JPH04347661A - サーマルプリントヘッド - Google Patents

サーマルプリントヘッド

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Publication number
JPH04347661A
JPH04347661A JP12039691A JP12039691A JPH04347661A JP H04347661 A JPH04347661 A JP H04347661A JP 12039691 A JP12039691 A JP 12039691A JP 12039691 A JP12039691 A JP 12039691A JP H04347661 A JPH04347661 A JP H04347661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
substrate
base
glazed glass
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12039691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Furuhata
古畑 裕子
Yoshinao Miyata
佳直 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP12039691A priority Critical patent/JPH04347661A/ja
Publication of JPH04347661A publication Critical patent/JPH04347661A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルプリンター、F
AX、ビデオプリンター等に用いられるサーマルプリン
トヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】映像機器のハードコピーとして出力する
画像プリンタの中でサーマルプリンタはカラー出力を行
える出力装置として実用に供されている。これは他(電
子写真方式等)の記録方式に比べ装置の小型化,低価格
が可能であるといった利点がある。近年CRTのフルカ
ラー化が進みプリンターにも印刷物に劣らないフルカラ
ー出力の、要求が高まってきている。
【0003】図4は従来のサーマルプリントヘッドの形
状及び記録機構部を示したものであり、1は耐熱性・絶
縁性を有する基板、2はグレーズドガラス、3はヘッド
軸、4は発熱抵抗体素子、5はドライバーIC、6はプ
ラテンローラー、7−1はインクフィルムの基材、7−
2はインク、8は記録用紙、9は3の発熱抵抗体素子中
心部から基板端面までの距離、10は界面剥離モードの
インク状態、11は凝集剥離モードのインク状態、矢印
はインクフィルムの基材及び記録用紙の移動方向を示し
ている。
【0004】従来のサーマルプリントヘッドは、図4に
示したように基板1の平面上に形成されたグレーズドガ
ラス2の発熱抵抗体素子4の中心から基板端面までの距
離9が2〜5mm程度であるのが一般的である。これは
平滑度の高い紙へ印画を行う場合には、インク7ー2が
インクフィルム基材7ー1との界面から剥離する、いわ
ゆる界面剥離モード10での転写となるため透明性、光
沢性に優れた印画が得られる。またヘッド取り付けはヘ
ッド軸3を中心に回動するようになっており、これによ
り角度調整を行っているが角度が小さいためドライバー
IC5から発熱抵抗体素子4までの距離を延ばしプラテ
ン6への接触を避けなければならない。このためヘッド
のサイズが大きくなってしまいコスト高の原因になって
いた。
【0005】これに対し、図5に示したように発熱抵抗
体素子4の中心から基板端面までの距離9を0.2〜0
.5mmと短くし基板サイズ縮小を行いヘッド軸3を中
心に回動する角度を大きくした形のサーマルヘッドが提
案されている。しかし、このようなサーマルヘッドを使
用したプリンタは、インクフィルムの基材7ー1と記録
用紙8の剥離が早く行われるため、インク7ー2がイン
クフィルム基材7ー1との界面で剥離せずインクがちぎ
れるように転写する、いわゆる凝収破壊モード11での
転写となる。凝集破壊モードの転写はより平滑度の小さ
い紙への転写を可能としたが、反面OHPシート等の平
滑度の高い紙への転写では転写されたインクの表面が平
坦でないため、透明性や光沢が出にくいという課題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、基板サイズが大きいためのコストアップと、OH
Pフィルム等のカラー印画時において画質の透明性や光
沢性が確保できない点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーマルプリ
ントヘッドのサイズ縮小によるコストダウンと、OHP
シート等印画時常に界面剥離モードとするためにグレー
ズドガラスを基板面取り部の傾斜面上に形成し、かつ発
熱抵抗体素子中心部から基板端面までの距離をのばし、
インクフィルムと記録用紙の剥離時間をできるだけ遅く
することを最も主要な特徴とする。
【0008】
【実施例】本発明による実施例を図面に基づいて説明す
る。図1(a)(b)(c)(d)は本発明によるサー
マルヘッドの製造方法を示す断面図である。まず図1(
a)アルミナ等の絶縁性基板1をダイシングソーによっ
て図1(b)溝加工を施す。この時幅6mm、角度16
0度のV字型ブレード12を用い深さ0.43mmカッ
トを行う。その後、図1(c)形成された傾斜面上にグ
レーズドガラス2を形成し、その上に通常の薄膜プロセ
スにより発熱抵抗体、電極、パターン、保護層を形成す
る。本発明の主体はサーマルヘッドの形状にあるので薄
膜形成の説明は省略する。その後、ダイシングにより基
板1を所定のカット位置13で分割し、図1(d)サー
マルヘッドを得る。
【0009】図2は、ドクターブレード法による、サー
マルヘッドの製造方法を示す断面図である。まず図2(
a)ドクターブレード14に原料15をいれ、ベルト1
8によって移動しているフィルム16の上に流出し乾燥
炉17で乾燥させシート剥離19を行う。図2(b)ア
ルミナのシート19を金型プレス14を用いて形成し、
焼成を行う基板製造方法である。この方法においては傾
斜面を形成することが容易に行える。その後のグレーズ
ドガラス2、薄膜形成および分割については上記と同様
である。
【0010】図3は本発明によるサーマルヘッドの形状
及び記録機構部を示したものであって1〜10は図4と
同様である。上記のような方法で製造したヘッドと従来
のヘッドで印画品質およびコストについて評価を行った
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】上記表に示したように、本発明によるグレ
ーズドガラスが基板傾斜部に形成されかつ、発熱抵抗体
中心部から基板端面部までの距離1mm以上のヘッドに
おいて、カラー印画時インクの界面剥離モードとなり光
沢性、透明性の優れた印画状態が得られ、更にヘッドの
サイズ縮小をさせることができコストを低減することが
できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるサーマ
ルプリントヘッドは基板の面取り部の傾斜面上にグレー
ズドガラスを形成したことで、ヘッド取り付け角度を大
きくできる。従って基板サイズの縮小が可能であるため
、コストを下げる事が可能となる。また発熱抵抗体素子
中心部から基板端面までの距離を1mm以上としたこと
で、カラー印画時インクフィルムの基材と記録用紙の剥
離時間を遅くすることができ、界面剥離モードでの転写
となりやすく印字品質の向上が図られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用したサーマルプリントヘッドの製
造方法およびヘッド形状を示す図。
【図2】本発明を使用したサーマルプリント基板製造方
法を示す図。
【図3】本発明を使用したサーマルプリントヘッド形状
および記録機構部を示す図。
【図4】従来のサーマルプリントヘッド形状および記録
機構部を示す図。
【図5】従来のサーマルプリントヘッド形状および記録
機構部を示す図。
【符号の説明】
1      基板 2      グレーズドガラス 3      ヘッド軸 4      発熱抵抗体素子 5      ドライバーIC 6      プラテンローラー 7−1  インクフィルムの基材 7−2  インク 8      記録用紙 9      発熱抵抗体素子中心から基板端面までの
距離10      界面剥離モードのインク状態11
      凝集剥離モードのインク状態12    
  V字型ブレード 13      基板カット位置 14      ドクターブレード 15      原料 16      フィルム 17      乾燥炉 18      ベルト 19      シート剥離 20      金型プレス 矢印      移動方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  耐熱性、絶縁性を有する基板上にグレ
    ーズドガラスを配し、このグレーズドガラス上に発熱抵
    抗体素子が設けられたサーマルプリントヘッドにおいて
    、前記基板の端が面取り加工されておりグレーズドガラ
    スが基板の面取り部の傾斜面上に形成され、かつ発熱抵
    抗体素子中心から基板傾斜部端面までの距離が1mm以
    上であることを特徴とするサーマルプリントヘッド。
JP12039691A 1991-05-24 1991-05-24 サーマルプリントヘッド Pending JPH04347661A (ja)

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JP12039691A JPH04347661A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 サーマルプリントヘッド

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ID=14785175

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013202968A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toshiba Hokuto Electronics Corp サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリンタ
US8553059B2 (en) 2010-12-16 2013-10-08 Rohm Co., Ltd. Thermal printer head and manufacturing method thereof
JP2016028903A (ja) * 2015-10-28 2016-03-03 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド

Cited By (3)

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JP2013202968A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toshiba Hokuto Electronics Corp サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリンタ
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