JP3184691B2 - カメラ及びカメラのフィルムカートリッジ装填装置 - Google Patents

カメラ及びカメラのフィルムカートリッジ装填装置

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JP3184691B2 JP33749393A JP33749393A JP3184691B2 JP 3184691 B2 JP3184691 B2 JP 3184691B2 JP 33749393 A JP33749393 A JP 33749393A JP 33749393 A JP33749393 A JP 33749393A JP 3184691 B2 JP3184691 B2 JP 3184691B2
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムカートリッジ
の装填を行なうカメラ及びカメラのフィルムカートリッ
ジ装填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムカートリッジをその軸方
向に挿入させて、カートリッジ室へ収納する方式を採用
したカメラが本出願人より特開平4−241336号公
報等にて提案されている。これらは、カートリッジの取
出しを容易にするための押出しバネ、及び、装填時、該
押出しバネに抗してカートリッジの飛び出しを防止する
保持部材により構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例に於ては、カートリッジの装填時、撮影者は、
該カートリッジをカートリッジ室の奥まで、確実に押し
込む必要があり、操作が煩しいし、また、確実な操作が
保証されないといった欠点があった。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みなされたもの
で、フィルムカートリッジの装填に関し、操作性の向上
及び操作の確実性を保証できるカメラ及びカメラのフィ
ルムカートリッジ装填装置を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、フィルムカートリッジの装填状態を検知
する検知手段と、前記フィルムカートリッジの凹部に係
合する係合手段と、前記検知手段が前記フィルムカート
リッジの装填を検知したことに応答して、前記係合手段
を駆動させて前記フィルムカートリッジをカメラのカー
リッジ室へ引き込み、前記フィルムカートリッジの引き
込み下降動作終了位置へ至らせる電動駆動手段と、を有
するカメラ、あるいはカメラのフィルムカートリッジ装
填装置にある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0007】図1〜図11に本発明の第1実施例を示
す。
【0008】図1は本実施例のフィルムカートリッジを
示す斜視図である。1はフィルムカートリッジであり、
位置決め穴1a、フィルム出口1b、凹部1cが設けら
れている。2はスプール軸であり、不図示のフィルムが
巻き付けられており、フィルムカートリッジ1に対し回
転可能に軸支されている。スプール軸2には突当て面2
a、位置決め穴2b、キー溝2cが設けられており、後
述の駆動部材により回転させることが可能となってい
る。以上はフィルムカートリッジ1の基準面1d側の構
成を示したが対向面1e側にもスプール軸2は露出して
いる。そして、フィルムカートリッジ1は、スプール軸
2を図1時計回転方向に回転させることにより、不図示
のフィルムがフィルム出口1bから送り出される仕組み
となっている。またスプール軸2を図1反時計回転方向
に回転させるとフィルムが巻込まれる。フィルムカート
リッジ1の理想的な支持方法は、スプール軸2と後述の
駆動部材により水平方向のセンター出し及び軸方向の位
置決めを行ない、位置決め穴1aを使って水平方向の回
転止めを行なうことである。
【0009】次に図2〜図4を用いて本実施例のカメラ
のカートリッジ室の構成について説明する。図2は図1
のカートリッジが装填されるカメラのカートリッジ室の
レイアウトを示す図、図3は図2に於けるA視での構成
を示す図であり、フィルムカートリッジ装填完了状態を
示している。また、図4は、図3に於けるB視での構成
を示す図であり、フィルムカートリッジ装填完了状態を
示している。
【0010】まず、カートリッジ室のレイアウトについ
て説明する。3はカメラ本体であり、3aがカートリッ
ジ室である。図2に於て、フィルムカートリッジ1は、
基準面側1dを紙面下にして装填される。4はフィルム
であり、ガイド部3bを介してトンネル3cへ導かれ
る。尚、フィルムの保持方法の詳細は、公知のため説明
を省略する。また、撮影光学系、露出コントロール手
段、フィルム巻取り手段等については、従来公知のもの
とし本実施例での説明は省略する。
【0011】次にフィルムカートリッジ1の位置決めに
ついて説明する。図3に於いて、5、6はそれぞれ保持
板であり、カメラ本体3に固着されている。また7は、
位置決めピンであり保持板5に固着されている。9は駆
動部材であり保持板6と一体的に形成された軸8に回転
可能に支持されている。9aは位置決め軸部、9bは突
当て基準面、9cはキー部でありそれぞれ駆動部材9に
設けられ、それぞれフィルムカートリッジ1の位置決め
穴2b、突当て面2a、キー溝2cに作用しフィルムカ
ートリッジ1の位置決め及び回転伝達を可能とする。
尚、カートリッジ室3aとフィルムカートリッジ1は非
接触状態となっている。駆動部材9は後述するモーター
cから伝達される動力が駆動部材9のギヤ部9dに伝達
され、正逆両方向に回転駆動され、フィルム4の送り出
し及び巻込み動作が行なわれる。
【0012】10はスライド蓋であり、軸11が固着さ
れている。12は押え部材であり軸11に回転可能に嵌
合し、バネ13でフィルムカートリッジ1のスプール軸
2を押付ける方向にバネ付勢されている。図3はスライ
ド蓋10が閉じた状態を示しており押え部材12はスプ
ール軸2のテーパ部2dに当接することによりフィルム
カートリッジ1の対向面側1eのセンター出し及び突当
て面2aの突当て基準面9bへの突当てを保証してい
る。スライド蓋10の端面にはラックが形成されてお
り、ピニオン14と噛み合っている。15はモータAで
あり、不図示の減速ギヤ列を介してピニオン14を正逆
両方向に回転させ、スライド蓋10の開閉動作を行な
う。尚、この動作完了の検知手段として後述の蓋開検知
スイッチ、蓋閉検知スイッチを有している。
【0013】次にフィルムカートリッジ1の引込み及び
押出しの機構について説明する。図4に於いて、16は
モータBであり正逆回転可能である。モータ16の出力
は不図示の減速ギヤ列を介して、送りネジ部材17のギ
ヤ部17aに伝達される。送りネジ部材17は、カメラ
本体3に回転可能に軸支されており、送りネジ部17b
を有している。18は移動部材であり、送りネジ部18
aを有し(図2参照)、送りネジ部17bと噛み合い、
送りネジ部材17の回転に連動して上下動する。以下、
モータB16の正方向通電で移動部材18は下降し、モ
ータB16の逆方向通電で移動部材18は上昇するもの
とする。図2に於いて、19はカメラ本体3に取付けら
れた軸であり、回転規制穴18bに作用し移動部材18
の回転を防止している。再び図4に於いて20は昇降部
材であり移動部材18に取付けられており、移動部材1
8に固定のガイドピン18cに対しスライド穴20aで
規制される範囲で上下にスライド可能となっている。2
7は吸収バネであり、移動部材18、昇降部材20の突
起18d、20bに作用し、移動部材18に対し、昇降
部材20を上方に引き付けている。昇降部材20の20
cは押上げ面であり、フィルムカートリッジ1を押上げ
るとき、基準面側1dに作用する。20dは昇降部材2
0の位置検出用突起であり、作用については後述する。
21は係合部材でありその軸部21aが昇降部材20に
対し回転可能に軸支されている。22はバネであり昇降
部材20、係合部材21の突起20e、21bに作用
し、昇降部材20のストッパー20fで規制される位置
まで、係合部材21を反時計回転方向に回転させバネ付
勢している。21cは、係合部材21の係合部であり、
下降動作時、フィルムカートリッジ1の凹面1cに作用
し、フィルムカートリッジ1を確実に下降させる。23
はガイドピンであり、カメラ本体3に固着されている。
ガイドピン23は、移動部材18が上昇したとき係合部
材21のカム面21dに作用し、係合部材21をバネ2
2に抗して時計回転方向に回転させ、係合部21cと凹
部1cの係合状態を解除し、フィルムカートリッジ1の
取出しを可能とする作用を持つ。上記動作中、吸収バネ
27は昇降部材20と移動部材18が一体的に動くこと
を保証するバネバランスとなっている。
【0014】24はスイッチA、25はスイッチB、2
6はスイッチCであり、昇降部材20の位置検出用突起
20dの作用により、オン状態からオフ状態に変化する
ようになっている。スイッチA24はフィルムカートリ
ッジ装填検出用、スイッチB25はフィルムカートリッ
ジ下降動作終了検出用、スイッチ26は、フィルムカー
トリッジ上昇動作終了検出用のスイッチとして作用す
る。
【0015】以上の構成に於いて重要な点は、係合部材
21がフィルムカートリッジ1の凹部1cに作用するの
は、フィルムカートリッジ1の下降(引き込み)動作時
だけということである。つまり、図3に示すフィルムカ
ートリッジ装填完了状態では、突当て基準面9bへの突
当て面2aの当接状態では図4に示すように係合部21
cと凹部1cは作用しておらず、フィルムカートリッジ
1は押え部材12により押付けられている。この状態で
押上げ面20cもフィルムカートリッジ1のフィルムカ
ートリッジ1の基準面側1dから退避している。フィル
ムカートリッジ1の引込み押出し機構としては、以上の
方法以外に外形に当接する摩擦ローラで駆動することも
考えられるが摩擦力に頼る方式は、駆動力保証が困難で
あり、また、外形を押付けたままとなるため上述した理
想的な支持方法の実現が困難であり本実施例の方が好ま
しい。
【0016】次に上述の機構の各動作状態について説明
する。図5、図6はそれぞれ、図3、図4に対応する構
成を示す図で、それぞれフィルムカートリッジ上昇完了
状態を示す。図3、図4の状態に対し、モータA15の
正方向通電によりピニオン14を介して、スライド蓋1
0が開状態に変化している。この状態では不図示の蓋開
検知スイッチがオンしている。上記動作後、モータB1
6に逆方向通電を行ない送りネジ部材17の作用によ
り、移動部材18を上昇させ位置検出突起20dの作用
によりスイッチC26がオフした時点でモータB16へ
の通電をやめ、停止させている。この状態で係合部材2
1は、ガイド突起23とカム面21dの作用により時計
回転方向に回動し、係合部21cと凹部1cの係合状態
は解除されており撮影者はフィルムカートリッジ1をつ
かんで簡単に取出すことができる。
【0017】次に、図7について説明する。図7は図4
に対応する構成を示し、撮影者のフィルムカートリッジ
装填動作を検出した状態を示している。撮影者がフィル
ムカートリッジ1をカートリッジ室3aに落し込むとま
ず、自重で図6の状態となり、そこから更に指で押込む
と図7の状態となり、フィルムカートリッジ1の基準面
側1dが昇降部材20の押上げ面20cを押し、吸収バ
ネ27に抗して、ガイド部18cとガイド穴20aで規
制される範囲で下降する。また、このときガイド突起2
3とカム面21dの当接も解除され、係合部材21はバ
ネ22の付勢力により反時計回転方向に回動し、係合部
21cは凹部1cとの係合領域に入っている。このとき
位置検出突起21dの作用によりスイッチA24がオフ
する。これを信号として、モータ16に正方向通電が行
なわれ、移動部材18が下降し指を放す間もなく昇降部
材20との吸収バネ21による吸収領域を通過し、係合
部材21の係合部21cがフィルムカートリッジ1の凹
部に係合し、フィルムカートリッジ1の引込み動作を開
始する。
【0018】図8は上述のフィルムカートリッジ1の引
込み動作途中を示している。モータ16は、正方向通電
中であり、送りネジ部材17の回転により、移動部材1
8、昇降部材20、係合部材21は一体となって下降し
ており、係合部21cと凹部1cの作用により、フィル
ムカートリッジ1は引込み動作途中となっている。図8
に於て、フィルムカートリッジ1がカートリッジ室3a
の壁面に接することなく理想的な自重落下をすれば、係
合部材21が無くても、下降することは可能であるがカ
メラを傾けたり、もしくは、逆位置にした状態ではフィ
ルムカートリッジ1の引込みは不可能となり、スイッチ
B25がオフしたとき、モータA15へ逆方向通電を行
ないスライド蓋10を閉めようとすると、フィルムカー
トリッジ1と干渉し、誤動作となるため、係合部材21
の存在は必要なものとなる。
【0019】図9は、以上の動作を行なう為の回路を示
すブロック図である。
【0020】図9において、51はマイクロコンピュー
タ(以下、MPUという)であり、図中、左側に示すも
のが入力信号、右側が出力信号である。52は蓋開スイ
ッチであり、また、53は、蓋閉スイッチで、撮影者が
手動操作するとオンする。54は蓋開検知スイッチ、5
5は蓋閉検知スイッチでありスライド蓋10の動作完了
検知スイッチである。スイッチA24、スイッチB2
5、スイッチC26は、上述したように昇降部材20の
動きを検知するスイッチである。
【0021】スライド蓋10の駆動用モータA15はモ
ータドライバ56を介して駆動される。正方向通電でス
ライド蓋10は、開動作をし逆方向通電でスライド蓋1
0は閉動作をする。移動部材18の駆動用モータB16
はモータドライバ57を介して駆動される。正方向通電
で移動部材18は下降し、逆方向通電で上昇する。モー
タC59は駆動部材9の駆動用でありモータドライバ5
8を介して駆動され、正方向通電でフィルム送り出し、
逆方向通電で、フィルム巻込みを行なう。60は種々の
警告を行う警告回路である。
【0022】次に、図9の回路の蓋開スイッチ52オン
時の動作を、図10に示すMPU51のフローチャート
に従って説明する。
【0023】ステップ101で蓋開スイッチ52がオン
されるとステップ102へ進みスイッチC26の検知を
行なう。オフの場合は、昇降部材20は図6の状態と判
別されステップ103へ進み、モータドライバ56によ
りモータA15に正方向通電を行ない、スライド蓋10
を開く。ステップ104で蓋開スイッチ54がオンする
とステップ105でモータドライバ56によるモータA
15への通電を停止する。次にステップ106でスイッ
チA24がオフするのを待つ。これは、図6の状態でフ
ィルムカートリッジ1を撮影者がカートリッジ室3aに
挿入し、更に、図7の状態まで押込むのを検知するシー
ケンスである。スイッチA24がオフすると、ステップ
107でモータドライバ57によりモータB16に正方
向通電を開始する。ステップ108でスイッチB25が
オフするとステップ109でモータドライバ57による
モータB16への通電を停止する。この状態で昇降部材
20及びフィルムカートリッジ1は、図4の状態とな
り、フィルムカートリッジ1の引込み動作が完了する。
次のステップ110へ進みモータドライバ56によりモ
ータA15へ逆方向通電を行ないスライド蓋10の閉じ
動作を行なう。ステップ111で蓋閉検知スイッチ55
がオンするとステップ112へ進みモータドライバ56
によるモータA15への通電をストップする。この状態
が図4の状態であり、フィルムカートリッジ1の装填シ
ーケンスが完了する。次にステップ113へ進み、給送
シーケンスの実行に入る。具体的にはモータドライバ5
8によりモータC59に正方向通電を行ないフィルムの
送り出し動作を開始し、所定のシーケンスに従って順次
カメラの動作がコントロールされていく。以後のシーケ
ンス詳細については、本実施例では省略する。
【0024】次にステップ102でスイッチC26がオ
フしていない状態について説明する。つまり昇降部材2
0が図6の状態ではない場合である。ステップ114へ
進みスイッチB25がオフしているかどうかチェックす
る。オフしていない場合は昇降部材20が図4の状態で
ないということであり、本来あり得ない状態でありステ
ップ115へ進み警告回路60により異常警告を行な
う。オフの場合はステップ116でフィルム巻戻しが終
了しているがどうかチェックする。もし、終了していな
ければステップ117へ進み、まだ撮影途中である旨の
警告を警告回路60により行なう。フィルム巻戻しが終
了していれば、ステップ118へ進み、モータドライバ
56によりモータA15へ正方向通電を行ないスライド
蓋10の開動作を行ない、ステップ119で蓋開検知ス
イッチ54がオンしたらステップ120へ進み、モータ
ドライバ56によるモータA15への通電をストップす
る。次にステップ121でモータドライバ57によりモ
ータB16に逆方向通電を行ない、フィルムカートリッ
ジ1を押出す。ステップ122でスイッチC26がオフ
すると、ステップ123へ進み、モータドライバ57に
よるモータB16への通電をストップする。この状態が
図6に示す状態である。
【0025】次に、図9の回路の蓋閉スイッチ53オン
時の動作を、図11に示すMPU51のフローチャート
に従って説明する。
【0026】ステップ201で蓋閉スイッチ53がオン
されると、ステップ202でモータドライバ56により
モータA15に逆方向通電を行ないスライド蓋10の閉
動作を開始する。ステップ203の突張りタイマーは、
通電開始からカウントされるものであり、所定時間内に
ステップ204の蓋閉検知スイッチ55がオンするとス
テップ205へ進み、モータドライバ56によるモータ
A15への通電をストップし、閉動作を完了する。ステ
ップ203で突張りタイマーの規制時間をオーバーした
場合は、図6のように、カートリッジを挿入したまま、
撮影者が蓋閉スイッチ53を操作してスライド蓋10が
閉められない状態と判定し、ステップ206へ進みモー
タドライバ56によるモータA15への通電をストップ
し、ステップ207でモータA15へ正方向通電を開始
し再度、スライド蓋10の開動作を行なう。ステップ2
08で蓋開検知スイッチ54がオンするとステップ20
9でモータドライバ56によるモータA15への通電を
ストップし、ステップ210へ進み、警告回路60によ
り誤操作警告を行なう。
【0027】図12〜図15は、本発明の第2の実施例
を示す図である。前記第1の実施例がモータA15によ
るスライド蓋10の電動駆動タイプを示したのに、本実
施例は、手動操作により開閉するヒンジタイプ蓋を採用
した例を示すものである。
【0028】図12〜図15中第1の実施例と同一の構
成には同一の符号が付してある。
【0029】図12は、フィルムカートリッジ1装填後
の蓋との関係を示す図である。まず、図12を用いて本
機構の説明をする。フィルムカートリッジ1、スプール
軸2を駆動する駆動部材9、フィルムカートリッジ1の
引込み、押出しの機能を有す昇降部材20関連の構成
は、第1実施例と同じであり、説明を省略する。
【0030】302はヒンジタイプの蓋であり、その軸
302aがカメラ本体301に対し、回転可能に支持さ
れている。303はロック部材でありスライド操作部3
03a、係止部303b、蓋閉時のワンタッチロックの
ためのテーパ部303cが設けられている。ロック部材
303は、バネ304により係止部303bがカメラ本
体101の係止部301aに係合する突出側にバネ付勢
されている。308は蓋検知ピン、309は蓋検知スイ
ッチであり、図12の蓋閉状態でオフ、図13の蓋開状
態でオンとなる。305は押え部材、306は軸、30
7はバネであり、これらは、構成、機能共に第1実施例
と同じであるため、説明を省略する。
【0031】図13は、フィルムカートリッジ1の上昇
終了時(第1実施例の図6に対応)を示しており、押え
部材305がフィルムカートリッジ1の対向面側1eに
当接しており、更に、ヒンジタイプ蓋102を閉めると
フィルムカートリッジ1が下降し、第1実施例の図7に
対応した状態となり、フィルムカートリッジ1の自動引
込みを開始する。ヒンジタイプ蓋302に関しては、図
示は省略したが操作性向上のために、開方向付勢バネを
設けてもよい。
【0032】以上の構成では、操作を減らすために、ヒ
ンジタイプの蓋302でフィルムカートリッジ1を押込
むことを可能にした構成を示したが、フィルムカートリ
ッジ1を撮影者が直接、指で押込んでも自動引込み動作
が開始するのは言うまでもない。
【0033】図14は以上の動作を行う為の回路のブロ
ック図である。310はMPUであり図中、左側に示す
のが入力信号、右側に示すのが、出力信号である。30
9は蓋検知スイッチであり、ヒンジタイプ蓋302の閉
でオフ、開でオンとなる。スイッチA24、スイッチB
25、スイッチC26、モータドライバ57、モータB
16、モータドライバ58、モータC59は、第1実施
例と同じであり、説明を省略する。
【0034】次に図14の回路の蓋検知スイッチ309
がオンした時の動作を、図15に示すMPU301のフ
ローチャートに従って説明する。ヒンジタイプ蓋302
のロック部材303を操作して開けると、ステップ40
1で蓋検知スイッチ309がオンし、ステップ402で
スイッチC26がオフしていれば、ステップ403でス
イッチA24がオフするのを待つ。つまり、フィルムカ
ートリッジ1がカートリッジ室に落し込まれ図13の状
態から、更に押込まれるのを待ち、スイッチA24がオ
フするとステップ303へ進み、モータドライバ57に
よりモータB16に正方向通電を行ないフィルムカート
リッジ1の引込み動作を行なう。ステップ405でスイ
ッチB25がオフするとステップ406でモータドライ
バ57によるモータB16への通電を停止し、フィルム
カートリッジ1の引込みシーケンスを終了する。次にス
テップ407で蓋検知スイッチ309がオフするのを検
知するとステップ408の給送シーケンスに入り、モー
タドライバ58によりモータC59を駆動し、フィルム
の送り出し動作を開始する。
【0035】ステップ402で、スイッチC26がオフ
していない場合は、ステップ409へ進み、スイッチB
25がオフしているかどうかチェックする。もし、オフ
していなければ、本来、あり得ない状態のためステップ
410へ進み警告回路60により異常警告を行なう。ス
イッチB25がオフしていればステップ411へ進みフ
ィルム巻戻しが完了していなければ撮影中とみなし、ス
テップ412へ進み警告回路60により誤操作の警告を
行なう。フィルム巻戻しが終了していれば、ステップ4
13へ進み、モータドライバ57によりモータB16へ
逆方向通電を行ないフィルムカートリッジ1の押上げ動
作を行なう。ステップ414でスイッチC26がオフす
るとステップ415でモータドライバ57によるモータ
B16への通電を停止し、フィルムカートリッジ1の押
出しシーケンスを終了する。この状態で、撮影者は簡単
にフィルムカートリッジ1をつかんで取出すことが可能
となる。撮影者がフィルムカートリッジ1を取出した
後、ヒンジタイプ蓋302を閉めても特にカメラは反応
しない。ヒンジタイプ蓋302を開けて蓋検知スイッチ
309がオンに変化したとき、強制的にステップ401
へ進む。
【0036】以上各実施例によればフィルムカートリッ
ジの凹部に係合する係合部材を設け、モータで上下動で
きる構成としたことにより、フィルムカートリッジのカ
ートリッジ室への引込み、及び、押出しを電動駆動と
し、操作性が極めて向上するのと同時に、フィルムカー
トリッジとのインターフェイスが確実なものとなり、確
実な動作保証ができるという効果がある。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルムカートリッジの装填に関し、操作性の向上及び
操作の確実性を保証できるカメラ及びカメラのフィルム
カートリッジ装填装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフィルムカートリッジを
示す図。
【図2】本発明の第一実施例のカメラのカートリッジ室
レイアウト図。
【図3】本発明の第一実施例のフィルムカートリッジ装
填完了状態を示す図。
【図4】本発明の第一実施例のフィルムカートリッジ装
填完了状態を示す図。
【図5】本発明の第一実施例のフィルムカートリッジ上
昇完了状態を示す図。
【図6】本発明の第一実施例のフィルムカートリッジ上
昇完了状態を示す図。
【図7】本発明の第一実施例のフィルムカートリッジ装
填動作検出状態を示す図。
【図8】本発明の第一実施例のフィルムカートリッジ引
込み動作途中を示す図。
【図9】本発明の第一実施例の回路を示すブロック図。
【図10】図9の回路のフローチャート。
【図11】図9の回路のフローチャート。
【図12】本発明の第2実施例のカートリッジ室の蓋閉
状態を示す図。
【図13】図12のカートリッジ室の蓋開状態を示す
図。
【図14】本発明の第2実施例の回路を示すブロック
図。
【図15】図14の回路のフローチャート。
【符号の説明】
1 フィルムカートリッジ 1c 凹部 2 スプール軸 7 位置決めピン 9 駆動部材 10 スライド蓋 12 押え部材 15 モータA 16 モータB 17 送りネジ部材 18 移動部材 20 昇降部材 21 係合部材 24 スイッチA 25 スイッチB 26 スイッチC 51 MPU 102 ヒンジタイプ蓋 103 係止部材 105 押え部材 109 蓋検知スイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムカートリッジの装填状態を検知
    する検知手段と、前記フィルムカートリッジの凹部に係
    合する係合手段と、前記検知手段前記フィルムカート
    リッジの装填を検知したことに応答して、前記係合手段
    を駆動させて前記フィルムカートリッジをカメラのカー
    トリッジ室へ引き込み、前記フィルムカートリッジの引
    き込み下降動作終了位置へ至らせる電動駆動手段と、を
    有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 フィルムカートリッジの装填状態を検知
    する検知手段と、前記フィルムカートリッジの凹部に係
    合する係合手段と、前記検知手段前記フィルムカート
    リッジの装填を検知したことに応答して、前記係合手段
    を駆動させて前記フィルムカートリッジをカメラのカー
    トリッジ室へ引き込み、前記フィルムカートリッジの引
    き込み下降動作終了位置へ至らせる電動駆動手段と、を
    有することを特徴とするカメラのフィルムカートリッジ
    装填装置。
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