JPH08184896A - フィルムカートリッジを使用するカメラ - Google Patents

フィルムカートリッジを使用するカメラ

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Publication number
JPH08184896A
JPH08184896A JP32809694A JP32809694A JPH08184896A JP H08184896 A JPH08184896 A JP H08184896A JP 32809694 A JP32809694 A JP 32809694A JP 32809694 A JP32809694 A JP 32809694A JP H08184896 A JPH08184896 A JP H08184896A
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JP
Japan
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cartridge
camera
switch
film
cover
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Withdrawn
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JP32809694A
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English (en)
Inventor
Kazushige Ichino
一滋 市野
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラに於けるフィルムカートリッジの装填
又は取出しの操作性を向上させる。 【構成】 フィルムカートリッジが装填される装填室の
カバーの開閉動作を行う第1の手段と、外部からの操作
により前記第1の手段を動作させるための指示信号を出
力する第2の手段と、電源スイッチのオンオフ操作によ
り前記第1の手段を動作させるための指示信号を出力す
る第3の手段とを有するカメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムカートリッジ
を使用するカメラ等の装置に関し、特に、フィルムカー
トリッジの装填又は取り出しに於ける操作性の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のカメラの簡単な斜視図で
ある。
【0003】フィルムのリーダ部が外に出ている従来の
パトローネをカメラ101に装填する際、通常は以下の
手順によって行われる。 パトローネがフォーク103に噛み合うようにパトロ
ーネをパトローネ室101aに確実に入れる。 フィルム・リーダ部の先端がスプール104に届くよ
うにリーダ部の長さを調節する。 背蓋開閉レバー105が背蓋102をロックするまで
背蓋102をカメラ本体101に押しつける。 スプール104がフィルムを巻き取り始め、所定量巻
き取られたことをカメラ101の表示装置等により確認
する。 フィルム巻き取りが不十分だった場合には、その旨表
示されたことを確認した上で、背蓋102を開けて上記
からやり直す。
【0004】次にパトローネをカメラ101から取り出
す場合の手順を考える。 規定枚数の撮影が終了し、カメラ101が自動巻き戻
しを行い、巻き戻しが完了したことを確認する。 背蓋開閉レバー105を動かして背蓋を開く。 装填した時とは逆の動作でパトローネをパトローネ室
101aから取り出す。 背蓋開閉レバー105が背蓋102をロックするまで
背蓋102をカメラ本体101に押しつける。
【0005】また、規定枚数撮影前にパトローネを取り
出す場合には、強制巻き戻しスイッチ106を押し、巻
き戻しが完了したことを確認し、上記〜の動作を行
う。
【0006】一方、近年、リーダ部が外に出ていないフ
ィルムカートリッジが提案されており、このカートリッ
ジをカメラに自動装填後フィルムをカートリッジから自
動的に撮影位置まで送ることが特願平5−119320
号公報により提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この特願平5−119
320号公報に提案のものは、上述の従来のものに比
べ、フィルムリーダ部の処理やカートリッジを自分で装
填しなくて済む分、フィルムカートリッジのカメラへの
装填作業が確実、容易に行えるようになるが、まだまだ
改善すべき点があった。
【0008】本発明の目的は、フィルムカートリッジを
使用するカメラに於いて、フィルムカートリッジの装填
又は取り出しの操作性を向上させようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するために、本発明は、フィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、フィルムカートリッジが装填される
装填室のカバーの開動作を行なう第1の手段と、外部か
らの操作により前記第1の手段を動作させるための指示
信号を出力する第2の手段と、電源スイッチのオン操作
により前記第1の手段を動作させるための指示信号を出
力する第3の手段とを備え、電源スイッチのオン操作に
よっても、また、電源スイッチのオン操作とは異なる外
部からの操作によっても、フィルムカートリッジが装填
される装填室のカバーの開動作が行なえるようにするも
のである。
【0010】また、前記目的を達成するために、本発明
は、フィルムカートリッジを使用するカメラにおいて、
フィルムカートリッジが装填される装填室のカバーの閉
動作を行なう第1の手段と、外部からの操作により前記
第1の手段を動作させるための指示信号を出力する第2
の手段と、電源スイッチのオフ操作により前記第1の手
段を動作させるための指示信号を出力する第3の手段と
を備え、電源スイッチのオフ操作によっても、また、電
源スイッチのオフ操作とは異なる外部からの操作によっ
ても、フィルムカートリッジが装填される装填室のカバ
ーの閉動作が行なえるようにするものである。
【0011】また、前記目的を達成するために、本発明
は、フィルムカートリッジを使用するカメラにおいて、
フィルムカートリッジが装填される装填室のカバーの閉
動作を行なう第1の手段と、外部からの操作により前記
第1の手段を動作させるための指示信号を出力する第2
の手段と、フィルムカートリッジが前記カートリッジが
装填室に装填されることに応答して前記第1の手段を動
作させるための指示信号を出力する第3の手段とを備
え、フィルムカートリッジが前記カートリッジ装填室に
装填されることによっても、また、外部からの操作によ
っても、フィルムカートリッジが装填される装填室のカ
バーの閉動作が行なえるようにするものである。
【0012】また、前記目的を達成するために、本発明
は、フィルムカートリッジを使用するカメラにおいて、
フィルムカートリッジが装填される装填室のカバーの開
閉を指示するための第1の手段と、前記第1の手段に応
答して、前記カバーが閉じている場合には、該カバーを
開き動作させ、前記カバーが開いている場合には、該カ
バーを閉じ動作させるための第2の手段とを備え、共通
の手段でフィルムカートリッジが装填される装填室のカ
バーを開閉できるようにし、部品点数の削減、及び操作
の簡略化を図るものである。
【0013】また、前記目的を達成するために、本発明
は、画像記録媒体を搭載したカートリッジを使用するカ
メラにおいて、前記カートリッジをカメラから出すよう
に指示するための第1の手段と、前記第1の手段に応答
して、前記カートリッジから画像記録媒体が出ていない
場合に前記カートリッジをカメラから自動的に出すため
の第2の手段と、前記カートリッジから画像記録媒体が
出ている場合にそのことがカメラの使用者に分かるよう
にするための第3の手段とを備え、前記カートリッジか
ら画像記録媒体が出ている場合には、前記カートリッジ
をカメラから出さないようにし、画像記録媒体の損傷を
防止するとともに使用者にそのことが分かるようにする
ものである。
【0014】また、前記目的を達成するために、本発明
は、画像記録媒体を搭載したカートリッジを使用するカ
メラにおいて、前記カートリッジをカメラから出すよう
に指示するための第1の手段と、前記第1の手段に応答
して画像記録媒体を前記カートリッジに戻した後、前記
カートリッジをカメラから出すための第2の手段とを備
え、前記カートリッジをカメラから出すように指示する
と自動的に画像記録媒体を前記カートリッジに戻すよう
にし、画像記録媒体の損傷を防止するとともに部品点数
の削減、操作性の簡略化を図るようにするものである。
【0015】また、前記目的を達成するために、本発明
は、画像記録媒体を搭載したカートリッジを使用するカ
メラにおいて、前記カートリッジをカメラから出すよう
に指示するための第1の手段と、前記第1の手段に応答
して前記カートリッジを少なくとも2段階の動作でカメ
ラから自動的に出すための第2の手段とを備え、前記カ
ートリッジをカメラから出す際の落下防止を図るもので
ある。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0017】図1は、本発明の実施例のカメラの縦断面
図、図2は、図1のカメラを底面から見た概念的斜視図
である。これら図において、本実施例はカメラ1本体の
底面に開けられた開口部1aからカートリッジをフィル
ム巻き取り軸方向に装填する形態をとっている。また、
他の点線1b、1cは撮影機構、ファインダ機構等の要
素である。
【0018】図1、図2に於いて、カートリッジ室1d
内には、カートリッジの側面をガイドしながら、カート
リッジを繰り込み、繰り出すゴム・ローラ2a、2bが
あり、ゴム・ローら2aはローラ駆動モータ3によって
回転する。さらに、カートリッジがカートリッジ室に対
してどれほど繰り込まれたかを検出するスイッチ4、
5、6がカートリッジ室1d内にあって、4を開始スイ
ッチ、5を終了スイッチ、6を底面スイッチと呼ぶ。カ
ートリッジが各スイッチに接触しいていればON、して
いなければOFFとみなす。
【0019】開口部1aをスライドして覆うようにスラ
イド蓋7があって、スライド蓋開閉モータ8によって開
閉駆動される。さらに、スライド蓋7が開いたことを検
出する開側スライドスイッチ9、閉じたことを検出する
閉側スライドスイッチ10がカメラ1底面部分にある。
【0020】カートリッジ室1d内には、フォークギア
11があって、給送モータ12によってフィルム・リー
ダ部送り出し、及び巻き戻しを行う。さらに、通常フィ
ルム給送は給送モータ12とスプール13によって行
い、カメラ1内にフィルムがあるか否かのフィルム在否
をフォトリフレクタ14によって検出する。
【0021】スライド蓋7の開閉制御を行うスライド蓋
開閉スイッチ15は、図3に示すような構成で、操作さ
れている場合のみボタン15の導電部15aによって基
板18のパターン18a、18bが導通(ON)する接
点式の押圧式スイッチである。
【0022】そして、カメラ1の底面部分の開口部1a
の近傍で、かつ、スライド蓋7の閉じ方向側1fに配置
されている。スライド蓋開閉スイッチ15の配置場所と
しては、スライド蓋7の移動領域以外の面(1e、1
f)に制限されるが、面1eでは開口部1aから離れて
しまうため、開口部1aに近いスライド蓋7の閉じ方向
側1fに配置する。また、不用意にスイッチが押されな
いようにスライド蓋開閉スイッチ15のボタン高さは、
カメラ1の底面よりも低くなるように、カメラ1のスイ
ッチ周囲に凸部分1gを設け、カメラ1の反対側底面に
も同じ高さの突起1hを設ける。
【0023】30は装填されたカートリッジから該カー
トリッジに記録された撮影可能コマ数を検出する検出
器、31は警告音を発生させる警告回路である。
【0024】また、カメラ1全体のON、OFFを電源
スイッチであるメインスイッチ16によって行う。
【0025】各種スイッチの検出、モータの制御はマイ
コン17によって行う。図1はカートリッジが約半分カ
ートリッジ室1dに挿入され、開始スイッチ4のみがO
Nしている状態を示している。
【0026】次に、以上の構成のカメラ1の全体的な動
作を図4に示すマイコン17のフローチャートに従って
説明する。図4において、点線や二点鎖線で囲まれたフ
ローは以下の説明でひとくくりにされる動作である。ま
た、「S」は各ステップを示す。
【0027】まず、S0でマイコン17内のフラグCA
RTを「0」にしておく。「0」はカートリッジが未装
填状態であるか、撮影可能フィルムが装填されているこ
とを表し、ステップ52に出てくる「1」とは、巻き戻
した状態の撮影済フィルムカートリッジが取り出されず
に装填されている状態を表している。
【0028】次に、メインスイッチ16に連動したスラ
イド蓋7の開閉のためにメインスイッチ16のON、O
FFの検出をする(S1)。ONであればS2へ、OF
FであればS30へ進む。S2では、カメラ1に撮影済
カートリッジが装填されているか否かの判断をする。
「1」であれば撮影済カートリッジが装填されているの
で、カートリッジが取り出されるまで、ステップ3には
進めず、ステップ54へ進む。一方、「0」であればS
3へ進み、底面スイッチ6によりカートリッジ室1dに
カートリッジが装填されているか否かの判断をする。装
填されていれば底面スイッチ6はON状態であり、S1
2へ、装填されていなければS4へ進み、S4では、ス
ライド蓋7の開閉のフローに入り(破線A)カートリッ
ジがない状態でメインスイッチ16がONであるので、
後述のサブルーチンによりスライド蓋7を開く。
【0029】次に、S5でメインスイッチ16がOFF
と判定されるとS6に進み、メインスイッチ16がOF
Fされたので、後述するサブルーチンによりスライド蓋
7を閉じ、S1へ戻る。一方、S6でメインスイッチ1
6がOFFされていないと判定されると、S7に進み、
開始スイッチ4がONするまで、つまりカートリッジ室
へカートリッジが装填されるまで、S6、S7のループ
を繰り返し、開始スイッチ4がONすればS8へ進む。
【0030】S8では、後述するサブルーチンによりカ
ートリッジ装填、フィルムオートローディングのフロー
に入り、カートリッジの繰り込み動作を行う。そしてS
9で、後述するサブルーチンによりスライド蓋7を閉じ
る。そして、S10で検出器30によりカートリッジに
記録された情報から撮影可能コマ数を検出し、マイコン
17のメモリに記憶する。次にS11で、給送モータ1
2によりフォークギア11、スプール13を駆動し、フ
ィルムのオートローディング動作を行い、フィルム・リ
ーダ部を送り出し、スプール13に巻きつかせ、1コマ
目までフィルムを給送する。
【0031】一方、S3でカートリッジ室1dにカート
リッジが装填されていると判定され、S12に進むとフ
ォトリフレクタ14がONかOFFかを判定する。ON
であればフィルムが1コマ以上巻き取られているとみな
し、S13の撮影フローへ進み、OFFであれば前記S
10、11のフィルムオートローディング後、S13の
撮影フローへ進む。
【0032】S13で撮影動作に入るが、不図示のレリ
ーズスイッチよりのレリーズ信号がない場合は、S17
へ進み、レリーズ信号がある場合は、S14へ進んで、
撮影動作に関連する測距、測光、合焦、露光等を行う。
次に、S15で、S9で記憶した撮影可能コマ数まで撮
影したか否かの判定を行い、まだ撮影可能であれば、S
16へ進み、給送モータにより、スプール13を回転さ
せ、1コマ巻き上げ後、S13に戻り、レリーズ信号待
ちの状態になる。一方、S15で全コマ撮影していると
判定されると、S25へ進み後述するフィルム巻き戻し
動作を行う。
【0033】一方、S13でレリーズ信号が無いと判定
され、S17へ進むと、強制巻き戻しフロー(破線B)
に入り、スライド蓋開閉スイッチ15が押されたか否か
を判定し、押されておらずOFFならばS28へ進み、
押されていてONしていればS18へ進んでマイコン1
7内のタイマ(B)をスタートさせる。次にステップ1
9でタイマ(B)が3秒を越えたか否かを判定し、タイ
マ(B)が3秒を越えるまで、警告回路31により低音
で断続的な強制巻き戻し受け付けの警告音を発生させる
(S20)。そして、S21でスライド蓋開閉スイッチ
15が押され続けているか否かの判定を行い、押されて
いればS19へ戻り、外されれば強制巻き戻し中断とみ
なしS17へ戻る。ステップ19でタイマ(B)が3秒
を越えたことを判定すると、更にS22でタイマ(B)
が5秒を越えたか否かを判定し、5秒を越えるまでの2
秒間の間強制巻き戻し開始の合図として、警告回路31
により高音で連続的な警告音を発生させる。そして、5
秒を越えると、警告音を停止させる(S24)。そし
て、S25で給送モータ12によってフォークギア11
を回転させ、カートリッジにフィルムを巻き戻す。尚、
巻き戻し終了はフォトリフレクタ14によって判定す
る。
【0034】巻き戻しが終了すると、次にS26で後述
するサブルーチンによりその位置に、ゴム・ローラ2
a、2bに挾まれた状態で停止させる。この状態でカー
トリッジをカメラ1からある程度飛び出させ、そして、
スライド蓋開閉スイッチ15が押されると、後述するサ
ブルーチンによりカートリッジをゴム・ローラ2a、2
bに挾さまれない位置まで更に押し出し、S1へ戻る。
【0035】一方、S17で、スライド蓋開閉スイッチ
15が押されていなければ、S28へ進み、タイマ
(B)のカウントをリセットする。これにより、再び、
スライド蓋開閉スイッチ15が押されても初期値からタ
イマが動く。そして、メインスイッチ16のON、OF
Fを判定し(S29)、ONであれば撮影続行とみなし
S13へ、OFFになればS1へ戻る。
【0036】一方、S1でメインスイッチがOFFの場
合、S30へ進み、スライド蓋7開閉のフロー(二点鎖
線C)に入り、スライド蓋開閉スイッチ15が押された
か否かを判定し、押されていなければS47へ進み、押
されていればS31へ進んで、底面スイッチ6によりカ
ートリッジ室1dにカートリッジが装填されているか否
かの判断を行う。装填されていれば底面スイッチ6はO
N状態であり、S35へ進み、装填されていなければス
ライド蓋7の開閉は自由にできるのでステップ32へ進
み、閉側スライドスイッチ10によりスライド蓋7が開
いているか、閉じているかの判定を行う。閉じていると
閉側スライドスイッチ10はONで、ステップ33へ進
み、後述するサブルーチンによりスライド蓋7を開けS
1へ戻る。また、スライド蓋7が開いていれば、ステッ
プ34に進み、後述するサブルーチンによりスライド蓋
7を閉じS1へ戻る。
【0037】S31で、カートリッジが装填されている
と判定されると、S35に進み、フォトリフレクタ14
がONかOFFかの判定を行う。ONであればフィルム
が1コマ以上巻き取られているとみなし、S39へ進
み、フィルム強制巻き戻しフロー(破線E)に入る。一
方、OFFであればカートリッジは取り出し可能なので
S36へ進み、カートリッジ強制取り出しフロー(破線
D)に入り、S36で後述するサブルーチンによりカー
トリッジをカメラ1からある程度飛び出させ、ゴム・ロ
ーラ2a、2bによって挾持したままその位置に停止さ
せる。その後、操作者がスライド蓋開閉スイッチ15を
押すと、S37に於いて後述するサブルーチンによりカ
ートリッジを更にゴム・ローラ2a、2bが挾持しない
位置まで押し出す。そして、S1でメインスイッチ16
はOFFであると判定されているので、S38で後述す
るサブルーチンによりスライド蓋7を閉じる。そして、
カートリッジ未装填であることを示す数値「0」をCA
RTにメモリし(S53)、S1に戻る。
【0038】一方、S35で、フィルムが1コマ以上巻
き取られているとみなし、S39に進むとフィルム強制
巻き戻しフローに入り(破線E)、マイコン17内のタ
イマ(A)をスタートさせる以降「ステップ40」〜
「ステップ46」は、前述のS17〜S25と同様のフ
ィルム強制巻き戻しフローなので、それらの説明を援用
するものとして、ここでは説明を省略する。
【0039】次に、S46でフィルムの巻き戻しが終了
すると、S52へ進み、S46でフィルムの強制巻き戻
しは完了しているが、カートリッジの取り出し動作は行
わず、撮影済カートリッジが装填されていることを示す
数値「1」をCARTにメモリしてS1へ戻る。
【0040】以上、C、D、Eのフローはスライド蓋開
閉スイッチ15の押し操作に対し、カートリッジの有
無、フィルムの状態によって、分岐されるフローとなっ
ている。なお、メインスイッチ16がONの時のフィル
ム強制巻き戻しフロー(破線B)と、メインスイッチ1
6がOFFの時のフィルム強制巻き戻しフロー(破線
E)とでは、前者がフィルム巻き戻し後、連続的にカー
トリッジ送り出し動作に入り、後者はそのままの状態で
カートリッジをカメラ1内に収納しておく点が異なる
が、これは図11のフローチャートに示す様に入れ替え
ることも可能である。さらに、両者とも送り出し動作ま
たは、収納状態にすることも可能である。
【0041】次に、S30で、スライド蓋開閉スイッチ
15が押されていないと判定し、S47へ進むと、マイ
コン17内のタイマ(A)をリセットし、S48に進ん
で開始スイッチ4がONしたか否かを判定する。開始ス
イッチ44がONすると、つまりカートリッジ室へカー
トリッジが装填されると、S49へ進み、カートリッジ
がなければS1へ戻る。そして、S49では、底面スイ
ッチ46によりカートリッジ装填が完了しているか否か
の判定をし、カートリッジ装填が完了していれば底面ス
イッチ6はONでS1へ戻り、装填が未了ならばS50
へ進み、後述するサブルーチンによりカートリッジの繰
り込み動作を行う。その後、S51へ進み、スライド蓋
7を閉じ、S1へ戻る。
【0042】次に、S2で撮影済カートリッジが装填さ
れていると判定し、S54へ進むと、スライド蓋開閉ス
イッチ15が押されたか否かを判定し、押されるまで、
S1に戻るループを繰り返す。一方、スライド蓋開閉ス
イッチ15が押されるとS55へ進み、カートリッジ取
り出しフローへ入り、後述するサブルーチンによりカー
トリッジをカメラ1からある程度飛び出させ、ゴム・ロ
ーラ2a、2bによって挾持したままその位置に停止さ
せる動作を行う。その後、操作者がスライド蓋開閉スイ
ッチ15を押すとS56に於いて、後述するサブルーチ
ンによりカートリッジを更にゴム・ローラ2a、2bが
挾持しない位置まで押し出す。次に、S57でカートリ
ッジ未装填を示す「0」をCARTにメモリし、S5に
進む。
【0043】次に、以下の図5〜図9において、上述し
た図4の各サブルーチンについて説明を行う。
【0044】図5は図3のS4、S33に於けるスライ
ド蓋7の開き動作を行うサブルーチンを示したもので、
まず、スライド蓋開閉モータ8にスライド蓋7を開く方
向の通電を行う(S60)。そして、スライド蓋7が開
いて、開側スライドスイッチ9がONしたか否かを判定
し(S61)、開側スライドスイッチ9がONするまで
スライド蓋開閉モータ8に通電を続け、開側スライドス
イッチ9がONすると、スライド蓋開閉モータ8を停止
する(S62)。
【0045】図6は、図3のS6、S9、S34、S3
8、S51に於けるスライド蓋7の閉じ動作を行うサブ
ルーチンを示したもので、まず、スライド蓋開閉モータ
8にスライド蓋7を閉じる方向の通電を行う(S6
3)。そして、スライド蓋7が閉じて、閉側スライドス
イッチ10がONしたか否かを判定し(S64)、閉側
スライドスイッチ10がONするまでスライド蓋開閉モ
ータ8に通電を続け、閉側スライドスイッチ10がON
すると、スライド蓋開閉モータ8を停止する(S6
5)。
【0046】図7は、図3のS8、S50に於けるカー
トリッジ繰り込み動作を行うサブルーチンを示したもの
で、前述したように、開始スイッチ4の信号を受けてこ
のサブルーチンに入る。そして、ローラ駆動モータ3を
カートリッジ繰り込み方向に通電し、ゴム・ローラ2a
をカートリッジ繰り込み方向に回転させる(S70)。
そしてカートリッジがカートリッジ室1dに完全に装填
されたことを示す底面スイッチ6がONしたか否かを判
定し(S71)、底面スイッチ6がONするまでローラ
駆動モータ3に通電を続け、底面スイッチ6がONする
とローラ駆動モータ3を停止する(S72)。
【0047】図8は、図3のS26、S36、S55に
於けるカートリッジ飛び出し、待機動作を行うサブルー
チンを示したもので、まず、カートリッジをカートリッ
ジ室1dから出すために、前述した図5のスライド蓋7
の開き動作を行うサブルーチンによりスライド蓋7を開
く(S73)。そして、ローラ駆動モータ3をカートリ
ッジ繰り出し方向に通電し、ゴム・ローラ2aをカート
リッジ繰り出し方向に回転させる(S74)。そして終
了スイッチ5がOFFしたか否かを判定し(S75)、
終了スイッチ5がOFFするまでローラ駆動モータに通
電を続け、終了スイッチがOFFするとローラ駆動モー
タを停止する(S76)。この状態ではカートリッジは
ある程度カメラ1から飛び出してはいるが、ゴム・ロー
ラ2a、2bにカートリッジは挾まれたままなので、カ
メラ1から落ちることはない。
【0048】図9は、図3のS27、S37、S56に
於けるカートリッジ取り出し動作を行うサブルーチンを
示したもので、まず、スライド蓋開閉スイッチ15が押
されたか否かを判定し(S80)、押されるまで待機す
る。押されればS81へ進み、ローラ駆動モータ3をカ
ートリッジ繰り出し方向に通電し、ゴム・ローラ2aを
カートリッジ繰り出し方向に回転させる(S81)。そ
の後、開始スイッチ4がOFFされたか否かを判定し
(S82)、開始スイッチ4がOFFするまで通電を続
け、開始スイッチ4がOFFすると、ローラ駆動モータ
3を停止する(S83)。以上によって、操作者はスラ
イド蓋開閉スイッチ15を押すことによって、最終的に
操作者の意志によってカートリッジをゴム・ローラ2
a、2bに挾まれない位置まで押し出すことになる。そ
して、カートリッジがカートリッジ室1dから取り出さ
れると開始スイッチ4がOFFする。
【0049】(第2の実施例)図10にスライド蓋開閉
スイッチの第2の実施例を示す。このスライド蓋開閉ス
イッチは一つの接点からなるスイッチで、このスイッチ
は押圧式ではなく、スライド式になっていて、引っ張り
バネ22力に反して矢印(G)方向にスイッチ19をス
ライドさせているときのみ、スイッチ19に固定されて
いる接片21が基板20上を摺動することによって導通
(ON)する。この方式によれば、不用意にスイッチが
オンすることはほとんどない。
【0050】(第3の実施例)図11は前述したように
巻き戻し後のカートリッジの取り扱いを図4のフローチ
ャートとは逆にした場合の第3の実施例を示すものであ
る。これは、フィルムの巻き戻し後のカートリッジの状
態を示すもので、このフローチャートは図4の第1実施
例との変更部分を含んだフローを示している。これによ
れば、メインスイッチ16がOFFの時の強制巻き戻し
後は、S46からS36に行くため、連続的にカートリ
ッジ送り出し動作に入る。また、メインスイッチ16が
ONの時の巻き戻し後は、S25からS52に行き、S
1のループに入るため、そのままの状態でカートリッジ
をカメラ1内に収納しておくフローになっている。
【0051】以上説明したように、以上の実施例の構成
によれば、以下のような効果があり、誤操作なく使い勝
手の良いフィルムカートリッジの自動装填、取り出し操
作が行える。
【0052】スライド蓋7の開き操作はスライド蓋開閉
スイッチ15以外にも、カートリッジの未装填時に、メ
インスイッチ16のオンに連動してスライド蓋7を開か
せることにより、メインスイッチ16をオンさせれば、
カートリッジ装填の有無がスライド蓋7の開き動作によ
って確認でき、カートリッジ装填を容易に行えるように
なる。
【0053】スライド蓋7の閉じ操作はスライド蓋開閉
スイッチ15以外にも、底面スイッチ6によって行われ
るので、カートリッジ装填後、スライド蓋開閉スイッチ
15を押してスライド蓋7を閉じるための操作を簡略化
できる。
【0054】スライド蓋7の閉じ操作はスライド蓋開閉
スイッチ15以外にも、メインスイッチ16によって行
うことが出来るので、メインスイッチ16のみでのスラ
イド蓋7の開閉動作が可能になり、開閉操作が容易にな
る。
【0055】スライド蓋7の開閉をスライド蓋開閉スイ
ッチ15の一つの操作スイッチで行えるので、開き操作
スイッチと閉じ操作スイッチの両方を持つ必要がなく、
部品点数の省略及び操作性が向上する。更にクレーム1
5によればフィルムがスプール13に巻き取られている
場合には、スライド蓋開閉スイッチ15は受け付けない
のでスライド蓋7は開かず、露光済みフィルムを誤って
感光させてしまうこともない。
【0056】フィルムがスプール13に巻き取られてい
る場合には、送り出し動作を行わないので、フィルムが
カメラ内に残されたままでカートリッジを送り出すこと
がなく、フィルムがカートリッジとカメラとの間で切れ
たり、必要以上に折り曲げられたりすることがない。更
に、そのような場合には、使用者に警告を表示できるの
で、使用上も安全である。
【0057】(強制巻き戻しを行う)→(カートリッジ
を取り出す)→(スライド蓋7を開く)といった連想を
利用して、スライド蓋開閉スイッチ15を開こうとする
連続的な動作が最終的に強制巻き戻しモードになるよう
にし、従来問題であった位置の分かり難い強制巻き戻し
ボタンを省略することが可能になる。更に、巻き戻しが
完了するまでスライド蓋7は開かないので、露光済みフ
ィルムを誤って感光させてしまうことがなくなり、安全
性がある。また、誤ってスライド蓋開閉スイッチ15を
押してしまっても警告音やタイマによってすぐには強制
巻き戻し動作に行かないようにしているので誤操作防止
になる。
【0058】カートリッジを取り出し時に、カートリッ
ジの自動送り出しを途中で中断し、更にスライド蓋開閉
スイッチ15を押すことによってカートリッジを取り出
すので、不用意にカートリッジをカメラ1から落とすこ
となくカートリッジを取り出せる。
【0059】(発明と実施例との対応)以上の実施例に
おいて、スライド蓋開閉モータ8が請求項1、5または
9に示す本発明の第1の手段にスライド蓋開閉スイッチ
15が請求項1、5または9に示す本発明の第2の手段
または、請求項13、17、22または28に示す本発
明の第1の手段に、マイコン17のステップ1及び4が
請求項1に示す本発明の第3の手段に、マイコン17の
ステップ5及び6が請求項5に示す本発明の第3の手段
に、マイコン17のステップ8及び9が請求項9に示す
本発明の第3の手段に、マイコン17のステップ31〜
34が請求項13に示す本発明の第2の手段に、マイコ
ン17のステップ12、26、35及び36が請求項1
7に示す本発明の第2の手段に、マイコン17のステッ
プ20、23、40及び43が請求項17に示す本発明
の第3の手段に、マイコン17のステップ17、25、
26、30、36及び46が請求項22に示す本発明の
第2の手段に、マイコン17のステップ26、27、3
6、37、55及び56が請求項28に示す本発明の第
2の手段に、それぞれ相当する。
【0060】尚、以上が実施例の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成
に限られるものではなく、請求項で示した機能、また
は、実施例の構成が持つ機能が達成できる構成であれば
どのようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0061】又、以上の実施例に於いて、カートリッジ
の装填、取り出しの方法は、ゴム・ローラに限られるも
のではなく、何らかの引っ掛け部材でカートリッジの装
填、取り出しを行う等他の方法であっても本発明が適用
できることは言うまでもない。
【0062】又、以上の実施例に於いて、警告は音では
なく、光学的な表示等、他のものであっても本発明が適
用できることは言うまでもない。
【0063】また、本発明は、フィルム以外の画像記録
媒体であっても適用できるものである。
【0064】また、本発明は、明細書記載のカートリッ
ジ以外の形式のカートリッジやフィルム以外の画像記録
媒体を有するカートリッジ、更にはその他の種類のカー
トリッジやカートリッジ以外の装填物を使用するものに
対しても適用できるものである。
【0065】また、本発明は、以上の各実施例または、
それらの技術要素を必要に応じて組み合わせるようにし
てもよい。
【0066】また、本発明は、クレームまたは実施例の
構成の全体若しくは一部が一つの装置を形成するような
ものであっても、他の装置と結合するようなものであっ
ても、装置を構成する要素となるようなものであっても
よい。
【0067】また、本発明は、一眼レフカメラ、レンズ
シャッタカメラ、ビデオカメラ等種々の形態のカメラ、
更にはカメラ以外の光学機器やその他の装置、更にはそ
れらカメラや光学機器やその他の装置に適用される装置
又は、これらを構成する要素に対しても適用できるもの
である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルムカートリッジを使用するカメラにおいて、フィ
ルムカートリッジの装填または取り出しの操作性が種種
の面から極めて向上できるものである。
【0069】更に、本発明によれば、フィルムカートリ
ッジを使用するカメラにおいて、フィルムカートリッジ
の装填または取り出しにおける誤操作の防止、画像記録
媒体の損傷防止、部品点数の削減なども図れるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要部の概略構成を示すカ
メラの縦断面図である。
【図2】図1のカメラの主要部の概略構成を示す斜視図
である。
【図3】図1のカメラのスライド蓋開閉スイッチの詳細
図である。
【図4】図1のカメラの各要素を制御するマイコンのメ
インフロー・チャートである。
【図5】図4のフローチャートのスライド蓋開き動作の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図4のフローチャートの蓋閉じ動作のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図7】図4のフローチャートのカートリッジの繰り込
みのサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】図4のフローチャートのカートリッジ飛び出
し、途中待機のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図9】図4のフローチャートのカートリッジ取り出し
のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】図1のカメラのスライド蓋開閉スイッチの他
の実施例を示す図である。
【図11】図4のフローチャートのカートリッジ取り出
し部分の他の実施例を示すフローチャートである。
【図12】従来のカメラの概略構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2a、2B ゴム・ローラ 3 ローラ駆動モータ 4 開始スイッチ 5 終了スイッチ 6 底面スイッチ 7 スライド蓋 8 スライド蓋開閉モータ 9 開側スライドスイッチ 10 閉側スライドスイッチ 11 フォークギア 12 給送モータ 13 スプール 14 フォトリフレクタ 15 スライド蓋開閉スイッチ 16 メインスイッチ 17 マイクロコンピュータ 18 基板 19 スライドスイッチ 20 基板 21 接片 22 引っ張りバネ 101 カメラ本体 102 背蓋 103 フォーク 104 スプール 105 背蓋開閉レバー 106 強制巻き戻しスイッチ

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムカートリッジを使用するカメラ
    において、フィルムカートリッジが装填される装填室の
    カバーの開動作を行なう第1の手段と、外部からの操作
    により前記第1の手段を動作させるための指示信号を出
    力する第2の手段と、電源スイッチのオン操作により前
    記第1の手段を動作させるための指示信号を出力する第
    3の手段とを有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記第1の手段は、モータを有すること
    を特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記カメラは、前記装填室のカバーを有
    することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記第2の手段は、前記カバーの操作ス
    イッチを有することを特徴とする請求項1記載のカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 フィルムカートリッジを使用するカメラ
    において、フィルムカートリッジが装填される装填室の
    カバーの閉動作を行なう第1の手段と、外部からの操作
    により前記第1の手段を動作させるための指示信号を出
    力する第2の手段と、電源スイッチのオフ操作により前
    記第1の手段を動作させるための指示信号を出力する第
    3の手段とを有することを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 前記第1の手段は、モータを有すること
    を特徴とする請求項5記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記カメラは、前記装填室のカバーを有
    することを特徴とする請求項5記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記第2の手段は、前記カバーの操作ス
    イッチを有することを特徴とする請求項5記載のカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 フィルムカートリッジを使用するカメラ
    において、フィルムカートリッジが装填される装填室の
    カバーの閉動作を行なう第1の手段と、外部からの操作
    により前記第1の手段を動作させるための指示信号を出
    力する第2の手段と、フィルムカートリッジが前記カー
    トリッジ装填室に装填されることに応答して前記第1の
    手段を動作させるための指示信号を出力する第3の手段
    とを有することを特徴とするカメラ。
  10. 【請求項10】 前記第1の手段は、モータを有するこ
    とを特徴とする請求項9記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 前記カメラは、前記装填室のカバーを
    有することを特徴とする請求項9記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 前記第2の手段は、前記カバーの操作
    スイッチを有することを特徴とする請求項9記載のカメ
    ラ。
  13. 【請求項13】 フィルムカートリッジを使用するカメ
    ラにおいて、前記フィルムカートリッジが装填される装
    填室のカバーの開閉を指示するための第1の手段と、前
    記第1の手段に応答して、前記カバーが閉じている場合
    には、該カバーを開き動作させ、前記カバーが開いてい
    る場合には、該カバーを閉じ動作させるための第2の手
    段とを有することを特徴とするカメラ。
  14. 【請求項14】 前記第1の手段は、共通のスイッチを
    有することを特徴とする請求項13記載のカメラ。
  15. 【請求項15】 前記第2の手段は、フィルムカートリ
    ッジからフィルムが出ている場合には、前記カバーを開
    き動作させないための手段を有することを特徴とする請
    求項13記載のカメラ。
  16. 【請求項16】 前記第2の手段は、モータを有するこ
    とを特徴とする請求項13記載のカメラ。
  17. 【請求項17】 画像記録媒体を搭載したカートリッジ
    を使用するカメラにおいて、前記カートリッジをカメラ
    から出すように指示するための第1の手段と、前記第1
    の手段に応答して、前記カートリッジから画像記録媒体
    が出ていない場合に前記カートリッジをカメラから自動
    的に出すための第2の手段と、前記カートリッジから画
    像記録媒体が出ている場合にそのことがカメラの使用者
    に分かるようにするための第3の手段とを有することを
    特徴とするカメラ。
  18. 【請求項18】 前記第1の手段は外部からの操作によ
    り前記指示をするための手段を有することを特徴とする
    請求項17記載のカメラ。
  19. 【請求項19】 前記第2の手段は、モータを有するこ
    とを特徴とする請求項17記載のカメラ。
  20. 【請求項20】 前記第3の手段は、警告するための手
    段を有することを特徴とする請求項17記載のカメラ。
  21. 【請求項21】 前記カートリッジに搭載された画像記
    録媒体は、フィルムであることを特徴とする請求項17
    記載のカメラ。
  22. 【請求項22】 画像記録媒体を搭載したカートリッジ
    を使用するカメラにおいて、前記カートリッジをカメラ
    から出すように指示をするための第1の手段と、前記第
    1の手段に応答して画像記録媒体を記録カートリッジに
    戻した後、前記カートリッジをカメラから出すための第
    2の手段とを有することを特徴とするカメラ。
  23. 【請求項23】 前記第1の手段は、外部から操作によ
    り前記指示をするための手段を有することを特徴とする
    請求項22記載のカメラ。
  24. 【請求項24】 前記第2の手段は、モータを有するこ
    とを特徴とする請求項22記載のカメラ。
  25. 【請求項25】 前記第2の手段は、画像記録媒体が前
    記カートリッジから出ているか否かを判定するための手
    段を有することを特徴とする請求項22記載のカメラ。
  26. 【請求項26】 前記カートリッジに搭載された画像記
    録媒体は、フィルムであることを特徴とする請求項22
    記載のカメラ。
  27. 【請求項27】 前記カメラは、前記第1の手段の操作
    に対して前記第2の手段が動作しないようにするための
    手段を有することを特徴とする請求項22記載のカメ
    ラ。
  28. 【請求項28】 画像記録媒体を搭載したカートリッジ
    を使用するカメラにおいて、前記カートリッジをカメラ
    から出すように指示するための第1の手段と、前記第1
    の手段に応答して前記カートリッジを少なくとも2段階
    の動作でカメラから自動的に出すための第2の手段とを
    有することを特徴とするカメラ。
  29. 【請求項29】 前記第2の手段は、モータを有するこ
    とを特徴とする請求項28記載のカメラ。
  30. 【請求項30】 前記第2の手段は、前記カートリッジ
    をカメラから途中まで出した段階で一旦停止させ、その
    後更に前記カートリッジをカメラから出すための手段を
    有することを特徴とする請求項28記載のカメラ。
  31. 【請求項31】 前記第2の手段は、外部からの操作に
    応答して前記一旦停止させた前記カートリッジをカメラ
    から出す動作を再開するための手段を有することを特徴
    とする請求項30記載のカメラ。
  32. 【請求項32】 前記カートリッジに搭載された画像記
    録媒体は、フィルムを有することを特徴とする請求項2
    8記載のカメラ。
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