JPH04346158A - 文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文字（記号、図形を含
む）を、その文字を特定する文字コードを利用して入力
ができる文字作成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサ等の文書
作成装置の文字入力として、例えば「日本語」の漢字文
字列を入力したい場合、キーボードから漢字文字列に対
する読み「にっぽんご」を、入力し、漢字変換を指示す
る方法が最も一般的である。

【０００３】このような方法は、文字の入力が仮名文字
の入力によりできることが前提となっている。即ち、そ
の文字の読みが分からない場合には、この入力方法で希
望の文字を入力することができない。

【０００４】このような場合には、該当する文字を、文
字コードを例えば文字図形用符号表（句点コード表）に
基づき入力することにより、入力する方法（以下コード
入力と呼ぶ）がある（三洋電機株式会社製日本語ワード
プロセッサ「ＳＷＰ−Ｍ９１」操作マニュアル参照）。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、文書テキス
ト上に図４（ａ）の如く丸数字記号（■〜■）が入力さ
れているとする。

【０００６】例えば、丸数字記号［■］に対応する項目
が［岐阜］であるにも拘らず、［和歌山］と誤って入力
した場合、オペレータは３行目に一行挿入の操作を施し
（図４（ｂ））、［■岐阜］と修正を完了する（図４（
ｃ））。その結果、［和歌山］以降の丸数字記号は、図
４（ｃ）のように、全て１カウントづつずれてしまうと
いう問題が生ずる。

【０００７】これを修正しようとするならば、まずカー
ソルを［■和歌山］の丸数字記号［■］の位置にセット
し、そこで文字コード入力の操作を施し、丸数字記号［
■］を選択しなければならず、また、［滋賀］以降の丸
数字記号［■］の修正にも、この一連の処理を繰り返さ
なければならないという問題があった。

【０００８】本発明の文書作成装置はこのような事情に
鑑みなされたものであり、丸数字記号のような文字コー
ドは、該文字コード番号が装置の句点コード表で連続し
ていることに着目し、文字コードをカウントすることに
より容易に文字コード修正を行い得る文書作成装置を提
供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明は文字の入力を文
字コードを用いて行い得る文書作成装置であって、前記
目的を達成するために、文字コードを入力する入力手段
と、入力された文字コードを記憶するテキストバッファ
と、文字コードに対応した文字フォントを格納するフォ
ントメモリと、入力された文字コードに対応する文字フ
ォントを表示する表示手段と、該表示手段に表示された
文字を指定し、その文字コードを新たな文字コードに変
更することを指示するコード変更指示手段と、該コード
変更指示手段で指定された文字の文字コードをテキスト
バッファから読み出し、その文字コードをカウントして
前記表示手段に表示し、テキストバッファに書き替える
コード変更手段と、を備えることを特徴とする。

【００１０】

【作用】本発明の文書作成装置は、前述の如くテキスト
バッファに記憶されている文字コードをカウントしその
前及び／または後の文字コードに変更することにより、
特に丸数字記号コードの様に、番号順に文字コードが並
んでいる状態でのコード修正の処理を簡素化し、処理ス
ピードが向上する。

【００１１】

【実施例】以下図面を参照しながら、本発明による文書
作成装置の一実施例につき詳細に説明する。

【００１２】図１は、本発明の文書作成装置の一実施例
構成を示すブロック図であって、１はキーボードであり
、文字を入力するための文字キー１ａ、コード入力のた
めの数値キー１ｂ、文字コード変更指示キー１ｃ、図示
していないその他のファンクションキーを有する。２は
カーソルカウンタ、３は制御部、４はテキストバッファ
、５はカーソル位置文字データ読み出し部、６はカーソ
ル位置文字データ書き替え部、７は一文字バッファ、８
は文字コードカウント部、９は文字コードカウント部８
で作成された変数ＣＯＤＥに対応した表示フォントが、
フォントメモリ１０に有るか否かを判定する文字コード
判定部、１１は表示部である。

【００１３】次に、図２のフローチャートと、図３の表
示画面図を参照して動作説明を行う。ここでは、図３（
ａ）に示した文書表示画面中の、カーソル（反転文字で
表示）の位置の丸数字記号［■］を［■］に変更する場
合を例にとって説明する。

【００１４】まず、Ｓ１ステップで、オペレータによっ
てキーボード１から、文字コード変更指示キー１ｃが押
下されたか否かが判定される。

【００１５】判定の結果、変更指示キー１ｃが押されて
いたら、Ｓ２ステップでカーソル位置文字データ読み出
し部５は、カーソル位置の文字データ［■］に対応する
文字コードを、一文字バッファ７内に読み込む。文字コ
ードカウント部８は一文字バッファ７内の文字コードを
変数ＣＯＤＥにセットし（Ｓ３ステップ）、Ｓ４ステッ
プで変数ＣＯＤＥの値を１カウントアップする。

【００１６】ここでは仮に文字データ［■］の文字コー
ドを［８００３］とすると、文字コードカウント部８に
よって変数ＣＯＤＥには［８００３］がセットされ、変
数ＣＯＤＥの値を１カウントアップすることによって、
変数ＣＯＤＥの値は［８００４］になっている。

【００１７】Ｓ５ステップで、文字コード判定部９は、
変数ＣＯＤＥの値に対応する文字フォントが、フォント
メモリ１０に存在するかどうかを判定し、無ければ処理
を終了する。ここでは変数ＣＯＤＥの値に対応する文字
フォント［■］が存在するので処理を進める。

【００１８】変数ＣＯＤＥの値に対応する文字フォント
が存在すれば、Ｓ６ステップで、表示部１１に、変数Ｃ
ＯＤＥの値に対応する文字フォントをカーソル位置に表
示し（図３（ｂ））、Ｓ７ステップで変更後の変数ＣＯ
ＤＥの値、即ち［８００４］を一文字バッファ７の文字
コード内に書き込む。

【００１９】そして最終的には、Ｓ８ステップで、カー
ソル位置文字データ書き替え部６は、一文字バッファ７
内の文字データをテキストバッファ４のカーソル位置に
書き込み、処理を終了する。以上の処理の結果、図（ｂ
）の如く文字コード［８００３］は文字コード［８００
４］に変更され丸数字記号［■］に置き換えられる。

【００２０】このようにして、オペレータは文字コード
の連続性を利用して、前記のような丸数字記号、他に括
弧数字記号［（１）］、アルファベット等の関連性を持
つ文字（文字コード表で連続性を持つ文字）を操作性良
く変更することができる。

【００２１】なお、ここでは、文字コードを１カウント
アップする処理について説明したが、文字コードの連続
性に鑑みて、−１カウントするための指示キーを新たに
設けて、カーソル位置の文字コードを、一つ手前の文字
コードに変更するように構成を追加しても良く、また、
文字コード変更指示キー１ｃを押すと、オペレータに変
更指示の形態、即ちカウントアップするのか、カウント
ダウンするのかを選択させるようにしても良い。

【００２２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の文書作成
装置は、テキストバッファに記憶されている文字コード
をカウントアップあるいはカウントダウンして変更する
ことにより、特に数字記号コードの様に、連続的に文字
コードが並んでいる状態でのコード修正の処理を簡素化
し、処理スピードが向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の文書作成装置の構成を示すブロック図
である。

【図２】本発明の文書作成装置の動作を説明するための
フォローチャートである。

【図３】本発明の文書作成装置の動作を説明するための
模式図である。

【図４】従来の動作を説明するための模式図である。

【符号の説明】

１　　キーボード １ａ　　文字キー １ｂ　　数値キー １ｃ　　文字コード変更指示キー ４　　テキストバッファ ５　　カーソル位置文字データ読み出し部６　　カーソ
ル位置文字データ書き替え部８　　文字コードカウント
部 １０　　フォントメモリ １１　　表示部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　文字の入力を文字コードを用いて行い
   得る文書作成装置であって、前記文字コードを入力する
   入力手段と、入力された文字コードを記憶するテキスト
   バッファと、文字コードに対応した文字フォントを格納
   するフォントメモリと、入力された文字コードに対応す
   る文字フォントを表示する表示手段と、該表示手段に表
   示された文字を指定し、その文字コードを新たな文字コ
   ードに変更することを指示するコード変更指示手段と、
   該コード変更指示手段で指定された文字の文字コードを
   テキストバッファから読み出し、その文字コードをカウ
   ントして前記表示手段に表示し、テキストバッファに書
   き替えるコード変更手段と、を備えることを特徴とする
   文書作成装置。