JPH05224291A - フィルム装填装置 - Google Patents
フィルム装填装置Info
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- JPH05224291A JPH05224291A JP4056770A JP5677092A JPH05224291A JP H05224291 A JPH05224291 A JP H05224291A JP 4056770 A JP4056770 A JP 4056770A JP 5677092 A JP5677092 A JP 5677092A JP H05224291 A JPH05224291 A JP H05224291A
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- Japan
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- film
- gear
- screen size
- opening
- camera
- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B1/00—Film strip handling
- G03B1/42—Guiding, framing, or constraining film in desired position relative to lens system
- G03B1/48—Gates or pressure devices, e.g. plate
- G03B1/50—Gates or pressure devices, e.g. plate adjustable or interchangeable, e.g. for different film widths
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/28—Locating light-sensitive material within camera
- G03B17/30—Locating spools or other rotatable holders of coiled film
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/26—Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
- G03B2217/268—Unloading the cartridge from the camera; Loading the cartridge into the camera
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルムの装填時におけるフィルム先端の撮
影開口部内への落ち込みによるフィルムの給送不可とい
う状態を防止する。 【構成】 フィルム先端の撮影開口部への落ち込みを防
止できるような規制部材16を設けこれをフィルム給送
の初期には開口部ないへ侵入させ、給送完了にともない
これを開口部から退避あるいは必要な画面サイズの位置
へ設定させる。
影開口部内への落ち込みによるフィルムの給送不可とい
う状態を防止する。 【構成】 フィルム先端の撮影開口部への落ち込みを防
止できるような規制部材16を設けこれをフィルム給送
の初期には開口部ないへ侵入させ、給送完了にともない
これを開口部から退避あるいは必要な画面サイズの位置
へ設定させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのフィルム装填
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来技術】特開昭62−156641号公報や特開昭
62−215256号公報に示されるように、フィルム
の簡易装填装置が種々提案されている。また、パトロ−
ネ内のスプ−ルを回転させることによりフィルムを送り
出す方式のフィルム簡易装填も近年提案されてきてい
る。一方、撮影時の画面サイズを所謂通常画面サイズ
と、パノラマサイズとに切り換え可能なカメラが種々発
売されている。また、パ−フォレ−ションを有するフィ
ルムとこれを有さないフィルムとを選択的に使用でき、
上記の内、後者のフィルムを使用するときは画面サイズ
をより広くできるようにしたカメラも提案されてきてい
る。
62−215256号公報に示されるように、フィルム
の簡易装填装置が種々提案されている。また、パトロ−
ネ内のスプ−ルを回転させることによりフィルムを送り
出す方式のフィルム簡易装填も近年提案されてきてい
る。一方、撮影時の画面サイズを所謂通常画面サイズ
と、パノラマサイズとに切り換え可能なカメラが種々発
売されている。また、パ−フォレ−ションを有するフィ
ルムとこれを有さないフィルムとを選択的に使用でき、
上記の内、後者のフィルムを使用するときは画面サイズ
をより広くできるようにしたカメラも提案されてきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカメラにお
いてはフィルムを装填するにあたり、撮影用の開孔部を
フィルムが通過する際このフィルムの先端が開孔部内に
落ち込みフィルム送りができなくなったり、シャッタ幕
面を傷付けてしまうと言う恐れがあった。本発明は上記
不具合に鑑み成されたものであって、フィルムの装填に
際してその初期送り時にフィルム先端が開孔部内に落ち
込むことのないようにしたカメラのフィルム装填装置を
得るようにしたものである。
いてはフィルムを装填するにあたり、撮影用の開孔部を
フィルムが通過する際このフィルムの先端が開孔部内に
落ち込みフィルム送りができなくなったり、シャッタ幕
面を傷付けてしまうと言う恐れがあった。本発明は上記
不具合に鑑み成されたものであって、フィルムの装填に
際してその初期送り時にフィルム先端が開孔部内に落ち
込むことのないようにしたカメラのフィルム装填装置を
得るようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
カメラの画面サイズを規定する開孔部と、上記開孔部内
に侵入する位置と開口部から退避する位置との間で可動
な規制部材と、上記規制部材をフィルムの初期送りの際
は強制的に開孔部内へ侵入する位置に設定する設定手段
と、を設けることによりフィルム先端の開口部内への落
ち込みを防止するようにしたものである。また第2の手
段は、カメラの第1の画面サイズを規定する開孔部と、
上記開孔部内に侵入して上記画面サイズより小さな第2
の画面サイズを形成する第2の位置と上記開孔部より退
避して上記第1の画面サイズを得る第1の位置との間を
移動する画面サイズ規制部材と、上記画面サイズ規制部
材をフィルムの初期送りの際は強制的に上記第2の位置
もしくはこれより更に開口部内に侵入した位置に設定す
る設定手段とを設けることによりフィルム先端の開口部
内への落ち込みを防止するようにしたものである。
カメラの画面サイズを規定する開孔部と、上記開孔部内
に侵入する位置と開口部から退避する位置との間で可動
な規制部材と、上記規制部材をフィルムの初期送りの際
は強制的に開孔部内へ侵入する位置に設定する設定手段
と、を設けることによりフィルム先端の開口部内への落
ち込みを防止するようにしたものである。また第2の手
段は、カメラの第1の画面サイズを規定する開孔部と、
上記開孔部内に侵入して上記画面サイズより小さな第2
の画面サイズを形成する第2の位置と上記開孔部より退
避して上記第1の画面サイズを得る第1の位置との間を
移動する画面サイズ規制部材と、上記画面サイズ規制部
材をフィルムの初期送りの際は強制的に上記第2の位置
もしくはこれより更に開口部内に侵入した位置に設定す
る設定手段とを設けることによりフィルム先端の開口部
内への落ち込みを防止するようにしたものである。
【0005】
【作用】フィルムの初期送り時、フィルムが開孔部内へ
入り込もうとしても、開孔部内に位置している規制部材
により、入り込みが阻止される。
入り込もうとしても、開孔部内に位置している規制部材
により、入り込みが阻止される。
【0006】
【実施例】図中第1図は、カメラ本体11の画面サイズ
規制部材16が開孔部11c外に退避して第1の画面サ
イズが形成されている状態を示す。また、第2図は上記
画面サイズ規制部材16が開孔部11c内に侵入して上
記第1の画面サイズより小さな画面サイズが形成されて
いる状態を示す。第3図はフィルム給送駆動系を示す斜
視図、第4図、6図、8図は画面サイズ規制部材の作動
状態を示す正面図、第5図、7図、9図は画面サイズ切
り換え用操作部材の動きを示す底面図である。また、第
10図は画面サイズ規制部材と駆動リング、開口部、フ
ィルム圧板との関係を示す断面図である。上記カメラに
はその前面に撮影レンズ15が設けられており、またカ
メラ本体11内にはパトロ−ネPを収納するためのパト
ロ−ネ収納室11a、第1の画面サイズを規定するため
の上記開孔部11cが設けられている。また、このパト
ロ−ネ収納室11aと反対側にはフィルムFを巻き取る
ためのスプ−ル12とこのスプ−ル12に巻き取られた
フィルムを収納するためのスプ−ル収納室11dが設け
られている。更に、このカメラ本体11には既知の裏蓋
14が、カギ部材17を操作する操作部材13及び不図
示のヒンジにより開閉自在に設けられており、パトロ−
ネの装填により既知の如くフィルムの自動装填が行われ
る。
規制部材16が開孔部11c外に退避して第1の画面サ
イズが形成されている状態を示す。また、第2図は上記
画面サイズ規制部材16が開孔部11c内に侵入して上
記第1の画面サイズより小さな画面サイズが形成されて
いる状態を示す。第3図はフィルム給送駆動系を示す斜
視図、第4図、6図、8図は画面サイズ規制部材の作動
状態を示す正面図、第5図、7図、9図は画面サイズ切
り換え用操作部材の動きを示す底面図である。また、第
10図は画面サイズ規制部材と駆動リング、開口部、フ
ィルム圧板との関係を示す断面図である。上記カメラに
はその前面に撮影レンズ15が設けられており、またカ
メラ本体11内にはパトロ−ネPを収納するためのパト
ロ−ネ収納室11a、第1の画面サイズを規定するため
の上記開孔部11cが設けられている。また、このパト
ロ−ネ収納室11aと反対側にはフィルムFを巻き取る
ためのスプ−ル12とこのスプ−ル12に巻き取られた
フィルムを収納するためのスプ−ル収納室11dが設け
られている。更に、このカメラ本体11には既知の裏蓋
14が、カギ部材17を操作する操作部材13及び不図
示のヒンジにより開閉自在に設けられており、パトロ−
ネの装填により既知の如くフィルムの自動装填が行われ
る。
【0007】上記画面サイズ規制部材16は第4図に示
す如く一対のL字状薄板よりなり、その各々には長孔1
6bが2カ所ずつ設けられていて、カメラ本体11に設
けられたピン11fと嵌合してこの規制部材16を図上
上下方向に摺動自在とされている。上記画面サイズ切り
換え部材16にはフィルム先端部が開口部11cを横切
って給送される際に、第10図に示す如くフィルム先端
部が開口部端面に引っ掛かるのを防止するためにフィル
ム給送方向に斜面が形成された突起16gが設けられて
いる。一方、上記開孔部11cの外周には上記画面サイ
ズ規制部材16を駆動するための駆動リング20が配設
されている。ここで第10図(A)はカメラを横方向に
切断した状態を示しており、第10図(B)、(C)は
上記第10図(A)におけるH−H線での断面図を示
す。上記図(B)、(C)より明らかな如く、規制部材
16は弾性薄板からなり、(C)の如く開口部11cか
ら退避するときは弾性変形して上記駆動リング20と本
体11との間に収納される。なお、符号200、21
0、220は各々既知のフィルム圧板、圧板レ−ル、フ
ィルムレ−ルである。また、上記駆動リング20には第
4図に示す如く円周方向に長孔20bが設けられてお
り、この長孔20bはカメラ本体11に設けられたピン
11gと嵌合して駆動リング20を回動自在に支持して
いる。また、上記画面サイズ規制部材16にはピン16
aが設けられており、上記駆動リング20に設けられた
長溝20aと嵌合し、駆動リング20が回転することに
より画面サイズ規制部材16が開孔部11cに対する退
避位置と侵入位置との間を移動するようになっている。
す如く一対のL字状薄板よりなり、その各々には長孔1
6bが2カ所ずつ設けられていて、カメラ本体11に設
けられたピン11fと嵌合してこの規制部材16を図上
上下方向に摺動自在とされている。上記画面サイズ切り
換え部材16にはフィルム先端部が開口部11cを横切
って給送される際に、第10図に示す如くフィルム先端
部が開口部端面に引っ掛かるのを防止するためにフィル
ム給送方向に斜面が形成された突起16gが設けられて
いる。一方、上記開孔部11cの外周には上記画面サイ
ズ規制部材16を駆動するための駆動リング20が配設
されている。ここで第10図(A)はカメラを横方向に
切断した状態を示しており、第10図(B)、(C)は
上記第10図(A)におけるH−H線での断面図を示
す。上記図(B)、(C)より明らかな如く、規制部材
16は弾性薄板からなり、(C)の如く開口部11cか
ら退避するときは弾性変形して上記駆動リング20と本
体11との間に収納される。なお、符号200、21
0、220は各々既知のフィルム圧板、圧板レ−ル、フ
ィルムレ−ルである。また、上記駆動リング20には第
4図に示す如く円周方向に長孔20bが設けられてお
り、この長孔20bはカメラ本体11に設けられたピン
11gと嵌合して駆動リング20を回動自在に支持して
いる。また、上記画面サイズ規制部材16にはピン16
aが設けられており、上記駆動リング20に設けられた
長溝20aと嵌合し、駆動リング20が回転することに
より画面サイズ規制部材16が開孔部11cに対する退
避位置と侵入位置との間を移動するようになっている。
【0008】上記駆動リング20はコイルバネ21によ
り画面サイズ規制部材16が開孔部11c内に侵入する
方向に駆動するよう矢印方向に付勢されている。またカ
メラ本体11の下板23には、第4図において紙面と垂
直な方向に移動するよう外部から操作可能な操作部材2
2がカメラ本体11に対して摺動自在に設けられてい
る。この操作部材22には第5図に示すようなカム部2
2aが設けられている。ここで第5図は上記第4図の構
成部分を下方から見た状態を示す。一方、駆動リング2
0には、突起部20cが設けられており、この突起部2
0cは上記コイルバネ21より強いバネ70にて図中矢
印方向へ付勢されており、通常は操作部材22の上記カ
ム部22aに当接している。従って、操作部材22の操
作に連動して上記カム部22aにより駆動リング20が
回転し、画面サイズ規制部材16を駆動する。
り画面サイズ規制部材16が開孔部11c内に侵入する
方向に駆動するよう矢印方向に付勢されている。またカ
メラ本体11の下板23には、第4図において紙面と垂
直な方向に移動するよう外部から操作可能な操作部材2
2がカメラ本体11に対して摺動自在に設けられてい
る。この操作部材22には第5図に示すようなカム部2
2aが設けられている。ここで第5図は上記第4図の構
成部分を下方から見た状態を示す。一方、駆動リング2
0には、突起部20cが設けられており、この突起部2
0cは上記コイルバネ21より強いバネ70にて図中矢
印方向へ付勢されており、通常は操作部材22の上記カ
ム部22aに当接している。従って、操作部材22の操
作に連動して上記カム部22aにより駆動リング20が
回転し、画面サイズ規制部材16を駆動する。
【0009】次にフィルム給送駆動系について説明す
る。第3図に示す如く、モ−タ41はカメラ本体に固定
された不図示の地板aに固定されている。このモ−タ4
1の出力軸にはピニオンギヤ42が固着されている。第
1の2段ギヤ43は地板aに回転自在に軸支され、大径
側のギヤ43aは上記ピニオンギヤ42と噛合してい
る。第2の2段ギヤ44は地板aに回転自在に軸支され
大径側のギヤ44bは上記第1の2段ギヤ43の小径側
のギヤ43bと噛合している。第3の2段ギヤ45は地
板aに回転自在に軸支され、その大径側のギヤ45aは
上記第2の2段ギヤ44の小径側のギヤ44aと噛合し
ている。上記第3の2段ギヤ45と同軸で回転可能なよ
うに遊星レバ−47が地板aに軸支されている。上記遊
星レバ−47には既知の摩擦部材を介して遊星ギヤ46
が回転自在に軸支されており、この遊星ギヤ46と上記
第3の2段ギヤ45の小径側のギヤ45bとが噛合して
いる。
る。第3図に示す如く、モ−タ41はカメラ本体に固定
された不図示の地板aに固定されている。このモ−タ4
1の出力軸にはピニオンギヤ42が固着されている。第
1の2段ギヤ43は地板aに回転自在に軸支され、大径
側のギヤ43aは上記ピニオンギヤ42と噛合してい
る。第2の2段ギヤ44は地板aに回転自在に軸支され
大径側のギヤ44bは上記第1の2段ギヤ43の小径側
のギヤ43bと噛合している。第3の2段ギヤ45は地
板aに回転自在に軸支され、その大径側のギヤ45aは
上記第2の2段ギヤ44の小径側のギヤ44aと噛合し
ている。上記第3の2段ギヤ45と同軸で回転可能なよ
うに遊星レバ−47が地板aに軸支されている。上記遊
星レバ−47には既知の摩擦部材を介して遊星ギヤ46
が回転自在に軸支されており、この遊星ギヤ46と上記
第3の2段ギヤ45の小径側のギヤ45bとが噛合して
いる。
【0010】モ−タ41と同軸で且つモ−タ41の外周
にはフィルム巻取用のスプ−ル40が地板aに回転自在
に軸支されている。このスプ−ル40の下部にはギヤ4
0bが設けられており、モ−タの図中矢印方向の回転に
よる遊星ギヤ46の公転によりスプ−ルギヤ40bと遊
星ギヤ46が噛合してモ−タの動力がスプ−ル40に伝
達される。また、スプ−ル40にはフィルムの巻き付け
の際にフィルムパ−フォレ−ションを引っ掛けるための
爪40aが設けられている。ギヤ48は地板aに回転自
在に軸支されており、モ−タ41の反矢印方向の回転に
よる遊星ギヤ46の公転によりギヤ48と遊星ギヤ46
は噛合する。第1のスプロケット49はカメラ本体11
に回動自在に軸支されており、このスプロケット49に
はフィルムパ−フォレ−ションと係合する爪49c、4
9dとギヤ49a、49bが設けられており、ギヤ49
aは上記ギヤ48と噛合している。ギヤ50はカメラ本
体11に回転自在に軸支されており、このギヤ50は上
記スプロケット49のギヤ49bと噛合している。
にはフィルム巻取用のスプ−ル40が地板aに回転自在
に軸支されている。このスプ−ル40の下部にはギヤ4
0bが設けられており、モ−タの図中矢印方向の回転に
よる遊星ギヤ46の公転によりスプ−ルギヤ40bと遊
星ギヤ46が噛合してモ−タの動力がスプ−ル40に伝
達される。また、スプ−ル40にはフィルムの巻き付け
の際にフィルムパ−フォレ−ションを引っ掛けるための
爪40aが設けられている。ギヤ48は地板aに回転自
在に軸支されており、モ−タ41の反矢印方向の回転に
よる遊星ギヤ46の公転によりギヤ48と遊星ギヤ46
は噛合する。第1のスプロケット49はカメラ本体11
に回動自在に軸支されており、このスプロケット49に
はフィルムパ−フォレ−ションと係合する爪49c、4
9dとギヤ49a、49bが設けられており、ギヤ49
aは上記ギヤ48と噛合している。ギヤ50はカメラ本
体11に回転自在に軸支されており、このギヤ50は上
記スプロケット49のギヤ49bと噛合している。
【0011】スプロケット55はカメラ本体11に回転
自在に軸支されており、このスプロケット55にはフィ
ルムパ−フォレ−ションと係合する爪55cとギヤ55
aが設けられている。このギヤ55aはギヤ54と噛合
している。上記ギヤ54はギヤ53、52、51を介し
てギヤ50と連結されている。スプロケット55とスプ
ロケット49の各々の爪はフィルムパ−フォレ−ション
に、ずれることなく噛合するように位相が調整されてい
る。スプロケット59はスプロケット55と同軸で且つ
スプロケット55とは独立して回転可能に軸支されてお
り、このスプロケット59にはフィルムパ−フォレ−シ
ョンと係合する爪59aとギヤ59bとが設けられてお
り、スプロケット59はフィルムの移動によってのみ回
転するよう構成されている。ギヤ56はカメラ本体に回
転自在に軸支されており、このギヤ56は上記スプロケ
ット59のギヤ59bと噛合している。ギヤ57aはカ
メラ本体に回転自在に軸支されており上記ギヤ56と噛
合している。またこのギヤ57aにはスリット57bが
円周上に複数設けられたスリット板が一体化されてお
り、このスリット57bの通過をカメラ本体に設けられ
たフォトインタラプタ58で検出して、このフィルム移
動に対応したパルス信号を基にしてフィルムの給送制御
を行っている。
自在に軸支されており、このスプロケット55にはフィ
ルムパ−フォレ−ションと係合する爪55cとギヤ55
aが設けられている。このギヤ55aはギヤ54と噛合
している。上記ギヤ54はギヤ53、52、51を介し
てギヤ50と連結されている。スプロケット55とスプ
ロケット49の各々の爪はフィルムパ−フォレ−ション
に、ずれることなく噛合するように位相が調整されてい
る。スプロケット59はスプロケット55と同軸で且つ
スプロケット55とは独立して回転可能に軸支されてお
り、このスプロケット59にはフィルムパ−フォレ−シ
ョンと係合する爪59aとギヤ59bとが設けられてお
り、スプロケット59はフィルムの移動によってのみ回
転するよう構成されている。ギヤ56はカメラ本体に回
転自在に軸支されており、このギヤ56は上記スプロケ
ット59のギヤ59bと噛合している。ギヤ57aはカ
メラ本体に回転自在に軸支されており上記ギヤ56と噛
合している。またこのギヤ57aにはスリット57bが
円周上に複数設けられたスリット板が一体化されてお
り、このスリット57bの通過をカメラ本体に設けられ
たフォトインタラプタ58で検出して、このフィルム移
動に対応したパルス信号を基にしてフィルムの給送制御
を行っている。
【0012】一方、前記遊星ギヤ46がスプ−ルギヤ4
0bと噛合する位置からギヤ48に噛合する位置へ公転
する区間内で噛合し、遊星ギヤ46がスプ−ルギヤ40
b又はギヤ48と噛合しているときには噛合しないよう
な範囲に固定内歯車60が地板aに設けてある。この内
歯車60は遊星ギヤ46の公転を補助し、遊星ギヤ46
の切り換わりが確実に行われるようにすると共に、フィ
ルム巻き戻しの際に遊星ギヤ46をスプ−ルギヤ40b
及びギヤ48のどちらにも噛合しない中立位置で保持す
るために設けられている。更に、フィルム通路中にはフ
ィルムスイッチ110がカメラ本体11に取り付けられ
ており、フィルム通路中にフィルムがある時にはON、
無い時にはOFFになるように設定されている。
0bと噛合する位置からギヤ48に噛合する位置へ公転
する区間内で噛合し、遊星ギヤ46がスプ−ルギヤ40
b又はギヤ48と噛合しているときには噛合しないよう
な範囲に固定内歯車60が地板aに設けてある。この内
歯車60は遊星ギヤ46の公転を補助し、遊星ギヤ46
の切り換わりが確実に行われるようにすると共に、フィ
ルム巻き戻しの際に遊星ギヤ46をスプ−ルギヤ40b
及びギヤ48のどちらにも噛合しない中立位置で保持す
るために設けられている。更に、フィルム通路中にはフ
ィルムスイッチ110がカメラ本体11に取り付けられ
ており、フィルム通路中にフィルムがある時にはON、
無い時にはOFFになるように設定されている。
【0013】次に、画面サイズ切り換え機構と巻き上げ
系との連動機構について説明する。第5図に示す如く、
切り換えレバ−61がカメラ本体11に揺動自在に取り
付けられている。この切り換えレバ−61の一端は、遊
星レバ−47が公転する際に当接してこの切り換えレバ
−61が揺動させられる位置に延出しており、他端に設
けられた溝内には駆動レバ−62に設けられたピン62
cが嵌合しており、切り換えレバ−61が揺動した際は
この駆動レバ−62を駆動するようになっている。駆動
レバ−62には長孔62aが設けられ、この長孔62a
がカメラ本体11に設けられたガイドピン69と嵌合す
ることによりカメラ本体11に平行移動可能に取り付け
られている。係止レバ−63はカメラ本体11に揺動自
在に取り付けられており、このレバ−63の一端は遊星
レバ−47が公転した際には当接してこの遊星レバ−4
7によって揺動させられるようになっている。また係止
レバ−63はト−ションバネ65によって駆動レバ−6
2に当接する方向に付勢されており、駆動レバ−62に
設けられた溝62bに嵌まり込んで駆動レバ−62を係
止するようになっている。
系との連動機構について説明する。第5図に示す如く、
切り換えレバ−61がカメラ本体11に揺動自在に取り
付けられている。この切り換えレバ−61の一端は、遊
星レバ−47が公転する際に当接してこの切り換えレバ
−61が揺動させられる位置に延出しており、他端に設
けられた溝内には駆動レバ−62に設けられたピン62
cが嵌合しており、切り換えレバ−61が揺動した際は
この駆動レバ−62を駆動するようになっている。駆動
レバ−62には長孔62aが設けられ、この長孔62a
がカメラ本体11に設けられたガイドピン69と嵌合す
ることによりカメラ本体11に平行移動可能に取り付け
られている。係止レバ−63はカメラ本体11に揺動自
在に取り付けられており、このレバ−63の一端は遊星
レバ−47が公転した際には当接してこの遊星レバ−4
7によって揺動させられるようになっている。また係止
レバ−63はト−ションバネ65によって駆動レバ−6
2に当接する方向に付勢されており、駆動レバ−62に
設けられた溝62bに嵌まり込んで駆動レバ−62を係
止するようになっている。
【0014】駆動レバ−62はバネ66によって駆動リ
ング20の突起20cを操作部材22のカム部22aに
押し付ける方向に付勢されている。(図中矢印方向)こ
のバネ66の力量は駆動リング20を付勢しているコイ
ルバネ70より強く設定されており、通常撮影時には駆
動レバ−62はバネ66によりカメラ本体11に設けら
れたストッパ71に当接している。バネ70は、駆動レ
バ−62の溝部62dに、駆動レバ−62が第8図の位
置へ移動した際には駆動リング20の突起部20cへの
押圧を解除する状態で配設されている。
ング20の突起20cを操作部材22のカム部22aに
押し付ける方向に付勢されている。(図中矢印方向)こ
のバネ66の力量は駆動リング20を付勢しているコイ
ルバネ70より強く設定されており、通常撮影時には駆
動レバ−62はバネ66によりカメラ本体11に設けら
れたストッパ71に当接している。バネ70は、駆動レ
バ−62の溝部62dに、駆動レバ−62が第8図の位
置へ移動した際には駆動リング20の突起部20cへの
押圧を解除する状態で配設されている。
【0015】次に各部の動作について説明する。まず、
操作部材22を第5図の位置に移動させる。駆動リング
20の突起部20cはバネ70によって付勢されている
のでカム22aに追従して図の位置となる。これによっ
て、駆動リング20が第4図に示した位置へ回転する。
この時、画面サイズ規制部材16は、駆動リングのピン
16aにより開孔部11c外へ退避した位置へ移動す
る。一方、操作部材22を第7図の位置へ移動させる
と、カム22aによって駆動リングが第6図に示された
位置へ移動する。この結果画面サイズ規制部材16が開
孔部11c内へ侵入する位置へ移動して、通常より小さ
な画面サイズ、例えばパノラマサイズが形成される。
操作部材22を第5図の位置に移動させる。駆動リング
20の突起部20cはバネ70によって付勢されている
のでカム22aに追従して図の位置となる。これによっ
て、駆動リング20が第4図に示した位置へ回転する。
この時、画面サイズ規制部材16は、駆動リングのピン
16aにより開孔部11c外へ退避した位置へ移動す
る。一方、操作部材22を第7図の位置へ移動させる
と、カム22aによって駆動リングが第6図に示された
位置へ移動する。この結果画面サイズ規制部材16が開
孔部11c内へ侵入する位置へ移動して、通常より小さ
な画面サイズ、例えばパノラマサイズが形成される。
【0016】次にフィルム給送動作について説明する。
フィルムが装填され、不図示の裏蓋スイッチにより裏蓋
14が閉鎖されたことが検出されると、不図示のCPU
からモ−タ駆動回路にモ−タの駆動信号が出力され、フ
ィルムのオ−トロ−ドが開始される。まずモ−タ41を
図中矢印とは反対方向に回転させる。すると遊星ギヤ4
6が公転してギヤ48と噛合する。これによってモ−タ
41の回転力がギヤ48に伝達され、スプロケット49
とスプロケット55とが回転する。スプロケットの爪部
49c、49d、55cはフィルムFのパ−フォレ−シ
ョンと噛合するようになっており、スプロケット49、
55が回転することによりフィルムがスプ−ル40aの
方向に給送される。フィルムが給送されるに従ってフィ
ルムスイッチ110がフィルムによりONからOFFに
なる。またこのフィルム給送によりスプロケット59が
回転し、フィルムスイッチ110がOFFになった時点
よりフィルムの移動に応じてフォトインタラプタ58よ
り出力されるパルスをカウントしてこのカウント値が一
定になったところでモ−タを停止させる。この一連の動
作によってフィルム先端がスプ−ル40に巻き付き可能
な位置まで送られる。次に、モ−タ42を図中矢印の方
向に回転させる。すると遊星ギヤ46が公転してスプ−
ルギヤ40bと噛合する位置へ移動してモ−タ41の回
転力がスプ−ル40に伝達される。
フィルムが装填され、不図示の裏蓋スイッチにより裏蓋
14が閉鎖されたことが検出されると、不図示のCPU
からモ−タ駆動回路にモ−タの駆動信号が出力され、フ
ィルムのオ−トロ−ドが開始される。まずモ−タ41を
図中矢印とは反対方向に回転させる。すると遊星ギヤ4
6が公転してギヤ48と噛合する。これによってモ−タ
41の回転力がギヤ48に伝達され、スプロケット49
とスプロケット55とが回転する。スプロケットの爪部
49c、49d、55cはフィルムFのパ−フォレ−シ
ョンと噛合するようになっており、スプロケット49、
55が回転することによりフィルムがスプ−ル40aの
方向に給送される。フィルムが給送されるに従ってフィ
ルムスイッチ110がフィルムによりONからOFFに
なる。またこのフィルム給送によりスプロケット59が
回転し、フィルムスイッチ110がOFFになった時点
よりフィルムの移動に応じてフォトインタラプタ58よ
り出力されるパルスをカウントしてこのカウント値が一
定になったところでモ−タを停止させる。この一連の動
作によってフィルム先端がスプ−ル40に巻き付き可能
な位置まで送られる。次に、モ−タ42を図中矢印の方
向に回転させる。すると遊星ギヤ46が公転してスプ−
ルギヤ40bと噛合する位置へ移動してモ−タ41の回
転力がスプ−ル40に伝達される。
【0017】スプ−ル40が回転することにより、スプ
−ル爪40aがフィルムパ−フォレ−ションと係合し、
フィルムがスプ−ル40により駆動され、フィルムがス
プ−ル40に巻き付けられる。このときのフィルムの送
り量はスプロケット59の回転量をフォトインタラプタ
57の出力パルスによってカウントしこのパルス数が一
定値になったところで、モ−タ41にブレ−キをかけて
停止させコマ数1を不図示の表示装置に表示して撮影準
備動作が完了する。また、オ−トロ−ドの開始と同時に
タイマをスタ−トさせ、このタイマが一定時間をカウン
トしてもオ−トロ−ドが完了しない場合にはモ−タを停
止させ、“E”マ−クを表示装置に表示し撮影者にオ−
トロ−ドの失敗を告知する。
−ル爪40aがフィルムパ−フォレ−ションと係合し、
フィルムがスプ−ル40により駆動され、フィルムがス
プ−ル40に巻き付けられる。このときのフィルムの送
り量はスプロケット59の回転量をフォトインタラプタ
57の出力パルスによってカウントしこのパルス数が一
定値になったところで、モ−タ41にブレ−キをかけて
停止させコマ数1を不図示の表示装置に表示して撮影準
備動作が完了する。また、オ−トロ−ドの開始と同時に
タイマをスタ−トさせ、このタイマが一定時間をカウン
トしてもオ−トロ−ドが完了しない場合にはモ−タを停
止させ、“E”マ−クを表示装置に表示し撮影者にオ−
トロ−ドの失敗を告知する。
【0018】フィルムの撮影が完了してフィルムエンド
が検知されるとモ−タ40を一定時間矢印とは逆方向に
回転させて遊星ギヤ46をインタ−ナルギヤ60と噛合
する区間内に停止させ、遊星ギヤ46とスプ−ル40及
びスプロケット49との連結を切り離す。次に、フィル
ムの初期送り、即ち、オ−トロ−ドと画面サイズ規制部
材16との関係について説明する。フィルム初期送り時
に遊星ギヤ46がスプロケット49側に公転する際、第
9図に示す如く、遊星レバ−47がレバ−61と当接
し、さらに遊星ギヤ46が公転すると、遊星レバ−47
がレバ−61を揺動させる。これによって駆動レバ−6
2がバネ66の付勢力に逆らって移動する。そしてこの
駆動レバ−62が所定位置まで移動すると、係止レバ−
63が駆動レバ−62の溝部62bと係合し、駆動レバ
−62が前記所定の位置へ係止される。このとき駆動リ
ング20を操作部材22のカム部に当接するように付勢
する付勢力が無くなるため、駆動リング22はバネ21
の付勢力によって、時計方向に回転される。その結果操
作部材22が第5図、第7図のいずれの位置にあっても
画面サイズ規制部材16が開口部11c内に侵入する方
向に移動される。この時駆動リング20の回転を規制し
ている長孔20b及び画面サイズ規制部材16の動作範
囲を規制している長孔16bを、画面サイズ規制部材1
6が開口部11c内に侵入して第2の画面サイズを形成
する位置を越えてさらに侵入可能な長さに形成しておく
ことにより、フィルムそ初期送り時、即ち、スプロケッ
トにより給送されている際は開口部11cの開口をより
小さくするまで上記画面サイズ規制部材を侵入させるこ
とができる。これによってスプロケットによりフィルム
が送られている際にフィルム先端が開口部内に落ち込む
事を防止できるので確実なロ−ディングをすることがで
きる。
が検知されるとモ−タ40を一定時間矢印とは逆方向に
回転させて遊星ギヤ46をインタ−ナルギヤ60と噛合
する区間内に停止させ、遊星ギヤ46とスプ−ル40及
びスプロケット49との連結を切り離す。次に、フィル
ムの初期送り、即ち、オ−トロ−ドと画面サイズ規制部
材16との関係について説明する。フィルム初期送り時
に遊星ギヤ46がスプロケット49側に公転する際、第
9図に示す如く、遊星レバ−47がレバ−61と当接
し、さらに遊星ギヤ46が公転すると、遊星レバ−47
がレバ−61を揺動させる。これによって駆動レバ−6
2がバネ66の付勢力に逆らって移動する。そしてこの
駆動レバ−62が所定位置まで移動すると、係止レバ−
63が駆動レバ−62の溝部62bと係合し、駆動レバ
−62が前記所定の位置へ係止される。このとき駆動リ
ング20を操作部材22のカム部に当接するように付勢
する付勢力が無くなるため、駆動リング22はバネ21
の付勢力によって、時計方向に回転される。その結果操
作部材22が第5図、第7図のいずれの位置にあっても
画面サイズ規制部材16が開口部11c内に侵入する方
向に移動される。この時駆動リング20の回転を規制し
ている長孔20b及び画面サイズ規制部材16の動作範
囲を規制している長孔16bを、画面サイズ規制部材1
6が開口部11c内に侵入して第2の画面サイズを形成
する位置を越えてさらに侵入可能な長さに形成しておく
ことにより、フィルムそ初期送り時、即ち、スプロケッ
トにより給送されている際は開口部11cの開口をより
小さくするまで上記画面サイズ規制部材を侵入させるこ
とができる。これによってスプロケットによりフィルム
が送られている際にフィルム先端が開口部内に落ち込む
事を防止できるので確実なロ−ディングをすることがで
きる。
【0019】また、上記実施例では駆動リング20をバ
ネで駆動するようにしたが、駆動リング20をモ−タで
直接駆動するようにしても良い。第11図にモ−タ駆動
の実施例に付いて示す。モ−タ100は不図示の地板b
に取り付けられている。上記地板bはカメラ本体11に
固定されいている。モ−タ100の軸にはピニオンギヤ
101が固着されている。ギヤ102は地板bに回転自
在に軸支されており、ギヤ102はピニオンギヤ101
と噛合している。ギヤ103は地板bに回転自在に軸支
されており、大径ギヤ103aはギヤ102と噛合して
いる。駆動リング20の一部にはギヤ部20dが設けら
れてり、これは小径ギヤ103bと噛合している。これ
によってモ−タ100の駆動力が駆動リング20に伝達
されるようになっている。駆動リング20及び画面サイ
ズ規制部材16の構成は前の実施例と同様であるので省
略する。駆動リング20の側面には切片104が取り付
けられている。この切片104は基板105上をスライ
ドするようになっている。基板105上には導電パタ−
ン105a〜105dが設けられており、パタ−ン10
5dと105aが切片104により導通することにより
画面サイズ規制部材16が開口部11c外に退避した第
1画面サイズ位置まで駆動されていることを検知し、パ
タ−ン105cと105aが切片104にて導通するこ
とにより画面サイズ規制部材16が開口部11c内に侵
入して第2画面サイズが形成される位置まで駆動されて
いることを検知し、パタ−ン105bと105aが導通
することにより画面サイズ規制部材16が第2画面サイ
ズを形成する位置よりさらに開口部11c内に侵入した
ことを検知するようになっている。不図示の操作スイッ
チにより第1画面サイズまたは第2画面サイズを選択す
ると、モ−タ100にて駆動リング20を駆動させ、画
面サイズ規制部材16を夫々上記所定の位置へ移動させ
ると共に、フィルムの初期送り動作が検知された際には
操作スイッチの選択位置に関わらずモ−タ100をさら
に回転させて画面サイズ規制部材16を第2画面サイズ
を形成する位置よりさらに開口部11c内に侵入した位
置へ移動させるようにする。
ネで駆動するようにしたが、駆動リング20をモ−タで
直接駆動するようにしても良い。第11図にモ−タ駆動
の実施例に付いて示す。モ−タ100は不図示の地板b
に取り付けられている。上記地板bはカメラ本体11に
固定されいている。モ−タ100の軸にはピニオンギヤ
101が固着されている。ギヤ102は地板bに回転自
在に軸支されており、ギヤ102はピニオンギヤ101
と噛合している。ギヤ103は地板bに回転自在に軸支
されており、大径ギヤ103aはギヤ102と噛合して
いる。駆動リング20の一部にはギヤ部20dが設けら
れてり、これは小径ギヤ103bと噛合している。これ
によってモ−タ100の駆動力が駆動リング20に伝達
されるようになっている。駆動リング20及び画面サイ
ズ規制部材16の構成は前の実施例と同様であるので省
略する。駆動リング20の側面には切片104が取り付
けられている。この切片104は基板105上をスライ
ドするようになっている。基板105上には導電パタ−
ン105a〜105dが設けられており、パタ−ン10
5dと105aが切片104により導通することにより
画面サイズ規制部材16が開口部11c外に退避した第
1画面サイズ位置まで駆動されていることを検知し、パ
タ−ン105cと105aが切片104にて導通するこ
とにより画面サイズ規制部材16が開口部11c内に侵
入して第2画面サイズが形成される位置まで駆動されて
いることを検知し、パタ−ン105bと105aが導通
することにより画面サイズ規制部材16が第2画面サイ
ズを形成する位置よりさらに開口部11c内に侵入した
ことを検知するようになっている。不図示の操作スイッ
チにより第1画面サイズまたは第2画面サイズを選択す
ると、モ−タ100にて駆動リング20を駆動させ、画
面サイズ規制部材16を夫々上記所定の位置へ移動させ
ると共に、フィルムの初期送り動作が検知された際には
操作スイッチの選択位置に関わらずモ−タ100をさら
に回転させて画面サイズ規制部材16を第2画面サイズ
を形成する位置よりさらに開口部11c内に侵入した位
置へ移動させるようにする。
【0020】また、本実施例はパトロ−ネ内のスプ−ル
を回転させることによりフィルム送り出し可能なパトロ
−ネを使用するカメラにも応用可能である。その実施例
を第12図に示す。画面サイズ切り換え機構、モ−タか
らの減速機構及び減速機構と画面サイズ切り換え機構と
の連動構成は第1実施例と同様であるので省略する。ギ
ヤ111は不図示の地板cに回転自在に軸支されてお
り、モ−タ41の図中矢印方向の回転による遊星ギヤ4
6の公転によりギヤ111と遊星ギヤ46が噛合するよ
うになっている。ギヤ112は地板cに回転自在に軸支
されておりギヤ112とギヤ111は噛合している。ギ
ヤ113は地板cに回転自在に軸支されておりギヤ11
3とギヤ112は噛合している。ギヤ114は地板cに
回転自在に軸支されておりギヤ114とギヤ113は噛
合している。ギヤ115aは地板cに回転自在に軸支さ
れておりギヤ115aとギヤ114は噛合している。ギ
ヤ115aにはパトロ−ネP内のスプ−ルと係合するカ
プラ−115bが設けられていてこのカプラ−115b
の図中矢印方向の回転によりフィルムの送り出しが行わ
れるようになっている。ロ−ラ110はカメラ本体11
に回転自在に軸支されている。このロ−ラ110によっ
てフィルムがスプ−ル40の方向に曲げられている。モ
−タ40の図中矢印方向への回転により遊星ギヤ46が
公転して駆動系が切り替わると共に、画面サイズ規制部
材16が第2画面サイズを形成する位置を越えて開口部
11c内に侵入する動作については第1実施例で述べた
通りである。
を回転させることによりフィルム送り出し可能なパトロ
−ネを使用するカメラにも応用可能である。その実施例
を第12図に示す。画面サイズ切り換え機構、モ−タか
らの減速機構及び減速機構と画面サイズ切り換え機構と
の連動構成は第1実施例と同様であるので省略する。ギ
ヤ111は不図示の地板cに回転自在に軸支されてお
り、モ−タ41の図中矢印方向の回転による遊星ギヤ4
6の公転によりギヤ111と遊星ギヤ46が噛合するよ
うになっている。ギヤ112は地板cに回転自在に軸支
されておりギヤ112とギヤ111は噛合している。ギ
ヤ113は地板cに回転自在に軸支されておりギヤ11
3とギヤ112は噛合している。ギヤ114は地板cに
回転自在に軸支されておりギヤ114とギヤ113は噛
合している。ギヤ115aは地板cに回転自在に軸支さ
れておりギヤ115aとギヤ114は噛合している。ギ
ヤ115aにはパトロ−ネP内のスプ−ルと係合するカ
プラ−115bが設けられていてこのカプラ−115b
の図中矢印方向の回転によりフィルムの送り出しが行わ
れるようになっている。ロ−ラ110はカメラ本体11
に回転自在に軸支されている。このロ−ラ110によっ
てフィルムがスプ−ル40の方向に曲げられている。モ
−タ40の図中矢印方向への回転により遊星ギヤ46が
公転して駆動系が切り替わると共に、画面サイズ規制部
材16が第2画面サイズを形成する位置を越えて開口部
11c内に侵入する動作については第1実施例で述べた
通りである。
【0021】尚、上記実施例ではフィルムパトロ−ネの
装填方法については説明を省略したが、どのような装填
方法に対しても適用可能である。また本実施例において
はパノラマサイズと通常サイズとの切り換えについて説
明したが、他の方式、例えばハ−フサイズと通常サイズ
との切り換えにも適用できる。また画面サイズ切り換え
可能なカメラに限定されること無く、外部の操作部材2
2を持たない通常のカメラにも適用できる。
装填方法については説明を省略したが、どのような装填
方法に対しても適用可能である。また本実施例において
はパノラマサイズと通常サイズとの切り換えについて説
明したが、他の方式、例えばハ−フサイズと通常サイズ
との切り換えにも適用できる。また画面サイズ切り換え
可能なカメラに限定されること無く、外部の操作部材2
2を持たない通常のカメラにも適用できる。
【0022】
【発明の効果】画面サイズ切り換え可能なカメラにおい
ては画面サイズ規制部材をフィルム初期送りの際に操作
部材の選択位置に関係なく第2画面サイズを形成する位
置または、この第2画面サイズを形成する位置を越えて
更に開口部内に侵入する位置まで移動させ、また、画面
サイズ切り換え機構を有さないカメラにおいては、フィ
ルム初期送りに連動して画面サイズ規制部材を画面内に
侵入させ、夫々、フィルムの初期送りの完了に連動して
画面外に退避させることにより、フィルム初期送りの際
のフィルム先端部の開口部内への落ち込みを防止するこ
とがでる。
ては画面サイズ規制部材をフィルム初期送りの際に操作
部材の選択位置に関係なく第2画面サイズを形成する位
置または、この第2画面サイズを形成する位置を越えて
更に開口部内に侵入する位置まで移動させ、また、画面
サイズ切り換え機構を有さないカメラにおいては、フィ
ルム初期送りに連動して画面サイズ規制部材を画面内に
侵入させ、夫々、フィルムの初期送りの完了に連動して
画面外に退避させることにより、フィルム初期送りの際
のフィルム先端部の開口部内への落ち込みを防止するこ
とがでる。
【図1】本発明の一実施例におけるカメラの背面を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】上記実施例における、画面サイズ変更時の背面
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図3】上記実施例におけるフィルム給送系を示す斜視
図。
図。
【図4】上記実施例における画面サイズ規制部材と駆動
リングとの関係を示す正面図。
リングとの関係を示す正面図。
【図5】上記実施例におけるフィルム給送系と切り換え
操作部材との関係を示す底面図。
操作部材との関係を示す底面図。
【図6】上記実施例における画面サイズ規制部材と駆動
リングとの関係の作動状態を示す正面図。
リングとの関係の作動状態を示す正面図。
【図7】上記実施例におけるフィルム給送系と切り換え
操作部材との関係の作動状態を示す底面図。
操作部材との関係の作動状態を示す底面図。
【図8】上記実施例における画面サイズ規制部材と駆動
リングとの関係の作動状態を示す正面図
リングとの関係の作動状態を示す正面図
【図9】上記実施例におけるフィルム給送系と切り換え
操作部材との関係の作動状態を示す底面図。
操作部材との関係の作動状態を示す底面図。
【図10】上記実施例における画面サイズ規制部材の位
置関係を示す断面図。
置関係を示す断面図。
【図11】本発明の他の実施例を示す正面図。
【図12】本発明の更に他の実施例を示す斜視図。
11c 開孔部 16 画面サイズ規制部材 20 駆動リング 22 操作部材
Claims (2)
- 【請求項1】 カメラの画面サイズを規定する開孔部
と、 上記開孔部内に侵入する位置と開口部から退避する位置
との間で可動な規制部材と、 上記規制部材をフィルムの初期送りの際は強制的に開孔
部内へ侵入する位置に設定する設定手段と、 を具備したことを特徴とするカメラのフィルム装填装
置。 - 【請求項2】 カメラの第1の画面サイズを規定する開
孔部と、 上記開孔部内に侵入して上記画面サイズより小さな第2
の画面サイズを形成する第2の位置と上記開孔部より退
避して上記第1の画面サイズを得る第1の位置との間を
移動する画面サイズ規制部材と、 上記画面サイズ規制部材をフィルムの初期送りの際は強
制的に上記第2の位置もしくはこれより更に開口部内に
侵入した位置に設定する設定手段と、 を具備したことを特徴とするカメラのフィルム装填装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04056770A JP3128160B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | フィルム装填装置 |
US08/013,771 US5376982A (en) | 1992-02-07 | 1993-02-05 | Film loading mechanism of a camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04056770A JP3128160B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | フィルム装填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224291A true JPH05224291A (ja) | 1993-09-03 |
JP3128160B2 JP3128160B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=13036718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04056770A Expired - Fee Related JP3128160B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | フィルム装填装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5376982A (ja) |
JP (1) | JP3128160B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5504548A (en) * | 1992-11-26 | 1996-04-02 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image-plane-size changeover camera |
US5583599A (en) * | 1993-09-30 | 1996-12-10 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Photographic format indicator for a camera |
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