JP2872640B2 - カートリッジ装填/排出装置 - Google Patents

カートリッジ装填/排出装置

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JP2872640B2
JP2872640B2 JP31070396A JP31070396A JP2872640B2 JP 2872640 B2 JP2872640 B2 JP 2872640B2 JP 31070396 A JP31070396 A JP 31070396A JP 31070396 A JP31070396 A JP 31070396A JP 2872640 B2 JP2872640 B2 JP 2872640B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムカートリ
ッジ等をローラを用いて装填/排出する装置の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムカートリッジをローラの
駆動力により自動的に、カメラに装填/排出する装置が
特開平7−199336号公報等により提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
ムカートリッジが装填される過程でカメラのフィルム巻
き戻しフォークと係合する際、あるいはフィルムカート
リッジが排出される過程でカメラのフィルム巻き戻しフ
ォークとの係合を外す際の負荷が大きいと、フィルムカ
ートリッジに対し、ローラが滑ってフィルムカートリッ
ジを装填、あるいは排出することができなくなるといっ
た恐れがあった。
【0004】本発明は、フイルムカートリッジ等をロー
ラを用いて確実に装填、あるいは排出することのできる
装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、カートリッジを少なくとも第1の装填位置
まで装填方向に移動させるローラと、前記カートリッジ
と係合し該カートリッジと共に移動することで 前記ロ
ーラにより装填方向に移動させられた前記カートリッジ
を少なくとも第2の装填位置まで装填方向に移動させる
装填手段とを有する装置とするものである。
【0006】また、本発明は、カートリッジと係合し該
カートリッジと共に移動することでカートリッジを少な
くとも第1の排出位置まで排出方向に移動させる排出手
段と、前記排出手段により排出方向に移動させられた前
記カートリッジを少なくとも第2の排出位置まで排出方
向に移動させるローラとを有する装置とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0008】図1は本発明の実施の形態に係るカメラの
カートリッジ装填/排出装置の模式図、図2〜図10
は、図1の装置の作動過程を示す模式図である。
【0009】図1において、1はカートリッジ装填装
置、2はカートリッジ挿入口、3はカートリッジ室、4
はフィルムカートリッジ、5はフィルムカートリッジ4
のフィルム巻取スプール、6はフィルム巻取(給送)ス
プール5に設けられた巻取軸係合穴、7はフィルム巻取
スプール5に設けられた支持軸係合穴、8はフィルムカ
ートリッジ4に収納されたフィルム、9はカートリッジ
挿入口2を開閉するカートリッジ室蓋、10は蓋閉検知
スイッチ、11は蓋開検知スイッチ、12は蓋駆動装置
で不図示の減速ギヤ列を介し、モータM2によりカート
リッジ室蓋9と支持レバー22を連動して動かす。13
はカートリッジ挿入検知部材、14はカートリッジ挿入
検知スイッチ、15はゴム等の弾性部材で構成される駆
動ローラ、16はローラ駆動装置で、モータM1により
不図示の減速ギヤ列を介し、駆動ローラ15を回転させ
る。17はゴム等の弾性部材で構成される従動ローラ
で、駆動ローラ15と従動ローラ17の間にカートリッ
ジ4をはさみ、駆動ローラ15の摩擦部材としての作用
により駆動ローラ15を回転させることでカートリッジ
4の挿入及び排出を行う。18はカートリッジ装填完了
検知スイッチ、19は駆動軸、20は駆動軸ギヤで、駆
動軸19は巻取スプール5の巻取軸係合穴6と係合し、
不図示の駆動装置が駆動軸ギヤ20を回転させ、フィル
ムの送り出し及び巻き戻しを行う。
【0010】21は巻取スプール5の支持軸係合穴7と
係合する支持軸、22は加圧バネ、23は支持軸21の
支持レバー、24は支持軸21に設けられた軸で、加圧
バネ22により下方に付勢された支持軸21が上下に摺
動可能に嵌合している。
【0011】支持レバー23は軸25に回転自在に軸支
され、蓋駆動装置12により図1の位置と図1の位置か
ら時計方向に約90°回転した位置の間を回転する。2
9はイジェクトレバーで、軸30に回転自在に軸支され
ている。支持レバー23とイジェクトレバー29の間は
連結レバー26が軸27、28で連結しており、支持レ
バー23とイジェクトレバー29は連動して動く。
【0012】図11は本実施の形態の回路ブロック図で
ある。図11において、50はマイコン、メモリ等から
なる制御回路、51は、オンすることによりカートリッ
ジの装填、または排出のシーケンスをスタートさせるス
タートスイッチ(SW1)である。10は前記蓋閉検知
スイッチ(SW2)、11は前記蓋開検知スイッチ(S
W3)、14は前記カートリッジ挿入検知スイッチ(S
W4)、18は前記カートリッジ装填完了検知スイッチ
(SW5)である。
【0013】次に以上の構成の動作を図12、図13に
示す制御回路50のフローチャートに従って説明する。
【0014】(1)カートリッジ装填動作 カートリッジ装填動作は、図2に示すカートリッジ装填
/排出装置1にカートリッジ4が入っていない状態で開
始する。
【0015】スタートスイッチ51をオンすると、制御
回路50がこれを検知し、ステップ101からステップ
102へ進み、カートリッジ装填完了検知スイッチ18
(SW5)の状態を判定する。カートリッジ装填装置1
にはカートリッジ4が入っておらず、カートリッジ装填
完了検知スイッチ18はオフしているのでステップ10
3へ進み、カートリッジ装填シーケンスをスタートす
る。
【0016】ステップ103では、蓋駆動装置12を起
動し、カートリッジ室蓋9を図中右の開く方向に動か
す。カートリッジ室蓋9の動きに連動し、支持レバー2
3は軸25を中心に時計方向に回転する。支持レバー2
3の動きに伴い、イジェクトレバー29は連結レバー2
6により軸30を中心に時計方向に回転する。
【0017】そして、図3に示されるようにカートリッ
ジ室蓋9が開放動作を完了する状態となると、蓋開検知
スイッチ11(SW3)がカートリッジ室蓋9押圧され
てオンし、制御回路50がステップ104でこれを検知
するとステップ105へ進み蓋駆動装置12を停止させ
る。この時カートリッジ蓋9はカートリッジ挿入口2を
覆わない位置に停止している。支持レバー23はカート
リッジ蓋9の動きに連動し、支持軸21がカートリッジ
4のカートリッジ室3への侵入を防げない位置に停止し
ている。イジェクトレバー29は、支持レバー23に連
動し、図3の位置に停止している。その後、図4に示さ
れるようにカートリッジ4をカートリッジ挿入口2に手
で挿入すると、カートリッジ4がカートリッジ挿入検知
部材13を押圧し、カートリッジ挿入検知スイッチ14
をオンし、制御回路50がステップ106でこれを検知
するとステップ107へ進み、ローラ駆動装置16を起
動し、駆動ローラ15を時計方向に回転させる。
【0018】カートリッジ4を更に挿入し、カートリッ
ジ4が駆動ローラ15および従動ローラ17に接する
と、図5に示されるようにカートリッジ4は駆動ローラ
15と従動ローラ17の間にはさまれ、駆動ローラ15
の駆動により、カートリッジ4は下方に引き込まれる。
【0019】カートリッジ4の上端の面がカートリッジ
検知部材13を通過する図6の位置に達するとカートリ
ッジ4に押圧されていたカートリッジ検知部材13はそ
の押圧が解除され、不図示の付勢部材により復帰し、カ
ートリッジ挿入検知スイッチ14(SW4)はオン状態
からオフに切り換わり、制御回路50が、ステップ10
8でこれを検知すると、ステップ109へ進み、ローラ
駆動装置16を停止する。
【0020】尚、カートリッジ4が駆動ローラ15と従
動ローラ17の間にはさまれ引き込まれる区間はフィル
ム巻取スプール5が駆動軸19と係合しないため、引き
込むのに大きな力を必要とせず、ローラとカートリッジ
の間ですべりを生じることなく引き込むことができる。
また、カートリッジの突出量が大きい場合でも、ローラ
により十分に引き込むことができる。
【0021】次に、制御回路50は、ステップ110で
蓋駆動装置12を起動し、カートリッジ蓋9を図7に示
される様に左の閉じる方向に動かす。カートリッジ蓋9
の動きに連動して支持レバー23は軸25を中心に反時
計方向に回転する。支持レバー23の動きに伴いイジェ
クトレバー29は連結レバー26により軸30を中心に
反時計方向に回転する。支持部材21がフィルム巻取ス
プール5に接触するまでの間カートリッジ4は図7の位
置に保れる。
【0022】図8に示されるように、カートリッジ室蓋
9が更に左に移動すると、カートリッジ室蓋9の動きに
連動して、支持レバー23も反時計方向に回転し、支持
部材21がフィルム巻取スプール5に接触する。支持レ
バー23が更に反時計方向に回転すると、支持部材21
がフィルム巻取スプール5を押し、それにより、カート
リッジ4は下方に押し込まれる。この時支持レバー23
にとりつけられた支持部材21が直接フィルム巻取スプ
ール5を押しているために、フィルム巻取スプール5が
駆動軸19と係合するのに要する大きな力を支持部材2
1がフィルム巻取スプール5に加えることができる。支
持レバー23の動きに伴い、イジェクトレバー29は連
結レバー26により反時計方向に回転し、イジェクトレ
バー29がカートリッジ4に接することはない。
【0023】図1に示されるようにカートリッジ室蓋9
が完全に閉じカートリッジ4が装填を完了した状態とな
ると蓋閉スイッチ10がカートリッジ蓋9に押圧されて
オンし、制御回路50がステップ111でこれを検知す
ると、ステップ120へ進み、蓋駆動装置12を停止さ
せ、カートリッジ装填シーケンスを終了し、ステップ1
01へ戻り、スタートスイッチ451(SW1)の入力
待ちの状態となる。
【0024】この状態では、フィルム巻取スプール5が
駆動軸19と係合し、一方、支持レバー23は、支持軸
21がカートリッジ4を装填完了状態で支持する位置と
なるように、カートリッジ蓋9に連動する。したがっ
て、支持軸21は、位置精度高く、フィルム巻取スプー
ル5を支持している。又、イジェクトレバー29は支持
レバー23の動きに伴い、連結レバー26によりカート
リッジ4と接触しない位置に退避している。
【0025】更に、カートリッジ4は駆動ローラ15及
び従動ローラ17と接していないカートリッジ装填完了
検知スイッチ18はカートリッジ4によりオンしてい
る。この状態でカートリッジ4は、駆動軸19および支
持軸21によりフィルム巻取りスプール5で支持され、
カートリッジ外筒には圧力が加わっていない。したがっ
て、この状態でフィルム給送を行ってもカートリッジ外
筒に圧力が加わっていないので、フィルム巻取スプール
に悪影響を与えない。
【0026】(2)カートリッジ排出動作 カートリッジ排出動作は、図1に示すカートリッジ装填
装置1にカートリッジ4が入っている状態で開始する。
【0027】スタートスイッチ51をオンすると、制御
回路50がこれを検知し、ステップ101からステップ
102へ進み、カートリッジ装填完了検知スイッチ18
(SW5)の状態を判定する。カートリッジ装填装置1
にはカートリッジ4が入っており、カートリッジ装填完
了検知スイッチ18はオンしているので、ステップ20
1へ進み、カートリッジ排出シーケンスをスタートす
る。
【0028】ステップ201では、蓋駆動装置12を起
動し、カートリッジ室蓋9を図中右の開く方向に動か
す。カートリッジ蓋9の動きに連動し、支持レバー23
は軸25を中心に時計方向に回転する。支持レバー23
の動きに伴い、イジェクトレバー29は連結レバー26
により軸30を中心に時計方向に回転する。これにより
イジェクトレバー29の先端はカートリッジ4の底面に
接し、イジェクトレバー29の軸30を中心にした時計
方向の回転により、カートリッジ4を上に移動させる。
この時イジェクトレバー29が直接カートリッジ4の下
面を押しているために、フィルム巻取スプール5と駆動
軸19との係合を解除するのに要する大きな力をイジェ
クトレバー29がカートリッジ4に加えることができ
る。そして図9に示されるようにカートリッジ室蓋9が
開放動作を完了する状態になると、蓋開検知スイッチ1
1(SW3)がカートリッジ室蓋9に押圧されてオン
し、制御回路50がステップ202でこれを検知すると
ステップ203へ進み蓋駆動装置12を停止させる。こ
の時カートリッジ室蓋9はカートリッジ挿入口2を覆わ
ない位置に停止している。支持レバー23はカートリッ
ジ蓋9の動きに連動し、支持軸21がカートリッジ4の
カートリッジ室3からの排出を防げない位置に停止して
いる。イジェクトレバー29は支持レバー23に連動
し、図9に示されるように装填完了位置にあるカートリ
ッジ4の底面を押上げ、カートリッジ4の上部が駆動ロ
ーラ15と従動ローラ17の間にはさまれる位置まで移
動している。そして、制御回路50は、ステップ204
でローラ駆動装置16を起動し、駆動ローラ15を反時
計方向に回転させる。
【0029】これ以降、カートリッジ4は駆動ローラ1
5と従動ローラ17にはさまれて駆動ローラ15の回転
により上方に移動する。
【0030】これによりカートリッジ4は図6の状態か
ら図10に示されるようにカートリッジ4がカートリッ
ジ挿入検知部材13を押圧し、カートリッジ挿入検知ス
イッチ14(SW4)をオンし、駆動ローラ15と従動
ローラ17から離れる位置まで上方に移動して、カート
リッジ4の上部はカートリッジ挿入口から突出した状態
で停止する。
【0031】その後、図3に示されるようにカートリッ
ジ4を手で取り出すとカートリッジ挿入検知部材13は
カートリッジ4による押圧が解除され不図示の付勢部材
により復帰し、カートリッジ挿入検知スイッチ14は、
オン状態からオフに切り換わる。
【0032】カートリッジ制御回路50は、以上のカー
トリッジ挿入検知スイッチ14(SW4)のオンをステ
ップ205で検知した後、カートリッジ挿入検知スイッ
チ14(SW4)のオフをステップ206で検知する
と、ステップ207でローラ駆動装置16を停止させ
る。そして、制御回路50はステップ208で内部のタ
イマTをスタートさせ、ステップ209でカートリッジ
4がカートリッジ挿入口2から手で取りだされるのに十
分な所定時間T0をタイマTが計時したことを判定する
と、ステップ210へ進み、蓋駆動装置12を起動し、
カートリッジ室蓋9を左に移動させる。カートリッジ室
蓋9の左への移動に連動して、支持レバー23は反時計
方向に回転し、イジェクトレバー29も反時計方向に回
転する。そして、図2に示されるようにカートリッジ室
蓋9が閉じ動作を完した状態になると、蓋閉検知スイッ
チ10がカートリッジ室蓋9に押圧されオンし、制御回
路50がステップ211でこれを検知すると、ステップ
212へ進み、蓋駆動装置12を停止し、カートリッジ
排出シーケンスを終了する。そしてステップ101へ戻
り、スタートスイッチ51(SW1)の入力待ちの状態
となる。
【0033】この状態では支持レバー23、イジェクト
レバー29は図2の位置となる。
【0034】(発明と実施の形態の対応)以上の実施の
形態において、駆動ローラ15が本発明のローラに、支
持軸21及び支持レバー23が本発明の装填手段に、ま
たは装填手段のレバーに、駆動軸19が本発明のカート
リッジ室の係合手段、またはスプール駆動手段に支持軸
21が本発明の支持手段に、イジェクトレバー29が本
発明の排出手段、または排出手段のレバーに、モータM
1が本発明のローラを駆動するモータ、または電動駆動
手段に、モータM2が本発明の装填手段、または排出手
段のモータ、または電動駆動手段に、蓋駆動装置12が
本発明の連係手段に、制御回路50が本発明の制御手段
に、それぞれ相当する。
【0035】なお、以上が本発明の各構成と実施の形態
の各構成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の
形態の構成に限られるものではなく、請求項で示した機
能、または、実施の形態の構成が持つ機能が達成できる
構成であればどのようなものであってもよいことは言う
までもない。
【0036】例えば、以上の実施の形態においては、レ
バーの押圧によりカートリッジを装填または排出するよ
うにしているが、これは、他の係合部材、例えば、爪部
材等をカートリッジに引っ掛けるようにして、カートリ
ッジを移動させるなど、カートリッジと係合し、カート
リッジと共に移動してカートリッジを移動させるような
ものであればどのようなものであっても本発明は適用で
きるものである。
【0037】また、本発明は、以上の実施の形態におけ
るカートリッジ装填または排出のためのローラも、カー
トリッジとの間の摩擦作用によってカートリッジを移動
させる他の形態の構成や、カートリッジを挟み込んでカ
ートリッジと共に移動する構成等、他の構成に置き換え
ることができることは言うまでもない。
【0038】また、本発明は、少なくとも、二つの装填
装置の装填移動範囲又は排出装置の排出移動範囲がオー
バーラップしていれば、それらの移動範囲は自由に決め
ることができる。
【0039】また、以上の実施の形態では、装填または
排出のための移動は、電動モータの駆動力によって行っ
ているが、これは、他の電動駆動力、又はばね等の他の
駆動力、更には、一部または全部を手動によって行うよ
うにしてもよい。
【0040】また、以上の実施の形態では、カートリッ
ジの装填、排出移動とカートリッジ室の蓋の開閉を連係
させているが、これは、カートリッジの装填、排出移動
とカートリッジ室の蓋のロックまたはロック解除を連係
させるようにしてもよい。
【0041】また、以上の実施の形態では、レバーの押
圧によりカートリッジに対し係合または解除するもの
は、カートリッジのスプールと係合するカートリッジ室
のスプール駆動手段であるが、本発明において、レバー
の押圧によりカートリッジに対し係合または解除するも
のはこれに限られるものではなく、フィルムの出入り口
に開閉カバーを有するカートリッジであれば、その開閉
カバーを駆動するためにカートリッジに設けられるカバ
ー操作部と前記カバー操作部を駆動するカートリッジ室
側のカバー駆動手段との係合または解除等、カートリッ
ジ室に設けられる他の係合手段とカートリッジとの係合
または解除に対しても同様に適用できるものである。
【0042】また、本発明は、カートリッジが実施の形
態に記載のようにその軸方向から装填されるものに限ら
れるものではない。
【0043】また、本発明は、フィルム以外の画像記録
媒体であっても適用できるものである。
【0044】また、本発明は、以上の実施の形態に記載
のカートリッジ以外の形式のカートリッジやフィルム以
外の画像記録媒体を有するカートリッジ、更にはその他
の種類のカートリッジや電池等のカートリッジ以外の装
填物であっても適用できるものである。
【0045】また、本発明に於いて、以上の実施の形態
の回路のソフト構成とハード構成は適宜置き換えること
ができるものである。
【0046】また、本発明は、以上の実施の形態及び変
形例、またはそれら技術要素を必要に応じて組み合わせ
るようにしてもよい。
【0047】また、本発明は、一眼レフカメラ、レンズ
シャッタカメラ、ビデオカメラ等種々の形態のカメラ、
更にはカメラ以外の光学機器やその他の装置、更にはそ
れらカメラや光学機器やその他の装置に適用される装置
又は、これらを構成する要素に対しても適用できるもの
である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルムカートリッジ等をローラを用いて確実に装填、
あるいは排出することのできる装置を提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカートリッジ装填/
排出装置の模式図。
【図2】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図3】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図4】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図5】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図6】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図7】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図8】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図9】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図10】図1の装置の作動過程を示す模式図。
【図11】図1の装置の回路ブロック図。
【図12】図11の制御回路のフローチャート。
【図13】図11の制御回路のフローチャート。
【符号の説明】
1 カートリッジ装填装置 3 カートリッジ室 4 フィルムカートリッジ 9 カートリッジ室蓋 12 蓋駆動装置 15 駆動ローラ 19 駆動軸 21 支持軸 22 加圧バネ 23 支持レバー 29 イジェクトレバー 50 制御回路 M1 モータ M2 モータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/28 G03B 17/02 G03B 17/30

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジを少なくとも第1の装填位
    置まで装填方向に移動させるローラと、前記カートリッ
    ジと係合し該カートリッジと共に移動することで前記ロ
    ーラにより装填方向に移動させられた前記カートリッジ
    を少なくとも第2の装填位置まで装填方向に移動させる
    装填手段とを有することを特徴とするカートリッジ装填
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ローラは、弾性部材で構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカートリッジ装填装置。
  3. 【請求項3】 前記装填手段は、レバーを有することを
    特徴とする請求項1、または2記載のカートリッジ装填
    装置。
  4. 【請求項4】 前記装填手段は、前記カートリッジを少
    なくとも該カートリッジの装填完了位置まで装填方向に
    移動させることを特徴とする請求項1、2、または3記
    載のカートリッジ装填装置。
  5. 【請求項5】 前記装填手段は、前記カートリッジを少
    なくとも該カートリッジがカートリッジ室に設けられた
    係合手段と係合する位置まで装填方向に移動させること
    を特徴とする請求項1、2、3、または4記載のカート
    リッジ装填装置。
  6. 【請求項6】 前記装填手段は、前記カートリッジを少
    なくとも該カートリッジの画像記録媒体巻き取りスプー
    ルを駆動するスプール駆動手段と該スプールが係合する
    位置まで装填方向に移動させることを特徴とする請求項
    1、2、3、または4記載のカートリッジ装填装置。
  7. 【請求項7】 前記装填手段は、前記カートリッジを少
    なくとも該カートリッジのカバーを駆動するカバー駆動
    手段と該カートリッジが係合する位置まで装填方向に移
    動させることを特徴とする請求項1、2、3、4、また
    は6記載のカートリッジ装填装置。
  8. 【請求項8】 前記装填手段は、前記カートリッジの装
    填完了状態でカートリッジの画像記録媒体巻き取りスプ
    ールを支持する支持手段を有することを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、または7記載のカートリッ
    ジ装填装置。
  9. 【請求項9】 前記ローラを駆動するモータを有するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、ま
    たは8記載のカートリッジ装填装置。
  10. 【請求項10】 前記ローラを駆動する電動駆動手段を
    有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、または8記載のカートリッジ装填装置。
  11. 【請求項11】 前記装填手段は、モータを有すること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、または10記載のカートリッジ装填装置。
  12. 【請求項12】 前記装填手段は、電動駆動手段を有す
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、または10記載のカートリッジ装填装置。
  13. 【請求項13】 前記装填手段の動作にカートリッジ室
    の蓋を連係させる連係手段を有することを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
    1、または12記載のカートリッジ装填装置。
  14. 【請求項14】 前記ローラの動作を自動駆動制御する
    ための制御手段を有することを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
    または13記載のカートリッジ装填装置。
  15. 【請求項15】 前記装填手段の動作を自動駆動制御す
    るための制御手段を有することを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
    または13記載のカートリッジ装填装置。
  16. 【請求項16】 前記ローラ及び前記装填手段の動作を
    自動駆動制御するための制御手段を有することを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11、12、または13記載のカートリッジ装填装
    置。
  17. 【請求項17】 前記ローラ及び前記装填手段の動作を
    シーケンシャルに自動駆動制御するための制御手段を有
    することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、11、12、または13記載のカー
    トリッジ装填装置。
  18. 【請求項18】 前記ローラ、前記装填手段、及びカー
    トリッジ室の蓋の動作を自動駆動制御するための制御手
    段を有することを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10、11、12、または13記
    載のカートリッジ装填装置。
  19. 【請求項19】 前記ローラ、前記装填手段、及びカー
    トリッジ室の蓋の動作をシーケンシャルに自動駆動制御
    するための制御手段を有することを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
    2、または13記載のカートリッジ装填装置。
  20. 【請求項20】 前記カートリッジは、フィルムカート
    リッジであることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、
    15、16、17、18、または19記載のカートリッ
    ジ装填装置。
  21. 【請求項21】 カートリッジ室と、カートリッジを前
    記カートリッジ室の少なくとも第1の装填位置まで装填
    方向に移動させるローラと、前記カートリッジと係合し
    該カートリッジと共に移動することで 前記ローラによ
    り装填方向に移動させられた前記カートリッジを前記カ
    ートリッジ室の少なくとも第2の装填位置まで装填方向
    に移動させる装填手段とを有することを特徴とするカメ
    ラ。
  22. 【請求項22】 カートリッジ室と、カートリッジを前
    記カートリッジ室の少なくとも第1の装填位置まで装填
    方向に移動させるローラと、前記カートリッジと係合し
    該カートリッジと共に移動することで 前記ローラによ
    り装填方向に移動させられた前記カートリッジを前記カ
    ートリッジ室の少なくとも第2の装填位置まで装填方向
    に移動させる装填手段とを有することを特徴とするカー
    トリッジを使用する装置。
  23. 【請求項23】 カートリッジと係合し該カートリッジ
    と共に移動することでカートリッジを少なくとも第1の
    排出位置まで排出方向に移動させる排出手段と、前記排
    出手段により排出方向に移動させられた前記カートリッ
    ジを少なくとも第2の排出位置まで排出方向に移動させ
    るローラとを有することを特徴とするカートリッジ排出
    装置。
  24. 【請求項24】 前記ローラは、弾性部材で構成される
    ことを特徴とする請求項23記載のカートリッジ排出装
    置。
  25. 【請求項25】 カートリッジ室と、カートリッジと係
    合し該カートリッジと共に移動することでカートリッジ
    を前記カートリッジ室の少なくとも第1の排出位置まで
    排出方向に移動させる排出手段と、前記排出手段により
    排出方向に移動させられた前記カートリッジを少なくと
    も第2の排出位置まで排出方向に移動させるローラとを
    有することを特徴とするカメラ。
  26. 【請求項26】 カートリッジ室と、カートリッジと係
    合し該カートリッジと共に移動することでカートリッジ
    を前記カートリッジ室の少なくとも第1の排出位置まで
    排出方向に移動させる排出手段と、前記排出手段により
    排出方向に移動させられた前記カートリッジを少なくと
    も第2の排出位置まで排出方向に移動させるローラとを
    有することを特徴とするカートリッジを使用する装置。
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