JPH04215639A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH04215639A JPH04215639A JP2410522A JP41052290A JPH04215639A JP H04215639 A JPH04215639 A JP H04215639A JP 2410522 A JP2410522 A JP 2410522A JP 41052290 A JP41052290 A JP 41052290A JP H04215639 A JPH04215639 A JP H04215639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- gear
- cartridge
- spool
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 14
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 6-oxabicyclo[3.2.1]oct-3-en-7-one Chemical compound C1C2C(=O)OC1C=CC2 TVEXGJYMHHTVKP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、フィルムカ−トリッジ内
の供給スプ−ルと一体に回転し、フィルムに関する情報
が記号化されて記録されている記録円盤を有するフィル
ムカ−トリッジを用いるカメラに関するものである。
の供給スプ−ルと一体に回転し、フィルムに関する情報
が記号化されて記録されている記録円盤を有するフィル
ムカ−トリッジを用いるカメラに関するものである。
【0002】
【発明の背景】フィルムに関する情報(フィルム感度や
規定駒数等の情報)をフィルムの給送と一体的に動く部
材に磁気情報として記録し、フィルムの給送時に該部材
上よりこの情報を読み取るようにしたカメラが特開昭5
5−22799号にて提案されている。また、実開昭5
8−183695号ではカセットテ−プのテ−プ巻取り
リ−ルにバ−コ−ドにて該カセットテ−プに関する情報
を記録したものが提案されているが、前述のフィルム情
報をこの様にバ−コ−ドにて前記部材に記録しておくこ
とも可能である。そして、フィルムの給送開始時にフォ
トリフレクタ等の光学的手段などにより読み取るように
構成することにより、自動的にフィルム情報の設定が可
能となる。しかしながら、前述の様に記録されたフィル
ム情報を読み取る場合、フィルムの給送開始時にはその
速度変動が激しく、この速度変動により読み出しエラ−
が発生してしまうといった問題があった。
規定駒数等の情報)をフィルムの給送と一体的に動く部
材に磁気情報として記録し、フィルムの給送時に該部材
上よりこの情報を読み取るようにしたカメラが特開昭5
5−22799号にて提案されている。また、実開昭5
8−183695号ではカセットテ−プのテ−プ巻取り
リ−ルにバ−コ−ドにて該カセットテ−プに関する情報
を記録したものが提案されているが、前述のフィルム情
報をこの様にバ−コ−ドにて前記部材に記録しておくこ
とも可能である。そして、フィルムの給送開始時にフォ
トリフレクタ等の光学的手段などにより読み取るように
構成することにより、自動的にフィルム情報の設定が可
能となる。しかしながら、前述の様に記録されたフィル
ム情報を読み取る場合、フィルムの給送開始時にはその
速度変動が激しく、この速度変動により読み出しエラ−
が発生してしまうといった問題があった。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、フィルムカ−トリッジに備わった記録円盤からのフ
ィルムに関する情報の読み出しを確実に行うことのでき
るカメラを提供することである。
し、フィルムカ−トリッジに備わった記録円盤からのフ
ィルムに関する情報の読み出しを確実に行うことのでき
るカメラを提供することである。
【0004】
【発明の特徴】上記目的を達成するために、本発明は、
供給スプ−ルの回転に伴って回転中の記録円盤上よりフ
ィルムに関する情報を読み出す情報読出手段と、フィル
ムがカメラのフィルム巻取りスプ−ルに巻き付いたこと
を検知する検知手段と、該検知手段による検知により、
初めて前記情報読出手段を動作させる情報読出制御手段
とを設け、以て、前記検知手段にてフィルムがフィルム
巻取りスプ−ルに巻き付いたことが検知されるまでは前
記情報読出手段による情報の読み出しを禁止し、巻き付
いたことが検知されることにより、初めて情報の読み出
しを行わせるようにしたことを特徴とする。
供給スプ−ルの回転に伴って回転中の記録円盤上よりフ
ィルムに関する情報を読み出す情報読出手段と、フィル
ムがカメラのフィルム巻取りスプ−ルに巻き付いたこと
を検知する検知手段と、該検知手段による検知により、
初めて前記情報読出手段を動作させる情報読出制御手段
とを設け、以て、前記検知手段にてフィルムがフィルム
巻取りスプ−ルに巻き付いたことが検知されるまでは前
記情報読出手段による情報の読み出しを禁止し、巻き付
いたことが検知されることにより、初めて情報の読み出
しを行わせるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施例】図1乃至図11は本発明の第1の実施
例を示すものである。
例を示すものである。
【0006】図1(B)乃至図5は本発明に係る機械的
構成を示す図であり、図1(B)はカメラの主要部の横
断面図、図2はフィルム給送機構の斜視図、図3はフィ
ルム巻上げ時のギヤ列平面図、図4はフィルム巻戻し時
のギヤ列平面図、図5はワンウェイクラッチ部の縦断面
図、図6は同じくその横断面図である。
構成を示す図であり、図1(B)はカメラの主要部の横
断面図、図2はフィルム給送機構の斜視図、図3はフィ
ルム巻上げ時のギヤ列平面図、図4はフィルム巻戻し時
のギヤ列平面図、図5はワンウェイクラッチ部の縦断面
図、図6は同じくその横断面図である。
【0007】これらの図において、1はフィルム駆動用
モ−タであり、フィルム巻上げ時には正転(図3矢印B
方向)し、フィルム巻戻し時には逆転(図4矢印C方向
)する。2は前記モ−タ1の回転軸に固着されるピニオ
ンギヤである。3は第1の太陽ギヤで、前記ピニオンギ
ヤ2と噛み合っている。4は第1の遊星ギヤで、前記第
1の太陽ギヤ3と噛み合っている。5は前記第1の太陽
ギヤ3と第1の遊星ギヤ4を連結し、第1の遊星ギヤ4
との間に摩擦力を発生させながら該第1の遊星ギヤを回
転可能に保持し、第1の太陽ギヤ3が回転することによ
り第1の遊星ギヤ4を該第1太陽ギヤ3を回転中心とし
てそのまわりを公転するようにした第1の連結レバ−で
ある。前記第1の太陽ギヤ3と第1の遊星ギヤ4と第1
の連結レバ−5により、公知の遊星ギヤ機構を構成して
いる。6は前記フィルム駆動用モ−タ1が正転時のみ第
1の遊星ギヤ4と噛み合うスプ−ルギヤである。7は前
記スプ−ルギヤ6に固着され、一体的に動くフィルム巻
取りスプ−ルである。
モ−タであり、フィルム巻上げ時には正転(図3矢印B
方向)し、フィルム巻戻し時には逆転(図4矢印C方向
)する。2は前記モ−タ1の回転軸に固着されるピニオ
ンギヤである。3は第1の太陽ギヤで、前記ピニオンギ
ヤ2と噛み合っている。4は第1の遊星ギヤで、前記第
1の太陽ギヤ3と噛み合っている。5は前記第1の太陽
ギヤ3と第1の遊星ギヤ4を連結し、第1の遊星ギヤ4
との間に摩擦力を発生させながら該第1の遊星ギヤを回
転可能に保持し、第1の太陽ギヤ3が回転することによ
り第1の遊星ギヤ4を該第1太陽ギヤ3を回転中心とし
てそのまわりを公転するようにした第1の連結レバ−で
ある。前記第1の太陽ギヤ3と第1の遊星ギヤ4と第1
の連結レバ−5により、公知の遊星ギヤ機構を構成して
いる。6は前記フィルム駆動用モ−タ1が正転時のみ第
1の遊星ギヤ4と噛み合うスプ−ルギヤである。7は前
記スプ−ルギヤ6に固着され、一体的に動くフィルム巻
取りスプ−ルである。
【0008】8は前記第1の太陽ギヤ3と常に噛み合う
第1のアイドラギヤ、9は大歯車部9aと小歯車部9b
を持ち、大歯車部9aが前記第1のアイドラギヤ8と噛
み合う第1の二段ギヤ、10は前記第1の二段ギヤ9の
小歯車部9bと噛み合う第2のアイドラギヤ、11は前
記第2のアイドラギヤ10と噛み合う第3のアイドラギ
ヤ、12は前記第3のアイドラギヤ11と噛み合う第2
の太陽ギヤ、13は前記第2の太陽ギヤ12と噛み合う
第2の遊星ギヤである。14は第3の遊星ギヤで、前記
第2の遊星ギヤ13と同様、第2の太陽ギヤと噛み合っ
ている。15は前記第2の太陽ギヤ12と第2の遊星ギ
ヤ13及び第3の遊星ギヤ14を腕部15a,15bで
それぞれ連結し、各遊星ギヤを摩擦力を発生させながら
回転可能に保持し、第2の太陽ギヤ12の回転により第
2の遊星ギヤ13及び第3の遊星ギヤ14が該第2の太
陽ギヤ12を回転中心としてそのまわりを公転するよう
にした第2の連結レバ−である。前記第2の太陽ギヤ1
2と第2,3の遊星ギヤ13,14と第2の連結レバ−
15により、公知の遊星ギヤ機構を構成している。
第1のアイドラギヤ、9は大歯車部9aと小歯車部9b
を持ち、大歯車部9aが前記第1のアイドラギヤ8と噛
み合う第1の二段ギヤ、10は前記第1の二段ギヤ9の
小歯車部9bと噛み合う第2のアイドラギヤ、11は前
記第2のアイドラギヤ10と噛み合う第3のアイドラギ
ヤ、12は前記第3のアイドラギヤ11と噛み合う第2
の太陽ギヤ、13は前記第2の太陽ギヤ12と噛み合う
第2の遊星ギヤである。14は第3の遊星ギヤで、前記
第2の遊星ギヤ13と同様、第2の太陽ギヤと噛み合っ
ている。15は前記第2の太陽ギヤ12と第2の遊星ギ
ヤ13及び第3の遊星ギヤ14を腕部15a,15bで
それぞれ連結し、各遊星ギヤを摩擦力を発生させながら
回転可能に保持し、第2の太陽ギヤ12の回転により第
2の遊星ギヤ13及び第3の遊星ギヤ14が該第2の太
陽ギヤ12を回転中心としてそのまわりを公転するよう
にした第2の連結レバ−である。前記第2の太陽ギヤ1
2と第2,3の遊星ギヤ13,14と第2の連結レバ−
15により、公知の遊星ギヤ機構を構成している。
【0009】16は第4のアイドラギヤで、フィルム駆
動用モ−タ1の正転時は第2の連結レバ−15の第2の
太陽ギヤ12を中心とした左方向の回転により第2の遊
星ギヤ13と噛み合い、第3の遊星ギヤ14とは噛み合
わず、モ−タ1の逆転時は第2の連結レバ−15の右方
向の回転により第3の遊星ギヤと噛み合い、第2の遊星
ギヤ13とは噛み合わないギヤである。17は大歯車部
17aと小歯車部17bを持ち、大歯車部17aが第4
のアイドラ16と噛み合う第2の二段ギヤ、18は大歯
車部18aと小歯車部18bとを持ち、大歯車部18a
が前記第2の二段ギヤ17の小歯車部17bと噛み合う
第3の二段ギヤ、19は前記第3の二段ギヤ18の小歯
車部18bと噛み合うフォ−クギヤ、20は前記フォ−
クギヤ19と一体的に回転するフォ−クで、これにより
フィルムカ−トリッジ33(図1(A)参照)内の供給
スプ−ルを回転させ、フィルム34の上記カ−トリッジ
33内よりの押出し及び巻込みを行う。
動用モ−タ1の正転時は第2の連結レバ−15の第2の
太陽ギヤ12を中心とした左方向の回転により第2の遊
星ギヤ13と噛み合い、第3の遊星ギヤ14とは噛み合
わず、モ−タ1の逆転時は第2の連結レバ−15の右方
向の回転により第3の遊星ギヤと噛み合い、第2の遊星
ギヤ13とは噛み合わないギヤである。17は大歯車部
17aと小歯車部17bを持ち、大歯車部17aが第4
のアイドラ16と噛み合う第2の二段ギヤ、18は大歯
車部18aと小歯車部18bとを持ち、大歯車部18a
が前記第2の二段ギヤ17の小歯車部17bと噛み合う
第3の二段ギヤ、19は前記第3の二段ギヤ18の小歯
車部18bと噛み合うフォ−クギヤ、20は前記フォ−
クギヤ19と一体的に回転するフォ−クで、これにより
フィルムカ−トリッジ33(図1(A)参照)内の供給
スプ−ルを回転させ、フィルム34の上記カ−トリッジ
33内よりの押出し及び巻込みを行う。
【0010】21,22,29(図5参照)はワンウェ
イクラッチで、21は第2の太陽ギヤ12と噛み合うギ
ヤ、22は図5に示すように内側に全周爪部22aが形
成され、外側には歯車22bが形成されているラチェッ
トギヤ、29はラチェット爪部材で、弾性を持つ爪部2
9bを持ち、その爪部29bがラチェットギヤ22の爪
部22aに係合している。該ラチェット爪部材29のラ
チェットギヤ22に対する相対速度が矢印A方向(図3
参照)に発生した場合は、このラチェット爪部材29か
らラチェットギヤ22に駆動力を伝え、又相対速度が矢
印A方向とは逆になった場合は、爪部29bはたわみ、
爪部22a上をすべってラチェット爪部材29はラチェ
ットギヤ22に駆動力を伝えない。前記ラチェット爪部
材29は図5に示すようにピン29aがあり、ギヤ21
の穴21cに該ピン29aが嵌合しているため、ラチェ
ット爪部材29とギヤ21は常に一体的に回転する。3
0は不図示の地板で、図5に示すようにギヤ21、ラチ
ェット爪部材29、ラチェットギヤ22の各穴21b,
29c、22cがそれぞれ回転可能に嵌合している。2
3はラチエットギヤ22に固着されたロ−ラ部材であり
、外周部23aはゴム或はロ−レット等のすべりを防止
するような構造となっている。
イクラッチで、21は第2の太陽ギヤ12と噛み合うギ
ヤ、22は図5に示すように内側に全周爪部22aが形
成され、外側には歯車22bが形成されているラチェッ
トギヤ、29はラチェット爪部材で、弾性を持つ爪部2
9bを持ち、その爪部29bがラチェットギヤ22の爪
部22aに係合している。該ラチェット爪部材29のラ
チェットギヤ22に対する相対速度が矢印A方向(図3
参照)に発生した場合は、このラチェット爪部材29か
らラチェットギヤ22に駆動力を伝え、又相対速度が矢
印A方向とは逆になった場合は、爪部29bはたわみ、
爪部22a上をすべってラチェット爪部材29はラチェ
ットギヤ22に駆動力を伝えない。前記ラチェット爪部
材29は図5に示すようにピン29aがあり、ギヤ21
の穴21cに該ピン29aが嵌合しているため、ラチェ
ット爪部材29とギヤ21は常に一体的に回転する。3
0は不図示の地板で、図5に示すようにギヤ21、ラチ
ェット爪部材29、ラチェットギヤ22の各穴21b,
29c、22cがそれぞれ回転可能に嵌合している。2
3はラチエットギヤ22に固着されたロ−ラ部材であり
、外周部23aはゴム或はロ−レット等のすべりを防止
するような構造となっている。
【0011】24はパルスギヤで、ラチェットギヤ22
の歯車部22bと噛み合う。25はパルス板で、導通部
25aと非導通部25bを有し、前記パルスギヤ24上
に固着されている。26,27は接片で、パルス板25
の導通部25aと非導通部25bによりロ−ラ部材23
の回転量分のパルスを検出するための接片である。
の歯車部22bと噛み合う。25はパルス板で、導通部
25aと非導通部25bを有し、前記パルスギヤ24上
に固着されている。26,27は接片で、パルス板25
の導通部25aと非導通部25bによりロ−ラ部材23
の回転量分のパルスを検出するための接片である。
【0012】28は不図示の地板に固着されたストッパ
(図4参照)で、第1の連結レバ−5の端部5aと当接
することにより該第1の連結レバ−5の左回転の回転位
置を規制するものある。
(図4参照)で、第1の連結レバ−5の端部5aと当接
することにより該第1の連結レバ−5の左回転の回転位
置を規制するものある。
【0013】31は本体(図1(B)参照)、32は圧
板、35はカートリッジ室、36はスプ−ル室である。 48は対向ロ−ラで、前記圧板32に回動可能に取り付
けられている。
板、35はカートリッジ室、36はスプ−ル室である。 48は対向ロ−ラで、前記圧板32に回動可能に取り付
けられている。
【0014】前述のロ−ラ部材23及び対向ロ−ラ48
は図1(B)に示すように配置されており、ロ−ラ部材
23がフィルム34の動きに従ってすべりなく回転する
ように該フィルム34を挟むと互いに所定の圧力が加わ
るように取り付けられている、もしくはフィルム34が
対向ロ−ラ48とロ−ラ部材23の間を通る時、そのフ
ィルム34の厚さにより対向ロ−ラ48とロ−ラ部材2
3に所定の圧力が加わるように対向ロ−ラ48とロ−ラ
部材23との隙間があいて取り付けられている。そして
、該ロ−ラ部材23は前述からも分かる様に1つのフィ
ルム給送系を成しており、フィルム34の移動時に伴っ
て回転しており、これに連動してパルス板25もギヤ2
2を介して回転し、接片26,27にパルス信号は発生
する。
は図1(B)に示すように配置されており、ロ−ラ部材
23がフィルム34の動きに従ってすべりなく回転する
ように該フィルム34を挟むと互いに所定の圧力が加わ
るように取り付けられている、もしくはフィルム34が
対向ロ−ラ48とロ−ラ部材23の間を通る時、そのフ
ィルム34の厚さにより対向ロ−ラ48とロ−ラ部材2
3に所定の圧力が加わるように対向ロ−ラ48とロ−ラ
部材23との隙間があいて取り付けられている。そして
、該ロ−ラ部材23は前述からも分かる様に1つのフィ
ルム給送系を成しており、フィルム34の移動時に伴っ
て回転しており、これに連動してパルス板25もギヤ2
2を介して回転し、接片26,27にパルス信号は発生
する。
【0015】図7は本発明のカメラに使用されるフィル
ムカ−トリッジ33を示すものであり、図中、33aは
フィルム感度、フィルム規定駒数、フィルム種類等のフ
ィルムに関する情報が記号化(符合化)されて例えばバ
−コ−ドにより表現されており、供給スプ−ル33bと
一体的に回転するバ−コ−ド円盤である。
ムカ−トリッジ33を示すものであり、図中、33aは
フィルム感度、フィルム規定駒数、フィルム種類等のフ
ィルムに関する情報が記号化(符合化)されて例えばバ
−コ−ドにより表現されており、供給スプ−ル33bと
一体的に回転するバ−コ−ド円盤である。
【0016】ここで、更に該フィルムカ−トリッジ33
について述べると、この種のフィルムカ−トリッジの構
成としては米国特許第4834306号にて示されてお
り、フィルム通過スリットと、一端を供給スプ−ルに固
着され該供給スプ−ルに巻かれたフィルムと、供給スプ
−ルに同軸上に配置されフィルム最外周の半径方向の拡
がりを規制部にて規制し、フィルムの最外周がフィルム
カ−トリッジの内壁に実質的に接触するのを防ぐ押え部
材と、前記押え部材の一部を変形させ、押え部材の半径
方向の規制からフィルム最外周部を連続的に解除する解
除部と、規制から解除されたフィルムの部分をフィルム
通過スリットに導く誘導部とを備え、供給スプ−ルのフ
ィルム押出し方向の回転によって生じるフィルムの巻き
緩みによる最外周の拡がりによりフィルムの外周と押え
部材間をすべりのない状態とし、フィルムに押出し方向
の駆動力を与え、フィルムカ−トリッジからのフィルム
の押出しを可能にしている。
について述べると、この種のフィルムカ−トリッジの構
成としては米国特許第4834306号にて示されてお
り、フィルム通過スリットと、一端を供給スプ−ルに固
着され該供給スプ−ルに巻かれたフィルムと、供給スプ
−ルに同軸上に配置されフィルム最外周の半径方向の拡
がりを規制部にて規制し、フィルムの最外周がフィルム
カ−トリッジの内壁に実質的に接触するのを防ぐ押え部
材と、前記押え部材の一部を変形させ、押え部材の半径
方向の規制からフィルム最外周部を連続的に解除する解
除部と、規制から解除されたフィルムの部分をフィルム
通過スリットに導く誘導部とを備え、供給スプ−ルのフ
ィルム押出し方向の回転によって生じるフィルムの巻き
緩みによる最外周の拡がりによりフィルムの外周と押え
部材間をすべりのない状態とし、フィルムに押出し方向
の駆動力を与え、フィルムカ−トリッジからのフィルム
の押出しを可能にしている。
【0017】この押出し式のフィルムカ−トリッジ33
を用いれば、カメラへの装填後、フィルムの先端部を所
定のセットする等の煩わしい作業をすることなく、フォ
−ク20により上記カ−トリッジの供給スプ−ル33b
を回転させ、フィルム34を排出して前記フィルム巻取
りスプ−ル7に巻き付くまでフィルム34を押出し、そ
の後フィルム巻取りスプ−ル7によりフィルム34を給
送していくような前述のような構成をとることができる
。
を用いれば、カメラへの装填後、フィルムの先端部を所
定のセットする等の煩わしい作業をすることなく、フォ
−ク20により上記カ−トリッジの供給スプ−ル33b
を回転させ、フィルム34を排出して前記フィルム巻取
りスプ−ル7に巻き付くまでフィルム34を押出し、そ
の後フィルム巻取りスプ−ル7によりフィルム34を給
送していくような前述のような構成をとることができる
。
【0018】図8は上記フィルムカ−トリッジ33をカ
ートリッジ室35に装填した状態時の縦断面図である。
ートリッジ室35に装填した状態時の縦断面図である。
【0019】図中、33c,33dは可撓性物質から成
る前出の押え部材、49はフォトリフレクタで、バ−コ
−ド円盤33aが回転する際、それに書かれたフィルム
に関する情報を光学的に読み出すためのものであり、カ
−トリッジ室35の内壁に取り付けられている。50は
フレキシブルプリント基板で、フォトリフレクタ49が
実装され、フォトリフレクタ49を駆動する信号と該フ
ォトリフレクタ49による読み出し信号を後述のフォト
リフレクタ制御回路を介して同じく後述の制御回路との
間でやり取りするためのものである。51はカ−トリッ
ジ蓋で、軸部51aにおいてカメラ本体に回動自在に取
り付けられている。52は弾性部材から成るカ−トリッ
ジ押付部材で、カ−トリッジ蓋51に固着され、カ−ト
リッジ蓋51が図8の様に閉じられている場合はフィル
ムカ−トリッジ33を上方に押し付け位置決めを行うも
のである。
る前出の押え部材、49はフォトリフレクタで、バ−コ
−ド円盤33aが回転する際、それに書かれたフィルム
に関する情報を光学的に読み出すためのものであり、カ
−トリッジ室35の内壁に取り付けられている。50は
フレキシブルプリント基板で、フォトリフレクタ49が
実装され、フォトリフレクタ49を駆動する信号と該フ
ォトリフレクタ49による読み出し信号を後述のフォト
リフレクタ制御回路を介して同じく後述の制御回路との
間でやり取りするためのものである。51はカ−トリッ
ジ蓋で、軸部51aにおいてカメラ本体に回動自在に取
り付けられている。52は弾性部材から成るカ−トリッ
ジ押付部材で、カ−トリッジ蓋51に固着され、カ−ト
リッジ蓋51が図8の様に閉じられている場合はフィル
ムカ−トリッジ33を上方に押し付け位置決めを行うも
のである。
【0020】53はカ−トリッジ蓋開閉スイッチで、接
片53aと53bが導通となることでカ−トリッジ蓋5
1が閉じられていることを後述の制御回路は検知する。 カ−トリッジ蓋51の51c部が接片53aと当接可能
で、カ−トリッジ蓋51が閉じられるとこの51c部が
接片53aと当接し、53bと接触をさせる。カ−トリ
ッジ蓋51が開いている時は接片53と53bは接触し
ていない。54はカ−トリッジ蓋開閉レバ−で、カメラ
本体からのダボ55,56と長穴54a,54bで摺動
可能に構成されている。54c部は手動操作部である。 57はスプリングで、一端をカメラ本体に、他端をカ−
トリッジ蓋開閉レバ−54に取り付けられ、矢印と逆方
向にカ−トリッジ蓋開閉レバ−54を付勢している。5
8はカメラ本体に設けられたストッパで、カ−トリッジ
蓋開閉レバ−54の左方向の位置規制をする。また、爪
部54eと51b部は係合可能であり、図8の状態は互
いに係合し、カ−トリッジ蓋51を閉じ位置に保持して
いる。
片53aと53bが導通となることでカ−トリッジ蓋5
1が閉じられていることを後述の制御回路は検知する。 カ−トリッジ蓋51の51c部が接片53aと当接可能
で、カ−トリッジ蓋51が閉じられるとこの51c部が
接片53aと当接し、53bと接触をさせる。カ−トリ
ッジ蓋51が開いている時は接片53と53bは接触し
ていない。54はカ−トリッジ蓋開閉レバ−で、カメラ
本体からのダボ55,56と長穴54a,54bで摺動
可能に構成されている。54c部は手動操作部である。 57はスプリングで、一端をカメラ本体に、他端をカ−
トリッジ蓋開閉レバ−54に取り付けられ、矢印と逆方
向にカ−トリッジ蓋開閉レバ−54を付勢している。5
8はカメラ本体に設けられたストッパで、カ−トリッジ
蓋開閉レバ−54の左方向の位置規制をする。また、爪
部54eと51b部は係合可能であり、図8の状態は互
いに係合し、カ−トリッジ蓋51を閉じ位置に保持して
いる。
【0021】上記構成において、フィルムカ−トリッジ
33がカ−トリッジ室35に装填された後、図3に示す
様にフィルム駆動用モ−タ1(ピニオンギヤ2)が矢印
B方向に回転させられると(正転させられると)、第1
の太陽ギヤ3は時計方向に回転し、これに伴って第1の
連結レバ−5の作用により第1の遊星ギヤ4は上記第1
の太陽ギヤ3を回転中心とし時計方向に公転し、やがて
スプ−ルギヤ6と噛み合い、前記フィルム駆動用モ−タ
1の駆動力がスプ−ルギヤ6に伝わり、フィルム巻取り
スプ−ル7は時計方向に回転するようになる。
33がカ−トリッジ室35に装填された後、図3に示す
様にフィルム駆動用モ−タ1(ピニオンギヤ2)が矢印
B方向に回転させられると(正転させられると)、第1
の太陽ギヤ3は時計方向に回転し、これに伴って第1の
連結レバ−5の作用により第1の遊星ギヤ4は上記第1
の太陽ギヤ3を回転中心とし時計方向に公転し、やがて
スプ−ルギヤ6と噛み合い、前記フィルム駆動用モ−タ
1の駆動力がスプ−ルギヤ6に伝わり、フィルム巻取り
スプ−ル7は時計方向に回転するようになる。
【0022】また、上記第1の太陽ギヤ3に噛み合うも
う一つの歯車であるアイドラギヤ8を介してその駆動力
は第1の二段ギヤ9、第2のアイドラギヤ10、第3の
アイドラギヤ11を介して第2の太陽ギヤ12へと伝え
られる。よって、該第2の太陽ギヤは反時計方向に回転
するため、第2の連結レバ−15の作用により第2の遊
星ギヤ13、第3の遊星ギヤ14は該第2太陽ギヤを回
転中心として反時計方向に公転し、やがて第2の遊星ギ
ヤ13が第4のアイドラギヤ16と噛み合うようになる
。これにより、前記フィルム駆動用モ−タ1のB方向の
駆動力は第4のアイドラギヤ16に反時計方向の駆動力
として伝わり、さらに第2の二段ギヤ17、第3の二段
ギヤ18を介してフォ−クギヤ19に伝わり、フォ−ク
20は時計方向に回転するようになる。
う一つの歯車であるアイドラギヤ8を介してその駆動力
は第1の二段ギヤ9、第2のアイドラギヤ10、第3の
アイドラギヤ11を介して第2の太陽ギヤ12へと伝え
られる。よって、該第2の太陽ギヤは反時計方向に回転
するため、第2の連結レバ−15の作用により第2の遊
星ギヤ13、第3の遊星ギヤ14は該第2太陽ギヤを回
転中心として反時計方向に公転し、やがて第2の遊星ギ
ヤ13が第4のアイドラギヤ16と噛み合うようになる
。これにより、前記フィルム駆動用モ−タ1のB方向の
駆動力は第4のアイドラギヤ16に反時計方向の駆動力
として伝わり、さらに第2の二段ギヤ17、第3の二段
ギヤ18を介してフォ−クギヤ19に伝わり、フォ−ク
20は時計方向に回転するようになる。
【0023】更に、上記の様に第2の太陽ギヤが回転す
ることにより、該第2の太陽ギヤ12と噛み合うギヤ2
1には時計方向(矢印A方向)の駆動力が加わり、よっ
てフィルムがスプ−ル7に巻きつくまではギヤ21,ラ
チェットギヤ22,ラチェット爪部材29から構成され
るワンウェイクラッチの作用により、ワンウェイクラッ
チが一体的に回転し(詳細は後述する)、これに伴って
ロ−ラ部材23も時計方向に回転するようになる。前記
ラチェットギヤ22が回転することによりこれに噛み合
うパルスギヤ24も回転し、パルス板25と接片27,
26により前記ロ−ラ部材23の回転量に応じた分のパ
ルス信号が発生し、これが図1(A)に示すエンコ−ダ
回路(後述する)にて検出され、ここでその時のロ−ラ
部材23の回転速度や回転量(フィルム34の給送速度
や給送量)等が求められる。
ることにより、該第2の太陽ギヤ12と噛み合うギヤ2
1には時計方向(矢印A方向)の駆動力が加わり、よっ
てフィルムがスプ−ル7に巻きつくまではギヤ21,ラ
チェットギヤ22,ラチェット爪部材29から構成され
るワンウェイクラッチの作用により、ワンウェイクラッ
チが一体的に回転し(詳細は後述する)、これに伴って
ロ−ラ部材23も時計方向に回転するようになる。前記
ラチェットギヤ22が回転することによりこれに噛み合
うパルスギヤ24も回転し、パルス板25と接片27,
26により前記ロ−ラ部材23の回転量に応じた分のパ
ルス信号が発生し、これが図1(A)に示すエンコ−ダ
回路(後述する)にて検出され、ここでその時のロ−ラ
部材23の回転速度や回転量(フィルム34の給送速度
や給送量)等が求められる。
【0024】ここで、ギヤ列のギヤ比は次のように構成
してある。
してある。
【0025】フィルム巻取りスプ−ル7の周速度を「V
1」,ロ−ラ部材23の周速度を「V2」,フォ−ク2
0によりフィルムカ−トリッジ33から押出されるフィ
ルム34の速度を「V3」とすると、「V1>V2>V
3」の関係にある。
1」,ロ−ラ部材23の周速度を「V2」,フォ−ク2
0によりフィルムカ−トリッジ33から押出されるフィ
ルム34の速度を「V3」とすると、「V1>V2>V
3」の関係にある。
【0026】上記フォ−ク20の時計方向の回転により
、フィルムカ−トリッジ33からフィルム34が押出さ
れていくと、ロ−ラ部材23が対向ロ−ラ48との間に
フィルム34を挟み込むように構成されているので、フ
ィルム先端はロ−ラ部材23及び対向ロ−ラ48に当接
する。
、フィルムカ−トリッジ33からフィルム34が押出さ
れていくと、ロ−ラ部材23が対向ロ−ラ48との間に
フィルム34を挟み込むように構成されているので、フ
ィルム先端はロ−ラ部材23及び対向ロ−ラ48に当接
する。
【0027】ここで本実施例の構成によれば、ロ−ラ部
材23は時計方向に回転しているため、フィルム34と
ロ−ラ部材23の摩擦力によりフィルム先端を図1(B
)中右から左へとスム−ズに給送することができる。ま
た、回転速度は「V2>V3」と構成されているため、
この後ロ−ラ部材23と対向ロ−ラ48によりフィルム
34が送り出されていく場合は、その駆動力(速度)が
フィルム34を介してフォ−クギヤ19、第3の二段ギ
ヤ18、第2の二段ギヤ17、第4のアイドラギヤ16
の順で伝わり、第2の遊星ギヤ13の時計方向の回転速
度よりも第4のアイドラギヤ16の反時計方向の転速度
の方が速くなるが、この際第4のアイドラギヤ16が第
2の遊星ギヤ13を跳ね飛ばし、第2の遊星ギヤ13と
第4のアイドラギヤ16との噛み合いが一瞬解かれ、そ
の速度差は吸収される。
材23は時計方向に回転しているため、フィルム34と
ロ−ラ部材23の摩擦力によりフィルム先端を図1(B
)中右から左へとスム−ズに給送することができる。ま
た、回転速度は「V2>V3」と構成されているため、
この後ロ−ラ部材23と対向ロ−ラ48によりフィルム
34が送り出されていく場合は、その駆動力(速度)が
フィルム34を介してフォ−クギヤ19、第3の二段ギ
ヤ18、第2の二段ギヤ17、第4のアイドラギヤ16
の順で伝わり、第2の遊星ギヤ13の時計方向の回転速
度よりも第4のアイドラギヤ16の反時計方向の転速度
の方が速くなるが、この際第4のアイドラギヤ16が第
2の遊星ギヤ13を跳ね飛ばし、第2の遊星ギヤ13と
第4のアイドラギヤ16との噛み合いが一瞬解かれ、そ
の速度差は吸収される。
【0028】フィルム34がさらに送り出され、公知の
手段(フィルム巻取りスプ−ル7に設けられた爪により
フィルム34のパ−フォレ−ションを引っ掛ける、或は
本体側に設けられた、フィルム34をフィルム巻取りス
プ−ル7に押し付ける手段等)によりフィルム34がフ
ィルム巻取りスプ−ル7に巻き付くと、「V1>V2>
V3」の関係により、ロ−ラ部材23はフィルム34と
の摩擦力により回転させられ、該ロ−ラ部材23はギヤ
21よりも速く回転するが、前に述べたワンウェイクラ
ッチの作用により、ロ−ラ部材23の回転力はギヤ21
へとは伝わらない。また、この時もパルス板25と接片
26,27とで発生するパルス信号に基づいてフィルム
34の給送量、速度等を後述のエンコ−ダ回路にて求め
ることができる。さらに、「V1>V2」の関係にある
ため、フィルム34がフィルム巻取りスプ−ル7に巻き
付いた時に給送速度が大きく変化するが、この速度変化
に着目することにより、オ−トロ−ディングが終了した
か否かを判別することが可能となる。
手段(フィルム巻取りスプ−ル7に設けられた爪により
フィルム34のパ−フォレ−ションを引っ掛ける、或は
本体側に設けられた、フィルム34をフィルム巻取りス
プ−ル7に押し付ける手段等)によりフィルム34がフ
ィルム巻取りスプ−ル7に巻き付くと、「V1>V2>
V3」の関係により、ロ−ラ部材23はフィルム34と
の摩擦力により回転させられ、該ロ−ラ部材23はギヤ
21よりも速く回転するが、前に述べたワンウェイクラ
ッチの作用により、ロ−ラ部材23の回転力はギヤ21
へとは伝わらない。また、この時もパルス板25と接片
26,27とで発生するパルス信号に基づいてフィルム
34の給送量、速度等を後述のエンコ−ダ回路にて求め
ることができる。さらに、「V1>V2」の関係にある
ため、フィルム34がフィルム巻取りスプ−ル7に巻き
付いた時に給送速度が大きく変化するが、この速度変化
に着目することにより、オ−トロ−ディングが終了した
か否かを判別することが可能となる。
【0029】前述したように、フィルム先端がカメラの
巻取りスプ−ル7に巻き付くと、それまでのフィルムカ
−トリッジ33内の供給スプ−ル33bの押出し動作に
よるフィルム給送或はロ−ラ部材23の回転によるフィ
ルム給送といったフィルム給送速度の不安定な状態から
安定な状態になる。つまり、フィルムカ−トリッジ33
内の供給スプ−ル33bの押出し動作或はロ−ラ部材2
3の回転による場合は、フィルム先端がロ−ラ部材23
に当接したり或はカメラのフィルム巻取りスプ−ル7に
巻き付く際、急激なフィルムカ−トリッジ33内の供給
スプ−ル33bの回転速度の変化が生じ、この時フォト
リフレクタ49によりバ−コ−ド円盤33aに書かれた
フィルムに関する情報を読み出す場合、読み取りエラ−
を発生しやすい。
巻取りスプ−ル7に巻き付くと、それまでのフィルムカ
−トリッジ33内の供給スプ−ル33bの押出し動作に
よるフィルム給送或はロ−ラ部材23の回転によるフィ
ルム給送といったフィルム給送速度の不安定な状態から
安定な状態になる。つまり、フィルムカ−トリッジ33
内の供給スプ−ル33bの押出し動作或はロ−ラ部材2
3の回転による場合は、フィルム先端がロ−ラ部材23
に当接したり或はカメラのフィルム巻取りスプ−ル7に
巻き付く際、急激なフィルムカ−トリッジ33内の供給
スプ−ル33bの回転速度の変化が生じ、この時フォト
リフレクタ49によりバ−コ−ド円盤33aに書かれた
フィルムに関する情報を読み出す場合、読み取りエラ−
を発生しやすい。
【0030】そこで、本実施例では、フィルム34がフ
ィルム巻取りスプ−ル49に巻き付いた後、フォトリフ
レクタ49によりバ−コ−ド円盤33aに書かれた情報
を読み出す。このタイミングで読み出せば、安定した読
み出し信号を取り出すことが可能となり、読み出しエラ
−の発生は殆どなくなる。
ィルム巻取りスプ−ル49に巻き付いた後、フォトリフ
レクタ49によりバ−コ−ド円盤33aに書かれた情報
を読み出す。このタイミングで読み出せば、安定した読
み出し信号を取り出すことが可能となり、読み出しエラ
−の発生は殆どなくなる。
【0031】次に、フィルム巻戻し時の動作について説
明する。
明する。
【0032】この動作を図4で説明すると、フィルム駆
動用モ−タ1を矢印C方向に回転させると、第1の連結
レバ−5と第1の遊星ギヤ4は第1の太陽ギヤ3を回転
中心として反時計方向に、前記第1の連結レバ−5の端
部5aがストッパ28に当接するまで公転する。よって
、第1の遊星ギヤ4とスプ−ルギヤ6との噛み合いが解
かれる。
動用モ−タ1を矢印C方向に回転させると、第1の連結
レバ−5と第1の遊星ギヤ4は第1の太陽ギヤ3を回転
中心として反時計方向に、前記第1の連結レバ−5の端
部5aがストッパ28に当接するまで公転する。よって
、第1の遊星ギヤ4とスプ−ルギヤ6との噛み合いが解
かれる。
【0033】また、この際第2の太陽ギヤ12は時計方
向に回転し、これにより第2の遊星ギヤ13、第3の遊
星ギヤ14は第2連結レバ−15の作用により該第2の
太陽ギヤ12を回転中心として時計方向に公転し、第4
のアイドラギヤ16と第2の遊星ギヤ13の噛み合いは
解かれ、代りに第4のアイドラギヤ16と第3の遊星ギ
ヤ14が噛み合う。したがってフォ−クギヤ19は反時
計方向に回転し、フォ−ク20によりフィルムカ−トリ
ッジ33内の不図示の供給スプ−ルが逆回転し、フィル
ム34が該カ−トリッジ33内に巻込まれていく。
向に回転し、これにより第2の遊星ギヤ13、第3の遊
星ギヤ14は第2連結レバ−15の作用により該第2の
太陽ギヤ12を回転中心として時計方向に公転し、第4
のアイドラギヤ16と第2の遊星ギヤ13の噛み合いは
解かれ、代りに第4のアイドラギヤ16と第3の遊星ギ
ヤ14が噛み合う。したがってフォ−クギヤ19は反時
計方向に回転し、フォ−ク20によりフィルムカ−トリ
ッジ33内の不図示の供給スプ−ルが逆回転し、フィル
ム34が該カ−トリッジ33内に巻込まれていく。
【0034】この時、フィルム34によりロ−ラ部材2
3は反時計方向に回転させられるが、第2の太陽ギヤ1
2がギヤ21を反時計方向に回転させる速度が速いため
、ラチェットギヤ22に対してギヤ21は相対速度が反
時計方向(矢印A方向とは逆方向)にあるので、ワンウ
ェイクラッチ機構によりラチェットギヤ22からギヤ2
1へは駆動力は伝わらない。
3は反時計方向に回転させられるが、第2の太陽ギヤ1
2がギヤ21を反時計方向に回転させる速度が速いため
、ラチェットギヤ22に対してギヤ21は相対速度が反
時計方向(矢印A方向とは逆方向)にあるので、ワンウ
ェイクラッチ機構によりラチェットギヤ22からギヤ2
1へは駆動力は伝わらない。
【0035】このようにして、フィルム34がフィルム
カ−トリッジ33内に巻込まれていくと、やがてフィル
ム先端がロ−ラ部材23を通過し、ロ−ラ部材は回転し
なくなるため、パルス板25と接片26,27との間に
パルス信号が発生しなくなり、この後ある所定の時間フ
ィルム巻戻し動作を続けた後、モ−タを停止させ、フィ
ルム巻戻し動作を完了とする(詳細は後述する)。
カ−トリッジ33内に巻込まれていくと、やがてフィル
ム先端がロ−ラ部材23を通過し、ロ−ラ部材は回転し
なくなるため、パルス板25と接片26,27との間に
パルス信号が発生しなくなり、この後ある所定の時間フ
ィルム巻戻し動作を続けた後、モ−タを停止させ、フィ
ルム巻戻し動作を完了とする(詳細は後述する)。
【0036】なお、フィルム34の給送量やその速度を
検出した結果は、フィルム34の1駒分の給送制御等に
も利用することもできる。
検出した結果は、フィルム34の1駒分の給送制御等に
も利用することもできる。
【0037】図1(A)は本発明の一実施例に係る電気
ブロック図である。
ブロック図である。
【0038】この図において、59はカメラ全体の動作
を司る制御回路、60は被写体との距離を測定する測距
回路や測光回路を含み、不図示の撮影レンズの合焦動作
及び被写界の輝度にしたがってフィルム34への露光を
制御するシャッタの開閉動作を行うAF・AE制御回路
、61はパルス板25と接片26,27にて発生するパ
ルス信号を検出するエンコ−ダ回路であり、ロ−ラ部材
23の回転速度(フィルム34の給送速度)や回転量(
フィルム34の給送量)等を求めるための情報として用
いられる。62は前記フィルム給送用モ−タ1の回転制
御を行うフィルム給送制御回路、63は前記フォトリフ
レクタ49を作動させ、バ−コ−ド円盤33aの回転に
伴ってフィルムに関する情報を読み出すためのフォトリ
フレクタ制御回路である。64はフィルムカ−トリッジ
33がカ−トリッジ室35に装填されたことによりON
するカ−トリッジ検知スイッチ、65は前記カ−トリッ
ジ蓋開閉スイッチ53と直列に接続されたレリ−ズスイ
ッチで、手動操作によりONされることによりカメラの
レリ−ズが開始する。
を司る制御回路、60は被写体との距離を測定する測距
回路や測光回路を含み、不図示の撮影レンズの合焦動作
及び被写界の輝度にしたがってフィルム34への露光を
制御するシャッタの開閉動作を行うAF・AE制御回路
、61はパルス板25と接片26,27にて発生するパ
ルス信号を検出するエンコ−ダ回路であり、ロ−ラ部材
23の回転速度(フィルム34の給送速度)や回転量(
フィルム34の給送量)等を求めるための情報として用
いられる。62は前記フィルム給送用モ−タ1の回転制
御を行うフィルム給送制御回路、63は前記フォトリフ
レクタ49を作動させ、バ−コ−ド円盤33aの回転に
伴ってフィルムに関する情報を読み出すためのフォトリ
フレクタ制御回路である。64はフィルムカ−トリッジ
33がカ−トリッジ室35に装填されたことによりON
するカ−トリッジ検知スイッチ、65は前記カ−トリッ
ジ蓋開閉スイッチ53と直列に接続されたレリ−ズスイ
ッチで、手動操作によりONされることによりカメラの
レリ−ズが開始する。
【0039】次に、前記制御回路59の動作を図9に示
すフロ−チャ−トにしたがって説明する。 「ステップ100」 カ−トリッジ室35にフィルム
カ−トリッジ33が装填され、カ−トリッジ蓋51が閉
じられることにより、カ−トリッジ蓋開閉スイッチ53
及びカ−トリッジ検知スイッチ64が共にONするが、
制御回路59はカ−トリッジ検知スイッチ64がONす
ることによりカメラにフィルムカ−トリッジ33が装填
されたとしてステップ101へ進む。 「ステップ101」 フィルムカ−トリッジ33が装
填されたので、ここではフィルム給送制御回路62に巻
上げ開始信号を送る。これにより、フィルム駆動用モ−
タ1が図3に示すように矢印B方向に回転し、前述した
ようなギヤ列を介してフィルム34のフィルムカ−トリ
ッジ33よりの押出しが開始される。それと同時に、エ
ンコ−ダ回路61よりロ−ラ部材23の回転に相当する
パルス信号を入力し、内部にあるクロック信号と演算を
行うことにより、ロ−ラ部材23の回転速度v及び加速
度(dv/dt)を得る。
すフロ−チャ−トにしたがって説明する。 「ステップ100」 カ−トリッジ室35にフィルム
カ−トリッジ33が装填され、カ−トリッジ蓋51が閉
じられることにより、カ−トリッジ蓋開閉スイッチ53
及びカ−トリッジ検知スイッチ64が共にONするが、
制御回路59はカ−トリッジ検知スイッチ64がONす
ることによりカメラにフィルムカ−トリッジ33が装填
されたとしてステップ101へ進む。 「ステップ101」 フィルムカ−トリッジ33が装
填されたので、ここではフィルム給送制御回路62に巻
上げ開始信号を送る。これにより、フィルム駆動用モ−
タ1が図3に示すように矢印B方向に回転し、前述した
ようなギヤ列を介してフィルム34のフィルムカ−トリ
ッジ33よりの押出しが開始される。それと同時に、エ
ンコ−ダ回路61よりロ−ラ部材23の回転に相当する
パルス信号を入力し、内部にあるクロック信号と演算を
行うことにより、ロ−ラ部材23の回転速度v及び加速
度(dv/dt)を得る。
【0040】ここで、パルス信号の所定時間のカウント
数をNとすると、 v∝N,(dv/dt)∝(dN/dt)となる。又は
、パルス信号とパルス信号の発生時間間隔をTとすると
、 v∝1/T,(dv/dt)∝d(1/T)/dtとな
る。 「ステップ102」 上記ステップ101にて得られ
たロ−ラ部材23の回転加 速度が急激に変化しているか否かを判別し、急激に変化
している際には、フィルム34がフィルム巻取りスプ−
ル7に巻取られたと判別してステップ103へ進む。
数をNとすると、 v∝N,(dv/dt)∝(dN/dt)となる。又は
、パルス信号とパルス信号の発生時間間隔をTとすると
、 v∝1/T,(dv/dt)∝d(1/T)/dtとな
る。 「ステップ102」 上記ステップ101にて得られ
たロ−ラ部材23の回転加 速度が急激に変化しているか否かを判別し、急激に変化
している際には、フィルム34がフィルム巻取りスプ−
ル7に巻取られたと判別してステップ103へ進む。
【0041】ここで、ロ−ラ部材23の回転加速度が急
激に変化したことにより、フィルム34がフィルム巻取
りスプ−ル7に巻取られたと判別する理由を以下に説明
する。
激に変化したことにより、フィルム34がフィルム巻取
りスプ−ル7に巻取られたと判別する理由を以下に説明
する。
【0042】フィルム34の給送速度とロ−ラ部材23
の回転速度との関係を図10に示す。
の回転速度との関係を図10に示す。
【0043】図10ではフィルムカ−トリッジ33が装
填されてから、時刻T0 でフィルム巻上げ(押出し)
を開始している。細い実線で示した部分はロ−ラ部材2
3の回転速度であり、破線で示した部分はフォ−ク駆動
による押出し時のフィルム先端の移動速度である。実際
は負荷変動により若干の速度の振れがあるが、全体から
見て無視できるものとして図中ではかかれていない。
填されてから、時刻T0 でフィルム巻上げ(押出し)
を開始している。細い実線で示した部分はロ−ラ部材2
3の回転速度であり、破線で示した部分はフォ−ク駆動
による押出し時のフィルム先端の移動速度である。実際
は負荷変動により若干の速度の振れがあるが、全体から
見て無視できるものとして図中ではかかれていない。
【0044】時刻T0 からT1 までがフィルム押出
しの期間であり、フィルムカ−トリッジ33内でのフィ
ルム34の巻き緩みの吸収で動き出しに遅れ(T1 ´
)が発生する。時刻T1 ´からT1 までがフォ−ク
20による実際のフィルム34の押出し期間で、該フォ
−ク20の回転速度によりこの期間でのフィルム給送速
度が決る。 この間、ロ−ラ部材23はフィルム駆動用モ−タ1の回
転と該ロ−ラ部材23までの駆動力伝達ギヤ列のギヤ比
で決る速度で回転する。
しの期間であり、フィルムカ−トリッジ33内でのフィ
ルム34の巻き緩みの吸収で動き出しに遅れ(T1 ´
)が発生する。時刻T1 ´からT1 までがフォ−ク
20による実際のフィルム34の押出し期間で、該フォ
−ク20の回転速度によりこの期間でのフィルム給送速
度が決る。 この間、ロ−ラ部材23はフィルム駆動用モ−タ1の回
転と該ロ−ラ部材23までの駆動力伝達ギヤ列のギヤ比
で決る速度で回転する。
【0045】時刻T1 の時点でフィルム先端がロ−ラ
部材23に到達し、以後フィルム巻取りスプ−ル7に到
達するまではフィルム23はロ−ラ部材23の回転速度
にしたがって引き出されて行く。この際、前述したよう
にフォ−ク20によるフィルム押出し駆動は無効となる
。
部材23に到達し、以後フィルム巻取りスプ−ル7に到
達するまではフィルム23はロ−ラ部材23の回転速度
にしたがって引き出されて行く。この際、前述したよう
にフォ−ク20によるフィルム押出し駆動は無効となる
。
【0046】時刻T1 からT2 に於てフィルム先端
はフィルム巻取りスプ−ル7へと給送され、時刻T2
でフィルム巻取りスプ−ル7にフィルム34が巻き付い
たことになる。即ち、ロ−ラ部材23の速度が急激に変
化するということはフィルム34がフィルム巻取りスプ
−ル7に巻き付いて該スプ−ル7にしたがった速度で回
転し出したことを意味するからである。その後、該フィ
ルム巻取りスプ−ル7の回転速度にしたがって所定位置
(1駒目がアパ−チャ部分に到達する位置)までフィル
ム巻取りが行われる。この際、同時にロ−ラ部材23の
駆動力も無効となる。
はフィルム巻取りスプ−ル7へと給送され、時刻T2
でフィルム巻取りスプ−ル7にフィルム34が巻き付い
たことになる。即ち、ロ−ラ部材23の速度が急激に変
化するということはフィルム34がフィルム巻取りスプ
−ル7に巻き付いて該スプ−ル7にしたがった速度で回
転し出したことを意味するからである。その後、該フィ
ルム巻取りスプ−ル7の回転速度にしたがって所定位置
(1駒目がアパ−チャ部分に到達する位置)までフィル
ム巻取りが行われる。この際、同時にロ−ラ部材23の
駆動力も無効となる。
【0047】1駒目が所定の位置に来ると、フィルム給
送制御回路62によるフィルム巻上げが停止して、時刻
T3 でフィルム巻取りスプ−ル7も停止する。また、
1駒目への撮影が終ると、後述する撮影動作が終了した
時刻T4 から2駒目に向ってフィルムの巻上げが開始
される。
送制御回路62によるフィルム巻上げが停止して、時刻
T3 でフィルム巻取りスプ−ル7も停止する。また、
1駒目への撮影が終ると、後述する撮影動作が終了した
時刻T4 から2駒目に向ってフィルムの巻上げが開始
される。
【0048】また、このステップ102において、ロ−
ラ部材23の回転速度が急激に変化していない際には、
ステップ101へと戻り、フィルム34がフィルム巻取
りスプ−ル7に巻き付くようにフィルム給送を続ける。 「ステップ103」 フォトリフレクタ制御回路63
を駆動し、フォトリフレクタ49によりバ−コ−ド円盤
33aに書かれたフィルム34に関する情報、例えばフ
ィルム感度、フィルム規定駒数等の読み出しを行う。「
ステップ104」 ここでは前記エンコ−ダ回路61
のカウント内容よりアパ−チャ部分に1駒目が来たか否
かを判別し、1駒目が該部分に達するまでフィルム給送
を続ける。1駒目がアパ−チャ部分に達したことを判別
すると、ステップ105へ進む。 「ステップ105」 ここではフィルム給送制御回路
62を介してフィルム駆動モ−タ1の駆動を止め、フィ
ルムの巻上げを停止する。
ラ部材23の回転速度が急激に変化していない際には、
ステップ101へと戻り、フィルム34がフィルム巻取
りスプ−ル7に巻き付くようにフィルム給送を続ける。 「ステップ103」 フォトリフレクタ制御回路63
を駆動し、フォトリフレクタ49によりバ−コ−ド円盤
33aに書かれたフィルム34に関する情報、例えばフ
ィルム感度、フィルム規定駒数等の読み出しを行う。「
ステップ104」 ここでは前記エンコ−ダ回路61
のカウント内容よりアパ−チャ部分に1駒目が来たか否
かを判別し、1駒目が該部分に達するまでフィルム給送
を続ける。1駒目がアパ−チャ部分に達したことを判別
すると、ステップ105へ進む。 「ステップ105」 ここではフィルム給送制御回路
62を介してフィルム駆動モ−タ1の駆動を止め、フィ
ルムの巻上げを停止する。
【0049】以上の動作が終了すると、フロ−はステッ
プ106へと進む。 「ステップ106」 ここでは図示せぬレリ−ズボタ
ンの第1ストロ−クがなされてスイッチ65がオンした
か否かを判別し、該スイッチ65のONを判別すること
によりステップ107へ進む。「ステップ107」
AF,AE制御回路60を動作させて被写体の明るさを
測定すると共に被写体までの距離情報(測距情報)を算
出し、これらの情報に基づいて不図示の撮影レンズの合
焦動作及びシャッタ制御による露光動作等の撮影動作を
行う。 「ステップ108」 レリ−ズの回数やフィルムの給
送量等と前記ステップ103で読み出したフィルム規定
駒数との比較を行い、残りの駒があるか否かを判別する
。 この結果、残りの駒が無ければステップ112へ進み、
あればステップ109へ進む。 「ステップ109」 フィルム給送制御回路62を駆
動し、次駒の巻上げを開始する。 「ステップ110」 例えばフィルム34のパ−フォ
レ−ションを不図示のフォトインタラプタでカウントる
方法や、前述したエンコ−ダ回路61によりフィルム3
4の給送量を検出する方法により、フィルム34の1駒
巻上げがなされたか否かの判別を行う。1駒巻上げがな
されることによりステップ111へ進む。 「ステップ111」 ここではフィルム給送制御回路
62を介してフィルム駆動用モ−タ1の駆動を止め、フ
ィルム34の巻上げを停止してステップ106へ戻る。 「ステップ112」 フィルム34の巻戻し(フィル
ムカ−トリッジ33への巻込み)を開始するため、フィ
ルム給送制御回路62を介してフィルム駆動用モ−タ1
を図4矢印C方向に駆動する。 「ステップ113」 エンコ−ダ回路61によりロ−
ラ部材23の回転速度を算出し、該回転速度vが「0」
、つまりロ−ラ部材23の回転が停止したと判別した場
合は所定時間経過後、ステップ114へ進む。 「ステップ114」 フィルム給送制御回路62を介
してフィルム駆動用モ−タ1の駆動を止め、カメラ全体
の動作を停止させる。
プ106へと進む。 「ステップ106」 ここでは図示せぬレリ−ズボタ
ンの第1ストロ−クがなされてスイッチ65がオンした
か否かを判別し、該スイッチ65のONを判別すること
によりステップ107へ進む。「ステップ107」
AF,AE制御回路60を動作させて被写体の明るさを
測定すると共に被写体までの距離情報(測距情報)を算
出し、これらの情報に基づいて不図示の撮影レンズの合
焦動作及びシャッタ制御による露光動作等の撮影動作を
行う。 「ステップ108」 レリ−ズの回数やフィルムの給
送量等と前記ステップ103で読み出したフィルム規定
駒数との比較を行い、残りの駒があるか否かを判別する
。 この結果、残りの駒が無ければステップ112へ進み、
あればステップ109へ進む。 「ステップ109」 フィルム給送制御回路62を駆
動し、次駒の巻上げを開始する。 「ステップ110」 例えばフィルム34のパ−フォ
レ−ションを不図示のフォトインタラプタでカウントる
方法や、前述したエンコ−ダ回路61によりフィルム3
4の給送量を検出する方法により、フィルム34の1駒
巻上げがなされたか否かの判別を行う。1駒巻上げがな
されることによりステップ111へ進む。 「ステップ111」 ここではフィルム給送制御回路
62を介してフィルム駆動用モ−タ1の駆動を止め、フ
ィルム34の巻上げを停止してステップ106へ戻る。 「ステップ112」 フィルム34の巻戻し(フィル
ムカ−トリッジ33への巻込み)を開始するため、フィ
ルム給送制御回路62を介してフィルム駆動用モ−タ1
を図4矢印C方向に駆動する。 「ステップ113」 エンコ−ダ回路61によりロ−
ラ部材23の回転速度を算出し、該回転速度vが「0」
、つまりロ−ラ部材23の回転が停止したと判別した場
合は所定時間経過後、ステップ114へ進む。 「ステップ114」 フィルム給送制御回路62を介
してフィルム駆動用モ−タ1の駆動を止め、カメラ全体
の動作を停止させる。
【0050】図11は本発明の第2の実施例における主
要部分を示すカメラの横断面図であり、第1の実施例と
同じ部分は同一符合にて付してある。
要部分を示すカメラの横断面図であり、第1の実施例と
同じ部分は同一符合にて付してある。
【0051】この実施例におけるカメラとしては、フィ
ルム34を予めカメラのフィルム巻取りスプ−ル7に巻
取った後、フィルムカ−トリッジ33内に該フィルム3
4を1駒づつ巻取りながら撮影を行う所謂プリワインド
方式を想定している。
ルム34を予めカメラのフィルム巻取りスプ−ル7に巻
取った後、フィルムカ−トリッジ33内に該フィルム3
4を1駒づつ巻取りながら撮影を行う所謂プリワインド
方式を想定している。
【0052】図11中、67はカメラ本体31に回転自
在に取り付けられ、67a部によりフィルム34をフィ
ルム巻取りスプ−ル7に押付け、オ−トロ−ディングが
正しくなされるようにした本体ロ−ラレバ−、68は一
端をカメラ本体31に、他端を本体ロ−ラレバ−67に
取り付けられ、本体ロ−ラレバ−67に右回転の付勢力
を与えている。69は巻取り検出スイッチで、接片69
aが本体ロ−ラレバ−67の67b部に当接可能で、こ
の本体ロ−ラレバ−67の左回転により当接され変形し
、69bと接触するように構成されている。
在に取り付けられ、67a部によりフィルム34をフィ
ルム巻取りスプ−ル7に押付け、オ−トロ−ディングが
正しくなされるようにした本体ロ−ラレバ−、68は一
端をカメラ本体31に、他端を本体ロ−ラレバ−67に
取り付けられ、本体ロ−ラレバ−67に右回転の付勢力
を与えている。69は巻取り検出スイッチで、接片69
aが本体ロ−ラレバ−67の67b部に当接可能で、こ
の本体ロ−ラレバ−67の左回転により当接され変形し
、69bと接触するように構成されている。
【0053】上記構成において、フィルム34がフィル
ム巻取りスプ−ル7に巻き付き、該スプ−ル7の回りに
さらに巻かれていくと、本体ロ−ラレバ−67はスプリ
ング68の付勢力に抗して左回転していき、67b部で
スイッチ69をON、つまり接片69a,69bを導通
させる。この導通に連動して第1の実施例において示し
たフォトリフレクタ制御回路63を駆動し、フォトリフ
レクタ49によりバ−コ−ド円盤33aの情報を読み出
す。そして、その後フィルム巻取りスプ−ル7にフィル
ム34をフィルムカ−トリッジ33に1駒づつ収納しな
がら撮影を行うようになる。
ム巻取りスプ−ル7に巻き付き、該スプ−ル7の回りに
さらに巻かれていくと、本体ロ−ラレバ−67はスプリ
ング68の付勢力に抗して左回転していき、67b部で
スイッチ69をON、つまり接片69a,69bを導通
させる。この導通に連動して第1の実施例において示し
たフォトリフレクタ制御回路63を駆動し、フォトリフ
レクタ49によりバ−コ−ド円盤33aの情報を読み出
す。そして、その後フィルム巻取りスプ−ル7にフィル
ム34をフィルムカ−トリッジ33に1駒づつ収納しな
がら撮影を行うようになる。
【0054】図12は第3の実施例における主要部分の
構成を示す図であり、第1の実施例と同様の部分は同一
符合を付してある。
構成を示す図であり、第1の実施例と同様の部分は同一
符合を付してある。
【0055】この実施例では、フィルム34に関する情
報がバ−コ−ドではなく、磁気手段により記録されてい
る円盤33dの場合で、該円盤33dに摺接しここに記
録されている磁気情報を読み出す手段として磁気ヘッド
70がある。71は磁気ヘッド70が実装されたフレキ
シブルプリント基板で、磁気記録再生回路を介して第1
の実施例にて示した制御回路59と接続されている。
報がバ−コ−ドではなく、磁気手段により記録されてい
る円盤33dの場合で、該円盤33dに摺接しここに記
録されている磁気情報を読み出す手段として磁気ヘッド
70がある。71は磁気ヘッド70が実装されたフレキ
シブルプリント基板で、磁気記録再生回路を介して第1
の実施例にて示した制御回路59と接続されている。
【0056】上記の各実施例によれば、フィルムがカメ
ラのフィルム巻取りスプ−ルに巻き付いたことを検知し
た後、フィルムカ−トリッジ内の供給スプ−ルと一体的
に回転する円盤からフィルムに関する情報を読み出すよ
うにしたので、フィルム給送速度変化及びフィルム給送
負荷変動による前記円盤の回転むらに起因する読み取り
エラ−を防止することができる。
ラのフィルム巻取りスプ−ルに巻き付いたことを検知し
た後、フィルムカ−トリッジ内の供給スプ−ルと一体的
に回転する円盤からフィルムに関する情報を読み出すよ
うにしたので、フィルム給送速度変化及びフィルム給送
負荷変動による前記円盤の回転むらに起因する読み取り
エラ−を防止することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
供給スプ−ルの回転に伴って回転中の記録円盤上よりフ
ィルムに関する情報を読み出す情報読出手段と、フィル
ムがカメラのフィルム巻取りスプ−ルに巻き付いたこと
を検知する検知手段と、該検知手段による検知により、
初めて前記情報読出手段を動作させる情報読出制御手段
とを設け、以て、前記検知手段にてフィルムがフィルム
巻取りスプ−ルに巻き付いたことが検知されるまでは前
記情報読出手段による情報の読み出しを禁止し、巻き付
いたことが検知されることにより、初めて情報の読み出
しを行わせるようにしたから、フィルムカ−トリッジに
備わった記録円盤からのフィルムに関する情報の読み出
しを確実に行うことができる。
供給スプ−ルの回転に伴って回転中の記録円盤上よりフ
ィルムに関する情報を読み出す情報読出手段と、フィル
ムがカメラのフィルム巻取りスプ−ルに巻き付いたこと
を検知する検知手段と、該検知手段による検知により、
初めて前記情報読出手段を動作させる情報読出制御手段
とを設け、以て、前記検知手段にてフィルムがフィルム
巻取りスプ−ルに巻き付いたことが検知されるまでは前
記情報読出手段による情報の読み出しを禁止し、巻き付
いたことが検知されることにより、初めて情報の読み出
しを行わせるようにしたから、フィルムカ−トリッジに
備わった記録円盤からのフィルムに関する情報の読み出
しを確実に行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの電気ブ
ロック及び主要部の機構を示す図である。
ロック及び主要部の機構を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるカメラのフィル
ム給送機構の斜視図である。
ム給送機構の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるカメラのフィル
ム巻上げ時のギヤ列を示す平面図である。
ム巻上げ時のギヤ列を示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるカメラのフィル
ム巻戻し時のギヤ列を示す平面図である。
ム巻戻し時のギヤ列を示す平面図である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるカメラのワンウ
ェイクラッチ部の縦断面図である。
ェイクラッチ部の縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるカメラのワンウ
ェイクラッチ部の横断面図である。
ェイクラッチ部の横断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるカメラに使用す
るフィルムカ−トリッジの斜視図である。
るフィルムカ−トリッジの斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施例におけるカメラのカ−ト
リッジ室及びその近傍を示す構成図である。
リッジ室及びその近傍を示す構成図である。
【図9】図1(A)図示の制御回路の動作を示すフロ−
チャ−トである。
チャ−トである。
【図10】図9の動作説明を助けるためのタイミングチ
ャ−トである。
ャ−トである。
【図11】本発明の第2の実施例における主要部の構成
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図12】本発明の第3の実施例におけるカメラのカ−
トリッジ室及びその近傍を示す構成図である。
トリッジ室及びその近傍を示す構成図である。
1 フィルム給送用モ−タ
7 フィルム巻取りスプ−ル20 フ
ォ−ク 23 ロ−ラ部材 25 パルス板 26,27 接片 48 対向ロ−ラ 33 フィルムカ−トリッジ 33a バ−コ−ド円盤 33b 供給スプ−ル 33d 円盤 34 フィルム 49 フォトリフレクタ 59 制御回路 63 フォトリフレクタ制御回路67 本
体ロ−ラレバ− 68 スプリング 69 スイッチ 70 磁気ヘッド
ォ−ク 23 ロ−ラ部材 25 パルス板 26,27 接片 48 対向ロ−ラ 33 フィルムカ−トリッジ 33a バ−コ−ド円盤 33b 供給スプ−ル 33d 円盤 34 フィルム 49 フォトリフレクタ 59 制御回路 63 フォトリフレクタ制御回路67 本
体ロ−ラレバ− 68 スプリング 69 スイッチ 70 磁気ヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】 フィルムカ−トリッジ内の供給スプ−
ルと一体に回転し、フィルムに関する情報が記号化され
て記録されている記録円盤を有するフィルムカ−トリッ
ジを用いるカメラであって、前記供給スプ−ルの回転に
伴って回転中の前記記録円盤上よりフィルムに関する情
報を読み出す情報読出手段と、フィルムがカメラのフィ
ルム巻取りスプ−ルに巻き付いたことを検知する検知手
段と、該検知手段による検知により、初めて前記情報読
出手段を動作させる情報読出制御手段とを設けたことを
特徴とするカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2410522A JPH04215639A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | カメラ |
US07/802,411 US5283604A (en) | 1990-12-14 | 1991-12-04 | Camera which reads information from a stabilized film cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2410522A JPH04215639A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04215639A true JPH04215639A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18519679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2410522A Pending JPH04215639A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04215639A (ja) |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP2410522A patent/JPH04215639A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USRE33436E (en) | Film feeding system of a camera | |
JPH04215639A (ja) | カメラ | |
US5521667A (en) | Camera utilizing a push-out type film cartridge | |
JP2715495B2 (ja) | カメラ | |
US5848309A (en) | Film feeder for camera and camera with film feeder | |
US4009480A (en) | Roll film camera for use with various sized magazines | |
US5682568A (en) | Camera with apparatus for maintaining film flat during photographing operation | |
JP3158120B2 (ja) | カメラ及びカメラのカートリッジ指標読取装置 | |
JP3143981B2 (ja) | カメラ及びフィルム送り装置 | |
JP2878864B2 (ja) | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 | |
JPH0486632A (ja) | 押出し式フィルムカートリッジを用いるカメラ | |
US5664246A (en) | Camera comprising film information readout and/or reading mechanism | |
JP2961700B2 (ja) | カメラ及びカメラのカートリッジ指標読取装置 | |
JP2879751B2 (ja) | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 | |
JP2887002B2 (ja) | カメラ及び磁気ヘッド制御装置 | |
JPH0486638A (ja) | 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ | |
JPH0486633A (ja) | カメラのフィルム給送装置 | |
EP0745888B1 (en) | Camera with means for magnetic recording on film and film positioning means | |
JPH05158129A (ja) | カメラ | |
JP2887001B2 (ja) | カメラ及び磁気ヘッド制御装置 | |
JPH05333426A (ja) | 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ及び磁気記憶部付フィルムのフィルムカートリッジ | |
JPH04285940A (ja) | 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ | |
JPH08328140A (ja) | カメラ | |
JPH04172431A (ja) | 情報記憶部付フィルムを使用するカメラ | |
JPH0527319A (ja) | カメラ |