトローネを
フィルムの巻軸に沿う方向より挿入されるフィルムパト
ローネ収納室と、このフィルムパトローネ収納室と一体
に形成され、フィルムパトローネより延出されたフィル
ムのリーダー部分を収納するリーダー収納室とを具備し
ており、上記フィルムパトローネ収納室およびリーダー
収納室を、それぞれがカメラ本体に収納される収納位置
と、該フィルムパトローネ収納室がカメラ本体に側面よ
り、かつリーダー収納室が該カメラ本体の後面より、そ
れぞれ突出する突出位置との間を移動自在に構成したこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム装填装置、詳
しくは、パトローネ入りフィルムを装填して、撮影する
形式のカメラにおけるフィルム装填装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムパトローネ入りのフィル
ムを用いて撮影するカメラにおいては、フィルムパトロ
ーネをパトローネ室に装填するための装填室を該フィル
ムパトローネの外壁面に沿った面に形成するのが一般的
で、たとえば、カメラ本体の後側面にこの装填室を形成
し、後蓋でこの装填室を閉鎖するようにしたものが知ら
れている。
【0003】図25は、従来のオートローディングカメ
ラの1例を示した、カメラ上方からみた斜視図である。
【0004】このカメラはカメラ本体311の前面に、
撮影レンズ304が設けられており、カメラ本体311
内には、フィルムパトローネ7を収納するためのパトロ
ーネ室311aと、アパーチャ311cと、フィルム8
のリーダー部を巻き取るためのスプール軸312を備え
ている。また、カメラ本体311の一端には、ヒンジ
(図示せず)が設けられていて、スプール室311dか
らパトローネ室311aまでを被うように後蓋314が
ヒンジに取付けられている。
【0005】フィルムを装填するためには、先づ、カメ
ラ本体311側の操作部材315を操作してカメラ本体
311側の鍵316と、後蓋314側の鍵314a部の
係合を解除して、後蓋314を開放する。そして、図
中、矢印Dで示す方向にフィルムパトローネ7をパトロ
ーネ室311aに装填して、フィルム8の先端の位置合
わせをした後、後蓋314を図中、矢印Cで示す方向に
閉じると、自動的にフィルム8がスプール軸312に巻
き付けられるようになっている。
【0006】しかし、最近では、実公平2−10517
号公報に示されたようにパトローネ室を撮影光軸に対し
て略垂直方向へ摺動させてパトローネ装填位置へ移動さ
せて、フィルムパトローネをパトローネ軸方向から装填
するようにしたものが提案されている。
【0007】また、特開昭63−281142号公報に
示されたように、後蓋の開閉動作を電動で行うようにし
たものも提案されている。
【0008】また、パトローネ室を撮影光軸に対して略
垂直方向へ摺動させてパトローネ装填位置へ移動させ、
パトローネをパトローネ軸方向から装填する技術手段と
しては、特開平2−176739号公報には、パトロー
ネ室の1部に切り欠きを設けてフィルムの装填性を改良
したものが開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来構成による場合には、フィルムを装填する際には、レ
ンズ側を下向きに置いた状態で、後蓋を開放して、フィ
ルムの出し入れをするのが普通で、三脚等にカメラを固
定した状態のフィルム出し入れは、不便であった。
【0010】また近年では、レンズのズームレンズ化が
進み、比較的長い鏡筒を装着したカメラが多くなってき
ている。このため、フィルム装填時にカメラをレンズ側
を下向きに置くと、非常に不安定であり、カメラを倒し
てしまったりする虞があった。また、レンズや、鏡筒に
余分な力が加わるため、これらを破損してしまう虞があ
った。
【0011】これらの不具合を解決するためには、実公
平2−10517号公報に示されたように、パトローネ
室を撮影光軸に対して、略垂直方向へ摺動させ、パトロ
ーネ装填位置へ移動させてパトローネをパトローネ軸方
向から装填する方法が考えられる。
【0012】しかしながら、装填すべきパトローネから
予め引き出されているフィルムリーダの長さは、各製造
メーカによってまちまちであり、予め長く引き出されて
いるフィルムもある。このため、該当公報に示されたよ
うな方式では、パトローネ室の摺動量を大きくしなけれ
ばらなず、パトローネ室の摺動をガイドするための装置
が、大型化してしまい、カメラが大型化してしまうとい
う欠点があった。
【0013】また、ドロップイン方式のカメラにおいて
は、パトローネ装填室はカメラに固定となっており、そ
の上部には表示操作部材が設けられているので、パトロ
ーネを装填するための開口部はカメラの底部に設けるの
が通例となっており、三脚に取り付けた状態でフィルム
の交換をするのは不可能であった。
【0014】さらに、上記従来構成によるカメラでは後
蓋の開閉動作が自動化されていないため、フィルムが入
った状態で後蓋を誤った開放してしまい、撮影済みの貴
重なフィルムを駄目にしてしまうという事故が、しばし
ば発生していた。上記特開昭63−281142号公報
においても、このような問題点は、言及されておらず、
同様の不具合が起こり得ると虞がある。
【0015】一方、上記特開平2−176739号公報
に示される技術手段では、パトローネ室がパトローネの
軸方向に深い構造となっており、パトローネ室内のフィ
ルムを取り出しにくいという欠点があった。この問題点
を解消するために、該技術手段ではパトローネ室に切り
欠きを設けているが、該切り欠きは片側にしか配設され
ていないため、やはりフィルムパトローネを取り出しに
くかった。
【0016】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、フィルムパトローネに収納されたフィルムを
カメラ本体に容易に装填でき、かつ、大型化することの
ないフィルム装填装置を提供することを主たる目的とし
ている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるフィルム装填装置は、カメラ本体に設
けられ、フィルムパトローネをフィルムの巻軸に沿う方
向より挿入されるフィルムパトローネ収納室と、このフ
ィルムパトローネ収納室と一体に形成され、フィルムパ
トローネより延出されたフィルムのリーダー部分を収納
するリーダー収納室とを具備しており、上記フィルムパ
トローネ収納室およびリーダー収納室を、それぞれがカ
メラ本体に収納される収納位置と、該フィルムパトロー
ネ収納室がカメラ本体に側面より、かつリーダー収納室
が該カメラ本体の後面より、それぞれ突出する突出位置
との間を移動自在に構成したことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明においては、上記フィルムパトローネ収
納室が上記突出位置にある状態においてフィルムパトロ
ーネを該フィルムパトローネ収納室に挿入し、同フィル
ムパトローネ収納室とリーダー収納室とをカメラ本体に
おける収納位置に収納する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0020】図1は、本発明の第1実施例を示すフィル
ム装填装置を後方より見た斜視図であり、フィルムパト
ローネを該フィルム装填装置に装着する様子、および該
フィルム装填装置が適用されるカメラに同装填装置を装
着する様子を示している。
【0021】また、図5および図6は、該カメラの中央
断面図,下部断面図をそれぞれ示しており、何れも該カ
メラ上部より見た図である。
【0022】このカメラは、カメラ本体1前面に撮影レ
ンズ4が配設された、通常の撮影機能を有するカメラで
ある。
【0023】また、カメラ本体1の背面側には、背面か
ら一側面にかけて挿入開口部1eが形成されていて、こ
の挿入開口部1eには、図に示すようにパトローネ装填
装置2が装着されるようになっている。
【0024】上記パトローネ装填装置2は、フィルム8
を収納したフィルムパトローネ7を該フィルムパトロー
ネ内のスプール軸の軸方向から装填できるような開口3
aを有するパトローネ保持室3と、上記フィルム8のリ
ーダー部を収納してガイドの役目を果たす間隔2aとを
有している。
【0025】また、上記パトローネ装填装置2は、ガイ
ド軸34(図6参照)により支持されており、パトロー
ネ保持室3をカメラ本体1の一側面側の斜め後方に突出
した位置へ摺動可能なように構成されている。
【0026】さらに、上記パトローネ保持室3にはパト
ローネを取り出すのが容易であるように、パトローネを
装填するための開口3aの対向する2ヶ所に切り欠き3
bが設けられている。
【0027】上記パトローネ装填装置2には、フィルム
8のリーダー部をガイドするためのレール5b(図7参
照)と、フィルムの平面性を確保するための圧板39
(図5参照)と、該圧板39と当接して上記フィルムレ
ールと圧板39との間にフィルムが通過するための隙間
を確保するための圧板レール5a(図7参照)と、撮影
画面サイズを決定するための開口が設けられているマス
ク部材5とを有しており、上記パトローネ装填装置2
が、後述するパトローネ装填位置へ移動した際にフィル
ム8のリーダー部をフィルム通路にすべり込ませるよ
う、パトローネ装填装置2と上記マスク部材5との間隔
2aがフィルム装填用の間隔に広がり、パトローネ保持
室3をカメラ内に収納した際には、フィルム給送用の間
隔になるように、揺動可能に取付けられている。
【0028】上記パトローネ保持室3と撮影レンズ4と
の間にはモータ31が取付けられており、このモータ3
1の出力はクラッチ機構(図示せず)を介して、ミラー
駆動およびシャッタチャージ機構(図示せず),パトロ
ーネ装填装置2、パトローネ内のスプールと係合する巻
戻し爪69へそれぞれ選択的に伝達される。また、レン
ズの光軸に対してパトローネ保持室3の反対側には、ス
プール32およびスプール室1aが設けられている。ま
た、アパーチャ(図示せず)の左右にはそれぞれスプロ
ケット36、スプロケット37がカメラ本体1に回動可
能に軸支されている。
【0029】また、スプール32へのフィルム8の巻き
付きを確実に行うために、フィルム8をスプールに押し
付けるよう付勢されているガイド部材41がカメラ本体
1に取付けられている。
【0030】上記スプール32の内部にはモータ42が
配置され、このモータ42の出力はクラッチ機構を介し
てスプール32とスプロケット36,スプロケット37
へそれぞれ選択的に伝達されるようになっている。
【0031】上記パトローネ装填装置2の後部には、該
パトローネ装填装置2がカメラ内に収納された時にカメ
ラ本体1と結合させるための鍵38が取付けられてい
る。図7,図8はカメラ本体1を左側方より見た側断面
図であり、図7は、パトローネ装填装置2がカメラ本体
に収納された収納位置状態を、図8は、該パトローネ装
填装置2をカメラ本体から抜脱し、フィルムパトローネ
を装填するパトローネ装填位置状態をそれぞれ示してい
る。
【0032】マスク部材5は、図9に示すようにその下
方に長穴5cが貫通しており、パトローネ装填装置2の
底部2cに固定された軸47を回動中心として揺動可能
にするとともに、前後方向にも移動可能になっており、
マスク部材5の位置調整が可能となっている。このマス
ク部材5は、トーションバネ45によってパトローネ装
填装置2より離れる方向に回動可能なように付勢されて
いる。また、パトローネ保持室3の一部にはストッパー
3cが設けられている。パトローネ装填装置2には、フ
ィルム8をカメラ本体1の前方に押し付けるように付勢
された圧板39が取付けられている。
【0033】上記パトローネ装填装置2が収納位置にあ
るときには、マスク部材5は圧板39によって圧板レー
ル部5aを介してカメラ本体1に設けてあるレール4
3,44に押し付けられており、これによってフィルム
8の位置が正しくなるようになっている。
【0034】次に、図8に示すように、フィルムパトロ
ーネをパトローネ装填装置2に装填するために該パトロ
ーネ装填装置2をカメラ本体1より抜脱し、所定のパト
ローネ装填位置へ移動した際に、上記マスク部材5は、
トーションバネ45の付勢力によってマスク部材5は軸
47を中心にして、ストッパ3cに当接するまで回動す
る(図8中の5’)。これによって、マスク部材5とパ
トローネ装填装置2の間隔2aがフィルム装填用の間隔
に広がり、フィルム8の先端部を撮影中に挟持している
マスク部材5と、圧板39の間にすべり込ませるように
している。
【0035】次に、パトローネ装填装置2の駆動機構に
ついて説明する。
【0036】図10は、該パトローネ装填装置2のギヤ
ー列を示す斜視図をである。
【0037】モータ31は、カメラ本体1に固定されて
いる地板T(図示せず)に固定されている。該モータ3
1の軸には、ピニオンギヤー48がモータ31の軸と一
体的に回動するように固着されている。2段ギヤー49
は、地板Tに回動可能に軸支され大径ギヤー49aはピ
ニオンギヤー48と噛合している。2段ギヤー50は、
地板Tに回動可能に軸支され、大径ギヤー50aは小径
ギヤー49bと噛合している。
【0038】2段ギヤー51は、地板Tに回動可能に軸
支され、大径ギヤー51aは小径ギヤー50bと噛合し
ている。
【0039】2段ギヤー51と同軸で回動可能なよう
に、遊星レバー54が地板Tに軸支されている。この遊
星レバー54には、ギヤー52が回動可能に軸支されて
おり、小径ギヤー51bと遊星ギヤー52は噛合してい
る。遊星レバー54と遊星ギヤー52の間には摩擦部材
(不図示)が介装されており、この摩擦力により、遊星
ギヤー52が小径ギヤー51bの回動方向に応じて、公
転運動を行うように構成されている。
【0040】ギヤー53は、地板Tに回動可能に軸支さ
れており、ピニオンギヤー48が図中、矢印Mの方向に
回動した際の遊星ギヤー52の公転により、ギヤー53
と遊星ギヤー52が噛合する。
【0041】ギヤー53の出力はミラー駆動機構及びシ
ャッタチャージ機構(不図示)に伝達されるようになっ
ている。
【0042】ギヤー55は、パトローネ保持室3の底部
に回動可能に軸支されている。ギヤー55には、パトロ
ーネP内のスプロケット軸と、係合するツメ部材69が
装着されている。ピニオンギヤー48の図中、矢印Mと
は逆方向の回動による遊星ギヤー52の公転により、ギ
ヤー55と遊星ギヤー52が噛合する。
【0043】遊星ギヤー52が、ギヤー53とギヤー5
5の間を公転運動する間に遊星ギヤー52と、噛合する
ようにギヤー56と、ギヤー57が地板Tに回動可能に
軸支されている。
【0044】レバー58は地板Tに、揺動可能に軸支さ
れ、トーションバネ59により、遊星レバーに向う方向
に付勢されており、ストッパ61に当てついている。
【0045】また、レバー58には、遊星レバー54を
係止する係止部58a,58bが設けられており、係止
部58aはピニオンギヤー48の、図中、矢印Mとは逆
方向の回動により遊星ギヤー52が公転した際に、ギヤ
ー57と遊星ギヤー52が噛合する位置で遊星レバー5
4を係止するように構成され、係止部58bは、ピニオ
ンギヤー48の、図中、矢印Mの方向の回動により遊星
ギヤー52が公転した際に、ギヤー56と遊星ギヤー5
2が噛合する位置で遊星レバー54を係止するように構
成されている。
【0046】ギヤー62は、地板Tに回動可能に軸支さ
れており、ギヤー56、ギヤー57の両方と噛合してい
る。
【0047】ギヤー63は、地板Tに回動可能に軸支さ
れており、ギヤー62と噛合している。ギヤー64は、
パトローネ装填装置2に回動可能に軸支されており、ギ
ヤー64は、ギヤー63と噛合している。ギヤー65
は、パトローネ装填装置2に回動可能に軸支されてお
り、ギヤー64と噛合している。
【0048】ギヤー66は、パトローネ装填装置2に回
動可能に軸支されており、ギヤー66bはギヤー65と
噛合している。このギヤー66には、カム66aが形成
されているとともに、該ギヤーの1部に突起66cが設
けられており、パトローネ装填装置2に設けられたスト
ッパー66d,66eの区間のみ回動可能なようになっ
ている。
【0049】レバー67は、パトローネ装填装置2に揺
動可能に軸されており、その一端は、ギヤー66のカム
66aのPカム面に当接している。また、他の端部は鍵
38と当接している。鍵38はパトローネ装填装置2に
揺動可能に軸支されており、トーションバネ68によ
り、鍵38の爪部38aがカメラ本体1側の爪1dと係
合するように付勢されている。また、鍵38の揺動中心
に対して爪部38aの逆側の端面は、レバー67の揺動
中心に対してカム66aと当接している逆側の端面と当
接している。これによってギヤー66が図中、矢印Nの
方向へ回動すると、カム66aによってレバー67を介
して、鍵38が図中、矢印Xの方向へ駆動されカメラ本
体1側の爪1dと、鍵の爪部38aの係合が解除され
る。
【0050】鍵38の背部には、鍵SW101が、パト
ローネ装填装置2に固着されており、該鍵SW101
は、鍵38がバネ68の付勢力に抗して揺動するとオフ
→オンによるように設定されている。
【0051】パトローネ装填装置2の底部2cの端面に
は、ラック部2dが設けられており、このラック部2d
は、パトローネ装填装置2が収納位置にあるときにはギ
ヤー62とは噛合せず、パトローネ装填装置2が収納位
置からパトローネ装填位置へ移動する途中で、ラック部
2dとギヤー62が噛合するように設定されている。
【0052】また、パトローネ装填装置2は、バネ69
により該パトローネ装填装置2が収納位置からパトロー
ネ装填位置へ移動する方向に付勢されており、鍵38と
カメラ本体1側の爪1dの係合が解除されると、バネ6
9の付勢力によってパトローネ装填装置2が収納位置か
らパトローネ装填位置へ若干移動させられ、これによっ
てギヤー62と、ラック部2dが噛合し、モータ31の
動力がパトローネ装填装置2に伝達されるようになる。
【0053】パトローネ装填装置位置検出SW102
は、パトローネ装填装置2に取付けられた切片208
と、カメラ本体1に取り付けられた基板215とで構成
され、該切片208は基板215上をパトローネ装填装
置2の移動に従って摺動するようになっている。上記基
板215上には、図11に示すようにパターンが設けら
れている。それぞれのパターンは、パトローネ装填装置
2が収納位置にあるときに、切片208によって、GN
Dと導通するパターン215aと、パトローネ装填装置
2がパトローネ装填装置にあるときに、切片208によ
ってGNDと導通するパターン215bが設けられてお
り、パトローネ装填装置2の収納位置とパトローネ装填
位置とを区別して検出できるようになっている。
【0054】次に、上記遊星クラッチによる動力伝達切
換方法について図12を参照して説明する。
【0055】図12は、遊星クラッチ切換部の平面図で
ある。
【0056】遊星ギヤー52は、遊星レバー54に摩擦
部材を介して回動可能に軸支されており、この摩擦力に
より、太陽ギヤー51bの回動方向に応じて遊星ギヤー
52が公転可能なようになっている。
【0057】まず、通常の撮影時には、太陽ギヤー51
bは、図中、矢印Pの方向に回動するので、遊星ギヤー
52は公転して符号52aの位置へ移動しギヤー53と
噛合してモータ31の動力がギヤー53へ伝達される。
ギヤー53の出力は、不図示のミラー駆動機構、シャッ
ターチャージ機構へ不図示の伝達機構を介して伝達され
る。
【0058】次にフィルム撮影が終了すると、モータ3
1(図10参照)を撮影時とは逆方向へ回動させると、
太陽ギヤー51bが図中、矢印Pとは逆の方向へ回動
し、この回動により遊星ギヤー52は、符号52aの位
置から遊星レバー54がレバー58の係止部58aに係
止される符号52bの位置まで公転して遊星ギヤー52
とギヤー57が噛合する。この時の動力は、ギヤー57
→ギヤー62→ギヤー63→ギヤー64→ギヤー65→
ギヤー66へ伝達される。ところが、ギヤー66は、ス
トッパ66dにより、回動不能なため、結局ギヤー57
も回動しない。
【0059】これにより、遊星ギヤー52の自転力が公
転力に変換される。その結果、レバー58の付勢力に公
転力が打ち勝って、遊星レバー54がレバー58を押し
のけることによって遊星ギヤー52はさらに公転可能と
なり、符号52dの位置まで公転して遊星ギヤー52と
ギヤー55が噛み合い、該ギヤー55が図中、点線の矢
印Qの方向に回動する。このギヤー55には、パトロー
ネ内のスプール軸と係合する爪部材69が装着されてお
り、同ギヤー55が回動することにより、パトローネ内
のスプール軸が回動され巻戻しが行われる。
【0060】巻戻しが終了した後に、カメラ本体1側の
操作スイッチ6(図1参照)を操作するとモータ31が
巻戻し時とは逆方向に回動する。これにより、太陽ギヤ
ー51bが図中、矢印Pの方向へ回動し、この回動によ
り遊星ギヤー52は符号52dの位置から遊星レバー5
4がレバー58の係止部58bに係止される符号52c
の位置まで移動し、遊星ギヤー52とギヤー56が噛合
する。この時、駆動力は、ギヤー56→ギヤー62→ギ
ヤー63→ギヤー64→ギヤー65→ギヤー66へ伝達
される。そして、ギヤー66が回動することにより、カ
ム66aが回動し、レバー67を介して鍵38がその付
勢力に抗してカメラ本体側の爪1d(図10参照)との
係合が解除される方向に駆動される。
【0061】鍵38と爪1dの係合が解除されると、パ
トローネ装填装置2は、バネ69の付勢力によりその収
納位置からパトローネ装填位置の方向へ若干動かされ
る。すると、ギヤー62とギヤー63の噛合が解除さ
れ、鍵38はその付勢力により爪1dと係合可能な状態
に復帰する。また、パトローネ装填装置2の移動によ
り、ラック部2dとギヤー62が噛合し、モータ31の
回動力がパトローネ装填装置2に伝達され、モータ31
の駆動力によってパトローネ装填装置2がパトローネ装
填位置へ移動する。
【0062】パトローネ装填装置2が、パトローネ装填
位置へ移動してストッパー部材により(不図示)パトロ
ーネ装填装置の移動が停止されると、ギヤー62が回動
不能となり、結局ギヤー56も回動不能となる。する
と、遊星ギヤー52の自転力が公転力に変換される。そ
の結果レバー58の付勢力に遊星ギヤー52の公転力が
打ち勝って、遊星レバー54がレバー58を押しのけて
遊星ギヤー52はさらに公転して符号52aの位置へ移
動してモータ31が停止する。
【0063】なお、パトローネ装填装置2の移動途中
で、パトローネ装填装置2を手で押さえたりすると、や
はりギヤー62が回動不能となるため、遊星ギヤー52
が公転して符号52aの位置に移動してしまい、その後
の動作ができなくなってしまう。これを防ぐために、パ
トローネ装填装置2の移動中はモータ31を駆動する実
効電圧を、遊星レバー54がレバー58を押しのけて遊
星ギヤー52が公転できない電圧に設定し、パトローネ
装填装置2の移動完了が検知された時点で遊星レバー5
4がレバー58を押しのけて遊星ギヤー52が公転可能
なような電圧で駆動するようにしている。
【0064】次に、フィルムの装填が完了したら、パト
ローネ装填装置2を収納位置まで手で押し込んでやる。
パトローネ装填装置2が収納位置まで押し込まれると、
鍵38と爪1aが係合して、パトローネ装填装置2が収
納位置で係止されオートロードが開始される。
【0065】次に、フィルム給送ギヤー列について図1
3を参照して説明する。
【0066】モータ42は、不図示の地板Uに固定され
ている。該モータ42の出力軸には、ピニオンギヤー7
0が、同モータ42の軸と一体的に回動するように固着
されている。2段ギヤー71は、地板Uに回動可能に軸
支され、大径ギヤー71aはピニオンギヤー70と噛合
している。2段ギヤー72は、地板Uに回動可能に軸支
され、大径ギヤー72aは、小径ギヤー71bと噛合し
ている。
【0067】2段ギヤー73は、地板Uに回動可能に軸
支され、大径ギヤー73aは小径ギヤー72bと噛合し
ている。
【0068】2段ギヤー73と同軸で、回動可能なよう
に遊星レバー75が、地板Uに揺動可能に軸支されてい
る。この遊星レバー75には、遊星ギヤー74が回動可
能に軸支されており、小径ギヤー73bと遊星ギヤー7
4は噛合している。この遊星レバー75と遊星ギヤー7
4の間には、摩擦部材(不図示)が介装されており、こ
の摩擦力により遊星ギヤー74が小径ギヤー72bの回
動方向に応じて、公転運動を行うように構成されてい
る。モータ42と同軸で、かつ、モータ42の外周に
は、フィルムを巻取るためのスプール32が、地板Uに
回動可能に軸支されている。スプール32の下部には、
ギヤー部32bが設けられており、モータ42の図中、
矢印Yの方向の回動による遊星ギヤー74の公転によ
り、スプールギヤー部32bと遊星ギヤー74が噛合す
る。また、スプール32には、初期のフィルム巻付けの
際に、フィルムパーフォレーションを引掛けるための爪
部32aが設けてある。
【0069】ギヤー77は、地板Uに回動可能に軸支さ
れており、モータ42の図中、矢印Yとは逆方向の回動
による遊星ギヤー74の公転によりギヤー77と遊星ギ
ヤー74が噛合する。
【0070】スプロケット79は、カメラ本体1に回動
可能に軸支されており、スプロケット79には、フィル
ムパーフォレーションと係合する爪部79c,79d
と、ギヤー部79aとギヤー部79bが設けられてお
り、ギヤー部79aはギヤー77を噛合している。
【0071】ギヤー80はカメラ本体1に回動可能に軸
支されており、ギヤー80はスプロケットギヤー部79
bと噛合している。
【0072】ギヤー81はカメラ本体1に回動可能に軸
支されており、ギヤー81はギヤー80と噛合してい
る。
【0073】ギヤー82はカメラ本体1に回動可能に軸
支されており、ギヤー82はギヤー81と噛合してい
る。
【0074】ギヤー83はカメラ本体1に回動可能に軸
支されており、ギヤー83はギヤー82と噛合してい
る。
【0075】ギヤー84はカメラ本体1に回動可能に軸
支されており、ギヤー84はギヤー83と噛合してい
る。
【0076】スプロケット85は、カメラ本体1に回動
可能に軸支されており、スプロケット85にはフィルム
パーフォレーションと係合する爪部85cとギヤー部8
5aが設けられており、ギヤー部85aはギヤー84と
噛合している。
【0077】スプロケット85は、スプロケット79と
同期して回動するように、ギヤー79bとギヤー85a
の歯数は等しい。また、スプロケット79の爪部79
c,79d、およびスプロケット85の爪部85cがフ
ィルムパーフォレーションとずれることなく噛み合える
ように、スプロケット79の爪部79c,79dとスプ
ロケット85の爪部85cの位相が調整されている。
【0078】スプロケット89は、スプロケット85と
同軸でかつスプロケット85とは独立して回動可能なよ
うに軸支されており、スプロケット89には、フィルム
パーフォレーションと係合する爪部89dとギヤー部8
9bが設けられており、スプロケット89はフィルムの
移動によってのみ回動するように構成されている。
【0079】ギヤー86は、カメラ本体1に回動可能に
軸支されており、ギヤー86はスプロケットギヤー部8
9bと噛合している。
【0080】ギヤー87は、カメラ本体1に回動可能に
軸支されており、ギヤー87aはギヤー86と噛合して
いる。また、ギヤー87にはスリット部87bが円周上
に複数設けられており、このスリット部87bの通過を
カメラ本体1に取付けられたフォトインタラプタ88で
検出することにより、フィルムの移動に対応したパルス
信号が力される。このパルス信号をもとにしてフィルム
の吸光制御を行っている。
【0081】遊星ギヤー74が、スプールギヤー部32
bと噛合する位置からギヤー77に噛合する位置へ公転
する区間内で噛合し、遊星ギヤー74がスプールギヤー
部32またはギヤー77と噛合している時には、噛合し
ない位置に固定内歯車76が地板Uに設けてある。この
内歯車76は、遊星ギヤー74が切り換わる際に、遊星
ギヤー74が公転するのを補助し、遊星ギヤー74の切
り換えが確実に行なわれるようにするとともに、遊星ギ
ヤー74がスプールギヤー部32bとギヤー77のどち
らにも噛合しない中立位置で保持するために設けられて
いる。
【0082】フィルム通路中には、フィルムSW110
がカメラ本体1に取り付けられており、フィルム通路中
にフィルムがあるときにはオン、無いときには、オフに
なるように設定されている。
【0083】次に、フィルム給送の駆動系の動作につい
て説明する。
【0084】まず、パトローネ装填装置2のパトローネ
装填位置から収納位置への移動が検知されると、モータ
42を図中、矢印Yとは逆の方向へ回動させる。する
と、遊星ギヤー74が公転して、ギヤー77と噛合する
位置へ移動する。この結果、モータ42の回動力が、ギ
ヤー77→スプロケット79→ギヤー80→ギヤー81
→ギヤー82→ギヤー83→ギヤー84→スプロケット
85へと伝達されて、フィルムの初期送り動作が行われ
る。この初期送り動作によって、フィルム先端部がスプ
ールに巻付き可能な位置まで送られる。
【0085】スプロケット85の回動量をフォトインタ
ラプタ88の出力パルスによってカウントし、このパル
ス数が一定値になったところで、モータ42を停止させ
る。
【0086】次に、モータ42を図中、矢印Yの方向に
回動させる。すると、遊星ギヤー74が公転して、スプ
ールギヤー32bと噛合する位置に移動する。この結
果、モータ42の回動力がスプール32へ伝達され、フ
ィルムの初期巻き付け動作が行われる。このときのフィ
ルム8の送り量は、スプロケット89の回動量をフォト
インタラプタ88の出力パルスによってカウントし、こ
のパルス数が一定値になったところでモータ42にブレ
ーキをかけて停止させる。その後は、1駒撮影する毎に
モータ42を図中、矢印Yの方向に回動させスプールを
駆動してフィルム8を巻き取っていく。このとき、1駒
分のフィルム巻上げが完了していないにもかかわらずフ
ォトインタラプタ88からの出力が1定時間出力されな
かった場合には、フィルムエンドと判定して、まず、モ
ータ42を若干時間、図中、矢印Yとは逆の方向へ回動
させ、遊星ギヤー74を遊星ギヤー74がスプールギヤ
ー32bまたは、ギヤー77のどちらとも噛合させず、
かつ、地板Uに設けられた固定内歯76と噛合する位置
に停止させる。これによって、スプール32a,スプロ
ケット79,スプロケット85をモータ42との連結を
切り離し、フィルム巻戻し時の負荷が少くなるようにし
ている。
【0087】次に、モータ31を駆動して巻戻しを行
う。このときもスプロケット85の回動に連動して出力
されるフォトインタラプタ88からの出力パルスを検知
して、この出力パルスが一定時間たっても検知されなく
なったら、フィルム巻戻し終了と判定してモータ31の
駆動を停止する。
【0088】ところで、本実施例では、パトローネ保持
室3にパトローネを装填するための開口3aの対向する
2ヶ所に切り欠き3bを設けてフィルムパトローネを指
でつまめるようにすることによりフィルムを取り出し易
くしている。
【0089】具体的には、パトローネ保持室3には、パ
トローネを取り出すのが容易であるように、パトローネ
を装填するための開口3aの対向する2ヶ所に、切り欠
き3bが設けられている。この切り欠きは、指が入る程
度の広さに設定されており、この切り欠きを利用する
と、パトローネをつまむことができる(図19参照)。
【0090】図20は、上記切り欠き3bを上面より見
た平断面図である。
【0091】また、図21および図22はそれぞれ、上
記切り欠き3bの拡大側断面図,正面図である。
【0092】図20に示すように、操作者がフィルムを
取り出す時には自然に図23に示すように指が傾くこと
より、同図に示したように切り欠き3bにテーパをつけ
ても良く、その形状は該切り欠き3bを配置する位置に
合せて最適な形状になるようにすれば良い。
【0093】また、上記切り欠き3bの位置も図20に
示したものに限定されるものではなく、カメラの形態に
合せて最適な位置に配置してやればよい。その一例を図
24に示す。
【0094】次にカメラの各動作について説明する。
【0095】図14は、本実施例のフィルム装填装置が
適用されるカメラの駆動回路ブロック図である。
【0096】図15および図16は、それぞれ上記カメ
ラのフィルム装填時の動作、オートローディング時の動
作を示すフローチャートである。
【0097】まず、フィルム装填動作について説明す
る。
【0098】ステップS101で、パトローネ装填装置
駆動開始SW6が操作されると、ステップS102で、
巻戻し終了状態であるか否かの判定を行う。ここで、巻
戻し終了状態であればCPU104(図14参照)から
モータ駆動回路1(107)にモータ駆動信号が出力さ
れ、モータ31が図10中、矢印Mの方向に回動する
(ステップS103)。
【0099】巻戻し終了状態では、遊星ギヤー52は図
12中、符号52dの位置にいるので、遊星ギヤー52
が、該符号52dの位置から遊星レバー54がレバー5
8の係止部58bに係止される符号52cの位置まで公
転して、遊星ギヤー52とギヤー56が噛合して、モー
タ31の駆動力が鍵38へ伝達され、鍵38と爪1dの
結合が解除される。そして、鍵38と爪1dの結合が解
除されると、パトローネ装填装置2は、バネ69の付勢
力によりその収納位置からパトローネ装填位置の方向へ
若干移動し、ギヤー62から鍵38への伝達系が解除さ
れるとともに、ラック部2dとギヤー62が噛合して、
モータ31の回動力がパトローネ装填装置2に伝達さ
れ、モータ31の駆動力によってパトローネ装填装置2
がパトローネ装填位置へ移動する。
【0100】このとき、モータ31は、前に説明した理
由によりデューティ駆動されている。なお、本実施例で
はデューティ駆動をすることでモータ31の出力を制限
したが、電圧を変換する回路を設けるか、あるいは、抵
抗を挿入することにより電流値を制限してもよい。
【0101】ステップS104では、パトローネ装填装
置位置検出SWの基板215上のパターン215bとG
NDとが導通することにより、パトローネ装填位置への
移動完了が検出される。
【0102】上記ステップS104において移動完了が
検知されると、ステップS105で、モータ31を全速
駆動に切り換える。ここで、全速駆動に切り換えること
により、遊星ギヤー52が公転して、図12中、符号5
2aの位置に移動してギヤー53と噛合し、ギヤー53
にモータ31の駆動力が伝達され、ミラー駆動系とシャ
ッタチャージ系が駆動される。
【0103】ステップS106において、上記ミラー駆
動系およびシャッタチャージ系が作動したことが検知さ
れたら、ステップS107でモータ31を停止させ、C
PU104に移動完了を記憶させる。
【0104】なお、ミラーのない、レンズシャッター方
式のカメラにおいては、レバー58の動作検知SWを設
けて、その出力によってモータを停止させてもよい。
【0105】また、撮影済みのフィルムを取り出し、さ
らに撮影を続行する場合には、新しいフィルムをフパト
ローネ装填装置2に装填し、一方、撮影を続行しない場
合にはフィルムを入れない状態で、該パトローネ装填装
置2をパトローネ装填位置から収納位置へ押し込むと、
鍵38と鍵1dが係合して、パトローネ装填装置がロッ
クされる。係合時に、鍵38が鍵1dのつめ部を乗り越
える際に、図10中、矢印Xの方向に移動される。これ
によりSW101が、オフ→オン→オフとなる。
【0106】さらに、基板215上のパターン215a
と、GNDが導通することにより、パトローネ装填装置
2が収納位置にあることが検出される。これら2つの信
号の両方がCPU104に入力され、かつ、移動完了が
CPUに記憶されていれば、CPU104からモータ駆
動回路2(108)にモータ駆動信号が出力され、フィ
ルムのオートロードが行われる。
【0107】上記ステップS102でフィルム巻戻し終
了状態でなければ、ステップS108でオートロード成
功状態であるか否かの判定を行う。ここで、オートロー
ドに失敗した状態には、カメラ本体にフィルムが装填さ
れていない場合と、スプールへのフィルム巻付けが失敗
した状態とが考えられるが、何れの場合にでも動作は同
一である。
【0108】上記ステップS108で、オートロード失
敗状態であることが、CPU104に記憶されている場
合には、CPU104からモータ駆動回路1(107)
にフィルム巻戻し信号が出力され、モータ31を図10
中、矢印Mとは逆方向に回動させる(ステップS10
9)。すると、遊星ギヤー52が公転してギヤー55と
噛合し、モータ31の回動力がパトローネ内のスプール
と係合する爪69に伝達されフィルム巻戻しが行われ
る。ステップS110で、フィルムSW110(図13
参照)がオフ→オンとなり巻戻し終了が検知されたら、
ステップS111でモータにブレーキをかけて停止させ
る。
【0109】なお、上記フィルムSW110のかわり
に、フォトインタラプタ88からフィルムの移動に従っ
て出力されるパルス信号に基づいてモータを停止させる
ようにしても良い。
【0110】上記ステップS111後の動作は、上述し
た巻戻し完了時と同じである。ただし、再度のパトロー
ネ装填装置駆動SW6の操作なしで、パトローネ装填装
置2の駆動を開始する。
【0111】また、オートロード失敗時に、フィルムを
巻戻すようにしたのは、スプールにフィルムを巻き付け
を失敗した場合、フィルムがかなり長く引き出されてい
る可能性が有るので、フィルム取り出しや再度の装填に
不便がないように一旦フィルムを巻戻し、パトローネ装
填装置2の収納位置からパトローネ装填位置への移動を
行わせるようにしたものである。
【0112】次に、撮影途中で、フィルムを取り出す場
合の動作について説明する。
【0113】上記ステップS108でオートロード成功
がCPU104に記憶された状態であれば、ステップS
112で巻戻し釦109の操作を要求する表示を不図示
の液晶表示装置で行う。
【0114】なお、パトローネ装填装置駆動開始SW6
の操作により、フィルム巻戻し→パトローネ装填奏の移
動の一連の動作を行ってもよい。本実施例では、スイッ
チの誤操作を防止するのを目的として、巻戻し釦109
の操作要求表示を行うようにした。
【0115】上記ステップS112の後、ステップS1
13で巻戻し釦109が操作されたか否かが判定され、
操作されたならばステップS114においてフィルム巻
戻し動作を行い、ステップS115でフィルムSW11
0がオフ→オンになり、巻戻しが終了したことが判定さ
れると、モータを停止させ(ステップS116)、ステ
ップS117でパトローネ装填装置駆動開始SWの操作
を要求する表示を、不図示の表示装置表示する。
【0116】ステップS118で、巻戻し釦109を操
作せずにレリーズ釦105を操作した場合には、上述し
た巻戻し釦109の操作要求表示は不表示状態となる
(ステップS119)。
【0117】次に、オートロード動作について説明す
る。
【0118】CPU104にパトローネ装填装置2のパ
トローネ装填位置への移動完了が記憶された状態である
と(ステップS201)、パトローネ装填装置位置検出
SW102の基板上のパターン215aとGNDが導通
し、かつ、鍵SW101がオフ→オン→オフとなり、鍵
38が動作したことが検知され、パトローネ装填装置の
収納が検知されると(ステップS202)、CPU10
4からモータ駆動回路2(108)に、モータ駆動信号
が出力され、フィルムのオートロードが行われる。
【0119】ステップS203で、モータ42を図13
中、矢印Yとは逆方向に回動させると、遊星ギヤー74
が公転してギヤー77と噛合する。これによってモータ
42の回動力がギヤー77に伝達されスプロケット79
とスプロケット85が回動する。スプロケットの爪部7
9c,79d,85cは、フィルムパーフォレーション
と噛合するようになっており、スプロケット79,85
が回動することによって、フィルムがスプールの方向へ
給送される。ステップS204でフィルムが給送されて
いくと、フィルムSW110がオフ→オンになる。ステ
ップS205でフィルムSW110がオフになった時点
によりフィルムの移動に応じて、出力されるパルスをカ
ウントして(ステップS206)、該カウント値が一定
になったところで(ステップS207)、モータを停止
させる(ステップS208)。これによってフィルム8
のリーダー部がスプール32に巻き付け可能な位置へ送
られる。
【0120】次に、モータ42を図13中、矢印Yの方
向に回動させると(ステップS209)、遊星ギヤー7
4が公転してスプール32bと噛合する位置へ移動し、
モータ42の回動力がスプール32へ伝達される。スプ
ール32が回動することにより、スプール爪部32aが
フィルムパーフォレーションと係合し、フィルム8がス
プール32により給送され該フィルム8がスプール32
に巻き付けられる。
【0121】このときのフィルム8の給送量を送り量
は、スプロケット85の回動量をフォトインタラプタ8
8の出力パルスによってカウントし(ステップS21
0)、このパルス数が一定値になったところで(ステッ
プS211)、モータ42にブレーキをかけて停止させ
(ステップS212)、コマ数“1”を不図示の表示装
置に表示して(ステップS213)、撮影準備動作が完
了する。
【0122】上記ステップS203のオートロードのス
タートと同時に、タイマのカウントを開始させ、ステッ
プS214,ステップS215,ステップS216の各
ステップにおいて、一定時間経過してもオートロードが
完了しない場合には、モータを停止させ(ステップS2
17)、“E”マークを表示装置に表示し(ステップS
218)、撮影者にオートロード失敗を告知する。
【0123】なお、本実施例では、パトローネ装填装置
駆動開始SWにより、パトローネ装填装置の駆動を行わ
せるようにしたが、パトローネ装填装置駆動開始SWの
巻戻しの終了に連動して、パトローネ装填装置の駆動を
行わせるようにしても良い。
【0124】また、本実施例では、上記図15における
ステップS102で巻戻し終了状態か否かの判定を行っ
たが、フィルムSWによってフィルム有無を判別して、
フィルム無ならステップS103を行い、フィルム有な
らステップS108の動作を行なわせるようにしても良
い。
【0125】このような第1実施例をカメラに適用する
と、図2に示すように、従来のかめらより図中、寸法a
程小型化することが可能となる。
【0126】また、従来のカメラだと、図3に示すよう
にフィルムを装填する際に、横方向の長さが図中、寸法
E程のフィルム装填装置をスライドさせるために寸法α
分のガイド距離が必要であった。これによりカメラ本体
の該スライド方向の長さもα分程長くなっていたが、本
実施例のフィルム装填装置を適用したカメラでは、上記
α分のガイド距離が不要であり、結果として、カメラ本
体の小型化が実現できる。
【0127】同様に、図4に示すように、本実施例を適
用したカメラでは、縦方向の長さが図中、寸法d程のフ
ィルム装填装置をスライドさせるためのガイド距離β分
程、小型化することが可能となる。
【0128】図17は、本発明の第2実施例を示すフィ
ルム装填装置におけるパトローネ装填装置の駆動手段を
示した斜視図である。
【0129】この第2実施例は、上記第1実施例におけ
るパトローネ装填装置2の駆動手段が異なる実施例であ
る。すなわち、該パトローネ装填装置2の駆動を専用の
モータで行うようにしたもので、パトローネ装填装置2
の収納位置からパトローネ装填位置への移動と、パトロ
ーネ装填位置から収納位置への移動の両方を電動で駆動
するようにしたものである。
【0130】モータ201は、不図示の地板Vに取付け
られている。地板Vはカメラ本体に固着されている。モ
ータ201には、スリップクラッチ214を介して、ピ
ニオンギヤー202が取付けられており、上記モータ2
01の回動力はスリップクラッチ214の摩擦力によっ
てのみ伝達されるようになっている。ギヤー203は、
地板Vに回動可能に軸支され、大径ギヤー203aは、
ギヤー202と噛合している。ギヤー204は地板Vに
回動可能に軸支され、大径ギヤー204aは小径ギヤー
203bと噛合している。
【0131】ギヤー205は地板Vに回動可能に軸支さ
れ、大径ギヤー205aは小径ギヤー204bと噛合し
ている。ギヤー206は地板Vに回動可能に軸支され、
ギヤー206は小径ギヤー205bと噛合している。パ
トローネ装填装置2の端面にはラック2dが形成されて
おりギヤー206と噛合している。また、パトローネ装
填装置2には、摺動切片208が取付けられており、基
板215上をパトローネ装填装置2の移動に従って摺動
するようになっている。基板215上には、図11に示
したようなパターンが設けられていて、パトローネ装填
装置2の位置を検出するようになっている。
【0132】図18は、上記第2実施例におけるスリッ
プクラッチの構成を示した分解斜視図である。
【0133】軸216はモータ201の出力軸201a
と一体的に回動するように、モータ201の出力軸20
1aに固着されている。この軸216には、コイルバネ
210の受け面216aが設けられているとともに、ギ
ヤー212の回動軸となっており、ギヤー212と軸の
つぼ部216aの間にはコイルバネ210が介装され、
コイルバネ210と軸のつば部216aの間には、ワッ
シャ209,コイルバネ210と、ギヤー212の間に
はワッシャ211がそれぞれ配置されている。
【0134】上記ワッシャ209と、コイルバネ210
とワッシャ211と、ギヤー212は、Eリング213
で上記軸216と一体化されている。このとき、コイル
バネ210は付勢されており、この付勢力によって生じ
る摩擦力でギヤー212と軸216は給合されている。
すなわち、ギヤー212にこの摩擦力より、大きな力
(回動力)が加わると、軸216とギヤー212の間に
すべりを生じるようになっている。
【0135】次に、各々の動作について説明する。
【0136】巻戻し終了後に、パトローネ装填装置駆動
開始SW6を操作すると、モータ201は、駆動回路に
より、図中、矢印Zの方向に回動する。該モータの回動
力は、ギヤー202→ギヤー203→ギヤー204→ギ
ヤー205→ギヤー206→ラック2dに伝達され、パ
トローネ装填装置2がパトローネ装填位置へ移動され
る。
【0137】このとき、パトローネ装填装置2が手で押
さえられたりして、ロックされたとしても、スリップク
ラッチ214によってモータ201の駆動力が一定値以
上は伝達されないためギヤーが破損することはない。パ
トローネ装填装置2がパトローネ装填装置へ移動し、切
片208によって基板上のパターン215bとGNDと
が導通してパトローネ装填装置2の移動が完了したこと
が検知されたら、モータ201を停止させる。
【0138】その後、撮影済みのフィルム入りパトロー
ネをフィルム装填装置から取り出し、撮影を続行する場
合には新しいフィルムを装填し、撮影を続行しない場合
にはそのままでパトローネ装填装置2を若干手で押込む
か、またはパトローネ挿填装置駆動開始SW6を操作す
る。このとき、パトローネ装填装置を押し込むことによ
って基板上215のパターン215bとGNDとの導通
が絶たれるか、基板上215のパターン215bとGN
Dとが導通していることが検知され、かつ、パトローネ
装填装置駆動開始SW6が操作されたことが検知される
とモータ201を図中、矢印Zとは逆方向に回動させ
る。
【0139】これによって、パトローネ装填装置がパト
ローネ装填位置から収納位置へ駆動される。そして、基
板上のパターン215aとGNDが導通し、収納位置へ
の移動が完了したことが検知されると、モータ201を
停止させるとともにオートロード動作を行う。オートロ
ード動作については上記第1実施例と同様である。ま
た、オートロード失敗状態や、撮影途中でのパトローネ
装填装置駆動開始SW6の操作では、一旦フィルムを巻
戻してからパトローネ装填装置2の駆動を行うのは、上
記第1実施例において述べたとおりである。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
上説明したような構成により、パトローネ保持室をカメ
ラの斜め後方に摺動させてやることにより、パトローネ
保持部の移動量が少なくて済むので、フィルムパトロー
ネに収納されたフィルムをカメラ本体に容易に装填で
き、かつ、大型化することのないフィルム装填装置が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すフィルム装填装置の
斜視図。
【図2】上記第1実施例のフィルム装填装置をカメラ本
体に装着する際の、該フィルム装填装置と該カメラ本体
との寸法関係を示した平面図。
【図3】上記第1実施例のフィルム装填装置をカメラ本
体に装着する際の、該フィルム装填装置と該カメラ本体
との寸法関係を示した平面図。
【図4】上記第1実施例のフィルム装填装置をカメラ本
体に装着する際の、該フィルム装填装置と該カメラ本体
との寸法関係を示した平面図。
【図5】上記第1実施例をカメラ本体に装着した際の該
カメラの中央断面図。
【図6】上記第1実施例をカメラ本体に装着した際の該
カメラの下部断面図。
【図7】上記第1実施例をカメラ本体に収納した際の該
カメラ本体を左側方より見た側断面図。
【図8】上記第1実施例をカメラ本体から抜脱し、フィ
ルムパトローネを装填するパトローネ装填位置にある状
態を左側方より見た側断面図。
【図9】上記第1実施例におけるマスク部を示した側面
図。
【図10】上記第1実施例におけるパトローネ装填装置
のギヤー列を示す斜視図。
【図11】上記第1実施例におけるパトローネ装填装置
位置検出SWの基板上のパターンを示した平面図。
【図12】上記第1実施例における遊星クラッチ切換部
の平面図。
【図13】上記第1実施例におけるフィルム給送ギヤー
列を示した斜視図。
【図14】上記第1実施例のフィルム装填装置が適用さ
れるカメラの駆動回路ブロック図。
【図15】上記カメラのフィルム装填時の動作を示すフ
ローチャート。
【図16】上記カメラのオートローディング時の動作を
示すフローチャート。
【図17】本発明の第2実施例を示すフィルム装填装置
におけるパトローネ装填装置の駆動手段を示した斜視
図。
【図18】上記第2実施例におけるスリップクラッチの
構成を示した分解斜視図。
【図19】上記第1実施例における、フィルムパトロー
ネをパトローネ装填室に装填する際の様子を示した斜視
図。
【図20】上記第1実施例における切り欠きを上面より
見た平断面図。
【図21】上記第1実施例における切り欠きの拡大側断
面図。
【図22】上記第1実施例における切り欠きの正面図。
【図23】上記第1実施例において、実際に操作者がフ
ィルムパトローネを装填する際の該操作者の指と切り欠
きとの関係を示した正面図。
【図24】上記第1実施例におきて切り欠きに角度を持
たせたときの該切り欠きを示す平面図。
【図25】従来のオートローディングカメラの1例を示
した、カメラ上方からみた斜視図。
【符号の説明】
1…カメラ本体 2…パトローネ装填装置 3…パトローネ保持室 3b…切り欠き 4…撮影レンズ 5…マスク部材 6…パトローネ装填装置駆動開始SW 7…フィルムパトローネ 8…フィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体に設けられ、フィルムパトロー
    ネをフィルムの巻軸に沿う方向より挿入されるフィルム
    パトローネ収納室と、 このフィルムパトローネ収納室と一体に形成され、フィ
    ルムパトローネより延出されたフィルムのリーダー部分
    を収納するリーダー収納室と、 を具備しており、上記フィルムパトローネ収納室および
    リーダー収納室を、それぞれがカメラ本体に収納される
    収納位置と、該フィルムパトローネ収納室がカメラ本体
    に側面より、かつリーダー収納室が該カメラ本体の後面
    より、それぞれ突出する突出位置との間を移動自在に構
    成したことを特徴とするフィルム装填装置。
  2. 【請求項2】カメラ本体に設けられ、フィルムパトロー
    ネをフィルムの巻軸に沿う方向より挿入されるフィルム
    パトローネ収納室と、 このフィルムパトローネ収納室と一体に形成され、フィ
    ルムパトローネより延出されたフィルムのリーダー部分
    を収納するリーダー収納室と、 を具備しており、上記フィルムパトローネ収納室および
    リーダー収納室を、それぞれがカメラ本体に収納される
    収納位置と、該フィルムパトローネ収納室がカメラ本体
    に側面より、かつリーダー収納室が該カメラ本体の後面
    より、それぞれ突出する突出位置との間を移動自在に構
    成されたフィルム装填装置において、 駆動源と、 この駆動源の駆動力を上記フィルムパトローネ収納室お
    よびリーダー収納室に伝達する伝達機構と、 上記フィルムパトローネ収納室およびリーダー室の駆動
    を開始する操作手段と、 上記フィルムパトローネ収納室およびリーダー室の開閉
    状態を検出する位置検出手段と、 上記操作手段からの信号と上記位置検出手段からの信号
    に基づいて、上記駆動源を制御する制御手段と、 を具備し、上記フィルムパトローネ収納室およびリーダ
    ー室の、収納位置と突出位置との間の少なくとも一方向
    への移動を、上記駆動源の駆動力により行うことを特徴
    とするフィルム装填装置。
  3. 【請求項3】カメラ本体に設けられ、フィルムパトロー
    ネをフィルムの巻軸に沿う方向より挿入されるフィルム
    パトローネ収納室と、 このフィルムパトローネ収納室と一体に形成され、フィ
    ルムパトローネより延出されたフィルムのリーダー部分
    を収納するリーダー収納室と、 を具備しており、上記フィルムパトローネ収納室および
    リーダー収納室を、それぞれがカメラ本体に収納される
    収納位置と、該フィルムパトローネ収納室がカメラ本体
    に側面より、かつリーダー収納室が該カメラ本体の後面
    より、それぞれ突出する突出位置との間を移動自在に構
    成されたフィルム装填装置において、 上記フィルムパトローネ収納室の、フィルムパトローネ
    装填方向の開口部側壁に、フィルムパトローネの装填お
    よび取り出し時に操作者の手指を挿入可能な切欠を設け
    たことを特徴とするフィルム装填装置。
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