JPH06258699A - カメラのカートリッジ室蓋ロック機構 - Google Patents

カメラのカートリッジ室蓋ロック機構

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JPH06258699A
JPH06258699A JP5045099A JP4509993A JPH06258699A JP H06258699 A JPH06258699 A JP H06258699A JP 5045099 A JP5045099 A JP 5045099A JP 4509993 A JP4509993 A JP 4509993A JP H06258699 A JPH06258699 A JP H06258699A
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JP
Japan
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lid
cartridge
film
camera
opening
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JP5045099A
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Akira Funabashi
章 船橋
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムがカメラの内部でカートリッジケー
スから引き出されているときに、カートリッジ室の蓋3
が開くのを確実に防止でき、しかもカメラの大型化やコ
ストアップを防止できるロック機構を提供する。 【構成】 カートリッジ室の蓋3を閉状態に保持する第
1位置と蓋3の開閉規制を解除する第2位置とに切り替
え操作可能な開閉レバー4と、開閉レバー4を第1位置
に保持するロック位置と開閉レバー4を解放するロック
解除位置とに設定可能なロック部材9と、撮影レンズ鏡
胴2の構成部材である回転筒7の動作に伴ってロック部
材9をロック位置とロック解除位置のいずれか一方に設
定するように構成されたロックカム8とを設け、回転筒
7の駆動用モータを、ロック部材9を設定すべき位置に
応じてマイクロコンピュータで制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの中にフィルム
カートリッジが装填されていてカートリッジ室の蓋をあ
けるとフィルムを誤って露光してしまう場合に、蓋が開
くのを防止するためのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】例えば、特開昭55−46
732号公報及び特開昭54−128732号公報に、
カートリッジ室の蓋を誤って開くのを防止するための蓋
ロック機構が開示されている。前者に開示されたロック
機構では、フィルム巻き上げ用のスプール軸の一部に小
径部を形成するとともに、先端がこの小径部を押圧する
ように付勢されたレバーを設け、フィルムをレバーの先
端と小径部の間を通してスプール軸に巻き付けたときに
生じるレバーの傾動に連動して蓋の開閉機構をロックす
るようにしている。また、後者に開示されたロック機構
では、フィルムの装填を検知するセンサ等を設け、フィ
ルムの検知時に、マグネット等を用いて蓋の開閉機構を
ロックするようにしている。
【0003】しかし、前者のロック機構では、スプール
軸にフィルムを巻き付けたとき、フィルムがレバーの先
端で小径部の外周面の方へ押さえ付けられるので、フィ
ルムの曲げ強さにばらつきがあると、場合によってはフ
ィルムが湾曲し、蓋が正しくロックされない虞がある。
しかも、フィルムをレバーで押すために、フィルムに傷
が付いたり、撮影駒に十分な平面度が得られない虞があ
る。また、後者のロック機構では、蓋をロックするため
にマグネット等の専用のアクチュエータを用いているの
で、コストアップやカメラの大型化などといった問題が
生じる。
【0004】ところで、従来より、カメラに装填してい
ないときにはフィルムをケース内に先端のリーダー部ま
で全て巻き込んでいて、装填後にカメラ側のフィルム給
送機構でフィルムをカートリッジ内から送り出してスプ
ール軸に巻き付けるようにした、いわゆるスラストタイ
プのカートリッジが提案されている。このスラストタイ
プのカートリッジを使用するカメラでは、カートリッジ
をカートリッジ室に対してカートリッジスプールの軸方
向へ出し入れできるので、カートリッジ室の蓋を比較的
小さくしてカメラ本体の上面もしくは下面に設けること
ができる。このタイプのカメラでは、フィルムがカート
リッジから引き出されているときにユーザーがカートリ
ッジ室の蓋をあけてカートリッジを無理に取り出そうと
すると、フィルムを露光してしまうだけでなく、フィル
ムが破れ、破れたフィルムがカメラ内に残ってしまう虞
がある。その場合、カートリッジ室の蓋が小さいため
に、破れたフィルムを使用者が取り出すことは困難であ
り、修理が必要な場合も生じる。
【0005】また、このスラストタイプのカートリッジ
で、カートリッジスプールと一体的に回転する指標を設
けるとともに、未撮影や撮影済みなどの表示マークをカ
ートリッジケースに設け、フィルムの巻き戻し時にカー
トリッジスプールの停止位置を制御することによってフ
ィルムの使用状態を表示するものが提案されている(た
とえば、特開平3−267933号公報参照)が、この
ように構成されたカートリッジでは、指標の位置合わせ
が完了する前にカートリッジが取り出されると、適切な
表示が行なわれないことになるので、それを防止するた
めにも、カートリッジ室の蓋が不必要に開かないように
することが好ましい。このように、スラストタイプのカ
ートリッジを用いるカメラでは、特に、カートリッジ室
の蓋が不必要に開かないようにすることが望まれる。
【0006】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、フィルムがカートリッジケースから引き出されて
いるときに、蓋が開くのを確実に防止でき、しかもカメ
ラの大型化やコストアップを防止できるロック機構を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の技
術的課題を解決するため、本発明に係るカメラのカート
リッジ室蓋ロック機構は以下のように構成されたことを
特徴としている。
【0008】すなわち、このロック機構は、カートリッ
ジ室蓋を閉状態に保持するロック位置とカートリッジ室
蓋を開閉可能なロック解除位置とに設定可能に構成され
たロック部材と、撮影レンズ鏡胴の構成部材の動作に伴
ってロック部材をロック位置とロック解除位置のいずれ
か一方に設定するように構成された駆動伝達部材と、ロ
ック部材を設定すべき位置に応じて撮影レンズ鏡胴の構
成部材を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0009】上記構成においては、撮影レンズ鏡胴の構
成部材を駆動手段により駆動してロック部材をロック位
置に設定すれば、蓋が閉じた状態に保たれる。また、ロ
ック部材をロック解除位置に設定すれば、蓋の開閉規制
を解除できる。つまり、蓋を開く必要のある場合だけロ
ック部材がロック解除位置となるようにモータ等の鏡胴
駆動手段を制御すれば、蓋が不用意に開くのを防止でき
る。
【0010】このように、上記構成によれば、専用のア
クチュエータを用いなくても、レンズ鏡胴の駆動手段で
レンズ鏡胴構成部材を駆動し、その動きを駆動伝達部材
を介してロック部材に伝達することにより蓋の開閉規制
を行なえるので、蓋を開く必要のある場合以外は確実に
カートリッジ室の蓋をロックできる。したがって、カメ
ラが大型化したりコストアップしたりすることなく、誤
操作によるフィルムの露光を防止できる。
【0011】なお、上記構成においては、例えば撮影レ
ンズ鏡胴を沈胴式に構成して、鏡胴が撮影時の突出した
状態や収納時の押し込まれた状態にあるときにロック部
材をロック位置に設定するとともに、撮影レンズ鏡胴
を、この撮影状態と収納状態以外の第3の状態を取り得
るように構成して、その状態でロック部材をロック解除
位置に設定するようにすれば、撮影時や収納時には蓋を
ロックし、必要な場合にだけ蓋を開くことができる。
【0012】また、この場合、ロック部材をロック解除
位置に設定するのは、レンズ鏡胴を収納状態から撮影状
態に向かうのとは逆の方向へ位置変化させて行なった
り、レンズ鏡胴を、撮影状態と収納状態との間の位置で
止めて行なったりすることができる。
【0013】
【実施例】以下に、図1から図9に示した本発明の第1
実施例に係るカートリッジ室蓋ロック機構を備えたカメ
ラについて詳細に説明する。なお、本実施例のカメラの
撮影レンズ鏡胴は、非使用時におけるカメラ本体からの
突出量を小さくするために沈胴式に構成されており、蓋
ロック機構は、このレンズ鏡胴の動作に連動してカート
リッジ室蓋の開閉規制を行なうようになっている。
【0014】このカメラで使用するカートリッジ1は、
カートリッジ室に装填されていないときにはフィルムを
カートリッジケース内に先端のリーダー部まで全て巻き
込んで収納し、カートリッジ室内に装填したときに、カ
メラ内に設けられたフィルム給送機構によりフィルムを
カートリッジケースから送り出してスプール軸に巻き付
ける、いわゆるスラストタイプのカートリッジである。
また、収納しているフィルムが未撮影、全駒撮影済み、
あるいは途中の駒まで撮影済みのいずれであるかをカー
トリッジ単体のときに表すため、図示していないがこの
カートリッジ1のケースにはその三種類の表示マーク
が、カートリッジスプールには指標が設けられており、
巻き戻し時のカートリッジスプールの停止位置をフィル
ム給送機構で制御してフィルムの使用状態を表示するよ
うになっている。
【0015】図1はこのカメラの斜視図、図2は底面図
を示している。このカメラでは、カートリッジ1は、カ
メラを正面(撮影レンズ2側)から見て左下のコーナー部
分に設けられた蓋3をあけたところに設けられているカ
ートリッジ室に対し、カートリッジスプールの軸方向へ
出し入れするようになっている。カートリッジ室の蓋3
は、その隣に操作部材として設けられた開閉レバー4が
図の位置(第1位置)にあるときに閉じた状態に保持さ
れ、この位置から右方向へスライドさせた位置(第2位
置)で開くことができるようになっている。また、開閉
レバー4を第2位置に向かって操作すると、操作検知ス
イッチ5を構成する左側の接片が右側の接片に押し付け
られて、そのときに発生する電気信号がカメラの制御に
用いられる。なお、図中の符号13はファインダー及び
測光・測距ユニット、14はフラッシュを示している。
【0016】図3は、上述したように撮影レンズ鏡胴と
連動するカートリッジ室の蓋3のロック機構を蓋3のロ
ック状態で示す要部断面図、図4はロック解除状態で示
す要部断面図である。
【0017】撮影レンズ鏡胴2は、光軸沿いに進退可能
な直進筒6と、直進筒6に対して回転可能な回転筒7と
から構成されており、回転筒7は、減速機構を介してモ
ータと連結されている(不図示)。また、直進筒6と回転
筒7の間には、回転筒7の回転運動を直進筒6の直進運
動に変換するカム機構(不図示)が設けられ、モータを回
したときに直進筒6を光軸方向へ動かして、撮影レンズ
の駆動を行うようになっている。
【0018】このカメラの撮影レンズ鏡胴2は上述した
ように沈胴式に構成されていて、直進筒6は、撮影時の
位置と、それよりもカメラ本体内に沈んだ沈胴時の位置
とを取り得るようになっている。回転筒7のカム機構
は、直進筒6を撮影時の位置と沈胴時の位置との間で光
軸沿いに移動させるように、上述のカム機構が作用する
鏡胴駆動用の回転領域と、さらに、直進筒6が沈胴位置
となった後に直進筒6をその位置に保ったまま回転筒7
のみを回転させるように、平坦部になった鏡胴被駆動用
の回転領域とを有している。
【0019】カートリッジ室の蓋3は、カメラのボディ
に設けられた軸12により、開閉可能に保持されてい
る。この蓋3は、係止凹部3aを有しており、開閉レバ
ー4は、この係止凹部3aと係脱可能な係止端部4aを有
している。また、開閉レバー4は、スプリング15によ
って、係止端部4aがカートリッジ室の開口部の側端面
から突出する方向、つまり図の左側へ向かって付勢され
ており、蓋3を閉じて係止端部4aが係止凹部3aに係止
したときに、その閉状態が保持されるようになってい
る。一方、開閉レバー4を図の右方向へスライド操作す
ると、係止端部4aが係止凹部3aから外れ、カートリッ
ジ室の蓋3を開くことができる。なお、蓋3の開閉を検
知するため、カートリッジ室には検出部が蓋3の開閉に
伴って動く検知スイッチ11が設けられている。
【0020】一方、レンズ鏡胴2の下方には、カメラボ
ディ側の部材16a,16bによりカメラの上下方向へ移
動可能に保持されたロック部材9が配置されている。こ
のロック部材9は、その内部に設けられたスプリング1
0により、カメラの上方へ向かって付勢されている。ま
た、回転筒7の外周面には、鏡胴非駆動領域内の所定位
置(ロック解除位置)でロック部材9を開閉レバー4より
も上昇させ、それ以外の位置(ロック位置)ではロック部
材9を押し下げるロックカム8が形成されている。蓋3
が閉じた状態でこのロック部材9が下がっていると開閉
レバー4の操作が禁止され(図3)、ロック部材が上がっ
た位置でのみ開閉操作が可能となる(図4)。
【0021】次に、このカメラの概略回路構成を、図5
のブロック図を用いて説明する。図において、CPUは
カメラの動作を制御するマイクロコンピュータ、DR1
及びDR2はそれぞれ給送モータM1及び鏡胴用モータ
M2を駆動するためのドライバーを示している。また、
S1は図2に符号5で示した開閉レバー操作検知スイッ
チ、S2は図3、図4に符号11で示したカートリッジ
室蓋開閉検知スイッチ、S3はユーザーの操作によりフ
ィルムを巻き戻すための途中巻き戻しスイッチ、S4は
カートリッジ装填検知スイッチであり、EN1は鏡胴の
位置を検知するための鏡胴位置検知エンコーダ、EN2
はカートリッジスプールと噛み合うフォークの位置を検
知するためのフォーク位置検知エンコーダである。
【0022】次に、この機構の動作を、図6及び図7に
示したフローチャートを用いて説明する。まず、ステッ
プ#001で蓋開閉レバー操作検知スイッチS1がオン
になるときを待つ。このスイッチS1がオンに切替わる
と、ステップ#002において、撮影レンズ鏡胴2が蓋
ロック解除位置となるようにモータM2が駆動される。
これにより蓋3のロックが解除されると、ステップ#0
03と#004において蓋3を開いてカートリッジ1を
装填することができる。
【0023】その後、ステップ#005で、蓋開閉レバ
ー操作検知スイッチS1がオフであり、しかも蓋開閉検
知スイッチS2がオンであること、つまり、蓋3が閉じ
ていて、係止端部4aと係止凹部3aとが係止しているこ
とを確認したうえで、さらにステップ#006でカート
リッジ装填検知スイッチS4の出力信号の状態を判別し
て、カートリッジが装填されているかどうかをチェック
する。もしカートリッジが装填されていない場合はステ
ップ#007においてその時点で動作を終了し、カート
リッジが装填されている場合は、蓋が誤って開かれるの
を防止するために、ステップ#008で撮影レンズ鏡胴
2が蓋ロック位置となるようにモータM2を駆動する。
【0024】そして、ステップ#009において、フィ
ルム給送用モータM1を起動して、フィルムの送り出し
を開始し、フィルムを第1駒の撮影位置にセットする。
このとき、フィルムの途中巻き戻しを行うために途中巻
き戻しスイッチS3が操作されたかどうかを、ステップ
#010において判別し、操作があった場合には図7の
ステップ#015へ進む。なお、このフィルムの途中巻
き戻しは、蓋3がロックされている状態での蓋開閉レバ
ー4の操作で起動するようにしてもよく、その場合、ス
テップ#010では、スイッチS1の操作の有無を判別
すればよい。
【0025】フィルムの途中巻き戻しの操作がなけれ
ば、ステップ#011で、レリーズボタンの操作を待っ
て、測光、測距及びシャッター制御からなる撮影動作を
実行する。撮影後は、ステップ#012で給送モータM
1を所定量回転させてフィルムを一駒分巻き上げるとと
もに、ステップ#013で、フィルムが終端まで進んだ
かどうかを判別する。フィルムがまだ終端まで進んでい
ないときは、ステップ#014で一駒巻き上げが完了し
たかどうかを判別したうえで、ステップ#010からの
動作を繰り返し行う。このため、一駒撮影する毎に、途
中巻き戻しスイッチS3の操作の有無をチェックするこ
とになる。
【0026】一方、ステップ#010での判別の結果、
途中巻き戻しスイッチS3が操作されたと判断した場合
は、ステップ#015でモータM1をフィルムの送り出
し時と逆方向へ回転駆動して巻戻しを行う。そして、ス
テップ#016で、カートリッジスプールに固定した指
標がカートリッジケースの途中取り出しの表示マークと
一致する位置で停止するように、フォークエンコーダE
N2からの出力信号を用いてフィルムの給送機構を制御
する。一方、ステップ#010〜#104において途中
巻き戻しスイッチS3が操作されることなく撮影が進め
られて、ステップ#013でフィルムの終端を検出した
場合には、ステップ#017での巻き戻しに続いて、ス
テップ#018において、カートリッジスプールの指標
がカートリッジケースの使用済みの表示マークと一致す
る位置で停止するようにフィルム給送機構を制御する。
【0027】このようにしてカートリッジスプールの停
止位置を制御した後、ステップ#019では、ロック部
材9が上昇して開閉レバー4から退避するまで、モータ
M2を回して鏡胴を駆動する。そうすることにより、ス
テップ#020,#021において、蓋3を開いてカー
トリッジを取り出すことができる。
【0028】なお、上記フローチャートのステップ#0
15〜#019は、詳しくは、図8に示すフローチャー
トに従って行われる。まず、フィルムの巻き戻しは、ス
テップ#101においてフィルム給送モータM1を逆転
させることにより行われる。次に、ステップ#102で
タイマーの計測時間tを0にリセットしてそこから時間
をカウントする。ステップ#103では、フィルムの給
送状態をパーフォレーションの移動やスプール軸の回転
数の変化などから検知し、フィルムがカートリッジケー
スから出ているかどうかを判別する。なお、フィルムの
有無判断は、フィルムレール面近傍やスプール軸等にセ
ンサを設けて検出するようにしてもよい。
【0029】続いてステップ#104では、タイマーで
カウントしている時間tが、予め定められた値T1よりも
大きくなっているかどうかを判別する。この値T1は、
フィルムの給送が検知されなくなってからフィルムを完
全にカートリッジ内に巻き込むことができる時間に対応
した値であり、言い替えれば、その時間が経過するとフ
ィルムがカートリッジケース内にリーダー部まで全て巻
き込まれたと見なせる値である。
【0030】このステップ#104で時間tがT1よりも
大きくなったことを検出すると、次にステップ#105
で、フィルムの使用状態の表示のセットを行い、ステッ
プ#106で鏡胴を蓋ロック解除位置へ駆動したうえ
で、図7のステップ#020へ進む。
【0031】なお、この図8のフローチャートに示した
動作は図9に示したフローチャートの動作で代用しても
よい。このフローチャートのステップ#201〜#20
4は図10のフローチャートのステップ#101〜#1
04と同一であり、ステップ#205以降を置き換えた
ものであるため、ステップ#205以降の動作について
のみ説明する。
【0032】ステップ#204での判別の結果、時間t
がT1よりも大きくなったと判断すると、#205でフ
ィルムの使用状態のセットを開始する。表示のセットの
制御は同じCPUが行ってもよいし、また別のCPUや
ハードウェアが行ってもよい。次に、ステップ#206
で、今度は、時間tが予め定められたもうひとつの時間
値T2よりも大きくなったかどうかを判別する。この時
間値T2は、フィルムの給送が検知されなくなった後、
使用状態の表示セットが完了して蓋3を開いてもよい状
態になったと判断できる時間である。
【0033】ステップ#206で、tがT2よりも大きく
なっていることを確認できれば、ステップ#207へ進
み、ここで蓋ロック解除位置へ鏡胴2を駆動する。
【0034】以上説明したように、本実施例では、撮影
レンズ鏡胴2に設けたロックカム8の動きを利用して開
閉レバー4の操作の可否を切り替えるようにしているの
で、専用のアクチュエータを用いることなく、確実にカ
ートリッジ室の蓋3のロックを行うことができる。した
がって、開閉レバー4の誤操作によるフィルムの誤露光
を防止できる。
【0035】また、本実施例のように、カートリッジ室
に装填されていないときにはフィルムをケース内に先端
のリーダー部まで巻き込むようにしたカートリッジを用
いるカメラでは、フィルムがカートリッジから引き出さ
れている状態でカートリッジ室の蓋をあけて、使用者が
カートリッジを無理に取り出そうとした場合にはフィル
ムが破れる虞があるが、本実施例の機構を用いれば、こ
のフィルムの破損を未然に防止できる。
【0036】さらに、この実施例では、フィルムが未撮
影であるか撮影済みであるかを区別するために、スプー
ルと一体的に回転する指標を設けるとともに、この指標
に対応する未撮影や撮影済みの表示をカートリッジケー
スに設け、カートリッジスプールの停止位置を制御する
ことによってカートリッジの使用状態を表示するカート
リッジを、指標の位置合わせが完了してから初めて取り
出せるようにしているので、カートリッジでのフィルム
使用状態の表示ミスが生じることを防止できる。なお、
本実施例では、ロック部材9の移動に応じて開閉レバー
4の動作の可否を切り換えることによってカートリッジ
室蓋3のロックを行ったが、開閉レバー4とは別に、カ
ートリッジ室蓋3に係止をかける部材を設け、その部材
を鏡胴の動きを利用して移動させることによりカートリ
ッジ室蓋3にロックをかけるようにしてもよい。
【0037】次に、図10及び図11に示した第2実施
例について説明する。図10は、このロック機構を蓋3
が閉じた状態で示す要部断面図、図11は蓋3が開いた
状態で示す要部断面図である。この実施例では、ロック
カム18の形状が第1実施例と異なっている。ロックカ
ム18を除いた部分については第1実施例と同一の符号
を付しており、その部分についての詳しい説明は省略す
る。
【0038】ロックカム18は、第1カム18aと第2
カム18bとから構成されている。そして、撮影レンズ
が撮影位置にあるときの蓋3のロックを第1カム18a
で、カメラの電源オフ時の撮影レンズ沈胴位置での蓋3
のロックを第2カム18bで行ない、両カム18a,18b
の間の位置で蓋3のロックを解除できるようにしてい
る。つまり、第1実施例では、撮影レンズ鏡胴2を沈胴
位置から撮影位置に向かって駆動するのとは反対の方向
(図の反時計回り方向)へ回転筒7を回転させて蓋3のロ
ック解除を行なっていたのを、この第2実施例では、撮
影レンズ鏡胴2を沈胴位置から撮影位置に設定する方向
(図の時計回り方向)へ回転筒7を回転させて蓋3のロッ
クを解除するようにしている。
【0039】このように構成しても、蓋3のロックを解
除する場合にモータの回転方向を第1実施例とは逆に設
定するだけで、第1実施例と同様の効果を得ることがで
きる。また、第1実施例では、直進筒6と回転筒7との
間に設けられるカム機構に、直進筒6を駆動しない区間
が必要であるが、第2実施例では、特にそのような区間
を設ける必要はない。
【0040】なお、上記各実施例は、カメラに装填して
いないときにフィルムを先端まで巻き込むようにしたカ
ートリッジを使用するカメラに適用した例を示している
が、本発明は、35ミリロールフィルムを収納する通常
のパトローネを使用するカメラでも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るカートリッジ室蓋
ロック機構を備えたカメラの斜視図である。
【図2】 このカメラの底面図である。
【図3】 蓋ロック機構を蓋が閉じた状態で示す断面図
である。
【図4】 図3の機構を蓋が開いた状態で示す断面図で
ある。
【図5】 このカメラの概略回路構成を示すブロック図
である。
【図6】 このカメラの動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】 このカメラの動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】 動作の変形例を示すフローチャートである。
【図9】 動作の変形例を示すフローチャートである。
【図10】 第2実施例に係る蓋ロック機構を蓋が閉じ
た状態で示す断面図である。
【図11】 図10の蓋ロック機構を蓋が開いた状態で
示す断面図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ 2 撮影レ
ンズ鏡胴 3 蓋 4 開閉レ
バー 5 開閉レバー操作検知スイッチ 6 直進筒 7 回転筒(鏡胴構成部材) 8 ロック
カム(駆動伝達部材) 9 ロック部材 11 蓋開
閉検知スイッチ CPU マイクロコンピュータ(駆動手段) M2 鏡胴
用モータ(駆動手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ室蓋(3)を閉状態に保持す
    るロック位置と、カートリッジ室蓋(3)を開閉可能なロ
    ック解除位置とに設定可能に構成されたロック部材(9)
    と、 撮影レンズ鏡胴(2)の構成部材(7)の動作に伴って上記ロ
    ック部材(9)をロック位置とロック解除位置のいずれか
    一方に設定するように構成された駆動伝達部材(8)と、 上記ロック部材(9)を設定すべき位置に応じて上記撮影
    レンズ鏡胴(2)の構成部材(7)を駆動する駆動手段(CPU,M
    2)とを備えたことを特徴とするカメラのカートリッジ室
    蓋ロック機構。
JP5045099A 1993-03-05 1993-03-05 カメラのカートリッジ室蓋ロック機構 Pending JPH06258699A (ja)

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