JPH0434651Y2 - - Google Patents

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JPH0434651Y2
JPH0434651Y2 JP7715785U JP7715785U JPH0434651Y2 JP H0434651 Y2 JPH0434651 Y2 JP H0434651Y2 JP 7715785 U JP7715785 U JP 7715785U JP 7715785 U JP7715785 U JP 7715785U JP H0434651 Y2 JPH0434651 Y2 JP H0434651Y2
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JP
Japan
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support arms
seedling stand
rail
support
seedling
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JP7715785U
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JPS61193715U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は苗載台の支持構造、詳しくは苗載台の
上下位置に上部レールと下部レールとを固定し、
これら各レールを1対の支持アームに移動可能に
支持した苗載台の支持構造に関する。
(従来の技術) 一般に苗載台の支持構造としては、第9図に示
す如く、苗載台Aの上下位置に上部レールBと下
部レールCとを固定すると共に、植付ケースの後
部に支持部材を介して1対の支持アームD,Dを
所定間隔をおいて平行に設け、これら各支持アー
ムD,Dの上下部に設ける案内ローラE,Eに前
記上下各レールB,Cを移動可能に支持して、前
記苗載台Aを植付ケースに対し左右に往復移動可
能に支持すべく構成している。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、斯かる構成にあつては、一定間隔を
置いて平行な前記各支持アームD,Dに設ける各
案内ローラE,Eにより前記各レールB,Cを案
内支持する構成上、前記各レールB,Cの長さ
が、何れも前記支持アームD,Dの間隔Hと苗載
台Aの移動ストロークXとを加えた同一長さとな
つており、このため第9図に示す如く前記支持ア
ームD,D間の間隔Hを大きくとり、前記下部レ
ールCの長さを前記苗載台Aの幅よりも長くして
苗載台Aを安定良く支持しようとした場合、下部
レールCと同様に上部レールBの長さが苗載台A
の幅よりも長くなり、この結果、苗載台A全体の
重量が増大する問題を有していた。
そこで、本考案は下部においては広幅間隔と
し、上部においては狭幅間隔とした1対の支持ア
ームを用いて、これら支持アームにより苗載台の
支持を安定良く行なうことができながら、しかも
上部レールを下部レールよりも短かくできるよう
にして、前記した問題を解決しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、苗載台20の上下位置に上部レー
ル21と下部レール22とを固定し、これら各レ
ール21,22を、1対の支持アーム10,10
に移動可能に支持した苗載台の支持構造であつ
て、前記下部レール22に対応する前記支持アー
ム10,10の間隔よりも、前記上部レール21
に対応する支持アーム10,10の間隔を狭くし
たことを特徴とするものである。
(作用) しかして、前記苗載台20の左右移動時、支持
アーム10,10の下部における間隔を広幅間隔
としたから、上部においては狭幅間隔にできなが
ら前記支持アーム10,10による前記苗載台2
0の支持を安定良く行なえ、全体として重量の軽
減化を行なうことができるのである。
(実施例) 第2図は本考案の苗載台の支持構造を適用する
2輪歩行型田植機の全体を示すもので、この第2
図において1は機体であつて、前後2つの機枠1
a,1bから成り、これら前後機枠1a,1b間
にミツシヨンケース2を介在させると共に、前記
前部機枠1a上にエンジン3と搭載し、該エンジ
ン3から前記ミツシヨンケース2内の伝動機構に
回転転力を伝達すべくなす一方、前記ミツシヨン
ケース2内の幅方向両側で下方に、機体1の前後
方向に延びる伝動ケース4,4を介して駆動車輪
5,5を上下揺動可能に支持し、かつ、前記後部
機枠1bの後部に所定の回転軌跡で回転する植付
爪61を備えた植付ケース6を固定している。
そして、前記植付ケース6の後部には後上方に
延びる操向ハンドル7を設けて、該ハンドル7の
上下部に機体1の左右方向に延びるパイプから成
る水平杆8,9を固定し、これら水平杆8,9
に、上下部に案内ローラ11,12を備えた一対
の支持アーム10,10を設ける一方、苗送りロ
ーラ20a,20bを備えた苗載台20の上下位
置に、上部レール21と下部レール22とを固定
し、これら各レール21,22を前記各支持アー
ム10,10に前記各案内ローラ11,12を介
して左右に往復移動可能に支持すべく構成してい
る。
しかして、本考案は前記の如き苗載台の支持構
造において、前記各支持アーム10,10を、第
1図に示す如く前記上下各レール21,22の中
間位置部分を屈曲させて、前記下部レール22に
対応する前記支持アー10,10の間隔よりも、
前記上部レール21に対応する支持アーム10,
10の間隔を狭くしたのである。
この場合、前記支持アーム10,10の下部レ
ール22に対応する部分の間隔を充分大きくと
り、前記下部レール22の長さを苗載台20の幅
よりも長くして、前記支持アーム10,10に苗
載台20を安定良く支持させるべく成す一方、前
記上部レール21の長さを苗載台20の幅よりも
短寸となすのである。
斯く構成することにより、前記支持アーム1
0,10により苗載台20を安定良く支持するこ
とができながら、しかも前記上部レール21の両
端が苗載台20から外方に突出するのをなくし、
苗載台20全体が大型となり、重量大となるのを
防止できるのである。
又図に示す実施例では、前記支持アーム10,
10を前記水平杆8,9に対し上下動可能に支持
させ、両支持アーム10,10の上下動調節によ
り苗載台20を上下動させ、植付爪61による縦
取り量を調節可能に構成している。
即ち、この縦取り量調節機構は第2,3,4図
に示す如く、前記水平杆8,9の両端に取付金具
13,14をそれぞれ固定すると共に、前記支持
アーム10,10に上下方向に延びる長孔10
a,10bを形成して、該支持アーム10,10
を前記取付金具13,14に、前記長孔10a,
10bに挿通可能に取付軸15,16を介して上
下動可能に取付ける一方、前記取付金具13,1
4のうち、上方水平杆8に取付ける取付金具13
の上端に支持溝13aをもつ延出部13bを延設
して、該支持溝13aに、係合片17aをもつ縦
取り調節レバー17を固定した操作軸18を回転
自由に支持させると共に、該操作軸18の両端外
周に第4図の如く軸心方向に延びるピン19,1
9を外方に突出する如く固定し、かつ、これら各
ピン19,19の突出端部を前記支持アーム1
0,10に枢着させて、前記レバー17の揺動操
作により前記操作軸18を中心に前記ピン19,
19を上下揺動させ、前記支持アーム10,10
を水平杆8,9に対し上下動させて、苗の縦取り
量の調節が行なえるべく構成している。
前記縦取り調節レバー17は、板ばねにより形
成してその先端にグリツプ17bを設けると共
に、第3図及び第5図に示す如く前記ハンドル7
の上方部に固定した縦取りパネル23のガイド溝
23aの一つを選択し、前記ガイド溝23aに、
その縦取り量に応じて前記係合片17aを弾性的
に係合保持させるのである。
又、前記機体1の下部には、泥面上を滑走する
センターフロート24を配設し、該フロート24
の前部にピツチングセンサー25を設けると共
に、前記機枠1aの前端両側に1対のローリング
検出用フロート26,26を揺動可能に設ける一
方、前記前部機枠1aに前記ピツチングセンサー
25による信号で作動する昇降用シリンダ27
と、前記ローリング検出用フロート26,26の
揺動により作動杆28、ポンプバルブ29を介し
て作動するローリング用シリンダ30とを設けて
いる。そして、前記昇降用シリンダ27のピスト
ンロツド先端に、ローリング用軸31を回転自由
に挿通した筒軸32を固定し、前記ローリング用
軸31の両端部に、上下に位相を異にした1対の
アーム33,33とを連結杆34,34とを介し
て伝動ケース4,4を連動連結する一方、前記ロ
ーリング用軸31の一端部に前記ローリング用シ
リンダ30のピストンロツド先端を突出片35を
介して枢着し、前記ピツチングセンサー25から
の信号により昇降用シリンダ27を作動させ、前
記筒軸32と共にローリング用軸31を機体1の
前後方向に移動させて、前記アーム33,33及
び連結杆34,34を介して伝動ケース4,4を
上下動させ、これにより前記各車輪5,5を機体
1に対し上下動させるのであり、また、前記ロー
リング検出用フロート26の揺動により、前記ロ
ーリング用シリンダ30が作動して、前記ローリ
ング用軸31を揺動し、このローリング用軸31
の揺動により上下に位相を異にしたアーム33,
33、連結杆34,34及び伝動ケース4,4を
介して前記駆動車輪5,5を相反する方向へ上下
動させ、機体1の左右方向の傾きを制御すべく成
すのである。
又40は前記ローリング作動を防止する防止機
構のロツク手段で、第6,7図に示す如く前記ロ
ーリング用軸31に凹部41をもつ係合板42を
設けると共に、前記筒軸32に前記凹部41に係
脱可能な係止体43を支持板44を介して支持
し、該係止体43の前記凹部41への係合により
前記ローリング用検出フロート26が働いても前
記ローリング用軸31をロツクし、前記ローリン
グ用シリンダ30によるローリング用軸31の回
動を選択的に阻止すべく成している。
又、第2図中、45は操向ハンドル7に設けた
前記ロツク手段のロツクレバーで、該レバー45
と前記係止体43とを操作ワイヤ46を介して連
結すると共に、前記係止体43を弾機47により
常時前記凹部41側へ付勢させ、かつ、前記ロツ
クレバー45を上方の水平杆8に設けた操作パネ
ル48のガイド溝48aに沿つてロツク位置又は
解除位置に揺動操作することにより前記係止体4
3の前記凹部41への係合を遠隔操作できるよう
にしている。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、苗載台20の下部レール
22に対応する1対の支持アーム10,10の間
隔よりも、前記上部レール21に対応する支持ア
ーム10,10の間隔を狭くしたものであるか
ら、前記上記レール21の長さを下部レール22
の長さよりも短くでき、これにより、前記支持ア
ーム10,10の下部における間隔を充分大きく
とり、前記下部レール22の長さを苗載台20の
幅よりも長くして前記支持アーム10,10に苗
載台20を安定良く支持させる場合に、前記上部
レール21の長さを短くして該上部レール21の
両端が苗載台20から外方に突出するのをなく
し、苗載台20全体の重量が増大するのを防止で
きるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す苗載台の背面
図、第2図は同苗載台を装着した田植機の一部切
欠側面図、第3図は縦取り量調節機構の側面図、
第4図は同正面図、第5図は縦取り調節レバー用
縦取りパネルの正面図、第6図は駆動車輪の昇降
機構を示す概略平面図、第7図はローリング防止
機構の説明図、第8図はロツクレバー用パネルを
示す正面図、第9図は従来例の説明図である。 10,10……支持アーム、20……苗載台、
21……上部レール、22……下部レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 苗載台20の上下位置に上部レール21と下部
    レール22とを固定し、これら各レール21,2
    2を、1対の支持アーム10,10に移動可能に
    支持した苗載台の支持構造であつて、前記下部レ
    ール22に対応する前記支持アーム10,10の
    間隔よりも、前記上部レール21に対応する支持
    アーム10,10の間隔を狭くしたことを特徴と
    する苗載台の支持構造。
JP7715785U 1985-05-23 1985-05-23 Expired JPH0434651Y2 (ja)

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